ペナルティーキックの名手ビダルがPK2本とヘディングでまさかのハットトリック【ハットトリック・ヒーローズ】

2020.09.07 09:00 Mon
Getty Images
サッカーにおいて、1試合で3得点以上を決めることを表す「ハットトリック」。元々はクリケットで打者を三者連続アウトにすることをそう呼んでいた。(クリケットにおいて打者を連続でアウトにすることは相当難易度が高い)サッカー選手にとって、「ハットトリック」は実力を証明する功績でもあるが、そう簡単にはお目にかかれない。この企画『HAT-TRICK HEROES』では記憶に残る「ハットトリック」を紹介していく。
今回は、バルセロナのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルユベントス時代に決めたハットトリックだ。

◆ペナルティーキックの名手ビダルがPK2本とヘディングでまさかのハットトリック

チリの強豪コロコロのユースで育ったビダルは、2007年にレバークーゼンへ移籍し、ヨーロッパデビュー。MFとして安定した活躍を見せると、2011年7月にユベントスへ移籍した。

在籍4シーズンで公式戦171試合に出場し、48ゴールを記録したビダルだが、2013年11月27日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループリーグのコペンハーゲン戦ではPK2つを含めたハットトリックを決めている。
中盤で先発出場したビダルは18分、相手のハンドで得たPKをゴール左に沈め、先制点を記録する。

ユベントスは同点に追いつかれるものの、63分にはFWフェルナンド・ジョレンテが得たPKを再びビダルがゴール左に流し込み、勝ち越しに成功する。さらに直後の64分には左サイドのMFポール・ポグバのクロスをビダルが頭で押し込み、ハットトリックを達成した。

これがビダルにとって初めてのハットトリック。さらに、ユベントスの選手がCLの舞台でハットトリックを達成するのはFWフィリッポ・インザーギ氏以来13年ぶりのことであった。

アルトゥーロ・ビダルの関連記事

36歳ビダルが母国チリの名門コロコロに17年ぶり復帰! かつての世界最強ボックス・トゥ・ボックス

チリ1部プリメーラ・ディビシオンのコロコロは23日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)の加入を発表した。 ユベントス、バイエルン、バルセロナ、インテルと欧州随一の名門を渡り歩いたビダル。かつて世界最強のボックス・トゥ・ボックスと称えられた36歳は、2022年夏のインテル退団を最後に欧州でのキャリアに終止符を打ち、ブラジル1部の名門フラメンゴへと移籍した。 欧州時代に身につけた圧倒的な存在感、そして対戦相手への威圧感はサッカー王国でも健在で、2022シーズンはフラメンゴのコパ・リベルタドーレス制覇(南米制覇)に貢献。 ただ、2023シーズンは夏の移籍市場でアトレチコ・パラナエンセへ移籍も、加入からまもない昨年9月、代表ウィーク期間中にヒザを負傷し、復帰できぬまま契約満了に。同クラブでの公式戦出場は9試合にとどまった。 それでも、チリのサッカー史上最も偉大な選手と言われる男は、下部組織時代を過ごし、プロデビューも飾った古巣コロコロに帰還。2007年夏に20歳で巣立ってから17年ぶりの復帰ということになった。 ちなみにだが、ビダルはアトレチコ・パラナエンセへ移籍直後の昨年8月、「リケルメからの電話を待ってる」と将来のボカ・ジュニアーズ行き希望を示唆したり、10月には古巣フラメンゴが南米制覇から1年となったことをお祝いするSNS投稿をして両クラブサポーターから顰蹙。 また、11月に入ってボカのフアン・ロマン・リケルメ会長(当時は副会長)が自身に関するコメントを寄せると、今度はその直後に公の場で青黄のボカカラーの服装を着てまでして“お偉いさん"へアピール…ちょっとしたお騒がせ男となっている。 コロコロ復帰で落ち着けば良いのだが...。 2024.01.23 16:19 Tue

ビダル、バイエルン時代に抱いた不満 「CLではマドリーに有利なレフェリングが行われている」

アトレチコ・パラナエンセのチリ代表MFアルトゥーロ・ビダルが過去に経験したレアル・マドリー戦について語った。スペイン『マルカ』が伝えている。 ユベントスやバイエルン、バルセロナ、インテルといった数々のビッグクラブでプレーしてきた中盤のファイター・ビダル。今年7月には1年間在籍したフラメンゴとの契約を解消し、今度はアトレチコ・パラナエンセに加入。ここまで公式戦9試合に出場している。 12日に臨んだコロンビア代表戦で右ヒザの半月板を損傷する大ケガに見舞われてしまったビダルだが、その翌日にはストリーマーのLa Cobra氏と配信を行い、バイエルン時代に戦ったチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦を回想。この試合ではポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドの2ゴールがオフサイド、ブラジル代表MFカゼミロは退場になるべきだったと考えているようで、そのことに対する不満を述べている。 「彼らのスタジアムでの試合はひどいものだった。(2度対戦したうちの)最初の試合はとても奇妙だった… チャンピオンズリーグで2回優勝することができたかもしれないのに」 「チャンピオンズリーグではレアル・マドリーに有利なレフェリングが行われている」 「大きなプレッシャーがある。経験した限りではそうだね」 2月に行われたFIFAクラブワールドカップ2022ではフラメンゴの一員としてレアル・マドリーと対戦する可能性もあったビダル。しかし、チームが準決勝でアル・ヒラルに敗れたため、対戦は実現していない。 2023.09.15 17:38 Fri

「13年も前なのか」ブンデスリーガ公式が香川真司のデビュー戦をプレイバック!対戦相手が超豪華で話題「バラックが写ってる!!」

ブンデスリーガの日本語版公式X(ツイッター)が元日本代表MF香川真司(現・セレッソ大阪)のドルトムントでのリーグデビュー戦を振り返っている。 今シーズンからC大阪へと復帰し、Jリーグでそのクオリティを発揮している香川。初めての海外へと挑戦したのが今から13年前の2010年、C大阪からドルトムントへの移籍だった。 香川のドルトムントでのブンデスリーガでのデビュー戦となったのは、2010年8月22日に行われたそのシーズンの開幕節レバークーゼン戦。MFミヒャエル・バラックやMFアルトゥーロ・ビダルらを擁し、そのシーズンのリーグ戦で2位フィニッシュした強豪相手に先発出場していた。 ブンデスリーガは、「伝説の始まり... 13年前、香川真司 が開幕戦に先発出場しブンデスリーガ デビュー!」と当時の写真を複数公開。バラックやビダルと競っている香川の姿もあり、ファンも「バラックが写ってる!!」、「13年も前なのか」、「ドルトムント1年目の香川は本当に凄かったよ」、「バラックとビダル 思わず反応…」と相手メンバーの豪華さに驚いている。 レバークーゼン戦との開幕戦こそ敗れたものの、その後は香川が躍動。シーズン後半戦のほとんどはケガで棒に振ったものの、ドルトムントの9シーズンぶりのリーグ優勝に大きく貢献していた。 その2010-11シーズンと2011-12シーズンにリーグ連覇して以降は、バイエルンの牙城を崩せていないドルトムント。今シーズンこそはバイエルンの連覇は阻めるだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】バラックやビダルと競る香川真司!13年前のブンデスリーガデビュー戦</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">伝説の始まり... <br><br>13年前、<a href="https://twitter.com/hashtag/%E9%A6%99%E5%B7%9D%E7%9C%9F%E5%8F%B8?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#香川真司</a> が開幕戦に先発出場し <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%96%E3%83%B3%E3%83%87%E3%82%B9%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%82%AC?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#ブンデスリーガ</a> デビュー! <a href="https://t.co/pwszhx5Pjr">pic.twitter.com/pwszhx5Pjr</a></p>&mdash; ブンデスリーガ 日本語版 (@Bundesliga_JP) <a href="https://twitter.com/Bundesliga_JP/status/1694283509500702875?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.24 20:15 Thu

フラメンゴと契約解除のビダルがアトレチコ・パラナエンセ加入

アトレチコ・パラナエンセは14日、前日にフラメンゴとの契約を解消していたチリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)の加入を発表した。契約期間は2023年12月までとなっている。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シーズンからはインテルに在籍していたビダル。 2022年7月にインテルとの契約を解除したビダルは、フラメンゴにフリーで加入。在籍1年で公式戦51試合に出場し2ゴール4アシストを記録し、コパ・リベルタドーレスやコパ・ド・ブラジルの優勝に貢献していた。 2023.07.15 05:30 Sat

フラメンゴが昨夏加入のビダルとの早期契約解除を発表…

フラメンゴは13日、チリ代表MFアルトゥーロ・ビダル(36)との契約を双方合意の下で解除したことを発表した。 2007年夏のレバークーゼン移籍を皮切りに、これまでユベントスやバイエルン、バルセロナなど欧州のビッグクラブを渡り歩き、2020-21シーズンからはインテルに在籍していたビダル。世界屈指のボックスtoボックスとしても名高いセントラルハーフだ。 2022年7月にインテルとの契約を解除したビダルは、以前から移籍の噂が報じられていたフラメンゴにフリーで加入。在籍1年で公式戦51試合に出場し2ゴール4アシストを記録し、コパ・リベルタドーレスやコパ・ド・ブラジルの優勝に貢献した。 なお、チリ版『アス』によれば、フリーとなったビダルにはアトレチコ・パラナエンセが関心を示しているとのことだ。 2023.07.14 06:30 Fri

ユベントスの関連記事

ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

ユーベと契約延長のカンビアーゾ、代理人が裏側語る「決着は2日」

イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾの代理人がユベントスとの契約更新について口を開いた。 2022年夏、ジェノアからユベントスへの完全移籍を果たしたカンビアーゾ。加入初年度はボローニャへのレンタル移籍を経験し、2年目の今シーズンはユベントスに戻って主力としてプレーした。 そんななか、ユベントスは5月24日にカンビアーゾとの契約を2029年6月まで延長。代理人を務めるジョバンニ・ビア氏は、イタリア『TUTTOmercatoWEB』でこの交渉の裏側を明かしている。 「我々はすぐに合意に達した。結局のところ、賢明な人々が個人の利益よりも全体の利益を最優先にすれば、問題はすぐに解決する」 「我々は金銭よりもプロジェクトを重視した。ユーベはアンドレアの残留に満足しているし、アンドレアも残留を喜んでいる。決着は2日でついた」 また、ビア氏によると、「(選択肢には)チャンピオンズリーグ(CL)を制した一流のチームもあった」とのこと。しかし、今シーズンのセリエAを3位で終え、CL復帰も叶えたユベントスの再起を見据えている。 「私の考えとしては、あと数年でユベントスは我々の知っているようなユベントスに戻るだろう。ようやくアンドレアと共に継続性を確立できたし、今年はチームを変える理由がなかった」 最後に、昨シーズンのボローニャへのレンタル移籍にも言及。ユベントスでの再会が有力なチアゴ・モッタ氏については「アンドレアは彼のことをよく知っている」と語った一方、昨夏の決断も振り返った。 「幸運にも、昨年の我々は正しい選択をした。アンドレアはプレーしなければならなかったし、おそらく彼はまだユーベを経験する準備ができていなかった」 イタリア代表としてユーロ2024も戦うカンビアーゾ。順調にステップを上る24歳のサイドプレーヤーには、今後のさらなる活躍が期待される。 2024.06.10 17:33 Mon

ユーベの守護神・シュチェスニーにサウジから関心、アーセナル時代にポジション奪われたオスピナの後釜か? アル・ナスルが興味

ユベントスの守護神であるポーランド代表GKヴォイチェフ・シュチェスニー(34)が今夏移籍することになるようだ。 移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ氏によれば、サウジアラビアからのオファーがあるとのこと。アル・ナスルが獲得に動いているという。 ユベントスはシュチェスニーの売却には前向きで、アル・ナスルと交渉中。移籍の可能性はシュチェスニーの意志によるという。 母国のレギア・ワルシャワのアカデミー育ちのシュチェスニーは、そのままアーセナルの下部組織に加入。2008年7月にファーストチームに昇格した。 当初は控えの立ち位置だった中、ブレントフォードへのレンタル移籍も経験。その後、正守護神となるも、ダビド・オスピナ(アル・ナスル)やペトル・チェフにポジションを奪われ、ローマへとレンタル移籍。2017年にユベントスへ完全移籍した。 ジャンルイジ・ブッフォンがパリ・サンジェルマン(PSG)へと移籍したこともあり正守護神となると、2019-20シーズンはスクデット獲得に貢献。その後は守護神としてプレーを続けていた。 ユベントスでは公式戦252試合に出場し、103試合でクリーンシート。セリエAでもちょうど200試合に出場した。なお、セリエAで3回、コパ・イタリアで3回、スーペル・コパで2回優勝を経験。大きな成功を収めてきた。 アル・ナスルには、アーセナル時代にポジションを奪われたオスピナが所属しているが、契約は今シーズンまで。退団とならなければ、再びポジションを争うことになる。 2024.06.09 23:20 Sun

ユーロ前最後のテストマッチで負傷交代のミリク、左ヒザの手術で数カ月の離脱か

ユベントスのポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受ける可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 その後に発表されたユーロ2024に臨むポーランド代表メンバーの中にミリクの名は無く、同代表を率いるミハウ・プロビエシュ監督はミリクが出場できない状態であることを明かしていた。 ケガの状態についてポーランドサッカー協会(PZPN)へ確認した『カルチョメルカート』によれば、ミリクは左ヒザの半月板に問題を抱えており、手術を受ける予定とのこと。幸い、靭帯の損傷などは避けられたようだが、数カ月の離脱を強いられる可能性があるようだ。 なお、ユベントスのメディカル部門にもすでに状況は報告され、現在は回復の見込みについて連絡を待っているところだという。 2024.06.09 07:33 Sun

お手頃なサーレマーケルス、モッタ監督と共にユーベ入りも?

ミラン保有のベルギー代表MFアレクシス・サーレマーケルス(24)はユベントス移籍もありえるようだ。イタリア『トゥット・スポルト』が報じた。 今シーズンはミランからボローニャへレンタル移籍したサーレマーケルス。常時のスタメンとはいかず、セリエA成績も4ゴール3アシストにとどまったが、チアゴ・モッタ監督のもと、両サイドでプレーできるユーティリティ性も発揮し、チャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に貢献した。 しかし、モッタ監督の退任が決まったボローニャは、フィオレンティーナを率いたヴィンチェンツォ・イタリアーノ監督を招へい。この影響もあり、サーレマーケルスの買取オプションは行使しない見込みだという。 ミランに戻っても、主戦場とした右サイドにはアメリカ代表FWクリスチャン・プリシックとナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼが存在。1000万ユーロ(約16億9000万円)強で売りに出される可能性があるようだ。 そこで浮上しているのが、モッタ監督の就任発表が待たれるユベントス移籍の可能性。イタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の去就が不透明な上、サーレマーケルスの給与は約200万ユーロ(約3億4000万円)と許容範囲内にある。 リールのコソボ代表FWエドン・シェグロヴァ(25)、今シーズンのジローナで活躍したトロワ保有のブラジル代表FWサヴィオ(20)、マンチェスター・ユナイテッドの元イングランド代表FWメイソン・グリーンウッド(22)も新戦力候補に挙がっているというが、こちらは移籍金2500万〜4000万ユーロ(約42億4000万円〜67億8000万円)の取引に。同程度の売却が実現しない限りは獲得に動けないとのことで、サーレマーケルスはより現実的な選択肢となるようだ。 2024.06.08 19:35 Sat

セリエAの関連記事

ヴェローナ、今季残留に導いたバローニ監督の退任を発表

エラス・ヴェローナは10日、マルコ・バローニ監督(60)の退任を発表した。 ベネヴェントやフロジノーネ、レッジーナなど多くの国内クラブで指揮を執り、2021年夏から2年間のレッチェ指揮を経て、昨夏にヴェローナの監督に就任したバローニ監督。 2023-24シーズンは開幕連勝を飾るなど好スタートを切ったが、第3節のサッスオーロ戦で初黒星を喫すると、以降の14試合は5分け9敗と大不振に陥り、降格圏の19位と低迷。 さらに今冬の移籍市場では、チームトップの6ゴールを挙げていたFWシリル・ウンゴニエ(→ナポリ)やMFフィリッポ・テラッチアーノ(→ミラン)、DFイサク・ヒエン(→アタランタ)らを引き抜かれたが、シーズン後半戦では6勝を挙げるなど巻き返しに成功。最終的に9勝11分け18敗の13位でシーズンを終え、チームをセリエA残留に導いた。 なお、後半戦の手腕が評価されたバローニ監督には、イゴール・トゥドール監督が辞任したラツィオが接触しており、同クラブのクラウディオ・ロティート会長は『Il Messeggero』のインタビューで「バローニがラツィオの新監督になる」と明言していた。 2024.06.11 07:00 Tue

ミリクが左ヒザ半月板の手術を実施、最低1カ月アウトか

ユベントスは10日、ポーランド代表FWアルカディウシュ・ミリクが左ヒザの手術を受けたことを発表した。 ミリクは7日に行われたウクライナ代表との国際親善試合に先発出場したが、キックオフ直後にボールホルダーのルスラン・マリノフスキーにチェイスした場面で左ヒザを負傷。プレー続行が不可能となり、メディカルスタッフの肩を借りてピッチを後にしていた。 クラブの発表によれば、左ヒザ半月板の損傷と診断されたミリクは10日の午前中にユントスの医療施設Jメディカルで同箇所の手術を実施したとのことだ。 なお、離脱期間については明かされていないが、イタリア『スカイ』は最低でも1カ月の離脱になると報じている。 2024.06.11 00:45 Tue

鎌田大地に新情報、クリスタル・パレスのメディカルチェックの第一段階を完了とロマーノ砲

日本代表の活動に参加中のMF鎌田大地(27)が、クリスタル・パレスのメディカルチェックを済ませたという。 2023-24シーズンはセリエAに初挑戦。ラツィオでのプレーを選択した鎌田だったが、獲得を臨んだマウリツィオ・サッリ監督の下では苦しい戦いを続けることに。しかし、イゴール・トゥドール監督が就任すると、一気に信頼を得てレギュラーポジションを確保。パフォーマンスも上がっていった。 ラツィオとの契約は1年しかなく、オプションで3年間の延長がついていた中、一時は対談に傾いていた気持ちも残留することを決意。しかし、クラブとの交渉が上手くいかず、退団を選ぶこととなった。 新天地はフランクフルト時代の恩師であるオリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスが濃厚に。そんな中、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が「独占情報」として新情報を提供した。 ロマーノ氏によれば、鎌田はクリスタル・パレスの入団に向けた最初のメディカルチェックを完了したとのこと。フリーエージェントでの加入となり、2年契約を結ぶという。 さらに得意の「Here we go」を控えめに出し、「to be confirm soon.(すぐに確定する)」としている。 現在鎌田は2026年北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦う日本代表の活動に参加中。一体どのタイミングでメディカルチェックに合格したのかは不明だが、代表活動終了後にはクリスタル・パレスとのサインが待っていることは間違いなさそうだ。 2024.06.11 00:10 Tue

セリエA残留のレッチェ、3月に就任したゴッティ監督と2026年まで契約延長

レッチェは10日、ルカ・ゴッティ監督との契約を2026年6月30日まで延長したことを発表した。 かつてロベルト・ドナドーニ氏やマウリツィオ・サッリ氏のアシスタントコーチを務めた経歴を持つゴッティ監督は、ウディネーゼやスペツィアの監督を経て、今年3月にレッチェの監督に就任。 就任後は初戦のサレルニターナ戦で初勝利を飾ると、10試合を指揮し3勝4分け3敗の戦績を残し、残留圏内の14位でシーズンを終えていた。 2024.06.11 00:01 Tue

ユーベと契約延長のカンビアーゾ、代理人が裏側語る「決着は2日」

イタリア代表DFアンドレア・カンビアーゾの代理人がユベントスとの契約更新について口を開いた。 2022年夏、ジェノアからユベントスへの完全移籍を果たしたカンビアーゾ。加入初年度はボローニャへのレンタル移籍を経験し、2年目の今シーズンはユベントスに戻って主力としてプレーした。 そんななか、ユベントスは5月24日にカンビアーゾとの契約を2029年6月まで延長。代理人を務めるジョバンニ・ビア氏は、イタリア『TUTTOmercatoWEB』でこの交渉の裏側を明かしている。 「我々はすぐに合意に達した。結局のところ、賢明な人々が個人の利益よりも全体の利益を最優先にすれば、問題はすぐに解決する」 「我々は金銭よりもプロジェクトを重視した。ユーベはアンドレアの残留に満足しているし、アンドレアも残留を喜んでいる。決着は2日でついた」 また、ビア氏によると、「(選択肢には)チャンピオンズリーグ(CL)を制した一流のチームもあった」とのこと。しかし、今シーズンのセリエAを3位で終え、CL復帰も叶えたユベントスの再起を見据えている。 「私の考えとしては、あと数年でユベントスは我々の知っているようなユベントスに戻るだろう。ようやくアンドレアと共に継続性を確立できたし、今年はチームを変える理由がなかった」 最後に、昨シーズンのボローニャへのレンタル移籍にも言及。ユベントスでの再会が有力なチアゴ・モッタ氏については「アンドレアは彼のことをよく知っている」と語った一方、昨夏の決断も振り返った。 「幸運にも、昨年の我々は正しい選択をした。アンドレアはプレーしなければならなかったし、おそらく彼はまだユーベを経験する準備ができていなかった」 イタリア代表としてユーロ2024も戦うカンビアーゾ。順調にステップを上る24歳のサイドプレーヤーには、今後のさらなる活躍が期待される。 2024.06.10 17:33 Mon

記事をさがす

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly