ルイス・カンポス氏がセルタの外部アドバイザー退任…今後はPSG一本での仕事に

2023.12.27 00:33 Wed
今後はPSG一本での仕事となるルイス・カンポス氏(右)
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今後はPSG一本での仕事となるルイス・カンポス氏(右)
パリ・サンジェルマン(PSG)のフットボールアドバイザーを務めるルイス・カンポス氏が、セルタの外部アドバイザーを退任したことが判明した。フランス『Le Parisien』が伝えている。

ジョゼ・モウリーニョ監督のメンターとしても知られるカンポス氏は、モナコやリールで多くの逸材タレントを発掘してきたフットボール界屈指のリクルーター。現在はPSGのリクルート部門を取り仕切っている。
そのカンポス氏は2022年夏にPSGへ加入する数カ月前からフアン・カルロス・カレーロ氏と共に、セルタのトップチームのスポーツ部門で外部アドバイザーを務めていた。そして、幾つかの新戦力補強や今夏のラファエル・ベニテス監督招へいにも携わってきた。

しかし、セルタは先日にカンポス氏の招へいを主導したカルロス・モウリーニョ会長が、クラブ経営権を娘のマリアン・モウリーニョ氏に譲った。この体制変更によってマリアン新会長はフルタイムのスポーツディレクターを置くことを選択し、あくまで円満な形でカンポス氏との協力関係に終止符を打ったという。

これにより、カンポス氏は今後PSGのフットボールアドバイザー一本に絞って働くことになり、すでに今冬の移籍市場ではコリンチャンスのMFガブリエウ・モスカルド、サンパウロのDFルーカス・ベラウドと2人のブラジル人逸材の獲得を決定的なモノにしている。

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「今季はプレーしないと思っていた」レアル移籍のムバッペ、PSGでのラストシーズンを語る「彼らは暴力的に話してきた」

レアル・マドリーへの移籍が決まったフランス代表FWキリアン・ムバッペ。古巣であるパリ・サンジェルマン(PSG)でのラストシーズンについて語った。 3日、マドリーはムバッペの来季加入を発表。2029年までの5年契約を結んだことが発表された。 幼少期から憧れていたクラブへの移籍。ここ数年は移籍市場が開くたびに噂が出ていた中、ついに移籍が決定した。 PSGとの契約は2024年夏で満了。1年間の延長オプションがあったが、ムバッペは行使しないことを決断。シーズン途中にもその話が出ており、退団を表明してからのリーグ戦2試合でピッチに立つことはなく、クープ・ドゥ・フランスの決勝がラストマッチとなった。 結果的にチームを去ることとなったムバッペだが、公式戦308試合で256ゴールを記録する功労者。それでも、クラブとしての特別なセレモニーもないままで別れることとなった。 ルクセンブルク代表戦に向けた記者会見に出席したムバッペ。マドリー移籍への感謝を語った中で、PSGへの想いも語り、最後に不満を持つ出来事があったとした。 「PSGでは不満はなかった。そんなことは言えない。でも、僕を不幸にすることはあった。僕のようなこのレベルの選手は、不満を持っているときは表に出すことができない」 「フォローしている人が不満を持っているとき、フォローすることは困難だ。監督、選手、スタッフは僕を大いに助けてくれた」 「新しいクラブに行った後、唾を吐きにくるのはろくでなしだ。もちろん、僕を不幸にした出来事や人々はいる。でも、僕はサッカーをすることで、かなりのサラリーをもらっている。そして、ただのサッカーだ」 「大きなプレッシャーはあるが、もう一度言うけど、誰も望んではいない。でも、もっと酷いことがあり、僕が文句を言うことは不適切だ」 昨シーズンの終わりには、クラブに騙され、インタビューをプロモーションに使われたことで一悶着あったムバッペ。クラブとの軋轢は1年間続き、もうプレーすることはないとも感じていたという。 「彼らはハッキリと僕にそう言ってきて、とてもわかりやすく理解させてくれた。暴力的な態度で話しかけてきたんだ。僕はプレーできないと確信していた」 「ルイス・カンポスとルイス・エンリケが僕を救ってくれた。彼らがいなければ、決してプレーすることはなかっただろう。それが真実であり、だからこそ僕は監督とスポーツディレクターにいつも感謝を続けている」 「批判は全て聞くけど、自分のパフォーマンスを理解し、判断できるのは僕が一番だと思っている。求められているレベルが低いことは事実だ。僕が経験してきたこと全てと比べれば、プレーすることだけが僕の最大の誇りだった。でも、来年もこうした1年で満足できないことは確かだった」 ピッチ上では好パフォーマンスを見せていたムバッペだが、置かれた状況、精神状態は恵まれたものではなかった様子。憧れの地で、幸せにサッカーをする姿が楽しみだ。 2024.06.05 12:15 Wed

PSGがバルサの19歳MFガビを狙う? 2026年夏で契約満了、ルイス・エンリケ監督は才能を見出した張本人

パリ・サンジェルマン(PSG)がバルセロナのスペイン代表MFガビ(19)の獲得を狙っているという。フランス『レキップ』が伝えた。 ガビは、バルセロナのカンテラ育ちで2021年7月にファーストチームに昇格。しかし、あまり多くの出場時間をもらえないでいたが、スペイン代表を当時率いていたルイス・エンリケ監督はその才能に目をつけ招集。代表での活躍を受け、バルセロナでもポジションを掴んでいった。 新たなカンテラーノの逸材として注目され、チームの中心としても期待されていたガビだったが、昨年11月にヒザの前十字じん帯を断裂。シーズン終了が確定し、復帰に向けてリハビリ中だ。 そんなガビを狙うのがPSG。昨夏もナセル・アル・ケライフィ会長とルイス・カンポス氏の間で注目された中、バルセロナとの2026年夏までの契約がネックとなり獲得には至らなかった。 しかし、チームを指揮するルイス・エンリケ監督はガビの才能を見出した張本人。クラブの新たな中心選手が欲しいと考える中、改めてガビを狙っていくという。 個人間の合意も当然必要な状況ではあるが、最大のネックはバルセロナが設定している法外な契約解除金。その金額は10億ユーロ(約1650億円)であり、1人の選手に払う金額ではない。 ただ、あと2年で契約が切れることから、来夏には売りに出される可能性もある。当然バルセロナは引き留めにかかるはずだが、チャンスがまだあるとPSGは考えているという。 近年は多くの選手をバルセロナから獲得しており、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシやブラジル代表FWネイマールなど、困難と思われた選手も手にしてきた。果たしてガビもフランスに行くことになるのか、動向が注目される。 2024.04.09 23:20 Tue

18歳DFヨロ争奪戦をリードするのはやはりレアル? PSGやプレミア複数クラブを横目に個人合意済み

リールのU-23フランス代表DFレニー・ヨロ(18)を巡る争いは、レアル・マドリーが一歩先を行っているようだ。スペイン『Relevo』が報じた。 190cmの長身を誇る右利きセンターバックで、当時16歳の2022年5月にリーグ・アンデビューを飾ったヨロ。今シーズン、ファーストチームで定位置を掴んだ逸材に対しては、マドリーを初め多くのビッグクラブが関心を示している。 なかでも、最初にヨロに目をつけていたのはパリ・サンジェルマン(PSG)で、フットボール・アドバイザーを務めるルイス・カンポス氏は1年近く追跡。今冬の獲得はできなかったが、ヨロの代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏と良好な関係を築いていることはプラスと見られている。 一方で、ポールポジションに立っているのはやはりマドリーとのこと。すでにメンデス氏と接触しており、来シーズンの加入で個人間合意に達しているという。 懸念されるのは、PSGのフランス代表FWキリアン・ムバッペ(25)とバイエルンのカナダ代表DFアルフォンソ・デイビス(23)の獲得にもマドリーが動いていること。両者に費やす金額が多くなればなるほど、ヨロの獲得に及ぶ影響も大きくなる。 また、契約満了が近づくスペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)の去就や、長期離脱中のオーストリア代表DFダビド・アラバの状態もヨロの去就を左右する見込みだ。 マドリーやPSG以外では、プレミアリーグのビッグクラブも興味を抱いており、チェルシー、マンチェスター・ユナイテッド、アーセナルが注目しているとのこと。チェルシーとユナイテッドは直接視察するためスカウトを派遣し、アーセナルは数カ月間にわたり動向を追っているという。 ヨロとの契約が2025年6月までのリールにとっては、今夏が多額の売却益を得るチャンス。マドリー、はたまた他クラブへの移籍を容認することになるのだろうか。 2024.04.05 21:00 Fri

ミランがエキティケ&ブロヤをリストアップ? コロンボ退団なら新ストライカー獲得か

ミランはさらなるストライカーの獲得を視野に入れているようだ。イタリア『TUTTOmercatoWEB』が伝えている。 アメリカ代表FWクリスチャン・プリシッチ(24)やナイジェリア代表FWサミュエル・チュクウェゼ(24)、元イングランド代表MFルベン・ロフタス=チーク(27)を迎え入れるなど、今夏は積極的に補強を進めたミラン。最前線の選手では、ウイングもこなせるスイス代表FWノア・オカフォー(23)をレッドブル・ザルツブルクから獲得している。 しかし、レッチェからレンタルバックしたU-21イタリア代表FWロレンツォ・コロンボ(21)の去就次第では、さらなるストライカーの獲得もありえる模様。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、コロンボにはカリアリとジェノアが興味を示しているようで、退団に備えたいミランはパリ・サンジェルマン(PSG)のU-21フランス代表FWウーゴ・エキティケ(21)やチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(21)をリストアップしているという。 エキティケは買い取りオプションが行使され今夏PSGへ完全移籍したものの、ルイス・エンリケ監督とリクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏から構想外を伝えられた。PSGはそんなエキティケを2000万ユーロ(約31億7000万円)と評価しているようだが、新たに選手を売却しない限りミランがこの金額を費やすことはないとみられている。 一方、ブロヤの場合はエキティケと少し状況が異なるようで、獲得するのであればレンタルが現実的な模様。ミランがチェルシーと良好な関係を築いていることも移籍を後押しする可能性があるようだ。 また、ミランはセンターバックの獲得も検討中とのこと。以前から噂のあったノリッジ・シティのアイルランド代表DFアンドリュー・オモバミデレ(21)がお気に入りで、ノリッジはオモバミデレを1500万ユーロ(約23億8000万円)と評価しているようだ。 2023.08.14 18:31 Mon

PSGがネイマールとヴェッラッティに構想外を通達か? アル・ヒラルが両獲りを画策中

パリ・サンジェルマン(PSG)で構想外が伝えられたという2選手は、揃って同じチームに移籍する可能性があるという。 ルイス・エンリケ監督を今シーズンから迎えたPSG。アルゼンチン代表FWリオネル・メッシ、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが退団した。 さらに、フランス代表FWキリアン・ムバッペがクラブとの契約オプションを行使しないことを明らかにしたことで、クラブは今夏の売却に躍起になっている状況だ。 そんな中フランス『RMC Sport』は、PSGがさらに選手を手放すつもりであると報道。ブラジル代表FWネイマール、イタリア代表MFマルコ・ヴェッラッティが構想外になっているという。 ジャパンツアーにも帯同した両者だが、ネイマールは出場しないどころかウォーミングアップもせず。ヴェッラッティも2試合に途中出場しただけだった。 『RMC Sport』によれば、ルイス・エンリケ監督と、リクルート部門を取り仕切るルイス・カンポス氏が選手を呼び出し、構想に入っていないことを伝えたとのこと。これにはFWウーゴ・エキティケ、DFフアン・ベルナトも含まれているという。 PSGに残っても明るい未来はない2人。そのネイマールとヴェッラッティに関しては、今夏躍動しているサウジアラビアからオファー。共に、アル・ヒラルが獲得を狙っているという。 ヴェッラッティに関しては、数週間話し合いが行われているようで、4500万ユーロ(約71億円)のオファーがPSGに届いているとのこと。ただ、クラブはより高値で売る気があるとしている。 一方で、ネイマールは自身が望む移籍先はバルセロナ。少なくともヨーロッパに残りたいと考えているが、サラリーを含めて安い買い物にはならない。年俸3000万ユーロ(約47億3000万円)の4年契約が残っている状況だが、レンタル移籍でのオファーはPSGが受け付けない方向で、完全なる別れを望んでいる状況。資金に余裕があるアル・ヒラルとPSGは意見交換をしているという。 いずれにしてもPSGでの未来は明るくない2人。普段から仲の良さを見せる2人だが、揃って同じチームに移籍するのだろうか。 2023.08.10 10:35 Thu

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アトレティコ・マドリーは12日、ラ・リーガ第35節でセルタと対戦し1-0で勝利した。 リーグ戦2連勝中の4位アトレティコ(勝ち点67)は、前節マジョルカ戦のスタメンからバリオスとヒメネスをグリーズマンとサビッチに変更した以外は同じスタメンを採用。2トップにグリーズマンとアンヘル・コレアを並べた[3-5-2]で試合に臨んだ。 残留争い中の16位セルタ(勝ち点34)に対し、立ち上がりから攻勢を続けるアトレティコは14分にリーノのパスを受けたリケルメがボックス左まで切り込みシュート。しかし、これはGKグアイタの好セーブに阻まれた。 その後も主導権を握るアトレティコだが、アタッキングサードでスペースを消す相手の守備に苦戦し、なかなかフィニッシュまで持ち込めず、時間が経過。 ハーフタイムにかけても押し込むアトレティコは40分、コケのロングパスでDFの裏に抜け出したM・ジョレンテがチャンスを迎えたが、シュートはGKグアイタの正面を突き、前半はゴールレスで終了した。 ハーフタイムにリーノを下げてモラタを投入したアトレティコは、後半も主導権を握ると、55分にはサビッチを下げてデ・パウルをピッチに送り出す。 積極的な選手交代で先制点を狙うアトレティコだったが、59分に最初のピンチを迎える。ベルトランのパスでボックス右から侵入したバンバがマイナスへ折り返しを供給すると、走り込んだアスパスがフリーでシュートを放ったが、これはGKオブラクがファインセーブで阻止。 膠着状態が続くなか、アトレティコは75分にグリーズマンとリケルメを下げてデパイとヘイニウドを投入。すると77分、バイタエルエリア中央でボールを拾ったデ・パウルがボックス右へ浮かせたパスを送ると、走り込んだM・ジョレンテがジャンピングボレーで合わせたが、これはGKグアイタがわずかに触り、クロスバーを直撃した。 その後も攻勢を続けるアトレティコは84分、コケの右CKのクリアボールをボックス左手前で拾ったデ・パウルが胸トラップから右足ボレーで狙うと、コントロールショットがゴール右に吸い込まれた。 結局、これが決勝点となり、アトレティコが1-0で勝利。リーグ戦3連勝のアトレティコは、来季のチャンピオンズリーグ出場権を争う5位アスレティック・ビルバオとの勝ち点差を「8」に広げている。 2024.05.13 01:15 Mon

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セルタは12日、Bチームを率いていたクラウディオ・ヒラルデス氏(36)をトップチームの暫定指揮官に任命したことを発表した。契約期間は明かされていない。 セルタでは同日、ラ・リーガで降格圏の18位カディスと2ポイント差の17位と低迷していることを受け、ラファエル・ベニテス監督(63)を解任していた。 ヒラルデス氏は現役時代、レアル・マドリーに在籍した経歴を持つ。ただ、トップチームに昇格することはできず、3部リーグで主にプレーしていた。2019年に引退後、2022年にセルタのBチームの指揮官に就任していた。 2024.03.13 06:30 Wed

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ヴィニシウスvsミンゲサにアンチェロッティ監督が私見 「最初に思ったのはシャツが破れていないかだった」

レアル・マドリーが公式戦3試合ぶりの白星を手にした。 ラ・リーガ首位のレアル・マドリーは10日の第28節でセルタをホームに迎え撃ち、4-0と快勝。ジュード・ベリンガムの不在も感じさせない勝利で、2位ジローナとの勝ち点7差を維持した。 スペイン『アス』によると、カルロ・アンチェロッティ監督はリーグ戦2試合ぶりの白星に満足感を示している。 「強度を向上させられたね。(チャンピオンズリーグでRBライプツィヒと対戦した)水曜日よりもうまくやるのは難しくなかった。セットプレーを生かして先制できたよ。我々は満足感に満ちている。どんな試合も罠が潜むが、我々にモチベーションと集中力がある」 この試合では55分のヴィニシウス・ジュニオールと相手のオスカル・ミンゲサとのやり合いが話題に。ミンゲサに後ろからユニフォームを引っ張られ、倒されたヴィニシウスはすぐ立ち上がると、手で突き飛ばしてやり返し、主審から両者にイエローカードが出ている。 指揮官は「最初に思ったのはシャツが破れていないか、ということだった。主審はイエローでうまくやった。ヴィニシウスもああいうのを控えていけば、我々のカードが減るだろう。ヴィニシウスは憤ったが、それは普通だ」と私見を述べた。 また、89分からの出場だったが、90+4分に加入後初ゴールをマークしたアルダ・ギュレルにもこうコメントしている。 「彼には今日の試合で示したように素晴らしい才能がある。もっと多くの時間を増やしていくことだろう。彼のゴールはドリブル、フィニッシュ、ともに素晴らしかった。あのゴールは我々が素晴らしい選手を獲得するのと同じように、彼にとっても大きなものだ」 そして、タイトルを占う今後にも「我々は最大限の熱意をもって目指す。中断前にまだ非常に手ごわい相手との大事な試合がある。(エデル・)ミリトンと(ティボー・)クルトワが戻って、より完全なチームになるし、楽しみだ」と語った。 2024.03.11 12:40 Mon

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今季バルサでフル稼働のクンデ、自らの進歩誇る 「多大な努力の賜物」

フランス代表DFジュール・クンデがバルセロナでの1年を振り返った。スペイン『アス』が伝えた。 2022年夏にセビージャからバルセロナへ加わり、2シーズン目を終えたクンデ。センターバックと右サイドバックを兼任するDFは、今シーズン公式戦51試合に出場とフル稼働した。 ユーロ2024を前にしたクンデは、フランス『Le Parisien』のインタビューに応じるなか、ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンに次ぐプレータイムを記録したことに言及。クラブでの立ち位置を誇ると同時に、自らのコンディション管理が実を結んだと語った。 「僕はバルセロナの中心選手の1人だし、ロッカールームのリーダーの1人でもある。そして何よりも信頼できる選手だ。それは最も誇れることの1つかもしれない」 「今シーズンは、ガビとぶつかってヒザを痛めたことを除けば、身体的な問題で悩まされたことは1度もなかった。多大な努力の賜物だから、とても誇りに思っている」 また、規律面でも以前より改善したとクンデはコメント。同胞のレジェンドFWティエリ・アンリ氏の言葉が脳裏に焼き付いているようだ。 「ハードワークと規律こそが才能だと言ったのはティエリ・アンリだったと思う。その考え方がとても好きだ。僕は才能に恵まれた選手だけど、一部の人が言うほど才能に溢れているわけではない。大きな強みがあるわけでもない」 「だから、自分の努力が報われるのを見るのは嬉しいことだ。僕がさらっとこう言えるのは、規律を欠いて、罰金を支払うことが昔は多かったからだ」 さらに、ファッションへのこだわりがうかがえるクンデは、「僕が良い服を着るのが好きだから、サッカーよりもファッションに時間を費やしているように思われる」と主張。しかし、「僕はサッカーに情熱を注いでいるし、ほとんどの時間をサッカーに費やしている」とその見方を真っ向から否定している。 2024.06.10 16:23 Mon

ムバッペにとってレアルは「完璧なクラブ」、代表でも同僚のカマヴィンガが主張

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オリベル・トーレスの新天地がメキシコに…モンテレイと3年契約

リーガMX(メキシコ1部)のモンテレイは8日、スペイン人MFオリベル・トーレス(29)の加入を発表した。契約は2027年6月までの3年となる。 アトレティコ・マドリーのアカデミーからトップチームに上がり、その才能が脚光を浴びたオリベル・トーレスだが、ビジャレアルや、ポルトにローン移籍。ポルトでは2度目のローン移籍を経験し、最終的に完全移籍でアトレティコに別れを告げた。 それからは2019年夏のセビージャ入りでスペイン帰還。セビージャでの5年間で通算201試合11得点21アシストの数字を残し、2度のヨーロッパリーグ(EL)優勝を経験したが、今季で契約満了となった。 そうして新天地としてメキシコの名門モンテレイ行きが噂され、このたび実現した格好に。元ベティスのセルヒオ・カナレスらも所属し、32チーム制の新フォーマットになる2025年のクラブ・ワールドカップ(CWC)にも出場する。 2024.06.10 13:15 Mon

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