若手発掘にも力を入れるミラン、次に狙うはアーセナル&シャルケの逸材か

2023.11.01 21:54 Wed
アーセナルからレンタル移籍中のパティーノ(左)とシャルケで頭角を現しているウエドラオゴ
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アーセナルからレンタル移籍中のパティーノ(左)とシャルケで頭角を現しているウエドラオゴ
ミランアーセナルシャルケの若手選手に目をつけているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。

近年は比較的若手の育成に成功しているミラン。2019年夏にリールから獲得したFWラファエル・レオンは攻撃の核として活躍しており、2020年夏にブレシアからミランへと移ったMFサンドロ・トナーリは、多額の移籍金を残して今夏ニューカッスルへと去っていった。
そんなミランは引き続き若い才能への投資を続けていきたいと考えているようで、アーセナルアカデミー出身のU-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)に注目している模様。現在スウォンジー・シティにレンタル移籍中のこのプレーメイカーの獲得には、少なくとも移籍金2500万ユーロ(約39億9000万円)が必要となるようだが、MFラデ・クルニッチとの契約延長交渉が破談となった場合は獲得に動く可能性があるという。

また、パティーノより3歳若く、すでにシャルケで主力として活躍しているU-17ドイツ代表MFアサン・ウエドラオゴ(17)には継続的に接触を図っているとのこと。実際に獲得に動くには、シャルケが設定している2000万ユーロ(約31億9000万円)の契約解除金を引き下げることができるかどうかが鍵となるようだ。

なお、近年シャルケからミランに移った選手では2022年夏に加入した22歳のDFマリック・チャウがいる。今シーズンのチャウは開幕からレギュラーの1人として最終ラインを支えており、6月にはドイツ代表デビューも飾っていた。

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緊張感を保つミラン指揮官「まだ終わったわけじゃない」 EL16強に大きく前進の先勝も

ミランがヨーロッパリーグ(EL)ラウンド16進出に前進した。 チャンピオンズリーグのグループステージ敗退により、ELに回ったミラン。15日のプレーオフ1stレグでスタッド・レンヌをホームに迎え撃ち、ルベン・ロフタス=チークの2発とラファエル・レオンのダメ押しゴールで3-0と先勝した。 イタリア『スカイ』によると、22日に行われる敵地でのリターンレグに大きなアドバンテージを手にしたステファノ・ピオリ監督はこう振り返っている。 「CLの話をするのはもう無駄だが、あの悔しさからELでベストを尽くすという目標を掲げた。試合は簡単じゃなく、狙ったとおりにリードしたが、まだ終わったわけじゃない」 「今は良い状態だが、気を緩めるわけにいかない。新年を迎えて好調だが、困難が必ずやってくる。特に、精神面で良い状態だが、勝ちしたいという気持ちを持ち続けないとね」 また、殊勲のロフタス=チークにも「彼は年始から体調不良に見舞われ、しばらく練習を休んだが、ようやく調子が上がってきてくれた」と語った。 「クオリティのある選手だし、エリア内に入っていったときのフィジカルの強さは本当に決定的だ。かつてCLで対戦した際はそう思わなかったが、思った以上に攻撃的で、質が高かった」 「彼はファンタスティックだ。ラツィオ時代にセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチを指導したが、クオリティやフィジカルの強さ、まとまりという点において、彼とよく似ている」 そして、レオンにも「彼は得点に絡めなかったときも、攻撃の中心にいるし、常に穏やか。もちろん、エリア内でもっとプレーしてほしいが、いつだって勝利に貢献してくれている」と評した。 2024.02.16 08:55 Fri

田中誠新体制の栃木が選手背番号を発表! 名古屋から移籍期間延長のMF石田凌太郎は「7」

栃木SCは10日、2024シーズンの選手背番号が決定したことを発表した。 時崎悠監督体制2年目の2023年も黒星が先行し、低空飛行となった栃木。天皇杯3回戦ではサンフレッチェ広島から金星を挙げ、明治安田生命J2リーグ第34節のFC町田ゼルビア戦の勝利で5戦無敗など、復調の兆しはあったものの、以降は8戦未勝利でシーズン終了。貯金を切り崩しながらの19位フィニッシュで、辛くもJ2残留を果たした。 元日本代表DFの田中誠氏を新監督に迎える新シーズンに向けては、チームの顔の1人であった西谷優希(→ツエーゲン金沢)や、育成組織出身の山本廉(→未定)らがチームを離れた一方、主軸の福森健太(←大分トリニータ)が完全移籍に切り替わり、2023年夏から加入していた石田凌太郎(←名古屋グランパス)は期限付き移籍期間を延長。生かし切れなかった外国籍枠の使い方にも焦点が当たりそうだ。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.川田修平 21.キム・ミンジュン←仁川ユナイテッドU-18/新加入 27.丹野研太←いわてグルージャ盛岡/完全 31.中島佳太郎←ジュビロ磐田/育成型期限付き DF 2.平松航※背番号変更「16」 3.黒崎隼人 5.大谷尚輝 17.藤谷匠←FC岐阜/完全 23.福島隼斗←湘南ベルマーレ/期限付き期間延長 30.福森健太←大分トリニータ/期限付きから完全 33.ラファエル 40.高嶋修也 MF 4.佐藤祥 6.大森渚生 7.石田凌太郎※背番号変更「31」 10.森俊貴 14.土肥航大←サンフレッチェ広島/育成型期限付き 15.奥田晃也←V・ファーレン長崎/完全 20.井出真太郎←桐蔭横浜大学/新加入 22.青島太一←立正大学/新加入 24.神戸康輔 41.朴勇志←朝鮮大学/新加入 44.揚石琉生←栃木SCU-18/昇格 FW 9.イスマイラ※背番号変更「99」←京都サンガF.C./期限付きから完全 18.川名連介←産業能率大学/新加入 19.大島康樹 29.矢野貴章 32.宮崎鴻 38.小堀空 42.南野遥海←ガンバ大阪/育成型期限付き 2024.01.10 17:15 Wed

【Jリーグ移籍情報まとめ/1月4日】横浜FMが山村和也を獲得、川崎Fは名古屋退団のDF丸山祐市を確保!

Jリーグ移籍情報まとめ。2024年1月4日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=1">J2移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=2">J3移籍情報</a>】</div> <span class="paragraph-subtitle">【J1移籍情報】FC東京で続投が決まったピーター・クラモフスキー監督</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw1.jpg" alt="FC東京で続投が決まったピーター・クラモフスキー監督" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">今季途中からFC東京を指揮したクラモフスキー監督/©J.LEAGUE<hr></div> ◆浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 MF松崎快(26)→清水エスパルス ◆柏レイソル [IN] 《期限付き移籍満了》 FW森海渡(23)←徳島ヴォルティス [OUT] 《完全移籍》 FW森海渡(23)→横浜FC ◆FC東京 《契約更新》 FW仲川輝人(31) MF俵積田晃太(19) 《続投》 ピーター・クラモフスキー監督(45) [OUT] 《育成型期限付き移籍延長》 MF梶浦勇輝(19)→ツエーゲン金沢 ◆川崎フロンターレ [IN] 《完全移籍》 DF丸山祐市(34)←名古屋グランパス [OUT] 《完全移籍》 DF山村和也(34)→横浜F・マリノス ◆横浜F・マリノス [IN] 《完全移籍》 DF山村和也(34)←川崎フロンターレ ◆横浜FC [IN] 《完全移籍》 FW森海渡(23)←柏レイソル FW室井彗佑(23)←大宮アルディージャ [OUT] 《完全移籍》 DFマテウス・モラエス(22)→ベガルタ仙台 ◆アルビレックス新潟 《契約更新》 DF新井直人(27) ◆名古屋グランパス [OUT] 《完全移籍》 DF丸山祐市(34)→川崎フロンターレ ◆セレッソ大阪 [OUT] 《完全移籍》 FW澤上竜二(30)→福島ユナイテッドFC/期限付き→完全 ◆ヴィッセル神戸 [IN] 《育成型期限付き移籍満了》 MF櫻井辰徳(21)←徳島ヴォルティス [OUT] 《期限付き移籍満了》 DF高橋祥平(32)→FC町田ゼルビア ◆サンフレッチェ広島 《契約更新》 FWドウグラス・ヴィエイラ(36) MFエゼキエウ(25) MFマルコス・ジュニオール(30) <span class="paragraph-title">【J2移籍情報】千葉の守備を支えた新井一耀が長崎へ完全移籍</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw2.jpg" alt="千葉の守備を支えた新井一耀が長崎へ完全移籍" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">長崎へ完全移籍が決まった新井一耀/©超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=2">J3移籍情報</a>】</div> ◆ベガルタ仙台 [IN] 《完全移籍》 DFマテウス・モラエス(22)←横浜FC ◆ブラウブリッツ秋田 [IN] 《期限付き移籍》 MF小野原和哉(27)←ツエーゲン金沢 ◆栃木SC 《契約更新》 DFラファエル(23) ◆ザスパクサツ群馬 [OUT] 《完全移籍》 MF奥村晃司(25)→Y.S.C.C.横浜 ◆大宮アルディージャ 《契約更新》 MF泉澤仁(32) GK若林学歩(19) [IN] 《期限付き移籍満了》 GK加藤有輝(26)←ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《完全移籍》 FW室井彗佑(23)→横浜FC ◆ジェフユナイテッド千葉 [OUT] 《完全移籍》 DF新井一耀(30)→V・ファーレン長崎 ◆東京ヴェルディ [IN] 《期限付き移籍満了》 DF宮本優(24)←高知ユナイテッドSC(JFL) ◆FC町田ゼルビア 《契約更新》 DF池田樹雷人(27) [IN] 《完全移籍》 FWナ・サンホ(27)←FCソウル(韓国) 《期限付き移籍満了》 DF高橋祥平(32)←ヴィッセル神戸 [OUT] 《完全移籍》 DF高橋祥平(32)→松本山雅FC ◆清水エスパルス 《契約更新》 DF北爪健吾(31) MF西澤健太(27) MF白崎凌兵(30) [IN] 《完全移籍》 MF松崎快(26)←浦和レッズ [OUT] 《完全移籍》 DF井林章(33)→鹿児島ユナイテッドFC ◆ツエーゲン金沢 《契約更新》 MF嶋田慎太郎(28) [IN] 《育成型期限付き移籍延長》 MF梶浦勇輝(19)←FC東京 [OUT] 《期限付き移籍満了》 DFパク・ジュンソ(19)→大田ハナシチズン(韓国) 《期限付き移籍》 MF小野原和哉(27)→ブラウブリッツ秋田 ◆レノファ山口FC 《契約更新》 DFヘナン(27) ◆徳島ヴォルティス 《契約更新》 GKホセ・アウレリオ・スアレス(28) [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW森海渡(23)→柏レイソル 《育成型期限付き移籍満了》 MF櫻井辰徳(21)→ヴィッセル神戸 ◆V・ファーレン長崎 [IN] 《完全移籍》 DF新井一耀(30)←ジェフユナイテッド千葉 ◆大分トリニータ 《契約更新》 DF安藤智哉(24) GK新井栄聡(28) <span class="paragraph-title">【J3移籍情報】松本が町田からDF高橋祥平を完全移籍で獲得</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/transfer20240104_tw3.jpg" alt="松本が町田からDF高橋祥平を完全移籍で獲得" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:0.9em;">今季は神戸でプレーしていた高橋祥平/©︎超ワールドサッカー<hr></div> <div style="text-align:center;" id="cws_ad">【<a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179">J1移籍情報</a> | <a href="https://web.ultra-soccer.jp/news/view?news_no=457179&div=1">J2移籍情報</a>】</div> ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 MF桐蒼太(24) ◆福島ユナイテッドFC [IN] 《完全移籍》 FW澤上竜二(30)←セレッソ大阪/期限付き→完全 ◆Y.S.C.C.横浜 《契約更新》 DF藤原拓也(31) [IN] 《完全移籍》 MF奥村晃司(25)←ザスパクサツ群馬 [OUT] 《期限付き移籍》 FW田原廉登(22)→CDアトレチコ・パソ(スペイン4部) ◆SC相模原 《契約更新》 MF金城ジャスティン俊樹(26) GK古賀貴大(24) ◆松本山雅FC [IN] 《完全移籍》 DF高橋祥平(32)←FC町田ゼルビア ◆AC長野パルセイロ 《契約更新》 MF三田尚希(31) ◆アスルクラロ沼津 《契約更新》 MF伊東輝悦(49) ◆奈良クラブ 《契約更新》 MF嫁阪翔太(27) ◆ギラヴァンツ北九州 [OUT] 《期限付き移籍満了》 GK加藤有輝(26)→大宮アルディージャ ◆鹿児島ユナイテッドFC [IN] 《完全移籍》 DF井林章(33)←清水エスパルス 2024.01.05 07:30 Fri

栃木が夏に加入のDFラファエルと契約更新 「最高の1年に」

栃木SCは4日、ブラジル人DFラファエル(23)との契約更新を発表した。 ラファエルはグレミオなどでプレーし、2023シーズンはアナポリスへと移籍。7月には栃木へ完全移籍加入し、明治安田生命J2リーグで終盤の5試合に出場した。 ラファエルはクラブを通じてコメントしている。 「2024シーズンも栃木SCでプレーをさせて頂き嬉しく思います! 最高の1年になるよう頑張りましょう!」 2024.01.04 12:17 Thu

控え主体で快勝、ミラン指揮官は若手の活躍に感心「もはや緊急時だけのオプションとはみなされない」

ミランのステファノ・ピオリ監督が快勝を振り返った。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 2日、コッパ・イタリアのラウンド16でカリアリをホームに迎えたミラン。若手主体のメンバーで挑んだが、FWルカ・ヨビッチの2ゴールやFWチャカ・トラオレの移籍後初ゴール、FWラファエル・レオンのダメ押しゴールがあり、4-1でのベスト8進出を決めた。 今回の試合でプリマヴェーラの選手も多く起用したピオリ監督は、何人かの主力を休ませることが第一だったとその意図を説明。その一方、コッパ・イタリアでも可能な限り上を目指すと述べた。 「我々はコッパ・イタリアも気にかけなければならないが、今夜は特定の選手を温存することが優先事項だった」 「カレンダーは厳しいものになるし、再びチャンピオンズリーグ(CL)に出場するためにもリーグ戦やヨーロッパリーグ(EL)が第一の目標となるが、コッパ・イタリアで勝ち進むために全力を尽くすことは明らかだ」 また、ピオリ監督は起用に応えるパフォーマンスを見せた若手たちへの満足感も示している。 「最初は少し感情的になっていたが、最初のゴールの後に我々は自らの壁を取り払った。彼らには満足している。シーズンの初めから我々と一緒にトレーニングしていたし、正しい姿勢を見せている。ユース部門がうまく機能しているのがわかるだろう」 「若手を指導するのは経験豊富な選手を指導するよりも難しい場合がある。だが、彼らはもはや緊急時だけのオプションとはみなされないだろう。彼らは正しいメンタリティで試合に臨んだ」 「私は先発メンバーでリスクを冒さなかったし、賢明な選択だった。彼らから何らかの答えが得られると確信していた。彼らはこのチャンスを得るに値する」 2得点をあげたヨビッチにも言及。コンディションの良さを強調した。 「私は彼に素晴らしいクオリティがあると信じ続けているし、彼はそのことをもっと信じ、さらに努力しなければならない」 「彼は難しい夏を過ごしたし、少ししかプレーしないのであれば、コンディションを戻すのには役に立たない。今の彼は肉体的にも精神的にも良好だ。ボックス内でもサイドでもクオリティを備えているし、チャンピオンになれる」 レオンやFWクリスチャン・プリシックを途中投入したことにも触れ、約2カ月ぶりのゴールを決めたレオンへのファンの対応には、感謝の意を表した。 「土曜日(サッスオーロ戦)でプレーした選手たちにも出場時間を与えたかった。練習するよりも試合でプレーした方が良いからだ」 「我々のファンは、デリケートかつ難しい局面でいつも目立っている。土曜日にブーイングを浴びたであろう選手に対し、彼らは好感を示してくれた。メンタル面はとても重要だ。ラファ(レオン)はとても喜んでいたよ」 2024.01.03 11:34 Wed

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サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun

セリエAでより洗練された万能型MF、離脱者続出オランイェの中盤救えるか/タイアニ・ラインデルス(オランダ代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■オランダ代表</span> 出場回数:2大会連続11回目 最高成績:優勝(1988) ユーロ2020結果:ベスト16 予選結果:グループB・2位 監督:ロナルド・クーマン <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> MFタイアニ・ラインデルス(ミラン) 1998年7月29日(25歳) 離脱者続出の中盤で躍動なるか。優勝候補数チームの下に位置する第2グループに属するオランイェでは、世界最高峰のDFであるファン・ダイク、通算45ゴールを挙げるエースのデパイら重鎮がキープレーヤーとなることに間違いない。また、ブンデスリーガで躍動したマートセン、フリンポン、シャビ・シモンズらサイドプレーヤーの活躍にも期待したいところだ。 ただ、今大会のカギを握る存在はフレンキー・デ・ヨング、トゥン・コープマイネルス、マールテン・デ・ローンら主軸の相次ぐ離脱で手薄となった中盤の軸を担う25歳となるはずだ。 近年多くの逸材を輩出する国内の強豪AZで台頭し、昨夏ミランへのステップアップを遂げたインドネシアにルーツを持つMF。AZ時代には中盤の前目の位置で攻撃センス、推進力を遺憾なく発揮するダイナミズムを最大の売りとしてきたが、ロッソネリではより深い位置でビルドアップ、前線と中盤を繋ぐリンクマンとしての新境地を開いた。ボックス・トゥ・ボックスのスタイルはそのままに、よりシンプル且つ効果的なプレー判断が光る洗練された万能型MFに進化した印象だ。 [4-3-3]をメインに[3-4-2-1]のオプション採用も想定される中、クーマン監督が選んだ中盤は深めの位置でプレーするスハウテンを除き、ボックス・トゥ・ボックスタイプの選手が多く、ラインデルスには自身の特長を活かしながらオーガナイザー、バランサーという側面をより強調したプレーが求められることになる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《22:00》 【D】ポーランド代表 vs オランダ代表 ▽6月21日(金) 《28:00》 【D】オランダ代表 vs フランス代表 ▽6月25日(火) 《25:00》 【D】オランダ代表 vs オーストリア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.バルト・フェルブルッヘン(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) 13.ユスティン・バイロウ(フェイエノールト) 23.マルク・フレッケン(ブレントフォード/イングランド) DF 2.ルシャレル・ヘールトライダ(フェイエノールト) 3.マタイス・デ・リフト(バイエルン/ドイツ) 4.ヴィルヒル・ファン・ダイク(リバプール/イングランド) 5.ナタン・アケ(マンチェスター・シティ/イングランド) 6.ステファン・デ・フライ(インテル/イタリア) 12.ジェレミー・フリンポン(レバークーゼン/ドイツ) 15.ミッキー・ファン・デ・フェン(トッテナム/イングランド) 17.デイリー・ブリント(ジローナ/スペイン) 20.イアン・マートセン(ドルトムント/ドイツ) 22.デンゼル・ダンフリース(インテル/イタリア) MF 7.シャビ・シモンズ(RBライプツィヒ/ドイツ) 8.ジョルジニオ・ワイナルドゥム(アル・イテファク/サウジアラビア) 14.タイアニ・ラインデルス(ミラン/イタリア) 16.ジョエイ・フェールマン(PSV) 24.イェルディ・スハウテン(PSV) 26.ライアン・グラフェンベルフ(リバプール/イングランド) FW 9.ワウト・ヴェグホルスト(ホッフェンハイム/ドイツ) 10.メンフィス・デパイ(アトレティコ・マドリー/スペイン) 11.コーディ・ガクポ(リバプール/イングランド) 18.ドニエル・マレン(ドルトムント/ドイツ) 19.ブライアン・ブロビー(アヤックス) 21.ジョシュア・ザークツィ(ボローニャ/イタリア) 25.ステーフェン・ベルフワイン(アヤックス) 2024.06.16 18:00 Sun

鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

名手アンブロジーニがグアルディオラをカルチョへ勧誘「イタリアでも非常に尊敬されている」

マッシモ・アンブロジーニ氏が、稀代の名将ジョゼップ・グアルディオラをカルチョへ誘う。『フットボール・イタリア』が伝える。 ミランのレジェンド、アンブロジーニ氏。「黒子」という言葉はこの男のためにあるのではないか、と思うほど脇役に徹したボランチだっだが、時代を彩ったまごうことなき名選手だ。 氏はこの度、合法スポーツベット『OLGB』のインタビューで古巣ミランなどについて語るうち、次第に話題はユベントスのチアゴ・モッタ新監督へ。そこから「指揮官論」へと入っていき、こんな質問を投げかけられた。 “カルチョで指揮を執ってほしい監督は?” 「イタリア人なら誰しも、ペップ・グアルディオラをカルチョで観てみたいと思っているんじゃないかな。イングランドと同じく、ここイタリアでもペップは史上最高の監督の1人として尊敬されているしね」 「ペップがマンチェスター・シティに対する愛着を語っている様子をよく見るよ。『クラブへの愛』、それはカルロ・アンチェロッティがレアル・マドリー愛を口にするのと同じだ」 「私も同じクラブ(ミラン)で17年間プレーしたから、愛着を持つ場所を離れる難しさはよくわかる。ペップがシティを易々と離れることもなかっただろう?」 「しかし、いつかはカルチョで指揮を執って欲しいものだね。少なくともピッチ上での変化は恐れない男だ。新しい挑戦なら、ここイタリアが最適かもしれない」 選手キャリアの全盛期は下部組織時代から過ごすバルセロナだったペップ・グアルディオラだが、30歳で突如としてセリエAのブレシアへ移籍し、その後ローマでもプレー。今なお流暢なイタリア語を話せることで知られる。 キャリア晩年は当時まだ主流とは言えなかった中東カタールへ向かい、最後は北中米メキシコでスパイクを脱いでいる…ペップ・グアルディオラとは冒険家なのだ。 2024.06.14 16:00 Fri

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サウジアラビアがミランの10番に関心、契約解除金は296.5億円だが…

ミランの10番を背負うポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)に対して、サウジアラビアからの関心が強まっているという。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 2019年8月にリールからミランへと加入したレオン。左ウイングを主戦場にミランの攻撃の軸となり、2023-24シーズンはセリエAで34試合9ゴール10アシスト。公式戦47試合で15ゴール14アシストを記録した。 その才能は多くのクラブの関心の対象となっており、ヨーロッパのビッグクラブも関心を見せている中、当然のようにサウジアラビアからも関心があるという。 『TuttoMercatoWeb』によれば、アル・ヒラルが関心を持っているとのこと。現時点では正式なオファーは出されていないようだが、今後数週間以内にミランにオファーを出すとのこと。レオンの獲得に動くという。 ただ、ミランも当然売却する意思はない。2028年夏までの契約をレオンと結んでいるが、契約解除条項として1億7500万ユーロ(約296億5000万円)を設定している状況。この金額以下で獲得することは不可能であり、交渉する気はないという。 一方で、レオン自身は現在はポルトガル代表として臨むユーロ2024に集中。少なくとも、大会が終了するまでは去就については考えないと見られている。 2024.06.18 18:40 Tue

バルサ行き破談濃厚のアルゼンチン代表MF、新天地はセリエA強豪か…

バルセロナ行き破談濃厚となったアルゼンチン代表MFギド・ロドリゲス(30)の新天地は、セリエAの強豪となるかもしれない。 今シーズン限りでレアル・ベティスを退団する守備的MFは、一時バルセロナ行きが既定路線となっていた。 条件面ではプレ合意に至っていたが、チャビ・エルナンデス監督の解任にハンジ・フリック新監督の就任によって状況に変化。財政難のクラブはその他のターゲットの獲得に失敗した場合の保険としての可能性を残している模様だが、ほぼカタルーニャ行きの線は消えたという。 これにより、去就が振り出しに戻ったギド・ロドリゲスだが、イタリア『Il Giorno』の報道によれば、アタランタが新天地となる可能性があるようだ。 ブラジル代表MFエデルソンに引き抜きの噂が絶えないラ・デアは、その後釜としても中盤の選手層を埋める存在にもなり得るアルゼンチン代表MFへオファーを掲示。過去にはマンチェスター・ユナイテッド、ナポリも関心を示した大型ピボーテは、その他の選択肢を考慮に入れているものの、少なくとも条件面では納得できるオファーとなっているとのことだ。 コパ・アメリカ2024にも招集中の実力者は、そのプレースタイル的にもアタランタにフィットする可能性が高いが、今夏のセリエA初挑戦は実現するのか…。 2024.06.18 08:00 Tue

ラツィオがルイス・アルベルト&鎌田の後釜を確保…“ナイジェリア代表の未来”23歳フィサヨ・デレ=バシル

ラツィオがナイジェリア代表MFフィサヨ・デレ=バシル(23)の獲得に漕ぎ着けたという。 デレ=バシルはスュペル・リグ(トルコ1部)のハタイスポルに所属する186cmセントラルハーフ。マンチェスター・シティの下部組織で育まれた、ストライドの大きいクラックだ。 昨秋はナイジェリア代表デビューを飾り、初試合で決勝点をアシスト。今年1月のアフリカ杯こそ落選も、先日の2キャップ目で初ゴールを決め、今後のナイジェリアを背負っていく存在の1人であることが明確になった。 そんな23歳の獲得が近づくラツィオ。 長年の“背番号10”ルイス・アルベルト(31)を売却し、鎌田大地(27)も契約満了に伴う退団が確実…来季から攻撃のタクトを振るう役割もデレ=バシルに求められる。 ファブリツィオ・ロマーノ氏は17日、ラツィオが移籍金700万ユーロ(約11.8億円)でクラブ間交渉をまとめ上げたとレポート。最後の一押しとメディカルチェックは数日中、とのことだ。 2024.06.17 21:35 Mon

やはりルカクはサウジ行きが妥当? 関心寄せるナポリは大金得たとて…

ベルギー代表FWロメル・ルカク(31)はやはりサウジアラビア行きが妥当な線か。 2020-21シーズンのセリエA得点王・ルカク。この時点でインテルの“顔”だったストライカーは、21年夏にクラブの財政状況から売却を迫られたこともあり、チェルシーへ。 21-22シーズンはチェルシーで期待外れに終わり、22-23シーズンはインテルにローン復帰で一定のインパクトも急な心変わりで実質的な喧嘩別れ、23-24シーズンはローマにやはり1年ローンで拾われてそこそこ活躍。 ここ数年の成績はともかく、保有元チェルシーはルカクを売却したいところだが、金銭的な事情により、なかなか完全移籍で買い取ってくれるところがない、というのが現状。無論ローマも買い取り不可能とされる。 そこへサウジ勢とナポリからの関心が。 ファブリツィオ・ロマーノ氏いわく、ナポリはナイジェリア代表FWビクター・オシムヘン(25)を売却した場合に限って、ルカク獲得の可能性がわずかに上昇。人気銘柄オシムヘンを売れば、そこそこの金額が懐に入ってくることは想像に難くない。 しかし、前述の通り、ルカク獲得の可能性は極小。 大金を得たとて、アウレリオ・デ・ラウレンティス会長がチェルシーの希望通り(4300万ユーロ/約72.1億円/リリース条項)に財布の紐を緩めることは、どうしたって考えにくい。 したがって、ルカクは資金力が突き抜け、札束の雨を降らせることに躊躇がないサウジアラビアのトップクラブ行きが、現実的なキャリアのネクストステップか。 ルカクの扱い方をよく知るアントニオ・コンテ新監督がどれだけ望もうとも、デ・ラウレンティス会長が4300万ユーロの支払いを許可することは流石になさそうだが、果たして。 2024.06.17 16:50 Mon

インテルがジェノアへ若手を大量提示…ジョゼップ・マルティネスの獲得コスト削減へ譲歩狙う

インテルがジェノアへ若手を大量に提示しているという。イタリア『カルチョメルカート』が伝える。 スイス代表GKヤン・ゾマー(35)の後継者探しに本腰を入れるインテル。アトレチコMGのブラジル代表GKベントを「高額すぎる」として諦め、現在獲得交渉中なのが、ジェノアの元スペイン代表GKジョゼップ・マルティネス(26)だ。 交渉成立に備えてジェノアが日本代表GK鈴木彩艶(21)をリストアップする一方、インテルは何としてでも今夏中にGKを確保しておきたい模様。J・マルティネスの獲得交渉にあたり、若手の譲渡をジェノアへ提示したそうだ。 その面々は、ウルグアイ代表FWマルティン・サトリアーノ(23)、U-21イタリア代表MFガエタノ・オリスタニオ(21)、U-21イタリア代表FWセバスティアーノ・エスポージト(21)、U-21イタリア代表DFマッティア・ザノッティ(21)。いずれもレンタル放出中の21〜23歳だ。 J・マルティネスの獲得と引き換えに、インテルから1人ないし2人がジェノアへ…レンタル移籍か完全移籍か形態は不明瞭だが、マロッタ・インテルがJ・マルティネスに注力していることは間違いなさそうだ。 2024.06.17 16:10 Mon

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ラファエルの記事ランキング

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若手発掘にも力を入れるミラン、次に狙うはアーセナル&シャルケの逸材か

ミランがアーセナルやシャルケの若手選手に目をつけているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 近年は比較的若手の育成に成功しているミラン。2019年夏にリールから獲得したFWラファエル・レオンは攻撃の核として活躍しており、2020年夏にブレシアからミランへと移ったMFサンドロ・トナーリは、多額の移籍金を残して今夏ニューカッスルへと去っていった。 そんなミランは引き続き若い才能への投資を続けていきたいと考えているようで、アーセナルアカデミー出身のU-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)に注目している模様。現在スウォンジー・シティにレンタル移籍中のこのプレーメイカーの獲得には、少なくとも移籍金2500万ユーロ(約39億9000万円)が必要となるようだが、MFラデ・クルニッチとの契約延長交渉が破談となった場合は獲得に動く可能性があるという。 また、パティーノより3歳若く、すでにシャルケで主力として活躍しているU-17ドイツ代表MFアサン・ウエドラオゴ(17)には継続的に接触を図っているとのこと。実際に獲得に動くには、シャルケが設定している2000万ユーロ(約31億9000万円)の契約解除金を引き下げることができるかどうかが鍵となるようだ。 なお、近年シャルケからミランに移った選手では2022年夏に加入した22歳のDFマリック・チャウがいる。今シーズンのチャウは開幕からレギュラーの1人として最終ラインを支えており、6月にはドイツ代表デビューも飾っていた。 2023.11.01 21:54 Wed
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退任したマルディーニ元TD、ピオリ監督からミランOBピルロ氏への指揮官交代を目論んでいた?

ミランから去ることになったパオロ・マルディーニ氏は、チームに革命を起こそうと目論んでいたようだ。 スポーツ・ディレクター(SD)のフレデリック・マッサーラ氏とともに、テクニカル・ディレクター(TD)としてミランの強化を進めてきたマルディーニ氏。フランス代表DFテオ・エルナンデスやポルトガル代表FWラファエル・レオン、フランス代表GKマイク・メニャンといった柱となる選手の獲得にも成功してきた。 ベテランと若手がうまく融合したミランは、ステファノ・ピオリ監督のもとで徐々に成績を伸ばしていき、昨季は11年ぶりのスクデット獲得。今季は16年ぶりのチャンピオンズリーグ(CL)ベスト4入りという快挙を成し遂げた。しかし、マルディーニ氏とマッサーラ氏の強化方針が、クラブオーナーを務めるジェリー・カルディナーレ氏の考えと噛み合わなかったようで、急転直下マルディーニ氏の退任が6日に発表された。マッサーラ氏退任の正式発表もまもなくとみられている。 こうしてミランを去ることになったマルディーニ氏だが、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によると、ミランを去る前に指揮官交代を模索していたようで、ピオリ監督に代わりクラブOBのアンドレア・ピルロ氏をベンチに据えたいと考えていたという。 かつてピッチ上で共に戦ったマルディーニ氏とピルロ氏は固い絆で結ばれているようで、マルディーニ氏はその関係を仕事にも結びつけたいと考えていたとのこと。ピルロ氏は数年前にマルディーニ氏との関係を問われた際、「パオロ? 今まで一緒にプレーした中で最高の選手であり、彼は私の一部だ」と答えていたという。 現役時代のピルロ氏は稀代のレジスタとしてミランの黄金期を支え、2度のセリエA制覇や2度のビッグイヤー獲得などに貢献。その後、2011年夏にユベントスへフリーで移籍し、セリエA4連覇を味わった。 現役引退後の2020年夏には、マウリツィオ・サッリ監督の突然の解任を受け、リザーブチームの指揮官を務める予定だったものの、ユベントスで指揮官としてのキャリアをスタートさせることに。残念ながら、チームのセリエA連覇記録を「9」で途絶えさせてしまう結果となり、わずか1年で解任。今季はトルコのファティ・カラギュムリュクで指揮を執っていたが、シーズン終了前の5月末に退任していた。 2023.06.07 22:27 Wed
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J2残留争い中の栃木が3選手を一挙補強! 名古屋MF石田凌太郎、京都FWイスマイラ、ブラジル人DFラファエルが加入

栃木SCは13日、名古屋グランパスのMF石田凌太郎(21)、京都サンガF.C.のFWイスマイラ(24)、アナポリスのDFラファエル(22)の3名の加入を発表した。 石田は育成型期限付き移籍で移籍期間は2024年1月31日まで。背番号は「31」に決定し、名古屋との試合には出場できない。イスマイラは期限付移籍で移籍期間は2023年12月31日まで。背番号は「99」で京都との試合には出場できない。 また、ラファエルは完全移籍となり、背番号は「33」となる。 石田は名古屋の下部組織育ちで、U-12から所属し2019年にトップチームに昇格。徳島ヴォルティスへの期限付き移籍も経験。今シーズンは明治安田生命J1リーグで4試合、YBCルヴァンカップで5試合1得点、天皇杯で1試合に出場していた。 イスマイラは福島ユナイテッドFCから2021年途中に京都へと完全移籍。2022シーズンはJ1で10試合、ルヴァンカップで5試合、天皇杯で4試合2得点を記録。今シーズンは2月にモルドバのシェリフ・ティラスポリへ期限付き移籍。公式戦12試合で5ゴールを記録していた。 ラファエルはグレミオなどでプレー。カンピオナート・ブラジレイロ・セリエD(ブラジル4部)で10試合に出場し3得点を記録していた。 3選手はクラブを通じてコメントしている。 ◆MF石田凌太郎 【栃木SC】 「りょうたろうと呼んでください!栃木にも風を吹かせましょう!一緒に闘ってください!カンセキスタジアムとちぎで会いましょう!」 【名古屋グランパス】 「栃木SCに育成型期限付き移籍することになりました。 試合に出て成長してきます。名古屋の風を栃木にも吹かせてきます!」 ◆FWイスマイラ 【栃木SC】 「初めまして、イスマイラです!栃木SCに貢献できるよう、チーム一丸となって戦います!応援を宜しくお願いします」 【京都サンガF.C.】 「このたび、栃木SCに期限付き移籍することになりました。FCシェリフ・ティラスポリに続き、再び大好きな京都を離れることになり、寂しい気持ちもありますが、また、新たな挑戦が出来ることを楽しみにしています。引き続き、応援よろしくお願いします」 ◆DFラファエル 「栃木SCの皆さん初めまして、ラファエルです!」 「サポーターの皆さんの想いに応えられるよう、仲間と共に戦います!すぐに会いましょう!」 2023.07.13 09:57 Thu
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元大宮FWラファエルがシーズン途中ながらクルゼイロからスポルチ・レシフェに移籍

▽ブラジル・セリエAのスポルチ・レシフェは、クルゼイロからFWラファエル・マルケス(34)を獲得した。クラブ公式サイトが伝えた。 ▽既に開幕から5試合を経過しているブラジル・セリエA。ラファエルは、クルゼイロで2試合の途中出場に終わっており、コパ・リベルタドーレスでは出場機会がなかった。 ▽昨シーズンは開幕をパルメイラスで迎えたものの、すぐにクルゼイロへと移籍。リーグ戦19試合に出場し1ゴールだった。 ▽ラファエルは、かつて大宮アルディージャに4シーズン在籍し、公式戦97試合に出場し29ゴールを記録。浦和レッズとの“さいたまダービー”では浦和キラーとして活躍した。スポルチ・レシフェとは2018年12月までの契約を結んでいる。なお、背番号は「15」。 2018.05.17 20:55 Thu
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ミランの15歳神童カマルダ、ヴィオラ戦で初招集の可能性…出場すればセリエA最年少出場記録更新に

ミランの15歳の神童がフィオレンティーナ戦でファーストチーム初招集のチャンスを得るかもしれない。イタリア『Sport Mediaset』が報じている。 ミランはインターナショナルブレーク明けの初戦でフィオレンティーナと対戦する。だが、この試合ではFWオリヴィエ・ジルーがサスペンション、FWラファエル・レオンが負傷によって欠場となる可能性が濃厚だ。 また、FWノア・オカフォーは左ウイングでレオンの代役を担う可能性が高く、純粋なセンターフォワードはフィットに苦戦するFWルカ・ヨビッチのみとなっている。 そういったなか、ステファノ・ピオリ監督はU-17イタリア代表FWフランチェスコ・カマルダのファーストチーム初招集を検討しているようだ。 カマルダは2017年に9歳でクラブのアカデミーに入団して以降、3シーズンで87試合に出場し、483ゴールを記録。1試合平均5.5ゴールと驚異的なペースでゴールを量産し、一躍神童として大きな注目を集めた。 飛び級でプレーするU-19カテゴリーではレベルの上昇によってさすがにゴールペースは落ちたものの、今シーズンここまでは13試合7ゴールとプリマヴェーラや世代別代表チームでもしっかりと結果を残している。 セリエAの屈強な守備者相手に球際の競り合いでの勝負は未知数だが、180cm台後半の恵まれた体躯に加え、テクニックや得点感覚の部分では問題なく戦えるはずだ。 なお、仮にフィオレンティーナ戦で出場した場合、15歳264日でのセリエAデビューとなり、ボローニャのDFウィズダム・アメイのセリエA最年少出場記録(15歳274日)を更新することに。さらに、ゴールを決めた場合はローマのFWアメデオ・アマデイの最年少ゴール記録(15歳287日)も更新することになる。 2023.11.21 07:00 Tue

ミランの記事ランキング

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元チェルシーDFも入閣へ…イブラヒモビッチ氏がミランのフォンセカ新監督就任を発表か

ミラン幹部のズラタン・イブラヒモビッチ氏が13日に記者会見を行うという。 ステファノ・ピオリ監督が退任するミラン。イタリア『カルチョメルカート』によると、チーム編成において大役を担うイブラヒモビッチ氏は13日午前から記者対応があるとのことだ。 どうやらここでパウロ・フォンセカ新監督(51)就任が発表される可能性もある模様。 ここで発表されるかはさておき、フォンセカ新監督誕生がほぼ確実とされるミラン。契約期間は3年間で、年俸は純額300万ユーロ(約5億円)…1年ごとのボーナスも付随するという。 また、フォンセカ新監督の技術班も揃ってミラン入り。 副官として元チェルシーにしてポルトガル代表DFだったパウロ・フェレイラ氏(45)、ティアゴ・レアル氏(39)、フィジカルコーチのパウロ・モウラン氏(43)、GKコーチのアントニオ・フェレイラ氏(45)…ミランのコーチ陣は来季からポルトガル&ブラジルのセットとなる。 2024.06.12 13:45 Wed
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セリエA復帰希望が明白なモラタ、アトレティコを突き放す「明らかに僕は優先されていない」

スペイン代表のキャプテン、FWアルバロ・モラタ(31)が所属するアトレティコ・マドリーを牽制した。 ユーロ2024を控えるスペイン代表の大黒柱であるモラタだが、同時にクラブキャリアの今後が注目されており、大会後のイタリア・セリエA復帰が取り沙汰されている状況だ。 以前はユベントスで活躍したモラタ。 本人がセリエA復帰を望んでいるのは、もはや公然の事実となっており、古巣ユベントスやミラン、ローマと紐付けされるなか、スペイン『El Larguero』で、現所属のアトレティコを突き放すように意見を述べている。 「アトレティコの誰とも話していないけど、クラブが8人ものストライカーを獲得したがっていることは僕も把握している。明らかに僕は今後のアトレティコにおいて優先されていない」 「僕はいま31歳で、10月には32歳だ。プレーできないならアトレティコを去る。僕に関する報道もよく知っているし、クラブの考えもわかっている。だから僕もハッキリものを言う」 アトレティコとの契約にはリリース条項1500万ユーロ(約25.4億円)があるとされ、セリエA復帰なら現在の半分である年俸400万〜500万ユーロを受け入れる必要があるとのこと。 それでも、イタリア人の妻がいるモラタ。今回の発言からも、セリエA復帰を望んでいるとみて間違いなさそうだ。 2024.06.13 17:40 Thu
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今季ラ・リーガ得点王ドフビクがイタリアクラブとの接触認める…ナポリやミランが候補か

ジローナのウクライナ代表FWアルテム・ドフビク(26)はイタリア行きの可能性もあるようだ。スペイン『アス』が伝えた。 今シーズンはラ・リーガで3位フィニッシュの躍進を遂げ、クラブ史上初となるチャンピオンズリーグ(CL)出場も決めたジローナ。主砲として24ゴールの活躍を見せたドフビクは、ラ・リーガの得点王にも輝いた。 そんな189cmのストライカーにはアトレティコが関心。ジローナは2500万ユーロ(約42億3000万円)のオファーを受け取り、これをすぐさま拒否したと報じられていた。 ドフビクと2028年6月までの契約を結ぶジローナは、移籍金3500万ユーロ(約59億2000万円)を望んでいるとのこと。しかし、狙っているのは国内のクラブにとどまらず、セリエAのナポリとミランも獲得に動いているという。 ユーロ2024に向けウクライナ代表で活動中のドフビクは、代理人とイタリアのクラブとの接触の噂に対して「そうだね、彼はそのことについて話している」とコメント。クラブは明らかになっていないが、何らかの動きがあることを認めた。 また、「僕に関するニュースがあるけど、全て冷静に受け止めている」とも語ったドフビク。まずはユーロに集中し、グループステージ突破に全力を注ぐつもりだ。 「このユーロではチームとしてのポテンシャルを最大限に発揮したい。僕個人としては特別な目標は設定しない」 「少なくとも3つの難しい試合が待っているから、しっかり準備してベストを尽くさなければならない」 7日にポーランド代表との国際親善試合を行ったウクライナは、ドフビクのゴールがありながらも1-3で敗戦。11日のモルドバ代表との親善試合を経て、17日のルーマニア代表とのユーロ初戦に臨む。 2024.06.09 16:17 Sun
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アーセナルのバックアッパー・キヴィオルに恩師着任ユーベが関心…ミランは16日にポーランド代表戦を視察へ

アーセナルのポーランド代表DFヤクブ・キヴィオル(24)はやはりイタリア方面から人気が根強い。 アーセナル最終ラインのバックアッパー、キヴィオル。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季は2月〜3月にかけて先発フル出場が続くも、やはり位置付けはサブ。周りの選手が万全なら、キヴィオルの序列は高くない。 そんなポーランド代表DFに対しては、前所属がセリエA時代のスペツィアとあってか、イタリア国内で今も評価が高く、ここ半年以上、移籍先としてミランがよく上がる。 イタリア各紙はミランがキヴィオル獲得を目指し続けていると紹介するなか、『カルチョメルカート』によると、どうやらユベントスも参戦。本腰を入れるかは不透明だが、16日に入ってこの動きが確認されたという。 ミランについては、今日現在ポーランド代表一行がユーロ2024で滞在しているドイツ・ハンブルクへリクルート班を向かわせており、16日のポーランドvsオランダをキヴィオル目的で視察するとのこと。 ユベントスは、守備陣補強としてボローニャのイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリを狙いつつ、キヴィオルもマーク。スペツィア時代のキヴィオルを育てたのは、21-22シーズンに同クラブを率いたチアゴ・モッタ監督だ。 キヴィオル本人はというと、ユーロ2024終了後の移籍を決意済みとも。同選手を2500万ユーロ(約42.2億円)と評価するアーセナルも、1800万〜2000万ユーロ(約30億〜33.7億円)のオファーが来れば妥協すると伝えられている。 2024.06.16 21:45 Sun
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ミランのザークツィー獲得交渉は停滞中…代理人が高額な手数料を要求

ミランとボローニャのオランダ代表FWジョシュア・ザークツィー(23)の獲得交渉は、現在停滞中のようだ。 今シーズン、加入2年目のボローニャで公式戦37試合出場12ゴール7アシストの成績を残し、ボローニャのトップ5フィニッシュと来シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)出場権獲得に多大な貢献を果たしたザークツィー。当然、多くのビッグクラブが関心を寄せていたが、その中でもミランが獲得に接近していた、 ボローニャとザークツィーの契約には、4000万ユーロ(約67億円)のバイアウト条項が存在しており、ミランは満額での支払いも準備。獲得への支障は何もないかに思われていた。 しかし、ミランとザークツィーの交渉はここにきて停滞。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、選手の代理人であるキア・ジョーラブシャン氏が1500万ユーロ(約25億3000万円)という高額な手数料を要求。これまでも代理人への手数料支払いに慎重な姿勢を見せてきたミランは、今回もこの要求をまだ受け入れていないという。 これにより、アーセナルやマンチェスター・ユナイテッドといったプレミア勢がザークツィー獲得に動く可能性もある模様。ミランとしてはライバルに参戦される時間を作らせないためにも、早めに交渉をまとめたいところだが、果たして。 2024.06.12 15:50 Wed

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