アカデミー出身のマウント活躍を喜ぶチェルシーOB「フットボールにロマンはまだある」

2021.05.07 17:57 Fri
Getty Images
チェルシーのレジェンドであるジョー・コール氏が、古巣で活躍するイングランド代表MFメイソン・マウントを称賛している。イギリス『イブニング・スタンダード』が伝えている。

チェルシーは5日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)準決勝2ndレグのレアル・マドリー戦で、終始試合を有利に運び2-0のスコアで勝利。敵地での1stレグは1-1で終えていたため、合計スコア3-1となりCL決勝進出を果たしている。
この試合で先発出場を飾ったチェルシーのアカデミー出身であるマウントは、チームを勝利に導く2点目をマーク。ファイナル進出に多大な貢献を果たした。

イギリス『BTスポーツ』に出演したJ・コール氏は、古巣で活躍を続けるイングランド代表を称賛。ヨーロッパ・スーパーリーグ(ESL)の喧騒にうんざりしていたからこそ、アカデミー出身の選手が大舞台で活躍する姿は心に響いたと語っている。

「この数週間、私はフットボールの醜い部分を目の当たりにしてきた。しかし今日、メイソン・マウントが決定的なゴールを決めた。6歳からチェルシーに所属している彼がね」
「メイソンは子供の頃からこのクラブがトロフィーを獲得したり、トロフィーを失ったりする姿を見てきた。彼は、今日のような試合でスタンドに座っていたのだろう」

「メイソンは今日のような最高のパフォーマンスを発揮するチームで、最後の仕上げができる選手になった。これは、フットボールにはまだロマンが存在していることを、私に教えてくれたね」

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「ライスは今季が終わったら決断を」 ハマーズOBのJ・コールが自身の経験から見解示す

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ジョー・コールはW杯に良い思い出なし?「戦術がなかった」「反乱寸前」「何の意味が…」

元イングランド代表MFのジョー・コール氏は、自身が出場した過去のW杯にあまり良い思い出がないようだ。 現役時代にイングランド代表として2002年の日韓大会、06年のドイツ大会、10年の南アフリカ大会と、3度のW杯を経験したジョー・コール氏。今回のカタールW杯でコメンテーターを務める同氏は、イギリス『テレグラフ』のコラム内で自身が出場したW杯の苦い思い出を綴っている。 「W杯に参戦するのはどんな感じかって? もちろん素晴らしい気分になるし、誇らしいさ。だけど、緊張することも、イライラすることもあったっけな」 「私が出た3大会には共通して言えることがひとつある。それは、私はもっとうまくやるべきだったということ。選手として十分ではなかったんだ。イングランドがチームとして他国ほど戦術が洗練されていなかったことも挙げねばならない」 「2006年は優れた選手が揃っていた。だが、他の要因は私たちにとって不利に働いた。ウェイン・ルーニーのケガは甚大な影響を与え、チームに決まった『型』のような戦術はなかったと言える」 また、イタリア人指揮官のファビオ・カペッロ監督の下で臨んだ南アフリカ大会では、チームが空中分解の危機に陥っていたとも回想している。 「カペッロは選手を家族と切り離し、厳格な雰囲気の中で事前キャンプに臨んだ。だが、あまり収穫もなく、選手たちは反乱を起こす寸前だったよ」 「ルールも色々あったね。例えば、カペッロは朝食のトーストにバターを塗るのを禁じた。僕を含め、誰もが我慢できるものだが、ルールは些細なことだらけで、何の意味があるかわからなかった」 2022.11.18 20:43 Fri

愚行退場のヌニェス、アンフィールドデビューでの退場は史上2人目

愚行退場が話題となっているリバプールのウルグアイ代表FWダルウィン・ヌニェスだが、アンフィールドでは史上2人目の醜態となってしまったようだ。 今夏にベンフィカから最大1億ユーロの移籍金で加入したヌニェス。マンチェスター・シティとのコミュニティ・シールドではPK獲得に1ゴール、プレミアリーグ開幕節のフルアム戦では1ゴール1アシストと、会心のデビューを果たした。 その中で迎えた15日のクリスタル・パレス戦。ウルグアイ代表FWには公式戦3試合連続ゴールが期待されたが、1点ビハインドの中、ヌニェスは57分に小競り合いしていた相手のヨアキム・アンデルセンに頭突きを見舞い一発退場に。1点ビハインドだったチームはその後、ルイス・ディアスのゴールで同点に追いついたものの、数的不利が響いて開幕戦から2試合連続ドローという結果に終わった。 試合後にはユルゲン・クロップ監督からも厳しい意見を述べられたヌニェス。この試合はアンフィールドデビュー戦でもあったが、同様の試合で退場となったのは過去にたった一人。 サッカーのあらゆるデータを管理する『Opta』によれば、2010-11シーズンのプレミアリーグ開幕戦、2010年8月15日に行われたアーセナル戦で、当時チェルシーから加入したジョー・コールが一発退場を命じられている。同選手は前半アディショナルタイムに、相手のローラン・コシエルニーのパスをカットしようとスライディングを試みたところ、勢い余って衝突。危険行為とみなされ一発レッドカードの対象となった。 ただ、ジョー・コールのプレーは悪意があったわけではないため酌量の余地があるが、今回に関しては感情をコントロールできなかったヌニェスが未熟だったと言える。今後、イングランドサッカー協会(FA)から罰則が与えられると見られているが、ヌニェスは早急に信頼回復に努めたいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画&写真】ダルウィン・ヌニェス、相手の胸に頭突きの愚行までの流れ</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="m6E4T6wfl68";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/ChSx-a0jAGU/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="14" style=" background:#FFF; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/ChSx-a0jAGU/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">ESPN FC(@espnfc)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2022.08.16 15:40 Tue

チェルシーから決勝点奪ったキエーザを有識者が称賛! 「何もないところからチャンスを作れる」

ユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザが称賛を浴びている。イギリス『メトロ』が伝えた。 キエーザは29日に行われたチャンピオンズリーグ(CL)のグループH第2節のチェルシー戦に先発出場。切れ味鋭いドリブルで相手を翻弄すると、後半開始10秒で値千金の先制弾を決めた。結局これが決勝点となって、ユベントスが昨季王者を下している。 この試合での活躍ぶりを見た元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏は、イギリス『BT Sport』でキエーザを絶賛。今夏に関心を示していたチェルシーとマンチェスター・ユナイテッドは後悔しているだろうとコメントした。 「キエーザはビッグプレーヤーで、イングランドのいくつかのクラブと噂になっていたんだ。『なぜ彼を獲得しなかったのか 』と考えているだろうね」 「彼はとにかく素晴らしい。ユーロでは王者イタリアのゴールを脅かす選手として活躍した」 「彼のスピードとドリブルは最高だ。相手にとって脅威であり、力強く、後ろから走り込んでいくタイプだ。前線のどこでもプレーできる現代的なストライカーであり、中央でプレーするのと同じようにワイドにも対応できる。そして、そのスピードでディフェンダーを不安にさせるのだ」 また、元イングランド代表MFのジョー・コール氏もキエーザをべた褒め。若き日のアトレティコ・マドリーのウルグアイ代表FWルイス・スアレスになぞらえて絶賛した。 「彼の最大の特徴は、謙虚さを持ってプレーしていることだ。若い日のルイス・スアレスのようにハツラツとしていて、何もないところからチャンスを生み出すことができる」 「ユベントスとの契約が満了になれば、ヨーロッパのすべてのクラブが彼を欲しがるだろう」 https://metro.co.uk/2021/09/30/chelsea-champions-league-thomas-tuchel-federico-chiesa-15339696/ 2021.09.30 19:49 Thu

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クリスタル・パレスのU-23フランス代表MFマイケル・オリーズ(22)の獲得に向け、チェルシーなど複数クラブが動きを見せているようだ。『The Athletic』が報じた。 チームメイトのイングランド代表MFエベレチ・エゼ(25)と共に、ビッグクラブからの関心が絶えないオリーズ。今シーズンは2度の負傷離脱もあり、プレミアリーグで19試合のプレーにとどまったが、10ゴール6アシストと自己最高の成績を残した。 今夏のパリ・オリンピックを戦う25名のU-23代表候補メンバーに入ったなか、そんなオリーズ獲得に本格的に乗り出しているのが、昨夏も動いていたチェルシー。代理人との交渉の許可を求めるべく、パレスにコンタクトを取ったという。 また、チェルシーは6000万ポンド(約120億6000万円)程度とみられる契約解除金を用意する準備もあるとのこと。ほかにはバイエルンとニューカッスルもパレスに接触済みで、マンチェスター・ユナイテッドやマンチェスター・シティも22歳の俊英に関心を示している。 昨夏のオリーズは、チェルシー行きが迫っていたなかでパレスとの契約延長を決断。現行契約を2027年6月まで残す一方、今夏も自らの将来について考えを巡らせることになりそうだ。 2024.06.14 16:11 Fri

「イングランド代表に集中」チェルシーMFギャラガーが移籍の噂に言及、自身を引き上げたポチェッティーノ前監督には「本当に感謝している」

イングランド代表としてユーロ2024に臨むMFコナー・ギャラガー。憶測を呼んでいる今夏の移籍やチェルシーについて語った。イギリス『BBC』が伝えた。 チェルシーのアカデミー育ちのギャラガーは、チャールトン・アスレティックやスウォンジー・シティ、ウェスト・ブロムウィッチ(WBA)、クリスタル・パレスへとレンタル移籍を繰り返していた。 2022年7月、正式にファーストチームに昇格。昇格して2年目のシーズンとなった2023-24シーズンは、プレミアリーグで37試合に出場し5ゴール7アシストを記録。公式戦では50試合で7ゴール9アシストを記録した。 マウリシオ・ポチェッティーノ監督の下、チームの中心選手としてプレーしたギャラガーだが、残り1年となった契約期間もあり、今夏の移籍が取り沙汰されている。 チェルシーはファイナンシャル・フェア・プレー(FFP)に抵触する可能性があり、今夏の移籍市場では選手を売却しなければいけない状況に。多くの関心があるギャラガーが売却対象だとされてきた。 ユーロ開幕を前に記者会見に出席したギャラガーは、改めてシーズンを振り返り、チェルシーで良いシーズンが過ごせたとコメント。ポチェッティーノ監督への感謝も口にした。 「本当に楽しかった。サッカーをしている時は幸せだし、今シーズンはコンスタントにプレーできているので、できるだけチェルシーに貢献できるように、そしてプレーしている時はイングランド代表に貢献できるように一生懸命働いた」 「昨シーズン、チェルシーに自分の実力を見せられる機会を与えてくれたマウリシオ・ポチェッティーノ監督に本当に感謝している。まだまだ改善の余地はあると願っている」 しかし、自身を信頼して起用してくれたポチェッティーノ監督はシーズン終了後に解任。新たにエンツォ・マレスカ監督の就任が決定していた。 ギャラガーは残念だとコメントしながらも、新体制でのシーズンを楽しみにしていると語った。 「もちろん、彼は僕のために多くのことをしてくれたし、彼やコーチ陣のことを思うと残念だった。でも、新しい監督(エンツォ・マレスカ)が来ることを本当に楽しみにしている。僕とチェルシーの全員が、彼と一緒に仕事ができることを本当に楽しみにしている」 また、自身にまつわる憶測にも言及。今は、ユーロのためにイングランド代表に集中していると語るに留めた。 「イングランド代表に集中しているんだ。これは、僕にとっても国にとっても最も重要なこと。今はただ、大会のスタートが待ちきれない」 2024.06.13 23:25 Thu

期待の若手デュラン獲得狙うチェルシー、アストン・ビラとの交渉が開始か

チェルシーがコロンビア代表FWジョン・デュラン(20)獲得のため、アストン・ビラと接触したようだ。 今シーズンのプレミアリーグを6位で終え、マウリシオ・ポチェッティーノ監督が退任となったチェルシー。新たにエンツォ・マレスカ監督を迎えたチームは、新シーズンに向けて攻撃陣の強化に着手している。 そんな中で、クラブが注目しているのがデュランだ。20歳の若さながら今シーズンは公式戦37試合8ゴールを記録しており、若手の補強を好むチェルシーにとっては格好のターゲットとなっている。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、チェルシーとビラの間で最初の接触があった模様。ビラはデュランに3500万~4000万ポンド(約69億~79億円)の値札をつけているが、チェルシーのイングランド代表MFコナー・ギャラガー獲得に関心を示していることから、交渉に影響することも考えられる。 デュランにはイタリア方面からの関心もあるが、本人はチェルシー移籍を優先したい意向とのこと。交渉は今後も続くことが予想されており、進展が注目される。 2024.06.12 09:45 Wed

複数クラブが関心寄せるチェルシーFWブロヤ、ヴォルフスブルクも獲得レースに参戦か

ヴォルフスブルクがチェルシーのアルバニア代表FWアルマンド・ブロヤ(22)に関心を示しているようだ。 チェルシーの下部組織出身であるブロヤは、フィテッセやサウサンプトンへのレンタルを繰り返していたが、昨シーズンからチェルシー復帰。しかし、2022年12月に右ヒザ前十字じん帯断裂の重傷を負ってしまうと、その影響もあって思うようなパフォーマンスを発揮できず、今シーズン途中からフルアムにレンタル移籍となった。 だが、そのフルアムでも出場機会は掴めず。プレミアリーグ8試合に出場するもスタメン出場はないままシーズンを終え、チェルシーへ帰還することになった。 チェルシーはすでにブロヤを今夏の売却対象としており、アルバニア代表FWには多くのクラブが関心。そんな中で、ドイツ『キッカー』によるとヴォルフスブルクも獲得に動く可能性があるとのことだ。 ブンデスリーガを12位で終えたヴォルフスブルクは、今夏の移籍市場で攻撃陣の強化に着手。ブロヤの持つ巨大なポテンシャルを評価しているという。 一方で、ブロヤに対してはウォルバーハンプトン、モナコ、ボローニャなど複数クラブから関心。来シーズンの欧州カップ戦出場権を有していないヴォルフスブルクにとって、争奪戦となれば厳しい状況になるとも報じられている。 2024.06.11 11:50 Tue

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アーセナルやエバートンで活躍したケビン・キャンベル氏が54歳で逝去…

15日、アーセナルやエバートンはOBの元イングランド人FWケビン・キャンベル氏が54歳で亡くなったと発表した。 ジャマカにルーツを持つキャンベル氏は、アーセナル下部組織出身のストライカーで、18歳時の1988年にファーストチームデビュー。レンタル移籍も経験しながら1995年まで在籍し、クラブ通算228試合に出場し59ゴールを記録した。 その後はノッティンガム・フォレスト、トラブゾンスポルと渡り歩き、1999年にエバートンへレンタル移籍。完全移籍に切り替わると、黒人選手としてクラブ史上初のキャプテンも務めた。 エバートンでは2005年までプレーし、通算164試合51ゴールを記録。ウェスト・ブロムウィッチ・アルビオン(WBA)、カーディフ・シティでキャリア晩年を過ごし、2007年に現役を引退した。 引退後はメディア上で解説者としても活躍。なお、息子のタイリース・キャンベルもプロサッカー選手で、チャンピオンシップ(イングランド2部)のストーク・シティに在籍している。 エバートンは5月に、キャンベル氏が大病を患い、入院していることを報告。「非常に体調が悪い」と発表していた。また、アーセナルは「元ストライカーのケビン・キャンベルが短い闘病の末に亡くなったと知り、大きな悲しみに暮れている」としており、病に臥したことを伝えている。 2024.06.15 22:04 Sat

「みんな同じに見える」ソン・フンミンへの差別発言をチームメイトが謝罪…ウルグアイ代表MF「酷いジョークだった」

トッテナムのウルグアイ代表MFロドリゴ・ベンタンクールが、韓国代表FWソン・フンミンに対する人種差別発言を謝罪した。 2022年1月にユベントスからトッテナムに加入したベンタンクール。2023-24シーズンはプレミアリーグで23試合に出場し1ゴールを記録していた。 そのベンタンクールはウルグアイ『Canal 10』の番組「Por La Camiseta」に出演。司会者のラファ・コテロ氏から選手のユニフォームを求められたが、その際の反応が問題となった。 ベンタンクールは「ソニーの?みんな同じように見えるから、ソニーの従兄弟かもしれないよ」とコメント。韓国人は似たような顔をしているからというジョークを口にしたつもりだった。 しかし、この動画がSNSで拡散されると、人種差別的な発言だと大炎上。ベンタンクールは、自身のインスタグラムのストーリーズで騒動を謝罪した。 「ブラザー、ソニー。起こってしまったことに謝罪する。あれはただの酷いジョークだった」 「僕が君を愛していることは知っていると思うし、君や他の誰かを軽視したり、傷つけたりすることは絶対にない!愛しているよ、ブラザー」 ベンタンクールは軽はずみな発言をしてしまったが、思わぬ炎上で謝罪。ただ、これに対してソン・フンミンは返事を送っていない。 2024.06.15 21:55 Sat

エバートンのクラブ買収話が決着か…フリードキン・グループとの基本合意報道

エバートンのクラブ売却話がフリードキン・グループで収まるかもしれない。 ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが噂に。セビージャなども保有する777パートナーズが買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、破談した。 そこでエバートンに救いの手を差し伸ばしたのがローマも保有するフリードキン・グループ。イギリス『BBC』によると、他にも4つの入札者がいたが、エバートンと買収の話を進める方向で基本合意に至ったという。 そんなフリードキン・グループは今週末までにもファルハド・モシリ氏から株式94%を買い取るか否かを近く決断しうるといい、取引の具体的な構造についても柔軟に対応していくスタンスとのことだ。 サウジアラビア王族を含むコンソーシアムらを退け、エバートン買収に近づくというフリードキン・グループはダン・フリードキン氏がトップに立ち、純資産は48億ポンド(約9579億8000万円)にのぼるとされる。 今季のプレミアリーグでリーグが定める収益と持続可能性のルール(PSR)に引っかかり、勝ち点剥奪処分を受けるなど、厳しい財政事情が表面化するエバートンだが、このままフリードキン・グループ入りとなるか。 2024.06.15 15:45 Sat

ユナイテッドが来週から男子トップチーム施設の改修開始! 投資額は100億円…「また最高水準に」

マンチェスター・ユナイテッドが14日に男子トップチームの施設を改修すると発表した。 改修工事は来週から。5000万ポンド(約99億7000万円)を投じてのプロジェクトとなり、建物内のあらゆるエリアが改装され、これからの成功の礎となるポジティブな環境を備えた世界トップクラスのフットボール施設に生まれ変わるという。 この工事は来季にもまたがり、最初に着手するのはジム、メディカル部門、食事、リカバリーエリアで、施設内のその他に関しても順次、改修が行われる見込みだ。 ユナイテッドでは昨夏に1000万ポンド(現レートで約19億9000万円)で女子チーム、およびアカデミー用の施設を最新鋭に新装。今回のをあわせると、この2年間で施設向上に6000万ポンド(約119億7000万円)が投じたことになる。 新組織作りとともに、補強に乗り出すなか、施設の改修にも動く共同オーナーのジム・ラトクリフ氏は「我々はチームが勝つためにワールドクラスの環境を作りたい」とコメントした。 「キャリントンのトレーニング施設を徹底的に調査するなかで、男子トップチームの選手たちと話をしても、他のクラブと比べて基準の低さが明らかだった。このプロジェクトにより、マンチェスター・ユナイテッドのトレーニング場はまた最高水準に改修される」 2024.06.15 13:15 Sat

ユナイテッドがブランスウェイト獲得に1stオファー…これにエバートンは?

マンチェスター・ユナイテッドがイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)を巡り、エバートンにオファーを出したようだ。 今季を通じてやりくりに苦労したセンターバック陣の補強に乗り出すユナイテッド。エリク・テン・ハグ監督の進退が続投でようやく決着してから、補強の話が盛んになるなか、その初手としてブランスウェイト獲りの動きが取り沙汰される。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはさっそく3500万ポンド(約69億8000万円)の1stオファーを提示。このオファーは800万ポンド(約15億9000万円)のアドオンも含むものだが、エバートンは受け入れず、突っぱねると推察されるという。 エバートンはかつてのハリー・マグワイアらに並ぶ価値を見込むといい、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者いわく、少なくとも6500万〜7000万ポンド(約129億7000万〜139億7000万円)のオファーでなければ応じない模様だ。 ブランスウェイトは195cmのサイズながら、スピードにも定評がある若きセンターバックで、左利きという部分にも希少価値あり。プレミアリーグが定める収益性と持続可能性のルール(PSR)と睨み合いながらの今夏となる両クラブは今後も綱引きが続きそうだ。 2024.06.15 12:15 Sat

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