人気銘柄サマルジッチを巡る争いが激化… クラブ間で大筋合意のナポリに対しユベントスは個人間合意、ブライトンも参入か

2024.01.11 22:44 Thu
今冬も動向に注目が集まるサマルジッチ
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今冬も動向に注目が集まるサマルジッチ
ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)を巡って争奪戦が繰り広げられているようだ。イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』が報じた。

昨夏は代理人を務める父親ムラデン氏の突然の条件変更によりインテル移籍が成立寸前で破談となっていたサマルジッチ。秋から冬にかけては、フランス代表MFポール・ポグバとイタリア代表MFニコロ・ファジョーリを不祥事により欠くユベントスからの関心が取り沙汰されていた。
そんな中、北マケドニア代表MFエリフ・エルマスをRBライプツィヒへ売却し、ポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキの今夏退団も有力視されているナポリがサマルジッチに接近。ウディネーゼとはすでに移籍金2000万ユーロ(約31億9000万円)+アドオン500万ユーロ(約8億円)で大筋合意に達しているようで、ムラデン氏との交渉も進めていると伝えられていた。

しかし、ここに来てユベントスが追い上げを見せている模様。年俸300万ユーロ(約4億8000万円)を提示することでナポリよりも先にムラデン氏と個人合意に達し、ウディネーゼへの支払い方法を検討している段階だという。

これによりユベントスは争奪戦を一歩リードしたと確信。その一方、プレミアリーグのクラブもサマルジッチに関心を示しているようで、ブライトン&ホーヴ・アルビオンがこの争いに割って入ってきているという。
ナポリとは大筋合意に達しているというウディネーゼだが、この状況を受け入札合戦による移籍金の上昇も視野に。はたしてサマルジッチを手中に収めるのはどのクラブになるのだろうか。

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ビアンコネロで復調の主砲が6大会ぶり出場のバルカンの雄を高みに導く/ドゥシャン・ヴラホビッチ(セルビア代表)【ユーロ2024】

14日、ユーロ2024がいよいよ開幕。ドイツで行われる今大会は24カ国が出場し、7月14日までの1カ月間開催される。 今大会には最後の国際大会になる選手や、所属クラブで躍動した若手選手まで、622名の選手にプレーの可能性がある状況。出場24カ国を注目選手と共に紹介していく。 <span class="paragraph-subtitle">■セルビア代表</span> 出場回数:6大会ぶり6回目 最高成績:準優勝(1960、1968) ユーロ2020結果:予選敗退 予選結果:グループG・2位 監督:ドラガン・ストイコビッチ <span style="font-weight:800">◆注目選手</span> FWドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス) 2000年1月28日(24歳) 昨季の不振により自身の立場が怪しくなっていた中、今季のセリエAで16ゴールを挙げ見事復調を遂げたユベントスのエースストライカー。アレクサンダル・ミトロビッチと成すツインタワーは対戦相手からすれば脅威そのもの。彼らストライカーをセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、ドゥシャン・タディッチ、フィリップ・コスティッチらチャンスメーカーが生かせるかがストイコビッチ監督率いるバルカンの雄が高みに至れるかの鍵を握る。 ユベントスでは戦術上、前線で孤立を強いられることが多かった中、それをものともせず個人能力でゴールに結び付けていたヴラホビッチ。直前の親善試合を見る限り、セルビア代表も守備ベースの戦いが主になることが予想されるが、少ない好機をユベントスでのプレー同様モノにできるか。復調した主砲のゴールに期待が懸かる。 <span style="font-weight:800">◆試合日程</span> ▽6月16日(日) 《28:00》 【C】セルビア代表 vs イングランド代表 ▽6月20日(木) 《22:00》 【C】スロベニア代表 vs セルビア代表 ▽6月25日(火) 《28:00》 【C】デンマーク代表 vs セルビア代表 <span style="font-weight:800">◆招集メンバー</span> GK 1.プレドラグ・ライコビッチ(マジョルカ/スペイン) 12.ジョルジェ・ペトロビッチ(チェルシー/イングランド) 23.ヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチ(トリノ/イタリア) DF 2.ストラヒニャ・パヴロビッチ(ザルツブルク/オーストリア) 3.ネマニャ・ストイッチ(TSC) 4.二コラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア) 13.ミロシュ・ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ) 15.スルジャン・バビッチ(スパルタ・モスクワ/ロシア) 24.ウロシュ・スパイッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) MF 5.ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ/スペイン) 6.ネマニャ・グデリ(セビージャ/スペイン) 10.ドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ/トルコ) 11.フィリップ・コスティッチ(ユベントス/イタリア) 14.アンドリヤ・ジヴコビッチ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) 16.スルジャン・ミヤイロビッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) 17.イバン・イリッチ(トリノ/イタリア) 19.ラザール・サマルジッチ(ウディネーゼ/イタリア) 20.セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) 21.ミヤト・ガチノビッチ(AEKアテネ/ギリシャ) 22.サシャ・ルキッチ(フルアム/イングランド) 25.フィリップ・ムラデノビッチ(パナシナイコス/ギリシャ) 26.ヴェリコ・ビルマンチェビッチ(スパルタ・プラハ/チェコ) FW 7.ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス/イタリア) 8.ルカ・ヨビッチ(ミラン/イタリア) 9.アレクサンダル・ミトロビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) 18.ペタル・ラトコフ(ザルツブルク/オーストリア) 2024.06.16 20:30 Sun

“ピクシー”率いるセルビア代表26名が発表! ヴラホビッチら強力FW陣にミリンコビッチ=サビッチ兄弟ら【ユーロ2024】

セルビアサッカー協会(SRB)は28日、ユーロ2024に向けたセルビア代表メンバー26名を発表した。 ユーゴスラビア代表、そしてセルビア・モンテネグロ代表として歩んできた中、ユーロ2008の予選からセルビア代表として活動開始。これまで4大会は予選敗退となっており、セルビア・モンテネグロ時代のユーロ2000以来、24年ぶりの本大会出場となった。 チームを率いるドラガン・ストイコビッチ監督は、19日に発表した候補メンバー35名からFWネマニャ・ラドニッチ(マジョルカ)、DFジャン=カルロ・シミッチら国外組4名と国内組5名をメンバー外とした。 そして、ミリンコビッチ=サビッチ兄弟や、ドゥシャン・タディッチ、ドゥシャン・ヴラホビッチ、ルカ・ヨビッチ、アレクサンダル・ミトロビッチら主力を順当に選出した。 なお、ユーロ2024でグループCに入ったセルビアはスロベニア代表、デンマーク代表、イングランド代表と対戦する。今回発表されたセルビア代表メンバーは以下のとおり。 ◆セルビア代表メンバー26名 GK プレドラグ・ライコビッチ(マジョルカ/スペイン) ヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチ(トリノ/イタリア) ジョルジェ・ペトロビッチ(チェルシー/イングランド) DF ネマニャ・ストイッチ(TSC) ウロシュ・スパイッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) スルジャン・バビッチ(スパルタ・モスクワ/ロシア) ストラヒニャ・パヴロビッチ(ザルツブルク/オーストリア) ミロシュ・ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ) 二コラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア) MF スルジャン・ミヤイロビッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) ミヤト・ガチノビッチ(AEKアテネ/ギリシャ) アンドリヤ・ジヴコビッチ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) フィリップ・ムラデノビッチ(パナシナイコス/ギリシャ) ヴェリコ・ビルマンチェビッチ(スパルタ・プラハ/チェコ) ドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ/トルコ) ネマニャ・グデリ(セビージャ/スペイン) ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ/スペイン) サシャ・ルキッチ(フルアム/イングランド) イバン・イリッチ(トリノ/イタリア) ラザール・サマルジッチ(ウディネーゼ/イタリア) フィリップ・コスティッチ(ユベントス/イタリア) FW ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス/イタリア) ルカ・ヨビッチ(ミラン/イタリア) ペタル・ラトコフ(ザルツブルク/オーストリア) アレクサンダル・ミトロビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) 2024.05.28 18:40 Tue

24年ぶりの出場となるセルビア代表が候補メンバー35名を発表!【ユーロ2024】

セルビアサッカー協会(SRB)は18日、ユーロ2024に向けたセルビア代表候補メンバー35名を発表した。 ユーゴスラビア代表、そしてセルビア・モンテネグロ代表として歩んできた中、ユーロ2008の予選からセルビア代表として活動開始。これまで4大会は予選敗退となっており、セルビア・モンテネグロ時代のユーロ2000以来、24年ぶりの本大会出場となった。 チームを率いるドラガン・ストイコビッチ監督は守護神プレドラグ・ライコビッチやDFニコラ・ミレンコビッチ、MFセルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ、FWドゥシャン・ヴラホビッチ、FWルカ・ヨビッチら主力を順当に選出。本大会の登録メンバーは6月7日に正式に発表される。 なお、ユーロ2024でグループCに入ったセルビアはスロベニア代表、デンマーク代表、イングランド代表と対戦する。今回発表されたセルビア代表候補メンバーは以下のとおり。 ◆セルビア代表メンバー35名 GK プレドラグ・ライコビッチ(マジョルカ/スペイン) ヴァンヤ・ミリンコビッチ=サビッチ(トリノ/イタリア) ジョルジェ・ペトロビッチ(チェルシー/イングランド) アレクサンダル・ヨバノビッチ(パルチザン) DF ネマニャ・ストイッチ(TSC) ウロシュ・スパイッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) ストラヒニャ・エラコビッチ(ゼニト/ロシア) スルジャン・バビッチ(スパルタ・モスクワ/ロシア) ストラヒニャ・パヴロビッチ(ザルツブルク/オーストリア) ミロシュ・ヴェリコビッチ(ブレーメン/ドイツ) 二コラ・ミレンコビッチ(フィオレンティーナ/イタリア) ジャン=カルロ・シミッチ(ミラン/イタリア) MF マティヤ・グルシュチェビッチ(ラドニチュキ) アレクサンダル・チルコビッチ(TSC) サメド・バズダル(パルチザン) スルジャン・ミヤイロビッチ(ツルヴェナ・ズヴェズダ) セルゲイ・ミリンコビッチ=サビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) サシャ・ズジェラル(CSKAモスクワ/ロシア) ミヤト・ガチノビッチ(AEKアテネ/ギリシャ) アンドリヤ・ジヴコビッチ(PAOKテッサロニキ/ギリシャ) フィリップ・ムラデノビッチ(パナシナイコス/ギリシャ) ヴェリコ・ビルマンチェビッチ(スパルタ・プラハ/チェコ) ドゥシャン・タディッチ(フェネルバフチェ/トルコ) ネマニャ・グデリ(セビージャ/スペイン) ネマニャ・ラドニッチ(マジョルカ/スペイン) ネマニャ・マクシモビッチ(ヘタフェ/スペイン) サシャ・ルキッチ(フルアム/イングランド) イバン・イリッチ(トリノ/イタリア) ラザール・サマルジッチ(ウディネーゼ/イタリア) フィリップ・コスティッチ(ユベントス/イタリア) FW ドゥシャン・ヴラホビッチ(ユベントス/イタリア) ルカ・ヨビッチ(ミラン/イタリア) ペタル・ラトコフ(ザルツブルク/オーストリア) アレクサンダル・ミトロビッチ(アル・ヒラル/サウジアラビア) ミハイロ・イバノビッチ(ヴォイヴォディナ・ノヴィサド) 2024.05.19 08:00 Sun

ポグバの後釜探すユベントス、依然としてコープマイネルスが最有力か…ファーガソンらも選択肢に

ユベントスが夏の補強準備を進めている。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じた。 フランス代表MFポール・ポグバとイタリア代表MFニコロ・ファジョーリを不祥事で失うアクシデントに見舞われたものの、セリエAで2位と奮闘しているユベントス。ヨーロッパへの返り咲きが視野に入る中、ドーピング検査で陽性反応が出て、欠場が続くポグバは4年間の出場停止が決定してしまった。 来シーズンに向けて中盤補強を確実にしたいユベントスは、1月の移籍市場でも注目していたアタランタのオランダ代表MFトゥン・コープマイネルス(26)を依然として獲得リストの最上位に掲げている模様。獲得には移籍金5000万〜5500万ユーロ(約81億4000万〜89億6000万円)に加え、ボーナスも必要と推測されている。 場合によって資金捻出の必要があるユベントスはレンタル先のフロジノーネで評価を高めるU-20アルゼンチン代表の逸材MFマティアス・スーレ(20)の放出もありえるとのこと。本人はヨーロッパ残留を望んでいるようだが、1月にはサウジアラビアのアル・イテハドから3000万ユーロ(約48億9000万円)のオファーが届いていた。 また、コープマイネルスに次いで、ボローニャのスコットランド代表MFルイス・ファーガソン(24)も獲得候補に。移籍金はおよそ2500万ユーロ(約40億7000万円)という評価で、ユベントス首脳陣はすでに選手の代理人と接触し、最新情報を得ているという。 ファーガソンに関しては、コープマイネルスの2番手としてだけでなく、6月に契約満了を迎えるフランス代表MFアドリアン・ラビオ(28)の後釜候補としても検討。ラビオが退団する場合、コープマイネルスとファーガソンの両獲りに動く可能性もあるようだ。 その他、アタランタの元U-20ブラジル代表MFエデルソン(24)や、シャフタール・ドネツクのウクライナ代表MFヘオルヒー・スダコフ(21)、ウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(22)、トッテナムのデンマーク代表MFピエール=エミール・ホイビュア(28)なども選択肢に。今後の活躍次第では、サウサンプトンからレンタルしているU-23アルゼンチン代表MFカルロス・アルカラス(21)の買い取りもありえるようだが、4950万ユーロ(約80億6000万円)と高額なことから、値下げ交渉が必須とみられている。 2024.03.01 19:55 Fri

ジエリンスキ退団に備えるナポリ、最優先ターゲットはウディネーゼのセルビア代表MFか

ナポリはポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキ(29)の退団に備え、後釜候補をリストアップしているようだ。 ナポリでは2016年夏に加入して以来、長く主力としてプレーしてきたジエリンスキの退団決定が秒読みの段階に。選手側は今シーズンまでとなっている契約の延長を望まず、すでにインテル加入で合意に至ったとも報じられている。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ジエリンスキの決断を受けてナポリもすでに後釜探しに着手しており、その筆頭候補がかねてより獲得を狙っていたウディネーゼのセルビア代表MFラザール・サマルジッチ(21)とのこと。今冬はウディネーゼと合意に至らなかったが、夏にも引き続き獲得を目指す計画のようだ。 しかし、サマルジッチに対してはユベントスが交渉中との報道もあり、確実に獲得できる保証はなし。もしサマルジッチを逃した場合は、中盤の複数ポジションでプレー可能なボローニャのスコットランド代表MFルイス・ファーガソン(24)にターゲットを移す可能性もある模様だ。 ナポリはこの2選手のどちらかは確実に獲得したい意向を持っており、夏の移籍市場では早い段階での動きが期待されている。 2024.02.14 13:45 Wed

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ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が負傷。今夏移籍への影響やいかに。 ユベントス加入2年で左サイドの定位置をキープしたコスティッチ。しかし、フランクフルト時代に欧州No.1のクロッサーとして名声を得た31歳は、今夏クラブから売却候補に挙げられていることが明白だ。 まずは恩師オリバー・グラスナー監督率いるクリスタル・パレスの関心に始まり、今日現在はトルコ勢からの人気が加熱。ガラタサライとフェネルバフチェが競るなか、ローマ時代からコスティッチに熱視線を送るジョゼ・モウリーニョ氏を招聘した後者が優勢とされる。 そんななか16日、セルビア代表としてユーロ2024へ参戦するコスティッチ本人は、グループ第1節のイングランド代表戦で左足を痛めて負傷交代に。セルビア連盟からの発表を待つところだが、涙の退場がすぐに治るケガではないことを示唆している。 イタリア『カルチョメルカート』いわく、中長期的なケガならユベントスのコスティッチ売却計画に影響が出ることは避けられず。財政安定化へまたひとつ難題が生まれたユベントスだ。 2024.06.17 15:40 Mon

代理人や父親の移籍発言に反発! ナポリ「クワラツヘリアはメルカートに出ていない」

ナポリがジョージア代表FWクヴィチャ・クワラツヘリア(23)の残留を主張した。 来季からアントニオ・コンテ新監督のもとで新たにスタートするナポリ。これまでと変わらず、攻撃陣の中心として期待される1人がクワラツヘリアだが、今季のセリエAでも34試合で11得点8アシストをマークした活躍ぶりから、パリ・サンジェルマン(PSG)の関心が取り沙汰される。 そのなか、選手代理人のマムカ・ジュゲリ氏が先日、ジョージアのメディアで「ナポリからの退団を望むが、彼の邪魔にならないように、まずはユーロが終わるのを待っているところ。彼のプライオリティはチャンピオンズリーグに出るチームへの移籍だ」と発言し、これが話題となる。 また、選手の父親であるパドリ氏からも「息子にはナポリに残ってほしくない」と移籍を後押しする発言が飛び出すが、ナポリは16日にクラブのSNSを通じて、その件に対する声明で反論。2027年夏までの契約を残す現状とともに、非売品のスタンスを強調した。 「ナポリはクワラツヘリアの代理人であるマムカ・ジュゲリ氏と父親であるパドリ氏の発言を受けて、彼と3年間の契約が残っていることを改めて発表する。クワラツヘリアはメルカートに出ていない。ナポリと契約している選手の将来を決めるのは代理人や父親ではなく、カルチョ・ナポリだ!!! この話はこれで終わりだ」 2024.06.17 13:50 Mon

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