「信じられない」デビューから23秒の衝撃、バルサに生まれた新星・17歳FWマルク・ギウがクラブ初の偉業達成に「シーズンを通して取り組んできた」

2023.10.23 10:55 Mon
デビューして23秒で決勝ゴールを決めた17歳FWマルク・ギウ
Getty Images
デビューして23秒で決勝ゴールを決めた17歳FWマルク・ギウ
バルセロナの新たな怪物が自身のゴールを振り返った。22日、バルセロナはラ・リーガ第10節でアスレティック・ビルバオと対戦した。
首位のレアル・マドリーを追いかける中でクラシコを前に負けられないバルセロナ。今季無敗を守るチームだったが、前節はグラナダ相手に悔しいドローを演じているために勝利が欲しい一戦だった。

しかし、FWロベルト・レヴァンドフスキやMFフレンキー・デ・ヨングらを欠くなどした試合は難しい展開に。0-0のままで試合が進む中、79分に出場したFWマルク・ギウが大仕事をやってのける。

この試合がファーストチームデビューとなったギウは、ピッチに入ってからたったの23秒で結果を残すことに。ジョアン・フェリックスからのスルーパスにライン裏へ完全に抜け出すと、前に出てきたGKウナイ・シモンの位置を見て浮き球のシュート。左手で触られるが、シュートはゴールに入り、バルセロナが先制した。
デビューからたった23秒、17歳291日でのデビュー戦ゴールはバルセロナ史上最年少記録となった。

試合後、ギウは自身のゴールを振り返り、興奮状態のまま努力が実ったと語った。

「信じられない。まだ、息が切れているよ。今を楽しんでいるし、まだ少し消化しているところだ」

「誰も想像はしてくれないだろうけど、僕は訪れたチャンスを生かすために、シーズンを通して取り組んできたし、それを達成できたんだ」

「ジョアン・フェリックスが中央でボールを受け、スペースがあったのを見てコントロールした。顔を上げたらGKが出てくるのが見えたから、シュートを決めたんだ。ウナイ相手にゴールを決めるのは光栄だよ」

また、チャビ・エルナンデス監督からのアドバイスについても言及。チャンスを生かせるように言われたとし、ラ・マシアの後輩たちへもエールを送った。

「チャビは僕に全力でプレスをかけろ、チャンスがあるからそれを生かすように言ってくれたよ」

「ラ・マシアは機能しているし、とても良い仕事をしている。クラブにとって困難な時期には、ユースチームを活用しなければならない」

「ハードワークと続けると良い。チャンスは必ずくるよ」

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スペイン代表FWアジョセ・ペレス(30)がバルセロナ入りか。 アジョセ・ペレスはニューカッスルとレスター・シティに所属したイングランド歴が長く、昨年1月からレアル・ベティスでプレー。今季の好調ぶりが評価され、今月30歳にしてA代表デビュー…ユーロ2024へのサプライズ招集を勝ち取った。 スペイン『ムンド・デポルティボ』いわく、2027年6月までとなっているベティスとの契約には、400万ユーロ(約6.7億円)のリリース条項があり、これに財政難のバルセロナが目をつけたとのこと。 30歳マルチアタッカーの獲得に必ずしも本腰というわけでもなさそうだが、「この額を支払う用意があります」と、すでにベティス側へ通達済みであることが確認されたという。 アジョセ・ペレスの現年俸は200万ユーロ(約3.4億円)。バルセロナはヴィトール・ロッキなどを売らざるを得なくなる可能性が取り沙汰されており、そういった事態に備えているようだ。 同選手は攻撃的ポジションならどこでもこなすマルチロールで、本職は左ウイング。今季ベティスでは公式戦38試合11得点をマークした。5日の国際親善試合・アンドラ代表戦で初キャップ初ゴールを記録し、今季1年の勢いそのままにユーロ2024へ羽ばたく。 2024.06.14 13:35 Fri

メンディリバルの言葉に滲む“監督業の苦悩”…スター選手の扱いに苦心したセビージャ時代「私では駄目なんだな…と」

オリンピアコスのホセ・ルイス・メンディリバル監督が、スペイン『Relevo』で今季序盤までのセビージャ指揮官時代を振り返った。 昨季途中就任のセビージャでヨーロッパリーグ(EL)優勝、今季途中就任のオリンピアコスでヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)優勝を成し遂げたメンディリバル監督。 「私の言葉、選手に対するアプローチは簡潔で明確。自分にできない指導はしないし、不得手な戦術を取り入れたりはしない」とさっぱり語るスペイン人指揮官だ。 2季連続で低空飛行のチームにシーズン途中就任からやってきて、欧州タイトルをもたらす…よくよく考えると前人未到の偉業なわけで、昨季のセビージャを振り返ってこう語る。 「セビージャを率いた最大の誇りは『選手たちの変化』だ。就任当初、選手たちの目が明らかによどんでいてね…メンタル的に死んでいたと言っても過言ではないレベルだった」 「それまでの複雑なサッカー、戦術に疲弊していた、と言うべき状況だった。選手に自信を取り戻させ、できるだけ噛み砕いてシンプルにし、チームを変えることができた」 一方で、今季序盤でセビージャを解任されているメンディリバル監督。 解任後はオリンピアコス行きまでセビージャの全試合をリアルタイムで観たほど選手たちを心配していたようだが、1人のベテランに限っては、扱いと関係性に苦心したようだ。 「シーズンの頭からチャンピオンズリーグ(CL)もあるだろう? そんななか、コンディションに問題のないセンターバックが3枚だけ…グデリ、バデ、そしてセルヒオ・ラモスだ」 「状況的にローテーションを敷かざるを得なかったが、ラモスは日曜も水曜も試合に出たがり、私の選択を嫌った。客観的にみて、ラモスの序列は高かったと思う。しかし、それだけでは満足できなかったようだ」 「思ったのは『私では駄目なのだ。私より優れた指揮官でなければ、ラモスほどの選手を満足させられない…』ということ。同時に私の職務も終わりに近づいている気がした。己の基準に従うか否か…コーチは日常的に選択を迫られているんだ」 2024.06.14 11:45 Fri

年俸が9億→33億円に…ナチョがサウジ行き濃厚か、実現ならベンゼマと再会

スペイン代表DFナチョ・フェルナンデス(34)のサウジアラビア行きが濃厚という。 11歳の頃からレアル・マドリーに所属するナチョ。2010-2011シーズンのデビューから、最終ラインの全ポジションをカバーできる万能性選手として地位を築き、数々のチームタイトルとともに通算出場数も364試合を積み上げる。 今やチームのキャプテンを託されるほどの存在だが、今季が契約最終年。今季も公式戦45試合に出場したナチョに対してはレアル・マドリーも慰留に努めているが、スペイン『マルカ』によると、アル・イテハド移籍を決意した模様だ。 アメリカ行きも選択肢に浮かぶなか、契約書へのサインはまだだが、アル・イテハドからはレアル・マドリーで受け取る550万ユーロ(約9億2000万円)の年俸よりもはるかに高額な2000万ユーロ(約33億7000万円)の2年契約で話があるそうだ。 そのアル・イテハドでは先週、スポーツディレクターであるラモン・プラネス氏がマドリードを訪問。昨オフに先んじてアル・イテハド行きを決断した元同僚のカリム・ベンゼマもこの移籍に賛同したとのことだ。 いよいよスペイン代表としてユーロ2024の戦いが始まり、そこでの活躍が期待されるナチョだが、去就の方も注目だ。 2024.06.14 09:20 Fri

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