366億円の支出がほぼ確定のアーセナル、ジャカら多数売却で資金捻出へ

2023.07.06 16:27 Thu
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積極的に補強を進めているアーセナルはここから選手の売却にも力を入れていくようだ。イギリス『テレグラフ』が伝えている。

すでにチェルシーからドイツ代表MFカイ・ハヴァーツ(24)を獲得しているアーセナルは、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス(24)やアヤックスのオランダ代表DFユリエン・ティンバー(22)の獲得も目前。ハヴァーツの移籍金が6500万ポンド(約118億8000万円)、ライスが1億ポンド+500万ポンド(約182億8000万+9億1000万円)、ティンバーが3500万+500万ポンド(約63億9000万+9億1000万円)のため、今夏の支出はこの時点で2億ポンド(365億9000万円)を超える。
その一方で、スイス代表MFグラニト・ジャカ(30)のレバークーゼン移籍も間近。実現すれば、2000万ポンド(約36億6000万円)以上の移籍金が得られる。アーセナルはこれを皮切りに、選手の売却で資金を生み出していくつもりのようだ。

すでにスペイン人DFパブロ・マリ(29)はイタリアのモンツァに約600万ポンド(約11億円)で売却済み。他にも、FWニコラ・ぺぺ(28)、FWフォラリン・バログン(22)、MFトーマス・パルティ(30)、DFキーラン・ティアニー(26)、MFアルベール・サンビ・ロコンガ(23)、DFロブ・ホールディング(27)、MFチャーリー・パティーノ(19)、DFヌーノ・タヴァレス(23)、DFオースティン・トラスティ(24)、FWマルキーニョス(20)、DFセドリック・ソアレス(31)といった選手たちに退団の可能性があるという。

なお、2019年12月のミケル・アルテタ監督就任以降でアーセナルが得た売却額は約7000万ポンド(約128億円)とのこと。ここにまずはジャカの移籍金の2000万ポンド以上が加わるはずだが、今夏はこの数字をどこまで伸ばすことができるのだろうか。

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開催国ドイツ、予定と異なりGKニューベルが落選…引退のクロースらは残る【ユーロ2024】

ドイツサッカー連盟(DFB)は7日、ユーロ2024に臨むドイツ代表メンバー2&名を発表した。 ユリアン・ナーゲルスマン監督が率いるドイツ代表。今回のユーロは開催国として戦うこととなる。 2014年のブラジル・ワールドカップ(W杯)で優勝も、2018年のロシア大会、2022年のカタール大会ではグループステージ敗退という屈辱を味わうことに。さらに、ハンジ・フリック監督が9月に日本代表に敗れたことを受けて解任。ナーゲルスマン監督が就任していた。 大会を盛り上げる意図もあり、ドイツ代表はSNSやテレビ、ラジオ、インフルエンサーなどを使って小出しにメンバー発表をしていた中、27名の候補メンバー発表。登録メンバーは26名となり、GKアレクサンダー・ニューベル(シュツットガルト)が外れた。 当初はGK4人体制と考えていたとされたが、最終的にはGKを3名にすることに。ナーゲルスマン監督は、「アレクサンダーのパフォーマンスとは関係ない。彼は非常に上手くフィットしており、トレーニングでも良いパフォーマンスを見せていた」とコメント。「また、フィードバックの話し合いの中で、ドイツ代表での彼の将来についても示した」と理由を説明した。 ユーロは初戦の前までであれば、負傷者を入れ替えることが可能。大会中も、GKであれば負傷した場合に入れ替えることが可能となり、ニューベルは不測の事態が起きた時に招集されることになるようだ。 ドイツはグループAに入っており、6月14日にスコットランド代表、6月19日にハンガリー代表、6月23日にスイス代表と対戦する。今回発表されたドイツ代表メンバーは以下の通り。 ◆ドイツ代表メンバー26名 GK オリバー・バウマン(ホッフェンハイム) マヌエル・ノイアー(バイエルン) マルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(バルセロナ) DF ヴァルデマール・アントン(シュツットガルト) ベンヤミン・ヘンリクス(RBライプツィヒ) ジョシュア・キミッヒ(バイエルン) ロビン・コッホ(フランクフルト) マキシミリアン・ミッテルシュタット(シュツットガルト) ダビド・ラウム(RBライプツィヒ) アントニオ・リュディガー(レアル・マドリー/スペイン) ニコ・シュロッターベック(ドルトムント) ヨナタン・ター(レバークーゼン) MF ロベルト・アンドリッヒ(レバークーゼン) クリス・ヒューリッヒ(シュツットガルト) パスカル・グロス(ブライトン&ホーヴ・アルビオン/イングランド) イルカイ・ギュンドアン(バイエルン) トニ・クロース(レアル・マドリー/スペイン) ジャマル・ムシアラ(バイエルン) アレクサンダー・パブロヴィッチ(バイエルン) レロイ・サネ(バイエルン) フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) FW マキシミリアン・バイアー(ホッフェンハイム) ニクラス・フュルクルク(ドルトムント) カイ・ハヴァーツ(アーセナル/イングランド) トーマス・ミュラー(バイエルン) デニス・ウンダヴ(シュツットガルト) 2024.06.08 11:25 Sat

21歳人気FWシェシュコがアーセナル行き希望か…移籍金は推定90億円

RBライプツィヒのスロベニア代表FWベンヤミン・シェシュコ(21)がアーセナル移籍に前向きのようだ。イギリス『ミラー』が報じた。 今シーズン、ザルツブルクからライプツィヒへ加入し、公式戦42試合で18ゴール2アシストの結果を残したシェシュコ。特にシーズン終盤はブンデスリーガで7試合連続ゴールと調子を上げた。 ドイツの地で評価をさらに高めたストライカーに対しては、アーセナルやチェルシー、マンチェスター・ユナイテッドなどのほか、イタリアのクラブも関心。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏は、ライプツィヒがもう1年シェシュコをチームに留めるべく動いていると発信していた。 そんななか、この争奪戦を一歩リードしたというのがアーセナル。シェシュコ本人がアーセナル移籍を望んでいるという。 今夏のストライカー獲得が盛んに取り沙汰されるアーセナルは、ドイツ代表FWカイ・ハヴァーツと切磋琢磨できる若手を希望。シェシュコに関してはシーズンを通して追跡しており、代理人のエルビス・バサノビッチ氏もアーセナルの試合の観戦に訪れていたようだ。 一方、引き留めに動いているというライプツィヒだが、適切な取り引きとなるのであれば、シェシュコを売却する用意もある模様。移籍金は4500万ポンド(約89億8000万円)ほどと推測されている。 なお、アーセナルはアヤックスのオランダ代表FWブライアン・ブロビー(22)やブライトン&ホーヴ・アルビオンのアイルランド代表FWエバン・ファーガソン(19)にも注目。以前から名前が挙がっていたブレントフォードのイングランド代表FWイヴァン・トニー(28)やニューカッスルのスウェーデン代表FWアレクサンダー・イサク(24)はもう候補に残っていないとのことだ。 2024.05.31 16:12 Fri

デ・ブール氏が同胞ザークツィーにアーセナル行き薦める…納得の理由とは?

オランダのレジェンドであるフランク・デ・ブール氏は、今夏の去就に大きな注目が集まる同胞FWにアーセナル行きを薦めている。 加入2年目となったボローニャでストライカーとしての才能を完全に開花させたオランダFWジョシュア・ザークツィー。今シーズンのセリエAでは34試合11ゴール5アシストの数字以上のインパクトを残し、クラブのチャンピオンズリーグ(CL)出場権の立役者となった。 この活躍により、23歳FWに対してはマンチェスター・ユナイテッドやインテル、ミランのミラノ勢に加え、多くのビッグクラブが獲得の機会を窺うが、現役時代にバルセロナやアヤックスで活躍し、現役引退後もインテルやオランダ代表を指揮した経験のあるデ・ブール氏は、同胞FWに対してアーセナル行きを薦めている。 同氏は『カルチョ・メルカート』のインタビューでその理由について語っている。 「私はアーセナルをとても尊敬している。彼らは忍耐力を持っている。例えば、スタートが良くなかったアルテタ就任時だ」 「一部のクラブでは、このようなこと(成績不振)が起こったら、すぐに解任されるだろう。だがしかし、続投した彼は過去2年間非常に良いパフォーマンスに導いているし、(シモーネ・インザーギ体制の)インテルも良いパフォーマンスを見せている」 「(両クラブでは)どちらかと言えば、アーセナルの方が好きだ。彼らはザークツィーの活躍を待つ忍耐力を持っているし、彼に信頼を与えてくれるはずだからだ」 デ・ブール氏の言葉通り、他クラブに比べて周囲の重圧の少なさや、今季序盤戦で苦しんだドイツ代表MFカイ・ハヴァーツに対する忍耐強さを見れば、ザークツィーにとって良いステップアップになる可能性は高いが、今夏の移籍は実現するのか…。 2024.05.23 20:27 Thu

「複雑な感情」今年は16勝1分け1敗の圧巻の成績も2年連続2位のアーセナル、アルテタ監督は来季に決意「もっと野心的なる」

惜しくも20年ぶりの優勝を果たせなかったアーセナルのミケル・アルテタ監督が、シーズンを振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、アーセナルはエバートンをホームに迎えた。 優勝を争うマンチェスター・シティが未消化試合で勝利したことで最終節前に首位の座を明け渡したアーセナル。まずは勝利し、良い報告を待ちたいところだった。 試合はブロックを作るエバートンの前になかなかゴールを奪えないでいると、40分にボックス手前のFKをイドリサ・ゲイエが直接狙うと、デクラン・ライスに当たってゴールへ。アーセナルは失点する。 嫌なムードが漂う中、払拭したのはこの試合も左サイドバックで先発した日本代表DF冨安健洋。43分、ボックス右からのマルティン・ウーデゴールのグラウンダーのクロスをダイレクトで蹴り込み、同点ゴールを記録する。 前半をタイスコアで終えたアーセナル。しかし、後半も攻め込んでいたもののエバートンの前に苦戦。それでも89分にカイ・ハヴァーツが値千金の逆転ゴール。2-1で勝利を収めたが、シティがウェストハムに勝利したため、2年連続2位に終わった。 試合後、アルテタ監督は4連覇を果たしたシティを祝福した。 「まず第一に、マンチェスター・シティのプレミアリーグ優勝を祝福したい。彼らが成し遂げたことは信じられない」 わずか勝ち点2及ばなかったアーセナル。昨シーズンよりは近づいた優勝だったなか、チームは2024年に入ってからのプレミアリーグで驚異的な結果を残し、16勝1分け1敗の圧巻の成績を残すこととなった。 引き分けたシティ戦、ホームで完敗に終わったアストン・ビラ戦のどちらかで勝ち点を取れていればという結果だったが、この戦いぶりをアルテタ監督は称えたものの、やはり優勝できない悔しさが残るとした。 「12月以降、我々は信じられないほどの旅を続け、どのパフォーマンスもこれまで見た中で最高レベルにあった。それでもまだ十分ではない。それがこのレベルだ」 「今日は複雑な感情だ。まず第一に、信じられないような仕事をしてくれた選手たち、スタッフを本当に誇りに思う。彼らはこのプレミアリーグで優勝するために、我々が見つけられるあらゆる限界、あらゆるマージンを押し上げてきた」 「そして残念なことに、それは少しだけ足りなかった。望んでいたビッグタイトルを届けることはできなかったが、必死の思いが伝わってきた」 2年連続での優勝争いも、シティに及ばなかったアーセナル。アルテタ監督は、さらに引き上げる必要があるとし、次のステップに向かうと意気込んだ。 「それが唯一の方法だ。だからこそ今、我々はそこに座っていて、彼らは奪っていった」 「2年目だからやるしかない。もっと決意を固め、もっと野心的にならなければならない。たくさんの勇気を持ち、あらゆる限界や我々が持っている全てを押し広げなければならない。それが次のステップだ」 <span class="paragraph-title">【動画】冨安健洋が圧巻の股抜きシュートで今季2点目を記録!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cMqc4JlhDus";var video_start = 7;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 09:50 Mon

小出しにしていた開催国ドイツ代表の候補メンバー27名が発表! クロースやミュラー、ノイアーらW杯優勝メンバーも【ユーロ2024】

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