ユナイテッドがジダン・イクバルと契約延長、イラク代表MFで今季CLでデビュー

2022.06.28 21:58 Tue
Getty Images
マンチェスター・ユナイテッドは28日、イラク代表MFジダン・イクバル(19)との契約延長を発表した。

契約期間は2025年6月までの3年間とされており、1年間の延長オプションがついている。
パキスタン人の父とイラク人の母の間に生まれたイクバルは、9歳でユナイテッドの下部組織に入団。ユナイテッドプレーした唯一の南アジア人とされている。

順調に昇格を果たしているイクバルは、U-23チームに所属。そんな中、2021-22シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループステージ最終節のヤング・ボーイズ戦でファーストチームデビューを果たしていた。

すでにイラク代表としても2試合に出場。カタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選でプレーした。

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ユトレヒト、ユナイテッドの生え抜きMFイクバルを完全移籍で獲得

ユトレヒトは26日、マンチェスター・ユナイテッドからイラク代表MFジダン・イクバル(20)を完全移籍で獲得した。契約期間は2027年6月30日までの4年間となる。 昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でファーストチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。 今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、トップチームに帯同も、開幕後は出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。 ユトレヒトのテクニカル・ディレクターを務めるヨルディ・ズイダム氏は、逸材確保に満足感を示している。 「ジダンは非常にクリエイティブなミッドフィルダーで、ゲームをよく理解している。ボールをインターセプトでき、競り合いでは体をうまく使い、インテリジェントだ。さらに、ショートパスとロングパスが得意で、攻撃の起点になることもできる」 「ジダンはガッツのあるプレーをするし、アクションのスピードも速い。彼のドリブルとパスで、試合をスピードアップすることができる。ジダンがFCユトレヒトで次のステップに進むことを望んでくれたことを、私たちは非常に誇りに思う」 2023.06.27 07:07 Tue

ユナイテッドが生え抜きMFイクバルの移籍認める…「僕はこれからもユナイテッドのファン」

マンチェスター・ユナイテッドは22日、イラク代表MFジダン・イクバル(20)の移籍を認めた。 ユナイテッドは、イクバルの移籍にはまだ登録と国際的な許可が必要とし、移籍金100万ユーロ(約1億5000万円)での合意が報じられるオランダのユトレヒトの名前を伏せたが、同選手のファン・サポーターに向けた公式SNSでの別れのメッセージを伝えている。 「感情は言葉では言い表せないことも多いけど、頑張っていきたいと思うよ」 「マンチェスター・ユナイテッドは、5歳のときから僕の故郷だった。家族とともに、このクラブは僕を今日の姿に成長させてくれた」 「クリフからキャリントン、そしてシアター・オブ・ドリームスまで、この素晴らしいクラブと関わった15年間には素晴らしい思い出がたくさんある」 「今では常に友人と呼べるほど多くのチームメイトとプレーする機会があり、常にさまざまな方法でサポートしてくれるコーチたちと協力してきた」 「感謝するにも感謝しきれないほどの人たちがいる。キットマン、理学療法士、教師、シェフ、栄養士、セキュリティスタッフ、コーチ、そしてその間にいるすべての人たち、彼らは皆、僕を今のプレーヤーにする上でそれぞれの役割を果たしてくれた」 「彼らは自分たちが誰であるかを理解していて、僕と家族にとって彼らがどれほど重要であるかを理解している。僕らは永遠に感謝するだろう」 「アカデミーは、多くの人にとって夢をかなえる特別な場所なんだ。それは確かに僕にとっても当てはまった。シアター・オブ・ドリームスのタッチラインに立って、デビュー戦の出場を待っていたことは決して忘れられないよ。その誇りの気持ちは永遠に僕とともにある」 「ヨーロッパでマンチェスター・ユナイテッドを代表することは、キャリアの中で得られる最大の栄誉の一つだ。デビューを果たし、夢を実現するためにどれだけの努力と献身が費やされているか、多くの人たちはたぶん理解していないと思う」 「あの日、ファンは僕に対して本当に素晴らしいサポートをしてくれた。あなた方はいつも僕と家族に大きな愛とサポートを与えてくれた。信じてほしい、それは注目されず、評価されなかったわけではないんだ」 「僕はこれからもユナイテッドのファンであり、このフットボールクラブを愛し続けるだろう」 「新たな挑戦に取り組むのにふさわしい時期が来た。それは僕にとって待ち切れないものであり、僕がこれまでキャリアを歩んできたのと同じレベルの意欲、決意、献身をもって自分自身を奮い立たせるつもりだ」 昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でファーストチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。 今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督の下、トップチームに帯同も、開幕後は出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。 2023.06.23 13:41 Fri

ユナイテッドがイラク代表MFイクバルを1.5億円で売却へ ユトレヒトと合意

マンチェスター・ユナイテッドが生え抜きの若手MFを手放すようだ。 イギリス『The Athletic』によると、ユナイテッドはイラク代表MFジダン・イクバル(20)を巡り、ユトレヒトと移籍金100万ユーロ(約1億5000万円)で合意。選手は19日に移籍先のメディカルチェックを通過済みで、4年契約になるという。 昨年1月にイラク代表デビューのイクバルはユナイテッドアカデミー出身の中盤。2021年12月のチャンピオンズリーグ(CL)でトップチームデビューを遂げ、昨年6月に1年延長オプション付きの2025年までの契約を結んだ。 今季を迎えるにあたってのプレシーズンではエリク・テン・ハグ新監督のもと、トップチームに帯同したりと試されたものの、いざ開幕すると、出番なし。今季はセカンドチームでのプレーが続いている状況だった。 2023.06.21 10:20 Wed

プレシーズン連勝のテン・ハグ監督「試合をひっくり返せたのは本当に良かった」

マンチェスター・ユナイテッドのエリク・テン・ハグ監督がプレシーズン第2戦を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 タイとオーストラリアを回るアジアツアー中のユナイテッド。タイで行われたリバプールとのプレシーズン初戦を4-0の快勝で飾って、オーストラリアに舞台を移した。 そして、15日にメルボルン・ビクトリーとのプレシーズン第2戦も4-1と勝利。先制を許した展開から、前半のうちに逆転してみせると、後半もネットを揺らし続けた。 イラク代表MFジダン・イクバルら若い才能もしっかりと存在感を示すなか、結果も初陣から2連勝と上々のテン・ハグ監督はメルボルン・ビクトリー戦の出来に満足した。 「自陣にこもり、コンパクトな陣形を敷く相手からチャンスを作る必要があった。左サイドからだと難しかったが、右サイドから多くのチャンスを作ったと思う。4、5回の好機を作れ、そこで試合をひっくり返せたのは本当に良かった。落ち込まず、反発してくれたね」 「確かにジェイドン・サンチョのパフォーマンスも良かったが、右サイドの全体が本当によく機能したと思う。ジオゴ・ダロト、ブルーノ・フェルナンデス、アントニー・マルシャル、そしてスコット・マクトミネイの間で良い連携があったしね」 オランダ人指揮官はまた、開始5分にDFビクトル・リンデロフとDFハリー・マグワイアの背後を突かれての失点シーンについて、チーム全体のミスだと論じた。 「個人について話したくない。ピッチの高い位置でプレーする流れだったから。間違った選択をした結果、束なったトランプのカードみたいになってしまった」 「1人の選手がというよりも、チームとしてのミスだったということだ。この2試合目は(初戦のリバプールとは)まったく異なるアプローチをしてくる相手だった」 なお、GKダビド・デ・ヘアとDFラファエル・ヴァランはリバプール戦に出場した直後の欠場となったが、テン・ハグ監督はともに大事をとってのものだと説明している。 2022.07.16 10:45 Sat

ユナイテッドデビューのイクバル、クラブ史初の南アジア系イギリス人選手に! 「夢叶った」

マンチェスター・ユナイテッドに史上初の南アジア系イギリス人プレーヤーが誕生した。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 ユナイテッドは8日に本拠地で行われたチャンピオンズリーグ(CL)グループF最終節でヤング・ボーイズと対戦。すでに突破を決めての一戦とだけあって、主力のほとんどが休みを与えられ、アピールチャンスを求める選手やケガ明けの選手が試運転のような形で出場した。 そんな試合でデビューを果たした1人がパキスタン人とイラク人の血を引くマンチェスター生まれの攻撃的MFで、今年4月にプロ契約を締結したMFジダン・イクバル。すでにU-23イラク代表としてプレーする18歳は89分にピッチに入り、トップチーム初出場を果たした。 試合前日からトップチームの練習に加わり、U-19ウェールズ代表としてプレーするMFチャーリー・サベージとともにデビューを果たしたイクバルは試合後、クラブ公式チャンネル『MUTV』で喜びの心境を語っている。 「最高の気分さ。このチャンスを掴むために人生のすべてをかけてきたんだ。夢が叶った。でも、これは始まりに過ぎない。このまま突き進んでいきたいね」 なお、今季のプレミアリーグ全体を見渡すと、レスター・シティのMFハムザ・チョードリー、MFアルジャン・ライキー、トッテナムのFWディラン・マーカンデイ、ウォルバーハンプトンのDFカム・カンドラが南アジア系イギリス人選手としてプレーしている。 2021.12.09 18:30 Thu

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ユナイテッドGKヒートンがイングランド代表としてユーロへ! GK陣のサポート役に

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「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

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バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

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