トリノが移籍市場最終日に大型補強! ザザ&ソリアーノ、ジジが加入

2018.08.18 02:36 Sat
Getty Images
トリノは17日、イタリア代表FWシモーネ・ザザ(27)、同MFロベルト・ソリアーノ(27)、コートジボワール代表DFコフィ・ジジ(25)の3選手の獲得を発表した。

▽2013年に加入したサッスオーロで台頭したザザは2015年にユベントスに加入。その後、ウェストハム、バレンシアと渡り歩き、昨夏に完全移籍したバレンシアでは昨シーズンのリーガエスパニョーラで33試合に出場し13ゴールを記録。今夏の移籍市場ではマルセイユや古巣サンプドリアなどへの加入が報じられた中、トリノへの加入が決定した。
▽なお、イタリア『トゥットスポルト』は今回の契約に関して200万ユーロ(約2億5000万円)の有償レンタルとなり、シーズン終了後に1200万ユーロ(約15億1000万円)での買い取り義務が発生する総額1400万ユーロのオペレーションと伝えている。

▽また、ソリアーノはビジャレアルから総額1500万ユーロ(約19億円)の買い取りオプション付きのレンタルでの加入となった。バイエルンの下部組織出身のソリアーノは2010年にプロデビューを飾ったサンプドリアの司令塔として、2016年にビジャレアルに完全移籍するまで活躍。昨季はビジャレアルで公式戦30試合に出場していた。

▽同じくナントから買い取りオプション付きのレンタルで加入したジジは、フランスとコートジボワールの二重国籍を持つセンターバックだ。ナント生え抜きの同選手は昨シーズンのリーグ・アンで29試合に出場していた。
▽なお、移籍市場最終日に大きな動きを見せたトリノは元イタリア代表MFミルコ・ヴァルディフィオーリとイタリア人FWケビン・ボニファツィをSPALへ、ガーナ代表MFアフリイェ・アックアーをエンポリに放出している。

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K・ボアテング放出のサッスオーロがかつてのエース復帰を目論む

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ウディネーゼ、イタリア代表に追加招集されたFWラザーニャと2023年まで契約延長

▽ウディネーゼは9日、イタリア代表FWケビン・ラザーニャ(26)と2023年6月30日までの新契約を締結したことを発表した。 ▽レフティーのストライカーであるラザーニャは、2017年の冬にカルピからウディネーゼに移籍。2016-17シーズンはカルピにレンタルで残留し、セリエBで42試合に出場し14ゴールをマーク。 ▽ウディネーゼに復帰した昨シーズンは、セリエAで29試合に出場し12ゴールを記録。今季もここまで絶対的エースとしてセリエA全試合に出場し、1ゴールを記録している。 ▽なお、ラザーニャはウディネーゼでの印象的なパフォーマンスが評価され、イタリア代表を負傷離脱したFWシモーネ・ザザの代わりに追加招集されている。 2018.10.10 02:20 Wed

負傷者続出のイタリア代表、前日の3名に加えてザザの離脱も発表… ラザーニャが追加招集《UEFAネーションズリーグ》

▽イタリアサッカー連盟(FIGC)は9日、UEFAネーションズリーグ(UNL)と国際親善試合を戦うイタリア代表メンバーからトリノFWシモーネ・ザザが負傷により離脱したことを発表した。 ▽FIGCによると、ザザは8日に行われたトレーニングで左ふくらはぎを負傷。その後、メディカルスタッフと話し合いの結果、ザザはケガの治療のためイタリア代表を離れる決断に至ったようだ。 ▽イタリア代表では、ミランDFアレッシオ・ロマニョーリ、同FWパトリック・クトローネ、インテルDFダニーロ・ダンブロージオが負傷がすでに負傷離脱を強いられており、バレンシアDFクリスティアーノ・ピッチーニ、サンプドリアDFロレンツォ・トネッリの2選手が追加招集されていた。 ▽加えて、ザザの離脱が決定したため、FIGCはウディネーゼFWケビン・ラザーニャの追加招集を発表。初招集となるラザーニャは、ウディネーゼでレギュラーを務めるセンターフォワードで今季はここまでセリエA全試合に出場し1ゴールを記録している。 ▽なお、先月行われたUNLでポーランド代表に引き分け、ポルトガル代表に敗れたイタリアは、10日にウクライナ代表と国際親善試合を戦い、14日にUNL3戦目でポーランド代表とのアウェイ戦を戦う。 2018.10.10 01:35 Wed

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