残留エバートン、コーディが退団…ヴィナグレとともにレンタルバック

2023.06.01 18:50 Thu
Getty Images
エバートンは1日、イングランド代表DFコナー・コーディ(30)とポルトガル人DFルベン・ヴィナグレ(24)の退団を発表した。

両選手とも昨夏にレンタル加入。チームがよもやのプレミアリーグ残留争いを強いられたなか、スポルティングCPから加わったヴィナグレが公式戦4試合の出番に終わった一方で、ウォルバーハンプトンから移籍のコーディは25試合1得点の数字を残したが、それぞれ保有元に戻る運びとなった。
エバートンのフットボールディレクターであるケビン・セルウェル氏はクラブの公式サイトを通じて、感謝の言葉を送っている。

「コナーとルベンの非の打ちどころのないプロフェッショナリズムにピッチ内外での貢献に心から感謝したい。両選手の今後の活躍を祈っている」

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レスター、ウルブスからイングランド代表DFコーディを完全移籍で獲得

レスター・シティは1日、ウォルバーハンプトンのイングランド代表DFコナー・コーディ(30)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2026年6月30日までとなる。 リバプールでプロデビューのコーディ。シェフィールド・ユナイテッドやハダースフィールドで経験を積み、2015年夏にウォルバーハンプトン入りした。 そのウォルバーハンプトンでキャリアが開花。公式戦通算317試合の出場数を誇るセンターバックはDFリーダーに君臨し、2020年にはイングランド代表デビューにまで漕ぎ着けた。 2021-22シーズンからは主将としてプレミアリーグ全試合に先発するなど信頼を掴んだが、2022-23シーズンの開幕節ではベンチスタートとなると、開幕戦でDF陣に負傷者が出たエバートンへレンタル移籍。 エバートンでは公式戦25試合に出場したが、クラブは完全移籍に動かず今夏に復帰が決定していた。 移籍の決まったコーディは、公式サイトで以下のように喜びを語っている。 「本当にうれしいよ。ここに来るのが待ちきれなかったし、すべてにサインすることが待ちきれなかった。この夏の間ずっとワクワクしていたし、この移籍を完了させようと必死だった」 「僕はこれまで何度も対戦してきたが、レスター・シティとの試合はとてもハードだ。それは今シーズンに生かさないといけないことだ。このトレーニング場は素晴らしいよ、僕が今まで見た中で最高のトレーニング場だと思う」 「ここにいる何人かの選手を知っているし、彼らからレスターについて聞いてはいたけれど、やはりこのクラブは素晴らしい場所だった。チームに加わることに非常にワクワクしていたし、簡単な決断だった。クラブからの関心を耳にしてからすぐに乗り気になったよ。始まるのが待ちきれないよ」 2023.07.02 06:35 Sun

コーディのレスター加入が目前に? 新指揮官マレスカが獲得を熱望

ウォルバーハンプトンのイングランド代表DFコナー・コーディ(30)は、レスター・シティ加入に近づいているようだ。 慢性的な債務を負い、ファイナンシャル・フェアプレー(FFP)に抵触する恐れがあっるウォルバーハンプトンは、今夏の移籍市場でポルトガル代表MFルベン・ネヴェスをサウジアラビアのアル・ヒラルに売却。今後も複数の選手売却に向けて動くと見られている。 そんな中で、イギリス『ミラー』によると、レスターがコーディの獲得に近づいているとのことだ。すでに交渉は大詰めを迎えており、今週末には正式発表に至る可能性があるという。 今季のプレミアリーグを18位で終え、まさかの降格となったレスターは、マンチェスター・シティでアシスタントコーチを務めていたエンツォ・マレスカ氏を指揮官に招へい。新監督は統率力のあるセンターバックを求めており、コーディ獲得を熱望している。クラブもまた、イングランド代表DFを獲得することにより、1年でプレミアリーグ復帰を目指す姿をアピールしたい模様だ。 コーディは2015年夏にウォルバーハンプトンへ加入すると、今季はエバートンにレンタルで加入。公式戦25試合に出場したが、クラブは完全移籍に動かず今夏に復帰が決定した。 なお、ウォルバーハンプトンはコーディ以外に、元スペイン代表FWアダマ・トラオレ(27)が契約満了による退団に近づくほか、アイルランド代表DFネイサン・コリンズ(22)、イングランド人DFマキシミリアン・キルマン(26)にも引き抜きの噂があり、主力の大量流出の危機に直面している。 2023.06.28 17:53 Wed

ピックフォードが数々の苦難乗り越えた8歳の少年ファンと交流

エバートンのイングランド代表GKジョーダン・ピックフォードが、8歳という年齢に関わらず多くの苦難を乗り越えた自身のファンの少年と心温まる交流を果たした。 エバートンとイングランド代表の守護神として活躍するピックフォード。その卓越したショットストップや驚異的なロングキック、闘争心溢れるプレーで多くのフットボールファンを魅了している。 その29歳GKに憧れを抱いているのが、今回のストーリーの主役であるハリー・ガーサイドくんだ。 ハリーくんは5歳のころに肺炎と敗血症という重病を患い、地元リバプールにあるアルダー・ヘイ小児病院に入院。その際に8cmの脳腫瘍が発見され、9時間に及ぶ脳神経外科手術を受けて腫瘍の90%の切除に成功した。 だが、中枢神経系に深く埋め込まれていた残りの腫瘍が9カ月後に活性化し、その後に28日間の放射線治療を受けることに。さらに、その治療が終わりに近づいていたとき、40歳の父親が急逝。ハリーくんは愛する父親との突然の別れという悲劇を経験しながらも、懸命に自身の病気の完治に向けて闘病した。 現在、病状は安定しているものの、2つの神経学的処置と強力なステロイド治療を継続しており、ステロイド治療の影響による大幅な体重増加と筋肉の衰弱を引き起こし、大好きなスポーツを行う上では支障があり、日常的な激しい頭痛にも悩まされている。 そのハリーくんは、地元マージ―サイドに本拠地を置くエバートンの熱狂的なファンであり、とりわけ守護神であるピックフォードの大ファン。応援時は常に同選手のレプリカユニフォームを着用し、バースデーカードにサインする際にはハリー・ピックフォードという名前も使用している。 そして、愛息を自身のインスピレーションと語る母親のローラさんは、8歳という年齢ながらも過酷な運命に晒されるハリーくんに少しでも元気を与えたいと考え、息子に代わってピックフォードへ手紙を届けた。 そして、その手紙を受け取ったピックフォードとクラブは、先日にローラさんと共にハリーくんをクラブハウスに招待。ハリーくんは憧れのトフィーズ守護神との初対面を果たした。 フィジオルームでクラブスタッフのインタビューを受けていたハリーくんを尋ねたピックフォードは、優しくフレンドリーに会話を試みるが、ハリーくんは憧れの人物との対面にフリーズ。口をあんぐりして呆然とする姿に同選手も苦笑い。ローラさんが2人の間を取り持つ形に。 その後、ピックフォードから子供用のキーパーグローブをプレゼントされたハリーくんは、屋内のピッチで同選手とPK対決を実施。さらに、クラブの呼びかけでFWドミニク・キャルバート=ルーウィンやMFアレックス・イウォビといったチームメイトもこのPK対決に続々と参加。 DFコナー・コーディが盛り上げ役として一役買ったこともあり、終盤には完全に選手たちと打ち解けたハリーくんは、ゴールラインから完全に前に出ていたFWアンディ・グレイのポジションを正したり、キャルバート=ルーウィン相手にゴールを決めた際には「簡単だよ」とおどける様子も見せた。 その後は選手たちと共に質問コーナー、記念撮影を実施し、最後はピックフォードのサイン入りユニフォームを受け取って夢のような時間を終えることになった。 ローラさんの手紙によると、アルダー・ヘイ小児病院の懸命な治療もあって完治も近いハリーくんは、将来的にピックフォードのようなプレミアリーグのGKを目指しているという。 そのため、同選手には今後もハリーくんの憧れ、インスピレーションであり続けるためにさらなる活躍を期待したいところだ。 <span class="paragraph-title">【動画】ハリーくんとピックフォードが心温まる交流</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">This is Harry’s story. <br><br>And it’s one we want to share with you… <a href="https://t.co/zIoKfFu4As">pic.twitter.com/zIoKfFu4As</a></p>&mdash; Everton (@Everton) <a href="https://twitter.com/Everton/status/1635943934030671872?ref_src=twsrc%5Etfw">March 15, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2023.03.15 23:13 Wed

イングランド代表が26名を発表! マディソン&ウィルソンがサプライズ枠に《カタールW杯》

イングランドサッカー協会(FA)は10日、カタール・ワールドカップ(W杯)に臨む同国代表メンバー26名を発表した。 ガレス・サウスゲイト監督は、W杯本大会に向けてFWハリー・ケインや、FWラヒーム・スターリング、MFメイソン・マウント、MFデクラン・ライス、MFジュード・ベリンガム、FWブカヨ・サカら主力を順当に選出。また、コンディションに不安を抱えるDFカイル・ウォーカーも無事メンバー入りした。 さらに、当落線上の選手ではDFエリック・ダイアー、DFベン・ホワイト、MFコナー・ギャラガーらが招集され、ここ最近好調を維持するFWカラム・ウィルソンやMFジェームズ・マディソンがサプライズでのメンバー入りとなった。 一方で、チェルシーのDFリース・ジェームズ、DFベン・チルウェルら負傷者、マンチェスター・ユナイテッドFWジェイドン・サンチョやローマFWタミー・エイブラハム、ミランDFフィカヨ・トモリ、ノッティンガム・フォレストGKディーン・ヘンダーソン、サウサンプトンMFジェームズ・ウォード=プラウズらが惜しくも選外となった。 イングランドはグループBに入り、21日にイラン代表戦、25日にアメリカ代表戦、29日にウェールズ代表戦を戦う予定だ。 今回発表されたイングランド代表メンバーは以下の通り。 ◆イングランド代表メンバー26名 GK ジョーダン・ピックフォード(エバートン) ニック・ポープ(ニューカッスル) アーロン・ラムズデール(アーセナル) DF キーラン・トリッピアー(ニューカッスル) トレント・アレクサンダー=アーノルド(リバプール) カイル・ウォーカー(マンチェスター・シティ) ベン・ホワイト(アーセナル) ハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド) ジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ) エリック・ダイアー(トッテナム) コナー・コーディ(エバートン) ルーク・ショー(マンチェスター・ユナイテッド) MF デクラン・ライス(ウェストハム) ジュード・ベリンガム(ドルトムント/ドイツ) カルヴァン・フィリップス(マンチェスター・シティ) ジョーダン・ヘンダーソン(リバプール) コナー・ギャラガー(チェルシー) メイソン・マウント(チェルシー) FW ハリー・ケイン(トッテナム) カラム・ウィルソン(ニューカッスル) マーカス・ラッシュフォード(マンチェスター・ユナイテッド) ラヒーム・スターリング(チェルシー) ブカヨ・サカ(アーセナル) フィル・フォーデン(マンチェスター・シティ) ジャック・グリーリッシュ(マンチェスター・シティ) ジェームズ・マディソン(レスター・シティ) 2022.11.10 23:21 Thu

エバートンがウルブスの10番ポデンセに関心、来夏にコーディと2枚獲りへ?

エバートンが、ウォルバーハンプトンの元ポルトガル代表FWダニエウ・ポデンセ(27)に関心を寄せているようだ。イギリス『Football Insider』が報じている。 ポデンセはスポルティングCPの下部組織出身で、2020年1月にオリンピアコスからウルブスへ移籍。身長165cmと小柄ながらも切れ味鋭いドリブルが特徴で、背番号10を纏って通算81試合12得点8アシストを記録している。 今季のウルブスは深刻な得点力不足に陥り、両ワイドが主戦場のポデンセも12試合で2得点。契約は2024年6月までながら、代理人を務めるジョルジュ・メンデス氏とともに今季終了後の移籍を模索し始めたとされる。 そんななか、移籍先として挙がるのがエバートン。同クラブは今夏にウルブスからイングランド代表DFコナー・コーディ(29)を1年レンタルで獲得し、来夏は完全移籍移行に関する話し合いに。並行してポデンセも議題にする思惑のようだ。 2022.10.27 16:16 Thu

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ローマのオーナーがエバートンを買収か? 売却失敗の中で候補者が複数浮上

クラブ売却話が頓挫してしまったエバートン。救世主として浮上したのは、ローマのオーナーであるダン・フリードキン氏だという。イギリス『BBC』が伝えた。 エバートンは、現オーナーであるファルハド・モシリ氏がクラブの売却を考え始めると、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限だった今月1日までに取引が行われず。クラブの売却は成立しなかったことが発表されていた。 そんな中、新たな買い手として浮上したのがローマを保有するダン・フリードキン氏。純資産は48億ポンド(約9629億円)とも言われているアメリカ人の実業家で、モシリ氏が持つ94%の株式を全て購入することを目指しているという。 なお、その他にも、エバートンに1億5800万ポンド(約313億8000万円)を貸し付けたMSPスポーツキャピタル、地元の実業家であるアンディ・ベル氏とジョージ・ダウニング氏も買収を目指しているとされている。 また、クリスタル・パレスの共同オーナーであるジョン・テクスター氏もエバートンに興味を示しており、クリスタル・パレスの株式45%を売却することを検討し始めたとも言われている。 いずれにしても、買い手の候補はいくつかいる中で、エバートンの将来がどうなるのか注目を集める 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 2024.06.09 12:01 Sun

エバートンはショーン・ダイチ監督流出なら“一巻の終わり”? 元CEO「彼に感謝せよ」

「エバートンはショーン・ダイチに感謝せよ」…エバートンの元最高経営責任者(CEO)が主張した。 ファルハド・モシリ氏のオーナー就任以来、イングランドの古豪として地位を保ってきたエバートンは、一転して残留争いが常となり、何より経営状況が「最悪」と言って差し支えない。 クラブを維持するには主力の売却が必須で、大きな勝ち点剥奪を課されて生き延びた今夏は特にそう。よく名の通る主力は軒並み移籍の噂が存在する。 そんななか、1年ほど続けてきた「777パートナーズ」へのクラブ売却交渉が、とうとう6月1日で期限切れ。 イギリス『フットボール・インサイダー』のポッドキャスト番組に出演したエバートン元CEO、サッカーコンサルタントのキース・ワイネス氏は、古巣についてショーン・ダイチ監督がいなくなれば「一巻の終わり」と語る。 「エバートンの債権者もモシリも、ダイチ(監督)の多大なる働きに感謝の念を抱いていることだろう。今シーズンは選手だけでなく、彼も大活躍したと言える。来季以降も残るよう慰留に努めるべきだ」 「ないとは思うが、もしダイチが今夏でエバートンを去るようなことになれば、大きな打撃…いや、最後にして最大の打撃となる」 「まあ、彼自身にそんな願望がないだろうがね。エバートンのパフォーマンスは悪くなかったし、勝ち点剥奪がなければ48ポイントだ。立派な積み上げと言える」 2024.06.07 10:40 Fri

【2023-24 プレミアリーグベストイレブン】2季連続2位のアーセナルから最多5選手を選出

2023-24シーズンのプレミアリーグが終了しました。そこで本稿では今シーズンのベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 ◆プレミアリーグベストイレブン GK:ピックフォード DF:サリバ、ファン・ダイク、ガブリエウ MF:ウーデゴール、ロドリ、パーマー、ライス FW:サカ、ワトキンス、フォーデン GK ジョーダン・ピックフォード(30歳/エバートン) 出場試合数:38(先発:38)/失点数:51 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 残留の立役者に。最多クリーンシートのラヤやヴィカーリオ、マルティネスの活躍も光ったが、リーグ2位の13試合でクリーンシートを達成したトフィーズの守護神を選出。財務違反による勝ち点8剥奪で残留争いを強いられたチームはリーグワースト2位の深刻な得点力不足に喘いだが、タルコウスキ率いるディフェンスラインと共に再三の好守で失点を防いだイングランド代表GKの活躍によって残留を勝ち取った。 DF ウィリアム・サリバ(23歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:38)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストDF。実質プレミアリーグ2年目でその才能を完全に開花させた。若さを全く感じさせない余裕を持った守備対応で各クラブの一線級のアタッカーを封殺。また、痺れるビッグマッチにおいては傑出した集中力をみせ、攻守に研ぎ澄まされたプレーを披露。完全にワールドクラスの域に到達した。 DF ヴィルヒル・ファン・ダイク(32歳/リバプール) 出場試合数:36(先発:36)/得点数:2 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 完全復活。過密日程を強いられた後半戦にややパフォーマンスを落としたが、全盛期に近いコンディションを取り戻した結果、再び世界最高峰のセンターバックに返り咲く。圧倒的なフィジカルとプレーリードによってピンチの芽を積み続け、新キャプテンとしてのリーダーシップや持ち味であるビルドアップ、セットプレー時のターゲット役としての存在感も抜群だった。 DF ガブリエウ・マガリャンイス(26歳/アーセナル) 出場試合数:36(先発:34)/得点数:4 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> リーグ最少失点に貢献。判断、安定感の部分で昨季以上の進化を見せてサリバと共に鉄壁のセンターバックコンビを形勢。地対空の圧倒的な対人戦の強さで相手のエースを封じ込め、ビルドアップの部分でも大幅にミスが減った。攻撃時のセットプレーでは常に相手の脅威に。 MF マルティン・ウーデゴール(25歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ガナーズ牽引のスキッパー。指揮官アルテタからピッチ上の指揮官として全幅の信頼を受け、ハイインテンシティとハイクオリティを両立させたパフォーマンスで攻守に安定をもたらした。8ゴール10アシストの数字に加え、キーパスや崩しの起点の仕事、プレッシングのスイッチ役と目に見えない貢献度が非常に高かった。 MF ロドリ(27歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:34(先発:34)/得点数:8 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 4連覇王者の心臓。シーズンMVPはフォーデンに譲る形となったが、その活躍と遜色ない圧巻のパフォーマンスでシティ優勝に大きく貢献。現時点で世界最高のホールディングMFという評価を確立しており、攻守両面での安定感は異次元のレベル。加えて、セットプレーやミドルシュートを武器に8ゴールを挙げる得点力、勝負強さは驚異的だ。 MF コール・パーマー(22歳/チェルシー) 出場試合数:33(先発:29)/得点数:22 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新天地で大爆発。期待の若手との評価にとどまったマンチェスター・シティを離れて加入したチェルシーでリーグ屈指のアタッカーに急成長。シーズン序盤は高精度の左足にPKの巧さにスポットライトが当たっていたが、中盤戦以降は試合ごとに進化を示し、組み立ての能力、局面打開力、アタッキングサードでの圧倒的なクオリティを示し、いずれもリーグトップクラスの22ゴール11アシストを記録。不調のブルーズを6位まで押し上げた原動力に。 MF デクラン・ライス(25歳/アーセナル) 出場試合数:38(先発:37)/得点数:7 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> MVP級の輝き。最終結果によってMVPには選出しなかったが、パフォーマンスとチームへの影響力という部分ではフォーデン、ロドリと同等の評価だ。守備では傑出したデュエルの強さにカバーリング能力、攻撃では質の高い繋ぎに推進力で起点役を担い、後半戦はプレースキッカーとしても能力の高さを示した。さらに、7ゴールを挙げるという文句なしの活躍ぶりだった。 FW ブカヨ・サカ(22歳/アーセナル) 出場試合数:35(先発:35)/得点数:16 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 安定感抜群のガナーズのエース。幾つかのビッグマッチで消えた試合もあったが、35試合ほぼフル稼働で常に攻撃の起点を担ってきたタフさと安定感は素晴らしかった。16ゴール9アシストというスコアポイントに加え、時にダブルチームで対応される中でも右サイドで質的優位を生み出し続け、周囲の味方に自由を与えるエースとしての仕事も光った。 FW オリー・ワトキンス(28歳/アストン・ビラ) 出場試合数:37(先発:37)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のベストストライカー。リーグ4位タイの19ゴールにリーグ最多の13アシストと32ゴールに関与する驚異的なスタッツを記録。シーズンを通して多くの選手と前線でコンビを組みながら、チャンスメーカー、フィニッシャーとしてハイレベルのプレーを披露。得意のオフ・ザ・ボールの動き出しとシュート精度を武器に、例年通りにゴールを量産しつつ、磨きをかける個人での局面打開やラストパス、クロスで味方のゴールをお膳立てし、より万能型のプレースタイルに進化を遂げる1年となった。 FW フィル・フォーデン(24歳/マンチェスター・シティ) 出場試合数:35(先発:33)/得点数:19 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240606_101_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季のMVP。キャリアハイの19ゴールに加え、8アシストを記録。左右のウイングにトップ下を主戦場にゲームメーカー、チャンスメーカー、フィニッシャーとマルチタスクをハイレベルでこなし、前人未踏の4連覇の立役者に。 2024.06.06 19:05 Thu

財政難のエバートン、アメリカ投資会社が期限に間に合わず買収失敗…クラブは「選択肢を検討する」

クラブの売却を進めていたエバートンだったが、振り出しに戻ってしまった。 財政的に問題を抱えていたエバートン。2023-24シーズンのプレミアリーグでは、プレミアリーグの収益性と持続可能性に関する規則(PSR)の違反のため、勝ち点8をマイナスされていたが、なんとか残留を果たしていた。 そのエバートンは、2023年9月にオーナーであるファルハド・モシリ氏が、アメリカの投資会社「777パートナーズ」に株式の94%を売却することで合意に達していた。 しかし、クラブの売却期限はイギリス時間の1日5時までだったが、取引が行われずに期限切れ。クラブの売却は先延ばしとなってしまった。 エバートンは今回の件を受けて声明を発表。この期間の支援に感謝を示しつつ、売却については新たな選択肢を模索するとした。 「777パートナーズとブルーヘブン・ホールディングスとの間で締結されたクラブの過半数株式の売買契約は本日期限切れとなりました。クラブの取締役会は、777パートナーズがここ数カ月間クラブに提供してきた多大な財政支援を認識しており、この機会に彼らに感謝の意を表したいと思います」 「クラブは、ブルー・ヘブン・ホールディングスと協力してクラブの将来の所有権に関するあらゆる選択肢を検討しながら、通常通り運営を継続します」 モシリ氏は2016年にエバートンを買収。しかし、近年は不振に陥り、降格の危機にもさらされる事態が続いていた。 一方で、買収に合意していた「777パートナーズ」だったが、プレミアリーグの要件を満たすことができず、取引が遅延。エバートンに対して2億ポンドの融資を行うなど意思を示していたが、最終的に期限が切れることとなった。 「777パートナーズ」は、セビージャ、ジェノア、ヘルタ・ベルリン、スタンダール・リエージュ、ツルヴェナ・ズヴェズダといった欧州の各クラブの大株主となっていたが、プレミアリーグに参入はできず。ただ、プレミアリーグが拒否したわけではないため、エバートンが売却したい意思を持っていれば、要件を満たせば認められることになるようだ。 2024.06.01 23:15 Sat

厳しい状態続くエバートン…クラブ売却交渉停滞ならピックフォードら主力を売却か

エバートンは今夏の移籍市場で主力数選手を売却する可能性があるようだ。イギリス『デイリー・メール』が伝えている。 今シーズン、収益性と持続可能性に関する規則(PSR)違反による勝ち点はく奪に苦しんだエバートン。それでもショーン・ダイチ監督の下でチームは粘り強く戦い抜き、プレミアリーグ15位と降格は免れる形でシーズンを終えた。 しかし、クラブの財政は依然として厳しい状態のようだ。オーナーのファルハド・モシリ氏はクラブの売却を急いでいるが、話に進展がなかった場合は主力の売却が必要になるという。 仮にそうなった場合、真っ先に売却対象となるのはイングランド代表GKジョーダン・ピックフォード(30)になる模様。2017年夏にエバートンへ加入して以来、抜群の反射神経を武器に守護神の座を守り続けてきた選手には、現在も多くの関心が寄せられているとのことだ。 また、若手有望株のイングランド代表DFジャラッド・ブランスウェイト(21)やベルギー代表MFアマドゥ・オナナ(22)、ダイチ監督からの信頼厚いマリ代表MFアブドゥライエ・ドゥクレ(31)、イングランド人MFドワイト・マクニール(24)についても、相応のオファーがあれば売却に応じる方針だという。 ここ数年は常に降格の危機に立たされながらも、その度に不屈の精神を示してきたエバートン。しかし、このままの状態が続くようなら、来シーズンも厳しい戦いは避けられない見通しとなっている。 2024.05.29 15:40 Wed

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マンチェスター・ユナイテッドのU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)がイタリアに渡るようだ。 ユナイテッドアカデミー産のウインガーは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 ウィリー・カンブワラとともに今後が楽しみな才能の1人だが、今季が契約最終年。ユナイテッドからは先日に新契約を打診した旨が明らかにされ、動向が注目されたが、フリーでの新天地行きを決断した模様だ。 移籍市場に精通するイタリア人記者のファブリツィオ・ロマーノ氏によると、移籍先はモンツァで、2028年夏までの契約に合意。来季からセリエA挑戦を果たすという。 なお、アドリアーノ・ガッリアーニ氏が最高経営責任者(CEO)を務めるモンツァは今季のセリエAを12位でフィニッシュ。初昇格から2年連続の残留に成功している。 2024.06.11 10:15 Tue

ウサイン・ボルト氏がデフォー氏との対峙で悲劇…チャリティーマッチでアキレス腱を断裂

元陸上選手のウサイン・ボルト氏がイングランドで参加したフットボールのチャリティーマッチで悲劇に見舞われてしまった。 かつて世界最速のスプリンターとして名を馳せ、引退後はフットボール好きが高じてプロ選手にも挑戦したボルト氏。9日にロンドンのスタンフォード・ブリッジで毎年恒例のチャリティーマッチ『サッカーエイド』に参加し、マウリシオ・ポチェッティーノ氏が監督を務めるワールドイレブンのキャプテンとして出場した。 だが、イングランドが3-2でリードする63分、右センターバックでプレーするボルト氏は対峙したジャーメイン・デフォー氏の仕掛けに対応しようとしたところ、右足が芝に引っかかったか、その足首を手で押さえてピッチに倒れ込む事態に。以降は動けず、66分にそのまま担架に乗せられ、ピッチの外に運ばれていった。 そんなボルト氏は試合後、自身のSNSに右足を固定しての松葉杖姿をアップ。さらに「アキレス腱を断裂してしまったが、俺らは戦士だ」と綴り、重傷を明らかにした。 ボルト氏は2017年に現役を引退し、今年8月に38歳。チームは3-6で敗れ、自身も大ケガを負ってしまったが、ワールドイレブンでチームメイトだったアレッサンドロ・デルピエロ氏のゴールをアシストするなどで試合を盛り上げていた。 <span class="paragraph-title">【動画】チャリティーマッチ出場のボルト氏に悲劇</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="rEJz00Jutps";var video_start = 329;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.06.10 19:15 Mon

「一部は僕で、一部はメディカルスタッフのせい」 ユーロ行きに滑り込みのショー、今季のケガを語る

イングランド代表DFルーク・ショーがマンチェスター・ユナイテッドでのケガを振り返った。 2014年夏のユナイテッド入りからケガに苦しみながらも左サイドバックの一番手をほしいがままとするショー。昨季もユナイテッドでの自己ベストに並ぶ公式戦47試合に出場したが、今季は筋肉系の故障を繰り返し、トータルでも15試合のプレーに終わった。 痛かったのは2月中旬に行われたプレミアリーグ第24節のアストン・ビラ戦でアクシデント交代したにもかかわらず、翌節のルートン・タウン戦も先発したこと。結果、ルートン戦では前半終了間際に交代し、その試合を最後に筋肉系の故障で全休を強いられた。 28歳DFはその長引いた離脱に自身だけでなく、周囲にも非があると感じているようだ。 「アストン・ビラ戦で違和感があってハーフタイムに交代したけど、それはみんなの責任だ。一部は僕で、一部はメディカルスタッフのね。彼らの誰もがそう認めると思う」 「検査では大したことじゃなかったけど、丸1週間にわたって練習しなかった。で、試合前日にトレーニングをしたんだ。監督にプレーを求められたら、絶対に断らない」 「でも、プレーすべきじゃなかった」 だが、来る夏のユーロ2024メンバーに何とか滑り込み、驚きの声も。「何人かに『ユナイテッドで間に合わず、イングランドで間に合うなんてどういうことだ』と聞かれたりもした」とし、周囲の反応に理解を示すが、全力を尽くした結果だと述べた。 また、「何があったのか公表した方がいい。どうして僕がここにいて、ユナイテッドでいなかったのか、多くの疑問があると思うから。そのことが頭から離れないし、そんなことをしていると思われたくない」とも語っている。 ガレス・サウスゲイト監督からはグループステージ第2戦からの出場見込みが語られるが、「初戦に出たい。そこに嘘なんてない。でも、チャンスは現実的に1回しかないし、あまり急ぎたくない。違和感があればそこで終わり。そんなの起きてほしくない」と話した。 2024.06.10 16:35 Mon

バイエルンが1年越しに獲得目指す、フルアムMFパリーニャに60億円のオファー

中盤の補強を目指すバイエルンが2年連続でフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得にオファーを出したという。イギリス『デイリー・メール』が伝えた。 トーマス・トゥヘル監督が退任し、ヴァンサン・コンパニ監督が新たに就任したバイエルン。選手補強に動く中、1年越しにパリーニャの獲得に動いているという。 昨夏はメディカルチェックまで済ませていたパリーニャ。個人間合意に至っていた中、フルアムが後釜を見つけられないという理由から移籍を拒否していた。 7500万ポンド(約149億7000万円)の値札をつけていたフルアムに対し、バイエルンは6000万ポンド(約120億円)で獲得に近づいていたが、今夏は3000万ポンド(約60億円)のオファーからスタートしたという。 パリーニャは2022年7月にスポルティングCPからフルアムに加入。2022-23シーズンはプレミアリーグで35試合に出場し3ゴールを記録。FAカップでも5試合で1ゴールを記録ていた。 2023-24シーズンは、プレミアリーグで33試合に出場し4ゴールを記録。2シーズンで公式戦79試合に出場し8ゴールを記録していた。 バイエルンは結果として無冠に終わり、中盤の負傷者に悩まされただけに、パリーニャが獲得できていればという思いも少なからずあるところ。本人も移籍を希望しており、交渉を早くまとめたいところだ。 2024.06.10 11:25 Mon

トゥへル氏が休養へ…ユナイテッドと面談も

次はどのクラブを率いるのか注目されるトーマス・トゥヘル氏(50)だが、休養の意向を示すようだ。 今季限りでバイエルンの監督を辞したトゥヘル監督。シーズン途中の退任内定からまもなくして、エリク・テン・ハグ監督の解任話が浮かぶマンチェスター・ユナイテッドと紐付き、後任候補の1人に目される。 トゥヘル氏もプレミアリーグ復帰に前向きとされたが、移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者によると、今夏はどのクラブの指揮も執らずに休みをとりたく、ユナイテッド行きの意向なしだという。 ここ数週間にわたり、ユナイテッドと面談の場を設けたというドイツ人指揮官だが、その話し合いも打ち切った模様だ。 また、イギリス『BBC』によれば、その会談はジム・ラトクリフ共同オーナーも同席してフランスで行われたそうだ。 テン・ハグ監督の進退を巡る結論はこれからとされ、ほかにもイングランド代表のガレス・サウスゲイト監督らを候補とするユナイテッドだが、トゥヘル氏を招へいする選択肢がなくなった。 2024.06.10 09:55 Mon

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