インテルGKスタンコビッチがサンプドリア移籍…アウデーロと父デヤンと入れ替わりでジェノヴァの地へ

2023.08.12 05:30 Sat
Getty Images
サンプドリアは11日、インテルからU-21セルビア代表GKフィリップ・スタンコビッチ(21)を1年間のレンタル移籍で獲得したことを発表した。

なお、今回の契約にはサンプドリア側に買い取りオプション、インテル側に買い戻し条項が盛り込まれている。
インテルのレジェンドである元セルビア代表MFのデヤン・スタンコビッチ氏の息子であるフィリップはインテルの下部組織出身。プリマヴェーラ時代に次期守護神候補とも期待された逸材は、直近2シーズンはオランダのフォレンダムでプレーし、1年目にエールディビジ昇格に貢献。昨シーズンも正GKとして活躍した。

元カメルーン代表GKアンドレ・オナナ、元スロベニア代表GKサミル・ハンダノビッチの退団によって今夏のジャパンツアーでは正GKとしてプレーしたが、クラブがスイス代表GKヤン・ゾマーに加え、イタリア人GKエミル・アウデーロを獲得したことで、ジェノヴァ行きが決定した。

1年でのセリエA復帰を目指すサンプドリアでは、そのアウデーロの後継者としてフォレンダム時代同様に昇格請負人としての活躍が期待される。
なお、父デヤンは昨年10月から昨シーズン終了までサンプドリアを指揮したが、降格を阻止できなかったことでシーズン終了後に解任。その後、クラブはアンドレア・ピルロ監督を招へいしている。

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スタンコビッチがスパルタク・モスクワ指揮官就任

スパルタク・モスクワは16日、デヤン・スタンコビッチ氏(45)を新指揮官に任命したことを発表した。 ロシア・プレミアリーグで首位ディナモ・モスクワと7ポイント差の5位スパルタク・モスクワでは先月、ギジェルモ・アバスカル監督を解任。ウラヂミール・スリスコビッチ氏が新指揮官に任命されていたが、新シーズンからはスタンコビッチ氏が指揮を執ることになった。 現役時代、インテルやラツィオで活躍したスタンコビッチ氏は引退後、監督として古巣ツルヴェナ・ズヴェズダの他、サンプドリアを指揮。今季はハンガリーのフェレンツヴァーロシュを率い、国内リーグ優勝に導いていた。 2024.05.17 07:30 Fri

スタンコビッチがハンガリー名門の新指揮官に就任!

デヤン・スタンコビッチ氏(44)が、ハンガリー名門の新指揮官に就任した。 フェレンツヴァーロシュは5日、スタンコビッチ氏の新監督就任を発表。契約期間は2027年6月30日までの4年となる。 現役時代にラツィオやインテルで活躍した元セルビア代表MFは2013年に現役を引退。2014年にウディネーゼでアシスタントマネージャーを務めて指導者キャリアをスタートした。 その後、古巣インテルのテクニカルコーディネーター、欧州サッカー連盟(UEFA)のアドバイザー職と数年間現場を離れたが、2019年12月に古巣ツルヴェナ・ズヴェズダで初の監督職に就任。セルビア・スーペルリーガ3連覇を含む5つのタイトル獲得に導いた。 昨年10月には下位に低迷したサンプドリアで指揮を執ったが、チームを立て直すことは叶わず。セリエB降格に伴い、昨シーズン限りで退任していた。 なお、新天地となるフェレンツヴァーロシュは国内リーグ通算34度の優勝を誇り、直近は5連覇中。近年はヨーロッパコンペティションでもお馴染みのクラブとなっている。 2023.09.06 07:30 Wed

2部降格のサンプドリア、ユーベOBに再建を託す? 新監督にグロッソ氏、TDにレグロッターリエ氏を招へいか

サンプドリアはユベントスのOBたちに再建を託すようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 深刻な経営難によって補強もままならないなか、今シーズン開幕から低空飛行を続け、12年ぶりのセリエB降格となったサンプドリア。途中就任のデヤン・スタンコビッチ監督(44)も最後まで打開策を見出せず、6月末の契約満了を持って退任するとみられている。 来シーズンに向けては、今シーズンのフロジノーネをセリエB優勝・セリエA昇格に導いた元イタリア代表DFファビオ・グロッソ氏(45)が新監督のポールポジションに。フロジノーネを退任済みのグロッソ氏は現役時代にインテルやユベントスなどで活躍し、ユベントスのプリマヴェーラを率いた経験も持つ。 一方、カルチョファンにとって懐かしい名前も。ユベントスに長く在籍し、2000年代初頭にはミラクル・キエーヴォの一員として名声を得た元イタリア代表DFニコラ・レグロッターリエ氏(46)がテクニカル・ディレクター(TD)の就任オファーを引き受ける見込みだという。 また、イタリア『Il Secolo XIX』によると、レグロッターリエ氏はTDとしてのみならず、ファーストチームと下部組織や医療チームを結ぶ橋渡し役も担うことになる模様。ミランのパオロ・マルディーニ前TDに近い立ち回りとなるようだ。 なお、サンプドリアは今シーズンまでユベントスのスカウト責任者を務めたマッテオ・トニョッツィ氏の招へいも画策中。スポーツ・ディレクター(SD)として招き入れる可能性があるとみられている。 2023.06.23 20:50 Fri

「消化することが難しい」12シーズンぶりの降格、スタンコビッチ監督はファンを称える「いつだって我々の近くにいた」

サンプドリアのデヤン・スタンコビッチ監督が、降格が決定を受けてコメントした。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 8日、セリエA第34節でサンプドリアはアウェイでウディネーゼと対戦した。 今シーズンは苦しい戦いが続き、ここまでわずか3勝。負ければ降格が決定するなか、この試合でも開始9分にロベルト・ペレイラに決められ失点。さらに34分にもアダム・マジーナにゴールを許し、苦しい戦いを強いられる。 歯車が噛み合わないサンプドリアは盛り返すことができず。2-0で敗れ、セリエB降格が決定した。 セリエBに降格するのは2011-12シーズン以来、12シーズンぶり。チームをシーズン途中から率いたスタンコビッチ監督も力及ばず、3連敗、7戦未勝利で降格となった。 スタンコビッチ監督は降格決定を受けてコメント。悔しさを露わにした。 「コメントすることはほとんどない。全てのドリアーニ(サンプドリアファン)にとって、そしてここ数カ月、正しいことをしようと努力してきた我々にとって、消化することが難しい日だ」 また、降格に値しないとクラブの素晴らしさを語り、誇りを失わずに好転することを願った。 「サンプドリアはこのような状況に陥るに値しないが、我々は以前よりも強くなって戻ってくるだろう。車輪はそうやって回転する。尊厳を持ち、我々はピッチで、そしてスタンドのファンと戦った」 「彼らはいつだって我々の近くにいて、辛くて困難な時期に一緒にいた。このクラブは外見も内面も美しく、より評価されるべき存在だ」 「このクラブはこの世界の全ての善行に値するので、全てのドリアーニにとって、この状況がより良い方向に解決されることを願っている」 2023.05.09 09:45 Tue

サンプドリアが4節を残してセリエB降格…

サンプドリアの2011-12シーズン以来のセリエB(イタリア2部)降格が決定した。 昨年1月に就任しチームをセリエA残留に導いたマルコ・ジャンパオロ監督の下で臨んだ今シーズンを迎えたサンプドリア。しかし、開幕から大不振に陥り、セリエA7試合を消化時点で2分け5敗の最下位と低迷すると、昨年10月にジャンパオロ監督を解任。 その後、現役時代にインテルなどで活躍したデヤン・スタンコビッチ氏を新たに招へいしたが、チームを立て直すことができず、3勝8分け22敗の最下位に低迷。 そして、勝利を逃せば降格が決定する8日のセリエA第34節ではウディネーゼに0-2で敗戦し、4節を残しての降格が決定した。 なお、セリエBに降格したサンプドリアは現在、経営面でも大きな問題を抱えており、今夏に破産宣告を受ける可能性があるとのこと。これが正式に決定した場合クラブはセリエDからのリスタートを余儀なくされるとのことだ。 2023.05.09 06:00 Tue

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若手CBを探すリバプール、今なおコルウィルを注視か

リバプールがチェルシーのイングランド代表DFレヴィ・コルウィル(20)を密かにリストアップし続けているという。 チェルシーアカデミーが育んだ左利きセンターバック・コルウィル。ブライトン&ホーヴ・アルビオンへの武者修行が成功して昨夏帰還した20歳の若武者は、チームの戦績が上向かないなかでもゲーム主将を任される試合があり、ここまで公式戦27試合中26試合でプレーしている。 すなわちチェルシーにとって明るい未来への希望を灯す存在なわけだが、コルウィルとリバプールの紐付けは昨夏も。ブライトンへのレンタル期間終了に前後して獲得を目指しているとの報道があったなか、最終的にはすんなりチェルシーへと帰還し、2029年6月までの長期契約も結んだ。 しかし、イギリス『90min』によると、リバプール経営陣は今なおコルウィルを注視。早急な獲得プランこそないものの、チェルシー退団の可能性が浮上した場合に備えている状況だといい、同選手がブライトンへの武者修行以前、2部ハダースフィールドでプレーしていた時期から追いかけ続けているという。 その一方でチェルシーはというと、同じくアカデミー出身のイングランド代表MFコナー・ギャラガー(23)を売却する計画がある一方、コルウィルに関しては“値段”を評価することはおろか、将来の正キャプテン候補であり、完全なる非売品とみなしているとのことだ。 この点についてはリバプールも重々承知なようで、将来に向けてコルウィル以外にも複数の若手センターバックをリストアップ。 ユベントスからサンプドリアへレンタル移籍中のウルグアイ代表DFファクンド・ゴンサレス(20)、アルゼンチン1部タジェレスのU-20コロンビア代表DFケビン・マンティージャ(20)らについて「2025年夏」の獲得を念頭に置いているとみられている。 2024.01.17 16:45 Wed

セリエA復帰を目指すサンプドリアに痛手…ボリーニが左ヒザ手術で2カ月の離脱に

サンプドリアの元イタリア代表FWファビオ・ボリーニが長期離脱となったようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が伝えている。 今夏の移籍市場で2年半ぶりにイタリアの地に帰還したボリーニは、25日に行われたセリエB第14節のスペツィア戦に先発出場したが、74分に左足を負傷しそのままピッチを去っていた。 報道によれば、精密検査を受けたボリーニは左太モモの長内転筋腱の損傷と診断されたとのこと。なお、治療には手術を必要とし、全治は約2カ月とのことだ。 長期離脱を強いられることになったボリーニは、自身のインスタグラムでチームメイトに対し、以下のようなメッセージを送っている。 「チームメイト、そしてサンプドリアのみんなと、目標に向かって一緒に進むことができないのは寂しい。僕らは正しい道を歩んでいるし、僕らを止められる嵐はない!」 今夏にアンドレア・ピルロ氏を新監督を迎えたサンプドリア。1年でのセリエA復帰が目標となる中、シーズン序盤は降格圏に沈むなど苦戦を強いられたが、直近6試合では4勝2分け1敗と復調の兆しを見せていただけに、今季5ゴールを挙げているベテランストライカーの離脱は大きな痛手となる。 2023.11.28 23:50 Tue

40歳の元イタリア代表FWクアリアレッラが引退の意向を表明… 夏のサンプドリア退団以降フリーの状態続く

元イタリア代表FWファビオ・クアリアレッラ(40)が現役引退の意向を表明したようだ。イタリア『スカイ・スポーツ』が伝えた。 トリノでプロデビューを飾り、その後はウディネーゼやナポリ、ユベントスなど国内のクラブを渡り歩いたクアリアレッラ。2016年2月からは在籍2度目のサンプドリアでプレーし、2022-23シーズンにはフィールドプレーヤーとしてセリエA史上5人目の通算550試合出場の偉業を達成したが、シーズンを終えると契約満了によりセリエBへ降格したチームから退団していた。 以来フリーの状況が続いていたクアリアレッラは、イベントに出席した際に『スカイ・スポーツ』にコメント。もうプレーできる状態にないと明かした。 「もう辞めたのか? 必然的にそうならざるを得なくなってしまった。僕はフリーだが、ピッチに立つことができないほどのフィジカルコンディションなんだ」 「確かに常に夢がある。1つはサッカー界にとどまり、自分に合った役割を理解することだ。どの道を進むべきか考えるための時間はたっぷりある」 昨シーズンのクアリアレッラはケガによる欠場もありながら公式戦25試合で1ゴール1アシストを記録。キャリア通算ではクラブレベルで717試合238ゴールを記録していた。 2023.11.19 20:20 Sun

「許可されてたよ」ピルロ監督は選手の喫煙OK派、教え子が証言「彼自身もハーフタイムは座って一服」

アンドレア・ピルロ氏は指揮官として選手の喫煙を許可しているという。イギリス『サン』が伝えている。 現役時代にイタリア代表としてドイツ・ワールドカップ(W杯)を制し、ミランではチャンピオンズリーグ(CL)を2度制覇したピルロ氏。ユベントスでもセリエA9連覇時代の礎を築くなど、栄光に満ちた選手キャリアを送った。 しかし、監督キャリアでは失敗続き。予期せぬ古巣ユベントスの指揮官就任が歯車を狂わせた感は拭えないが、選手として導いたセリエA9連覇時代を指揮官の立場で終わらせることとなり、昨シーズンはトルコのファティ・カラギュムリュクへ向かうも1年足らずで退任し、今季はサンプドリアでセリエB開幕9試合を戦い1勝3分け5敗と無惨な成績だ。 そんなピルロ氏がファティ・カラギュムリュクを率いていた昨季、選手として所属した元トルコ代表FWコリン・カジム=リチャーズがイギリス『Filthy Fells』のYouTubeチャンネルに出演。ピルロ氏は選手の喫煙を許可し、自らも選手に隠れることなく堂々と喫煙していたという。 「タバコを吸うイタリア人はたくさんいるだろ? それはトルコでも同じなのさ」 「選手としてはもちろん監督次第なわけだけど、ピルロのもとでは許可されていたよ。ピルロを含めた何人かが試合前にノンストップでタバコを吸い、ピルロはハーフタイムも座って一服。話しながらでも咥えているよ」 「これは文化の違いってやつさ。僕はショックを受けたわけじゃないし、決して批判するつもりもない。むしろ正当なことだと思う」 イタリア人と喫煙と言えばラツィオを率いるマウリツィオ・サッリ監督がヘビースモーカーとして知られ、64歳の現在も1日60本の煙草を吸うと言われている。かつてインテルなどを指揮したアルゼンチン人指揮官のエクトル・クーペル氏も煙草を吸いながらセリエAで指揮したことも有名だが、ピルロ氏もかなりのヘビースモーカーだったようだ。 2023.10.12 21:35 Thu

監督業で苦戦するピルロ、サンプドリア解任危機

サンプドリアのアンドレア・ピルロ監督が解任の危機に立たされている。イタリア『カルチョメルカート』が報じている。 ピルロ監督は今季よりセリエBに降格したサンプドリアの新指揮官に就任。しかし、ここまで8試合を消化して1勝2分け5敗と低迷。前オーナーのマッシモ・フェレーロ氏による不正会計問題があって勝ち点2を剥奪されている中、20チーム中19位と大苦戦を強いられている。 1年でのセリエA復帰を目指すサンプドリアだが、それどころかセリエCへの降格を心配しなければならない状況だ。 サンプドリアは次節アスコリと対戦するが、ここで結果が出なければ代表ウィーク中に解任の判断がなされる可能性が高いとのこと。現役時代は華々しいキャリアを築いたピルロ監督だが、監督業では同じように事が運ばないようだ。 2023.10.02 23:00 Mon

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フロジノーネ、ヴェネツィア行きが噂されるディ・フランチェスコ監督の退任を発表

フロジノーネは16日、エウゼビオ・ディ・フランチェスコ監督(54)が今季限りで退任することを発表した。 退任の決まったディ・フランチェスコ監督は、公式サイトで以下のように感謝を述べた。 「フロジノーネに到着してすぐに、皆さんが私をもてなし、歓迎してくれたおかげで、すぐにファミリーの一員だと感じることができました。君たちは、ジャージとそのチームカラーへの愛情を私に教えてくれた。エキサイティングな試合もあれば、思い通りにいかなかった試合もあったけれど、コッパ・イタリアの準々決勝という歴史的な目標に一緒に到達するなど濃密で、いい意味でポジティブなシーズンだった」 「このような機会を与えてくれたアンジェロッツィSDに感謝したい。 昨年7月、私たちはお互いにプロフェッショナルとして、そして何よりも人としての素晴らしさでお互いを選んだ。また、素晴らしい人格と独特の感性を持つスティルペ会長にも心から感謝している」 「そして、私が常に誇りに思っている選手たち。目標に到達できなかったのは事実だが、彼らは浮き沈みを繰り返しながらも、目標に到達したいという思いでついてきてくれたことには感謝をしている」 昨夏にファビオ・グロッソ前監督の後任として、ディ・フランチェスコ監督を招へいしたフロジノーネ。5年ぶりとなったセリエAでは、序盤こそコンスタントに勝ち点を稼いでいたが、昨年12月2日のミラン戦に敗れてから不振に陥ると、そこから最終節までの25試合でわずか3勝に終わり、順位も16位と低迷。 勝利すれば残留が決められた最終節のウディネーゼ戦も0-1で敗れると、残留を争っていた18位エンポリがローマに勝利したことで18位に転落。1年でのセリエB(イタリア2部)降格が決定していた。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、退任するディ・フランチェスコ監督には、昇格プレーオフを制して3季ぶりのセリエA昇格を果たしたヴェネツィアが招へいに動いており、2年契約を結ぶとのことだ。 2024.06.17 07:00 Mon

「事実上完了」インテル会長がエースFWラウタロとの契約延長を明かす「後はサインもらうだけ」

インテルのジュゼッペ・マロッタ会長が、アルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネス(26)との契約延長がほぼ完了していると明かした。イタリア『TuttoMercatoWeb』が伝えた。 インテルのエースとして活躍するラウタロ。2023-24シーズンはセリエAで33試合で24ゴールを記録するなど、チームの20度目のスクデット獲得に貢献していた。 そのラウタロとインテルの契約は2026年夏までとなっており、残り2年。今夏は契約延長に向けて動いているという話が浮上していた。 コパ・アメリカに参加するアルゼンチン代表に選ばれているラウタロだが、インテルのマロッタ会長は16日にイタリア代表のトレーニング拠点であるカーサ・アズーリを訪問。メディアに対して多くの話をした中、ラウタロの契約についても言及した。 「我々はあらゆることに気を配っている。重要なのは、すべての選手が強い帰属意識を持ち、我々と共に続け、経験したいと望んでいることだ。穏やかな状況にあり、現時点では自分たちから去りたいと考えている選手はいない」 「ラウタロの契約更新は事実上完了しており、後はサインをもらうだけだ。彼はアルゼンチンにいるために簡単ではないが、すでに完了している」 2024.06.16 22:55 Sun

アタランタ、輝き取り戻したデ・ケテラエルを完全移籍で獲得!

アタランタは15日、ミランからレンタルしていたベルギー代表MFチャールズ・デ・ケテラエル(23)の買い取りオプションを行使したことを発表した。 昨シーズン、クラブ・ブルージュからミランへ加わるもその巨大なポテンシャルを発揮できず、わずか1年でアタランタに買い取りオプション付きのレンタルで加入したデ・ケテラエル。 それでも、ジャン・ピエロ・ガスペリーニ監督の下で復活を遂げると、2023-24シーズンは公式戦50試合に出場し14ゴール11アシストを記録。クラブ史上初となるヨーロッパ・リーグ(EL)制覇やコッパ・イタリア準優勝にも貢献した。 『フットボール・イタリア』によれば、アタランタはデ・ケテラエルの移籍金として2200万ユーロ(約37億4000万円)をミランに支払うとのことだ。 2024.06.16 00:30 Sun

ルカクに救世主、手を差し伸べるのは恩師? ナポリを率いるコンテ監督が獲得を希望も72億円は払う気なし

2年連続でチェルシーからレンタル移籍に出されているベルギー代表FWロメル・ルカク(31)だが、恩師がやはり関心を示しているようだ。 2023-24シーズンはチェルシーからローマへとレンタル移籍。セリエAでは32試合でチームトップタイの13ゴールを記録した。 しかし、ローマは買い取ることはせずにチェルシーへと復帰。しかし、チェルシーもルカクは不要としており、売却したい意向が強い。 そんな中、イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』によると、ナポリが獲得に関心を寄せているとのこと。インテル時代にルカクを重宝したアントニオ・コンテ監督が獲得を望んでいるという。 2シーズンを共に戦ったコンテ監督とルカクだが、離れても連絡を取り合っているとのこと。今夏はナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンの移籍も取り沙汰されており、新たなストライカーを確保しなければいけない状況だ。 コンテ監督の下でルカクは、公式戦95試合で64ゴールと驚異的な活躍を見せている。ただ、移籍金が高すぎるため、ナポリは交渉をしているという。 チェルシーとルカクの間には4300万ユーロ(約72億1000万円)の契約解除金が設定されているとのことだが、ナポリはこの金額を払う気はない。一方で、レンタル移籍であればもちろん獲得に動くが、チェルシー側は売却を求めている。 ルカク自身、チェルシーに戻る気はさらさらなく、よく知るコンテ監督の下でのプレーは願ってもないことだろう。両者が金額で折り合いがつけば良いところだが、動向が注目される。 2024.06.14 23:10 Fri

鎌田大地やルイス・アルベルトが去るラツィオ、若返り図る中マルディーニ息子に関心か

日本代表MF鎌田大地の退団やイゴール・トゥドール監督の退任など、今夏は大きな変更が起こるラツィオ陣営。若返りの方針の中、レジェンドの息子に関心を寄せているという。 イタリア『TuttoMercatoWeb』によると、ラツィオが関心を寄せているのはミランのMFダニエル・マルディーニ(22)。元イタリア代表DFでミラン一筋でプレーしたパオロ・マルディーニ氏の息子だ。 2023-24シーズンはモンツァへとレンタル移籍。セリエAで18試合に出場し4ゴールを記録。ミランへと復帰することになったが、そのミランは売却する可能性もあるとされている。 2025年夏に契約が切れるマルディーニ。ただ、ミランではポジションを確保は難しい状況。残り1年となり、ミランが売却するチャンスは今しかない。 800万ユーロ(約13億4000万円)程度と設定されている移籍金に対し、ラツィオは興味を示しているとのこと。ただ、ライバルもおり、フィオレンティーナやトリノも関心を持っているという。 ラツィオは鎌田の退団が確定的。さらに、元スペイン代表MFルイス・アルベルト(31)もカタールのアル・ドゥハイルへの移籍が決まり、中盤が手薄になる状況だ。 2024.06.14 22:30 Fri

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