モンツァ、腓骨骨折のアンドレア・ラノッキアと契約解除

2022.09.21 18:40 Wed
Getty Images
モンツァは21日、元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(34)との契約解除を発表した。

クラブ初のセリエA昇格で今夏に大量補強を実施したモンツァにおいて、注目選手の1人だったラノッキア。昨季のインテルでは公式戦10試合の出場に留まったものの、イタリア代表でも活躍したセリエAを代表するDFの初昇格クラブへの移籍には少なからず驚きの声が挙がった。
ところが、デビュー2戦目となった先月21日のナポリ戦で足を滑らせて負傷。診断の結果、足首捻挫および腓骨の複雑骨折が判明し、最低3カ月の離脱を余儀なくされている。

そうした中、モンツァは2年契約の早期解除を決断。双方合意の下、加入からちょうど3カ月で終わりを迎えることになった。

「ACモンツァは本日、アンドレア・ラノッキアと双方合意の下、契約を解除したこと発表します。我々はアンドレアと過ごしたこの数カ月に感謝し、彼の将来の成功を願っています」

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元伊代表CBラノッキアが34歳で現役引退…モンツァとの契約解消の翌日にスパイク脱ぐ決断

元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキア(34)が現役引退を発表した。 今夏、クラブ史上初のセリエA昇格となったモンツァに加入したラノッキアだが、デビュー2戦目となった先月21日のナポリ戦で足を滑らせて負傷。診断の結果、足首捻挫および腓骨の複雑骨折が判明し、最低3カ月の離脱を余儀なくされていた。 すると、元イタリア代表DFは、受傷から1カ月後となった21日に2年契約を結んでいたモンツァとの契約を双方合意の下で解消していた。 その契約解消から1日後に34歳は自身の公式インスタグラムを通じて、「自分の中でスイッチが切れたようだ。もうフットボールをすることはないと思う」と、唐突に現役引退を発表することになった。 ペルージャやアレッツォの下部組織で育ったラノッキアは、2008年にジェノアへステップアップ。バーリでの武者修行を経て、2010年夏にはインテルに共同保有の形となり、同年末に完全移籍へ移行した。 そのインテルではジェノア、サンプドリア、ハル・シティへのレンタルを挟んだものの、10年以上の在籍で公式戦225試合に出場。2012-13シーズン、2014-15シーズンは主力としてプレーし、一時カピターノを担ったものの、主に控えセンターバックの役割を担った。 また、2010年11月にデビューを飾ったイタリア代表では、ワールドカップやユーロといったメジャー大会の出場は叶わずも、通算21試合に出場していた。 195cmの恵まれた体躯に端正な顔立ち、センターバックとしての総合力の高さから、かつてはアレッサンドロ・ネスタの後継者とも称された大型センターバックだったが、34歳という若さでカルチョの世界を去ることになった。 2022.09.23 06:46 Fri

昇格組モンツァに試練…足滑らせた元イタリア代表DFラノッキアが腓骨骨折、他にも負傷者

セリエAのモンツァは、選手の負傷情報を発表した。 今季からセリエAに昇格したモンツァ。開幕から2試合を終え、2連敗と不安なスタートを切っている。 そんな中、チームに不安がよぎる負傷者が続出している。 まず、アーセナルから完全移籍で獲得したDFパブロ・マリは、開幕戦のトリノ戦にフル出場も21日のナポリ戦は欠場。腹部の外腹斜筋を損傷しているという。 また、今夏インテルから獲得した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアは、ナポリ戦に先発も後半途中交代。足を滑らせての負傷交代となったが、足首捻挫および腓骨の複雑骨折と診断。重傷となってしまった。 さらに、MFマルコ・ダレッサンドロも左内転筋の負傷と発表され、ケガ人が続出している。 ラノッキアは自身のSNSで足にギプスをつけた写真を公開。「メッセージをくださった皆様、ありがとうございました。すぐに戻ってくるとしか言えない」と、ケガからの回復を誓った。 <span class="paragraph-title">【写真】子供は満面の笑みも、ラノッキアは骨折した足をギプスで固める</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Lottando! <br><br>Grazie a tutti per i vostri messaggi. Posso solo dirvi che tornerò presto <a href="https://t.co/m8UXjVIHJj">pic.twitter.com/m8UXjVIHJj</a></p>&mdash; Andrea Ranocchia (@23_Frog) <a href="https://twitter.com/23_Frog/status/1561749806661468161?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.08.23 15:50 Tue

CBのバックアッパー獲得に奔走するインテル、伊代表アチェルビが最有力か?

移籍市場閉幕が近づくなか、インテルが新たなセンターバック獲得へ向けてラストスパートをかけているようだ。イタリア『カルチョメルカート』が伝えている。 インテルは今季のセリエA開幕から2連勝。最終ラインに目を向けると、パリ・サンジェルマン(PSG)行きが濃厚と目されたスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルは2試合ともにスタメン出場しており、現時点では残留に近いのではという見方が広まっている。 だが、シモーネ・インザーギ監督は昨季限りで退団した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアに代わる新たなバックアッパーの獲得を首脳陣に要望している模様。実際に第1節のレッチェ戦では、左サイドを本職とするイタリア人DFフェデリコ・ディマルコが左CBとしてスタメン起用されるなど、インテルの最終ラインは手薄な状態だ。 そんななか、『カルチョメルカート』は、インテルの新CB獲得を巡るオペレーションは、今週中に大きな進展が期待できると主張。最有力候補はラツィオのイタリア代表DFフランチェスコ・アチェルビ(34)で、資金に余裕のないインテルにとっては、買い取りオプション付きの1年レンタルが現実的な選択肢ではないかという。 また、ドルトムントのスイス代表DFマヌエル・アカンジ(27)や、チェルシーの元U-21イングランド代表DFトレヴォ・チャロバー(23)も、引き続きリストに挙がっている。しかし、ドルトムントは最低でも1500万ユーロ(約20億5000万円)を要求し、チェルシーは放出を躊躇。2選手とも可能性は捨てきれないとしつつも、やはりアチェルビに勝る候補ではないようだ。 2022.08.22 21:03 Mon

CBのバックアッパーが欲しいインテル、19歳カサデイをチェルシーに売却へ

インテルのU-19イタリア代表MFチェーザレ・カサデイ(19)がチェルシー移籍に近づいているようだ。 カサデイはインテルのU-19チームで鍛錬を積むセントラルハーフ。昨季はプリマヴェーラ1で29試合13得点4アシストの成績を残し、インテルの4季ぶり優勝に大きく貢献した。 今夏のプレシーズンでも起用され、トップチーム定着を期すなか、イタリア『スカイ』によると、経営難のインテルは同選手をチェルシーに売却して補強資金を工面したい考えだという。 インテルは退団した元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアに代わる最終ラインの新たなバックアッパー獲得に本腰。ドルトムントのスイス代表DFマヌエル・アカンジ(27)に注目しており、獲得には移籍金1500~2000万ユーロ(約20億3000万~27億円)が必要とのことだ。 そんな事情があってか、インテルはカサデイに触手を伸ばすチェルシーに対して1500万ユーロ+500万ユーロ(約6億7000万円)を要求。チェルシーも1200万ユーロ(約16億2000万円)+アドオンを提示しており、両者は合意に接近しつつあるとみられている。 2022.08.16 15:22 Tue

モンツァがシャフタールからDFマルロンを獲得! サッスオーロでセリエA60試合以上の経験

モンツァは5日、シャフタール・ドネツクからブラジル人DFマルロン(26)を獲得したことを発表した。契約期間は今シーズン終了までの1年となる。 今回の移籍は、国際サッカー連盟(FIFA)によるロシア・ウクライナリーグに所属する外国籍選手の特例移籍措置が使用されており、フリートランスファーの形となる。 マルロンは、フルミネンセの下部組織出身で2014年1月にファーストチームへ昇格。2016年7月にバルセロナBへとレンタル移籍すると、2017年7月にバルセロナへと完全移籍した。 バルセロナ加入後は、ニースへとレンタル移籍を経験。バルセロナのファーストチームでは3試合の出場に終わり、2018年8月にサッスオーロへと完全移籍。その後、昨夏にはシャフタールに5年契約で加入していたが、今年2月のロシアによるウクライナへの軍事侵攻の影響を受け、キャリアの一時休止を余儀なくされていた。 なお、サッスオーロ時代にセリエAでは65試合に出場しており、昇格組モンツァにとっては元イタリア代表DFアンドレア・ラノッキアと共にディフェンスラインの中心としての活躍が期待されるところだ。 2022.08.05 18:21 Fri

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ネスタがモンツァの指揮官就任、セリエA初挑戦

モンツァは12日、アレッサンドロ・ネスタ監督(48)の招へいを発表した。契約期間は1年で、セリエA残留により自動で契約が1年更新される条項になっている。 現役時代にラツィオやミラン、イタリア代表でセンターバックとして活躍したネスタ氏。2006年ワールドカップ王者でもあるイタリアのレジェンドは2015年に現役を引退後、アメリカのマイアミFCで監督業をスタートし、ペルージャ、フロジノーネを経て、今シーズンからレッジャーナを指揮。セリエBで12位に終わっていた。 セリエB残留により延長オプションが行使される条項となっていたが、この度解消されモンツァ行きとなった。 ミラン時代から旧知の仲にあるアドリアーノ・ガッリアーニ氏がCEO(最高経営責任者)を務めるモンツァでセリエA初挑戦となる中、3季連続セリエA残留を果たせるかに注目だ。 2024.06.13 06:30 Thu

今季ユナイテッドでトップデビューの若きWGがイタリアへ! フォーソンがモンツァにフリー加入

モンツァは11日、マンチェスター・ユナイテッドからU-20イングランド代表FWオマリ・フォーソン(19)の加入を発表した。契約は2028年夏までの4年となる。 ウェストハム、トッテナム、そしてユナイテッドのアカデミーを渡り歩き、2021年夏にプロ契約のフォーソンは今年1月のFAカップでシニアデビューしてから、2月のプレミアリーグでも初出場。その試合で決勝アシストをマークしたりと爪痕も残し、最終的にトータルで7試合に出場した。 同じくユナイテッドアカデミー出身で、これまた今季デビューのウィリー・カンブワラとともに、今後が楽しみな才能の1人だったが、今月末で契約切れに。ユナイテッドは先日に新契約の打診を明らかにしたが、来季でセリエA初昇格から3年目を迎えるモンツァにフリー加入を決めた。 2024.06.12 14:40 Wed

ユナイテッドが新契約打診も…アカデミー出身フォーソンがモンツァにフリー加入へ

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「バローニが新監督」 ラツィオ会長が認める! 歓迎ぜずの声にも「ガッリアーニが望んだのには理由があるはず」

ラツィオの新監督はマルコ・バローニ氏(60)で決まりのようだ。 フェリペ・アンデルソンに続いて、鎌田大地が去り、ルイス・アルベルトも中東行きとされるなか、イゴール・トゥドール監督がチーム作りや補強方針などを巡ってのこじれにより、就任からわずか3カ月の任期で退任したラツィオ。来季の監督としてはエラス・ヴェローナの指揮を執るマルコ・バローニ氏の名が浮かぶ。 そのなか、イタリア『スカイ』によると、ラツィオのクラウディオ・ロティート会長が『Il Messeggero』のインタビューで「ヴェローナとはすべてが解決した。バローニがラツィオの新監督になる。我々が彼を望んだのは彼が優れた監督であり、正しいプロフィールの持ち主だからだ」と噂の人物が新指揮官と明言した。 この監督人事を巡り、一部では懐疑的な声もあるが、「彼を望まぬ者たちはおそらく(シモーネ・)インザーギや、(ステファノ・)ピオリ、(ウラジミール・)ペトコビッチを望まなかった人々だろう」と歴代監督の名を挙げながら反論。さらに、同じくバローニ氏の招へいに動いたモンツァの重役を口にし、選択の正しさを主張した。 「(モンツァの最高経営責任者を務めるアドリアーノ・)ガッリアーニのような勝者がバローニを望んだのには理由があるはず。4人の会長から祝福の連絡があった」 なお、ラツィオはバローニ氏と2年契約を結ぶといわれ、サラリーは100万ユーロ(約1億6000万円)強+ボーナスになるようだ。 2024.06.10 17:15 Mon

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ミランとフェイエノールトがコンタクト…前者はヴァイファーに熱視線、後者は19歳シミッチがお気に入り

ミランとフェイエノールトがコンタクトを取っているそうだ。 イタリア『カルチョメルカート』によると、ミランはフェイエノールトのオランダ代表MFマッツ・ヴァイファー(24)獲得へ本腰を入れる可能性が。”背番号9”問題が解決次第、こちらの協議を本格化させ、本腰を入れるか否か判断するという。 ヴァイファーは上田綺世が所属するフェイエノールトの主軸ボランチ。残念ながらケガでユーロ2024行きを逃すも、3月の代表ウィークまではオランダ代表に定着する実力者だ。 フェイエノールトはヴァイファーに関するミランの照会依頼に応じ、評価額を2500万ユーロ(約42.2億円)に設定。同時に、ミランのセルビア代表DFジャン=カルロ・シミッチ(18)を気に入っており、同選手が今後の交渉に含まれる可能性も排除できないとされる。 シミッチは昨年末のトップチームデビュー戦でいきなりゴールを決めたセンターバック。来季までとなっているミランとの契約の延長交渉が進行中だが、その裏では4月、フルアムとボーンマスからの接触も報じられている。 2024.06.14 12:55 Fri
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