「ゴールを要求しなければ」マジョルカ指揮官が勝利を呼び込んだ久保建英に言及「一歩を踏み出した」

2022.02.15 10:07 Tue
Getty Images
マジョルカルイス・ガルシア・プラサ監督が、勝利を呼び込んだ日本代表MF久保建英について言及した。スペイン『マルカ』が伝えた。マジョルカは14日、ラ・リーガ第24節でアスレティック・ビルバオと対戦した。
試合は22分にサルバ・セビージャがPKでゴール。30分にもアンヘル・ロドリゲスがネットを揺らし、マジョルカが前半で2点をリードする。

しかし、アスレティックも後半に反撃。59分にラウール・ガルシアが1点を返すと、61分にはアレハンドロ・ベレンゲルがネットを揺らし一気に同点となる。

このまま逆転を許すかと思われたがマジョルカは粘りを見せると、88分に久保が魅せる。ボックス左でボールを持った久保は中央へパス。これをダニ・ロドリゲスが収めて反転シュート。これが弱くなると、ヴェダト・ムリキが拾うが大きくなってしまう。しかし、そこを久保が左足一閃。シュートは左ポストを叩いてしまうが、跳ね返りがGKウナイ・シモンの顔面を直撃してゴール。マジョルカが3-2で勝利した。
試合後、ルイス・ガルシア監督は久保について言及。ゴールは見えていないとしながらも、久保には常にゴールを求めていると語った。

「私はゴールが見えなかった。入っているのかどうかもわからなかった」

「彼にはゴールを決めることを要求しなければならない。私はいつも彼にそう言っている」

「時には辛いこともあるが、一歩を踏み出した」


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