13位アウグスブルクで監督交代 かつてELに導いたマルクス・ヴァインツィアル氏が復任

2021.04.26 21:43 Mon
Getty Images
アウグスブルクは26日、ハイコ・ヘルリッヒ監督(49)を解任し、マルクス・ヴァインツィアル氏(46)を後任監督に任命したことを発表した。契約は2022年6月までとなる。

ヘルリッヒ氏は2020年3月に、マルティン・シュミット前監督の後任としてアウグスブルクの指揮官に就任。ブンデスリーガで15位フィニッシュし、なんとか残留に漕ぎ着けて今季を迎えたものの、第31節を消化した時点で9勝6分け16敗と13位に位置。直近4試合で獲得したのは1ポイントのみという状況だった。
新監督に選ばれたヴァインツィアル氏は2012年から2016年までの4年間にも同クラブを率いた人物。2014-15シーズンにはクラブ最高位となる5位という成績を収め、初のヨーロッパリーグ出場に導いていた。

5月7日の第32節シュツットガルト戦が初陣となるヴァインツィアル新監督は、クラブ公式サイトで「アウグスブルクを成功に道に戻したいと思っている。監督としてこのクラブで再び働く機会を得られるのは素晴らしいことだ」とコメントを残している。

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リヨンの新指揮官はピーター・ボス氏! 今季途中までレバークーゼンを指揮

リヨンは29日、ピーター・ボス氏(57)の新監督就任を発表した。契約期間は2023年6月30日までの2年となる。 今シーズンのリーグ・アンをヨーロッパリーグ(EL)出場圏内の4位でフィニッシュしたリヨンは、スポーツ・ディレクターを務めるジュニーニョ・ペルナンブカーノ氏との確執が伝えられていたルディ・ガルシア監督(57)がシーズン終了後に退任を発表。 後任に関してはリールをリーグ優勝に導いたクリストフ・ガルティエ監督ら数人の候補の名前が挙がっていたが、最終的には今季途中までレバークーゼンを指揮していたボス氏に決定した。 これまでフィテッセやアヤックス、ドルトムントの指揮官を歴任してきたボス氏は2018年12月、前任のハイコ・ヘルリッヒ監督の後任としてレバークーゼンの指揮官に就任。 当時ブンデスリーガ9位と低迷していたチームを4位に押し上げ、チャンピオンズリーグ(CL)出場権を獲得。昨季は3シーズンぶりのCLと二足の草鞋ながら、リーグ戦5位フィニッシュ。CL敗退の末に参戦したヨーロッパリーグでもベスト8まで進む成果を残した。 しかし、今季は4位のフランクフルトと7ポイント差の6位に低迷していた中、今年3月下旬に成績不振を理由に解任されていた。 2021.05.30 02:30 Sun

ベンチ入り禁止のアウグスブルク監督が猛省…「如何なる批判も仕方ない」

アウグスブルクのハイコ・ヘルリッヒ監督がベンチ入り禁止処分に「愚かだった」と猛省している。ドイツ『ビルト』が伝えた。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による約2カ月の中断期間を経て再開に漕ぎ着けたブンデスリーガだが、ヘルリッヒ監督はその初戦となった16日のヴォルフスブルク戦はベンチ入り出来なかった。 理由は宿泊先のホテルからの無断外出。歯磨き粉とスキンクリームを買いにスーパーへ出掛けてしまい、ブンデスリーガが定める検疫ルールに基づきヴォルフスブルク戦のベンチ入り禁止を命じられた。 『ビルト』の取材でヘルリッヒ監督は「愚かだった。何を言われても仕方ない」と猛省した。 「私は世間知らずで本当に愚かだった。だが、公的な衛生対策に違反したことは一度もないことを断言しておきたい」 「どんな批判も仕方ない。何を言われても受け止めるよ」 指揮官を欠いたアウグスブルクはホームで1-2で敗戦。次節は24日に行われるアウェイのシャルケ戦だが、ヘルリッヒ監督は2度のPCR検査で陰性だったため、ベンチ入りには問題ないようだ。 2020.05.21 16:01 Thu

アウグスブルク指揮官が失態…外出禁止令破り再開初戦の欠場確定

アウグスブルクは14日、ハイコ・ヘルリッヒ監督の再開初戦欠場を発表した。 新型コロナウイルス(COVID-19)の影響による約2カ月の中断期間を経て、再開が目前に迫るブンデスリーガ。14位のアウグスブルクは16日に行われる第26節で、7位のヴォルフスブルクをホームに迎え撃つ。 しかし、ヘルリッヒ監督はブンデスリーガが定める検疫ルールを破り、再開初戦の指揮が不可になってしまったようだ。ヘルリッヒ監督が試合前会見でその旨を明らかにするとともに、反省の弁を述べている。 「ホテルから出る過ちをおかしてしまった。ホテルを出るとき、そうじゃないときも全ての衛生対策を講じていたとはいえど、取り消せない。チームや市民に対するロールモデルとしての役割を十分に果たせなかった」 「したがって、私は一貫性を保ち、自分の間違いに面と向き合う。この違反行為により、明日のトレーニングをリードせず、土曜日(16日)のヴォルフスブルク戦も指揮しない」 そう陳謝したヘルリッヒ監督は今後、数日間にPCR検査を受診。2回の陰性が確認されれば、練習復帰できるとのことだ。 なお、イギリス『スカイ・スポーツ』によれば、ホテルから外出した理由はスーパーマーケットで歯磨き粉とスキンクリームを調達するためだったようだ。 2020.05.15 10:30 Fri

14位アウグスブルク、前レバークーゼン指揮官のヘルリッヒ氏を新監督に招へい!

アウグスブルクは10日、ハイコ・ヘルリッヒ氏(48)の新監督就任を発表した。契約期間は2022年6月30日までとなる。 現在、ブンデスリーガで14位に位置するアウグスブルク(勝ち点27)は、リーグ戦ここ9試合で7敗と不調に陥っていた。そして、クラブは9日にマルティン・シュミット監督(52)の解任を発表していた。 現役時代にレバークーゼンやボルシアMG、ドルトムントで活躍した元ドイツ代表FWのヘルリッヒ氏は、指導者としてドイツの世代別代表やボーフム、ヤーン・レーゲンスブルクなどの監督を歴任。2017年6月から2018年12月まではレバークーゼンの監督を務めていた。 なお、ヘルリッヒ体制の初陣は15日に予定されるブンデスリーガ第26節のヴォルフスブルク戦となる。 2020.03.10 20:40 Tue

レバークーゼンがヘルリッヒ監督を解任! 後任は元ドルトムントのボス氏

▽レバークーゼンは23日、ハイコ・ヘルリッヒ監督(47)の解任とピーター・ボス氏(55)の招へいを発表した。契約は2019年1月4日から2020年6月30日まで。 ▽解任されたヘルリッヒ監督は、昨シーズンからレバークーゼンを指揮し、15勝10分け9敗の5位でブンデスリーガをフィニッシュ。しかし、今シーズンは開幕から3連敗を喫し、第17節終了時点で7勝3分け7敗の9位と低迷していた。 ▽年明けからクラブを率いることになるボス氏は、現役時代にはジェフユナイテッド千葉にも所属。監督としては2000年に母国オランダのアペルドールンでキャリアをスタートさせ、ヘラクレスやフィテッセ、アヤックスの指揮官、フェイエノールトの強化部長などを歴任した。2017年夏からはドルトムントでも指揮を執っていたが、同年12月に解任されている。 2018.12.23 21:00 Sun

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アウグスブルク、元クロアチア代表MFヤキッチの買取OPを行使

アウグスブルクは24日、フランクフルトの元クロアチア代表MFクリスティヤン・ヤキッチ(27)の買い取りオプションを行使したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までとなる。 アウグスブルクへの完全移籍が決まったヤキッチは、公式サイトで以下のように喜びを語った。 「アウクスブルクが買い取りオプションを行使し、今シーズン以降もこのクラブにいられることを嬉しく思う。冬の移籍で僕の希望と期待を実現してくれた。僕たちはチームとして大きく成長し、僕もそれに貢献することができた。しかし、僕らにはまだ多くの計画があると確信している。だからこそ、今後もチームの一員としてプレーしたいと思っているんだ」 これまでロコモティヴァ・ザグレブやディナモ・ザグレブなど母国のクラブを渡り歩いてきたヤキッチは、2021年8月にフランクフルトへレンタル移籍。 身長181cmの守備的MFで、高度なインテンシティとインテリジェンスを併せ持つ守備的MFとして、加入初年度からのレギュラーに定着。公式戦38試合に出場すると、翌年に完全移籍を果たした。 昨季も主力として公式戦36試合に出場したが、シーズン終盤にふくらはぎのケガで離脱を強いられると、今季前半戦も度重なるケガに見舞われ、わずか4試合の出場に留まり、今冬に買い取りオプション付きのレンタルで移籍でアウグスブルクへ。 アウグスブルクでは、すぐにポジションを掴むと公式戦14試合に出場し2ゴール1アシストを記録。チームの1部残留に貢献していた。 2024.05.25 08:45 Sat

レバークーゼンがリーグ史上初の無敗優勝達成! 公式戦51戦無敗でアタランタとのEL決勝へ【ブンデスリーガ】

ブンデスリーガ最終節、レバークーゼンvsアウグスブルクが18日にバイ・アレーナで行われ、2-1で勝利したレバークーゼンがブンデスリーガ史上初の無敗優勝を成し遂げた。 シャビ・アロンソ体制2年目で開幕から圧倒的な強さを見せたレバークーゼンは、ここまでリーグ33戦27勝6分けの無敗を継続。第29節のブレーメン戦で悲願の初優勝を達成した後も緩みを見せず、前節のボーフム戦の5-0の圧勝で公式戦無敗記録を「50」の大台に乗せると共に、史上初の無敗優勝に王手をかけた。 22日にアタランタとのヨーロッパリーグ(EL)決勝を控える中、シャビ・アロンソ監督はベンチスタートのジャカ、ヴィルツを除く主力を起用し、偉業達成を狙った。 立ち上がりからボールを握って押し込むレバークーゼンは、思わぬ形から得たファーストチャンスをいきなりゴールに結びつける。 12分、相手のビルドアップに強い圧力をかけると、アドリがボックス内でボールの処理をもたついたGKコウベクからボール奪取。そして、ボックス中央でプレゼントパスを受けたボニフェイスが難なく無人のゴールへ流し込んだ。 幸先よく先制に成功したホームチームは、徐々に前へ出てきた相手の攻撃を撥ね返しながら危なげなくゲームをコントロール。すると、前半半ばには2点目を奪い切る。 27分、左CKの二次攻撃からボックス右のターが右足シュートを放つと、ゴール前でDFに当たってこぼれたボールをアンドリッヒが技ありのバックヒールで流し込んだ。 この2点目で無敗優勝に大きく近づいたレバークーゼンは、引き続きボールを動かして主導権を握りながらアンドリッヒのミドルシュートやフリンポンやホフマンの仕掛けでチャンスも創出。相手に決定機を与えることなく前半を終えた。 後半も同じメンバーで臨んだホームチームはホフマンのミドルシュートでいきなりゴールに迫るなど、押し込む入りに。だが、時間の経過と共にアウグスブルクに押し返されると、62分には中盤でのボールロストからアルネ・マイヤーのスルーパスに抜け出した18歳MFコムルにブンデスリーガ初ゴールを決められる。 これで1点差に迫られたことに加え、主力のプレータイムコントロールの意図もあったか、シャビ・アロンソ監督はシックやヴィルツ、ジャカ、インカピエとフレッシュな選手を投入。ここから攻撃のギアを上げると、アンドリッヒやジャカが際どいシュートでGKコウベクにファインセーブを強いる。さらに、78分にはボックス左で仕掛けたヴィルツがGKを抜きにかかるが、ここはコウベクの見事なリカバリーに遭う。 その後は守護神フラデツキーの好守で幾つかのピンチを凌ぎつつ、3点目を狙う攻撃陣が再三の際どいシュートを浴びせかけたが、圧巻のパフォーマンスを見せた相手GKコウベクを前に三度ゴールネットを揺らすまでには至らず。 それでも、このまま2-1で勝ち切ったレバークーゼンが今季28勝目を挙げてブンデスリーガ史上初の無敗優勝を達成。これで公式戦無敗記録を「51」に更新したシャビ・アロンソのチームは、22日にダブリンで行われるEL決勝のアタランタ戦で今季2冠目を狙う。 <span class="paragraph-title">【動画】レバークーゼンがシーズン無敗優勝を達成!大歓声のトロフィーリフト!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="YCyrOpkANJA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.19 00:37 Sun

伊藤フル出場のシュツットガルト、ギラシー弾でアウグスブルクを退け暫定2位浮上【ブンデスリーガ】

シュツットガルトは10日、ブンデスリーガ第33節でアウグスブルクとのアウェイ戦に臨み、1-0で勝利した。シュツットガルトのDF伊藤洋輝はフル出場、MF原口元気はベンチ入りも出場しなかった。 前節バイエルンに勝利した3位シュツットガルト(勝ち点67)は勝利すれば暫定でバイエルンをかわし2位浮上となる中、伊藤が[4-4-2]の左センターバックでスタメンとなった。 欧州カップ戦出場を目指す9位アウグスブルク(勝ち点39)に対し、立ち上がりから押し込んだシュツットガルトは12分、ウンダブのスルーパスに抜け出したヒューリッヒがボックス左から際どいシュートを浴びせる。 その後も攻勢のシュツットガルトは30分、ウンダブのミドルで牽制すると36分には決定機。ロングカウンターの流れからボックス左まで持ち上がったルウェリングのシュートがGKの手を弾いてボールがポストに直撃した。 そして迎えた後半開始3分、シュツットガルトが押し切る。ミロのロングフィードでディフェンスライン裏を取ったギラシーがGKとの一対一を制した。 ギラシーの今季26ゴール目で先制した後も押し込みつつ主導権を握るシュツットガルトが試合を掌握。 アウグスブルクに付け入る隙を見せずにリードを保つと、終盤の87分にはディフェンスライン裏を取ったサイラスがGK強襲のシュートで追加点に迫った。 結局、1-0でシャットアウト勝利としたシュツットガルトがバイエルンをかわして暫定2位に浮上している。 2024.05.11 05:25 Sat

退団発表のロイスが1G1A、ドルトムントが5発圧勝でPSGとの2ndレグへ弾み【ブンデスリーガ】

ドルトムントは4日、ブンデスリーガ第32節でアウグスブルクをホームに迎え、5-1で圧勝した。 前節ライプツィヒとのチャンピオンズリーグ(CL)出場権を懸けたシックスポインターに敗れた5位ドルトムント(勝ち点57)。しかし、3日前のCL準決勝でPSGに先勝したことを受けてUEFAのクラブランキングでドイツの2位以上が確定し、ブンデスリーガから来季5チームがCLに出場できることになり、ドルトムントのCL出場権獲得が決まった。そのドルトムントは3日後にPSGとのリターンマッチを控える中、守護神コベル以外の10選手を変更。今季限りでの退団が発表されたロイスがスタメンとなった。 8位アウグスブルク(勝ち点39)に対し、ドルトムントは開始4分に先制する。ゴール前でルーズボールに反応したムココがヒールで流し込んだ。先制後、押し込む展開としたドルトムントは20分にリードを広げる。バイノー=ギテンスの左サイドからの鋭いクロスをマレンがダイビングヘッドで押し込んだ。 止まらないドルトムントは29分、CKでクロスボールが流れたところ、ムココの身体に当たって3点目。幸運な形でムココがドッペルパックとしたドルトムントは32分にバルガスに1点を返されるも、34分にロイスが4点目を挙げる。 ヴェッチェンのフィードでディフェンスライン裏を取ったロイスがGKとの一対一を制した。 迎えた後半、64分にロイスのアシストからエンメチャが5点目を挙げたドルトムントは、そのロイスを直後にお役御免とした中、終盤にかけては余裕の展開に。 PSG戦に向けて余力ある戦いを見せつつ5-1で圧勝としている。 2024.05.05 00:36 Sun

アウグスブルクに痛手、主力MFレジュベツァイが中足骨骨折で今季絶望…4日に手術実施へ

アウグスブルクは3日、ドイツ人MFエルヴィス・レジュベツァイが手術を受けることを発表した。 レジュベツァイは3月31日に行われたブンデスリーガ第27節のケルン戦に先発出場。しかし、プレー中に右足を負傷すると57分にFWディオン・ベリョと交代していた。 クラブの発表によれば、レジュベツァイは右足中足骨の骨折と診断され、4日に手術を受けるとのこと。 今季中の復帰が絶望となったレジュベツァイは、公式サイトで以下のようにコメントしている。 「ここ数年はほとんど怪我なく、多くの試合に出場できていた。だから手術が必要な今回のケガはとても残念だ。ただ、僕は前を向いているし、リハビリの後にはもっと強くなって戻ってこられると確信している」 2022年夏にヴォルフスブルクから加入したレジュベツァイは、セントラルMFのレギュラーとして今季のブンデスリーガ25試合に出場し2ゴールを挙げていた。 2024.04.04 00:00 Thu

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ボルシアMG、ドルトムントU-19から逸材FWヘアマンを獲得! 世代別代表ではU-17欧州選手権、W杯の2冠獲得に貢献

ボルシアMGは10日、ドルトムントU-19に所属するU-17ドイツ代表FWチャールズ・ヘアマン(18)を完全移籍で獲得した。 かつてヴォルフスブルクなどで活躍し、現役引退後にはガーナ代表監督を務めたチャールズ・アコナー氏を父に持つヘアマン。2020年の夏にハノーファーのユースからドルトムントのユースへ移籍。 爆発的なスピードや足元のテクニックを特長としており、左右のウイングに加え、左サイドバックでプレー可能。ドルトムントではトップチームでのプレー経験はなかったが、リザーブチームや世代別のドイツ代表で活躍しており、2023年に行われたU-17欧州選手権とU-17ワールドカップではチームの優勝に貢献していた。 ボルシアMGのスポーツディレクターを務めるローランド・ヴィルクス氏は、ヘアマンの獲得について以下のように喜びを語った。 「ヘアマンが入団を決めてくれたことを嬉しく思う。彼は若く才能ある選手で、より高いレベルに行ける可能性を秘めている。しかし、まずはここに馴染まなければならない。我々は、彼が成長するための機会と時間を与えるつもりだ」 2024.06.11 08:01 Tue

長谷部&ローデ引退のフランクフルト、噂のドイツ代表補強にクレシェSDが言及「本当に優れた選手」も「今のチームにとても満足」

フランクフルトがドイツ代表選手の獲得に動く可能性があるようだ。 2021-22シーズンにはヨーロッパリーグ(EL)を制覇したフランクフルト。2023-24シーズンはブンデスリーガで苦しみながらも6位でフィニッシュ。再びヨーロッパのカップ戦出場権を獲得した。 しかし、そのフランクフルトは変革が進んでいる。 2023-24シーズン限りで、元日本代表MF長谷部誠が現役引退を発表し、来シーズンからは指導者として育成に携わることが決定。さらに、キャプテンを務めていたMFセバスティアン・ローデも引退し、チームの重要な選手2人がピッチを離れることとなった。 2023-24シーズンは出番こそ限られていたが、ピッチ内外での2人の貢献度は高く、同時に2人も抜けるとなれば、チームに少なからず影響はある。 その中で、チームの軸になる選手の確保に動くことが噂されているフランクフルト。ドイツ『ビルト』は、ブライトン&ホーヴ・アルビオンのドイツ代表MFパスカル・グロス(32)の獲得の可能性を伝えている。 ホッフェンハイムの下部組織で育ったグロスは、カールスルーエやインゴルシュタットでプレー。2017年7月からブライトンでプレーしている。 日本代表MF三笘薫とチームメイトということもあり、馴染みある人も多いグロス。2023年9月には32歳にしてドイツ代表に初招集され、ユーロ2024のメンバー入りも果たし、キャリアのピークに近い状態だ。 ローデ、長谷部の穴を埋められる存在として、ファンは大きな期待を寄せており、元ドイツ代表で解説者のステファン・エッフェンベルク氏も高く評価。「ここ数年のプレミアリーグでの彼の成長を見ていると、本当に印象的だ。彼は代表チーム入りを果たし、そこでも好成績を収めている。アイントラハトにとって彼は悪くないだろう」と、フランクフルトにおすすめしていた。 一方で、スポーツ・ディレクター(SD)のマルクス・クレシェ氏は、今夏の補強については多くを語らず。「パスカルは本当に優れた選手で、どのチームにもフィットするだろう」と語るにとどめた。 また、クレシェSDは「もしトップパフォーマンスを見せる選手が去った場合、我々は明らかに行動を起こさなければいけない。ただ、全体としては我々は今のチームにとても満足しており、大きな変更はしないつもりだ」とコメント。主軸の移籍がなければ、クラブとしては大型補強は行う気はないという。 来シーズンはフォーマットが変更するELに参加することになるフランクフルト。果たして、今夏はどういった動きを見せるだろうか。 2024.06.10 15:05 Mon

フリーの原口元気は古巣に復帰か? 現地紙が関心を伝え、ファンの期待も高まる

シュツットガルトを退団した元日本代表MF原口元気(33)だが、古巣が獲得に関心を寄せているようだ。 浦和レッズの下部組織で育った原口は、そのままトップチームに昇格すると、2014年7月にヘルタ・ベルリンに完全移籍。その後はドイツでのキャリアを続けている。 ヘルタからフォルトゥナ・デュッセルドルフへとレンタル移籍を経験すると、2018年7月にはハノーファーに完全移籍。2021年7月にウニオン・ベルリンへ完全移籍すると、2023年1月にシュツットガルトへと完全移籍していた。 シュツットガルトでは苦しい時間を過ごし、2023-24シーズンもブンデスリーガで2試合、DFBポカールで1試合の出場に終わり、わずか26分間のプレーに終わっていた中、契約満了でフリーとなっていた。 まだまだトップレベルでプレーできる原口。浦和へ復帰するという噂も浮上した中で、本人はドイツ語圏でのプレーを希望しており、ヨーロッパでのプレー継続を最優先にしている状況だ。 そんな中、古巣であるデュッセルドルフが関心。今夏の移籍が噂される日本代表MF田中碧の代役として期待しているという話も出ていた。 一方で、ドイツ『Neue Presse』は古巣であるハノーファーが獲得に関心を示していると報道。「ネット上でも話題になっている」と伝え、ファンの期待も大きいことを伝えている。 ハノーファーは原口が過去3シーズン在籍したクラブで、現在はDF室屋成が所属。セカンドチームには水戸ホーリーホックからレンタル移籍中のU-20日本代表DF松田隼風も所属している。 2023-24シーズンは2.ブンデスリーガ(ドイツ2部)を戦い、5位でフィニッシュ。ブンデスリーガ昇格は叶わなかったが、昇格のキーマンとしても期待が大きくなりそうだ。 2024.06.10 12:45 Mon

ユナイテッドは来季監督が誰だろうとサンチョ売却方針か…売値を80億円に設定

マンチェスター・ユナイテッドがこの夏にイングランド代表FWジェイドン・サンチョ(24)を売る方針だという。 今季を迎えてからしばらくしてエリク・テン・ハグ監督との摩擦から干され、今年1月からシーズンローンでドルトムントに舞い戻ったサンチョ。ドルトムントの11年ぶりとなるチャンピオンズリーグ(CL)決勝進出に貢献するなどで息を吹き返した。 こうした活躍からドルトムントも引き留めの動きが取り沙汰されるが、予算の問題が浮き彫りとなり、ユナイテッド復帰も1つの選択肢に。ただ、ユナイテッド復帰となる場合も対立するテン・ハグ監督が解任されればとの条件つきとなっている。 テン・ハグ監督自身も進退が不透明とあって、実現性の低い話ではないが、イギリス『BBC』によると、ユナイテッドは来季の監督が誰であろうと今夏のサンチョ売却を検討しており、その額を4000万ポンド(約79億8000万円)に値付けるようだ。 ドルトムントは新たなローン契約を模索しているが、ユナイテッドはファイナンシャルフェアプレー(FFP)の影響で今夏の予算が限られる現状を打破するため、契約が残り2年となる今夏の売却を目指している模様だ。 新たに就任したジム・ラトクリフ共同オーナーからなる新組織のもと、この夏の改革が予想されるユナイテッドだが、サンチョを売却できるか否かでその動きに関わってきそうだ。 2024.06.10 09:15 Mon

バイエルンがパリーニャ獲得に再挑戦! 個人間では原則合意済みか

バイエルンが今夏もフルアムのポルトガル代表MFジョアン・パリーニャ(28)の獲得に動いているようだ。ドイツ『スカイ・スポーツ』が報じた。 2022年夏にスポルティングCPからフルアムへ移籍し、2シーズンにわたって主力として活躍するパリーニャ。昨夏はバイエルン行きで話が進み、メディカルチェックまで終えたが、移籍市場の最終盤で破談となっていた。 ヴァンサン・コンパニ監督の招へいが決まり、本格的にチーム作りを進められるようになったバイエルンは今夏のトップターゲットとして再びパリーニャに狙いを定めているとのこと。中盤にはドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)と同代表MFレオン・ゴレツカ(29)がいるが、両者ともに適切なオファーが届けば売却の可能性があるようだ。 昨夏も移籍を受け入れていたパリーニャ個人とはすでに原則合意に至っており、一方のフルアムも交渉に前向きとのこと。しかし、バイエルンは4000万〜4500万ユーロ(約67億6000万〜約76億円)以上の支払いを望んでいないという。 ユーロ2024を控えるパリーニャは、先日自らの将来についてコメント。「良い印象を残すためにまずはユーロに集中したい」と語った一方、「扉が閉ざされているかどうかはわからない。サッカー界では何事も不確実だ」と移籍の可能性も否定しなかった。 なお、フルアムは2023年9月、バイエルン行きがなくなったパリーニャとすぐさま契約を更新。契約期間は2028年6月まで残っており、1年の契約延長オプションも付帯する。 2024.06.08 17:10 Sat
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