元ナイジェリア代表GKイケメ、急性白血病で現役引退「子ども、家族、友達のためにも生きていたい」

2018.07.28 09:10 Sat
Getty Images
ウォルバーハンプトンの元ナイジェリア代表GKカール・イケメ(32)は27日、2017年7月に診断された急性白血病が原因で現役引退することを発表した。イギリス『BBC』が伝えている。

▽イケメは2017年7月に急性白血病と診断され、以降闘病生活を過ごしてきた。伝えるところによると、チームメイトには24日に自身の引退を告げた模様。同選手は以下のようにコメントしている。
「長きにわたるサポートをありがとう」

「僕にとってフットボール最後の人なったが、幸せだ。そして感謝を伝えたい。ウルブスに関わる人たち、フットボールを通して出会えたすべての人々にありがとうと言いたい」

「医者から引退を勧められたんだ。復帰に向けてリスクを冒すわけにはいかなかったんだ。健康が一番大事なこと。子ども、家族、友達のためにも生きていたい。これまで成し遂げてきたことに満足しているよ」
▽また、ウォルバーハンプトンの会長を務めるジェフ・シー氏は、「カール(・イケメ)は我々にとってただの選手ではない。大事な兄弟、そして家族の一員だ」

▽ウォルバーハンプトン生え抜きのイケメは2003年にトップチームデビュー。以降はトップチームでの出場機会は少なく、多くのレンタル移籍を繰り返してきたが、2012-13シーズンからウルブズの正GKとして活躍。2016-17シーズンには、急性白血病と診断される前までリーグ戦(当時チャンピオンシップ/イングランド2部)22試合に出場していた。

▽クラブでの主な通算成績は、プレミアリーグ1試合、チャンピオンシップ198試合、FA杯8試合出場。

▽また、2015年にデビューを飾ったナイジェリア代表では通算10キャップを誇る。

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実はGKもいる!背番号「11」のベストイレブンはこれだ!!

11月11日は「ポッキー&プリッツの日」として有名だが、サッカーが11人同士で戦うことから、「サッカーの日」としても知られている。 今回は、「サッカーの日」に合わせて、2020-21シーズンに背番号「11」を着用している選手たちでベストイレブンを組んでみた。 背番号「11」はもともと左ウイングのポジションに与えられていた番号で、現代サッカーにおいても攻撃的な選手が着用していることが多い。横浜FCの元日本代表FW三浦知良も「11」を長年着用している。 <div id="cws_ad">◆今から31年前、コリチーバ時代の三浦知良のプレー集<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJ6dmY0SERPaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> そんな「11」番だが、実はGKにもわずかながら着用している選手がいる。ウォルバーハンプトンに所属するポルトガル代表GKルイ・パトリシオがその1人だ。 2018年夏にスポルティング・リスボンから加入して以来、ウルブスの守護神に君臨するパトリシオだが、2017-18シーズン終了後に、白血病により31歳で引退した元ナイジェリア代表GKカール・イケメに敬意を払い、クラブは彼の背番号だった「1」を欠番に。それ以降パトリシオは「11」番を着用し続けている。 また、一時は攻撃的なサイドバックが「11」番を着用することも流行。インテルのセルビア代表DFアレクサンダル・コラロフも歴代のクラブで愛用している。 さすがに「11」番を着用しているセンターバックは少なかったため、ローマでセンターバックを務めたこともあったコラロフと、ホッフェンハイムのオーストリア代表MFフロリアン・グリリッチュの2人をセンターバックとして選出した。 また、両サイドにはマンチェスター・シティで左サイドバックとしてプレーするウクライナ代表DFオレクサンドル・ジンチェンコと、本来は2列目の選手だが、ユーティリティ性のあるサウサンプトンのイングランド代表MFネイサン・レドモンドを並べてみた。 また、中盤には躍進アタランタの主軸であるスイス代表MFレモ・フロイラーとパリ・サンジェルマンのアルゼンチン代表FWアンヘル・ディ・マリアに加え、ドルトムントのドイツ代表MFマルコ・ロイスというファンタスティックな陣容を揃えた。 ディ・マリアも本来はウイングであるが、「11」番のウイングは激戦区だ。バルセロナのフランス代表FWウスマーヌ・デンベレ、レアル・マドリーのスペイン代表FWマルコ・アセンシオ、クリスタル・パレスのコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハなど、錚々たるウインガーが名を連ねる。 その中でも、プレミアリーグで得点を重ねるリバプールのエジプト代表FWモハメド・サラーとチェルシーのドイツ代表FWティモ・ヴェルナーをウイングの位置で選んだ。 そして、最前線には今季から背番号を「11」に変更したミランのスウェーデン代表FWズラタン・イブラヒモビッチを選出。以前ミランに所属していた2010年夏から2012年夏にかけても11番を着用していたイブラヒモビッチは、今シーズンのセリエAで5試合8ゴールを記録し、目下得点王争いのトップに君臨中だ。 今回名前が挙がらなかった中にも、バイエルンのブラジル代表FWドグラス・コスタやビジャレアルのナイジェリア代表FWサムエル・チュクウェゼ、マンチェスター・ユナイテッドのイングランド代表FWメイソン・グリーンウッドといった選手も背番号「11」を着用している。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2020/fom11_pc.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;"><hr></div> ◆背番号「11」の選手で組むベストイレブン[4-3-3] GK ルイ・パトリシオ DF オレクサンドル・ジンチェンコ アレクサンダル・コラロフ フロリアン・グリリッチュ ネイサン・レドモンド MF レモ・フロイラー アンヘル・ディ・マリア マルコ・ロイス FW ティモ・ヴェルナー ズラタン・イブラヒモビッチ モハメド・サラー 2020.11.11 12:46 Wed

急性白血病患ったGKイケメに心強い支援者! 白血病を乗り越えたS・ペトロフ氏が入院先を訪問

▽チャンピオンシップ(イングランド2部)のウォルバーハンプトンに所属するナイジェリア代表GKカール・イケメ(31)は6日、急性白血病と診断されたことを発表した。イギリス『バーミンガム・メール』が伝えている。 ▽イケメはプレシーズン前のメディカルチェックの結果、いくつかの血液検査で異常がみられ、医療機関は白血病を患っていると診断。現在、母国に一時帰国しているイケメは、すでに化学療法を開始している。 ▽現在、長く険しい闘病生活に臨むイケメはさぞかし心細いところだが、その窮地に現れたのは、2012年に急性骨髄性白血病を患い現役引退を余儀なくされるも、2016年には現役復帰の可能性が出るまでに回復した元ブルガリア代表MFスティリアン・ペトロフ氏(38)だった。 ▽自身も厳しい闘病生活を経験したペトロフ氏は、同じ病気に苦しむイケメをサポートするため、先週末に同選手が入院しているナイジェリアの病院を訪問。そこで、自身の経験を基にアドバイスをしたことを明かした。 「私はこの前の日にカールの様子を見に行ってきた。そこで少しだけ話もしたんだ。彼の心の中には多くの不安や疑問があったと思うけど、彼は上機嫌だった」 「彼は今、治療をスタートしたばかりで、ここから長い道のりが待っている」 「彼は私に対して、多くの質問をしてきた。だから、長い間一緒に過ごしたよ。彼はこれから自分の身に何が起きるのか、何を予測し、どういった対処が必要だとか、薬の副作用や様々な治療法のことなど聞いていた」 ▽また、ペトロフ氏は今後多くの人々がイケメを支援してくれることを予想しつつ、同選手が自身と同様に必ずや病気を克服するはずだと語った。 「これから多くのことが起こるはずだ。しかし、良い精神を保ち続けることが最も重要なんだと、彼には伝えたよ。そして、君には世界中から多くの人が支援の手を差し伸べてくれ、それが大きな助けになるとも話した」 「それは非常に長く、難しくタフな道のりだ。だから、戦い続ける必要があるんだ」 「しかし、私を見てほしい。私は生き残り、ボールを蹴っている。それは戦った後に訪れる人生だ。その後にある人生をより深く価値のあるものにするため、強く戦い続ければならないんだ」 ▽先日には頭部骨折の重傷を負ったハル・シティMFライアン・メイソンが、過去に同じケガを負ったアーセナルGKペトル・チェフのサポートで順調な回復を見せている例もある。ペトロフ氏のサポートを受け、イケメが一刻も早く回復することを心から願いたい。 2017.07.11 08:13 Tue

ウルブズのナイジェリア代表GKイケメが急性白血病に…

▽チャンピオンシップ(イングランド2部)のウォルバーハンプトンは6日、同クラブに所属するナイジェリア代表GKカール・イケメ(31)が急性白血病と診断されたことを発表した。 ▽ウォルバーハンプトンは6日、クラブの公式サイトを通じてイケメの状態に関して以下のような声明を発表している。 「プレシーズン前のメディカルチェックの結果、いくつかの血液検査で異常がみられ、医療機関は彼が白血病を患っていると診断した。彼は病気との長い戦いに臨む中、化学療法を開始した」 ▽また、同クラブのロリー・ダルリンプルMD(マネージング・ディレクター)は、イケメが一刻も早く病気を克服するため、クラブに関わる全ての人々が支援を行う意向であることを宣言した。 「カールの白血病という診断結果を聞いて、クラブに関わる全ての人間がショックと悲しみに晒された」 「カールは非常に長い間、このクラブに属しており、プレーヤー、スタッフも強いショックを受けている」 「同時に、我々はカールとその家族がウルブズに関わる全ての人たちから最大限の愛とサポートを受け取ることになると思っている。そして、彼が完治するまでの全てのステップを我々と共に歩んでいくことを強調したい」 ▽ウォルバーハンプトン生え抜きのイケメは2003年にトップチームデビュー。以降はトップチームでの出場機会は少なく、多くのレンタル移籍を繰り返してきたが、2012-13シーズンからウルブズの正GKとして活躍。直近の2016-17シーズンは、リーグ戦22試合に出場していた。 ▽また、2015年にデビューを飾ったナイジェリア代表では通算10キャップを誇る。 ▽なお、ウォルバーハンプトンはイケメと家族のプライバシーへの配慮から今後の病状に関する情報は、クラブを通じて適宜発信していくと伝えている。さらに、イケメに対する応援メッセージなどは、クラブの公式ツイッターアカウント『@wolves.co.uk』で受け付けることも伝えた。 2017.07.07 13:40 Fri

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ブラジルの逸材SBペドロ・リマが急転直下のウルブス入り! 先日にチェルシー行き合意報道も…

ウォルバーハンプトンが、チェルシーとの争奪戦を制してスポルチ・レシフェのU-17ブラジル代表DFペドロ・リマ(17)の獲得に成功した。 スポルチ・レシフェは17日、「ペドロ・リマの経済的および連盟的権利を、イングランドのウォルバーハンプトン・ワンダラーズへ譲渡する拘束力のある契約を締結したことを発表した。この契約は、イングランドのクラブが実施するメディカルチェックに対するプレーヤーの承認など、慣例的な条件を条件としている」と、来月1日に18歳の誕生日を迎えるDFの移籍合意を発表した。 ペドロ・リマはスポルチの下部組織出身。右サイドバックでプレーする逸材として注目を集めている。 2024年1月にファーストチームに昇格。今シーズンのカンピオナート・ブラジレイロ・セリエB(ブラジル2部)で7試合に出場。U-17ブラジル代表として、2023年に行われたU-17ワールドカップ(W杯)にも出場していた。 その逸材に関してはレアル・マドリー、パリ・サンジェルマン、ユベントス、ミラン、アタランタ、PSVなどの関心が報じられていた中、先日にはチェルシーを保有する『BlueCo group』との合意も報じられた。 総額1000万ユーロ(約16億9000万円)の移籍金に加え、イギリスの労働許可証が取得できない場合、系列クラブであるフランスのストラスブールへのレンタル移籍というプランも明かされていたが、急転直下のウルブス行きが決定した。 2024.06.18 06:30 Tue

ウルブス、ブラガのU-21ポルトガル代表WGロドリゴ・ゴメスを約25億円で獲得

ウォルバーハンプトンは12日、ブラガのU-21ポルトガル代表FWロドリゴ・ゴメス(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2029年6月までの5年間で、1年延長オプション付きとなっている。移籍金はイギリス『BBC』によると1270万ポンド(約25億円)とのことだ。 各世代のポルトガル代表に選出されてきているウインガー兼ウイングバックのロドリゴ・ゴメスは今季、レンタル先のエストリル・プライアでプリメイラ・リーガ(ポルトガル1部)30試合出場7ゴール7アシストを記録。 アトレティコ・マドリーも獲得に乗り出していたようだが、ウルブス移籍となった。今季はプレミアリーグで14位と苦戦したウルブスだが、ロドリゴ・ゴメスが起爆剤となれるかに注目だ。 2024.06.13 07:45 Thu

ウルブスの今季12得点クーニャがユナイテッド行き噂に反応「神のご意志があれば…」

ウォルバーハンプトンのブラジル代表FWマテウス・クーニャ(25)が、マンチェスター・ユナイテッドとの紐付けに反応した。 クーニャは昨年1月にアトレティコ・マドリーからウルブスへ加入。初めてプレミアリーグをフルシーズン戦った今季、32試合12得点7アシストをマークし、チームの屋台骨となった。 ここ最近浮上しているのが、ラスムス・ホイルンドに競争力を持たせたいユナイテッドへの移籍。ブラジル『グローボ』の取材でこの件を問われたクーニャは多くを語らなかった。 「ユナイテッドの話も聞く。けど、ウルブスで幸せだし、可能なら一緒に続ける。愛情に少しでも応えたい」 「これから休暇に入るんだ。家族との時間を最大限に楽しめるのは今しかない。ウルブスでとても幸せだし、来季より良いシーズンにするべく、そこでの貢献にフォーカスする」 「神のご意志があれば、僕はこの道を歩み続ける」 2024.06.05 21:00 Wed

「影響力を与えた」「圧倒する基盤を与えた」クロップ監督ラストマッチでフル出場、遠藤航を現地紙も評価の一方で補強にも言及「エリートの6番に注目すべき」

リバプールの日本代表MF遠藤航が高い評価を受けている。 19日、プレミアリーグ最終節が行われ、リバプールはホームにウォルバーハンプトンを迎えた。 リーグ優勝の可能性がなくなった中、ユルゲン・クロップ監督のラストマッチとなった一戦。遠藤はこの試合でもアンカーで起用され、フル出場を果たした。 攻守に渡って安定したプレーを見せ、しっかりとセカンドボールも回収。40分には、ボックス手前からのグラウンダーのミドルシュートを放つも、GKジョゼ・サにセーブされてしまった。 遠藤にはイギリス『リバプール・エコー』は7点(10点満点)の評価。中盤で影響力があったとした。 「ジョゼ・サに好ストップを強い、ハーフタイムにかけては多くのルーズボールを拾い始め、影響力を増していった。カードをもらった」 また、リバプール専門メディアの『This is Anfield』も7点(10点満点)をつけたが、より良いアンカーを補強すべきと厳しい言葉を向けている。 「遠藤の影響力はシーズンが進むにつれて薄れてきたが、日本人は日曜日に大きく改善した」 「日本人は中盤でハーヴェイ・エリオットやアレクシス・マク・アリスターとうまく連携したが、遠目からシュートを打つこともあった」 「彼は良い契約をしてきたが、この夏はエリートの6番に注目する必要があるだろう」 イギリス『90min』も7点(10点満点)をつけ、「中盤での彼のフィジカルはリバプールにウルブスを圧倒する基盤を与えた。ボールを離すこともほとんどなかった」と、中盤での存在感を評価した。 <span class="paragraph-title">【動画】遠藤航、クロップ監督ラストマッチのプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="fqlUr0eKS48";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.05.20 19:40 Mon

10人ウルブスに勝利のリバプール、クロップのラストマッチを白星で飾る【プレミアリーグ】

リバプールは19日、プレミアリーグ最終節でウォルバーハンプトンをホームに迎え、2-0で勝利した。リバプールのMF遠藤航はフル出場している。 前節アストン・ビラに引き分け、最終節を前に優勝の可能性が潰えた3位のリバプール(勝ち点79)は、クロップ監督のラストマッチとなる中、遠藤が引き続き[4-3-3]の中盤アンカーで先発となった。 13位のウルブス(勝ち点46)に対し、ガクポ、サラー、ルイス・ディアスの3トップで臨んだリバプールが立ち上がりから押し込むと、13分にファン・ダイクのミドルでGKを強襲。 その後、17分にファン・ヒチャンに際どいシュートを打たれたものの、27分に数的優位となる。N・セメドがマク・アリスターの足にスパイクを入れると、VARの末に一発退場となった。 10人となったウルブスに対し、リバプールは34分に先制する。右サイドからのエリオットの左足クロスをマク・アリスターがヘッドで流し込んだ。 さらに40分、CKの流れからサラーのシュートをゴール前に詰めたクアンサーが押し込んで2-0とし前半を終えた。 迎えた後半開始5分、バックパスをガクポがカットした流れからルイス・ディアスがバー直撃のシュートを浴びせたリバプールが引き続き攻勢をかけていく。 69分にはサラーが3点目に迫った中、マク・アリスター、ルイス・ディアス、アーノルドをお役御免としていく。 終盤の86分にはドハーティにネットを揺らされたもののオフサイドで助かったリバプールは2-0でシャットアウト勝利。クロップ監督のラストマッチを勝利で飾っている。 2024.05.20 02:24 Mon

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「マジかよ」「エグすぎる」プレミア歴代2位のFKの名手が衝撃のゴール! ウォード=プラウズがCKを直接叩き込みバズる「絶対狙ってる」

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