「飛び跳ねても役に立たない」劇的ゴールにも冷静なポステコグルー監督、監督のセレブレーションに自論「タッチライン際を走っていたら助けにならない」
2024.04.02 22:40 Tue
トッテナムのアンジェ・ポステコグルー監督が、劇的ゴールのパフォーマンスについて言及した。優勝争いからは少し離されているトッテナム。それでも、ポステコグルー監督の下、トップ4争いを繰り広げている。
そのトッテナムは3月30日に行われたプレミアリーグ第30節でルートン・タウンをホームに迎えると、開始3分に先制を許す展開に。それでもオウンゴールで追いつくと、86分にソン・フンミンがゴールを決め、2-1と逆転勝利を収めた。
このところのホームゲームでの勝利は4試合連続で逆転勝利というトッテナム。ただ、ポステコグルー監督は劇的な逆転劇でも冷静さを保っていることで知られている。
ルートン戦でも逆転直後にソン・フンミンを下げてピエール=エミール・ホイビュア投入。しっかりとリードを守りに行く動きを見せていた。
ポステコグルー監督はモウリーニョ監督の名前こそ出していないものの、そうした行動は自分は取らないとキッパリ。自分のキャラクターではないとすると共に、監督としてその瞬間もやるべきことがあると語った。
「その瞬間、選手たちにも冷静になってもらいたいのであれば、私が飛び跳ねたり、頭から叫び声を上げたりしても役には立たない」
「それは私ではない。これまでのキャリアを通じて、そしてその瞬間においても、私はまだ必要とされているかもしれないということを学んだ。得点してすぐに交代し、ピエールを投入した」
「ゴールして勝ったと思い、タッチライン際を走っているとしたら、私はチームを助けていないことになる」
「それは内心でも私が走っていないという意味ではない。これがあるべき姿だと思っているわけでもない。ただ、そういう人間が私ということだ。これが起きていることに対処する最善の方法だ」
ポステコグルー監督はゴールを噛み締めるようなガッツポーズをすることが多く、喜んでもベンチのスタッフと抱き合う程度。喜びたい瞬間に見せる冷静さが、監督として結果を残し続ける理由なのかもしれない。
そのトッテナムは3月30日に行われたプレミアリーグ第30節でルートン・タウンをホームに迎えると、開始3分に先制を許す展開に。それでもオウンゴールで追いつくと、86分にソン・フンミンがゴールを決め、2-1と逆転勝利を収めた。
ルートン戦でも逆転直後にソン・フンミンを下げてピエール=エミール・ホイビュア投入。しっかりとリードを守りに行く動きを見せていた。
一方で、劇的なゴールに喜びを爆発させる監督も。その代表例として挙がるのはジョゼ・モウリーニョ氏。タッチライン際を猛然とダッシュし、選手の歓喜の輪に加わる姿は何度も見たことがあるだろう。
ポステコグルー監督はモウリーニョ監督の名前こそ出していないものの、そうした行動は自分は取らないとキッパリ。自分のキャラクターではないとすると共に、監督としてその瞬間もやるべきことがあると語った。
「その瞬間、選手たちにも冷静になってもらいたいのであれば、私が飛び跳ねたり、頭から叫び声を上げたりしても役には立たない」
「それは私ではない。これまでのキャリアを通じて、そしてその瞬間においても、私はまだ必要とされているかもしれないということを学んだ。得点してすぐに交代し、ピエールを投入した」
「ゴールして勝ったと思い、タッチライン際を走っているとしたら、私はチームを助けていないことになる」
「それは内心でも私が走っていないという意味ではない。これがあるべき姿だと思っているわけでもない。ただ、そういう人間が私ということだ。これが起きていることに対処する最善の方法だ」
ポステコグルー監督はゴールを噛み締めるようなガッツポーズをすることが多く、喜んでもベンチのスタッフと抱き合う程度。喜びたい瞬間に見せる冷静さが、監督として結果を残し続ける理由なのかもしれない。
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クリスタル・パレスのオリバー・グラスナー監督が、トッテナム戦を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 27日、プレミアリーグ第9節でクリスタル・パレスはホームにトッテナムを迎えた。 今シーズンはここまで未勝利と大苦戦。降格圏に位置していたクリスタル・パレスだが、日本代表MF鎌田大地はベンチスタートとなった。 立ち上がりから激しく前にプレスをかけていくクリスタル・パレス。すると31分、最終ラインへのプレスからボールを奪うと、右サイドからのクロスを最後はジャン=フィリップ・マテタが蹴り込み先制に成功。鎌田は88分からの出番となったが、チームはこの1点を守りきり、今シーズン初勝利を記録した。 試合後、クラブのチャンネル『Palace TV』のインタビューに応じたグラスナー監督は、チームが狙い通りの前プレスをかけて試合をコントロールできたとした。 「特に素晴らしいパフォーマンスだった。選手たちの功績は、今日のプレーぶりにある」 「最初の1秒から勇気を出し、前線に出て、トッテナムにプレッシャーをかけ、素晴らしいゴールを決めた」 「ハーフタイムの直後、我々は前線に出てチャンスを作り、ゴールは認められずに厳しいPK判定となった。だから、我々は今日の選手たちのパフォーマンスを本当に誇りに思っている」 「最初の1秒からの心構えが違いを生んだ。激しさ、勇気、勇敢さ。我々がいかに高い位置から彼らにプレッシャーをかけ、背後で何が起こるかを気にしなかった」 「最も良い例は、我々のウイングバックが相手のボックス内で左センターハーフからプレッシャーをかけ、ボールを奪い、素晴らしいゴールを決めたところだと思う」 「最大の違いは、こうした心構えだった」 また、セルハースト・パークに集まった多くのファンにも感謝。結果が出ていない中でも応援を続けてくれたことが、この試合では大きな力になったと語った。 「トッテナムはあらゆる手を尽くしたので、ファンの力が必要だった。彼らは[4-4-2]でプレーし、クロスを上げてきていた」 「しかし、我々は常に彼らをゴールから遠ざけようとした。この努力のため、選手たち、特に攻撃陣は最後疲れているように見えた」 「だから、ファンからのサポートは助けになった。ファンの皆さんの全てのサポートに感謝する」 「ファンは常にチームを信じ、常に我々をサポートしてくれた。だから、このことに感謝し、これからも続けていこう」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】クリスタル・パレスがプレミア初勝利!トッテナム相手に激しさ見せる</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="mTqAbwtB55A";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.10.28 11:05 Mon4
鎌田大地が終盤出場のパレスがスパーズ撃破で待望の今季リーグ戦初白星!【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第9節、クリスタル・パレスvsトッテナムが27日にセルハースト・パークで行われ、ホームのパレスが1-0で勝利した。なお、パレスのMF鎌田大地は88分から途中出場した。 前節、ノッティンガム・フォレストに競り負けて3連敗を喫した18位のパレスは、強豪をホームに迎えたロンドン・ダービーで今季リーグ戦初勝利を狙った。この一戦では鎌田がベンチスタートとなった。 一方、前節はウェストハム相手に4-1で完勝したトッテナムはダービー連勝を狙った。ミッドウィークのヨーロッパリーグ(EL)のAZ戦では先発9人を入れ替えた中で1-0の勝利を収めたチームは、ウェストハム戦から先発1人を変更。軽傷を抱えるソン・フンミンの代役に17歳ムーアをプレミア初先発で起用した。 戦前の予想通り、堅守速攻のパレスとボールを握って押し込むトッテナムという構図の下で推移していくダービー。序盤は中盤での潰し合いがメインとなり、なかなかフィニッシュの数が増えていかない。 前半20分過ぎには筋肉系のトラブルに見舞われたレルマがプレー続行不可能となり、ヒューズのスクランブル投入を余儀なくされたホームチーム。だが、果敢なハイプレスと球際、セカンドボールの攻防で優位性を出し始め、押し込む展開に。 すると、31分には相手のゴールキックからのビルドアップにしつこくプレスを仕掛けて右サイドで奪い切ると、ムニョスの右クロスをゴール前のエゼがワンタッチでファーに流したボールを収めたマテタが冷静に左足シュートをニア下へ流し込んだ。 得点力不足のイーグルスにまんまと先制点を奪われたトッテナムはすぐさま反撃を開始。引き続きビルドアップやセカンドボールへの反応で苦戦を強いられたが、徐々にプレスを回避し始めると、オープンスペースでの仕掛けからチャンスを創出していく。 34分にはセットプレーの流れからゴール左でファン・デ・フェンが放ったシュートがディフレクトしてコースが変わって左ポストを叩く決定機を作り出すと、以降はようやくポケットを攻略する得意の形からゴールに迫る。だが、前半アディショナルタイムにウドジェのグラウンダークロスにニアで合わせたマディソンの左足シュートはGKヘンダーソンのビッグセーブに阻まれ、前半の内に追いつくことはできなかった。 互いにメンバー交代なしで臨んだ後半はよりオープンな展開に。開始直後にトッテナムがボックス右に侵入したクルゼフスキのシュートでゴールに迫ると、パレスも前がかりな相手の背後を積極的に狙って左サイドのエゼが流れの中、セットプレーで再三チャンスに絡んでいく。 後半もパレスのプレー強度に苦戦するトッテナムは60分過ぎに3枚替えを敢行。マディソンとクルゼフスキのインサイドハーフにムーアを下げてリシャルリソン、ヴェルナー、パプ・サールを投入。リシャルリソン、ソランケを最前線に並べた[4-4-2]の形に変更した。 この交代によって前線での収まりが出てきたアウェイチームは、シンプルなクロスも使いながら攻撃に変化を加えていくが、最後のところで連携と精度を欠く。それでも、リスクを冒して前に出る中で迎えた幾度かのピンチをGKヴィカーリオのビッグセーブで凌いで勝ち点の可能性を残す。 その後、後半最終盤には鎌田らの投入でパレスが完全に逃げ切り態勢に入ると、トッテナムが猛攻を仕掛けていく。だが、全体的に精度やパワーを欠くアウェイチームの攻撃はホームチームが集中した守備で最後まで撥ね返し続け、このままタイムアップを迎えた。 この結果、難敵スパーズに会心の勝利を収めたパレスが待望の今季リーグ戦初白星を手にした。 クリスタル・パレス 1-0 トッテナム 【クリスタル・パレス】 ジャン=フィリップ・マテタ(前31) <span class="paragraph-title">【動画】パレスを初勝利に導いたマテタの決勝点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">クリスタル・パレス<br>マテタの先制ゴール<br>ヒールで流したエゼにも注目<br>待望の今シーズン初勝利なるか?<br><br>プレミアリーグ 第9節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%AA%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%83%BB%E3%83%91%E3%83%AC%E3%82%B9?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#クリスタル・パレス</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%88%E3%83%83%E3%83%86%E3%83%8A%E3%83%A0?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#トッテナム</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/vCTqHl5JfQ">pic.twitter.com/vCTqHl5JfQ</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1850547708467319065?ref_src=twsrc%5Etfw">October 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.10.28 01:13 Mon5