SheBelieves Cupにもメンバー入り、アメリカ女子代表の新星がラピノーの批判を受けて謝罪…理由は反LGBTQIA+投稿

2024.03.29 20:30 Fri
アメリカ女子代表MFコービン・アルバート
Getty Images
アメリカ女子代表MFコービン・アルバート
パリ・サンジェルマン(PSG)のアメリカ女子代表MFコービン・アルバートが、ソーシャルメディア上での行動を謝罪した。アメリカ『ESPN』などが伝えている。アルバートはSNSにて、反LGBTQIA+を支持するようなコンテンツを投稿。加えて、元アメリカ女子代表FWミーガン・ラピノーさんが、現役ラストマッチでアキレス腱を断裂したことをからかうような他者の投稿に「いいね」をしたことが今週になって顕在化した。
これらを受けてラピノーさんは反応。「『自分の信念』の背後に隠れたい人たちへ、あなた方はあらゆる空間が、より安全で包括的で、より全体的でより良いものに見え、誰ものベストを引き出せるように努めていますか? もしそうでないなら、あなたが信じているのはただのヘイトです。そして子供たちはこのヘイトのせいで文字通り自殺しています。目を覚ましてください!」と、自身のインスタグラムストーリーで主張した。

それから数時間後、ラピノーさんの批判を受けたアルバートは、28日の女子チャンピオンズリーグ(UWCL)の試合後に、自身のSNSで謝罪。

「ソーシャルメディア上での自分の行動について心から謝罪したいと思います。不快で、無神経で、傷つける投稿に『いいね!』をしたり共有したりすることは、未熟で失礼な行為であり、決して私の意図するところではありませんでした。自分自身にひどく失望していますし、チームメイトや他の選手、ファンや友人、それから気分を害した方々へ、深くお詫び申し上げます」
20歳のアルバートは、昨年末に代表デビューを飾ったばかりの新星MFで、2024CONCACAF W ゴールドカップでは、かつてラピノーさんが背負っていた「15」番を背負い、アメリカの優勝に貢献。なでしこジャパンも参加するShebelieves Cupへ向けたメンバーにも名を連ねている。

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アメリカ女子のアイコン、ミーガン・ラピノーが代表ラストマッチ!五輪金にW杯連覇、バロンドール受賞の輝かしい成績

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アメリカ女子代表のアンドノフスキ監督が辞任…東京五輪銅メダル、W杯では史上最低のベスト16に終わる

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「悪いジョーク、悪い映画」悪夢の敗退…アメリカ女子代表MFラピノーがラストW杯を終え語る「世界を永遠に変えるようなことができたことが最も重要」

アメリカ女子代表のMFミーガン・ラピノーが、キャリア最後のワールドカップ(W杯)を終えてコメントした。 オーストラリア&ニュージーランド女子W杯のラウンド16で、スウェーデン女子代表と対戦したアメリカ。大会3連覇を目指して臨んだ中、苦しい戦いが待っていた。 東京オリンピックで銀メダルに輝いたスウェーデンとの対戦は拮抗した展開に。互いに決定機を生かすことができず、ゴールレスのまま120分間が終了。PK戦に委ねられることとなった。 しかし、このPK戦でも波乱が。互いに2人目まで成功すると、アメリカの3人目が成功したのに対し、スウェーデンは3人目が失敗する。 そして迎えた4人目はラピノー。しかし、これを失敗するが、スウェーデンの4人目をGKアリッサ・ネイハーがセーブする。 しかし、アメリカは5人目が失敗すると、スウェーデンが成功してサドンデスに。6人目にはGKネイハーがキッカーを務め成功するが、7人目が失敗。スウェーデンの7人目はGKネイハーがビッグセーブを見せたと思われたが、クロスバーに当たったボールはゴールライン・テクノロジーによりラインを越えていたと判定。PK戦の末にアメリカは敗退となった。 女子W杯史上、ベスト16という最悪の結果に終わったアメリカ。今シーズン限りで現役引退を表明していたラピノーにとっては、これが最後のW杯での試合となり、敗退という厳しい結果に終わってしまった。 試合後には涙も流してラピノーは、メディアの取材に応じ、敗戦を受け入れ難いとしながらも、ここまでプレーできて良かったと振り返った。 「私たちは本当に良いプレーをしたと思う。とても楽しかったし、こうしてプレーできたことが嬉しい」 「でも、これは悪いジョーク、悪い映画のように思える。PKを外してしまった」 「アリッサ(・ネイハー/GK)は素晴らしかった。彼女は私たちを生かしてくれていたし、自分でもPKを決めた(6人目のキッカー)」 「それは残酷かもしれないけど、私たちの日ではなかったということ。でも、今でも感謝しているし、幸せに感じている」 また、これが最後のW杯になったことについても言及。アメリカを代表してプレーできたことも嬉しかったとしながら、男女の賃金を平等にすることを求めるために動き、それが認められたことが何よりも重要だったと振り返った。 「もう終わりだということはわかっているし、悲しいけど、この国にとって、このチームでプレーできたことはとても光栄なこと。2019年のW杯決勝の後、みんなが同一賃金を求めて声をあげたのを覚えている」 「もちろん、戦ってきた大会、優勝した大会もあるけど、自分たちの才能を活かし、世界を永遠に変えるようなことができたということを知ること、それが私にとって最も重要なことだった」 <span class="paragraph-title">【動画】ラピノー最後のW杯は大きなPK失敗に終わる…</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">BREAKING: Woke US Women’s Soccer Humiliation<br><br>After winning back-to-back World Cups the heavily favored Team USA has been ELIMINATED by Sweden in the 16th round.<br><br>Team USA’s downfall was delivered by anti-America, anti-woman activist Megan Rapinoe’s EMBARRASSING free kick here<a href="https://t.co/uO3aDQcYbl">pic.twitter.com/uO3aDQcYbl</a></p>&mdash; Benny Johnson (@bennyjohnson) <a href="https://twitter.com/bennyjohnson/status/1688169005104648192?ref_src=twsrc%5Etfw">August 6, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.08.07 11:20 Mon

なでしこの準々決勝の相手は東京五輪と同じスウェーデン! W杯3連覇目指したアメリカをPK戦で撃破、スウェーデンGKムソビッチが無双【2023女子W杯】

6日、オーストラリア&ニュージーランド女子ワールドカップ(W杯)ラウンド16のスウェーデン女子代表vsアメリカ女子代表がメルボルン・レクタンギュラー・スタジアム(メルボルン)で行われ、120分間を終えて0-0のゴールレス。PK戦の末に、スウェーデンが勝利を収めた。 FIFAランキング3位のスウェーデン(グループG・1位)と同1位アメリカ(グループE・2位)という優勝候補同士の対決がラウンド16で実現。実績で勝るのはW杯2連覇中のアメリカだが、両者が最後に激突した東京オリンピックのグループステージではスウェーデンが3-0と完勝を収めている。 アメリカがグループE最終節でW杯初出場の格下・ポルトガル女子代表とゴールレスドローに終わり、まさかの2位通過となったため、両チームにとってこの段階で顔を合わせることとなったのは想定外だったことは想像に難くない。 この一戦の勝者は準々決勝でなでしこジャパン(日本女子代表)と対戦することが決定しているなか、最初のシュートはアメリカ。6分、ペナルティアーク付近でルーズボールを拾ったMFアンディ・サリバンがワントラップから右足ミドルを放つも、わずかにゴール左へ外れる。 スウェーデンは今大会2戦目のイタリア女子代表戦でCKから3ゴールを奪うなどセットプレーが得点源。そのCKでは身長174cmのFWスティーナ・ブラックステニウス、178cmのMFフリドリーナ・ロルフォとDFアマンダ・イレステットなどをアメリカGKの周囲に配置。22分の左CKではインスイングのクロスが直接ゴール方向へ飛び、あわやの場面を作り出す。 27分には、アメリカがビッグチャンス。MFトリニティ・ロッドマンが鋭い突破でボックス右まで侵入し、DFとの距離を十分にとった状態で右足を一閃するも、スウェーデンGKゼチラ・ムソビッチにセーブされる。34分にはMFリンジー・ホランが右CKに打点の高いヘディングで合わせるも、惜しくもクロスバーを直撃。アメリカが少しずつゴールに近づいていく。 スウェーデンは30分過ぎからアメリカにペースを握られ、守備に追われる展開に。女子サッカー界のアイコンの1人でもある2列目中央のMFコソヴァレ・アスラニが各所に顔を出してボールを要求するが、なかなか受けられず。それでもなんとか前半を0-0で凌ぎ切った。 アメリカのペースは後半も続き、53分に決定機。右サイドからグラウンダーのクロスが上がると、ゴール正面で待ち構えたホランがフリーで右足ダイレクトボレーを放つも、GKムソビッチに間一髪でセーブされる。ホランは57分にもボックス右からフリーで右足ボレーを放つが、しっかりミートしながらも枠へ飛ばせず。 アメリカは先制点が取れそうで取れない時間が続くと、試合も終盤に差し掛かった84分に34歳の絶対的エースであるアレックス・モーガンがボックス右でGKとの一対一を迎えるが、シュートを枠へ飛ばせず。直後に副審の旗が上がる。 モーガンは89分にも決定機を迎え、右サイドからのクロスにゴール正面でドンピシャヘッドを放つが、またしてもスウェーデンのGKムソビッチにスーパーセーブで阻まれる。結局、90分間で両者はスコアを動かせず、ベスト8進出をかけた一戦は延長戦へ突入することとなった。 アメリカの攻勢は延長戦に入っても続き、延長前半9分にモーガンに代わって今大会限りでの現役引退を表明している38歳のMFミーガン・ラピノーがピッチへ。PK戦を迎えるまでに勝負を決めたい中、延長前半11分にアメリカは素早いカウンターからリン・ウィリアムズがフリーでシュートを放つも、スウェーデンはGKムソビッチがセーブ。アメリカはどうしてもムソビッチの壁を越えられない。 結局、延長でもスコアは動かず、決着はPK戦に委ねられる。PK戦で先攻をとったのはアメリカ。両チームとも2人目までのキッカーが全員成功すると、アメリカの3人目が成功したのに対し、後攻スウェーデンは失敗。さらに4人目は両チームとも失敗する。 アメリカは5人目のソフィア・スミスが成功すれば勝利だったが、これも失敗。後攻のスウェーデンは、5人目のハンナ・ベニソンが決めてサドンデスにもつれ込んだ。 6人目は両チームとも成功。7人目は先攻アメリカのケリー・オハラがゴール右へ外して失敗。スウェーデンのリナ・フルティグのシュートは、アメリカのGKアリッサ・ネイハーにゴールライン上で阻まれたかと思われたが、ゴールラインテクノロジーの結果、ゴールラインの内側に入っていたとしてスウェーデンの勝利となった。 この結果、なでしこが準々決勝で対戦するのはスウェーデンに決定。東京オリンピックの準々決勝と同じカードに。一方、W杯3連覇を目指したアメリカは史上最低のベスト16での幕引きとなった。 スウェーデン女子代表 0-0(PK5-4) アメリカ女子代表 2023.08.06 21:05 Sun

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アメリカ代表が候補メンバー発表!プリシッチやウェア、レイナらを順当に選出【コパ・アメリカ2024】

アメリカサッカー連盟(USSF)は20日、コパ・アメリカ2024に臨むアメリカ代表候補メンバー27名を発表した。 3大会ぶり5度目の出場となるアメリカを率いるグレッグ・バーホルター監督は、FWクリスチャン・プリシックやFWティモシー・ウェア、MFジョバンニ・レイナ、MFウェストン・マッケニー、DFキャメロン・カーター=ヴィッカーズ、GKマット・ターナーらを順当に選出。 一方、DFセルジーニョ・デストやFWジョーダン・モリス、MFルカ・デ・ラ・トーレらが招集外となった。 ウルグアイ代表、パナマ代表、ボリビア代表と同居するグループCに入ったアメリカは、本大会を前に6月8日にコロンビア代表と、同12日にブラジル代表と国際親善試合を行う。今回発表された候補メンバーは以下の通り。 ◆アメリカ代表候補メンバー27名 GK マット・ターナー(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) イーサン・ホーヴァス(ルートン・タウン/イングランド) ショーン・ジョンソン(ニューヨーク・シティFC) DF マイルズ・ロビンソン(FCシンシナティ) シャケル・ムーア(ナッシュビルSC) マーク・マッケンジー(ヘンク/ベルギー) キャメロン・カーター=ヴィッカース(セルティック/スコットランド) クリストファー・ルンド(パレルモ/イタリア) ジョー・スカリー(ボルシアMG/ドイツ) クリス・リチャーズ(クリスタル・パレス/イングランド) ティム・リーム(フルアム/イングランド) アントニー・ロビンソン(フルアム/イングランド) MF ティモシー・ティルマン(ロサンゼルスFC) マリク・ティルマン(PSV/オランダ) ルカ・デ・ラ・トーレ(セルタ/スペイン) ジョニー・カルドーソ(ベティス/スペイン) ジョバンニ・レイナ(ノッティンガム・フォレスト/イングランド) タイラー・アダムス(ボーンマス/イングランド) ユヌス・ムサ(ミラン/イタリア) ウェストン・マッケニー(ユベントス/イタリア) ブレンデン・アーロンソン(ウニオン・ベルリン/ドイツ) FW クリスチャン・プリシック(ミラン/イタリア) ティモシー・ウェア(ユベントス/イタリア) ジョシュ・サージェント(ノリッジ・シティ/イングランド) ハジ・ライト(コヴェントリー・シティ/イングランド) フォラリン・バログン(モナコ/フランス) リカルド・ペピ(PSV/オランダ) 2024.05.21 07:30 Tue

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W杯連覇の元アメリカ女子代表コーチにパワハラ疑惑…現在は女子大で指導も選手が言葉の暴力訴え「きみたちはダメだと罵るだけ」

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