バルセロナの
チャビ・エルナンデス監督が、大活躍のエースの活躍を喜んだ。『UEFA.com』が伝えた。
7日、2022-23シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)グループC第1節のバルセロナvsビクトリア・プルゼニが行われた。
力の差が大きい両者の対戦。戦前の予想通りバルセロナが圧倒。13分に
フランク・ケシエが先制。34分には
ロベルト・レヴァンドフスキが追加点を奪う。
44分に
ヤン・シコラのゴールで1点差と迫られたが、48分にレヴァンドフスキが追加点。67分にハットトリックとなるゴールを決めると、71分にフェラン・トーレスもゴールし、5-1で勝利を収めた。
チャビ監督は、バルセロナでのCLデビュー戦でいきなりハットトリックの活躍を見せたレヴァンドフスキを称賛した。
「ロベルト(・レヴァンドフスキ)がヨーロッパで最高のストライカーかどうかはわからないが、我々にとっては最高の選手だ。彼はプレーを助け、プレスをかけ、攻撃面で多くの解決策を与えてくれる」
「選手として完全に成熟しており、完全にスペクタクルだ。ハットトリックを達成したが、彼はチームのためによく働いてくれた」
「ロベルトの値段や年齢を疑ったことはない。決してだ。彼は人間として、勝者として、チームメイトとして素晴らしい存在だ。彼の周りのチームメイトがどう動くか。プレスがどうかかるか。それが成功のカギだ」
また、2アシストを記録した
ウスマーヌ・デンベレについても言及。かつて在籍したブラジルのエースと比較して称えた。
「ウスマーヌ(・デンベレ)がこれほどまでに活躍している今、自画自賛することはないだろう。私はいつも、一対一のテクニックが素晴らしく、全盛期の
ネイマールに匹敵する選手だと見ていた」
「彼はもっと得点しなければならないが、彼の様な選手は世界でもほとんどいない。彼を守備をするのがとても難しい。今夜のプレーには満足している」
ラ・リーガでは開幕戦でつまづくも、そこから3連勝。これで公式戦4連勝となっている中、CLでの戦いにおいては安心してはいけないとした。
「勝利は自信をもたらし、士気を高めている。多くの選手は今夜、最高の試合をしたと思って家に帰るだろう。ただ、難しいグループであることに変わりなく、幸福感に浸るところではない」
