「来たくないと言った」という代表監督の発言にザハが反論、感染症の問題を相談したのに勘違いと主張

2021.11.06 22:59 Sat
Getty Images
クリスタル・パレスコートジボワール代表FWウィルフリード・ザハが、代表監督の発言に反論した。クリスタル・パレスではエースとしての活躍が期待されながら、今シーズンはここまで公式戦10試合で3ゴール1アシストと期待されたほどの結果を残せていないザハ。コートジボワールでも主軸としてプレーしている。
カタール・ワールドカップ出場を目指すコートジボワールは、11月にモザンビーク代表、カメルーン代表との対戦を控えているが、ザハはメンバーに選ばれていない。

コートジボワール代表のパトリス・ビューメル監督は、招集しなかったザハについて「来たくないと言った」とかたり、「ザハが残りの代表キャリアについて考えたいと言っていた」と語っていたが、この発言は真実ではないとのことだ。

ザハは自身のインスタグラムのストーリーズに声明を発表。監督の発言は誤解を生むとし、感染症からの回復のために欠場したいと相談したと言ったと明かした。
「コートジボワールのユニフォームを着て、自分の国を代表することは、僕が決して当たり前のことと思ったことがない名誉だ」

「最後の国際試合で、遠征中にウイルス感染症にかかり、戻った時には病気になり、トレーニングができず、アーセナル戦を欠場することを余儀なくされてしまった」

「完全に回復したとは思えず、監督に話し、次の2試合を欠場する許可を求めた」

「もちろん、この先の試合に選ばれれば、もちろん参加する。また、チームが次の2試合で成功を収め、ワールドカップの出場権を獲得することを祈っている」

ザハは10月の代表活動明けのアーセナル戦を欠場。続くニューカッスル戦も途中出場となり、10月30日のマンチェスター・シティ戦ではフル出場しゴールを決めて勝利に貢献していたが、本調子ではないと感じているようだ。

監督との認識の違いが生まれたことに困惑しているザハ。亀裂が生じなければ良いが、果たして問題なく和解できるだろうか。

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