今夏ラツィオと契約更新もここまで出番なしのラドゥ、代理人は「とても奇妙な瞬間だ」と不満

2021.10.13 16:50 Wed
Getty Images
ラツィオのルーマニア代表DFステファン・ラドゥ(34)の代理人を務めるマッテオ・マテラッツィ氏が、選手の現状に不満を示した。『フットボール・イタリア』が伝えている。

ラドゥは2008年夏にラツィオへ加入して以降、主軸として公式戦通算412試合出場8ゴール21アシストを記録。昨シーズンもシモーネ・インザーギ監督から信頼を寄せられ、公式戦33試合に出場している。
今夏にはクラブとの契約が満了することもあり、ラドゥにはS・インザーギが新たに就任したインテル移籍が噂されていたが、最終的にラツィオとの契約更新を選択してチームに残留している。

しかし、マウリツィオ・サッリ監督の就任によって新体制がスタートした今季、ラドゥはいまだに公式戦で1試合もプレーしていない。イタリア『Radio Incontro Olympia』に出演したマテラッツィ氏は現状への不満を露わにしており、選手のコンディションは万全であることも強調している。

「ステファンのラツィオでの状況は最高ではないね。彼は今シーズン、どの大会でも全くプレーしていない。トップレベルの大会に何度も出場してきた彼にとって、今はとても奇妙な瞬間になっている」
「ステファンは現在とても調子が良く、プロとしてしっかりトレーニングしているよ。サッリ監督は、彼がいつでも準備は完了していると知っているはずだ」

また、マテラッツィ氏は夏にインテルが関心を寄せていたのは事実だとコメント。それでもラツィオに残ったラドゥの現状を嘆きつつ、状況が変わることに期待を寄せた。

「S・インザーギがステファンをインテルに入れたかったのは周知の事実だ。彼はフリーの状況だったから、ネッラズーリ(インテルの愛称)からの話も含め、いくつかのオファーを受けていた」

「ステファンは自分の心に従い、ラツィオに残ると決めたのだ。だから、一ファンとしては彼が試合を傍観している姿を見るのは辛い。だが、サッカーは一瞬にして状況が変わるものだからね」

「ステファンはもともと左サイドバックだったから、4バックでもプレーできると思う。それに、次節のインテル戦ではフランチェスコ・アチェルビが出場停止になっているから、センターバックでプレーできるかもしれないね」

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