「魔術師だ」アルゼンチン代表守護神がPK3本ストップの神セーブ!「完璧だった」

2021.07.07 15:15 Wed
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アルゼンチン代表GKエミリアーノ・マルティネスがスーパーセーブを連発した。現地時間6日にコパ・アメリカ2021準決勝、アルゼンチン代表vsコロンビア代表が行わた。
開始早々にFWラウタロ・マルティネスが蹴り込んでアルゼンチンが先制点を奪うと、61分にはコロンビアがFWルイス・ディアスのゴールで試合を振り出しに戻す。

その後は互いに2点目を奪えず90分を終え、勝負はPK戦にもつれ込むと、輝いたのはアルゼンチン代表の守護神、エミリアーノ・マルティネスだ。

コロンビアの先行でスタートし、両チーム1人目が成功して迎えた2巡目。コロンビアDFダビンソン・サンチェスの右隅へのシュートを完璧に読み切る。
さらに、コロンビアの3人目DFジェリー・ミナはD・サンチェスよりも高めを狙ったが、これも横っ飛びで見事にセーブした。

そして、PKスコア2-3で迎えたコロンビアの5人目。MFエドウィン・カルドナの右隅へのキックもシャットアウトして試合終了。あまりにも出来過ぎなビッグセーブの連発に本人ですら驚きを隠せない様子だ。

当然ファンは大盛り上がりで「完璧だった」「さすが過ぎる」「魔術師だ」「半端ない」といった称賛の声が相次いだ。

アルゼンチンの2大会ぶりのファイナル進出に貢献したエミリアーノ・マルティネス。決勝のブラジル代表戦でも勝利につながるビッグセーブが見られるだろうか。

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ブラジル代表FWエンドリッキ(17)がコパ・アメリカ2024へ意気込んだ。 7月21日、18歳の誕生日を迎えるとともにレアル・マドリーへ移籍するエンドリッキ。先日パウメイラスでの最終戦を終え、開幕が迫るコパ・アメリカ2024を挟んで欧州上陸だ。 さて、そのコパ・アメリカでは、ネイマールやガブリエウ・ジェズスの不在、3月のイングランド代表戦・スペイン代表戦における2戦連発という活躍などから、17歳にしてブラジル代表のエース格と目されることに。 開幕を控えてブラジル『グローボ』のインタビューに応じたエンドリッキは、セレソン南米制覇のために「命を捧げる」と意気込んだ。 「2014年、7歳か8歳の僕は、初めて観るW杯にとても興奮した。今回、ブラジルの全ての少年が、あの時の僕と同じく食い入るように試合を観て興奮し、僕たちが決意を持って全力でプレーする姿を焼き付けてほしい」 「3月にロンドンでダニーロ(ユベントス)が言った。『我々選手たちは、試合に出るためにこのチームにいるんじゃない。セレソンをどれだけ愛しているか示すためにいるんだ。子どもたちの心に残らないといけない』ってね」 「ミネイロンの悲劇(14年W杯準決勝ドイツ戦)? ああ…小さかったし、あんまり理解してなかったかもだけど、勝利に向けて応援する僕は、まずネイマールの負傷(準々決勝)で泣き、そしてその敗退で泣いた」 「今回のコパで欠いてはならないのは、勝利のための献身と意欲。神が自ら勝利を差し出すくらいに頑張らなくては。僕にとっては初の大きな大会…命を捧げることを、ブラジルの子どもたちに約束する」 2024.06.05 16:05 Wed

「僕らは夢見た2人の子どもだった」 同い年カバーニの代表引退に盟友スアレスがメッセージ…「すべてに感謝する」

ボカ・ジュニアーズFWエディンソン・カバーニのウルグアイ代表引退に長らく共闘のインテル・マイアミFWルイス・スアレスが反応した。 2人は近年のウルグアイで自慢の攻撃陣を引っ張る存在で、ディエゴ・フォルラン氏が引退してからも長らく中心に。代表歴代得点数では最多68ゴールのスアレスに次いで、カバーニも2位の58ゴールをマークしている。 来るコパ・アメリカ2024の予備登録メンバーに入るカバーニだが、代表からの引退を表明。驚きが走ったなか、同い年のスアレスは自身のインスタグラムにカバーニとハグする姿の写真をアップ。労いのメッセージを送った。 「最初のゴールを一緒に祝ったとき、僕らはこの国をトップに押し上げるのを夢見た2人の子どもだった。その子どもたちは成長し、親愛なるチームを守るためにユニークかつ再現不可能な経験をした」 「悲しみも、喜びもあったけど、僕らはいつだって同じ目標を見据えた。それはウルグアイが勝利し、国旗を掲げることだ」 「君の名前は僕らのフットボールと国の歴史に刻まれることだろう。ウルグアイ人のカバーニとして、君が代表のために尽くしてくれたことのすべてに感謝する。成功を祈っている。ウルグアイ、万歳!」 2024.06.01 12:40 Sat

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