中国代表FWエウケソンがグレミオから成都蓉城に完全移籍、122ゴールを記録した中国で再びプレー

2023.04.08 08:45 Sat
Getty Images
中国スーパーリーグの成都蓉城は7日、中国代表FWエウケソン(33)を完全移籍で獲得することを発表した。

エウケソンは、ボタフォゴから2013年1月に広州恒大(現:広州FC)へと完全移籍で加入。一時代を築いた中国最強クラブの主軸としてプレー。2度のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)制覇、中国スーパーリーグ3連覇を経験。また2度の得点王にも輝いていた。
2016年1月に上海上港(現:上海海港)へと完全移籍。ここでも活躍し、リーグ優勝を経験。2019年7月に再び広州恒大へと移籍し、またしてもリーグ優勝を経験した。

しかし、広州恒大の経営権を保有する中国の不動産大手である「恒大集団」が経営破綻。その影響を受け、他のブラジル人選手と共に退団し、2022年4月からはグレミオでプレー。再び中国へと復帰することとなった。

中国スーパーリーグでは通算185試合に出場し122ゴール52アシストと驚異的な成績を残している。また、ACLでも69試合で30ゴール13アシストを記録するなど、アジアで圧倒的な結果を残し、日本勢もACLでは何度も苦しめられた相手だ。
エウケソンは2019年に中国国籍を取得し、中国代表としてデビュー。13試合で4ゴールを記録しており、日本代表とのカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選にも出場していた。

成都蓉城は成都銭宝という名前で活動していたクラブが解散したものの、2021年に名前を変えて復活。そのシーズンに中国スーパーリーグへと昇格し、2シーズン目を迎える。
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