ユナイテッドを4発粉砕も冷静なC・パレス陣営「いくつかチャンスを逃した」「何度もポケットを取られた」

2024.05.07 19:50 Tue
エベレチ・エゼ(左) オリバー・グラスナー監督(右)
Getty Images
エベレチ・エゼ(左) オリバー・グラスナー監督(右)
クリスタル・パレスの2枚看板、そして指揮官がマンチェスター・ユナイテッド撃破を振り返った。クラブ公式サイトが伝えている。

C・パレスは6日、プレミアリーグ第36節でユナイテッドを4-0と粉砕。低調なユナイテッドが相手とはいえ、C・パレス視点では格上であり、4得点は流石に予想できず。
それでも背番号10を背負うイングランド代表MFエベレチ・エゼは試合後、『スカイ』で「自分たちにできることはわかっているよ。クオリティが低いとは思っていない。そして今日の目的もしっかりしていた」と、納得感ある勝利だったと90分間を振り返る。

「チャンスを逃したシーンがなかったわけじゃないし、全ての局面で臨機応変に対応できたとも言えない。でも今日のように攻撃的に、アグレッシブに、そして確実にチャンスを仕留めれるように、これからも頑張っていく」

また、先制点を含む2得点のフランス人MFマイケル・オリーズは、仲良しのエゼと一緒にインタビューを受け、勝利の喜びを分かち合う。
「ファンにとって良い夜になったはず。自分自身にフォーカスして頑張ってきたし、ホームならこのような勝利を収める可能性も秘めたチームであると確信があった。背中にファンを背負って『行こう!』と思わないはずがないよ」

今季途中就任で名伯楽ロイ・ホジソンからチームを継承したオリバー・グラスナー監督は、穏やかな表情ながらも鋭くミライを見据える。

「ファンの皆様におめでとう。我々自身は謙虚にやっていくよ。2部降格圏に肉薄したのはそれほど昔のことじゃない。前半は安定しなかったし、守備でポケットを取られるシーンが多かった。攻撃の効率(4得点)は少し出来過ぎだ」

「順調に歩みを進めているが、改善ポイントも多い。今日の収穫はハーフタイムの修正が後半を劇的に良くした点だろう。選手たちの自信が勝利につながった」
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