「彼のような選手は出てこない」バロンドールのメッシにケアーが言及、授賞式参加には「最高の瞬間」

2021.11.30 18:15 Tue
Getty Images
ミランデンマーク代表DFシモン・ケアーが、バロンドールについて言及した。
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29日、『フランス・フットボール』が主催するバロンドールの授賞式が開催。パリ・サンジェルマン(PSG)のアルゼンチン代表FWリオネル・メッシが2年ぶり7度目の受賞を果たした。
授賞式では他の表彰もされた中、プレゼンターを務めていた元コートジボワール代表FWディディエ・ドログバ氏が壇上でスピーチ。ユーロ2020で、クリスティアン・エリクセンが卒倒した時のの振る舞いを受け、ケアーを称賛していた。

ケアーは30人の候補に残っていたために授賞式に出席。結果は18位だったが、この名誉にコメントしていた。

「これは僕のキャリアの最高の瞬間だ。僕は今夜の30人のリストに載っていて、昨シーズンのミランのチャンピオンズリーグ出場に貢献できた」
「僕たちは今シーズンのスクデット候補だ。僕はキャリアの中で、常に改善に努めてきた。自分のキャラクターに疑いを持ったことは一度もない。僕がここにいることは驚きではないよ」

また、ドログバ氏がスピーチしたユーロ2020での出来事についても言及。エリクセンが元気であることが重要だとした。

「それは私の心に残っているものだけど、少しずつ前に進んでいかなければなりません。僕は、この件に関する全ての疑問を尊重する。ただ、決して忘れることのできない出来事だった」

「そのことはとても個人的なことだ。幸いなことに、うまく終わった。そうでなければ、僕は今ここにいない」

「最も重要なことは、彼が元気であることだ。常にピッチに集中している。これからは前に進むために努力する」

さらに、史上最多7度目のバロンドール受賞となったメッシについても言及。受賞は当然だとした。

「彼はチャンピオンだ。彼のような選手に出会えたのは幸運だ。誰もがマラドーナとペレについて話すけど、僕の世代はそれらをYouTubeでしか観ていない」

「7度のバロンドールは印象的だ。将来、彼のような選手は出てこないだろう」



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