「この日が来ることは分かっていた」バルサ電撃復帰のダニエウ・アウベスが心境綴る「僕は僕の家に帰る」

2021.11.13 11:45 Sat
Getty Images
電撃的にバルセロナへと復帰することが決まったブラジル代表DFダニエウ・アウベス(38)が、復帰への心境を綴った。
PR
バルセロナは12日、2008年7月から2016年7月まで在籍したダニエウ・アウベスの復帰で合意したことを発表した。
セビージャから加入したダニエウ・アウベスは、右サイドバックを主戦場に、バルセロナのレギュラーに定着。公式戦391試合に出場し21ゴール101アシストを記録していた。

8シーズンの在籍で、ラ・リーガ6回、チャンピオンズリーグ3回、コパ・デル・レイ4回など、23のタイトル獲得に貢献。黄金時代を築いた1人として知られている。

その後はユベントスやパリ・サンジェルマン(PSG)でプレーすると、2019年8月からは母国のサンパウロでプレー。トップ下のポジションで躍動するなどし、今年は東京オリンピックにも出場して金メダルを獲得していた。
しかし、クラブとの給与問題が明るみに出て9月に退団。その後はフリーとなっていたが、チャビ・エルナンデス新監督の下で再建に動くバルセロナへと復帰が決まった。

ダニエウ・アウベスは、自身のインスタグラムでバルセロナ復帰の心境を綴り、カンプ・ノウのエンブレムへキスする写真とともに投稿した。

「その瞬間を迎えるまで約5年間、狂ったように戦い続けた」

「こんなに長く続くとは思わなかったし、こんなにも大変だとは思わなかった。でも、心の中で、魂の中で、この日が来ることは分かっていた」

「僕は、帰ることができなかった家に帰る。『僕はみんなの中の1人だ。この夢がいつまで続くかわからない。でもそれが続いている間は永遠かもしれない』と出発する前に言ったようにね」

「最初の時と同じような熱意で“世界最高のクラブ”の再建に貢献したいという同じ気持ちだ。僕が最も魅了される場所で、また会おう!」

「僕は僕の家に帰る」



PR
1 2
関連ニュース

マドリー加入1年目のベリンガムがラ・リーガMVPに輝く!

レアル・マドリーのイングランド代表MFジュード・ベリンガム(20)が2023-24シーズンのラ・リーガ最優秀選手に選出された。 カルロ・アンチェロッティ第二次政権3年目となったマドリーは、第6節のアトレティコ・マドリー戦で初黒星を喫したが、以降は優勝を争うジローナ、バルセロナにいずれもシーズンダブルを達成するなど、24勝8分けの32戦無敗を継続。ライバルが勝ち点を取りこぼす中で独走態勢を築き、4節を残して2年ぶり36度目のラ・リーガ優勝を決めた。 昨夏にドルトムントからマドリーへ加入したベリンガムは、驚異的な得点力と勝負強さで開幕4試合で5ゴールと得点を量産すると、すぐさま主軸に定着。[4-3-1-2]のダイヤモンド頂点を主戦場に、センターフォワード顔負けの決定力を見せつけ、ラ・リーガ28試合でチーム最多の19ゴール6アシストを記録した。 また、最優秀監督賞には今季誰もが予想し得なかった優勝争いを演じ、ジローナ史上最高の3位でシーズンを終えたミチェル監督(48)を選出。そのほか、最優秀若手選手賞にバルセロナのスペイン代表FWラミン・ヤマル(16)、最優秀ゴール賞にはオサスナのDFヘスス・アレソが選出された。 2024.05.29 06:30 Wed

バルセロナ、クバルシに続き17歳のDFフォルトとの契約を2026年まで延長!

バルセロナは28日、U-19スペイン代表DFエクトル・フォルト(17)との契約延長を発表した。新たな契約期間は2026年6月30日までとなる。 2013年にPBアンゲラからバルセロナの下部組織に移籍したフォルトはバックラインの両サイドをこなせるユーティリティ性の高いワイドプレーヤー。 移籍後は順調にステップアップを果たすと、2022年夏に16歳でU-19チームに飛び級で昇格。翌年にはバルセロナBへ昇格を果たした。 今季はチャビ監督にその才能を見出され、昨年10月からトップチームに帯同すると、12月14日のチャンピオンズリーグ(CL)グループH最終節のアントワープ戦でトップチームデビュー。ここまで公式戦10試合に出場し3アシストを記録していた。 2024.05.29 00:30 Wed

イニエスタがバルサを離れる元相棒・チャビ監督へメッセージ「よくやった、友よ」

エミレーツ・クラブの元スペイン代表MFアンドレス・イニエスタが、バルセロナ時代のチームメイトであるチャビ・エルナンデス監督へメッセージを送った。 互いにバルセロナのカンテラ出身で、バルセロナ、そしてスペイン代表としても中盤を支えたコンビを形成。バルセロナでは数多くのタイトルを獲得し、スペイン代表でもユーロやワールドカップなどのタイトルを共に獲得した。 イニエスタはバルセロナ退団後にヴィッセル神戸に加入。現在はUAEのエミレーツ・クラブでプレー。一方で、チャビ監督は紆余曲折あった中、今シーズン限りでバルセロナの監督を解任させられることとなった。 26日、ラ・リーガ最終節が行われ、バルセロナはセビージャ相手にアウェイで勝利。チャビ監督はラストマッチを勝利で飾った中、イニエスタが自身のX(旧ツイッター/@andresiniesta8)を通じてチャビ監督へメッセージを送った。 「よくやった、友よ。またすぐに会えるよ。またすぐに、ベンチで会おう」 イニエスタもキャリアの終わりが近づいている状況。2人が指導者として再びタッグを組む日が来るのか、注目だ。 <span class="paragraph-title">【写真】イニエスタ、かつての相棒・チャビ監督へメッセージ</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="es" dir="ltr">Buen trabajo, amigo. <br>Seguro que pronto te volvemos<br>a ver en los banquillos! <a href="https://t.co/dKRp8ZkMqq">pic.twitter.com/dKRp8ZkMqq</a></p>&mdash; Andrés Iniesta (@andresiniesta8) <a href="https://twitter.com/andresiniesta8/status/1795014072800325961?ref_src=twsrc%5Etfw">May 27, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.27 22:50 Mon

バルセロナのキミッヒ獲得の動きが暗礁に…金銭面で折り合いつかず個人間交渉ストップ

バイエルンのドイツ代表MFジョシュア・キミッヒ(29)はバルセロナからのオファーを受け入れられなかったようだ。スペイン『スポルト』が報じた。 かねてから一流の守備的MFの必要性に迫られているバルセロナ。一時続投が決まったチャビ・エルナンデス監督やスポーツ・ディレクター(SD)のデコ氏は、キミッヒやレアル・ソシエダのスペイン代表MFマルティン・スビメンディ(25)らの獲得を望んでいると報じられていた。 結局ジョアン・ラポルタ会長はチャビ監督との決別を選んだが、新指揮官就任が確実視されているのはハンジ・フリック氏。キミッヒとはバイエルンやドイツ代表で共闘済みと、より深い関係を築いている。 チャビ監督の解任に動く傍ら、バルセロナはキミッヒとの個人間交渉を進めていたというが、現在はこれがストップしているとのこと。金銭面で折り合いがつかず、バルセロナが提示したオファーをキミッヒ側が拒否したという。 現在キミッヒの総年収は約1950万ユーロ(約33億2000万円)とのことだが、財政難やサラリーキャップ制限に悩むバルセロナがこれに匹敵するオファーを出すのは困難。今夏の補強に向けては、今シーズンの収支をプラスで終え、「1対1ルール(選手売却の資金を100%投資できる状態)」に戻すことが最優先事項となっているが、このミッションもまだ達成できていない。 また、ポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(35)とは、来シーズンから年俸が3000万ユーロ(約51億1000万円)近くに上昇する契約を交わしている模様。チームの年俸バランスの維持に努める必要があり、これもキミッヒに満足なオファーを提示できない理由の1つとなっている。 2024.05.27 18:46 Mon

「矛盾した気持ち…」続投望むも解任されたチャビ監督、ラストマッチ終え後任監督へ一言「経済状況は不利。簡単な仕事ではない」

バルセロナのチャビ・エルナンデス監督が、ラストマッチを終えて心境を語った。スペイン『アス』が伝えた。 26日、ラ・リーガ最終節が開催され、バルセロナはアウェイでセビージャと対戦した。 2位が確定しているバルセロナ。チャビ監督にとっては、これがバルセロナでの最後の試合となる中、ロベルト・レヴァンドフスキのゴールで先制。しかし、すぐに追いつかれてしまう。 それでも59分にフェルミン・ロペスがゴール。そのまま逃げ切り、1-2で勝利。チャビ監督のラストマッチを勝利で飾ることとなった。 自らの電撃退任発言、一転しての続投決定、そして電撃的に解任と自身の去就が目まぐるしく変わったチャビ監督。最終節を終え、「解放されたか?」という質問には「続けたかった」と回答。それでも決断を受け入れるとした。 「解放されたか?いいや。我々は続けたかった。これはまだ終わっていないと思っていた。結果は良かったと思っているし、矛盾した気持ちだ」 「我々は正しい道を進んでいたと思うが、サッカーにはこうしたことがある。リーダーたちは決断を下すために存在し、彼らはそれを我々に伝えてくれた」 「非常に不利な状況の中で、我々は2つのタイトルを獲得した。いうまでもなく、私はバルサの幸運を祈っている」 「選手たちの反応は鳥肌ものだった。私のしたこと全てが物事を引き起こした」 「私をターゲットにし、落ち着いて冷静にすることができなかった。だから、1カ月前に安定を求めた。我々は働きたかったが、受け入れるしかない」 2021年11月にバルセロナの監督に就任したチャビ監督。ロナルド・クーマン監督(現オランダ代表監督)の後任としてシーズン途中で引き継ぎ、9位と低迷していたクラブを2位に引き上げることに成功。2022-23シーズンはラ・リーガとスーペル・コパを制した。 「我々が置かれた逆境の中で、仕事の内容は価値を認められない。9位で到着し、2位でフィニッシュした。昨シーズンは2つのタイトルを獲得した。今年は重要な4つの試合で敗れた。悲しいが、これが私の仕事だ」 結果を残していながらも、最終的には解任されたチャビ監督。自身の発言が不信感を生んだ結末だが、後任監督へのアドバイスを聞かれ、改めてクラブが置かれている財政的な苦境について語った。 「私はすでに言ったはずだ。彼らが困難な状況にあること、そして経済状況が不利であることを伝えて欲しい。新任者は、簡単な仕事にはならない」 2024.05.27 09:55 Mon
NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly