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【J1ピックアッププレビュー】対照的な両者、勝るのは“勢い”か“経験”か《長崎vs柏》

▽22日、明治安田生命J1リーグ第9節が開催。トランスコスモススタジアム長崎では、V・ファーレン長崎vs柏レイソルが行われる。 ◆勢いか経験か ▽ホームの長崎はJ1の厳しさを開幕から痛感。しかし、第7節の清水エスパルス戦でクラブ史上初となるJ1での白星を挙げると、前節はホームでガンバ大阪を圧倒し3-0で勝利。連勝を飾った。 ▽対する柏は、ここまで3勝。AFCチャンピオンズリーグ(ACL)は最終節を前に敗退が決定すると、リーグ戦でも結果が出ず。前節もホームで北海道コンサドーレ札幌に1-2で敗れていた。 ▽3連勝を目指す長崎に対し、連敗を避けたい柏。J1の経験値は大きく異なるが、今節勝利を掴むのは。 ◆内容が結果に繋がり出す〜V・ファーレン長崎〜 ▽前述の通り、初勝利から連勝中の長崎。開幕から結果が出なかったものの、第6節のFC東京戦(2-5)を除いては1点差以内の試合と、悲観する内容ではなかった。 ▽システムも3バックは変わらないものの、2トップを採用し、これがハマりつつある状況。得点が奪えている状況を考えると、3連勝も不可能ではない。 ▽今節は昨シーズンのチーム得点王であるFWファンマが出場停止となるが、攻撃陣に不安はないだろう。 ◆噛み合わない歯車を直せるか〜柏レイソル〜 ▽一方の柏は、前節のホームゲームで敗戦。ミッドウィークに行われたACLでも打ち負けており、流れに乗ることができていない。 ▽第2節の横浜F・マリノス戦こそクリーンシートを達成したものの、その後は毎試合失点。昨シーズンは爆発力を見せることもあった攻撃陣も、リーグ戦では2得点が最多と不完全燃焼の状態だ。 ▽試合中のミスも散見され、コンビネーションが噛み合わないシーンも見られる。チームとしてズレが見られる歯車を合わせることができるのか。連敗は避けたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆V・ファーレン長崎[3-4-1-2](C)CWS Brains,LTD.GK:徳重健太 DF:徳永悠平、高杉亮太、田上大地 MF:飯尾竜太朗、中原彰吾、黒木聖仁、翁長聖 MF:澤田崇 FW:鈴木武蔵、中村慶太 監督:高木琢也 ▽3連勝を目指す長崎は、ミッドウィークのYBCルヴァンカップからメンバーを変えてくるだろう。出場停止のファンマの代わりには、鈴木武蔵を起用。それ以外は、前節のG大阪戦と同じ布陣になると予想する。 ◆柏レイソル[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:桐畑和繁 DF:小池龍太、中谷進之介、パク・ジョンス、ユン・ソギョン MF:キム・ボギョン、大谷秀和、 MF:伊東純也、江坂任、亀川諒史 FW:クリスティアーノ 監督:下平隆宏 ▽連敗を避けたい柏は、前節の札幌戦から1名を変更すると予想。MF中川寛斗に代えて、クリスティアーノが復帰すると見る。トップ下にはMF江坂任が入ると見るが、中川が前節に続いて先発する可能性もある。その他のメンバーは、継続して起用するだろう。 【注目選手】 ◆FW鈴木武蔵(V・ファーレン長崎)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽3連勝を目指す長崎の注目選手は、FW鈴木武蔵だ。アルビレックス新潟から今シーズン加入した鈴木は、先発した4試合のうち3試合でゴール。ホームゲームでも2試合で得点を奪っている。今節はファンマが不在となるだけに、先発が濃厚。ゴールに期待が懸かる。 ◆MFキム・ボギョン(柏レイソル)Getty Images▽柏の注目選手は、MFキム・ボギョンだ。ボランチの一角に入るキム・ボギョンだが、ゲームメーカーとしての役割もしっかりと果たしている。前線との連動で、キム・ボギョンがいかに顔を出せるか。ボランチながら、ボックス付近でもプレー機会が増えれば、攻撃面で圧倒できるだろう。 ◆対照的な両者 ▽チーム状態は対照的だ。勢いに乗っている長崎は、チームとしてJ1の戦い方に慣れつつある。その中で結果を残し、調子が悪いとはいえG大阪相手に3得点を奪ったことは大きな自信となったはずだ。 ▽対する柏は、離脱していた負傷者が復帰。守護神であるGK中村航輔がトレーニングに復帰。昨シーズン鮮烈なデビューも右ヒザの重傷を負ったMF手塚康平も復帰した。ケガ人の復帰を契機に、しっかりとチームを立て直せるか。公式戦連敗中の苦しい状況を脱したい。 ▽対照的なチーム状態の両者。試合は22日(日)の16時にキックオフを迎える。 2018.04.21 21:30 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】チケット完売の等々力決戦! 昨季のトップ2が因縁の対決!《川崎Fvs鹿島》

▽明治安田生命J1リーグ第9節が、21日から22日にかけて行われる。その中でも注目の一つが、21日の16時に等々力陸上競技場でキックオフを迎える川崎フロンターレvs鹿島アントラーズの一戦だ。 ◆最終節まで優勝を争った昨季のトップ2 ▽昨シーズンに両者は熾烈な優勝争いを繰り広げた。J1連覇を目指した鹿島は、第21節以降、首位を堅持。一方、川崎Fは第25節終了時点で2位に浮上したものの、鹿島との勝ち点差は「6」も開いていた。しかし、これまで勝ち点を手堅く積み重ねていた鹿島がシーズン終盤に不安定な戦いを露呈。勝てば優勝が決まるラスト2試合で連続ドローという失態を犯した。対する川崎Fは第20節以降から続いていた無敗の勢いを落とさず、負ければ鹿島の連覇が決定するラスト3試合を全勝。最終節で首位に立ち、悲願のJ1初優勝を成し遂げた。 ▽しかし、昨季に優勝争いを演じた両者は今シーズン、その本領を発揮することができていない。現在6位に位置する川崎F(勝ち点12)は、現在4試合勝利なし。8位の鹿島(勝ち点11)は、前節こそ白星を飾ったものの、それまで3試合勝利がなかった。昨季の対戦成績は川崎Fの2勝。川崎Fにとっては、ダブルを達成した相手に勝利して、浮上のきっかけを掴みたいところ。一方の鹿島にとっては、昨季の雪辱を果たして連勝で上昇したい一戦だ。チケットは13日時点で完売。昨季トップ2の戦いに注目が集まる。 ◆決定力不足改善で5試合ぶり白星を~川崎フロンターレ~ ▽前節のベガルタ仙台戦をゴールレスドローに終え、リーグ戦4試合未勝利。昨季王者の低調の原因は決定力不足にある。ここ数試合ではポストに嫌われることも多く、決定機で決め切ることができない状況が続いていた。そんな中、仙台戦では相手のプレッシャーにも押されてチャンス数も減少。これには鬼木達監督も「ボールを恐がらずに受けるという本来の形を取り戻さなくてはいけない」と頭を悩ませる。さらにFW小林悠とMF大島僚太の調子が万全ではなく、欠場の可能性が浮上し、苦しい戦いが予想される。粘り強く攻撃を仕掛けて昨季2試合で3点ずつ奪った相手から得点感覚を取り戻して浮上のきっかけを掴みたい。 ◆昨季のリベンジ達成で初の連勝を~鹿島アントラーズ~ ▽前節の名古屋グランパス戦を2-0で勝利して、今季リーグ戦初の複数得点と共に4試合ぶり白星。試合内容としても守備陣が奮闘したことに加えて、得点機も創出。大岩剛監督も「チャンスを多く作ったことをまず第一に評価していい」と語るように、少しずつではあるがカウンターへの力強さを取り戻しつつある。依然としてケガ人の多さに悩まされているが、今節は昨季最終節で屈辱を味わわされた相手だけに負ける訳にはいかない。リベンジ達成で今季初の連勝を飾りたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎 MF:守田英正、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:知念慶 監督:鬼木達 ▽すでに敗退が決定していたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山現代戦ではターンオーバーを採用したため、疲労は軽減されたか。しかし、上述通り、小林と大島が欠場濃厚。ボランチではMFエドゥアルド・ネットが復帰し、前節リーグ戦初先発を飾ったMF守田英正と共にコンビを組むことになりそうだ。ワントップにはFW知念慶が入る。 ◆鹿島アントラーズ[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:クォン・スンテ DF:内田篤人、植田直通、昌子源、小田逸稀 MF:中村充孝、三竿健斗、小笠原満男、土居聖真 FW:鈴木優磨、金崎夢生 監督:大岩剛 ▽ACLでは決勝トーナメント進出を決めており、鹿島もミッドウィークに行われた水原三星戦ではメンバーを入れ替えて戦った。右サイドバックでは前節先発復帰を果たしたDF内田篤人が、左サイドバックにはリーグ戦初先発を飾ったDF小田逸稀が引き続き務めることになるだろう。ワントップには今季リーグ戦全試合で先発し、5ゴール中のFW金崎夢生が入る。 【注目選手】 ◆MF阿部浩之(川崎フロンターレ)(C)CWS Brains,LTD.▽チームの復調へカギを握るのは、MF阿部浩之だ。昨季ハードワークと的確な状況判断を武器にキャリアハイとなるリーグ戦10ゴールを記録。しかし、今季は惜しいシュートは放つもここまでノーゴール。鹿島は昨季ホーム&アウェイで1ゴールずつを奪った相手だけにチームを調子を取り戻す自身の初ゴールを記録したい。 ◆DF内田篤人(鹿島アントラーズ)Getty Images▽一方、今季初の連勝へのキープレーヤーは内田だ。前節に久々の先発出場を果たすと、持ち前の技術の高さと落ち着きぶりから試合に安定感をもたらした。また、主将のMF小笠原満男も「篤人の存在がでかい。アイツのおかげです。試合前から声をかけていた」とプレー以外でも経験の豊富さを見せた。今節の相手は未だ影を潜めているものの、高い攻撃力を誇る川崎F。老獪かつ柔軟な対応で鹿島を後方からサポートしたい。賢いプレーでチームを楽にさせる川崎F・阿部とのマッチアップにも注目だ。 2018.04.20 22:45 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】4連勝を目指す両者、かつての指揮官を迎える浦和が大槻体制ラストマッチ《浦和vs札幌》

▽21日、明治安田生命J1リーグ第9節が行われる。埼玉スタジアム2002では、浦和レッズvs北海道コンサドーレ札幌が行われる。 ◆再会 ▽3勝2分け3敗で10位の浦和が、4勝2分け2敗の札幌をホームに迎える一戦。札幌の指揮官は昨シーズン途中まで浦和を率いていたミハイロ・ペトロヴィッチ監督だ。 ▽長年ホームとしてきた埼玉スタジアム2002にかつての指揮官を迎える浦和。選手やスタッフだけでなく、スタジアム、ファンのことまで知り尽くした指揮官との再会戦となる。 ◆大槻毅のラストダンス〜浦和レッズ〜 ▽堀孝史監督の解任に際し、暫定指揮官に就任した大槻毅監督。オズワルド・オリヴェイラ監督の就任が発表され、今節が最後の指揮となる。 ▽リーグ戦は未勝利の状態から3連勝。18日に行われたYBCルヴァンカップでもガンバ大阪に勝利し、公式戦4連勝と復調。チームが結果を残している中での退任となるが、新政権に良い形でチームを渡すためにも、勝利で終えたいところだ。 ▽選手たちの気持ちも同じだろう。勝ち癖を付けて行きたいところでもあり、4連勝となれば勢いにも乗れるだろう。そして、かつての指揮官を迎えるだけに、一層勝ちたい気持ちは強いはず。“ミシャチルドレン”の奮起にも期待だ。 ◆かつてのホームで悪者になれるか〜北海道コンサドーレ札幌〜 ▽前述のとおり、ペトロヴィッチ監督にとっては家に帰って来ることとなる。チームは浦和と同様に3連勝中。YBCルヴァンカップでもジュビロ磐田を相手に逆転勝利を収め、勢いに乗っている。 ▽チームは札幌に帰らずに磐田から埼玉へと移動。調整ももんだいなくできているだろう。開幕から時間も立ち、チーム戦術も浸透し、浦和を相手にミラーゲームを仕掛ける可能性もある。 ▽指揮官や選手は変わっているものの、チームのことを知り尽くしているペトロヴィッチ監督が土のような準備をするのか。指揮官の腕の見せどころだろう。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆浦和レッズ[3-4-1-2](C)CWS Brains,LTD.GK:西川周作 DF:遠藤航、マウリシオ、槙野智章 MF:橋岡大樹、阿部勇樹、長澤和輝、宇賀神友弥 MF:柏木陽介 FW:興梠慎三、武藤雄樹 監督:大槻毅 ▽大槻体制のラストマッチとなる試合。[3-4-2-1]の布陣で臨むこととなるだろう。スターティングメンバーは前節の清水エスパルス戦とほぼ同じになると予想。左ウイングバックに日本代表の活動で負傷していたMF宇賀神友弥が復帰すると予想。トップ下にMF柏木陽介を配置し、FW興梠慎三とFW武藤雄樹が2トップを組むことになるだろう。 ◆北海道コンサドーレ札幌[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:ク・ソンユン DF:進藤亮佑、キム・ミンテ、福森晃斗 MF:宮吉拓実、荒野拓馬、宮澤裕樹、菅大輝 MF:三好康児、チャナティップ FW:都倉賢 監督:ミハイロ・ペトロヴィッチ ▽古巣との対決となるペトロヴィッチ監督だが、メンバーを変更してくるだろう。負傷離脱していたMF宮澤裕樹が復帰濃厚。また、DF福森晃斗も復帰するとみられる。3戦連発中のFW都倉賢を1トップに、ミシャサッカーに欠かせないMF三好康児、MFチャナティップが2列目に入ると予想する。 【注目選手】 ◆DF橋岡大樹(浦和レッズ)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽浦和の注目選手は、大槻監督に見出され結果を残しているDF橋岡大樹だ。本職はセンターバックながら、右ウイングで起用。前節はアシストも記録し、浦和復活の兆しとなっている。足をつってもピッチに立ち続けた前節。恩師である大槻監督を白星で送り出したい気持ちは強いはずだ。豊富な運動量で右サイドを駆けまわる姿に注目だ。 ◆FW都倉賢(北海道コンサドーレ札幌)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽札幌の注目選手は3戦連発中のFW都倉賢だ。シーズン序盤はゴールが奪えなかったものの、ここ3試合は貴重なゴールを連発。どれもが目を見張るシュートであり、札幌の活力になっていることは間違いない。今節も自身のゴールでチームを4連勝に導けるか。 ◆4連勝を掴むのはどちらか ▽指揮官のラストマッチとかつての指揮官の帰還。互いに4連勝をかけて、埼玉スタジアム2002で激突する。 ▽浦和は内容こそ良いものではないが、最後まで粘り強くプレーすること、勝利への執念はこの3試合で見せている。チームをV字回復している中での退任が決定したが、チームを復調させた大槻監督を勝利で送り出したいのは、選手だけでなく浦和サポーターも同じはず。大声援が鳴り響くことは間違いない。 ▽一方で、ヒール役として埼玉スタジアム2002に戻ってくるペトロヴィッチ監督。しかし、札幌にとってはクラブ新記録となるJ1での4連勝がかかっている。浦和が大槻監督のためにという気持ちならば、札幌はペトロヴィッチ監督のためにという気持ちだろう。かつてのホームで、敵として勝利をおさめる姿を見たいはずだ。 ▽勢いにのるためにも勝利が欲しい両チーム。どちらの気持ちが勝るのか。試合は21日(土)の16時にキックオフを迎える。 2018.04.20 22:45 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】青黒のレヴィー・クルピ、古巣桜を迎え撃つ春の大阪決戦《G大阪vsC大阪》

▽Jリーグで幾多の名勝負を繰り広げてきた大阪ダービー。近畿の経済・文化の中心地である大阪の統制を懸けたガンバ大阪とセレッソ大阪によるダービーマッチ“春の陣”が21日開催の明治安田生命J1リーグ第9節で実現する。 ◆青黒の意地と桜の意地 ▽Jリーグ屈指の熱気を帯びる大阪ダービーは、今回が通算35度目の開催となる。通算成績は20勝5分け9敗でG大阪が大きくリード。しかし、今回は過去に記憶がないほど対照的な状況に身を置く両雄の大阪決戦となる。構図は、クラブ史上初の降格を味わった2012年を下回る成績で最下位に沈むG大阪が3位の好位置につけるC大阪をホームに迎え撃つ形。長らく関西の雄というフレーズを欲しいがままにしてきたG大阪だが、その立ち位置は危うい。 ▽C大阪はクラブ初載冠のルヴァンカップと天皇杯の2冠を獲得。2年連続で無冠に終わるG大阪の落ち込みと裏腹に、C大阪は“もう1つの大阪のクラブ”という立ち位置から脱却しており、間違いなく力関係にも変化が生じている。タイトルホルダーとして自信に満ちた状態で再び吹田の地に乗り込んでくるC大阪に対して、低空飛行が続くG大阪がどのように威厳を示し、どのように対抗するのか。青黒のプライドと桜のプライドがぶつかり合う激戦必至のゲームだ。 ◆愚直に〜ガンバ大阪〜 ▽FWアデミウソンやMF今野泰幸ら主力の故障も相次ぎ、開幕から苦しい戦いが続くG大阪。前節のV・ファーレン長崎戦で屈辱の完敗(0-3)を喫した後、ミッドウィークに行われたルヴァンカップの浦和レッズ戦も0-1の苦杯をなめた。これで、公式戦2連敗。勝てば絶好の転機となり得る大阪ダービーを前にしても一向に状況が上向いてこない。 ▽開幕から口癖のように「選手の見極め」を強調する新任のレヴィー・クルピ監督だが、FW食野亮太郎ら若手の積極起用も新たな力としてレギュラーを掴み取る者を生み出すまでに至っていない。絶対に負けてはならない相手に対して、愚直に挑戦者として挑むしかないのが実情だ。最下位に沈む状況を考えてもなりふり構ってはいられない。 ◆死角なし〜セレッソ大阪〜 ▽対するC大阪の状況はG大阪と一転して好ムードだ。ミッドウィークに行われたACLで主力温存の影響もあり、クラブ史上3度目となるアジアの戦いを終えたものの、J1の戦いにおいて「ACLよりJリーグ」を掲げる尹晶煥監督の言葉どおり、目下4連勝中と初制覇にギアを上げている。低調な宿敵との一戦に向けて、死角はほとんどない。 ▽だが、MF山口蛍や柿谷ら歴戦経験者は、「大阪ダービーに順位は関係ない」と口々に、低空飛行が続くG大阪を相手に警戒心を強めている。今回の一戦は、リーグ初制覇に向かうC大阪としては、勝てばさらなる勢いをつけることができる好カード。ACL敗退のショックを拭うためにも、確実に勝ち点3を掴み取りたいところだ。 ◆レヴィー・クルピが主役に ▽ただでさえ意地と意地がぶつかりあうダービーマッチだが、レヴィー・クルピ監督の存在が否が応でも、もう1つの見どころになる。レヴィー・クルピ監督にとって、C大阪は古巣。今回は、都合7年間にわたってC大阪の指揮を執ったブラジル人名伯楽がライバルクラブの監督に就任して以来、初めてのダービーマッチとなる。 ▽それだけに、かつてレヴィー・クルピ監督から才能を見いだされた柿谷やMF清武弘嗣らC大阪の多数面々にとっても、久々の再会の場であり、一回りもふた回りも成長した姿を披露する機会に。懐かしむ暇などない“絶対に負けられない”ダービーマッチであることに間違いないが、様々な思いが交差する一戦になることも確かだ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮 MF:遠藤保仁、マテウス、藤本淳吾、倉田秋、井出遥也 FW:ファン・ウィジョ 監督:レヴィー・クルピ ▽ダービーの重要性を説くレヴィー・クルピ監督は、ミッドウィークの浦和戦で今シーズン初のターンオーバーを採用。開幕から出ずっぱりだったGK東口順昭やDF三浦弦太、FWファン・ウィジョら多数主力の温存に成功した。長らく欠場が続く今野ら主力の故障者を除けば、万全の状態で宿敵を迎え撃つ格好になる。 ◆セレッソ大阪[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・ジンヒョン DF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介 MF:山口蛍、山村和也、水沼宏太、高木俊幸 FW:杉本健勇、柿谷曜一朗 監督:尹晶煥 ▽一方、Jリーグの戦いを優先する尹晶煥監督も、先のACLでGKキム・ジンヒョンや山口、MF水沼宏太、柿谷、FW杉本健勇ら多数の主力をごっそり帯同メンバーからも外してターンオーバー。ケガのMFソウザが引き続き欠場することになるが、吹田決戦に向けて盤石の面々をぶつけることが可能な状況だ。 【注目選手】 ◆DF三浦弦太(ガンバ大阪)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪の注目選手は、今シーズンから主将を務める三浦だ。身体能力を生かしたディフェンスを売りにする23歳の若きディフェンスリーダーだが、フィルター役を担う今野の不在や両サイドバックの無秩序な攻撃参加の影響もあり、ここまでソリッドさを欠く内容。G大阪が勝利を手にする近道は、C大阪のタレント集いし攻撃陣をどう抑え込むか。局面で強さを発揮することで、攻撃的なレヴィー戦術を成立させたい。 ◆MF山口蛍(セレッソ大阪)(C)CWS Brains,LTD.▽対するC大阪のキーマンとしては、今シーズンから主将に再就任した山口をチョイスする。日本を代表するボランチに成長を遂げた山口は、開幕からここまで全試合に先発出場。ゴールこそないものの、相棒のソウザが不在の中盤センターで読みの鋭いボール奪取や、的確なボールの供給役として攻守の舵取り、そしてバランスを司る。攻守のバランスが悪いG大阪との一戦は、この男の活躍度合いがチームの勝利の鍵を握るはずだ。 2018.04.20 14:30 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】3連勝か5戦ぶりの白星か…“攻”と“守”のデュエルがカギ《浦和vs清水》

▽15日、明治安田生命J1リーグ第8節が行われる。埼玉スタジアム2002では浦和レッズvs清水エスパルスが行われる。 ◆対照的な両者 ▽勝ち点8で11位につけるホームの浦和は成績不振により堀孝史監督を解任。ユースで指揮を執っていた大槻毅監督を暫定監督に就任。リーグ戦では第6節のベガルタ仙台戦(1-0)、第7節のヴィッセル神戸戦(2-3)と連勝。新指揮官就任後は無敗と復調傾向にある。 ▽一方の清水は勝ち点9の8位に位置。開幕から4戦無敗と良いスタートを切ったものの、ここ4試合は白星から遠ざかっている。ゴールが遠い展開が結果に影響しているが、今節は果たして。 ◆闘争心と自信を取り戻す~浦和レッズ~ ▽前述の通りリーグ戦2連勝中。大槻監督就任以降は、YBCルヴァンカップ第3節のサンフレッチェ広島戦(0-0)を含めて3戦無敗。チームとして復調傾向にある。 ▽連戦の中でメンバー変更を行っている状況だが、チームには競争とファイティングスピリッツが復活。新指揮官は、良い意味で選手たちには刺激が強かったように思う。 ▽90分間を通して安定した戦いができていないことは事実だが、結果が出ていることで自信も取り戻しているはず。ホームサポーターの前で3連勝を目指す。 ◆攻撃陣のテコ入れが急務~清水エスパルス~ ▽好スタートを切ったシーズンも、現在は4戦未勝利と下降気味。その要因は、攻撃陣が結果を残せていないところにある。 ▽勝利がない4試合はいずれも1失点以下。リーグ戦では第2節で2失点を喫するも、無失点が2試合、1失点が4試合と守備陣は良い働きを見せている。 ▽一方の攻撃陣は、第2節のヴィッセル神戸戦で4得点、第3節の北海道コンサドーレ札幌戦で3得点と結果を残すも、ここ4試合で1得点。直近3試合は無得点と絶不調だ。 ▽クリスラン、鄭大世、ミッチェル・デュークと体の強い3人、金子翔太、北川航也とキレとスピードがある2人とバリエーションは豊富。ヤン・ヨンソン監督がどういった組み合わせで得点力不足を補うかに注目だ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆浦和レッズ[3-4-1-2](C)CWS Brains,LTD.GK:西川周作 DF:マウリシオ、岩波拓也、槙野智章 MF:橋岡大樹、青木拓矢、長澤和輝、武藤雄樹 MF:山田直輝 FW:アンドリュー・ナバウト、興梠慎三 監督:大槻毅 ▽過密日程を考慮し、前節からのメンバー変更は考えられる。神戸戦を完全休養となった槙野智章は先発に復帰するだろう。また、3バックを継続。岩波拓也とマウリシオと並ぶと予想。両ワイドが難しいところだが、神戸戦で好パフォーマンスだった橋岡大樹を継続起用。左は疲れがみられる菊池大介に代えて、武藤雄樹が入り、アンドリュー・ナバウトが興梠慎三と2トップを組むと予想する。 ◆清水エスパルス[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:六反勇治 DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后 MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹 FW:クリスラン、ミッチェル・デューク 監督:ヤン・ヨンソン ▽久々に勝利が欲しい清水。こちらもスタメンを予想するのは難しいが、前線を変更すると予想。2トップは鄭大世、金子翔太に代えて、クリスランとミッチェル・デュークのコンビになると予想。金子は右サイドに戻ると見る。後ろのメンバーも変更したいところだが、守備自体は悪くないだけに前節同様のメンバーで臨むと予想する。 【注目選手】 ◆FW興梠慎三(浦和レッズ)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽連勝中の浦和の注目選手は興梠慎三だ。今シーズンはなかなか得点が奪えていない興梠だが、直近3試合で2得点と復調気味。さらに、清水相手にはゴールを量産。昨シーズンのホームゲームではハットトリックの活躍でチームに勝利をもたらせていた。チームが連勝街道に入ろうとしているだけに、ここでエースが復活すれば一気に混戦を抜け出し上位を窺えるだろう。 ◆FWクリスラン(清水エスパルス)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽清水の注目選手はクリスランだ。ベガルタ仙台から期限付き移籍で加入したクリスランは、鄭大世とのポジション争いに勝ち先発の座を勝ち取った。第2節、第3節とゴールを奪うも、その後はリーグ戦4試合で無得点。得点力不足に陥っているチームとしては、助っ人FWの復調で勝利を手にしたい。 ◆好調を維持か、不調を断ち切るか ▽前述の通り、指揮官交代後は無敗&連勝と復調した浦和に対し、4戦未勝利の清水がどのように戦うかがこの試合のポイントとなるだろう。 ▽勝つことを取り戻した浦和だが、まだまだピッチ内では不安定さを露呈。前節の神戸戦も一時は逆転を許す展開となっていた。迷いが見られるプレーも散見されているが、前節の土壇場での勝ち点3は自信となるはず。疲労が出てくる中だが、結果が出ていることをプラスに働かせたい。 ▽一方、勝利が遠い清水の要因は攻撃陣の不発だ。決定機がないわけではないが、ゴールにボールが入らない。守備陣は最少失点に留めているだけに、前線がしっかりと働けるかだ。 ▽試合のポイントは互いの攻守のマッチアップだ。日本代表クラスの守護神がゴールを守る両チームだけに、ボックス付近でのデュエルが勝負となる。どちらの攻守が相手を上回るか。試合は15日(日)の16時にキックオフを迎える。 2018.04.14 14:15 Sat
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【J1第8節プレビュー】最注目はC大阪とFC東京の上位対決! 無敗首位・広島は湘南のホームに乗り込む

▽明治安田生命J1リーグ第8節の9試合が14日、15日にかけて行われる。 ▽ミッドウィーク開催だった前節から中2日、中3日で行われるハードな今節。注目は前節に王者・川崎フロンターレを下した4位・セレッソ大阪と長谷川健太監督の下で4連勝中と波に乗る3位・FC東京による上位対決だ。 ▽また、連敗中の13位・鹿島アントラーズと、同じく不調に喘ぐ4連敗中の16位・名古屋グランパスが県立カシマサッカースタジアムで相まみえる。さらに、リーグで唯一無敗を保っているサンフレッチェ広島は、12位・湘南ベルマーレの本拠地に乗り込む。今節9試合の見どころをコンパクトにまとめて紹介する。 ◆塞翁が鹿? 鯱? 活路模索の両クラブが激突 鹿島アントラーズ vs 名古屋グランパス [4月14日(土)14:00] ▽タイトル奪還を目指す鹿島は連敗中かつ2戦連続OGで最悪な時期に。特徴的な勝負強さも発揮できていない。対する名古屋も4連敗中かつ3戦連続3失点。負けられない一戦、浮上を誓う両クラブが激突する。 ◆東京五輪世代期待の2人にマッチアップの可能性!? 柏レイソル vs 北海道コンサドーレ札幌 [4月14日(土)14:00] ▽同勝ち点で並ぶ両者。若くして柏を後方から支える中山雄太は、今季左SBでも良さを発揮。今季札幌に加入した三好康児も、随所で技術の高さを披露しており、移籍後初得点が待ち遠しい。マッチアップの可能性もある東京五輪世代の2人に注目だ。 ◆初勝利の立役者、鈴木武蔵vsファビオの攻防に注目 V・ファーレン長崎 vs ガンバ大阪 [4月14日(土)14:00] ▽対戦は2013シーズンのJ2以来。前節チームを救う決勝点を記録した今季3ゴール中の長崎・鈴木武蔵と、先制点を含み攻守に渡って躍動したG大阪・ファビオが急浮上へのカギか。前節初勝利を収めた両者が今季初の連勝を目指して激突する。 ◆白熱必至の上位対決! 長谷川FC東京が昨季ダブルの仕返し目論む セレッソ大阪 vs FC東京 [4月14日(土)15:00] ▽3連勝中の4位C大阪と4連勝中の3位FC東京による白熱必至の一戦。昨年は水沼宏太の恩返しもありC大阪がダブル達成。FC東京を率いる長谷川健太監督は、かつてのライバルに青赤の誇り示せるか。 ◆上位対決! 将来を担う選手たちの躍動に期待! ベガルタ仙台 vs 川崎フロンターレ [4月14日(土)19:00] ▽仙台は前節2発の西村拓真が、川崎Fは今季リーグ初弾の知念慶が覚醒を匂わせている。プロ初年度の仙台・ジャーメイン良と川崎F・守田英正の流経大同期が同じピッチに立つ可能性も。将来が期待される選手たちの躍動を見逃すな。 ◆横浜FMが理想体現か、神戸が総力を結集するか 横浜F・マリノス vs ヴィッセル神戸 [4月15日(日)14:00] ▽横浜FMは徐々に攻撃サッカー定着も未だ複数得点なし。ポステコグルー監督の理想体現へ爆発なるか。対する神戸はルーカス・ポドルスキが出場停止。核を欠きチームの総力が求められる一戦だ。 ◆好調磐田、不調の鳥栖を叩けるか ジュビロ磐田 vs サガン鳥栖 [4月15日(日)15:00] ▽同勝ち点で並ぶ両者。前節G大阪に初勝利を献上した磐田だが公式戦ここ7戦で4勝2分1敗と悪くない。対する鳥栖は公式戦3連敗中で浮上のきっかけを掴めないでいる。依然故障者に悩む磐田だが上位に取り残されないためにも負けられない。 ◆百戦錬磨レッズか、ヤング集団清水か 浦和レッズ vs 清水エスパルス [4月15日(日)16:00] ▽監督交代で息を吹き返しつつある浦和の次の相手はヤング集団清水だ。勢いに乗らせたら怖いチームだが直近のリーグ戦は2分2敗と低調。直接対決では7試合で5勝2分の浦和に分があるが、勝利の女神が微笑むのは百戦錬磨浦和か、若手清水か。 ◆湘南勝利のカギはミキッチ?! J2王者が無敵広島を迎え撃つ 湘南ベルマーレ vsサンフレッチェ広島 [4月15日(日)16:00] ▽湘南がホームに首位の広島を迎える一戦。湘南はリーグ戦ここ4戦で3敗と苦戦が続いているが、広島は開幕から6勝1分と絶好調。横浜FM戦でも主力を一部温存しつつパトリックの2Gで逆転勝利。湘南の勝利は古巣対決のミキッチが鍵を握る?! 2018.04.13 22:10 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】歴史的な1勝と呪縛解放の1勝…さらなる前進に繋げるのは《長崎vsG大阪》

▽15連戦の過密日程真っ只中にある明治安田生命J1リーグ。中2日で迎える14日開催の第8節は、V・ファーレン長崎がトランスコスモススタジアム長崎でガンバ大阪を迎え撃つ。 ◆今後を占うボトム対決 ▽17位長崎と最下位G大阪の一戦は、勝ち点1差のボトム対決。長崎にとって、G大阪はJ2昇格元年の2013年、ホーム開幕戦で迎え撃った縁の深い相手だ。前節初白星を手にした両者のマッチアップは、連勝街道を懸けた激しい展開が予想できる一戦となる。 ◆連勝を目指す〜V・ファーレン長崎〜 ▽前節の清水エスパルス戦で歴史的なJ1初勝利を記録した長崎。開幕から7試合目での初白星だが、内容的に悪くない戦いが続いていただけに、この調子をキープしたい。中2日という超タイトなスケジュールによる疲労が気がかりだが、チームの根幹は運動量。難敵G大阪を相手に連勝を目指す。 ◆連勝で切り抜けたい一戦〜ガンバ大阪〜 ▽対するG大阪も、ジュビロ磐田を下してレヴィー・クルピ体制初白星の今シーズン1勝目。昨年から続くリーグ未勝利記録も16試合で止め、呪縛から解放されたが、最下位のままであり、気が抜けない。今節は、長崎とのボトム対決。前節の勝利を無駄にしないためにも連勝で切り抜けたい一戦だ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆V・ファーレン長崎[3-4-1-2](C)CWS Brains,LTD.GK:徳重健太 DF:徳永悠平、チェ・キュベック、田上大地 MF:飯尾竜太朗、中原彰吾、碓井鉄平、翁長聖 MF:澤田崇 FW:鈴木武蔵、ファンマ 監督:高木琢也 ▽ここ2試合で90分出場しているDF髙杉亮太、DF徳永悠平、MF中原彰吾、MF翁長聖、澤田崇のコンディションが気がかり。前節を負傷欠場したファンマは、復帰の見込みだが、どれだけ状態が戻っているのか蓋を開けてみないとわからない部分が多い。 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮 MF:遠藤保仁、マテウス、中村敬斗、倉田秋、食野亮太郎 FW:ファン・ウィジョ 監督:レヴィー・クルピ ▽対するG大阪は、FW長沢駿が前節の磐田戦で負傷。野戦病院化が止まらない。その長沢に代わり、ファン・ウィジョが1トップの位置で出場濃厚。したがって、FW中村敬斗に右サイドハーフとして第3節以来のスターティングメンバー入りの可能性が出てきた。 【注目選手】 ◆FW鈴木武蔵(V・ファーレン長崎)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽長崎の注目選手は、歴史的J1初白星をもたらしたFW鈴木武蔵だ。前節2試合ぶりに手にした先発機会で価値ある決勝点を記録。ここまで先発した4回のうち3つのゴールを決めており、スターター時により得点力を発揮している状況だ。今チームで一番勢いに乗る男、次はホームに勝利の歓喜を呼び込みたい。 ◆MF遠藤保仁(ガンバ大阪)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪のキープレーヤーは、チームの絶対的司令塔のMF遠藤保仁だ。前節は正確無比なキック精度を武器にセットプレーからDFファビオの先制ゴールを演出。状態は良い。疲労が蓄積する連戦は、1つのセットプレーが局面打開の有効打になりやすい。類まれなパスセンスで青黒を連勝街道に導きたい。 2018.04.13 21:00 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】連敗脱出を目指す両者…カギは守備の立て直し《鹿島vs名古屋》

▽14日、明治安田生命J1リーグ第8節が行われる。県立カシマサッカースタジアムでは鹿島アントラーズvs名古屋グランパスが行われる。 ◆流れを引き寄せたい両者 ▽ホームの鹿島は、開幕から波に乗り切れていない。AFCチャンピオンズリーグこそグループステージ突破を決めたものの、リーグ戦は7試合を終えてわずか2勝。ここ3試合勝ちなし、2連敗と結果が出ていない。 ▽一方の名古屋は、開幕2連勝と好スタートを切ったものの、第4節から4連敗。YBCルヴァンカップは3連敗を喫しており、3月3日に行われた第2節のジュビロ磐田戦を最後に勝利がない状況だ。 ◆ケガ人続出の苦境を乗り越えられるか~鹿島アントラーズ~ ▽前節、FC東京相手に先制しながらも逆転負けを喫した鹿島。この試合で、DF山本脩斗が負傷。全治3〜4カ月の重傷を負ってしまった。さらに、FW安部裕葵、MFレオ・シルバ、FWペドロ・ジュニオール、DF三竿雄斗、DF安西幸輝も負傷中。特に最終ラインは選手層が試されることとなる。 ▽一方、DF内田篤人、DF昌子源が復帰濃厚に。苦しい台所事情ではあるが、持ち前の勝負強さをしっかりと発揮することで、勝利したいところだ。 ◆求められる守備の再構築~名古屋グランパス~ ▽好スタートを切ったシーズンだったが、現在は泥沼状態に。3試合連続で3失点を喫している守備陣が大きな問題と言えるだろう。 ▽特に、開幕から良いプレーを見せていたDFホーシャの離脱が影響。さらに、17歳のDF菅原由勢にも疲れが見え始めている。さらに、MFガブリエル・シャビエルも負傷離脱をしており、攻撃面で良い形を作れていない状況。前節はFWジョーが開幕節以来の2得点を記録しているだけに、しっかり守って勝利を掴みたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆鹿島アントラーズ[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:クォン・スンテ DF:内田篤人、植田直通、昌子源、小田逸稀 MF:土居聖真、三竿健斗、小笠原満男、レアンドロ FW:金崎夢生、鈴木優磨 監督:大岩剛 ▽過密日程であり、負傷者も多い野戦病院状態の鹿島。右サイドバックには、開幕戦以来となる内田篤人の先発が見込まれる。また、左サイドバックには、昨シーズン加入した小田逸稀がJ1デビューを果たす見込みだ。中盤より前は大きく変わらないものの、永木亮太に代わって小笠原満男を起用すると予想する。 ◆名古屋グランパス[4-1-2-3](C)CWS Brains,LTD.GK:ランゲラック DF:宮原和也、菅原由勢、櫛引一紀、秋山陽介 MF:ワシントン MF:長谷川アーリアジャスール、小林裕紀 FW:和泉竜司、ジョー、青木亮太 監督:風間八宏 ▽連敗を脱出したい名古屋。前節からは2名を変更と予想。アンカーにワシントン、前節2ゴールのジョーが先発に入ると見る。3トップは右に和泉竜司、左に青木亮太、1トップがジョーとなるか。鹿島相手だけに、若手の先発起用は避けるかもしれない。 【注目選手】 ◆DF内田篤人(鹿島アントラーズ)Getty Images▽注目は、開幕節以来の復帰が見込まれる内田篤人だ。トレーニングはしていながらも、試合出場は1試合にとどまっていた内田。久々の出場となれば、チームに安定感をも足らせるプレーに期待したい。開幕戦では全盛期ほどの攻撃参加は見られなかったが、随所に見せるプレーは質の高いものだった。久々の勝利に貢献できるか期待したい。 ◆DF秋山陽介(名古屋グランパス)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽名古屋の注目はDF秋山陽介だ。ここまでのリーグ戦全7試合に先発している。サイドに開くだけでなく、中央に入ってのプレーやパス、ドリブルと攻撃参加が魅力。しかし、この一戦では守備面での活躍も求められる。内田篤人との対峙も考えられるだけに、どこまで自分の良さを出せるか。チームの連敗脱出には欠かせない。 ◆守備で上回るのは ▽この一戦のカギは守備にあるだろう。互いに不安定な守備を見せての連敗。今節は攻撃力もある両チームだけに、打ち合いの可能性もある。 ▽鹿島は植田、昌子の日本代表コンビが復活するとみられるが、対する名古屋には元ブラジル代表FWジョーが居る。前節は2得点を挙げており、昨季のブラジル全国選手権の得点王が息を吹き返しているかもしれない。鹿島は連携ミスからの失点をなくせるか。どちらが主導権を握るのかに注目だ。 ▽一方の名古屋は、3試合連続の3失点をどこまで減らせるか。ゴールこそ少ないものの、チャンスを作り出している鹿島。金崎、鈴木と調子が悪いわけではなく、甘い対応では再び3失点の可能性もある。ランゲラック、菅原、櫛引と守備陣の奮闘に注目だ。 ▽連戦が続く中でどちらが先に連敗を止められるか。勝ち点差は1であり、中位が混戦状態であることを考えれば、早めに勝ち点3が欲しい所。苦境に立たされている両者の一戦は14日(土)の14時にキックオフを迎える。 2018.04.13 20:55 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】昨季ルヴァンの激闘再び…覚醒匂わす若きストライカーに注目《仙台vs川崎F》

▽14日から15日に明治安田生命J1リーグ第8節が開催される。その中でも注目は、ユアテックスタジアム仙台で行われる2位・ベガルタ仙台(勝ち点14)と、5位・川崎フロンターレ(勝ち点11)の上位対決だ。 ◆昨年10月の3連戦で激闘繰り広げた両者 ▽両者は昨年10月に3度激突し、激しい戦いを演じた。まずはYBCルヴァンカップ準決勝。1stレグでは仙台が前半だけで3得点。川崎Fも後半に2点を返したが、3-2で仙台が先勝した。迎えた2ndレグでは川崎Fが前半に2得点を奪って、2戦合計スコアで逆転。後半に仙台は1点を返して2戦合計スコアを同点としたが、そのままでもアウェイゴール数の差で決勝進出となった川崎Fが90分にトドメを差して3-1。2戦合計スコア5-4で川崎Fが決勝進出を決めた。 ▽さらに両者は、ルヴァンカップ準決勝の激闘から約1週間後、今度はリーグ戦で対戦。J1初優勝へ負けられない川崎Fと、ルヴァンカップのリベンジを企む仙台の一戦は、MF家長昭博の退場で1人少ない状況を強いられていた川崎Fに対して、仙台が2点を先行した。しかし、川崎Fが終盤に怒涛の3ゴールを決めて大逆転勝利。周知の通り、川崎Fはその後、J1初優勝へと加速していった。 ◆昨季リベンジで再び連勝街道へ~ベガルタ仙台~ ▽前節の名古屋グランパス戦を3-2で下した仙台は、2試合ぶり白星で2位浮上。2点を先取した前半には渡邉晋監督も「狙いを共有して、良いゲーム運びをできた」と両サイドからの攻撃に満足感を示した。反撃を許した後半に関しては「賢さ、したたかさは、まだまだ足りない」と反省を口にしたものの、メンバーを数人入れ替えた中でのアウェイ戦勝利に自信を得る戦いができたはずだ。 ▽しかし、今節に関しては不安もある。前節、DF大岩一貴が退場し、守備の要不在で川崎Fとの一戦に臨まなくてはならない。リーグで2番目に少ない失点数を誇るディフェンスをどこまで保つことができるか。川崎Fはここ数試合で結果が出ていないものの、得点チャンスは増加しているだけに調子に乗らせると怖い。それは昨季に思い知らされたはず。集中したディフェンスから川崎Fの隙を突き、再び連勝街道に乗りたい。 ◆好相性な相手から復調の糸口を~川崎フロンターレ~ ▽一方の川崎Fは、調子が上がらない。前節のセレッソ大阪戦では先制しながらも、逆転負けを喫してリーグ戦3試合未勝利。順位も5位に転落した。試合内容は良くなりつつあるだけに鬼木達監督が挙げる「2点目を取りにいく姿勢」「セットプレーでの守備」は修正したいところだ。 ▽それでも今節に向けてはポジティブな要素もある。前節のC大阪戦ではMF中村憲剛、MF阿部浩之が休養をとり、MF家長昭博も途中出場。DF車屋紳太郎も合流している。鬼木監督も「苦しい時期」と勝てない我慢の時期が続くが、昨年4戦3勝の仙台から4試合ぶり白星を飾り、復調への糸口を掴みたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ベガルタ仙台[3-5-2](C)CWS Brains,LTD.GK:関憲太郎 DF:平岡康裕、常田克人、金正也 MF:蜂須賀孝治、富田晋伍、永戸勝也 MF:野津田岳人、中野嘉大 FW:石原直樹、西村拓真 監督:渡邉晋 ▽前節から数人を変更。最終ラインにはDF平岡康裕とDF金正也が復帰し、出場停止の大岩のポジションにはDF常田克人がリーグ戦初出場&初先発を予想する。2シャドーには古巣対決となるMF中野嘉大と、前節2ゴールのFW西村拓真が。1トップは今季3ゴール中のFW石原直樹が務める。また、6年ぶり仙台復帰となったMF関口訓充がベンチ入り濃厚だ。 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎 MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:知念慶 監督:鬼木達 ▽一方、川崎Fは上述通り、前節体調不良で欠場した車屋が復帰。2列目には名古屋戦で途中出場の家長、完全休養の中村と阿部が入る。また、C大阪戦で左足ふくらはぎを痛めたFW小林悠に代わり、知念が先発に入ることになりそうだ。 【注目選手】 ◆FW西村拓真(ベガルタ仙台)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽今季2度目の連勝へカギを握るのは、ここまで3ゴールを記録している西村だ。上述通り、前節ではチームを助ける2ゴール。1点目はボレーシュート、2点目はハーフウェイライン付近からの単独突破から。ここ3試合3ゴールと昨季ルヴァンカップでニューヒーロー賞を獲得した21歳が飛躍を予感させている。ゴールパターンを増やしつつある貪欲なストライカー。川崎Fからゴールを奪い、さらなる自信を掴みたい。 ◆FW知念慶(川崎フロンターレ)Getty Images▽一方の川崎Fは、23歳のFW知念慶を注目選手に挙げる。前節には今季リーグ戦初ゴール。身体能力を生かしたポストプレーと動き出しは光るものがあり、特に動き出しには中村も太鼓判を押すほど。シュート精度に課題を残すものの、ゴールを量産するだけのポテンシャルを秘めている。そして、今節は中村と同じピッチに立つ可能性が。さらに自身のプロ初ゴールは、昨季ユアスタで行われた仙台とのルヴァンカップ準決勝第1戦。川崎F期待のストライカーから目を離してはいけない。 2018.04.13 20:40 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】ルヴァン&ゼロックスのリベンジか、昨季アウェイ大敗のリベンジか《川崎FvsC大阪》

▽今シーズン初のミッドウィーク開催となる明治安田生命J1リーグ。最注目カードは等々力陸上競技場で行われる2位・川崎フロンターレvs6位・セレッソ大阪だ。 ◆ゼロックス杯の再戦 ▽両者は2018シーズンの幕開けを告げるFUJI XEROX SUPER CUPで対戦。試合は天皇杯王者・C大阪がMF山口蛍、FW清武弘嗣のゴールで2点を先行すると、Jリーグ王者・川崎FもFW小林悠が1点を返す。その後、FW高木俊幸が1点を追加したC大阪に対して、川崎Fも終盤FW大久保嘉人が1点差に詰め寄るゴールで意地を見せたが、3-2で逃げ切ったC大阪が今シーズン初の栄冠を手にした。昨シーズン初タイトルを獲得したYBCルヴァンカップ決勝に続いて、川崎Fとのタイトルが懸かった一戦を制した。 ◆ルヴァン杯&ゼロックス杯のリベンジを〜川崎フロンターレ〜 ▽AFCチャンピオンズリーグ(ACL)敗退が決定して迎えた前節の横浜F・マリノスとの神奈川ダービーを1-1のドローで終えた川崎F。鬼木達監督が「前半に点を決め切らなければいけなかった」と口にするように幾度とチャンスを作りながらも決めきれず、決定力不足の課題が再浮上した。 ▽これで公式戦3試合白星なし。それでも横浜FM戦では多彩な攻撃を見せ、本来の攻撃面での良さを発揮しつつある。今節の相手はルヴァンカップ以来、連敗を喫しているC大阪。過密日程で疲労が蓄積する中、最後の質にこだわり、ホーム・等々力でしっかりとリベンジを果たしたい。 ◆昨季アウェイ大敗のリベンジを〜セレッソ大阪〜 ▽一方のC大阪は代表ウィークによる中断明けから好調を維持。前々節の湘南ベルマーレ戦、ACLの済州ユナイテッド戦、サガン鳥栖戦(全て◯2-1)と公式戦3連勝中だ。それでも鳥栖戦後、尹晶煥監督は「最近無失点の試合がない」と一瞬の集中力の欠如を課題に挙げた。 ▽今節の相手は高い攻撃力を誇る川崎F。上述通り、ルヴァンカップ決勝、ゼロックス・スーパーカップでは勝利を収め、川崎Fもここ数試合では爆発力にかけているものの、油断は禁物だ。昨シーズンでは等々力で1-5と大敗。屈辱を晴らすことで、さらなる上昇を目指す。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:武岡優斗、奈良竜樹、谷口彰悟、登里享平 MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット MF:小林悠、大久保嘉人、長谷川竜也 FW:知念慶 監督:鬼木達 ▽これまでの連戦を考慮し、数人の入れ替えを予想。体調不良のDF車屋紳太郎に代わりDF登里享平、DFエウシーニョに代わって上海上港戦で復帰を果たしたDF武岡優斗の先発を予想。体調不良で前節は欠場していた小林が右サイドハーフに入り、大久保、MF長谷川竜也が2列目に並びそうだ。 ◆セレッソ大阪[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・ジンヒョン DF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介 MF:山口蛍、オスマル、福満隆貴、高木俊幸 FW:杉本健勇、柿谷曜一朗 監督:尹晶煥 ▽一方、C大阪はMF水沼宏太に代わりMF福満隆貴が先発濃厚。右腓腹筋筋損傷で離脱していた清武はメンバー入りもベンチスタートか。山口の相棒はMFオスマルが、前節4試合ぶりのゴールを決めたFW柿谷曜一朗がツートップの一角を務める。 【注目選手】 ◆FW小林悠(川崎フロンターレ)(C)CWS Brains,LTD.▽川崎Fの3試合ぶり白星のカギを握るのは小林だ。前節は体調不良で欠場し、チームも引き分けに終わっただけにこの一戦で鬱憤を晴らしたいことだろう。ルヴァンカップ、ゼロックスでも抑えられ、悔しい思いをしている。3試合白星へと導くゴール、そしてヴァイッド・ハリルホジッチ監督解任で揺れた日本代表入りへのアピールもを目指す。 ◆FW杉本健勇(セレッソ大阪)Getty Images▽C大阪の注目選手は、FW杉本健勇。C大阪にタイトルをもたらした2試合では守備も怠らず黒子に徹するプレーも見せて勝利に貢献。昨年の等々力での試合ではノーゴールで終わったことで、古巣の本拠地でのゴールを望んでいることだろう。川崎Fのリーグ戦でのここまでの失点は全てがセットプレーから。高さを生かした一撃でチームを勢いづけ、小林同様代表入りも狙う。 2018.04.11 12:00 Wed
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【J1ピックアッププレビュー】守備に特徴を持つ両者、サイドの攻防に注目《広島vs横浜FM》

▽11日、明治安田生命J1リーグ第7節が行われる。エディオンスタジアム広島では、サンフレッチェ広島vs横浜F・マリノスの一戦が行われる。 ◆波に乗り続けるのは ▽開幕から6戦無敗、5勝1分けで首位を独走し、昨シーズンの低迷が嘘かのような好調ぶりを見せる広島。対する横浜FMは、新指揮官の下苦しい時期を乗り越え、ここ3試合は2勝1分けと結果が出始めている。順位こそ13位に位置しているが、勝ち点8は7位の北海道コンサドーレ札幌と同じ。ここで一気に波に乗りたいところだ。 ◆過密日程でも無敗を維持なるか~サンフレッチェ広島~ ▽ここまでのリーグ戦6試合で無敗の広島は、YBCルヴァンカップでも2勝1分けと無敗をキープ。ここまで絶好調と言っていいだろう。 15連戦がスタートしてもその勢いは衰えず、今節もしっかりと勝利し、首位をがっちりキープしたいところだろう。 ▽何と言っても今シーズンの広島の強みは守備陣の働きだ。リーグ戦6試合で失点はわずかに「1」。ルヴァンカップも3試合で失点が「1」と、驚異の守備力を見せている。特に、GK林卓人は前節もPKストップを見せるなど、守護神として君臨。4バックとともに、チームの好調に大きく貢献している。 ▽守備陣の強みは、守備時だけにとどまらない。前節の柏レイソル戦では佐々木翔が決勝ゴール。第3節の鹿島アントラーズ戦は和田拓也が決勝点を記録。得点数が多い訳ではないが、チーム全体として攻守にわたって躍動していることが、現在の結果に繋がっていると言えるだろう。 ◆上昇気流に乗り羽ばたくか~横浜F・マリノス~ ▽対する横浜FMは、前節の川崎フロンターレ戦で1-1のドロー。MF齋藤学がデビューを果たすなど注目ポイントはあったが、勝ち点をしっかりと積み上げた。 ▽アンジェ・ポステコグルー監督の下、ポゼッションサッカーに戸惑う部分が見られた開幕直後に比べ、徐々に選手たちに戦術が浸透。川崎F戦ではそこまで良いプレーが多くはなかったが、チームとして結果がついてきていることもプラスに働いているように見える。 ▽チームに合流した間もないMFオリヴィエ・ブマルや復帰間もないMF大津祐樹など、ポステコグルー監督の戦い方を理解仕切っていない選手がいる中で、負けていないことはプラスだろう。我慢しながらも、しっかりとやり続けることができれば、上位へ羽ばたいていくことになるはずだ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆サンフレッチェ広島[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:林卓人 DF:和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔 MF:柴崎晃誠、稲垣祥、吉野恭平、柏好文 FW:渡大生、パトリック 監督:城福浩 ▽中2日という過密日程となるだけに、中盤より前は選手を入れ替えてくることが予想される。ボランチには吉野恭平、2トップの一角には渡大生が起用されると予想。その他にも入れ替わるポジションはありそうだが、城福浩監督の下でチーム一丸となって戦っているだけに、誰が出ても遜色ないプレーをするだろう。 ◆横浜F・マリノス[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:飯倉大樹 DF:松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔 MF:中町公祐、扇原貴宏 MF:遠藤渓太、天野純、ユン・イルロク FW:ウーゴ・ヴィエイラ 監督:アンジェ・ポステコグルー ▽こちらも中2日となるため、メンバー変更はありそうだ。しかし、安定してきた最終ラインはいじらないだろう。中盤は中町公祐がボランチに入ると予想。また、2列目に天野純が入り、右はオリヴィエ・ブマルから遠藤渓太に変更か。こちらも好調の選手たちを代える判断は難しいものの、連動した攻撃を仕掛けられるメンバーを揃えそうだ。 【注目選手】 ◆DF和田拓也(サンフレッチェ広島)(C)J.LEAGUE PHOTOS▽注目選手は右サイドバックを務める和田拓也だ。今シーズン大宮アルディージャから加入した和田は、持ち前の守備力、運動量に加え、攻撃参加でも機能。第3節の鹿島戦ではゴールを記録している。横浜FM戦ではユン・イルロク、山中亮輔の左サイドと対峙することとなり、守備面でも活躍が求められる。和田の活躍があれば、広島の無敗キープが見えてくる。 ◆DF山中亮輔(横浜F・マリノス)(C)CWS Brains,LTD.▽横浜FMの注目選手は、左サイドバックに入ると予想される山中亮輔だ。今シーズンは昨シーズン以上に前線へ顔を出す機会が増え、ユン・イルロクとの連携も試合を重ねるごとに上がっている。ポゼッションをしながら機を見た山中の上がりが発動すれば、わずか1失点の広島ゴールをこじ開けることに繋がるだろう。攻守にわたる山中の動きに注目だ。 ◆鍵は両サイドの攻防 ▽首位を独走中の広島、上昇気流に乗りかけている横浜FMと、この先の連戦を考えるとしっかりと勝っておきたい両者。鍵はサイドの攻防になるだろう。 ▽試合展開としては、しっかりとブロックを作り、ボールを奪いに行く広島に対し、横浜FMがボールを動かしながら選手もポジションを変え、ズレを作って攻め込んで行くことになるだろう。ポゼッションが上がると予想される横浜FMとしては、どのタイミングでサイドにボールを持って行くか。しっかりとした守備を構築する相手に、継続してきたポゼッションが通用するところも見所だ。 ▽一方の広島も、ここ3試合で堅守を取り戻している横浜FMのゴールを打ち破れるかがカギとなる。横浜FM同様に、サイドをどう攻略するか。前線にはパトリックやティーラシンといった高さのある選手、工藤壮人、渡大生といった裏をとる動きが得意な選手と、攻撃のバリエーションは作れる状況だ。互いに真価が問われる一戦は1点が勝敗を左右するはず。キックオフは11日(水)19時だ。 2018.04.10 20:56 Tue
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【J1ピックアッププレビュー】結果伴わないクルピ・ガンバが名波ジュビロと激突…必見はヤットvs俊輔の司令塔対決《G大阪vs磐田》

▽今シーズン初のミッドウィーク開催となる明治安田生命J1リーグ。パナソニック スタジアム 吹田で行われる第7節は、MF遠藤保仁を擁するガンバ大阪とMF中村俊輔を擁するジュビロ磐田が激突する。 ◆浮上のキッカケを求めた戦い ▽1分け5敗の最下位に沈むG大阪と、2勝2分け2敗で14位につける磐田による上位浮上のキッカケを探る両雄の一戦。互いに前節を勝ち切れなかっただけに、3ポイントだけを目指した激戦が予想できる戦いとなる。 ◆己を信じて今の戦いを〜ガンバ大阪〜 ▽結果がついてこない。前節のヴィッセル神戸との関西ダービーでもDF藤春廣輝やMF今野泰幸、FWアデミウソンら主力に故障者を抱える中、レヴィー・クルピ新監督の掲げるアタッキング・フットボールを展開。守備面においても開幕から続く“緩さ”を克服する戦いを披露した。 ▽だが、結果は主審の判定に泣かされるなどの不運も重なり、開幕6戦未勝利となる黒星。降格時の2012年を下回るクラブワースト記録を樹立した格好だが、遠藤が「勝ってもおかしくない内容」と語るとおり、下を向くほど悪くない。むしろ、良い。己を信じて、今の戦いを続けるしかない。 ◆昨年2戦2勝の相手、狙うは勝利のみ〜ジュビロ磐田〜 ▽対する磐田も、G大阪と同様、MFアダイウトンやMFムサエフといった超主力が故障離脱を強いられる苦しい台所事情。だが、今年で指揮5年目となる名波浩監督の緻密なスカウティングと見事な人心掌握術により、戦力ダウンを余儀なくされた戦いの中でも最低限の結果を手にしている。 ▽その状況の中で迎えた前節は、清水エスパルスとの“静岡ダービー”をゴールレスドロー。内容的に勝ち点3が欲しい試合内容だったが、3試合ぶりに先発復帰した中村の働きも含め、今後の戦いにポジティブな要素を残した。今節は昨年2戦2勝のG大阪戦。目指すは3ポイントのみだ。 ◆日本が誇る司令塔対決 ▽日本代表でいち時代を築いた遠藤と中村の“司令塔対決”も見どころの1つだ。昨シーズンの対戦時は、中村のセットプレーが炸裂。今シーズンのここまでセットプレーからの失点が目立つG大阪としては、不用意なファウルを避けることも勝負のポイントになってくる。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮 MF:遠藤保仁、マテウス、ファン・ウィジョ、倉田秋、食野亮太郎 FW:長沢駿 監督:レヴィー・クルピ ▽前節負傷交代のDFオ・ジェソクに代わり、DF米倉恒貴が右サイドバックで先発か。そのほか、左サイドハーフにおいて、J1デビューの神戸戦で堂々たるプレーを披露したFW食野亮太郎か、卓越した攻撃センスでアピール続くMF井出遥也のいずれかが先発の座を掴むことになりそうだ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ジュビロ磐田[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:カミンスキー DF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮 MF:櫻内渚、上原力也、田口泰士、ギレルメ MF:中村俊輔、山田大記 FW:川又堅碁 監督:名波浩 ▽対する磐田は、FW川又堅碁、MF山田大記、中村による前線のトライアングル継続か。MF上原力也が引き続きムサエフを欠くボランチの一角を務めることになるだろう。左ウィングバックは引き続きDFギレルメか。 【注目選手】 ◆FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪の注目選手は、チームトップの4ゴールを記録するファン・ウィジョだ。前節も攻撃陣の主軸を担い、出色の活躍を披露したが、渾身のシュートがポストに嫌われるなどノーゴール。状態自体悪くないだけに、今節こそチームを勝利に繋がる肉食系ストライカーの一発でホームのサポーターに歓喜の瞬間を届けたい。 ◆FW川又堅碁(ジュビロ磐田)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽磐田の注目選手は、ここまで2ゴールの川又だ。前節は清水の守備陣をこじ開けられずに不発。展開的に磐田ペースだっただけに、サックスブルーの得点源を司る者として思うところがあるはずだ。今節は昨年2得点を挙げたアルビレックス新潟時代の同僚であるGK東口順昭と対峙。個人としてもチームとしても波に乗りたい。 2018.04.10 19:30 Tue
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【J1第7節プレビュー】最注目はゼロックス杯の再戦! 首位・広島は公式戦5戦無敗中の横浜FMとホーム戦

▽明治安田生命J1リーグ第7節の9試合が11日に行われる。 ▽前節最終日から中2日で行われ、今シーズン初のミッドウィーク開催となった今節。注目は昨シーズン新たにタイトルホルダーとなった2位・川崎フロンターレと、6位・セレッソ大阪の対戦だ。昨シーズンのYBCルヴァンカップ決勝、今年のXEROX SUPER CUPでも激突した両者だが、タイトルの懸かった両試合はC大阪が勝利。昨シーズンのJ1王者・川崎Fとしてはこれ以上同じ相手に負ける訳にはいかない。 ▽無敗で首位を走るサンフレッチェ広島は、公式戦5試合負けなしと好調の横浜F・マリノスをホームに迎える。また、今シーズン2勝目を挙げた10位・ヴィッセル神戸と、今シーズン初勝利を飾った16位・浦和レッズは、初の連勝を目指して戦う。過密日程の中で勝ち点を積み重ねるのはどのチームか…。今節9試合の見どころをコンパクトにまとめて紹介する。 ◆衝撃弾が話題を呼んだ両クラブ、今節もゴラッソ誕生?! 北海道コンサドーレ札幌 vs 湘南ベルマーレ [4月11日(水)19:00] ▽札幌は前節名古屋戦で今季初の完封勝利。守備面の向上見せつつ都倉賢のバイシクルシュートが話題に。対する湘南も山根視来のラストワンプレーでの劇的弾で鹿島に勝利。衝撃弾を生んだ両クラブの対戦、今節もゴラッソ必至? ◆急浮上FC東京を相手に試される鹿島の「勝ち切る力」 FC東京 vs 鹿島アントラーズ [4月11日(水)19:00] ▽開幕3戦未勝利→3連勝と急浮上中のFC東京。特にディエゴ・オリヴェイラはその連勝中5Gと大暴れ。一方の鹿島は未だ複数得点がない。低空飛行からの抜け出しへ、勝ち切る力が試される。 ◆小林悠vs杉本健勇…ハリル解任に揺れた日本代表入りへゴールなるか 川崎フロンターレ vs セレッソ大阪 [4月11日(水)19:00] ▽昨季ルヴァン杯決勝・今季ゼロックス杯の再戦。リベンジを狙う川崎Fは小林悠が、2大会制覇に続く3連勝を狙うC大阪は杉本健勇が、ハリルホジッチ監督解任で揺れる日本代表入りへゴールを渇望。両エースの動きから目を離すな ◆2年ぶりの再会はJ1の舞台…課題を修正するのは 清水エスパルス vs V・ファーレン長崎 [4月11日(水)19:00] ▽2016シーズンにJ2で対戦した両者。2試合連続無得点の清水は、それまで3戦連発中だった金子翔太の3試合ぶりゴールに期待。前節FC東京に5失点を喫した長崎は、古巣戦でキャプテンマークを巻くも悔しさを味わった徳永悠平が奮起なるか ◆個の力に優れる泥沼名古屋vs組織力魅力の好調仙台 名古屋グランパス vs ベガルタ仙台 [4月11日(水)19:00] ▽名古屋は公式戦5連敗中&核となるガブリエル・シャビエルの復帰が不透明と泥沼の中に。対する仙台は前節浦和に敗北も公式戦黒星はその1試合のみ。組織力魅力な仙台と個に優れる名古屋、軍配はどちらに? ◆無失点を目指すGK東口順昭に新潟時代の同僚FW川又堅碁が襲いかかる ガンバ大阪 vs ジュビロ磐田 [4月11日(水)19:00] ▽リーグ戦未勝利が続くG大阪。まずは開幕から続く失点をゼロに抑えたい。GK東口順昭に期待がかかる中、相手は負傷者を抱えながら4試合無敗を継続している磐田。昨季2得点を記録した東口の新潟時代の同僚・川又堅碁が襲いかかる ◆ダービー制覇の勢いorリーグ戦初勝利の勢い 今季初の連勝はどっちだ! ヴィッセル神戸 vs 浦和レッズ [4月11日(水)19:00] ▽前節大槻周平の後半AT弾でG大阪を撃破した神戸と、大槻毅暫定監督の下、興梠慎三のゴールでリーグ戦初勝利を手にした浦和。過去4試合は浦和が3勝1分。ダービー勝利でテンション良好の神戸を上回れるか。今季初の連勝はどちらの手に? ◆堅守の広島か、攻撃の横浜FMか サンフレッチェ広島 vs 横浜F・マリノス [4月11日(水)19:00] ▽誰も予想していないかった広島の快進撃。リーグ1失点の堅守を誇る首位チームの相手は攻撃的なスタイルを推し進める横浜FMだ。徐々にポステコグルー監督の戦術が浸透してきた横浜FMは公式戦5試合で3勝2分。広島に土をつけられるか ◆強力コンビが試合の決め手? 敗戦からバウンスバックできるのはどっちだ! サガン鳥栖 vs 柏レイソル [4月11日(水)20:00] ▽前節共に黒星を喫した両チーム。趙東建とビクトル・イバルボの強力助っ人外国人コンビを擁する鳥栖か、伊東純也と江坂任の息が合った日本人コンビの柏か。敗戦から脱し、今季3勝目を挙げるのはどっちだ?! 2018.04.10 19:00 Tue
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【J1ピックアッププレビュー】通算成績互角の両者による攻撃vs攻撃の神奈川ダービー!《横浜FMvs川崎F》

▽明治安田生命J1リーグ第6節が7日から8日にかけて行われる。今節はダービーマッチが3試合開催。その一つが8日に10位・横浜F・マリノス(勝ち点7)が、3位・川崎フロンターレ(勝ち点10)を本拠地・日産スタジアムに迎える“神奈川ダービー”だ。 ◆攻撃vs攻撃…次の1勝はどちらに ▽これまでの神奈川ダービーは守備の横浜FMと、攻撃の川崎Fという構図だった。しかし、横浜FMは今シーズンに就任したアンジェ・ポステコグルー監督によってスタイルを一新。GKを含めた最終ラインからのビルドアップやハイライン・ハイプレッシャーをベースとするアタッキングフットボールに転換した。 ▽新生横浜FMが、攻撃的サッカーを伝統としてきた川崎Fに立ち向かう例年とは異なる攻撃vs攻撃の神奈川ダービー。ちなみに両者の通算成績は12勝4分け12敗と互角だ。次の勝利を手にするのは、新スタイルに手ごたえを掴みつつある横浜FMか、攻撃サッカーで近年Jの強豪クラブとして君臨する昨季王者・川崎Fか。白熱した一戦になること間違いない。 ◆ダービー勝利を新戦術への自信に〜横浜F・マリノス〜 ▽リーグ戦初白星を手にするまで4試合を要したものの、続く前節には開幕から好調だった清水エスパルスを1-0で下して連勝。ポステコグルー監督は「もっと2点目、3点目を取れるチームにしていきたい」とコメントしつつも、徐々に連携は深まりつつある。また、ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップ第3節のアルビレックス新潟戦でも勝利したことでチーム全体の雰囲気も良好だ。 ▽2019年のラグビーW杯開催に伴う改修工事により、今節が日産スタジアムでの初のホーム試合。さらに相手は同じ神奈川県にホームタウンとする川崎Fだ。今シーズンから掲げる攻撃的スタイルが、昨シーズンのJ1王者相手にどこまで通用するか。日産での初勝利、ダービーでの勝利を手にすることで新戦術への自信を深めたい。 ◆ダービー勝利を復調のきっかけに〜川崎フロンターレ〜 ▽リーグ戦では好調を維持してきた川崎Fだが、天王山となった前節のサンフレッチェ戦では試合終了間際に不可解な判定でゴールを取り消される不運もあり、0-1で敗戦。今シーズン初黒星と共に首位から陥落、さらに昨シーズンから続いていたリーグ戦連続無敗記録も19試合でストップした。 ▽また、ミッドウィークにはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のグループステージ敗退が決定。さらに、その中で迎えた上海上港戦では、善戦するも1-1で引き分けてまたもACL初勝利を手にすることができず。前節の無得点、ACL敗退を払しょくする内容でダービーを制し、嫌な流れを断ち切りたいところだ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆横浜F・マリノス[4-3-3](C)CWS Brains,LTD.GK:飯倉大樹 DF:松原健、中澤佑二、ミロシュ・デゲネク、山中亮輔 MF:扇原貴宏、天野純、大津祐樹 FW:オリヴィエ・ブマル、ウーゴ・ヴィエイラ、ユン・イルロク 監督:アンジェ・ポステコグルー ▽アクシデントが起こらなければ、前節同様の先発メンバーを送り出すことになり、前節新天地デビューを飾ったMF大津祐樹、リーグ戦初先発を飾ったFWオリヴィエ・ブマルが引き続き先発に名を連ねそうだ。先月に右足首を負傷したMF喜田拓也は、6日の練習に部分合流したものが欠場を予想する。 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、奈良竜樹、谷口彰悟、車屋紳太郎 MF:森谷賢太郎、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:小林悠 監督:鬼木達 ▽ミッドウィークのACL・上海上港戦ではメンバーを入れ替えて戦ったこともあり、多少疲労は緩和されたか。しかし、広島戦でDF登里享平が負傷交代したことでここ数試合でセンターバックを務めていたDF車屋紳太郎が左サイドバックへずれ、DF奈良竜樹がMF谷口彰悟とセンターバックでコンビを組むことになりそうだ。また、代表戦で左ふくらはぎを痛めたMF大島僚太は、6日の練習でフルメニューを消化したが、ベンチスタートを予想する。さらにここに来て、今シーズンに横浜FMから加入したMF齋藤学が今週試合形式の練習で主力組に入るなど、ベンチ入りの可能性も浮上。古巣戦での新天地デビューもあるかもしれない。 【注目選手】 ◆FWウーゴ・ヴィエイラ(横浜F・マリノス)J.LEAGUE PHOTOS▽横浜FMのダービー勝利のカギを握るのはFWウーゴ・ヴィエイラだ。Jリーグ2年目を迎え、ここまでリーグ戦3試合連続ゴール中。前節の清水戦では「よく練習している形」と口にするDF山中亮輔のクロスから決勝点を記録し、選手間での連携に手ごたえを示した。チームとしては発展途上の段階なだけに、ここまでの好調を維持して勝利に導きたいところ。昨シーズンにも得点を記録した川崎Fからの4試合連続ゴールに期待がかかる。 ◆DF奈良竜樹(川崎フロンターレ)(C)CWS Brains,LTD.▽川崎Fのキープレイヤーは、奈良だ。昨シーズン相棒の谷口と共にJ1初優勝を成し遂げたチームを後方から支え続けた奈良だが、今シーズンは軽率なミスや持ち前のガッツが裏目に出てしまうことが続き、最近では左サイドバックを本職とする車屋にポジションを譲る形となっていた。そんな中、広島戦で登里が負傷したことで先発濃厚。暗雲立ち込めるチームを引き締め、独特な攻撃スタイルを展開する横浜FMを封じることで挽回したい。 2018.04.07 23:00 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】ルヴァンで勢いづく青黒、初勝利懸けた阪神ダービーへ! 新たな有望株がデビューか《G大阪vs神戸》

▽明治安田生命J1リーグ第6節の4試合が各地でキックオフのときを迎える8日。パナソニック スタジアム 吹田は、ガンバ大阪とヴィッセル神戸による阪神ダービーの火蓋が切って落とされる。 ◆ただ勝利を目指して ▽1分け4敗の最下位に沈むG大阪と1勝1分け2敗の13位に位置する神戸による阪神ダービー。未だ勝利がないG大阪と黒星が先行する神戸の状況を考えれば、引き分けではなく、勝利を目指した激しい攻防戦が予想できるダービーマッチとなる。 ◆最下位脱出を〜ガンバ大阪〜 ▽レヴィー・クルピ新監督の下、よもやの開幕5戦未勝利と最悪の出だしを余儀なくされたG大阪は、追い討ちをかけるかのようにMF市丸瑞希や、MF今野泰幸、FWアデミウソンら一部主力が離脱。敗れた前節のFC東京戦でもDF藤春廣輝が負傷交代を余儀なくされるなど、指揮官にとって悩ましい戦力の整わない状況が続く。 ▽だが、直近のYBCルヴァンカップの名古屋グランパス戦をFW長沢駿の1試合4ゴールの大暴れにより、4-1と快勝。依然、開幕5試合で11失点の守備面に不安がつきまとうが、新指揮官の志向するアタッキング・フットボールは確実に浸透しつつある。その中で、迎えるダービーで目指すはホーム初白星、その先の最下位脱出だ。 ◆C大阪戦の再現を〜ヴィッセル神戸〜 ▽前節の柏レイソル戦で競り負けた神戸だが、シーズン初白星を手にした前々節のセレッソ大阪戦で1年を通じてテーマに掲げるポゼッションサッカーが形に。柏戦でも断片的ながら理想的な攻撃を展開する時間帯もあり、チームのスタイルを確立しつつある。ポイントは劣勢の時間帯をどう乗り切るか。それに尽きる。 ▽ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップの湘南ベルマーレ戦をFWウェリントンやFW渡辺千真、MF佐々木大樹のゴールにより、3-0と快勝。ポゼッションサッカーが形づきつつある中で、控え組による戦力の底上げもあり、チームを良い雰囲気が包み込む。この勢いをそのままダービーにぶつけたい。 ◆神戸戦から始まった負のサイクル ▽ここまでわずか勝ち点1にとどまる関西の雄。この低調な入りはクラブ史上初の降格という憂き目に遭った2012年の開幕5試合と同じ数字だ。また、昨年9月から続くJ1連続未勝利試合も実に15試合。そのサイクルに陥るキッカケの相手は、奇しくも今節対戦する神戸だった。その相手にリベンジとなれば、状況を好転させられるかもしれない。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、初瀬亮 MF:遠藤保仁、マテウス、ファン・ウィジョ、倉田秋、井出遥也 FW:長沢駿 監督:レヴィー・クルピ ▽名古屋戦でも主力を注ぎ込んだG大阪だが、大量リードの好状況もあり、MF遠藤保仁やFWファン・ウィジョら主力の温存に成功。マテウスは引き続きスタメン入りが濃厚であり、出場となればホームデビューとなる。また、FW食野亮太郎が主力組として紅白戦でプレー。J1デビューの可能性が出てきた。 ◆ヴィッセル[4-3-3](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・スンギュ DF:藤谷壮、チョン・ウヨン、渡部博文、橋本和 MF:三田啓貴、藤田直之、ルーカス・ポドルスキ FW:郷家友太、大槻周平、田中順也 監督:吉田孝行 ▽神戸は、先のルヴァンカップで前節の先発11名を総入れ替え。FWルーカス・ポドルスキやMF三田啓貴、DF渡部博文ら主力は、リフレッシュした状態でダービーを迎えるが、FWのポジションにおいて、上述のようにウェリントンや渡邉の状態が良く、誰が起用されてもおかしくない。 ◆FW長沢駿(ガンバ大阪)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪の注目選手は長沢だ。昨年のチーム内得点王は、前述のとおり、先のルヴァンカップで大会最速&自身初の1試合4ゴールを記録。開幕から公式戦8試合で7ゴールと良いフォームをキープしている。あとは、どれだけゴールをチームの勝利に繋げられるか。得点ランクトップに立つルヴァンカップで研ぎ澄まされる決定力をJ1でも発揮したい。 ◆FWルーカス・ポドルスキ(ヴィッセル神戸)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽神戸のキープレーヤーは、ルーカス・ポドルスキだ。新たに神戸の主将として迎える在籍2年目の今シーズンは、フィニッシャーとしてはもちろん、ゲームメーカーとしての役割も担当。フリーマンとして攻撃の全権を託されていることが示すとおり、ポゼッションサッカーが機能するかどうかは、この男の活躍が大きく鍵を握る。存在感を高めたい。 2018.04.07 09:00 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】勝ち点1差で迎える白熱必至の静岡ダービー《磐田vs清水》

▽7日に各地で行われる明治安田生命J1リーグ第6節の5試合。その1試合、ジュビロ磐田と清水エスパルスによる静岡ダービーがエコパスタジアムで幕を開ける。 ◆1ポイント差のダービー ▽2勝1分け2敗で11位の磐田と2勝2分け1敗で4位につける清水の勝ち点差は、わずか1ポイント。従って、勝敗の行方次第で順位が入れ替わる激戦必至のダービーマッチとなる。 ◆2試合逆転勝利の勢いでダービーへ〜ジュビロ磐田〜 ▽ここ3戦負けなしで調子上向きの磐田だが、MFアダイウトンに続きMFムサエフも全治6カ月の重傷が確定。連勝で上位進出をうかがう上で、チームの中でも超主力の両助っ人離脱はかなり痛い。 ▽しかし、名波浩監督率いるチームは、前節の浦和レッズ戦に続き、YBCルヴァンカップのヴァンフォーレ甲府戦でも、逆境を跳ね除ける逆転勝利。今回のダービーに向けて、ムードは悪くない。 ◆公式戦4試合ぶり勝利でダービーへ〜清水エスパルス〜 ▽J1第2節から3試合で8得点と攻撃陣の好調さが際立つ清水だが、前節の横浜F・マリノス戦で0-1の完封負け。今シーズン初黒星を喫した中で、攻撃陣の勢いにも陰りが見えつつある。 ▽それでも、先のYBCルヴァンカップの北海道コンサドーレ札幌戦でFW北川航也とFW鄭大世の両アタッカーがゴール。チームも公式戦4試合ぶりの勝利を収め、ダービーに死角はない。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ジュビロ磐田[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:カミンスキー DF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮 MF:櫻内渚、田口泰士、上原力也、宮崎智彦 MF:中村俊輔、山田大記 FW:川又堅碁 監督:名波浩 ▽大きなメンバー変更はない。MF上原力也が長期離脱のムサエフに代わって引き続きMF田口泰士の相方を務めることになりそうだ。そのほか、前節の浦和戦で途中出場ながら復帰のMF中村俊輔はスタメンか。YBCルヴァンカップを欠場したFW川又堅碁は少しばかりの休養を経て、先発に名を連ねる。 ◆清水エスパルス[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:六反勇治 DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后 MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、石毛秀樹 FW:クリスラン、ミッチェル・デューク 監督:ヤン・ヨンソン ▽清水は先のルヴァンカップで前節の先発11名を総入れ替え。全主力が休養十分な状態で今回のダービーを迎えることになりそうだ。上述したとおり、北川と鄭大世もルヴァンカップでゴールを上げて得点感覚を養っており、控え組も状態良好。真っ向勝負を仕掛けられるチーム状況だ。 【注目選手】 ◆FW川又堅碁(ジュビロ磐田)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽磐田の注目選手は川又だ。長期離脱の“良き相棒”アダイウトンを勇気づけるために背番号15という数字を頭に刻んで挑んだ前節は、今シーズンのJ1初ゴールを含む2発を記録。チームを逆転勝利に導いたという意味でも、気分は良いはずだ。迎える今節は、永遠のライバルとのダービーマッチ。息を吹き返したサックスブルーの点取り屋から目が離せない。 ◆MF河井陽介(清水エスパルス)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽清水のキーマンとしては、中盤の要として主力を張る河井をピックアップする。昨年は、左アキレス腱断裂で長期離脱の重傷を負い、ダービーを欠場。従って、ボランチで先発濃厚な今回のダービーマッチに出場となれば、2013年4月13日以来、1820日ぶりとなる。藤枝東高校時代から慣れ親しむエコパスタジアムでの一戦だけに、誰よりも気合が入っているはずだ。 2018.04.06 18:15 Fri
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【J1第6節プレビュー】静岡! 阪神! 神奈川! ダービー制して流れに乗るのは!?

▽明治安田生命J1リーグ第6節の9試合が7日から8日にかけて行われる。 ▽今節の注目はダービーマッチの3試合。7日の“静岡ダービー”では、MFアダイウトンとウズベキスタン代表MFムサエフが負傷と苦しい状況ながら調子が上向きの10位・ジュビロ磐田が、前節初黒星を喫するも4位と好位置につける清水エスパルスをホームに迎える。 ▽8日にはリーグ戦初白星を目指す最下位・ガンバ大阪と2試合白星を目指す13位・ヴィッセル神戸の“阪神ダービー”、3連勝を目指す10位・横浜F・マリノスと前節サンフレッチェ広島との天王山で敗れた3位・川崎フロンターレの“神奈川ダービー”が開催。意地とプライドをかけたダービーマッチを制すのは…。今節9試合の見どころをコンパクトにまとめて紹介する。 ◆好不調対照的な両者が対戦! 札幌が羽ばたくか、名古屋が持ち直すか 北海道コンサドーレ札幌 vs 名古屋グランパス [4月7日(土)14:00] ▽パスサッカーを指向する両者による一戦。札幌は第4節で今季初勝利を飾ると前節は鹿島から勝ち点1を奪い調子を上向けている。一方名古屋は公式戦6戦勝ちなし。浮き沈み対照的な両者が相まみえる。 ◆静岡ダービー勝利のカギはかつて藤枝東で10番を背負った2人!? ジュビロ磐田 vs 清水エスパルス [4月7日(土)15:00] ▽2列目で先発濃厚の山田大記が勢い乗りつつある磐田を加速させるか。それともボランチで先発濃厚の河井陽介が先輩・山田を封じ込め、前節の敗戦払しょくに導くか。注目は藤枝東で共に背番号「10」を背負った司令塔同士のマッチアップ ◆水沼宏太、恩師と共に古巣戦へ…ビクトル・イバルボはJデビューの地で爆発なるか セレッソ大阪 vs サガン鳥栖 [4月7日(土)15:00] ▽C大阪は、尹晶煥監督とJ1通算200試合目を迎える水沼宏太が古巣相手に牙を向く。一方の鳥栖は、昨季キンチョウスタジアムでJデビューを飾ったビクトル・イバルボが今季リーグ戦3ゴール目を狙う。今季初の連勝をもたらすのは? ◆浦和は好相性な相手に再スタートを切れるか、好調・仙台は鬼門攻略を目指す 浦和レッズ vs ベガルタ仙台 [4月7日(土)16:00] ▽混迷極める浦和は開幕5戦未勝利で堀孝史監督を解任。一方、仙台は今季主将就任の奥埜博亮が長期離脱。対仙台戦で無敗を誇る埼スタで浦和が再スタートを切るか。今季公式戦無敗中と勢いに乗る仙台が鬼門攻略なるか。 ◆J1で苦しむ湘南、永木凱旋の鹿島から5試合ぶり狙う 湘南ベルマーレ vs 鹿島アントラーズ [4月7日(土)19:00] ▽リーグ戦では開幕戦以降未勝利とJ1の厳しさを味わいつつあるJ2王者・湘南。ACLで決勝T進出を決めた鹿島から5試合ぶり白星を飾れるか。一方、鹿島はリーグ戦2試合連続無失点中。2年ぶりに湘南の地を踏むMF永木亮太が牙を剥く。 ◆前節攻撃爆発のFC東京が長崎の地に乗り込む! V・ファーレン長崎 vs FC東京 [4月8日(土)14:00] ▽未だリーグ戦白星のない長崎だが直近のルヴァン杯では連勝飾り無敗維持。カップ戦での好調をリーグ戦にも持ち込みたい。対する連勝中のFC東京は前節G大阪戦で今季初めて複数得点を記録。3連勝飾り波に乗れるか。 ◆好調伊東純也か古巣対決工藤壮人か…勝利に導くのはどっちだ! 柏レイソル vs サンフレッチェ広島 [4月8日(日)15:00] ▽5位の柏と首位の広島の好カード。第2節以降2勝2分と上り調子の柏は、前節伊東純也が2ゴールの活躍。一方、前節川崎Fとの天王山を制した広島は、工藤壮人が古巣対決に闘志を燃やす。勝利に導くゴールを奪うのはどっちだ! ◆攻撃陣爆発のG大阪と新スタイル構築目指す神戸による“阪神ダービー” ガンバ大阪 vs ヴィッセル神戸 [4月8日(土)15:00] ▽直近のルヴァン杯では長沢駿が4得点と大爆発! リーグ得点ランク首位のファン・ウィジョと共にG大阪にリーグ初白星をもたらすことができるか。神戸は前節敗北も押し込む回数は増加。“阪神ダービー”でも新スタイル示せるか。 ◆攻撃vs攻撃 これまでとは一味違うダービーに!? 横浜F・マリノス vs 川崎フロンターレ [4月8日(日)16:00] ▽これまで堅守を武器にしてきた横浜FMはポステコグルー監督によって攻撃的スタイルに転換。攻撃的サッカーを伝統としてきた川崎Fに立ち向かう。両者の通算成績は12勝4分け12敗と互角。横浜FMの勢いか。川崎Fの誇りか。 2018.04.06 17:30 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】15連戦の幕開け、苦しい事情の両者が新年度初戦で好スタートを目指す《磐田vs浦和》

▽1日、明治安田生命J1リーグ第5節が行われる。エコパスタジアムでは、ジュビロ磐田vs浦和レッズの一戦が行われる。 ◆15連戦の幕開け ▽インターナショナルマッチウィークにより2週間の中断期間が明けて再開するJ1リーグ。新年度1発目の試合となるこの一戦から、両チームを含め怒涛の15連戦がスタートする。 ▽ワールドカップ開催の影響もあり、中3日、中4日で5月中旬まで公式戦が続くことになるが、シーズンの行方はこの15連戦で見えてくることとなるだろう。 ◆軸を失い何処に向かうか~ジュビロ磐田~ ▽開幕から公式戦3連敗と最悪のスタートを切った磐田。その後の3試合で2勝1分けと復調を見せたが、不安材料もある。 ▽MF中村俊輔がトレーニング中の肉離れで離脱、さらにはMFアダイウントンが右ヒザ前十字じん帯断裂で全治6カ月の重傷。攻撃の軸を失い、名波浩監督としてはどのようなプランでチームを立て直すか、頭を悩ませていることだろう。 ▽中断期間中にはその攻撃面にもテコ入れ。新たな布陣を試すなど、15連戦を迎える中でもチャレンジをしていく形だ。ベテラン勢、替えの利かない選手が多いチームだけに、新たな選手の台頭が望まれる。 ◆中断期間の積み上げを見せられるか~浦和レッズ~ ▽対する浦和はより苦しい状況に立たされている。昨シーズンのアジア王者は、今シーズンの公式戦6試合で1勝2分け3敗。リーグ戦では勝利がなく、内容にも乏しい状況が続いている。 ▽日本代表のベルギー遠征には、DF槙野智章、DF宇賀神友弥、DF遠藤航の3名が招集され、主軸がいない中での中断期間で調整を続けた。中断前にはクラブ公式サイトで謝罪文を掲載。心機一転、15連戦を良い形でスタートしたいはずだ。 ▽中断期間中には、[4-1-4-1]ではなく[4-4-2]の布陣もテストした浦和。選手の入れ替えも行うなど、チーム力を向上させた印象だ。試合中に見えていたチグハグな部分がどこまで解消されたか。この一戦で初勝利を挙げ、勢いに乗って行きたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ジュビロ磐田[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:カミンスキー DF:高橋祥平、大井健太郎、新里亮 MF:櫻内渚、上原力也、田口泰士、宮崎智彦 MF:山田大記、松本昌也 FW:川又堅碁 監督:名波浩 ▽中村俊輔とアダイウトンが入っていたポジションに誰が起用されるかが注目ポイントだ。さらに、中断前のサンフレッチェ広島戦を体調不良で欠場した、新里亮、上原力也は復帰することになる。シャドーには松本昌也を起用。松浦拓弥の起用も考えられるだろう。 ◆浦和レッズ[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:西川周作 DF:遠藤航、マウリシオ、槙野智章、菊池大介 MF:長澤和輝、柏木陽介、青木拓矢、武藤雄樹 FW:李忠成、興梠慎三 監督:堀孝史 ▽これまでの[4-1-4-1]から[4-4-2]に変更すると予想。日本代表デビューを飾った宇賀神友弥は欠場とみられ、菊池大介が左サイドバックに入るだろう。また、右サイドは長澤和輝と予想。山田直輝が先発する可能性もある。2トップは李忠成と興梠慎三。試合中には[3-4-2-1]に変更することもでき、チームとして初勝利を掴むために模索するはずだ。 【注目選手】 ◆MF田口泰士(ジュビロ磐田)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽磐田の注目選手は中盤で攻守にわたって活躍が期待されるMF田口泰士だ。今シーズンから長年過ごした名古屋を離れ、磐田に加入した田口。ここまで4試合に出場するも、思うようなプレーを見せられていない。チームの苦しい台所事情を考えると、攻撃面での田口の良さが重要になるはず。周りの選手を活かすプレーで攻撃を活性させられるかに注目だ。 ◆FW李忠成(浦和レッズ)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽浦和の注目選手はFW李忠成をピックアップ。中断期間中のトレーニングマッチでは2トップの一角に入るなど起用が見込まれる。ここまでチャンスをあまりもらえていないものの、李がゴールを奪えば一気にチームの雰囲気は明るくなるのは見えている。15連戦の初戦、暗いチーム事情に光の矢を差し込めるか。 ◆互いに苦しい事情がある両者、好スタートを切るのは ▽磐田は戦力面で、浦和は成績面で苦しい状況に陥っており、互いにこの試合で良いスタートを切りたいと思っているはず。15連戦の初戦であることを考えても、落とせない一戦だ。 ▽コレクティブなサッカーを繰り広げる磐田としては、いかにゴールを奪うか。守備面は立て直しつつあるだけに、FW川又堅碁を中心とした攻撃陣の活躍に期待が集まる。一方の浦和も攻撃面がカギ。並びを変えるなど、テコ入れを行なっている。守備の脆さも気になるところだが、勝利にはゴールが必要だ。 ▽4月1日、新年度と共にスタートとなる両者の15連戦。“エイプリルフール”ではない勝利のニュースをファン・サポーターに届けられるか。キックオフは1日(日)15時の予定だ。 2018.03.31 13:00 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】無敗同士の天王山! 復活誓う広島が昨季王者に挑む《川崎Fvs広島》

▽明治安田生命J1リーグ第5節が30日から4月1日にかけて行われる。中断明けに迎える今節の注目カードは、31日の16時にキックオフを迎える首位の川崎フロンターレvs2位のサンフレッチェ広島による天王山だ。 ▽3勝1分けの勝ち点10で無敗を継続して上位に位置する両者。互いに、ここまで失点数「1」と粘り強い守備が光る。得失点差で川崎Fが開幕節以来首位に立ち、広島が2位に陥落した前節から早くも直接対決が実現した。 ▽そして、ここからロシア・ワールドカップ中断期間前最後の一戦となる5月19日と20日の第15節まで、川崎FはAFCチャンピオンズリーグでグループステージを突破した場合、YBCルヴァンカップ出場チームである広島は必然的に、全ての週末とミッドウィークに試合を戦うという怒涛の15連戦に突入する。それだけに、この一戦での勝利で首位に位置することで勢いをつけたいところ。両者にとって、前半戦のターニングポイントにもなり得る一戦。激戦になること間違いない。 ◆広島、対川崎F戦で2年間勝利なし…さらに ▽広島は、2016シーズンと2017シーズンに川崎Fを相手にダブルを喰らい、ここ2年勝利がない。さらに、その4試合で0-1、0-2、0-1、0-3と全て無得点で敗れている。そういった最近のデータを踏まえると、川崎Fが有利な様相だが、好スタートを切った広島の勢いが本物なのかどうか試される一戦になりそうだ。 ◆攻撃の質向上で首位キープへ〜川崎フロンターレ〜 ▽前節の名古屋グランパス戦を勝利して今シーズン初の連勝を飾った川崎F。ハイレベルな試合をセットプレーからのFW大久保嘉人の復帰後初ゴールで勝利し、良いムードで中断期間を迎えた。しかし、鬼木達監督は「点を取るというところで言うと、もう一つ精度を上げられると思う。精度と人数をかけられるようにしていきたい」と攻撃面で満足している様子はない。代表帰りのMF大島僚太が負傷し、FW小林悠、DF車屋紳太郎の疲労が気がかりだが、好相性な相手にきっちりと勝利して首位をキープしたい。 ◆攻守のバランス改善で首位返り咲きへ〜サンフレッチェ広島〜 ▽前節のジュビロ磐田戦をゴールレスドローで終え、無敗を継続した広島。しかし、守備では質の高さを見せた一方で、MF中村俊輔ら主力を欠いた磐田相手に押し込むことができなかった。城福浩監督は試合後、「ここから先はこの守備を継続しながら攻撃の質を上げる」と明言。高い攻撃力を誇る川崎Fを相手にどれだけバランスを保てるか。2試合ぶりの白星で首位返り咲きを目指す。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、谷口彰悟、車屋紳太郎、登里享平 MF:森谷賢太郎、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:小林悠 監督:鬼木達 ▽中断期間前からの大きな変更はなし。唯一の変更点として、マリ代表戦で負傷した大島が欠場となり、MF森谷賢太郎がボランチを務めそうだ。また、同じく代表帰りの車屋はセンターバック、小林がワントップを務める。 ◆サンフレッチェ広島[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:林卓人 DF:和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔 MF:柴﨑晃誠、青山敏弘、稲垣祥、柏好文 FW:パトリック、工藤壮人 監督:城福浩 ▽一方の広島は、磐田在籍の昨シーズンまで川崎Fを苦しめたMF川辺駿が体調不良。また、昨年にムアントン・ユナイテッドで川崎Fからゴールを奪っているFWティーラシンもタイ代表に招集され、28日に帰国。両者共にトレーニングに参加しているものの、ベンチスタートとなりそうだ。右サイドハーフをMF柴﨑晃誠、ワントップをFW工藤壮人が務めることを予想する。 【注目選手】 ◆FW小林悠(川崎フロンターレ)(C)CWS Brains,LTD.▽川崎Fの注目選手には小林を挙げる。前節の名古屋戦ではチャンスがありながらも無得点。さらに日本代表でもマリ戦、ウクライナ戦に途中出場も不発に終わった。今シーズンはリーグ戦未だ1ゴール。ロシア・ワールドカップメンバーに滑り込むためにはクラブで活躍するしか残されていない。ベルギー遠征の悔しさを晴らすためにも自身のゴールでチームを首位キープへ導きたい。 ◆FWパトリック(サンフレッチェ広島)J.LEAGUE PHOTOS▽一方、広島のキープレーヤーはFWパトリック。今シーズンはフィジカルを生かしたプレーでチームに貢献しているもここまで無得点。本人としても今シーズン初ゴールを渇望しているだろう。しかし、今節の相手が川崎F。ボールを保持して攻撃を組み立てるチームなだけにチャンスの数は少ないかもしれない。それでも裏への飛び出しや高さを生かしたプレーで約半年間所属した古巣相手からゴールを決めて、チームの首位返り咲きへ貢献したい。 2018.03.30 19:15 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】長谷川健太と関西の雄が再会…恩返しの先にあるのは《FC東京vsG大阪》

▽2週間の代表ウィーク期間を経て、再開のときを迎える明治安田生命J1リーグ第5節。今節も目白押しの対戦カードが並ぶが、FC東京の長谷川健太監督が古巣ガンバ大阪を迎え撃つ31日開催の味の素スタジアムでの決戦はより興味深いものになるに違いない。 ◆長谷川健太が主役の戦い ▽長谷川監督にとって、感慨深い一戦になるだろう。2013年から指揮したG大阪時代は、赴任初年度のJ2優勝を皮切りに、2014年の国内三冠や2015年の天皇杯連覇などタイトルを総なめ。指導者キャリアのハイライトは、間違いなくG大阪時代にある。 ▽そして、日本を代表する名将としての現在の地位を形成した原点も関西の雄にある。その思い出深きG大阪と敵将として再会を果たす今節──。試合の行方はもちろんだが、サクセスストーリーを共にした古巣に相対する長谷川監督の立ち振る舞いにも注目が集まる。 ◆恩返しの先にある連勝〜FC東京〜 ▽FC東京は前節、柏レイソルから加入したFWディエゴ・オリヴェイラのスーパーゴールが決勝点となり、開幕から無敗を続ける湘南ベルマーレを相手に1-0で今シーズン初白星。現時点でリーグ最小タイの総得点2の攻撃面において火力不足の感が否めないが、ファーストブレイクを掲げる長谷川監督のチームらしく、4失点の守備面はさすがの堅さを誇る。初勝利でプレッシャーを緩和した今、目指すは連勝だ。 ◆恩返しの先にある初勝利〜ガンバ大阪〜 ▽一方のG大阪は前節、柏に2点を先行される苦しい展開を強いられたが、FWファン・ウィジョの起死回生となる2発により、2-2のドロー。未だ勝利がなく最下位に沈むのの、レヴィー・クルピ監督が掲げる選手個々の自立したビジョンとスキルを生かしたアタッキングサッカーは着実に形になりつつある。あとはワーストの8失点を記録する守備面をどう立て直すか。かつての指揮官に対して恩返しの1勝を狙う。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆FC東京[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:林彰洋 DF:岡崎慎、チャン・ヒョンス、森重真人、太田宏介 MF:大森晃太郎、橋本拳人、高萩洋次郎、東慶悟 FW:永井謙佑、ディエゴ・オリヴェイラ 監督:長谷川健太 ▽ディエゴ・オリヴェイラのパートナーにおいて、中断期間中の練習試合で結果を残すFW永井謙佑、U-23として出場した明治安田生命J3リーグで共にゴールを記録したFW前田遼一とFW久保建英の状態が揃って良く、残る先発1枠は流動的だ。懸念材料は欧州遠征した代表組のDF森重真人とDFチャン・ヒョンスの状態か。MF大森晃太郎は、先発となれば古巣戦となる。 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝 MF:遠藤保仁、マテウス、ファン・ウィジョ、倉田秋、泉澤仁 FW:長沢駿 監督:レヴィー・クルピ ▽シーズン開幕後の加入となるレヴィー・クルピ監督の“愛弟子”MFマテウスが遂にベールを脱ぐ。MF今野泰幸とMF市丸瑞希が揃って負傷欠場することから、スタメンでJリーグデビューを果たす可能性が高い。そのほか、古傷の再発に苦しむFWアデミウソンは引き続き欠場となるが、左ヒザ痛で戦線離脱が続いたMF倉田秋は今節から復帰の見通しだ。 【注目選手】 ◆MF大森晃太郎(FC東京)(C)CWS Brains,LTD.▽FC東京の注目選手は、古巣戦となる大森だ。G大阪時代の恩師である長谷川監督を追う形で今シーズンからFC東京入りしたアタッカーは、“健太流の体現者”として、ここまで全4試合に先発出場。その中で、監督が攻撃陣にも求める守備面の献身性を前面に出したプレーは、生命線の堅守構築に絶大な貢献度を誇る。あとはゴールに絡むプレーのみ。アタッカーとしてより存在感を際立たせたい。 ◆FWファン・ウィジョ(ガンバ大阪)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪のキーマンは、ファン・ウィジョだ。今シーズンのJ1初ゴールを含む2発を記録した前節は、逆サイドの泉澤が仕掛け役として機能する傍ら、得点に貪欲な姿勢を前面に肉食系ストライカーとして、チームを敗戦の淵から救う活躍を披露。異なった特長を持つFW3人の間においても、良い関係性が築かれつつあり、今節も同様の活躍に期待がかかる。状態も良いだけに、次こそはゴールを勝利に結びつけたいところだ。 2018.03.30 18:00 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】太陽王、形づく相手に“締め方”を正せるか《柏vs神戸》

▽2週間の代表ウィーク期間を経て、再開の明治安田生命J1リーグ第5節。柏レイソルとヴィッセル神戸の両雄が3月最後のフライデーナイトマッチを飾る。 ◆悪い試合運び〜柏レイソル〜 ▽柏は前節、ガンバ大阪のホームに乗り込み、2-2のドローに終わった。MF江坂任の移籍後J1初ゴールを含む2得点で先行したものの、その後に2失点。前々節のセレッソ大阪戦に続く追いつかれてのポイントロスであり、改めて試合運びの悪さが課題として残った。ただ、江坂という新たな攻撃の軸に得点が生まれたことはプラス材料。中断明けの初戦を白星で飾り、今後の連戦に勢いをつけたいところだ。 ◆攻守に自信〜ヴィッセル神戸〜 ▽対する神戸は前節、昨年のルヴァンカップと天皇杯王者のC大阪を相手に2-0の快勝を収めて、今シーズンのJ1初白星をゲット。アタッカー陣の主軸を担うFWルーカス・ポドルスキに今シーズンのJ1初ゴールが生まれた攻撃面もさることながら、守備面においてもタレント揃いのC大阪を完封しており、チームとしても戦いに自信を深めたに違いない。その自信を確信に変えるべく、シーズン初の連勝を狙う。 ◆同勝ち点で並ぶ両者 ▽両チームの注目ポイントとしては、1勝2分け1敗の勝点5で並ぶチーム同士の一戦であるということ。長期戦でこそあるが、肉薄のチームをどれだけ蹴落としていけるかも全日程終了後の順位に大きく関わってくる要素の1だけに、高みを目指す両チームともに1ポイントではなく、確実に3ポイントを手中に収めておきたい一戦に違いない。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆柏レイソル[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:中村航輔 DF:小池龍太、パク・ジョンス、中山雄太、ユン・ソギュン MF:小泉慶、細貝萌、伊東純也、江坂任、キム・ボギョン FW:クリスティアーノ 監督:下平隆宏 ▽終盤の失点癖が解消できず、ポイントロスを繰り返すチーム状況だが、先発メンバーに大きな変更はないだろう。その中でも、読みにくいのは守備的MFの位置。MF小泉慶を軸に、統率力に優れたMF大谷秀和と、好調を維持するMF細貝萌のどちらがスターターの座を掴むことになりそうだ。 ◆ヴィッセル神戸[4-3-3](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・スンギュ DF:藤谷壮、チョン・ウヨン、渡部博文、橋本和 MF:三田啓貴、藤田直之、ルーカス・ポドルスキ FW:郷家友太、大槻周平、田中順也 監督:吉田孝行 ▽前節の内容が良かっただけに、先発メンバーに大幅なテコ入れはなさそうだ。だが、吉田孝行監督は、韓国代表組のGKキム・スンギュやMFチョン・ウヨンらを含む選手の状態を当日まで見極めると話しており、顔ぶれの変更も示唆。激戦区のセンターFWにおいても誰が先発してもおかしくない。 【注目選手】 ◆MF江坂任(柏レイソル)Getty Images▽柏のキープレーヤーとしては、江坂をチョイスする。2ゴールを記録した前節は、昨年まで所属した大宮アルディージャ時代を彷彿とさせるような落ち着きだった高い決定力と豊富なシュートバリエーションを披露。開幕から総得点5の得点力不足に苦しむ柏に一筋の光明をもたらしたその攻撃スキルを生かして、次こそは勝ち点3を掴み取りたい。 ◆FWルーカス・ポドルスキ(ヴィッセル神戸)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽神戸のキーマンは、遂にJ1でも左足が炸裂した元ドイツ代表のレフティだ。新たに神戸の主将として迎える在籍2年目の今シーズンは、フィニッシャーとしてだけでなく、中盤の位置でゲームメーカーの役割も担当。そのため、この男が機能するかどうかがチームの勝利を左右する。太陽王のホームスタジアムでひと際の輝きを放ちたい。 2018.03.30 12:00 Fri
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【J1第5節プレビュー】首位・川崎Fと2位・広島が直接対決! 好スタートを切った昨季下位の清水・仙台は上位に食いつけるか

▽明治安田生命J1リーグ第5節の9試合が3月30日から4月1日にかけて行われる。 ▽約2週間のインターナショナルウィークが終わり、リーグ戦が再開される第5節。今節は昨シーズン王者で前節首位に立った川崎フロンターレと、昨季の低迷からの復活に期待が持てる好スタートを切った2位・サンフレッチェ広島が等々力陸上競技場で激突する。その傍らで好調スタートを切り大躍進を狙う3位・清水エスパルスは横浜F・マリノスと、4位・ベガルタ仙台はV・ファーレン長崎をホームに迎える。 ▽一方、ここまで不振が続いている下位の行方にも注目だ。ここまで未勝利の最下位・ガンバ大阪は14試合未勝利の鬼門・FC東京とのアウェイ戦に挑み、17位・浦和レッズは同じく調子が上がらない13位・ジュビロ磐田とのアウェイ戦に臨む。2週間の中断期間でどこまで上積み、修正ができたかに注目が集まる今節の9試合の見どころをコンパクトにまとめて紹介する。 ◆対柏アウェイ6連敗中の神戸が一泡吹かす! 柏レイソル vs ヴィッセル神戸 [3月30日(金)19:30] ▽ここまで1勝の柏だが新加入の江坂任が早くも中心選手に。前節のG大阪戦では2Gを挙げ結果を残した。対する神戸もC大阪戦でリーグ戦初勝利。ポドルスキにも初得点が生まれ調子は上向きだ。敵地柏戦6連敗中だが、悪しき流れを断ち切りたい。 ◆かつて共にJ1昇格を目指した2人がキャプテンマークを巻いて再会 ベガルタ仙台 vs V・ファーレン長崎 [3月31日(土)14:00] ▽仙台は、2013年から約1年半長崎へ期限付き移籍していた奥埜博亮が当時から指揮する高木琢也監督に成長した姿を見せたい。一方の長崎は、奧埜を知る元同僚・髙杉亮太がゼイワン初勝利の立役者を目指す。今季主将就任の2人、躍動なるか。 ◆好調両エースによる点取り合戦勃発か?! 清水エスパルス vs 横浜F・マリノス [3月31日(土)14:00] ▽2勝2分と絶好調の清水に相対するは未だ1勝の横浜FM。リーグ3連発中金子翔太やクリスランの猛威に挑むトリコロールは新監督の下で低迷中だが、前節浦和戦で初白星。ウーゴ・ヴィエイラはここまで2Gで、両エースの点取り合戦に期待だ。 ◆試合傾向対照的な両クラブが激突! 鹿島アントラーズ vs 北海道コンサドーレ札幌 [3月31日(土)15:00] ▽鹿島は2勝1分け1敗と波に乗り切れておらず、平均失点0.3点、平均得点0.5点と起伏に欠ける展開が目立つ。一方札幌は平均失点2.0点、平均得点1.5点と派手に戦う。今節はどちらに転ぶか、予測不能の試合が始まる。 ◆“長谷川ダービー”勃発! 光明見出すのは? FC東京 vs ガンバ大阪 [3月31日(土)15:00] ▽長谷川健太監督は今シーズンからG大阪を離れてFC東京へ。しかしFC東京は13位と開幕ダッシュに失敗し、レヴィー・クルピ新監督を迎えたG大阪も昨シーズン終盤の不調から脱出できず。意地激突の“長谷川ダービー”、光明見いだすのは? ◆首位攻防戦! 真に勢いがあるのはどっちだ!! 川崎フロンターレ vs サンフレッチェ広島 [3月31日(土)16:00] ▽勝ち点10で並ぶ首位攻防戦。前節首位浮上の川崎Fと連勝が5で止まった広島が激突する。ここ2年の対広島戦で4連勝している川崎Fだが今季の広島の勢いは侮れない。リーグ失点1の堅守を誇る両者はどんな試合見せてくれるのだろうか。 ◆W杯出場目指す選手たちが白星をもたらせるか セレッソ大阪 vs 湘南ベルマーレ [3月31日(土)19:00] ▽リーグ戦未勝利のC大阪は、痛恨のソウザ負傷も山口蛍、杉本健勇が低調に終わった代表戦の鬱憤を晴らすか。開幕戦以降白星なしの湘南は、自国代表GKキム・ジンヒョンからのゴールをW杯滑り込みを目論むイ・ジョンヒョプが虎視眈眈と狙う。 ◆ここが両者の踏ん張りどころ! 褌を締めてかかるのは?! サガン鳥栖 vs 名古屋グランパス [3月31日(土)19:00] ▽公式戦連敗中の鳥栖にとって、心機一転3戦ぶりの得点&勝利が渇望されるホーム戦。対する名古屋も前節J1初黒星&公式戦4戦勝ちなしと勢いに陰り。泥沼避けたい両者にとって踏ん張りどころの一戦だ。 ◆低調続きの両チーム…浮上のきっかけを掴めるか ジュビロ磐田 vs 浦和レッズ [4月1日(日)15:00] ▽ここまで1勝1分2敗の磐田と、2分2敗の浦和。どちらもらしくない戦いが続いている。その要因は得点力不足。総得点2点の磐田は川又堅碁、総得点3点の浦和は興梠慎三、昨季得点ランク上位に立った両エースの活躍に期待が懸かる。 2018.03.29 19:00 Thu
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【J1第4節プレビュー】昨季“J2最強の矛”名古屋と“J1最強の矛”川崎Fが激突! 公式戦全勝の首位・広島はホームに磐田を迎える

▽明治安田生命J1リーグの9試合が18日に行われる。 ▽ミッドウィークにルヴァンカップとAFCチャンピオンズリーグを挟んで行われる第4節。公式戦4連勝中の首位・サンフレッチェ広島は、リーグで2勝1分けと好調の名古屋グランパスに2-1で勝利して今シーズン全勝継続した。‬一方、昨シーズン王者の2位・川崎フロンターレはAFCチャンピオンズリーグ(ACL)でメルボルン・ビクトリーに0-1で敗北。グループ突破が厳しくなってしまった。 ▽そんな中で迎える今節は、首位の広島はホームでジュビロ磐田と、2位の川崎Fはアウェイで名古屋と激突する。また、川崎Fと同じく勝ち点「7」で無敗を保つ清水エスパルスとベガルタ仙台の好調対決が、清水の本拠地・IAIスタジアム日本平で開催。今節9試合の見どころをコンパクトにまとめて紹介する。 ◆最北端vs最南端! 暗雲晴らすのは? コンサドーレ札幌 vs V・ファーレン長崎 [3月18日(日)14:00] ▽最北端のクラブ・札幌と最南端のクラブ・長崎が激突。その寒暖差は10℃以上と地の利は札幌に。それでも、鈴木武蔵が開幕3戦連発と勢いでは長崎に軍配か。J1定着に向け先に暗雲晴らすのはどちらに? ◆無敗継続へのカギは古巣対決に燃える二人? 清水エスパルス vs ベガルタ仙台 [3月18日(日)14:00] ▽リーグ無敗と好調保つ両者が対戦。清水には昨季仙台で8得点を記録したクリスランが所属。対する仙台も元清水の平岡康裕を擁す。マッチアップする両選手、古巣への恩返しを果たすのはどちらになるか。 ◆上向きの首都チームが湘南に乗り込む FC東京 vs 湘南ベルマーレ [3月18日(日)15:00] ▽FC東京はリーグ未勝利もルヴァン杯の久保建英の初得点で公式戦初勝利と調子は上向きに。対する湘南はリーグ無敗もルヴァン杯長崎戦で敗北。ソリッドな守備誇る湘南に首都クラブの攻撃陣が襲い掛かる。 ◆G大阪完全復活示せるか?! ガンバ大阪 vs 柏レイソル [3月18日(日)15:00] ▽公式戦4連敗、昨季からの公式戦17試合未勝利だったG大阪はルヴァン杯で浦和下し史上試合最悪の時期を脱出。対する柏はリーグ1勝1分け1敗と奮わず、敵地でのACL傑志戦でも敗北。浮上のきっかけを得るのは? ◆相性では横浜FMに軍配? リーグ初白星飾るのはどちらだ 浦和レッズ vs 横浜F・マリノス [3月18日(日)16:00] ▽タイトル目標もリーグ未勝利の両クラブ。特にルヴァン杯でもG大阪に大敗の浦和の雰囲気は最悪に。横浜FMもポステゴグルー監督新体制の攻撃実らず。過去5戦無敗の浦和との好相性を生かしたい。 ◆未勝利同士の“阪神ダービー” ヴィッセル神戸 vs セレッソ大阪 [3月18日(日)16:00] ▽リーグ未勝利の両者による"阪神ダービー"。神戸はルヴァン杯鳥栖戦で公式戦初勝利。勢いそのまま熱いライバルを迎え撃てるか。ACL参戦のC大阪は疲労気がかりも早めの桜前線を敵地にお届けしたいところだ。 ◆W杯出場の名手抱える両クラブが激突 サンフレッチェ広島 vs ジュビロ磐田 [3月18日(日)16:00] ▽復活を遂げた強豪広島が不調に喘ぐ磐田をホームに迎える。公式戦全勝の広島には青山敏弘、磐田には中村俊輔とW杯の経験を有する名手が操る両チーム。サポーターの厚い信頼に応えるのはどちらになるか。 ◆無敗の鳥栖が不調の強豪迎え撃つ サガン鳥栖 vs 鹿島アントラーズ [3月18日(日)16:00] ▽無敗で好調を保つ鳥栖だがホームでは未勝利。戦線復帰のビクトル・イバルボの完全復活が求められる。前節広島に敗北した鹿島はACLでも勝ち切れず。漂い始めた暗雲を晴らすことはできるのだろうか。 ◆シャビエルor中村憲剛…最“攻”の司令塔対決が実現! 名古屋グランパス vs 川崎フロンターレ [3月18日(日)19:00] ▽昨シーズンのJ2最強の矛とJ1最強の矛が早くも上位で激突。その攻撃陣を名古屋はガブリエル・シャビエルが、川崎Fは中村憲剛が操る。J1屈指の司令塔対決。ゲームを支配し、勝利へ導くのは 2018.03.17 19:15 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】風間イズムを持つ両者が激突! 日伯のMVP&得点王がカギを握る!?《名古屋vs川崎F》

▽明治安田生命J1リーグ第4節が18日に行われる。今節の注目カードは、19時にキックオフを迎える4位・名古屋グランパスvs2位・川崎フロンターレだ。2勝1分けの無敗で上位に位置する両者が豊田スタジアムで激突する。 ◆風間八宏が種を蒔いた攻撃スタイルを持つ両者 ▽現在指揮する名古屋はもちろん、川崎Fにとっても風間八宏という男の存在は大きなものだ。風間監督は2012シーズンから5年間川崎Fを指揮。独自の攻撃スタイルを展開し、5年かけて川崎FをJ1屈指の攻撃力を誇るチームへと成長させた。しかし、タイトルを獲得することはなく、悲願は当時コーチを務めていた鬼木達監督に託すこととなった。 ▽風間監督は翌年の2017シーズンに、J2降格となった名古屋の監督に就任。シーズン当初こそチームは不安定な戦いが続いたが、徐々に形に。明治安田生命J2リーグで85得点という圧倒的な攻撃力を披露し、3位に食い込むと、J1昇格プレーオフを制して、1年でのJ1昇格という目標を達成してみせた。 ▽一方、風間監督が退任した川崎Fは鬼木監督の下で2017シーズンをスタート。風間監督が作り上げた攻撃的なサッカーに鬼木監督は、選手たちに守備意識を要求。するとベースである攻撃力を残したままチームに粘り強さを植え付け、8月以降のリーグ戦15試合無敗、そしてリーグ最多得点数を記録して最終節で逆転優勝を成し遂げた。 ▽J1復帰初年度での躍進を目指す名古屋と、J1連覇を目指す川崎F。風間監督が種を蒔いた攻撃スタイルを持ち、似た者同士である両者の一戦に注目が集まる。 ◆類似したJ1王者から自信を掴めるか~名古屋グランパス~ ▽ガンバ大阪との開幕戦(〇3-2)で打ち合いを制すと、続くジュビロ磐田戦(〇1-0)で連勝を飾り、昨シーズンJ1の中位クラブを撃破した名古屋。湘南ベルマーレ戦(△0-0)でこそチャンスを多く作りながら決め手を欠き、3連勝とはならなかったが、ここまで2勝1分けと好スタートを切った。風間監督も湘南戦では「ボールを持てるがゆえに安全なパスを選択してしまう」と課題を挙げつつも「全体としては前に早くなり、後ろのパスも減った。チームは進歩している」と試合内容としても改善に手応えを示している。 ▽ここまで好調をキープする名古屋にとって今節の相手は真価を試すにはうってつけの相手。風間スタイルに粘り強さを兼ね備えたJ1王者・川崎F相手に前節露呈した決定力不足や停滞感を残しているようでは、白星を手にすることはできないだろう。ルヴァンカップでターンオーバーを採用したことでコンディションは万全。風間監督にとっては指揮官として初の古巣戦。J2で培った攻撃力を発揮して類似したスタイルでJ1を制した相手を下すことができれば、J1でも上位を目指せるだけの自信を掴めるだろう。 ◆ACLからの切り替えで高い成熟度を披露できるか~川崎フロンターレ~ ▽前節のG大阪戦を2-0で勝利してリーグ戦無敗記録(18試合)を継続した川崎F。後半アディショナルタイムまで相手にシュートを許さず、試合内容でも圧倒した。そんな川崎FもAFCチャンピオンズリーグでは不甲斐ない戦いが続いている。3戦未勝利の中、なんとしても勝ち星が欲しかった13日のメルボルン・ビクトリー戦では後半アディショナルタイムに失点を喫して敗北。試合内容としては押し込み続けていただけに、これまでも鬼木監督が口にしてきた「最後の質」という課題を解消しきれていない状況が続いている。 ▽ACLではグループステージ突破が絶望的となり、過密日程での長距離移動も加わって心身ともに苦しい状況。それでもJ1連覇を目指すには気持ちを切り替えなくてはならない。名古屋の前線にはMFガブリエル・シャビエル、FWジョーといったブラジル人コンビに加え、MF青木亮太といった個人技に長けた選手が豊富。一瞬の隙を与えれば、ACL同様に格好の餌食になりかねない。礎を築いた風間監督の前で成熟した姿を見せつけて、リーグ戦連勝を飾りたい。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆名古屋グランパス[4-3-3](C)CWS Brains,LTD.GK:ランゲラック DF:宮原和也、菅原由勢、櫛引一紀、秋山陽介 MF:小林裕紀、長谷川アーリアジャスール、和泉竜司 FW:ガブリエル・シャビエル、ジョー、青木亮太 監督:風間八宏 ▽湘南戦で負傷したDFホーシャの不在は気がかり。代役として昨シーズンJ1昇格に貢献したDF櫛引一紀が代役を務め、17歳DF菅原由勢とコンビを組むことになりそうだ。体調不良によって同試合で欠場していたMF長谷川アーリアジャスールは、復帰することを予想。前線にはガブリエル・シャビエル、ジョー、青木といった強力な選手を配置し、川崎Fの翻弄に期待がかかる。 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、谷口彰吾、車屋紳太郎、登里享平 MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:小林悠 監督:鬼木達 ▽13日のメルボルン戦では多少の入れ替えを実施して臨んだが、疲労は気になるところ。リーグ戦では引き続きCBにDF車屋紳太郎、左SBにDF登里享平が入る。G大阪戦で自ら交代を要求したMFエドゥアルド・ネット、メルボルン戦を欠場したMF中村憲剛が先発復帰。多くの選手たちが風間前監督に成長した姿を見せようと高いモチベーションを持っているだろう。 【注目選手】 ◆FWジョー(名古屋グランパス)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽J1王者撃破のカギを握っているのはジョーだ。今シーズンにコリンチャンスから加入し、G大阪との開幕戦では1ゴール1アシストと華々しくデビュー。しかし、その後の2試合では無得点に終わり、自身としてもゴールに飢えている状態だろう。厳しいマークが予想されるが、高い技術を持つ周りの選手たちとの連係でホーム初ゴールを奪い、昨季のブラジル全国選手権での得点王とMVPをダブル受賞した本領を見せつけたい。 ◆FW小林悠(川崎フロンターレ)Getty Images▽今季はここまで公式戦8試合2ゴール。しかし、チームを勝利に導くゴールを奪えることができておらず、昨季J1得点王&MVPが影を潜めている状況だ。小林は開幕前から「相手にしたらどういう感覚になるのかな」と恩師・風間監督率いる名古屋との一戦を楽しみにしていた。「自分が一番成長できたのは風間さんのサッカーがあったから」と語るように、小林は同監督の下で飛躍。成長した姿をなんとしても見せたいはずだ。自身のゴールで白星を飾り、ロシアW杯メンバー入りがかかる日本代表のベルギー遠征に弾みをつけたい。 2018.03.17 18:15 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】首位を窺う両者、昨季ポジションを争ったエース対決に注目《清水vs仙台》

▽18日、明治安田生命J1リーグ第4節が行われる。IAIスタジアム日本平では、清水エスパルスvsベガルタ仙台の一戦が行われる。 ◆無敗。勝ち点7で並ぶ両チーム ▽昨シーズンの残留争いから一転、今シーズンはここまでのリーグ戦で2勝1分けで3位につける清水と、同じく下位で低迷していたものの2勝1分けで5位につける仙台の一戦。ここまでのリーグ戦での通算成績は清水の9勝、仙台の6勝、3つの引き分けと、やや清水が優勢だ。 ◆待たれるホームでの白星~清水エスパルス~ ▽ヤン・ヨンソン新監督を迎えた今シーズン、ここまでは上手くチームを機能させていると言えるだろう。リーグ戦3試合で10人の先発メンバーが固定。起用されたメンバーは13名と、固定されたメンバーでしっかりと結果を残している。 ▽また、DF立田悠悟(19)、FW北川航也(21)、DF松原后(21)、FW金子翔太(22)と若手が積極的に起用されており、チームとして良いサイクルに入る可能性を見せている。さらに、GK六反勇治、FWクリスランのレギュラーに加え、DF二見宏志、DF角田誠と元ベガルタ組も多数在籍する。古巣対決となる選手たちの活躍にも注目だ。 ▽好材料が揃っている今シーズンの清水だが、リーグ戦でのホームゲームは昨年8月以来なし。アイスタに集まるファン・サポーターは、ホームでの勝利が見たいはずだ。今の調子を維持し、しっかりとホームで白星を挙げたい。 ◆“キーマン”板倉の代役は~ベガルタ仙台~ ▽一方の仙台は、JリーグYBCルヴァンカップを含め5試合で2勝3分けと無敗をキープ。しかし、リーグ戦で2連勝スタートを切った後の直近3試合はいずれもドローと勝ち切れていない。チームとして、ルヴァンカップで勝ち癖つけたかったところだが、横浜F・マリノス相手にゴールレスドロー。DF板倉滉の退場が前半にあったことを考えれば、まずまずの結果と言えるかもしれない。 ▽しかし、その板倉が負傷。清水戦では起用できないことに加え、新外国人選手のラファエルソンが右第5中足骨骨折により手術を受け長期離脱。GKシュミット・ダニエル、MF中野嘉大が戦列に復帰したものの、またしても負傷者に悩まされることになっている。 ▽昨シーズンから積み上げているポジショナルプレーはチームに浸透しており、試合の主導権を握ることは今シーズンも多い。一方で、課題である得点力は今シーズンのここまでも好調とは言えない。清水戦でのカギはゴールになるだろう。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆清水エスパルス[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:六反勇治 DF:立田悠悟、ファン・ソッコ、フレイレ、松原后 MF:金子翔太、河井陽介、竹内涼、ミッチェル・デューク FW:北川航也、クリスラン 監督:ヤン・ヨンソン ▽スターティングメンバーに大きな変更はないと予想。[4-4-2]のシステムを継続して採用する中、中盤の左サイドに石毛秀樹ではなくミッチェル・デュークを起用するとみる。古巣対決となるクリスランは、シーズン中盤以降はベンチスタートが続いていたこともあり、結果で実力を証明したいところだろう。 ◆ベガルタ仙台[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:関憲太郎 DF:平岡康裕、大岩一貴、椎橋慧也 MF:古林将太、奥埜博亮、富田晋伍、永戸勝也 MF:野津田岳人、阿部拓馬 FW:石原直樹 監督:渡邉晋 ▽最大の誤算は3バックの左で出色の出来を見せていた板倉が負傷離脱したこと。代役には、 U-21日本代表の椎橋慧也が入ると予想する。その他のメンバーは変更なく、[3-4-2-1]のシステムを継続。前線の3枚がどれだけゴールに迫れるかに注目だ。 【注目選手】 ◆FWクリスラン(清水エスパルス)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽注目選手は古巣対決となるFWクリスランだ。昨シーズンはチーム2位の8得点をあげながら、チーム事情により先発はわずか9試合に終わった。シーズン終了とともに退団し、ブラガからの期限付き移籍で清水へと活躍の場を移した。今シーズンは3試合に先発し2得点を記録。リーグ戦3戦連発に向け古巣相手に牙を剝く。 ◆FW石原直樹(ベガルタ仙台)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽仙台の注目選手も3戦連発を目指すエースFW石原直樹だ。開幕戦こそゴールがなかったものの、続くFC東京戦、ヴィッセル神戸戦と連続ゴール。今シーズンも好調を維持している。清水には昨シーズンポジションを争ったクリスランがいるだけに、自身のゴールでチームを勝利に導きたいところだ。 ◆古巣対決が多い両者、勝てば首位の可能性も ▽互いに2勝1分けで迎えた一戦。勝てば他会場の結果次第で首位浮上の可能性もある。少なからず、勝てば相手チームを上回ることになり、昨シーズン終盤まで苦しんだ両チームとしては、しっかりと序盤で勝ち点を稼いでおきたいところだろう。 ▽清水としては、前述の通りホームでのリーグ戦白星がない。今の勢いそのままに、しっかりと仙台相手に勝利を収めたいところ。金子、北川、立田と若手3人が揃う右サイドの攻撃には注目。前線の軸になっているクリスランを上手く使い、効率よくゴールを奪いたい。 ▽仙台としては、良さを熟知しているクリスランをいかに封じるか。柔軟なプレーと高さがあるだけに、一発でヤられてしまう可能性が残ってしまう。チームとしての戦い方はボールを握り、相手との数的有利な状況を作り続けること。石原、野津田、阿部の3枚が清水守備陣を混乱に陥らせることができれば、ゴールを奪うのみだ。 ▽なお、清水には六反、クリスラン、角田、二見、仙台には平岡、野津田と古巣対決となる選手がいる。上位争いに残るためには負けられない一戦。キックオフは18日(日)14時だ。 2018.03.17 12:00 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】復調気配の青黒が太陽王を迎え撃つ…中盤の門番復帰か《G大阪vs柏》

▽復調気配の青黒が太陽王を迎え撃つ。18日にパナソニック スタジアム 吹田で行われる明治安田生命J1リーグ第4節のガンバ大阪vs柏レイソルは、目を覚ました感を漂わせるチームと停滞ムードの払拭を狙うチームの一戦となる。 ◆復調ぶりは本物か〜ガンバ大阪〜 ▽降格した2012年以来2度目の開幕3連敗スタートで18年ぶりの最下位に沈むG大阪。ただ、14日に行われたJリーグ YBCルヴァンカップのグループステージ第2節で浦和レッズに4-1の快勝を収めた。これで、昨年から続く公式戦17試合未勝利という長いトンネルを脱出。さらに、2012年のセホーン体制以来となる開幕公式戦5連敗という悪夢の再来も回避した。 ▽レヴィー・クルピ監督は浦和戦後も「まだチームとしてのバランスが悪い」との課題を挙げたが、プレ期間中のケガで出遅れる“中盤の要”MF今野泰幸が実践復帰。ブラジル人名伯楽の駒不足という悩みが解消されつつある。7日に加入したMFマテウス・ジェズスは登録上の問題で間に合わないものの、今野という最高のカンフル剤を手にし、“難敵”柏を迎え撃つ。 ◆嫌なムード払拭なるか〜柏レイソル〜 ▽フィジカル的により激しい戦いが顕著なAFCチャンピオンズリーグ(ACL)との並行日程を強いられる柏。14日に敵地で行われたACLグループステージ第4節の傑志(香港)戦を後半アディショナルタイムの失点で落とした。中3日おきの過密日程による選手の疲労もだが、ショッキングな敗戦による精神面が何より気がかりなところだ。 ▽これにより、柏は公式戦2試合勝ちなし。選手もしかりだが、下平隆宏監督の采配や起用もいまひとつ冴えず、暗雲垂れ込めるチーム状況だ。ただ、今節の舞台は、過去2戦全勝の相性の良さを誇るパナソニック スタジアム 吹田。過密日程の最終戦ということもあるだけに、ここで嫌なムードを断ち切る1勝を掴んでおきたい。 ◆柏はG大阪の天敵! ただ、今季アウェイ戦績は… ▽リーグ初勝利を目指すG大阪だが、今節の相手は、直近10試合でわずか2勝しか挙げられていない苦手の柏。通算対戦成績でも、18勝2分け22敗と負け数が先行している。ただ、柏は、今シーズンのここまでアウェイ3戦全敗中。相性の悪いG大阪と、アウェイで低調な柏、どちらに勝利の女神が微笑むのだろうか。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:オ・ジェソク、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝 MF:市丸瑞希、遠藤保仁、ファン・ウィジョ、アデミウソン、泉澤仁 FW:長沢駿 監督:レヴィー・クルピ ▽レヴィー・クルピ監督が発する「見極め」とのワードが先発メンバーを予想しづらくしている。今回において、浦和戦で好パフォーマンスを披露したMF泉澤仁やFWファン・ウィジョを筆頭に変わらない面々が並びそうだが、今野が実践に戻っており、先発起用される可能性も十分ある。 ◆柏レイソル[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:中村航輔 DF:小池龍太、パク・ジョンス、中山雄太、ユン・ソギュン MF:細貝萌、小泉慶、伊東純也、江坂任、キム・ボギョン FW:クリスティアーノ 監督:下平隆宏 ▽FWクリスティアーノや、MFキム・ボギョン、MF伊東純也といった傑志戦の先発から外れた主力の面々が、少しばかりの休養を経てスターターに戻る見通しだ。中盤においては、MF細貝萌とMF小泉慶のセットか。DF鎌田次郎を除いてケガ人も少なく、総力戦も可能な状況だ。 【注目選手】 ◆FWアデミウソン(ガンバ大阪)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪のキープレーヤーは、FWアデミウソンだ。昨年から続くグロインペイン症候群で出遅れたブラジル人テクニシャンだが、ルヴァンカップのサンフレッチェ広島戦でカムバック。復帰3戦目の浦和戦でファン・ウィジョと泉澤を繋ぐ役周りとしてゴールに絡む活躍を見せており、徐々にフォームを取り戻し始めている。再び輝きを放ちつつある規格外のテクニックでチームをJ1初勝利に導きたい。 ◆FW伊東純也(柏レイソル)(c)J.LEAGUE PHOTOS▽柏の注目選手は、伊東だ。プレシーズンこそ得点を量産して抜群の仕上がりを見せたが、ここまで公式戦1ゴールのみ。ただ、動き自体は悪くない。先のセレッソ大阪戦でも爆発的な快速を生かした仕掛けや、ゴールに向かう積極性を随所で披露しており、相手にとって脅威な存在であることに変わりはない。チーム状況が芳しくないときこそ個の力が生きてくる。圧倒的な攻撃センスでチームに勝利をもたらしたい。 2018.03.17 08:00 Sat
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【J1ピックアッププレビュー】J1昇格を争った両雄、好調をキープするのは!?《湘南vs名古屋》

▽11日、明治安田生命J1リーグ第3節が行われる。Shonan BMW スタジアム平塚では、湘南ベルマーレvs名古屋グランパスの一戦が行われる。 ◆昨シーズンJ2優勝を争った両クラブ ▽2017シーズンはJ1昇格を目指し、明治安田生命J2リーグを戦った両チーム。湘南がJ2を制して自動昇格を手にした一方で、名古屋は3位となり、厳しいJ1昇格プレーオフを制して昇格を掴んだ。 ▽昨シーズンの対戦成績は1勝1敗の五分。互いにホームで1点差ゲームを制していた。 ◆好スタートを維持できるか~湘南ベルマーレ~ ▽開幕戦で同じく昇格組のV・ファーレン長崎をホームに迎えた湘南は、2-1で勝利。続く第2節は王者・川崎フロンターレとアウェイで対戦し、ビハインドを追いついて1-1のドローに終わった。7日に行われたYBCルヴァンカップのサガン鳥栖戦では1-0と勝利。公式戦3試合で2勝1分けと好スタートを切った。 ▽曺貴裁監督体制6シーズン目を迎え、開幕ダッシュをかけたい湘南。新戦力もチームに早くもフィットしており、湘南らしさに加えて、力強さ、粘り強さがJ1でも発揮できている。J1昇格を争ったライバル相手に、しっかり勝利を収めたい。 ◆攻撃サッカーを爆発させるか~名古屋グランパス~ ▽一方の名古屋も好スタートを切ったと言える。開幕戦のガンバ大阪戦では3-2と打ち合いを制して勝利。第2節のジュビロ磐田戦は、1-0と勝利を収めた。風間八宏監督らしいパスサッカーと攻撃に比重を置いたサッカーでリーグ戦2連勝。これ以上ないスタートだろう。 ▽YBCルヴァンカップでは浦和レッズに1-4と大敗。しかし、控え組中心で戦ったことを考えれば、リーグ戦に大きな影響はなさそうだ。FWジョー、MFガブリエル・シャビエル、DFホーシャのブラジル人トリオも休養ができ、湘南戦に力を蓄えた状況だ。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆湘南ベルマーレ[3-4-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:秋元陽太 DF:岡本拓也、アンドレ・バイア、大野和成 MF:高山薫、石川俊輝、秋野央樹、杉岡大暉 MF:松田天馬、菊地俊介 FW:イ・ジョンヒョプ 監督:曺貴裁 ▽ここまでのリーグ戦同様のメンバーが起用されると予想。[3-4-2-1]のシステムで、両サイドを中心に攻撃を仕掛けるだろう。横一線と強調するだけに、曺監督がどのようなメンバーを並べるかはわからない。それでも、体現するサッカーは変わらない。 ◆名古屋グランパス[4-3-2-1](C)CWS Brains,LTD.GK:ミチェル・ランゲラック DF:宮原和也、菅原由勢、ホーシャ、秋山陽介 MF:長谷川アーリアジャスール、小林裕紀、和泉竜司 MF:青木亮太、ガブリエル・シャビエル FW:ジョー 監督:風間八宏 ▽リーグ戦連勝中のメンバーをしっかりとルヴァンカップで休ませたこともあり、前節と同じメンバーで臨むと予想する。ブラジル人トリオに加え、持ち場で能力を発揮している菅原由勢、秋山陽介も継続して起用するだろう。 【注目選手】 ◆MF松田天馬(湘南ベルマーレ)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽注目選手はゴール、アシストで結果を残しているルーキの松田天馬だ。小柄ながら、切れ味鋭いドリブル突破で右サイドを翻弄。開幕戦のアシスト、第2節でのゴールと順調に結果を残している。チームの攻撃のキーマンへ。松田の仕掛けに注目だ。 ◆MFガブリエル・シャビエル(名古屋グランパス)(C) J.LEAGUE PHOTOS▽開幕からの2節で2得点2アシストと実力を遺憾なく発揮しているガブリエル・シャビエルに注目。1トップのジョーとのコンビネーションはもちろんのこと、ボールを持った時のプレーはJ1トップクラス。個人技、チームプレーと風間サッカーの具現化に大きな役割を果たしている。3連勝にはガブリエル・シャビエルの活躍が不可欠だ。 ◆戦いの場はJ1…勝利を掴むのは ▽前述の通り、昨シーズンのJ2での対戦成績は1勝1分け。互いにホームで勝っていることを考えれば、湘南としては勝利しておきたいところだ。 ▽パスを回して攻撃を仕掛けてくる名古屋に対し、湘南はいつも通り前からボールを奪いに行くだろう。ショートカウンターで一気にゴールを奪うことができれば、勝機はやってくるはずだ。 ▽一方の名古屋は、やはりブラジル人トリオに期待だ。ガブリエル・シャビエルの仕掛け、ジョーの強さと得点力はもちろんのこと、ホーシャの安定した守備とセットプレー時のターゲットとしての役割にも注目だ。 ▽長谷川アーリアジャスールにとっては古巣戦となり、名古屋での好調ぶりを発揮することができるか。対する湘南もここまで出場がないMF高橋諒、2試合途中出場のFW野田隆之介は古巣対決だ。J1昇格組対決を制するのはどちらか。試合は11日の16時にキックオフを迎える。 2018.03.11 09:00 Sun
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【J1ピックアッププレビュー】停滞ムード払しょくを目指す両者! 昨季から続く記録の行方にも注目《川崎FvsG大阪》

▽明治安田生命J1リーグ第3節が9日から11日にかけて行われる。今節は、10日に等々力陸上競技場で行われる4位・川崎フロンターレ(勝ち点4)vs17位・ガンバ大阪(勝ち点0)をピックアップする。 ◆今季ホーム初勝利で公式戦3試合ぶり白星を〜川崎フロンターレ〜 ▽開幕戦こそ勝利したものの、2日に行われた第2節の湘南ベルマーレ戦(△1-1)、7日に行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のメルボルン・ビクトリー戦(△2-2)と2戦連続ドロー中の川崎F。リードした状態での攻守に課題を残し、2試合共に先制点を奪ったものの、追いつかれてしまう王者らしからぬ戦いが続いている。 ▽早くもグループステージ突破に黄信号が点灯したACLからうまく気持ちを切り替えられるか。リーグ戦では昨年7月から17試合無敗(クラブ最長連続記録)。メルボルン戦から中2日の過密日程が続くが、鬼木達監督が課題に挙げる「最後の質」と「一つ一つの集中」をクリアし、今季ホーム初勝利を飾って公式戦3試合ぶり白星を飾りたい。 ◆公式戦未勝利記録に終止符を〜ガンバ大阪〜 ▽開幕戦での試合内容からレヴィー・クルピ新監督が掲げる攻撃的なスタイルに期待が膨らんだG大阪。しかし、3日に行われた第2節の鹿島アントラーズ戦(●0-1)で連敗を喫すると、7日に行われたYBCルヴァンカップ第1節のサンフレッチェ広島戦では、早急な土台作りのためにベストメンバーを送り出すも、控え中心の相手に0-4で大敗。新指揮官も「これほど恥ずかしい思いをした試合は長い間なかった」と口にするほど生みの苦しみを味わっている。試合内容の改善はもちろん、欲しいのはまず結果。課題である守備を修正し、今季初勝利を手にすることで昨季から続く公式戦16試合勝利なしの呪縛から逃れたい。 ◆生死をかけた等々力決戦? ▽今季ホーム初勝利で波に乗りたい川崎Fと、今季初勝利を手にしたいG大阪。これまでの通算成績は13勝6分け17敗でG大阪が勝ち越し。しかし、等々力陸上競技場でのリーグ通算成績は、2000年4月に両者の初対戦で引き分けて以来、12試合連続(8勝4敗で川崎Fが勝ち越し)で引き分けがない。今回の一戦は、まさに生きるか死ぬかの戦いになるだろう。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆川崎フロンターレ[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:チョン・ソンリョン DF:エウシーニョ、谷口彰悟、車屋紳太郎、登里享平 MF:大島僚太、エドゥアルド・ネット MF:家長昭博、中村憲剛、阿部浩之 FW:小林悠 監督:鬼木達 ▽ここに来て守護神GKチョン・ソンリョンの復帰の朗報が。不安定な守備はDF車屋紳太郎を中央に、調子が上向きのDF登里享平を左サイドバックに配置して改善を図る。トップ下にはメルボルン戦でベンチスタートのMF中村憲剛が入り、ワントップをFW小林悠が務めることを予想する。 ◆ガンバ大阪[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:東口順昭 DF:米倉恒貴、三浦弦太、ファビオ、藤春廣輝 MF:市丸瑞希、福田湧矢 MF:中村敬斗、遠藤保仁、ファン・ウィジョ FW:長沢駿 監督:レヴィー・クルピ ▽7日に控え組中心の広島に大敗したものの、ベースはそのままに質の向上を目指すことになるだろう。しかし、その広島戦で負傷したMF倉田秋は欠場。17歳のFW中村敬斗の初先発を予想する。FWファン・ウィジョが左サイドに回ることになりそうだ。 【注目選手】 ◆MFエドゥアルド・ネット(川崎フロンターレ)(C)CWS Brains,LTD.▽注目選手にはMFエドゥアルド・ネットを挙げる。前回のメルボルン戦では攻撃面で一定の活躍が披露したものの、軽率なプレーがあったのも確か。集中したプレーで安定をもたらすと共に、本来のボール奪取力を発揮することで守備に不安を抱えるG大阪を押し込みたい。 ◆DF三浦弦太(ガンバ大阪)(c) J.LEAGUE PHOTOS▽G大阪のキープレーヤーはDF三浦弦太だ。今シーズンからゲームキャプテンを任されたものの、らしくないプレーが散見。前回の広島戦でも軽いディフェンスから失点に絡んだ。今節の相手である川崎Fが攻撃面で手応えを掴みつつあるだけに、粘り強いディフェンスで後方からチームを支えたい。 2018.03.09 23:00 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】今季無敗対決! 対戦成績8戦無敗の鹿島に新生・広島が襲い掛かる《鹿島vs広島》

▽10日、明治安田生命J1リーグ第3節が行われる。県立カシマサッカースタジアムでは、鹿島アントラーズvsサンフレッチェ広島の一戦が行われる。 ◆好調を維持したい両チーム ▽ホームに広島を迎える鹿島は、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)でシドニーFCとアウェイで対戦。一方の広島は、YBCルヴァンカップでガンバ大阪と対戦。両チームともに無失点で勝利しており、リーグ戦にも勢いを持ってきたいところ。 ▽昨シーズンは優勝を争った鹿島、残留を争った広島と、置かれている状況は対極にあった。そんな中、鹿島が2連勝を飾っており、良いイメージはあるだろう。 ◆今季公式戦無敗を継続へ~鹿島アントラーズ~ ▽昨シーズンは最終節で悔しい思いをした鹿島。今シーズンは開幕戦の清水エスパルス戦はゴールレスドロー、第2節のガンバ大阪戦は1-0で勝利している。ACLも初戦の上海申花戦を1-1の引き分け、水原三星ブルーウィングス戦を1-2で勝利、シドニーFC戦を2-0で勝利と好調を維持している。 ▽昨シーズンから指揮を執る大岩剛監督の下、新たなメンバーを迎えた鹿島だが、バランスを崩すことなく新戦力を起用。DF安西幸輝は両サイドバックだけでなく、1列前でも起用され、ユーティリティ性を既に発揮。また、第2節のG大阪戦でフル出場を果たしたMF小笠原満男もチームに安定感をもたらせており、タイトル奪還に向けて好スタートを切ったと言える。 ◆目指せ3連勝、アウェイ150勝へ~サンフレッチェ広島~ ▽一方、昨シーズンは残留争いに巻き込まれるも、地力の差を見せつけてJ1残留を果たした広島。今シーズンは城福浩監督を迎えると、開幕戦で同じく残留を争った北海道コンサドーレ札幌に1-0で勝利。続く第2節では、浦和レッズ相手に1-2と逆転勝利を収め、開幕2連勝を果たした。 ▽7日に行われたYBCルヴァンカップでは、主力メンバーを揃えたG大阪に対し、控え組中心で0-4と快勝。勢いそのままに、昨季優勝争いを繰り広げた鹿島を叩き、アウェイ通算150勝を目指す。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆鹿島アントラーズ[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:クォン・スンテ DF:伊東幸敏、植田直通、昌子源、安西幸輝 MF:土居聖真、三竿健斗、小笠原満男、安部裕葵 FW:金崎夢生、ペドロ・ジュニオール 監督:大岩剛 ▽スターティングメンバーは前節のG大阪をベースにすると予想する。負傷離脱したMF遠藤康の代役は土居が務め、左に安部裕葵と予想。また、右サイドバックは内田篤人ではなく伊東幸敏と予想する。左は安西になるだろう。 ◆サンフレッチェ広島[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:林卓人 DF:和田拓也、野上結貴、水本裕貴、佐々木翔 MF:青山敏弘、稲垣祥 MF:柴崎晃誠、川辺駿、柏好文 FW:パトリック 監督:城福浩 ▽こちらも、前節の浦和戦から大きな変更はないと予想する。ルヴァンカップのG大阪戦でターンオーバーを行ったため、疲労の心配も少ない。浦和戦で途中出場から流れを変えた柴崎晃誠が先発し、ティーラシンがベンチになると見る。1トップはパトリックになると予想する。 【注目選手】 ◆MF土居聖真(鹿島アントラーズ)Getty Images▽注目選手は土居だ。開幕の清水戦こそベンチスタートとなったものの、G大阪戦では先発しチームの攻撃に流れを生み出した。ACLのシドニーFC戦でもボールに絡むシーンが多く、再度だけでなく中央に入ってのプレーで攻撃を活性化。チームの勝利に貢献した。広島戦でもサイドでのスタートとなるだろうが、相手バイタルエリアに入っての崩しの部分で違いを見せるだろう。 ◆FWパトリック(サンフレッチェ広島)(c) J.LEAGUE PHOTOS▽広島は1トップに入ることが予想されるパトリックに注目したい。タイの絶対的エースであるティーラシンが加入したものの、チームとして昨シーズンから所属するパトリックは前線で違いを生み出している。ゴールこそまだないものの、身体の強さを生かしたプレーで、2列目の選手を活性化。数字に残らない部分でパトリックが効いてくれば、開幕3連勝も見えてくる。 ◆記録上は圧倒的優位の鹿島だが… ▽昨シーズンの結果を見れば、この2チームの間には大きな差が生まれてしまったようにも思える。優勝争いと残留争い…タイトルを争ってからはそう時間が経っていないが、世代交代という点での差が見え隠れする。 ▽鹿島は対広島5連勝中。さらに、2014年から8戦負けなしの7勝1分けとお得意様状態。気を付けたいのは、油断による隙が生まれることだろう。空中戦にも強いパトリックやティーラシン、2列目でボールを回収できる選手が揃う広島相手では、バイタルエリアでの主導権争いがカギとなりそうだ。 ▽一方の広島は、苦手意識がないと言えば嘘になるだろう。長年共にプレーする選手も多く、イメージが良くないのは事実。しかし、かつてない武器も手にしている。トップ下での先発が予想される川辺を中心に、2列目と1トップがどう絡むのか。裏を取る動きで鹿島の最終ラインを混乱に陥らせることができれば、勝機は見えてくる。 2018.03.09 18:01 Fri
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【J1ピックアッププレビュー】ACL勢対決! 韓国代表レフティ、古巣戦先発へ《柏vsC大阪》

▽開幕から早くも第3節を迎える明治安田生命J1リーグ。柏レイソルとセレッソ大阪のAFCチャンピオンズリーグ参戦チームが10日、三協フロンテア柏スタジアムで激突する。 ◆J1初連勝を〜柏レイソル〜 ▽公式戦3試合未勝利を経て、2連勝中と調子を上げる柏。Jリーグよりも肉弾戦が激しく消耗戦となるACLの戦いから中3日の連戦が続く中、昨年にルヴァンカップと天皇杯の2冠に輝いた難敵のC大阪をホームで迎え撃つ。課題の守備面においても、直近2試合で無失点中。悪い流れを脱した勢いで、エンジンのかかりきっていないC大阪を相手に今シーズン初のリーグ戦連勝を狙う。 ◆J1初勝利を〜セレッソ大阪〜 ▽ACLグループステージ開幕節での勝利後、公式戦4試合未勝利とすっきりしない戦いが続くC大阪。開幕2戦連続ドロー中のJ1リーグ初勝利を目指して、今節は同じくACLを戦う柏のホームに乗り込む。その柏戦に向けては、6日のブリーラム戦で主力をターンオーバー。やや露呈する攻守におけるチグハグ感が気がかりだが、休養十分な主力を注ぎ込み、J1初勝利を目論む。 ◆実力伯仲 ▽過去の対戦成績は、柏の14勝5分け13敗。拮抗しているが、対C大阪戦における柏のホームに限れば、直近10試合で6勝3分け1敗と圧倒している。だが、昨シーズンにおいては、1勝1敗の五分。さらに、2試合ともにスコアも1点差であり、実力も伯仲だ。白熱の展開が繰り広げられることは間違いない。 【予想スタメン&フォーメーション】 ◆柏レイソル[4-2-3-1](C)CWS Brains,LTD.GK:中村航輔 DF:小池龍太、パク・ジョンス、中山雄太、亀川諒史 MF:キム・ボギョン、大谷秀和、伊東純也、江坂任、ハモン・ロペス FW:クリスティアーノ 監督:下平隆宏 ▽左ハムストリング肉離れで全治最大8週間の診断を受けたDF鎌田次郎を除けば、9日にバースデーのMF伊東純也を筆頭に、現状のベストメンバーでC大阪との大一番に挑める情勢。前節の横浜F・マリノス戦で加入後初ゴールをマークしたMF小泉慶らも控えており、充実の選手層でC大阪に対峙する。 ◆セレッソ大阪[4-4-2](C)CWS Brains,LTD.GK:キム・ジンヒョン DF:松田陸、マテイ・ヨニッチ、木本恭生、丸橋祐介 MF:山口蛍、ソウザ、水沼宏太、高木俊幸 FW:杉本健勇、柿谷曜一朗 監督:尹晶煥 ▽対するC大阪は、上述のとおり、直近のACLで前節の北海道コンサドーレ札幌戦に先発した11名を大胆にターンオーバー。負傷離脱中のMF清武弘嗣を除けば、尹晶煥監督はFW杉本健勇やFW柿谷曜一朗、MF山口蛍ら主力をフレッシュな状態で柏戦のピッチに送り込むことができる状況だ。 【注目選手】 ◆MFキム・ボギョン(柏レイソル)Getty Images▽柏の注目選手は、古巣対戦となるMFキム・ボギョンだ。2011年からの1年半にわたってピンクのユニフォームを身にまとった韓国代表レフティにとって、柏入りして以降、初の古巣戦。太陽王に仲間入り後、今シーズンもここまでJ1開幕から2試合連続で先発出場しており、もはや欠かせない存在であるキム・ボギョンが6年の歳月を経て、古巣を相手にどのようにパフォーマンスを披露するのか。はキム・ボギョンの活躍に期待だ。 ◆MFソウザ(セレッソ大阪)Getty Images▽一方、C大阪のキープレーヤーは、攻守におけるダイナモとして中盤の支柱を司るMFソウザだ。昨年にルヴァンカップと天皇杯の2冠獲得に大きく貢献したブラジル人MFだが、今シーズンは出遅れたこともあり、まだ状態が上がりきっていないパフォーマンスぶり。ただ、攻撃参加時の迫力や、攻守における積極性は健在であり、相方の山口との呼吸も狂いがない。中盤の攻防が1つの鍵を握りそうな試合だけに、存在感を高めていきたいところだ。 2018.03.09 18:00 Fri
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