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PSVがアメリカ代表DFセルジーニョ・デスト(23)の慰留に努めているようだ。
バルセロナでは思ったようにいかず、ミラン行きの昨季に続くローンで昨夏からPSVに活躍の場を求めたデスト。エールディビジで首位を走り、2017-18シーズン以来の優勝に迫るチームで、ここまで公式戦37試合で2得点7アシストと重要なピースと化す。
スペイン『マルカ』によると、ゼネラルマネージャー(GM)のマルセル・ブランズ氏は出演した『Studio Voetbal』で「我々は先週、彼や代理人と交渉をした。正しい方向に進んでいるよ」と水面下での交渉を認めたという。
デストは当初こそPSV残留の意思が薄く、「我々は(残留に向けて)彼を説得しなければならなかった」とのことだが、今では本人が意欲的になり、「PSVにもっと長くいるために話し合いたがってくれた」そうだ。
そんなデストだが、21日のクラブによって、前日のトレーニングで長期避けられずのケガをした旨が明らかに。メディアでは来季にも影響必至の見方もあるが、ブランズ氏は復帰後の活躍も見込み、残留を願った。
「どうなるかは見てみないとだが、我々は信じているし、再び調子を取り戻してくれるはず。彼をPSVにとどめたいと強く思っている」
なお、バルセロナからのローン移籍は買取オプション付き。額は1000万ユーロ(約16億4000万円)といわれる。
イギリス『The Athletic』によると、痛めたのはヒザで、来る夏のコパ・アメリカを棒に振り、最大9カ月の戦線離脱となりうるという。
2024.04.23 15:35 Tue
エバートンのフットボール・ディレクター(FD)を務めるマルセル・ブランズ氏が、マンチェスター・ユナイテッドのオランダ代表MFドニー・ファン・デ・ベークについて語った。オランダ『NOS』が伝えた。
アヤックスの下部組織で育ったファン・デ・ベークは、2016年1月にファーストチームへと昇格。若きアヤックスの中心選手として、DFマタイス・デ・リフト(ユベントス)、MFフレンキー・デ・ヨング(バルセロナ)らと共にチームを牽引。2020年9月に彼らから遅れてアヤックスを旅立ち、ユナイテッドへと加入した。
大きな期待が寄せられていたファン・デ・ベークだったが、加入1年目は公式戦36試合に出場するも1ゴール2アシスト。ほとんどが途中出場となっていた。
期待に応えられなかったファン・デ・ベークは、今夏の移籍も騒がれた中、ユナイテッドに残留。しかし、ここまで公式戦3試合の出場に終わり、ベンチに座り続けることがほとんどの時間を占めている。
そのファン・デ・ベークに対し、エバートンは今夏の移籍市場で獲得に動き出していたとのこと。ブランズFDが明かしたが、ユナイテッドから拒否されていたと明かした。
「我々は彼をリストに入れていた。移籍期間の初めに、ユナイテッドに問い合わせたところ、それは不可能だと言われた」
「ウインドウの終わりに、彼の代理人であるグイド・アルバースから、結局レンタルに出されるかもしれないという電話を受けた。しかし、土壇場でそれはキャンセルされ、再び止まってしまった」
そのエバートンは、ここまでのプレミアリーグで4勝2分け1敗と好調を維持。現在は5位につけている。
1月の移籍市場でも獲得に動く可能性については、現時点では分からないとしながらも、ファン・デ・ベークの置かれている状況を憂慮。ユナイテッドでの難しさを理解しながらも、残念だと語った。
「クラブが協力したいかどうかは常に依存している。10月初旬なので、ケガ人が出る可能性もまだある。ユナイテッドは様々な大会でプレーしている。今は言い難い」
「もちろん、ドニーが定期的にプレーしていないのは残念だ。彼はとても優れた選手であり、それは間違いない。そのような選手は、プレーしたいと思っているだろうし、オランダ代表に戻りたいと思っているだろう」
「しかし、彼らのようなクラブはプレッシャーが大きく、競争が激しいことも知っている。ユナイテッドが週末にベンチに座らせていた選手を見れば、クリスティアーノ・ロナウド、ジェイドン・サンチョ、ポール・ポグバがいる」
2021.10.05 12:25 Tue