マテウス・ペイショット MATHEUS PEIXOTO

ポジション FW
国籍 ブラジル
生年月日 1995年11月16日(28歳)
利き足
身長 190cm
体重 94kg
ニュース クラブ
ニュース一覧

川島永嗣、グラッサ、ジャーメインと攻守の要を欠いた磐田を3ゴール粉砕! 鳥栖がアウェイで勝利し連敗ストップ【明治安田J1第13節】

11日、明治安田J1リーグ第13節のジュビロ磐田vsサガン鳥栖がヤマハスタジアム(磐田)で行われ、0-3で鳥栖が勝利した。 前節はアウェイで東京ヴェルディに3-2で敗戦。後半アディショナルタイムの失点と悔しい負けとなった磐田。その東京V戦からは4名が変更。GK川島永嗣、出場停止のリカルド・グラッサ、顔面骨折のジャーメイン良、そして西久保駿介が外れ、坪井湧也、小川大貴、鈴木海音、石田雅俊が入った。 J1得点ランキングトップのエースと守護神、守備の要を欠く中で、ホームの勝利を目指すこととなる。また韓国でプレーしていた今季加入の石田はJ1で初先発となった。 対する鳥栖は、前節はアウェイで湘南ベルマーレと対戦し2-1で敗戦。2連敗中で最下位に転落する可能性もあるなか、スタメンは3名変更。原田亘、山﨑浩介、長沼洋一が外れ、上夷克典、丸橋祐介、横山歩夢が入った。 苦しんでいる両チームの対戦。U-23日本代表としてアジアを制した磐田の鈴木、鳥栖のDF木村誠二が共に先発した。 試合は立ち上がりは磐田が攻め込みシュートを放つもゴールを奪えず。対する鳥栖は、徐々にボールを握っていくが、シュートまで持っていけない。 シュート数こそ磐田が多いものの、押し込んでいたのは鳥栖。互いにフィニッシュの精度が上がらない状況が続いていった中、37分にはボックス手前でボールを持った平川怜が右足でミドルシュート。しかし、これはクロスバーを叩いてしまう。 ゴールに迫った磐田だったが、先にスコアを動かしたのは鳥栖。アディショナルタイム1分、左サイドを仕掛けた横山がクロスを上げると富樫敬真が飛び込んだ中、鹿沼直生の頭に当たったボールがネットを揺らし、オウンゴールとなった。 前半のうちにリードを奪った鳥栖と、シュートを多く放ちながらもビハインドで後半に臨んだ磐田。後半は立ち上がりに鳥栖が押し込むも、磐田が盛り返していく。 しかし、その流れでもゴールを奪ったのは鳥栖だった。自陣からのロングボールを2人に挟まれながらもマルセロ・ヒアンが抜け出し、最後はGKとの一対一を浮き球のシュートで落ち着いて決めた。 苦しい展開となった磐田。攻守の要がいないこと、ケガ人が多くいることも影響したような試合内容となった中、77分にもミスを突かれて失点。鳥栖は菊地泰智がボックス手前でキープすると、落としを受けた横山がボックス手前左からファーサイドを狙ってクロス。これにGK坪井が前に出てキャッチに行ったものの、これをこぼしてしまうと、途中出場の長沼がこぼれ球を拾い、そのまま蹴り込んだ。 3点ビハインドの磐田はその後も猛攻。85分には松原后からのクロスをボックス内でマテウス・ペイショットがトラップし反転シュートしゴール。しかし、トラップ時にハンドがあったとしてVARチェックでゴールは取り消しに。その後も、フィニッシュの精度が低く最後までゴールを奪えず。0-3で鳥栖が勝利を収めた。 これで鳥栖は連敗ストップ。対する磐田は痛い連敗となってしまった。 ジュビロ磐田 0-3 サガン鳥栖 【鳥栖】 オウンゴール(前45+1) マルセロ・ヒアン(後13) 長沼洋一(後32) <span class="paragraph-title">【動画】圧巻のカウンター!マルセロ・ヒアンの強さが見えた追加点!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr"><a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中<a href="https://twitter.com/hashtag/%E7%A3%90%E7%94%B0%E9%B3%A5%E6%A0%96?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#磐田鳥栖</a> <a href="https://t.co/HGdbFOsBpd">pic.twitter.com/HGdbFOsBpd</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1789181469430030369?ref_src=twsrc%5Etfw">May 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.05.11 16:40 Sat

東京Vが磐田との“スペクタクルなカオス”制してホーム初白星&連勝! 2点差追いつかれPK献上から相手退場に木村勇大の劇的後半AT弾【明治安田J1第12節】

明治安田J1リーグ第12節の東京ヴェルディvsジュビロ磐田が6日に味の素スタジアムで行われ、ホームの東京Vが3-2で勝利した。 前節、サガン鳥栖とのアウェイゲームを2-0で勝利した14位の東京V。これで5試合ぶりの白星を挙げたチームは4試合続いたドローをストップし、無敗試合を「8」に更新した。ホーム初白星と共に今季初の連勝を狙った一戦では3日前と全く同じスタメンを採用した。 一方、11位の磐田は前節横浜F・マリノスと1-1のドロー。リーグ連勝は逃したものの、今季最長の3戦無敗とした。2試合ぶりの白星を目指した一戦では先発1人を変更。ベンチ外の森岡陸に代えて西久保駿介を右サイドバックに起用。鹿沼直生がセンターバック、植村洋斗が2セントラルMFの一角にポジションを移した。 昨季J2リーグで熾烈な昇格争いを演じた両雄がJ1に舞台を移して激突した昇格組同士の一戦。 立ち上がりはホームで勢いを持って入った東京Vが攻勢を仕掛ける。開始6分には木村勇大がボックス右で馬力のある仕掛けから決定的な折り返しを供給。ゴール前に飛び込んだ味方は合わせ切れずも混戦を作ると、翁長聖がすかさずシュート。だが、これは相手の身体を張ったブロックと、倒れ込んだDFリカルド・グラッサの執念のヘディングクリアに阻まれた。 立ち上がりの守勢を凌いだ磐田はボールを落ち着かせながら徐々に前進。12分には波状攻撃から植村が鋭いミドルシュートで最初の枠内シュートを記録。さらに、21分には上原力也の狙いすましたインターセプトから平川怜を経由したショートカウンターで、マテウス・ペイショットがボックス付近から鋭く右足を振るが、これはわずかに枠の左に外れる。 前半半ばを過ぎると、試合はイーブンに。フィニッシュまで持ち込めない状況が続いた東京Vもオープンなカウンターから木村、森田晃樹のミドルシュート。セットプレー流れからチアゴ・アウベスのシュートと攻撃をフィニッシュで完結させていく。 すると33分、左CKの場面でキッカーの翁長がファーに滞空時間の長いボールを入れると、千田海人が頭で折り返したボールが松本昌也の左腕に直撃。ハンドでのPKを獲得。キッカーの染野唯月が先に動いたGK川島永嗣の逆サイドに冷静に蹴り込み、4試合ぶりの今季4点目とした。 この先制点で勢いづくしっかりと主導権を掌握。2トップを起点に畳みかける攻めを見せると、再びセットプレーからゴールをこじ開ける。41分、翁長の左CKをボックス中央でフリーの染野がヘディングシュート。これはGK川島の好守に阻まれるが、こぼれに詰めた木村が倒れていた川島に当てないように蹴り上げる形で放った至近距離からのシュートがクロスバーの内側を叩いてゴールネットを揺らした。 木村の2試合連続ゴールで良い時間帯に2点目を奪い切ったホームチームは、反撃に出たい相手を連動した前からの守備で迎撃。ショートカウンターから幾つか良い形を作り出したが、前半のうちに3点目を奪うには至らなかった。 迎えた後半、ハーフタイムで両ベンチが動く。2点リードの東京Vはチアゴ・アウベスを下げて松橋優安。反撃に出たい磐田は平川を下げて古川陽介を投入した。 立ち上がりは松原后の攻撃参加とドリブラーの古川の左サイドを起点に磐田が押し込むと、その狙い通りに反撃の狼煙を上げるゴールが生まれる。55分、相手陣内左で仕掛けた古川がボックス左角から入れたクロスをDF袴田裕太郎が何とか足に当てたボールがゴール前のペイショットの足元に収まると、すかさずニア下を狙って右足で放ったシュートをGKマテウスがはじき出せずにゴールラインを割った。 ペイショットの2試合連続ゴールでアウェイチームの勢いが増す中、東京Vは見木友哉を下げて宮原和也を右サイドバックに投入。これで翁長を左サイドハーフに移し、相手左サイドに対する守備のテコ入れを図る。 これに対して磐田は62分、西久保と松本を下げて藤原健介、ブルーノ・ジョゼを同時投入。植村を右サイドバックに移し、ブルーノ・ジョゼと縦関係を組ませると、この交代策が再び完璧に嵌った。 66分、相手陣内中央で森田の縦パスを藤原が引っかけてショートカウンターに転じると、右サイドで縦への仕掛けからブルーノ・ジョゼが上げたクロスがDF袴田の足に当たって浮き球の形でゴール前に向かう。これに反応したジャーメイン良が打点の高いヘディングシュートを左隅に流し込んだ。 相手の変化に対応し切れずに2点差を追いつかれた東京Vは、失点場面でジャーメイン良との接触で頭部に強い打撃を受けた林尚輝が脳震とうの疑いでプレー続行が不可能となり、山田裕翔をスクランブル投入。同じタイミングで翁長を下げて山見大登を投入し、勝ち越しゴールを奪いにいく。 2-2のイーブンに戻った試合は追いついた磐田のペースで進むと、77分にはFKの競り合いの流れからリカルド・グラッサが触ったボールがDF千田の左腕に直撃。オンフィールド・レビューの結果、PKが与えられる。 ここでキッカーは得点ランキングトップのジャーメイン良が務めるが、GKマテウスの逆を突いた左へのシュートは枠の左に外れて痛恨の失敗となった。 これで試合の流れが変わると、86分には再び流れに大きな影響を与えるワンプレー。自陣ボックス内で森田が背後へ蹴り込んだクリアに反応した木村が相手陣内中央でDFリカルド・グラッサと完全に入れ替ると、ブラジル人DFはたまらず後ろから倒してしまう。これがDOGSOとみなされてレッドカードが掲示された。 この退場で瞬く間に形勢が変わると、引き分けやむなしのアウェイチームは藤原、ペイショットを下げてU-23アジアカップ帰りのDF鈴木海音、DF小川大貴と守備的な選手を投入し、専守防衛の構えに。 林の治療とVARの確認の影響で13分が加えられた後半アディショナルタイムは、守る磐田、攻める東京Vという構図の下で激しい攻防が繰り広げられる。 GK川島のファインセーブなど磐田の気迫の守備を前にあと一押しが足りない東京Vだったが、土壇場の99分にゴールをこじ開ける。相手陣内左サイドを持ち上がった染野からボックス手前左でパスを受けた森田がボックス左に走り込む木村にラストパス。相手DFのスライディングをギリギリでかわしてゴール左まで持ち込んだ木村の左足シュートがGK川島に触られたものの、そのままゴールネットに突き刺さった。 そして、10人の磐田相手に今度こそリードを守り切った東京Vが、スペクタクルなカオスと形容すべき白熱の昇格組対決を劇的に制し、待望のホーム初勝利と連勝を飾った。 東京ヴェルディ 3-2 ジュビロ磐田 【東京V】 染野唯月(前35) 木村勇大(前41、後45+9) 【東京V】 マテウス・ペイショット(後10) ジャーメイン良(後21) 2024.05.06 15:15 Mon

磐田戦で今季初連勝&ホーム勝利狙う東京Vの城福浩監督…「我々らしいリカバリーパワーを発揮」、鳥栖戦勝利に繋がったワンプレーに言及

東京ヴェルディの城福浩監督が、今シーズン初の連勝、ホーム初勝利を狙うジュビロ磐田戦への意気込みを語った。 前節、サガン鳥栖とのアウェイゲームを2-0で勝利した14位の東京V。これで5試合ぶりの白星を挙げたチームは4試合続いたドローをストップし、無敗試合を「8」に更新した。 そして、6日に味の素スタジアムで行われる明治安田J1リーグ第12節では、勝ち点1差で11位に位置する磐田と対戦。 城福監督は4日にクラブハウスで行われた公式会見で、ホーム初勝利と連勝を狙う昇格組対決への意気込みを語った。 前節の鳥栖戦はFW木村勇大のPKによるゴールで前半に先制し、後半アディショナルタイムには途中出場のMF綱島悠斗、MF松橋優安の生え抜き2人の奮闘から課題の2点目を奪い、守備陣が3試合連続クリーンシートでリードを守り切るという理想的な形での勝利となった。 城福監督は、開幕9試合連続失点からの3試合連続無失点という、守備面の改善については「互いを補完し合う関係ができている」と、新たなセンターバックコンビのコミュニケーションの部分を挙げている。 「まずはセンターバックの千田海人と林尚輝のところ。ここのコミュニケーションが非常に密に行われているということで、各々が補完し合うというか、自分たちがやれることと、やれないことという言い方が正しいとは思わないですけど、やれることをしっかり認識して、お互いがやれることを全て出し尽くした中で、互いを補完し合うというような関係が最終ラインのところで今できているなと思います」 「ひょっとしたらメンバーが全く変わらなかったら、こういう関係性、新たなというわけではないですけど、メンバーが変わったから守備が落ちたと言われたくないという思いも踏まえ、双方のコミュニケーション力が上がったと思う。これはメンバーが揃ってきたとしても、このポジティブな面は続けていきたい」 さらに、日々の真摯なトレーニングからの取り組みによってプレシーズンの段階での序列を大きく覆してJ1初ゴールを挙げた松橋のゴールについては、その起点となった「綱島のハードワークの賜物」とゲームチェンジャーとして確かな仕事を果たした生え抜き2選手を称賛した。 「松橋優安の得点に関してはあのシーンだけではなく、それまでの綱島のハードワークの賜物だなと思います。彼が前線で身体を張って競る、キープする、ボールを追う、というところで、チームのラインが下がらずに済んでいたところで、最後ロングボールを綱島が競ってスクランブルな状態にしてくれたという意味では、彼が前線に入ってからの後ろの選手というのは相当助かったと思いますし、あれは綱島と松橋の2人のゴールだなと思っています」 ただ、追加点奪取を含め、今季リーグ戦で初めて先制した試合を勝ち切ったという部分で、指揮官はその試合展開自体ではなく、「我々のチームらしいリカバリーパワーを発揮した」上で結果を残したところを「理想的」と表現。 その指揮官がピックアップしたのは、同試合の66分にDF千田海人、MF翁長聖がチームの窮地を救った守備でのスーパープレーだった。 このシーンでは右のFW富樫敬真から背後を狙った斜めのパスが出ると、DF林尚輝と完璧に入れ替わったFWマルセロ・ヒアンがボックス右でGKもかわして無人のゴールへシュート。だが、右サイドバックの翁長が圧巻の絞りで千田と共にゴールカバーに入り、ポストを恐れずに身体を投げ出してシュートブロックで阻止していた。 「誰しもが天を仰ぐような、失点をしたというシーンがあった。あそこで千田海人と翁長聖が、ひょっとしたら難しいかもしれないと思いながら、全速力で帰ってスライディングをして聖が足に当てた。あれこそが我々のリカバリーパワーで、ああいうことがあって、最後ダメ押しの2点目があって勝てたというのは、すごく大きなことだと思います」 「我々のリカバリーパワーというのは、ミスした本人が一生懸命やるのではなくて、あのシーンというのは本当にアクシデントだった。センターバックと入れ替わってキーパーも抜かれた状態の中で、諦めずに戻ってコースにスライディングした選手が2人いて、我々のチームらしいリカバリーパワーを発揮した上で勝てたというのが理想的であった」 「アディショナルタイムの優安のゴールというのはご褒美。ある意味でそれこそ悔しい思いをしている綱島と、今年苦しい中で自分が試合に出られるピッチに立てる距離感が全くわからない中でやり続けた、優安へのご褒美だと思います。チームトータルとしてはやっぱり聖のスライディングのあのシーンを踏まえて勝てたことがすごく大事なことだと思います」 指揮官が常々、チームコンセプトとして挙げる“リカバリーパワー”を体現した上で勝ち切った鳥栖戦の勝利によって勢いにのるチームは、昨季J2でいずれも白熱のドローゲームを演じた磐田相手に連勝を狙う。 昨季J2を2位フィニッシュしたチームをベースに、FIFAの選手登録禁止処分解除によってGK川島永嗣、MF平川怜、FWマテウス・ペイショットら4人のブラジル人選手を獲得し、スケールアップした昨季昇格争いのライバルについて、東京Vの指揮官は早くも2桁得点で得点ランキングトップに立つエースFWジャーメイン良への警戒を含め非常にタフな相手として認識している。 「平川怜選手が入って、よりボールの保持という面で安定したと思う。そこでポジションを変えることができると、ボールを持ちながらポジションを変えていくことができる余裕ができているというのと、マテウス・ペイショットの存在があるからこそ、ジャーメインが一番前にいるだけではなくて、かなり自由に動ける。であるからゆえに、彼が2列目からゴール前に飛び込んでくるのはなかなかつかみづらいという状況だと思う。彼があれだけ点を取っているというのは、フロックでは絶対点を取れないので、オン・ザ・ボールのところだけではなくて、オフ・ザ・ボールの動き出しのスタートのところが非常につかみづらいところから入ってくるので、これは我々としてしっかり全員が注意しなければいけない」 「(好パフォーマンス続く川島について)やはり経験のある選手というのは、おそらく瞬時の判断というのが、これまでの経験則の中で100分の1秒でどうやる、どう動くべきだ、どう対応するべきだ、というところで計算式を出せるというか、アクションを起こせる。そういう選手だと思います。たくさんの経験をしてきて、おそらくはもっと痺れるような試合もやってきたがゆえに、落ち着きもあると思います。周りから見たら時間のないような状況、危機的な状況でも、彼からすると意外と落ち着いた状態で判断できているのではないかと。そこが経験のなせる技かなと思います。それによってディフェンス陣も落ち着きを取り戻せるというような状況もあるので、ジュビロにとってものすごくいい補強をしたのだろうなと思います」 その難敵相手に狙う味スタでのホーム初勝利に向けては、「クラブの力をつけていく上で重要」と改めて強い思いを口にしたが、チームとしては普段通りに「ぶれずにやり続ける」ことをテーマに臨む考えだ。 「ホームで勝ちたい思いはみんなが持っていますし、去年も実はホームでなかなか勝てずに苦しみましたが、終盤になってようやくホームで勝ち始めたというような状況でした。ホームの勝率を上げていくというのが、イコールこのチームの順位を上げていくことにもなり、集客にも繋がるでしょうし、クラブの力をつけていくということに背中を押せることにもなるので、ホームで勝ちたいという思いは本当に強いです。では何をやるかというと、特別なことというよりは自分たちがやってきた準備のところ。選手を成長させて今現在のベストと思える選手を送り出していくということ。しっかりと目指すものをみんなが共有して戦うということをぶらさずにやることのみなので、ぶれずにやり続けることが大事だと思っています」 2024.05.05 19:00 Sun

【J1注目プレビュー|第11節:横浜FMvs磐田】アンデルソン・ロペスかジャーメインか…チームを勝利に導くのは!?

【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 14:00キックオフ 横浜F・マリノス(7位/15pt) vs ジュビロ磐田(12位/13pt) [日産スタジアム] <span class="paragraph-subtitle">◆強かに勝ち切る戦いを【横浜F・マリノス】</span> 前節はアウェイでのセレッソ大阪戦。上位を争う相手に2-2のドロー。過密日程の中で勝ち点を拾ったことは大きいが、2度追いつかれての引き分けは良いものではない。 2011年から勝利がない鬼門で負けることはなかったが、結局払拭することはできず。このところ、湘南ベルマーレ戦やAFCチャンピオンズリーグ(ACL)の蔚山HD戦など、隙を見せてやられることが増えている。 過密日程も相まって選手を入れ替えて戦っていることも要因の1つではあるが、選手を入れ替えてもクオリティが落ちないのが横浜FMの強み。全員がしっかりとしたプレーを出すことが何よりも大事になる。 アジア制覇を目指す戦いは来週に迫っている。まずは久々に試合間隔が空いた中で、しっかりとホームで戦えるか。リーグ優勝もまだまだ狙える状況なだけに、勝利で勢いづきたいところ。エース、アンデルソン・ロペスも得点王を争う意味ではそろそろリーグ戦でもゴールを増やしていきたい。 ★予想スタメン[4-3-3] GK:ポープ・ウィリアム DF:松原健、畠中槙之輔、エドゥアルド、永戸勝也 MF:ナム・テヒ、山根陸、天野純 FW:ヤン・マテウス、アンデルソン・ロペス、エウベル 監督:ハリー・キューウェル <span class="paragraph-subtitle">◆止まらないジャーメイン【ジュビロ磐田】</span> 前節はホームにFC町田ゼルビアを迎えた一戦。同じ昇格組として負けられない戦いとなった中、首位チームを相手に2-0でしっかりと勝利を収めた。 ここまで4勝1分け5敗と負けが先行しているものの、悪いスタートではないだろう。自分たちの戦い方を見せて、勝ち点3を取れていることが大きい。 町田戦も相手に飲まれずに、しっかりと割り切って戦うことを選択。その中で、勝ち切れたことは1つ自信になるとも言える。 そして何よりも驚くべきはジャーメイン良の活躍だろう。J1ではキャリアハイを圧倒的に更新中。昨シーズンJ2で9ゴールだったが、今季は10試合で10ゴールを記録し得点ランキングのトップに立っている。チャンスをしっかり仕留める力を身につけ始めている中で、アジア王者を目指す横浜FM相手にゴールは奪えるのか。大きなポイントとなりそうだ。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 2024.05.03 11:25 Fri

【J1注目プレビュー|第10節:磐田vs町田】昨季J1昇格を争った者同士、負けられない戦いは“矛”と“盾”の争いに

【明治安田J1リーグ第10節】 2024年4月27日(土) 14:00キックオフ ジュビロ磐田(14位/10pt) vs FC町田ゼルビア(3位/16pt) [ヤマハスタジアム(磐田)] <span class="paragraph-subtitle">◆エース躍動なるか、負けられない相手【ジュビロ磐田】</span> 前節はアウェイでのアビスパ福岡戦。撃ち合いとなる中、2-2のドローに終わった。ここまで9試合を終えて3勝1分け5敗。決して良い結果を残しているとは言えないが、チームにとって明確な好材料がある。それがジャーメイン良だ。 今シーズンはここまで全9試合に出場し、9得点の大暴れ。これまではサイドでのチャンスメーカーという役割が多かったが、今シーズンは川崎フロンターレ戦で4ゴールを記録するなど、自身のJ1での過去を圧倒的に塗り替えることに成功し、現在得点ランキングトップに立っている。 そのジャーメインだが、他のストライカーと違うのはシュート数。1試合の平均シュート数は3.1、決定率は32.1%と高い数字を残しており、チャンスをしっかりと決め切っている。チームの結果に結びつけるには、いかに良い状態でジャーメインにボールを持たせるかがカギとなる。 町田は堅守が特徴。ジャーメインのスピードを生かすのか、それとも決定力を生かすのか。昨季J1昇格を争った町田との差は大きく開いているが、ここで負けるわけにはいかない。 ★予想スタメン[4-2-3-1] GK:川島永嗣 DF:植村洋斗、森岡陸、リカルド・グラッサ、松原后 MF:藤原健介、上原力也 MF:松本昌也、ジャーメイン良、平川怜 FW:マテウス・ペイショット 監督:横内昭展 <span class=“paragraph-subtitle">◆首位返り咲き、負けられない相手【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでFC東京と対戦。東京同士の戦いとなった中で、1-2で勝利を収めた。 首位に立っていたセレッソ大阪が今季初黒星を喫したことで、首位に返り咲き。連敗も回避し、再びらしさを見せた。 今節の相手は昨季J1昇格を争った相手。今は順位表で大きく差をつけているが、ここで負けるわけにはいかない。戦い方も理解しており、自信を持って立ち向かえることができるだろう。 堅い守備を構築し、強度の高さで相手を上回り、カウンターで仕留める戦い方は継続。相手には得点ランクトップのジャーメイン良がいるが、昌子源が対応することになるだろう。いかに、川島永嗣の牙城を打ち破るか。日本屈指の守護神を相手にどこまでゴールを奪えるか注目だ。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:髙橋大悟、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 出場停止:柴戸海 U-23日本代表活動参加:平河悠、藤尾翔太 2024.04.27 11:40 Sat

ルーキー倍井謙の初ゴールが決勝点に! 名古屋はその倍井退場で数的不利も磐田振り切って勝ち点3【明治安田J1第8節】

13日、明治安田J1リーグ第8節のジュビロ磐田vs名古屋グランパスがヤマハスタジアムで行われ、敵地に乗り込んだ名古屋が0-1と勝利。数的不利下で逃げ切った。 3連敗からの3連勝を狙う磐田(11位)はU-23日本代表に招集されたDF鈴木海音が不在。前節J1初スタメン初ゴールのDF西久保駿介、そして前節加入後初ゴールを含む2得点のFWマテウス・ペイショットが2試合連続先発だ。 その磐田を勝ち点1差で上回る名古屋(10位)は前節同様GKランゲラックが不在。ゴールマウスは武田洋平に任せ、前節途中出場のMF稲垣祥、MF倍井謙、MF山中亮輔が先発起用される。 晴天に恵まれた東海勢隣県対決は開始8分で名古屋が先制。左サイドに開いた倍井がサイドチェンジを受けると、得意の小刻みなドリブルで少しカットイン。右足クロスが直接ファーネットへ吸い込まれ、ルーキー倍井のJ1初ゴールとなった。 名古屋はその後も攻勢。19分には山中が自慢の左足を活かし、左サイドのハーフウェイライン付近からアーリークロスを入れる。走り込んだ35歳の韋駄天、FW永井謙佑の右足ボレーは、磐田の41歳GK川島永嗣に横っ飛びでセーブされる。 “名古屋がポゼッションで圧倒する”という不思議な展開だが、両ウイングバックの山中とMF和泉竜司も高い位置を取れており、速攻遅攻どちらも効果的。バイタルエリアまで運び、フィニッシュまで持ち込むこシーンも少なくない。 名古屋が常に追加点を予感させる一方、リーグトップスコアラー(7ゴール)のFWジャーメイン良を擁する磐田は、なかなか攻撃の糸口を見出せず。28分、20歳MF藤原健介が直接FKでブレ球シュートを放つが、蹴った瞬間に枠外を確信。 33分、ペイショットがDF植村洋斗の左足クロスをニアで頭で擦らせたシーンは副審の旗が上がる。それでも最終ラインからのロングボールにサイドへ流れたペイショットからチャンス。磐田はこの形を何度でも繰り返したい。 押し込む場面もちらほら出てきた磐田は、前半終盤で数的優位に。 43分、名古屋は先制点倍井のドリブルでの持ち出しが大きくなり、磐田DFリカルド・グラッサにスライディングタックル。これがアフター気味にグラッサの足首を直撃し、VARが関与するまでもなく倍井の一発レッドが確定する。 磐田としてはこれを契機になんとか打開の糸口を見つけたいところ。しかし、ハーフタイムを挟んだ後半もなかなか押し切れず。[5-3-1]でブロックを敷く名古屋の攻略が容易でないことは想像に難くない。 そうなると、カギを握るのはやはり「セカンドボール」か。58分、浮き玉を送ってセカンドボールを拾ったところから二次攻撃。押し込んだ状態からボックス外へ戻し、藤原がミドルシュート。ここでCKも獲得し、ひとつのアイデアが浮かぶ。 磐田は64分、カウンターから途中出場のMF古川陽介が仕掛け、左サイドの外側で植村が相手DFを引っ張ったなか、カットインから右足シュート。低い弾道の鋭い一撃は、GK武田にセーブされる。 古川はさらに74分、ペイショットのポストプレーにボックス内へ走り込み、右足ダイレクトでゴール方向へ打ち返すが、勢いそのままに放った一撃はわずかに枠上へ。数的優位となって久しいが、どうしても1点が遠い。 磐田はさらにさらに81分、ボックス内で相手DFを背負ったジャーメインが素早い身のこなしから右足シュート。今度はGK武田が必死に伸ばした手を超えるが、ファーポストを弾く乾いた音がヤマハに響く。残り時間も少なくなっていく。 87分にはさらなる決定機。左サイドから低いクロスが入ると、ゴール前をすり抜け、ファーで待ち構えた途中出場MFブルーノ・ジョゼの足元へ。すかさず右足ダイレクトで打ち返すが、GK武田が空けたゴール前をカバーした名古屋MF内田宅哉に寸前で掻き出される。 このように後半幾度もチャンスを迎えた磐田だったが、結局最後まで1点が奪えず、0-1の敗戦に。2季ぶりのvs名古屋で勝ち点を掴めなかった。 名古屋は守り抜いて2試合ぶりの白星に。ルーキー倍井の退場で苦しくなったが、その倍井は先制点となったクロスを含め、各所で持ち味を発揮した。そのほかの選手も奮闘し、長谷川健太体制らしい勝ち方で勝ち点「3」だ。 ジュビロ磐田 0-1 名古屋グランパス 【名古屋】 倍井謙(前8) 2024.04.13 15:59 Sat

PK失敗のマテウス・ペイショットが2得点で挽回! 西久保駿介も起用に応えた磐田がアウェイ京都戦を快勝【明治安田J1第7節】

7日、明治安田J1リーグ第7節の京都サンガF.C.vsジュビロ磐田がサンガスタジアム by KYOCERAで行われ、アウェイの磐田が0-3で勝利した。 前節のガンバ大阪戦をゴールレスドローで終え、直近3試合勝利なしの京都。今シーズンのホーム初勝利を目指す。曹貴裁監督はスタメンを1人変更し、安齋悠人に代わりマルコ・トゥーリオが左ウイングに入った。 対するアウェイの磐田は、ジャーメイン良の2ゴールで前節アルビレックス新潟を下し、連敗を「3」でストップ。2連勝として波に乗りたいところ。今節は松原后が負傷のためメンバー外に。西久保駿介が代わりに先発し、前線もマテウス・ペイショットがスタメン入りした。 最初に決定機を迎えたのは4分のホームチーム。ボックス手前でパスを受けた原大智が思い切って右足を振ったが、これはGK川島永嗣のファインセーブに阻まれた。 その後もやや京都優勢の中、28分には磐田がボックス手前中央でFKを獲得。藤原健介が上から落とすシュートで直接狙ったが、高く跳んだ壁を越えることができなかった。 ゴールに近づいた磐田は30分にもチャンス。クイックリスタートから右サイドへ展開すると、そこから中央へクロス。DFのクリアボールに藤原健介が反応したが、福田心之助のシュートブロックに遭い、ネットは揺らせなかった。 一方の京都もカウンターから反撃。マルコ・トゥーリオが起点となり、原大智が左サイドを突破。自ら左ポケットまで持ち込んだが、左足のシュートは枠の右に外れた。 良い流れに乗る磐田は前半終盤、マテウス・ペイショットのヘディングシュートが麻田将吾の手に阻まれ、VARとOFRによるチェックの結果、PKを獲得。しかし、マテウス・ペイショットの真ん中へのシュートは、足を残したGKク・ソンユンにセーブされ、スコアは動かなかった。 後半も勢いを維持するアウェイチーム。立ち上がりに左サイド敵陣中央あたりでFKを獲得すると、キッカーの藤原が思い切って直接狙うが、枠を捉えたブレ球のシュートはGKク・ソンユンがしっかりと弾き出した。 それでも51分、磐田がセットプレーから先制。右CKを得ると、藤原のアウトスイングのクロスに合わせたのは西久保。頭でゴール左隅へ流し込み、加入後初得点で先発起用に応えた。 さらに63分、ジャーメイン良がゴール左上を狙うと、このシュートがバーを直撃。流れを変えたい京都の曹貴裁監督はその直後、一気に3枚交代カードを切る。 しかし、一方の磐田がすかさず追撃。65分、右サイドから崩すと西久保のクロスに飛び込んだのはマテウス・ペイショット。ダイビングヘッドでゴールに叩き込み、PK失敗の汚名を返上した。 リードを2点に広げた磐田だが、勢いは止まらず。71分、松本昌也の右からのクロスに合わせたのは再びマテウス・ペイショット。今度は直立気味のまま頭でそらし、ゴール左隅へ流し込んだ。 京都はさらに安齋悠人、福岡慎平を投入し、反撃を試みるが、さっそく訪れた安齋のシュートチャンスは相手DFに阻まれる。磐田の横内昭展監督は森岡陸らを起用しながら、クローズにかかる。 後半アディショナルタイムには、競り合いの際に頭部を痛めた鈴木海音が負傷交代するアクシデントもあった磐田だが、3点差を維持したまま試合終了。アウェイの地で今シーズン初の連勝を飾った。 京都サンガF.C. 0-3 ジュビロ磐田 【磐田】 西久保駿介(後6) マテウス・ペイショット(後20、後26) <span class="paragraph-title">【動画】頭で決めたマテウス・ペイショットの2得点</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ペイショット爆発<br>\<br><br>マテウス ペイショットが<br>65分、71分に立て続けのゴール<br><br>いずれも右サイドからのクロスに頭で合わせた<br><br>2本続けてどうぞ<br><br>明治安田J1第7節<br>京都×磐田<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/stSj59Sbmw">pic.twitter.com/stSj59Sbmw</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1776864972598886824?ref_src=twsrc%5Etfw">April 7, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.07 16:19 Sun

鈴木優磨のPK弾守り抜いた鹿島が連勝! 一歩及ばずの磐田は3連敗に【明治安田J1第5節】

明治安田J1リーグ第5節の鹿島アントラーズvsジュビロ磐田が30日に県立カシマサッカースタジアムで行われ、ホームの鹿島が1-0で勝利した。 2勝1分け1敗で4位と、悪くないスタートを切っている今シーズンの鹿島。前節の川崎フロンターレ戦ではチャヴリッチ、鈴木優磨のゴールで逆転勝利を手にした。今節はケガで日本代表参加を辞退していた佐野海舟がメンバー外となり、土居聖真が代わりにボランチに入った。 対する磐田は1勝3敗の17位とやや苦しいシーズン序盤。直近のガンバ大阪戦はジャーメイン良のゴールで反撃するも1-2で終え、2連敗を喫している。今回は新戦力のマテウス・ペイショットが初スタメンとなり、U-23日本代表から戻った鈴木海音も先発。レオ・ゴメスも開幕節以来のスタメン入りを果たした。 試合序盤、先に決定機を迎えたのはボールを保持する7分の鹿島。右サイドから崩すと濃野公人のヒールの落としにチャヴリッチが反応。ボックス内で右足シュートも、ここはGK川島永嗣がナイスセーブを見せた。 押し返したい磐田も11分にチャンス。松原后が左サイドからクロスを上げると、ジャーメイン良がヘディングで叩く。これは惜しくも枠の左に外れ、先制とはならなかった。 両チームともにゴールに迫る中、21分には再び磐田に決定機。ボックス手前で上原力也がクリアボールを拾うと右足を一閃。ゴール右隅を捉えたシュートはGK早川友基が弾き出した。 均衡が破れたのは33分。鹿島が左CKを得ると、関川郁万のヘディングでの折り返しが松原の手に当たってPKの判定。GK川島との読み合いを制した鈴木優磨が真ん中に蹴り込み、ホームチームに先制点が生まれた。 鹿島がリードしたものの、その後もピッチを行き来する互角の戦いが続く。前半アディショナルタイムには、最終ラインの裏に抜け出した鈴木優磨が浮き球をボレーシュートに持ち込むも、バーの上を越えた。 ハーフタイムに動いたのは鹿島のランコ・ポポヴィッチ監督。藤井智也を下げて松村優太をピッチに送り出す。松村はそのまま右サイドハーフに入った。 しかし、後半は1点を追う磐田が攻勢。それでも鹿島守備陣が身体を張ってゴール前に立ちふさがり、自由にはシュートを打たせない。 勢いを加速させたい磐田の横内昭展監督は61分、平川怜に代えて古川陽介を投入。69分にはその古川が左サイドからドリブルで切り込み、自らシュートを打ったが、カーブのかかったボールは右ポストをかすめた。 さらに76分、古川から上原へパスが繋がりボックス内に侵入すると、途中出場の藤川虎太朗へ横パス。アウトにかけたシュートは鹿島DFにわずかにコースを変えられ、同点ゴールには至らなかった。 一方、逃げ切りも見据え始めた鹿島は仲間隼斗、樋口雄太を78分から途中起用。その3分後、さっそく仲間にヘディングシュートの場面が訪れたが、枠内に収められず1点差のまま最終盤へ向かった。 最後まで諦めない磐田は後半アディショナルタイム、ゴール前での混戦から上原がシュート。しかし、これはGK早川の正面に飛んだ。 その後も試合終了間際まで一進一退の攻防が続いたが、鹿島が1-0で勝利。勝ちきった鹿島が2連勝、1点が遠かった磐田は3連敗となった。 鹿島アントラーズ 1-0 ジュビロ磐田 【鹿島】 鈴木優磨(前33) <span class="paragraph-title">【動画】真ん中に蹴り込んだ鈴木優磨のPK</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ド真ん中に蹴る勇気<br>\<br><br>鈴木優磨がPKを真ん中へ<br>豪快に蹴り込む‼<br><br>ホームの鹿島が先制<br><br>明治安田J1第5節<br>鹿島×磐田<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/WNMriGSifc">pic.twitter.com/WNMriGSifc</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1773969141214429481?ref_src=twsrc%5Etfw">March 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.30 17:26 Sat

娘のためにドラえもんのぬいぐるみを取ってくれた人を探したい!磐田の新助っ人の妻がSNSで人探し→わずか数時間で奇跡「日本人は本当に素晴らしいです」

ジュビロ磐田のブラジル人FWマテウス・ペイショットの家族と、磐田ファンの間で素敵なエピソードがあったようだ。 アトレチコ・ゴイアニエンセから磐田に加入したペイショット。24日の明治安田J1リーグ第1節ヴィッセル神戸戦で後半頭から途中出場し、早速デビューを飾っていた。 そのペイショットと妻のノエラニさんの間には1人の娘さんがいるが、その娘さんのために磐田ファンが一肌脱いでくれたという。 ノエラニさんによると、磐田ファンに娘が欲しがっていた大きなドラえもんのぬいぐるみをプレゼントしてもらったとのこと。どうやら、商業施設にあったドラえもんのぬいぐるみが取れずに娘さんが泣いてしまっていたところ、なんとそのファンが代わりに取ってくれたようだ。 そのファンとは別れ際に写真を撮ったということだが、ノエラニさんは28日にX(旧ツイッター)とインスタグラムでこのことを報告。お礼がしたいので投稿を見つけたら教えてほしいと呼びかけていた。 するとたった数時間で奇跡が起こったようで、ノエラニさんは29日にもXを更新。ぬいぐるみをプレゼントした男性の投稿を引用し「どうもありがとうございます」と感謝の言葉を綴っていた。 さらに、「このミッションで私たちを助けてくれた皆さんに心より感謝し、贈り物をくれた人を見つけることができました。私たちはとてもうれしく、皆さんの助けに感謝しました。日本人は本当に素晴らしいです。こんなに良い人々がいる国に住めることがとても幸せで感謝しています、私たちはここでとても幸せです」とファンの男性と繋がるために尽力したSNSユーザーの人にも感謝を綴っている。 また、娘さんが早速ドラえもんのぬいぐるみ一緒にお出かけしている様子もアップしている。 来日してまだ数カ月のペイショットファミリーだが、このファンの男性とSNSユーザーの行いで、日本をより好きになってくれたのではないだろうか。 <span class="paragraph-title">【写真】娘さんはドラえもんにゾッコン!ペイショットとファンの男性が記念撮影</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">私たちに贈り物をくれる責任者。どうもありがとうございます <a href="https://t.co/9wzL6i7GsK">https://t.co/9wzL6i7GsK</a></p>&mdash; Noelani Peixoto (@nc_peixoto) <a href="https://twitter.com/nc_peixoto/status/1762960576119234821?ref_src=twsrc%5Etfw">February 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.02.29 16:00 Thu

J1残留が最大の目標、鍵を握るはJリーグ初挑戦の助っ人たち【J1開幕直前ガイド|ジュビロ磐田】

2024シーズンの明治安田J1リーグが23日からいよいよ開幕する。今季からは20チーム制となり、降格も3つに増枠しての争いに。ここでは新シーズンの幕開けに先駆け、J1リーグ全チームをピックアップし、ジュビロ磐田を紹介していく。 【直近3シーズンの成績】 2023シーズン(J2):2位(21勝12分け9敗) 2022シーズン:18位(6勝12分け16敗) 2021シーズン(J2):1位(27勝10分け5敗) 【昨季チーム得点王】 松本昌也、エドゥアルド 9ゴール 【今季ノルマ】 残留 【編集部イチオシ】 MF上原力也 昨季J2:35試合出場/8ゴール <span class="paragraph-subtitle">◆逆境跳ね除け1年でJ1復帰</span> 2022シーズンは最下位でJ2降格。さらに契約トラブルが原因でFIFAから補強禁止処分が下り、クラブを取り巻く空気は必ずしも良好ではなかった。しかし、横内昭展監督が新たに就任したチームは開幕5試合1勝とスタートダッシュにこそ失敗するも、徐々に調子を上げると中盤以降は11試合無敗もあり昇格争いに参戦。最終節に勝利した結果、最大のライバルである清水エスパルスをかわして2位に浮上し、1年でのJ1復帰を成し遂げた。 <span class="paragraph-subtitle">◆前線の入れ替わりが吉と出るか?</span> J1復帰という唯一最大の目標を達成したチームだが、若きストライカーである後藤啓介がベルギーへ。さらにファビアン・ゴンザレスや杉本健勇が退団、大津祐樹が引退となった前線には、マテウス・ペイショット、ウェベルトンが新たに加入した。いずれもJリーグ初挑戦となる助っ人だけに、フィットに時間がかかるようだとジャーメイン良の負担が大きくなるだろう。一方で、中村駿らの加わった中盤はさらなる安定感が期待できるはずだ。 <span class="paragraph-subtitle">◆大ベテランに期待される役割</span> 昨シーズンまで所属した元日本代表の遠藤保仁は、現役引退でチームを離れることに。その代わりというわけではないが、チームは長く海外でプレーした元日本代表GK川島永嗣を獲得。経験豊富なベテランGKの存在は、J1での厳しい戦いを乗り越えていくうえで大きなものになるだろう。もちろん、昨季途中からポジションを得た三浦龍輝が易々とポジションを明け渡すはずもなく、GKのポジション争いは要注目だ。 <span class="paragraph-subtitle">◆J1残留のためFW陣の活躍に期待</span> 横内昭展監督が「勝ち点40」を目標に掲げるように、今季最大の目標はJ1残留。そのうえで、鍵を握るのは陣容が大きく変わったFW陣のパフォーマンスとなるだろう。J2と比べてもチャンスが限られる中で、ペイショット、ウェベルトンがどれだけそのポテンシャルを発揮できるかは、結果に大きく影響するはずだ。リカルド・グラッサの残ったDF陣や上原力也のいる中盤は計算できるだけに、チームの目標達成は攻撃陣の爆発にかかっているといっても過言ではない。 <span class="paragraph-subtitle">◆2024年冬移籍情報</span> 【IN】 GK川島永嗣(40)←無所属/完全移籍 GK坪井湧也(24)←ヴィッセル神戸/期限付き移籍 GK中島佳太郎(22)←常葉大学/新加入 GK杉本光希(22)←立正大学/新加入 DF西久保駿介(20)←ジェフユナイテッド千葉/完全移籍 DF高畑奎汰(23)←大分トリニータ/完全移籍 DF朴勢己(18)←東邦高校/新加入 MF中村駿(29)←アビスパ福岡/完全移籍 MFレオ・ゴメス(26)←FCヴィトーリア/完全移籍 MF平川怜(23)←ロアッソ熊本/新加入 MF川﨑一輝(26)←カマタマーレ讃岐/新加入 MF植村洋斗(22)←早稲田大学/新加入 FWブルーノ・ジョゼ(25)←グアラニFC/完全移籍 FWウェベルトン(21)←ニューイングランド・レボリューション2/完全移籍 FWマテウス・ペイショット(28)←アトレチコ・ゴイアニエンセ/完全移籍 FW石田雅俊(28)←大田ハナシチズン/完全移籍 【OUT】 GK梶川裕嗣(32)→鹿島/完全移籍 GK八田直樹(37)→現役引退 GK中島佳太郎(22)→栃木/期限付き移籍 DF鈴木雄斗(30)→湘南/完全移籍 DF山本義道(27)→金沢/完全移籍 DF中川創(24)→藤枝/完全移籍 DF高野遼(29)→相模原/完全移籍 MF遠藤保仁(44)→現役引退 MF大森晃太郎(31)→ムアントン・ユナイテッド/期限付き移籍 MF清田奈央弥(22)→おこしやす京都/完全移籍 MFドゥドゥ(26)→千葉/完全移籍 MF針谷岳晃(25)→福島/完全移籍 MF山本康裕(34)→松本/完全移籍 MF吉長真優(21)→讃岐/期限付き移籍 FW後藤啓介(18)→RSCアンデルレヒト(ベルギー)/期限付き移籍 FW杉本健勇(31)→大宮/期限付き移籍 FW三木直土(22)→鳥取/完全移籍 FWファビアン・ゴンザレス(31)→甲府/完全移籍 FW大津祐樹(33)→現役引退 2024.02.09 18:30 Fri
もっと見る>
移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2024年1月8日 メタリスト 磐田 完全移籍
2023年12月31日 アトレチコ-GO メタリスト レンタル移籍終了
2023年7月27日 メタリスト アトレチコ-GO レンタル移籍
2023年7月26日 ゴイアスEC メタリスト レンタル移籍終了
2023年2月22日 メタリスト ゴイアスEC レンタル移籍
2022年12月31日 セアラーSC メタリスト レンタル移籍終了
2022年3月14日 メタリスト セアラーSC レンタル移籍
2021年7月31日 RB ブラガンチーノ メタリスト 完全移籍
2021年7月30日 ジュベントゥージ RB ブラガンチーノ レンタル移籍終了
2021年6月1日 RB ブラガンチーノ ジュベントゥージ レンタル移籍
2021年5月31日 ジュベントゥージ RB ブラガンチーノ レンタル移籍終了
2021年2月26日 RB ブラガンチーノ ジュベントゥージ レンタル移籍
2021年1月31日 ポンチ・プレッタ RB ブラガンチーノ レンタル移籍終了
2020年8月14日 Bragantino ポンチ・プレッタ レンタル移籍
2018年12月31日 スポルチ・レシフェ Bragantino レンタル移籍終了
2018年9月3日 Bragantino スポルチ・レシフェ レンタル移籍
2017年7月7日 Bahia U20 Bragantino 完全移籍
2016年12月31日 Fluminense-BA Bahia U20 レンタル移籍終了
2016年9月23日 Bahia U20 Fluminense-BA レンタル移籍
2016年9月22日 Ypiranga-BA Bahia U20 レンタル移籍終了
2016年7月1日 Bahia U20 Ypiranga-BA レンタル移籍
2016年5月1日 Audax-RJ Bahia U20 完全移籍
2015年12月31日 Bahia U20 Audax-RJ レンタル移籍終了
2015年7月1日 Bahia U20 レンタル移籍
今季の成績
明治安田J1リーグ 13 853’ 4 1 0
YBCルヴァンカップ 2024 1 28’ 0 0 0
合計 14 881’ 4 1 0
出場試合
明治安田J1リーグ
第1節 2024年2月24日 vs ヴィッセル神戸 45′ 0
0 - 2
第2節 2024年3月1日 vs 川崎フロンターレ 26′ 0
4 - 5
第3節 2024年3月9日 vs 柏レイソル 45′ 0
0 - 1
第4節 2024年3月16日 vs ガンバ大阪 45′ 0
2 - 1
第5節 2024年3月30日 vs 鹿島アントラーズ 90′ 0
1 - 0
第6節 2024年4月3日 vs アルビレックス新潟 45′ 0
2 - 0
第7節 2024年4月7日 vs 京都サンガF.C. 90′ 2
0 - 3
第8節 2024年4月13日 vs 名古屋グランパス 90′ 0 76′
0 - 1
第9節 2024年4月20日 vs アビスパ福岡 17′ 0
2 - 2
第10節 2024年4月27日 vs FC町田ゼルビア 90′ 0
2 - 0
第11節 2024年5月3日 vs 横浜F・マリノス 90′ 1
1 - 1
第12節 2024年5月6日 vs 東京ヴェルディ 90′ 1
3 - 2
第13節 2024年5月11日 vs サガン鳥栖 90′ 0
0 - 3
YBCルヴァンカップ 2024
2回戦 2024年4月17日 vs V・ファーレン長崎 28′ 0
1 - 0