山田雄士 Yuto YAMADA

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 2000年05月17日(23歳)
利き足
身長 169cm
体重 63kg
ニュース クラブ
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【J1注目プレビュー|第11節:町田vs柏】連敗を避けたい町田と勝ち切りたい柏、互いの魅力は”強度”

【明治安田J1リーグ第11節】 2024年5月3日(金・祝) 15:00キックオフ FC町田ゼルビア(2位/19pt) vs 柏レイソル(11位/14pt) [町田GIONスタジアム] <span class=“paragraph-subtitle">◆連敗回避へ、5月を好スタートなるか【FC町田ゼルビア】</span> 前節はアウェイでジュビロ磐田に敗戦。無敗で首位に立っていた町田は、4月は2勝3敗と負け越し。J1での戦いが簡単ではないことを改めて感じた月になったはずだ。 首位と勝ち点が並んでいる中、チームとしては試合の多い5月を良い形でスタートしたいところ。連敗を回避するためにも、しっかり白星スタートを切りたいところだ。 磐田戦は相手にうまくやられ、今季初のノーゴール。徐々に相手も分析を進めてきているだけに、難しい戦いが続くことにはなるだろう。ここをどう乗り越えるかが重要となる。 今節の相手である柏は強度の強さを持っており、守備が安定したチーム。得点力に難があるために勝ち点は伸びていないが、町田としては強度の部分では負ける訳にはいかない。 ★予想スタメン[4-4-2] GK:谷晃生 DF:鈴木準弥、ドレシェヴィッチ、昌子源、林幸多郎 MF:バスケス・バイロン、柴戸海、仙頭啓矢、藤本一輝 FW:ナ・サンホ、オ・セフン 監督:黒田剛 出場停止:柴戸海 U-23日本代表活動参加:平河悠、藤尾翔太 <span class="paragraph-subtitle">◆モヤモヤを払拭せよ【柏レイソル】</span> 前節はホームにサガン鳥栖を迎えて1-1のドロー。今季5つ目の引き分けとなった。 残留を争っていたチームとは見違え、安定した戦いを見せている今季の柏。守備陣は特に安定感を見せているが、どうも勝ち点が伸びない。 モヤモヤの要因は明確な得点力不足。現在AFC U23アジアカップに臨んでいる細谷真大も不発のままチームを離れたが、どうもゴール数が増えない。強度と見せるコンパクトな守備が機能しているだけに、まさに取りこぼし感が強い。 町田も同じく強度の高いサッカーをしてくるが、強さが違う。ロングボール対策をどうするか。安定した守備でありながら、ショートカウンターを見せられると嫌なところ。競り合いのセカンドボールの行方が勝敗を分けそうだ。 ★予想スタメン[4-4-1-1] GK:松本健太 DF: 川口尚紀、犬飼智也、古賀太陽、ジエゴ MF:島村拓弥、土屋巧、白井永地、山田雄士 FW:小屋松知哉、マテウス・サヴィオ 監督:井原正巳 U-23日本代表活動参加:関根大輝、細谷真大 2024.05.03 12:22 Fri

マルセロ・ヒアンの2試合連続弾で鳥栖が先制も…柏が島村拓弥のJ1初得点でドロー決着【明治安田J1第10節】

28日、明治安田J1リーグ第10節の柏レイソルvsサガン鳥栖が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 今シーズンここまで1敗のみで、直近の浦和レッズ戦では5試合ぶりの白星を手にした8位・柏。ミッドウィークに行われたYBCルヴァンカップ2回戦のザスパ群馬戦は勝利したが、リーグ戦は第9節横浜F・マリノス戦の延期により2週間ぶりの戦い。井原正巳監督は浦和戦からスタメンを1人変更し、戸嶋祥郎の代わりに島村拓弥が先発した。 対するアウェイの鳥栖は前節の鹿島アントラーズ戦で4-2の打ち合いを制し、最下位脱出。7試合ぶりの勝利で17位に浮上した。柏と同様、週中のルヴァンカップのロアッソ熊本戦をモノにしており、公式戦2連勝で迎えた今節。川井健太監督は鹿島戦からメンバー変更なしで臨んだ。 両チームともに積極的にゴールへ迫った立ち上がり、先にチャンスを迎えたのは6分の柏。右サイド深い位置で起点を作ると、ボックス内へのクロスをマテウス・サヴィオが落とし、最後は小屋松知哉。至近距離からのワンタッチシュートは枠の右に外れた。 一方の鳥栖はセットプレーから先制に成功。14分、敵陣中央右寄りの位置でFKを得ると、河原創のファーへのクロスに合わせたのはマルセロ・ヒアン。ループ気味のヘディングシュートがGK松本健太の頭上を越えてゴールに吸い込まれ、2試合連続ゴールを記録した。 さらに19分、富樫敬真が右サイド抜け出すと、クロスに飛び込んだのは菊地泰智。左足で合わせにいったが、枠は捉えなかった。 追いつきたい柏は徐々に攻勢を強める。26分には島村拓弥が右サイドからカットインすると、右ポケットのマテウス・サヴィオへスルーパス。ワンタッチで狙ったが、シュートはゴール左に外れた。 ホームチームの勢いは衰えず、39分には右CKがファーまで流れて山田雄士が強烈なシュート。これは正面で反応したGK朴一圭が冷静に弾き出した。 しかしその1分後、柏の攻勢がついに実る。マテウス・サヴィオが味方との連携から左サイドを抜け出すと、ゴール前へのグラウンダーのクロスに飛び込んだのは島村。一度目のシュートはGK朴一圭に当ててしまったが、こぼれ球をきっちり押し込み、島村にとってはJ1初ゴールとなった。 1-1で迎えた後半、鳥栖は長澤シヴァタファリに代えて上夷克典を頭から投入。それでも前半の勢いそのまま、柏ペースでスタートし、セットプレーを中心に鳥栖ゴールに迫る。 勝ち越し点を巡る緊迫した戦いが続く中、63分には柏が1人目の選手交代。小屋松知哉を下げて2試合連続ゴール中の切り札・木下康介を投入。続いて鳥栖も2枚替えを行い、堺屋佳介、横山歩夢の投入で勝負に出た。 その後も交代カードを切りながら試合を進める両チームだが、膠着状態のまま終盤へ突入。80分には戸嶋がミドルシュート、その1分後には横山のチャンスメイクから堀米勇輝がクロスと、それぞれ途中出場の選手が打開を図る。 88分にはこれまた途中出場の武藤雄樹が浮き球のパスに抜け出す。ボックス内でシュートまで持ち込んだが、鳥栖DFの身体を張った守備に阻まれた。 白井永地の遠めからのシュートも外れた柏は、追加点を奪えないまま後半アディショナルタイムに突入。最後までゴールを目指したがスコアは動かず、互いに意地を見せた熱戦は1-1の引き分けに終わった。 柏レイソル 1-1 サガン鳥栖 【柏】 島村拓弥(前40) 【鳥栖】 マルセロ・ヒアン(前14) <span class="paragraph-title">【動画】きっちり押し込んで決めた島村拓弥のJ1初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>ボール奪取から<br>鮮やかにゴールへ<br>\<br><br>相手のスローインからわずか10秒<br>マテウス サヴィオのクロスに島村拓弥<br><br>明治安田J1第10節<br>柏×鳥栖<br> <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> ライブ配信中 <a href="https://t.co/9awJWr6qye">pic.twitter.com/9awJWr6qye</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1784476101349134410?ref_src=twsrc%5Etfw">April 28, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.28 17:22 Sun

途中出場・木下康介が2戦連発!浦和の中盤封じた柏が5試合ぶりの白星【明治安田J1第8節】

明治安田J1第8節、柏レイソルvs浦和レッズが12日に三協フロンテア柏スタジアムで行われ、ホームの柏が1-0で勝利を収めた。 2勝4分け1敗で9位の柏は、3試合連続の1-1ドローと引き分けが続く。プレスがハマり主導権も握るが、望まれるのはいい時間帯でのもう一押し。U-23日本代表活動に参加している関根大輝、細谷真大を欠く今節へ、井原正巳監督は前節からスタメン4人を入れ替え、川口尚紀や戸嶋祥郎を今季初の先発起用。小屋松知哉も4試合ぶりにスターターとなった。 対する5位浦和は前節サガン鳥栖戦の快勝で3勝2分け2敗の白星先行とした。その鳥栖戦で5試合ぶりの先発復帰を果たし、結果を残した松尾佑介が[4-3-3]の左ウイングで引き続いてスタメンに。インサイドハーフでは小泉佳穂の起用で岩尾憲がメンバー外となり、ベンチにはケガから復帰のアレクサンダー・ショルツに加え、地元出身でユースからの昇格組・堀内陽太が名を連ねた。 開始早々の3分には柏が持ち味を披露。速攻からマテウス・サヴィオが持ち上がると、こぼれ球を拾った山田雄士が狙い、直後のCKからも連続フィニッシュを迎える。 浦和も守備陣がコースに入り、すべてのシュートをブロック。一定距離まで引いて構え、柏に持たせる選択をしながら、9分には松尾のスピードを生かした速攻から右CKを獲得し、3試合連続得点中のチアゴ・サンタナが合わせる。 互いに最終ラインでのボール保持時間が増え、柏は対角への長いフィードから機をうかがい、浦和はサイドバックを押し上げながら外回りで穴を探す。 27分の柏はサヴィオのサイドチェンジからジエゴが左ポケットを取って折り返すが、GK西川周作が対応。浦和も30分、前田直輝がボックス右へ侵入し、サンタナの落としにサミュエル・グスタフソンが飛び込むが、川口が好カバーと、前半終了間際に柏の白井永地が足を振ったものの、堅固な守備ブロックを前に両者明確なフィニッシュシーンの少ないまま、前半を終えた。 互いにメンバー交代なく迎えた後半は、浦和が立ち上がりに裏への長いボールを2本と、打開のためのアクションを見せると、50分には石原広教がフィードを収めて中央へ送り、サンタナのフリックから小泉が左足で狙う。 非保持の時間が続いていた柏も54分、右でフリーとなったサヴィオがゆとりを持ってピンポイントのクロスを送り、ジエゴがドンピシャヘッドで合わせる。だが、GK西川が足での好セーブを披露。ゴールを死守した。 膠着状態が動きそうな気配の中で柏ベンチが先に動き、58分に小屋松と戸嶋に代えて木下康介と島村拓弥を送り込めば、ペア・マティアス・ヘグモ監督もその2分後に2枚替えを決行。前田と小泉が下がり、中島翔哉と大久保智明がピッチに立つ。 62分の柏は木下が絡んで山田のフィニッシュ、66分の浦和は中島がボックス手前から右足と、交代選手が色を出した両チーム。結果の直結したのは柏だった。 72分、右サイドで時間を作り、白井のスルーパスで深さを取ると、サヴィオのライナー性クロスに合わせたのは木下。ハーフバウンドのボールを右足ボレーで合わせ、前節に続いて途中出場からネットを揺らした。 追い掛ける展開となった浦和は松尾に代えて安居海渡、伊藤敦樹に代えて興梠慎三を送り、2トップに変更。86分にはそこへ当てての攻撃からサンタナが強引に狙うが、枠を捉えられない。 リードを保って終盤を迎えた柏は残り時間も集中を切らさず、熊澤和希にJ1初出場の機会を与えるなど、交代カードも駆使。ベタ引きではなく、島村の個人技からのフィニッシュをはじめ、相手陣地深くで時計の針を進めて逃げ切り勝ち。ホームで歓喜のタイムアップを迎え、5試合ぶりの勝利を飾った。 一方の浦和は、最後まで柏の守備ブロックを崩せず、またも連勝はお預けに。再び星を五分に戻すこととなった。 柏レイソル 1-0 浦和レッズ 【柏】 木下康介(後27) <span class="paragraph-title">【動画】途中出場・木下康介が値千金の決勝ボレー弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>2戦連発エースに名乗り!<br>\<br><br>木下康介が途中出場で先制ゴール‼️<br>サヴィオのクロスにダイレクトで合わせた<br><br>明治安田J1リーグ第8節<br>柏×浦和<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/7iC6gO2NfU">pic.twitter.com/7iC6gO2NfU</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1778749212097700032?ref_src=twsrc%5Etfw">April 12, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.12 20:58 Fri

先制のC大阪が無敗継続も、柏が推進力見せ追い付きドロー【明治安田J1第6節】

3日、明治安田J1リーグ第6節の柏レイソルvsセレッソ大阪が三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 柏は昨季の低迷が嘘のように堅守速攻がはまり、2勝2分け1敗で9位に付ける。対して2位のC大阪は、前節湘南ベルマーレ戦の勝利で、クラブ史上初のJ1開幕5戦無敗を達成した 好内容を伴って相まみえる両者はともに前節からスタメンを1人変更。柏は木下康介に代わり、島村拓弥が加入後初、すなわちJ1初先発を飾る。C大阪はルーカス・フェルナンデスに代えてジョルディ・クルークスを起用した。 序盤から攻勢に出るのはホームの柏。5分、最終ラインからのシンプルなフィードで山田雄士が裏へ抜けながらうまく頭で落とし、細谷真大がボックス内からシュートを放つ。だが、C大阪もGKキム・ジンヒョンが好セーブを披露。前節に続き、カギを掛ける。 すると、受け身の時間が続いたC大阪が少ないチャンスを生かして試合を動かす。登里享平のフィード1本で左の深い位置をカピシャーバが取り、グラウンダーで折り返すと、飛び込んだレオ・セアラと古賀太陽が交錯。一時は流されたが、VARからの進言とオン・フィールド・レビュー(OFR)の結果、中村太主審はPKをC大阪に与える。これをレオ・セアラがGKの逆を突いて決め、19分にC大阪が先制に成功した。 お株を奪われる攻撃で先手を取られた柏だったが、1分も経たぬ間に同点ゴールを奪取。右の高い位置で白井永地が相手のパスを引っ掛け、こぼれ球を拾った島村が得意のドリブルでボックス右へ侵入し、丁寧なラストパスを送ると、これをマテウス・サヴィオが蹴り込んだ。 畳み掛けたい柏は25分、CKのこぼれから山田雄士のミドル、さらには白井が足を振る。C大阪も右サイドをえぐり倒したジョルディ・クルークスが自ら左足で狙い、GKが弾いたボールを登里が叩くも、枠の右へ外れた。 C大阪は42分にもクルークスの好クロスからレオ・セアラのヘディングを導き、さらに奥からは助っ人2人が飛び込むなど、オフサイドにはなったが迫力のある攻撃を見せた。 タイスコアで迎えた後半は60分を過ぎて両チームがチャンスを作り、C大阪は柴山昌也が切れ込んでの左足を見せれば、66分の柏は左サイド深い位置のスローインからロングスローと見せかけ、山田がボックス左からのチップシュート。GKキム・ジンヒョンが触ってクロスバーを叩き、跳ね返りを島村が狙うもクロスバーを越える。 80分には途中出場の戸嶋祥郎の右足ミドルが枠を捉えるなど、終盤まで足の止まらなかった柏だが、互いに次のゴールは生まれず、1-1の引き分けに終わった。 柏レイソル 1-1 セレッソ大阪 【柏】 マテウス・サヴィオ(前20) 【C大阪】 レオ・セアラ(前19) <span class="paragraph-title">【動画】J1初先発となった島村拓弥の個人技からマテウス・サヴィオが同点弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>島村拓弥の個人技<br>\<br><br>島村の個人技で相手DFを引き付け<br>最後はマテウス サヴィオ<br><br>柏がすぐさま同点に追いつく<br><br>明治安田J1第6節<br>柏×C大阪<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/ziuSHEuJsC">pic.twitter.com/ziuSHEuJsC</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1775471828938498438?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.04.03 21:20 Wed

柏のプレスに苦しんだ新潟、先制許すも小島亨介の好守連発と千葉和彦の同点ボレーでドロー【明治安田J1第5節】

明治安田J1第5節、アルビレックス新潟vs柏レイソルが30日にデンカビッグスワンスタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 代表ウイークを挟んで2週間ぶりに迎えるJ1。ともに2勝1分け1敗で迎える7位新潟と8位柏。新潟は、オーストラリア代表として2026北中米ワールドカップ(W杯)アジア2次予選を戦ったトーマス・デンがメンバー外となり、千葉和彦が今季初スタメンを飾る。対する柏は、過去4試合スタメンを固定していたが、この日は前節負傷交代の高嶺朋樹や小屋松知哉に代わって土屋巧と木下康介が先発に名を連ねた。 松橋力蔵監督と井原正巳監督、現役時代は横浜マリノス(現:横浜F・マリノス)でともにプレーした指揮官同士の一戦は、昨季ゴールレスドロー。今節は柏が開始2分にマテウス・サヴィオのクロスに犬飼智也、新潟も7分に右クロスが流れて堀米悠斗と、互いに序盤から好機を迎えた中で、次第に[4-4-2]からのプレッシングを徹底する柏が主導権を握る。 奪ってから早めに背後を突くシンプルな攻撃を見せる柏は15分、裏へ抜けたマテウス・サヴィオを狙ったジエゴのフィードから左CKを獲得すると、サインプレーを用いてボックス手前右から山田雄士がボレシュート。これは当たり損ない、キッカーのサヴィオまでボールは戻るが、ここからの精密クロスに飛び込んだ木下康介が胸で合わせ、ネットを揺らした。 31分にも中盤で囲んでボールを奪うと、カウンターから細谷真大が長い距離を持ち運び、舞行龍ジェームズを振り切って自らシュート。その2分後にも相手のコントロールミスを見逃さなかった白井永地が、高い位置で奪って強烈な右足の一振りを放ち、CKからはジエゴがフィニッシュを迎えるが、いずれもGKに阻まれた。 新潟は柏のプレッシングを受け、ビルドアップに大苦戦。前半は攻撃の良さを出せず、後半立ち上がりもあわやの場面をサヴィオに複数作られるが、数々の窮地にGK小島亨介が好セーブで立ちはだかり、最少失点で我慢を続けると、57分に同点に追い付く。 背後へのシンプルなパスで松田詠太郎のスピードを生かし、左のCKまで漕ぎつけると、二次攻撃から高木善朗が柔らかいクロスを入れる。中央の藤原奏哉を一山越え、ファーでフリーとなっていた千葉が完璧なボレーで合わせ、試合を振り出しに戻した。 新潟は裏へのパスで1つ柏のプレスを裏返すことで、押し込んだ状態からボールを動かすことに成功。次第にペースを握り始める。 柏も東京国際大学から新加入のルーキー、熊坂光希らを投入するなど、選手交代を駆使して再びプレスの強度を上げれば、新潟も78分に前線の3枚を入れ替えて3ポイントを奪いにいく。 互いが個性を中で、80分には柏の細谷に決定機が訪れるも、素早い振り左足フィニッシュはGK小島がショットストップ。オープンな展開となった最終盤には、追加タイム2分に柏は途中出場の島村拓弥がカットインから左足、直後の新潟も長いボールで入れ替わった長倉幹樹のラストパスから松田が合わせるも、いずれのシュートも枠を捉えられず。 追加6分、新潟はゴール正面で獲得したFKを小見洋太が直接狙うも壁に当たり、攻め合いながらも両者ともに次のゴールは生まれないままタイムアップ。勝ち点「1」を分け合っている。 アルビレックス新潟 1-1 柏レイソル 【新潟】 千葉和彦(後12) 【柏】 木下康介(前15) <span class="paragraph-title">【動画】新潟・千葉和彦の見事な同点ボレー弾!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">/<br>同点弾は大ベテランの一撃<br>\<br><br>高木善朗のクロスの<br>38歳千葉和彦がボレーで合わせる<br><br>明治安田J1第5節<br>新潟×柏<br>Live on <a href="https://twitter.com/hashtag/DAZN?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#DAZN</a> <a href="https://t.co/3M7iTIIZgP">pic.twitter.com/3M7iTIIZgP</a></p>&mdash; DAZN Japan (@DAZN_JPN) <a href="https://twitter.com/DAZN_JPN/status/1773960825566322697?ref_src=twsrc%5Etfw">March 30, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.03.30 16:06 Sat

巻き返し目指す柏が選手背番号発表! 木下康介が「15」、島村拓弥が「29」

柏レイソルは13日、2024シーズンの選手背番号を発表した。 2023シーズンはシーズン序盤から苦しむ戦いとなり、最後まで残留争いに巻き込まれることに。最終的には17位でなんとか残留を掴む形となった。また、天皇杯は決勝まで進んだが、川崎フロンターレの前にPK戦で敗れていた。 井原正巳監督の下で戦う2年目のシーズン。MF椎橋慧也(→名古屋グランパス)、MF山田康太(→ガンバ大阪)、MF仙頭啓矢(→FC町田ゼルビア)が退団。一方で、MF島村拓弥(←ロアッソ熊本)、FW木下康介(京都サンガF.C.)、MF白井永地(←徳島ヴォルティス)らを獲得した。 新戦力では、島村が「29」、木下が「15」、白井が「33」を着用する。 ◆2024シーズン選手背番号 GK 1.猿田遥己 21.佐々木雅士 31.守田達弥 46.松本健太 DF 2.三丸拡 3.ジエゴ 4.古賀太陽 13.犬飼智也←浦和レッズ/期限付き移籍→完全 16.片山瑛一 22.野田裕喜←モンテディオ山形/完全 24.川口尚紀 32.関根大輝←拓殖大学/新加入 50立田悠悟 MF 5.高嶺朋樹 6.山田雄士※背番号変更「36」 10.マテウス・サヴィオ 14.小屋松知哉 25.鵜木郁哉←水戸ホーリーホック/期限付き満了 27.熊坂光希←東京国際大学/新加入 28.戸嶋祥郎 29.島村拓弥←ロアッソ熊本/完全 33.白井永地←徳島ヴォルティス/完全 34.土屋巧 43.モハマドファルザン佐名 48熊澤和希 FW 9.武藤雄樹 15.木下康介←京都サンガF.C./完全 17.フロート 19.細谷真大 35.真家英嵩 38.升掛友護←愛媛FC/期限付き満了 45.山本桜大 47.オウイエ・ウイリアム 2024.01.13 21:20 Sat

川崎Fが柏を下し3年ぶり2度目の優勝!PK戦でチョン・ソンリョンが成功&ショットストップ【天皇杯】

9日、第103回天皇杯決勝、川崎フロンターレvs柏レイソルが国立競技場で行われ、0-0のまま90分、延長戦を終了。PK戦の結果、8-7で川崎Fが勝利を収めた。 Jリーグ創立以降は互いに3度目となる決勝の舞台。チケット完売となる62837人の観客、祭囃子に合わせたオープニング演出のもと、試合開始前から会場は大きな盛り上がりを見せた。 2020年以来3年ぶり2度目の優勝を目指す川崎Fは、3日の明治安田生命J1リーグ最終節からスタメンを4人変更。最終ラインにはジェジエウに代わり、古巣対戦となる大南拓磨が入った。 対いして2012年以来11年ぶり2度目の戴冠を目指す柏も、直近のJ1戦から先発を4名入れ替えた。犬飼智也、山田雄士は他チームで天皇杯に出場しているために柏のメンバーとして出場できず、ジエゴはサガン鳥栖戦での退場処分のために出場停止。最終ラインには立田悠悟、土屋巧が起用された。 立ち上がりはシンプルに裏を狙う柏が攻勢に出る。失っても相手陣深い位置では即時奪還を意識しての切り替え、ファーストラインを突破されたら中段で構えての[4-4-2]ブロックと、効果的な守備を披露。寄せが早く、コースの切り方もうまいため、川崎Fはビルドアップ時に浮いている選手を効果的に使えない。 主導権を握る柏は9分にCKから山田康太、セカンドボールを拾っては高嶺朋樹、小屋松知哉とフィニッシュを重ねる。14分には小屋松が角度のない位置から右足を強振。22分にはショートカウンターからサヴィオが自ら持ち込んでのシュートを放つ。 26分にはサヴィオのクロスを土屋が右ポケット最深部から頭で折り返し、小屋松のフィニッシュと、以降も試合は柏ペースで推移。手を焼く川崎Fは両ワイドが中へ絞ってボールを呼び込むなど試行錯誤するなかで39分、右に開いたレアンドロ・ダミアンのサイドチェンジから瀬古樹。だが、右足での巻いたシュートは枠の右へそれた。 柏ペースながらもスコアは動かぬまま前半を終えると、両チーム交代なく迎えた後半は、川崎Fが立ち上がりに脇坂泰斗の直接FKで見せ場を作る。64分には鬼木達監督が先に動き、瀬古と宮代を下げて瀬川祐輔と遠野大弥を投入。前線をフレッシュにした。 それでも69分には柏に絶好機が到来。カウンター時に細谷がハーフウェーライン付近で肩に手をかけられながらも倒れずに抜け出し、ボックス手前まで持ち込む。だが、ラストタッチが大きくなり、フィニッシュまで持ち込めなかった。 ただ、時間とともに柏のプレス強度が弱まったことで、川崎Fもボックスへの侵入回数が増加。後半は一進一退の攻防が続き、試合終了間際、川崎FはFKの2次攻撃から登里享平がヘディングシュート、柏もCK崩れから片山瑛一が強烈な一撃を放つが、両守護神がセーブ。試合は90分でも決着がつかず、延長戦へ突入した。 延長戦に入っては99分に柏がビッグチャンスを迎える。川崎F守備陣が浮き球の落下点を見誤り、隙を突いて抜け出した細谷がGKと一対一に。だが、シュートはチョン・ソンリョンのスーパーセーブに遭い、ここでもゴールを奪えない。 対する川崎Fは118分、右からクロスに途中出場のバフェティンビ・ゴミスがドンピシャのヘッドを放つも、柏もGK松本健太がファインセーブを披露。両守護神が立ちはだかり、120分を終えても両者無得点のまま、勝負の行方はPK戦に委ねられた。 川崎Fの先攻でスタートしたPK戦。両者成功が続いて迎えた柏の4人目、仙頭のキックはクロスバーを叩いたが、続く川崎F・ゴミスのシュートをGK松本がストップ。柏の5人目・武藤が決め切り、PK戦すらも延長に突入する。 もつれたPK戦は10人目に両GKがキッカーとして登場。すると、先攻の川崎Fチョン・ソンリョンがきっちり決め、その後はGK松本のシュートも見事にストップ。激闘を制した川崎Fが3年ぶり2度目の天皇杯制覇を成し遂げた。 川崎フロンターレ 0-0(PK8-7) 柏レイソル <span class="paragraph-title">【動画】10人目までのPK戦を制して川崎Fが優勝!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">【速報!】サッカー <a href="https://twitter.com/hashtag/%E5%A4%A9%E7%9A%87%E6%9D%AF?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#天皇杯</a>決勝<br><br>PK戦10人目で熱戦に決着<br>川崎フロンターレ 3大会ぶり2回目の優勝<br><br>川崎 0(8PK7)0 柏<br><br>総合でLIVE中!<br>試合を最初から見るなら同時・見逃し配信<br><a href="https://t.co/7LwPxBTEfW">https://t.co/7LwPxBTEfW</a> (NHKプラス)<br><br>特設サイトでも速報中!<br><a href="https://t.co/nhWUEBpFCb">https://t.co/nhWUEBpFCb</a> <a href="https://t.co/yev7u8Zhay">pic.twitter.com/yev7u8Zhay</a></p>&mdash; NHKサッカー (@NHK_soccer) <a href="https://twitter.com/NHK_soccer/status/1733400413481672991?ref_src=twsrc%5Etfw">December 9, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.09 17:10 Sat

山田雄士のゴールで先制の柏、後半途中から数的優位も川崎Fに追いつかれドロー決着… 橘田健人が同点弾【明治安田J1第31節】

29日、明治安田生命J1リーグ第31節の柏レイソルvs川崎フロンターレが三協フロンテア柏スタジアムで行われ、1-1の引き分けに終わった。 12月9日に天皇杯決勝でも対戦する両チーム。ホームの16位・柏はJ1残留に向けての勝ち点「3」が欲しい一戦となった。前節の浦和レッズ戦はマテウス・サヴィオや犬飼が欠場となった他、U-22日本代表帰りの細谷もベンチスタートとなり結果的に0-2で敗戦。今回の川崎F戦では前述3選手がスタメンに戻ってきた。 対する9位・川崎Fは前節のアビスパ福岡戦で4-2の勝利。終盤に3得点をあげる逆転劇を見せた。ミッドウィークに行われたAFCチャンピオンズリーグ(ACL)のBGパトゥム・ユナイテッド(タイ)戦も同じく4-2の勝利で終えた中、今節は大南が出場停止。レアンドロ・ダミアンも欠場となり、ジェジエウとバフェティンビ・ゴミスが先発出場した。 立ち上がりは比較的柏が押し込む展開に。8分には右サイドをドリブルで持ち上がった山田雄士から中央の細谷へパスが通り、細谷は振り向きざまに左足でシュート。これはGKチョン・ソンリョンの正面を突いた。 徐々に川崎Fもペースを掴み始める。左サイドからの登里のクロスにゴミスが合わせるシーンもあったが、得点には結びつかなかった。 目まぐるしく攻守が入れ替わる中、27分には柏の細谷がネットを揺らす。マテウス・サヴィオのスルーパスにジエゴが抜け出すと、左ポケットからグラウンダーのクロス。これを細谷が押し込んだが、ジエゴのオフサイドでノーゴールとなった。 30分にも柏に決定機。山田康太が右サイドからボックス内にドリブルで切り込むと、右ポケットで細谷にボールが渡る。素早い反転からシュートに持ち込むも、これはわずかに枠の右に外れた。 より鋭い攻撃を見せる柏は40分についに先制点を奪う。中盤でのパスカットからカウンターを発動すると、右ハーフスペースの山田雄士にマテウス・サヴィオからスルーパスが通る。そのままGKとの一対一を迎えると、右足で放ったシュートがゴール左へと決まった。 その2分後、川崎Fはすぐさま反撃に出る。押し込んだ中でボックス手前右から山根が中央へグラウンダーのクロスを送ると、ゴール前にポジションを取っていたゴミスが左足で合わせる。同点弾かに思われたが、ゴミスのオフサイドにより得点は認められなかった。 1-0で迎えた後半、川崎Fは瀬古に代えて遠野を投入。すると50分、ボックス内でパスを受けたゴミスが相手DFのタイミングを外してシュートまで持ち込んだが、GK松本のファインセーブに阻まれた。 追い上げムードが漂っていた川崎Fだったが、54分に不測の事態が。入ったばかりの遠野がハーフウェーライン付近でスパイクの裏を見せながら細谷にタックルしてしまい、オンフィールド・レビューの結果、主審はレッドカードを提示。ここから川崎Fは10人で戦うこととなった。 数的優位となった柏は怒涛の攻撃を見せる。59分には左サイドのジエゴからの折り返しをゴール前で山田雄士が合わせたが、シュートはバーの上を越えてしまった。 状況を変えたい川崎Fの鬼木達監督は、59分にマルシーニョに代えてジョアン・シミッチを投入。ゴミスと家長を2トップとする[4-3-2]のような形に変える。 さらに宮代、瀬川を68分にピッチに送り出した川崎Fは、その2分後に試合を振り出しに戻す。脇坂が中央から右サイドへ展開すると、山根が中央へグラウンダーのクロス。これを走り込んだ橘田が右足で合わせ、ゴール左にシュートが決まった。 その後は両チームともにゴールへ迫る一進一退の攻防が続く。75分にはゴミスのシュートが右ポストに直撃。その1分後には細谷がGKチョン・ソンリョンとの一対一を迎えたが、コースがなかったことからシュートは枠の右へと外れた。 終盤に差し掛かると、数的優位の柏が交代カードを切りながら勝ち越し点を狙いにいったが、結局最後までゴールは奪うことができず、1-1のまま試合終了。勝ち点「1」を分け合う結果となった。 柏レイソル 1-1 川崎フロンターレ 【柏】 山田雄士(前40) 【川崎F】 橘田健人(後25) 2023.10.29 17:26 Sun

先発抜擢の山田雄士がJ1初ゴール! M・サヴィオのPKで突き放した柏が首位・横浜FMに勝利【明治安田J1第26節】

2日、明治安田生命J1リーグ第26節の柏レイソルvs横浜F・マリノスが三協フロンテア柏スタジアムで行われ、 ホームの柏が2-0で勝利を収めた。 J1残留を目指して戦う17位・柏は直近のリーグ戦3試合連続でドロー。中断明け以降は負けなしと安定感が増しており、ミッドウィークに行われた天皇杯準々決勝の名古屋グランパスでは2-0と勝利している。井原正巳監督は戸嶋に代えて山田雄士をスタメンに抜擢した。 対する首位・横浜FMは前節で連勝がストップ。横浜FCとの“横浜ダービー“を1-4で落とすショッキングな結果となった。2位・ヴィッセル神戸を突き放すためにも、下位相手の連敗は避けたいところ。今節は西村がベンチスタートとなり、今夏加入のナム・テヒが初先発した。 立ち上がりは高い位置から積極的にボールを奪いにいく柏ペースで進む。3分には左サイド高い位置でボールを受けたジエゴがカットインから右足でシュートを狙っていった。 しかし、徐々に横浜FMが盛り返していく。6分にはナム・テヒの強烈なシュートが柏ゴールを襲ったが、これはGK松本が落ち着いてセーブした。 激しいせめぎ合いが続く中、横浜FMが再び柏ゴールに迫る。19分、ナム・テヒからのパスをボックス手前左で受けたエウベルが右足に持ち替えてから相手をかわしてシュート。これは惜しくもクロスバーに直撃し、先制点とはならなかった。 一方の柏はセットプレーから反撃。23分、右CKを獲得するとショートコーナーを選択し、ボックス右角付近で高峰がボールを受ける。思い切って左足を振っていったが、シュートはGK飯倉が防いだ。 良い守備を続ける柏は、ボール奪取後の速攻からついにネットを揺らす。30分、中盤でボールを奪うと山田雄士のスルーパスに細谷が反応し、最終ラインの裏へ抜け出す。右足のシュートはGK飯倉に足で止められたが、こぼれ球に椎橋が反応。しっかりとボールを押し込んだが、VARによるチェックの結果、細谷のオフサイドと判定され、スコアは動かなかった。 これで勢いを増した柏は再び速攻から横浜FMゴールに迫る。35分、マテウス・サヴィオがワンツーを駆使しながら左サイドを素早くドリブルで持ち上がり、シュートまで持ち込んだ。 なかなか柏の守備を崩せない横浜FMだが、前半終盤に永戸のキック精度が光る。40分には敵陣中央辺りで得たFKのキッカーを永戸が務め、無回転気味の強烈なシュートが飛ぶ。その1分後、今度は永戸のアーリークロスをアンデルソン・ロペスがヘディングで叩いたが、これはアンデルソン・ロペスのオフサイドと判定された。 ゴールレスで迎えた後半。柏はジエゴに代えて三丸を投入する。 すると52分、良い形で試合を進める柏がついに先制に成功。左サイドでマテウス・サヴィオがボールをキープすると、ボックス手前の高峰を経由して、右ポケットの山田雄士へ。相手をかわして左足で打ったグラウンダーのシュートがゴール左に決まり、山田雄士のJ1初ゴールが記録された。 追いかける形となった横浜FM。水沼、西村、山根を同時に投入し、同点ゴールを目指す。 対する柏は先制後も攻撃の手を緩めない。64分には、前半にも見せたショートコーナーの形から、再び高峰がシュート。前半とは逆のボックス左角付近でパスを受けて左足を振っていったが、左ポストに阻まれた。 退かずとも逃げ切りたい柏は、74分と79分に計4枚の交代カードを切る。80分、入ったばかりの武藤が細谷からのパスを早速フィニッシュまで持ち込み、横浜FMを牽制した。 横浜FMも79分に永戸に代えて吉尾を送り込んでいたが、その吉尾がボックス内でハンドをとられてしまい、柏がPKを獲得。マテウス・サヴィオがゴール左に強烈なシュートを突き刺し、終盤にリードを2点に広げた。 結局、横浜FMは最後まで相手の守備ブロックを攻略できず、柏が勝利。リーグ戦無敗記録を「5」に伸ばし、残留に一歩近づいた。横浜FMは今シーズン初の連敗となっている。 柏レイソル 2-0 横浜F・マリノス 【柏】 山田雄士(後7) マテウス・サヴィオ(後38) 2023.09.02 21:18 Sat

柏に山田雄士が復帰! 修行先の栃木では25試合2ゴール

柏レイソルは21日、MF山田雄士(23)が育成型期限付き移籍先の栃木SCから復帰する旨を発表した。 柏の下部組織から正式昇格して、5年目の山田。今季は栃木で武者修行に励み、明治安田生命J2リーグ25試合で2得点を記録中だが、この夏に柏復帰の運びとなった。 柏の公式サイトを通じて「栃木SCより帰ってきました、山田雄士です」と復帰を報告するとともに、決意を新たにした。 「またレイソルのユニフォームを着て日立台のピッチに立てることを嬉しく思います。皆様の想いに応えられるよう、レイソルのために全力で戦います。応援よろしくお願いします」 一方、栃木では「栃木SCに関わる皆様へ」との書き初めから、「この度、柏レイソルに戻ることを決めました」と続け、感謝した。 「私のこの決断を尊重して送り出してくれた、選手の皆、強化部をはじめ、社長や監督、スタッフの皆様には本当に感謝しています。このチームで過ごし、沢山のことを経験し、サッカー選手としての成長をすごく実感しました」 「サポーターやファンの皆様と初めて歌った県民の歌は、心が躍り感動したのを今でも覚えています。日々、沢山の温かい声援や試合での熱い応援が、前に進み続ける原動力になりました。このチームで得たものをどこにいっても忘れず、これからも常に前向きに精進します」 「この先の栃木SCの発展を願っています。本当にありがとうございました」 2023.08.21 16:34 Mon
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2023年8月21日 栃木 レンタル移籍終了
2023年2月1日 栃木 レンタル移籍
2019年2月1日 完全移籍
今季の成績
明治安田J1リーグ 10 753’ 0 1 0
合計 10 753’ 0 1 0
出場試合
明治安田J1リーグ
第1節 2024年2月25日 vs 京都サンガF.C. 90′ 0
1 - 1
第2節 2024年3月2日 vs ヴィッセル神戸 67′ 0
0 - 1
第3節 2024年3月9日 vs ジュビロ磐田 81′ 0
0 - 1
第4節 2024年3月16日 vs 名古屋グランパス 62′ 0
0 - 2
第5節 2024年3月30日 vs アルビレックス新潟 73′ 0
1 - 1
第6節 2024年4月3日 vs セレッソ大阪 74′ 0
1 - 1
第7節 2024年4月7日 vs 東京ヴェルディ 71′ 0
1 - 1
第8節 2024年4月12日 vs 浦和レッズ 90′ 0
1 - 0
第10節 2024年4月28日 vs サガン鳥栖 90′ 0
1 - 1
第11節 2024年5月3日 vs FC町田ゼルビア 55′ 0 42′
2 - 0