イバン・パランコ・サンチアゴ Ivan Palanco SANTIAGO

ポジション 監督
国籍 スペイン
生年月日 1980年01月12日(44歳)
利き足
身長
体重
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J1昇格まであと一歩に迫った東京Vのロティーナ監督&イバンコーチが退任

▽東京ヴェルディは9日、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(61)とイバン・パランコ・サンチアゴ コーチ(38)の退任を発表した。 ▽スペイン人指揮官のロティーナ監督は、ヌマンシアやオサスナ、セルタ、エスパニョール、レアル・ソシエダ、デポルティボ、ビジャレアルなどを指揮。2017年に東京Vの監督に就任すると、1年目でJ2・5位にチームを導くもJ1昇格プレーオフでアビスパ福岡に敗れ残留。2年目の今シーズンは常に上位争いを繰り広げると、6位でシーズンを終えていた。 ▽J1参入プレーオフでは、1回戦で大宮アルディージャ(0-1)、2回戦で横浜FC(0-1)を下し決定戦へ。しかし、8日に行われたジュビロ磐田との一戦は2-0で敗れ、J1昇格を逃していた。 ▽イバンコーチは、ロティーナ監督とともに2014年から仕事をし、東京Vのコーチに就任。試合中はタッチライン際で指示を送るなど、ロティーナ監督とともにチームを作り上げてきた。両氏はクラブを通じてコメントしている。 ◆ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督 「この2年間を振り返り、ヴェルディサポーターの皆さんに伝えたいこととして頭に浮かぶのは、「ありがとう」という言葉です。なぜなら、後ろを向いて我々が共に歩んできた道のりを振り返ると、深い感謝の気持ちが溢れ出してくるからです。この偉大なファミリーを形成するすべての方々に感謝の意を示したいです」 「社長、強化部の皆さん、ありがとうございました。我々を信頼してくれて、成功のために常に我々の近くから協力してくれました」 「私のテクニカル・メディカルスタッフチームの皆さん、ありがとうございました。この忘れることのできない2シーズンの間、素晴らしい仕事で私を支えてくれて、私をより良い監督にしてくれました」 「全てのクラブ職員、スタッフの皆さん、ありがとうございました。この挑戦のために大きな努力をしてくれて、素晴らしいプロジェクトの一部となってくれました」 「そして選手の皆さん、ありがとうございました。我々スタッフの要求に対して、「忠誠」、「信頼」の模範を示し続けてくれました。謙虚で、献身的であり続けてくれました。全てが私の中で良い思い出であり続けます」 「そして、特にファン、サポーターの皆さんに、私より、そして私の家族より大きな感謝を伝えたいです。とても、とても、とてもありがとうございました。2年前に私が日本に到着した時、どんな未来が待ち受けているのか想像できませんでした。知らない国で異なるサッカーと出会いましたが、今は大好きになりました。ファン、サポーターの方々の温かい歓迎のおかげで、ここを自分の国のように感じることができました。皆さんがこの2年間を素晴らしいものにしてくれました。良い時期も、難しい時期も我々を励ましてくれました。我々と共に喜んでくれました。そして物事がうまくいかない時や、期待通りにならない時は、我々が立ち上がるように支えてくれました。皆さんの応援歌は、どこに行こうとも私の中で響き続けます。私はあなた方に一生分の無償の借りを持つことになりました。特にあの「ロティーナ、ロティーナ」の歌を歌ってもらえるようになってからは」 「全ての方々に感謝を示したいです。これは、「さよなら」ではなく「またね」です。私は遠くには行きません。どこにいても偉大な東京ヴェルディファミリーと繋がり続けることを約束します。私の魂の一部はあなた方と共にあります」 「ARIGATOU」 ◆イバン・パランコ・サンチアゴ コーチ 「親愛なる東京ヴェルディの友人たちへ」 「私はこの素晴らしいクラブで本当に幸せな2年間を過ごさせていただきましたが、本日をもって東京ヴェルディでの美しい日々に終止符を打つこととなりましたので、みなさんにお別れの言葉を伝えたいと思い、こうして“短い"手紙を書くことにしました」 「正直言って、すべての方々に対して適切な別れの言葉を探すことは、今の私にとって非常に困難です。なぜならば、時には涙がこみ上げてくるほどのこの高ぶる気持ちを言葉だけで表現することは不可能だからです。ですから今回は、みなさんと共有することができたこの素晴らしい日々を振り返りながら、(別れの言葉ではなく)私の素直な感謝の気持ちをみなさんにお伝えしようと思います」 「まずはじめに、羽生社長、竹本GM、山本強化部長、そしてすべてのクラブ関係者に感謝の気持ちを伝えたいと思います。この素晴らしい国で、素晴らしいリーグで、そしてこの素晴らしいクラブで指導に携わるチャンスを下さり、そして私たちのことを信頼し続けてくださり、本当にありがとうございました」 「次に、この2シーズンの間、共に戦ってきたすべての選手たちに感謝の気持ちを伝えたいと思います。いつも私たちを尊重してくれて、そして忍耐強く私たちについてきてくれてありがとう。あなたたちは、私が今まで指導に携わった選手たちの中で、最もプロフェッショナルな選手たちでした。私のしつこい指導に耐えてくれて、私がスムーズに指導できるように協力してくれて、そして監督と共に私があなたたちを導くことを受け入れてくれて本当にありがとう。結果的に、あなたたちと過ごした日々の中で、誰よりも多くのことを学ぶことができたのは、間違いなく私自身でした。あなたたちのおかげで、私は人として、そして指導者として成長することができました。あなたたちと共に成長できたことは、私にとって最高の喜びです」 「次に、チームマネージャーのゴリ(後藤雄一)、エキップメントマネージャーのタカシ(佐藤崇史)、そしてメディカルスタッフの植村さん、谷口さん、志賀、シン(福士森)、能登にも特別な感謝の気持ちを伝えたいと思います。選手たちに対して素晴らしいサポートを提供してくれただけでなく、“ひ弱な"私のこともしっかりとケアしてくれて、本当にありがとう!」 「もちろん、苦楽を共にしたテクニカルスタッフの仲間たちにも感謝せずにはいられません。トニ、フジ(藤吉信次)、オキ(沖田政夫)、スガ(菅原智)、サワ(SAVA)、そしてマナト(小寺真人)、みんなの日々の努力、サポート、知識と知恵、そして新しいことを受け入れる広い心、それらすべてに対する感謝の気持ちを表現するための適切な言葉が見つかりません。本当にありがとう。また、時々夕食に連れ出してくれてありがとう。みんなのおかげで、毎晩“コンビニODEN"ばかり食べていては栄養が偏ってしまうことを私は学ぶことができました。本当に色々とありがとう。みんなは私にとって第二の家族です。みんなのことは一生忘れません」 「ロティーナ監督、もちろんあなたのことも忘れていません。改めて私のことを信頼してくださり、私の意見に耳を傾けてくださり、しつこい私に毎日耐えてくださり、良いお手本を常に示してくださり、そしてあなたの横でこの素晴らしい2年間を過ごさせてくださり、本当にありがとうございました。Gracias Loti!」 「そして最後に、ヴェルディサポーターのみなさんに最大の感謝の気持ちを伝えたいと思います。私に最高の愛情を注いでくださり、そして歓喜の時も苦渋の時も常にチームに対して声援を送り続けてくださり本当にありがとうございました。(辛い時に聞こえてきたみなさんの声援は一生忘れることができないでしょう)」 「“ヴェルディサポ"のみなさんこそが、東京ヴェルディの魂であり、誇りであり、血であり、そして心臓です。ですから、これからも“緑の志"と共に強く激しく叫び続けて東京ヴェルディを後押ししてください。そうすれば必ずや東京ヴェルディが本来いるべき場所であるJ1に返り咲くことができることでしょう!」 「心から感謝を込めて イバン」 2018.12.09 10:22 Sun

東京V、横浜FC戦で退席処分のロティーナ監督に1試合のベンチ入り禁止処分

▽Jリーグ規律委員会は5日、3日に行われた明治安田生命J2リーグ第17節の横浜FC戦(2-2のドロー)で退席処分となった東京ヴェルディのミゲル・アンヘル・ロティーナ監督に1試合のベンチ入り禁止処分を科したことを発表した。 ▽ロティーナ監督は、前述の横浜FC戦において今村義朗主審の判定に対して再三に渡って抗議を行った結果、88分に同主審から退席処分を命じられた。これが日本サッカー協会競技および競技会における懲罰基準に照らして審議した結果、同監督の行為は、「主審、副審の判定に対する執拗な抗議」に該当すると判断、1試合のベンチ入り停止処分となった。 ▽通常、選手の一発退場であれば、直近の試合にあたる6月6日開催の天皇杯2回戦、カターレ富山戦で出場停止処分が適用されるものの、監督に関してはこれが適用とならず、6月10日に開催される明治安田生命J2リーグ第18節のアルビレックス新潟戦で適用されることになった。 ▽なお、直近6試合(2分け4敗)で勝利がない暫定15位の東京Vは指揮官不在の中で13位新潟とのアウェイゲームに臨む。なお、同試合ではロティーナ監督に代わって副官のイバン・パランコ・サンチアゴコーチが監督代行を務める見込みだ。 2018.06.05 13:06 Tue

東京V、昨季18位から5位躍進に導いたロティーナ監督&イバンコーチとの契約更新!

▽東京ヴェルディは2日、ミゲル・アンヘル・ロティーナ監督(60)と、イバン・パランコ・サンチアゴコーチ(37)との来シーズンの契約を更新したことを発表した。 ▽これまでセルタやデポルティボ、エスパニョール、ビジャレアルなど母国スペインの名門クラブの指揮官を歴任してきたロティーナ監督は、今シーズンから東京Vの指揮官に就任。組織的な守備戦術や若手育成に定評のある名将は、昨シーズンのJ2で18位に低迷していたクラブを見事に立て直し、今季のJ2を5位でフィニッシュさせクラブ史上初の昇格プレーオフに導いた。 ▽一方、バルセロナのスクールコーチや、2009年~2012年にはバルセロナスクールの福岡校のテクニカルディレクターを務めていたイバンコーチは、カタールのアル・シャハニアSC時代からロティーナ監督の副官に就任。故ヨハン・クライフ氏の流れを受け継ぐ同コーチは、主に攻撃面や対戦相手のスカウティングを担い、ロティーナ監督と共に今季の躍進の立役者の1人となっていた。 2017.12.03 06:00 Sun
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