フェルナンド・モリエンテス Fernando MORIENTES Sanchez

ポジション FW
国籍 スペイン
生年月日 1976年04月05日(48歳)
利き足
身長 186cm
体重 79kg
ニュース
ニュース一覧

ラ・リーガ特有のノスタルジー…得点ランキング首位はベリンガムで16ゴール「メッシ&CR7時代以降で30ゴール到達ゼロ」

ラ・リーガの得点ランキング首位に立つはジュード・ベリンガムだが…。 今季のラ・リーガで得点ランキング首位に立つは、レアル・マドリーが目玉補強として獲得したイングランド代表MFジュード・ベリンガム。[4-3-1-2]のトップ下で起用されることにも助けられ、22試合で16ゴールを叩き出す。 弱冠20歳とは思えぬゴール前での落ち着きに、“上には上がいる”と痛感させられるわけだが、このベリンガム、2月18日の第25節から5試合中4試合をケガと出場停止で欠場しているなかでも、得点ランキング首位をキープしたのだ。 この事実に少なからず寂しさとノスタルジーを募らせるは、スペイン『Relevo』。「ベリンガムは最近ほとんどプレーしていなかったのにまだトップだ」と前置きしつつ、2人のスーパースターが得点王を争った時代を懐かしむ。 「リオネル・メッシ(バルセロナ)とクリスティアーノ・ロナウド(マドリー)が得点王を争った時代…クリスティアーノが46ゴールを叩き出しても個人賞に届かないシーズン(2011-12)があった…レオが1人で50ゴール奪ったからだ」 「そんな時代は過ぎ去った。レオかクリスティアーノがいない以上、得点王の称号はあの頃より容易に手に入る。昨季のロベルト・レヴァンドフスキでさえ23ゴール…2人が去って以降、30ゴールに到達した選手は1人もいない」 『Relevo』が過去を遡ったところ、第30節時点で得点ランキング首位が16ゴール(ベリンガム)というのは、2001-02シーズン以来22年ぶりとなる低い水準。この時は、マドリーの名FWフェルナンド・モリエンテス氏が、第30節時点までに16ゴールをマークしていたという。(※1) (※1)01-02シーズンの最終的な得点王は、21ゴールのディエゴ・トリスタン氏で、この数字は21世紀以降で最少 もし仮に、ベリンガムに限らず得点王が21ゴールまで到達しなかった場合、21世紀以降で最もゴールが少ない得点王ということに。 ベリンガムはそもそも攻撃的MFなので、16ゴールの時点で立派だが、ベリンガムよりネットを揺らす選手がいないのは、際立ったストライカーが現在のラ・リーガにいない証か。 ◆ラ・リーガ得点ランキング(23-24) 1位 ベリンガム 16得点(マドリー) 2位 マジョラル 15得点(ヘタフェ) 2位 ブディミル 15得点(オサスナ) 4位 モラタ 14得点(アトレティコ) 4位 ドフビク 14得点(ジローナ) 6位 レヴァンドフスキ 13得点(バルセロナ) 6位 セルロート 13得点(ビジャレアル) 6位 グルセタ 13得点(アスレティック) 9位 ヴィニシウス 12得点(マドリー) 9位 ウーゴ・ドゥーロ 12得点(バレンシア) 2024.03.30 21:25 Sat

ビジャにモリエンテス、フィーゴにルイ・コスタらが集結!スペインvsポルトガルの100周年記念マッチが超豪華

17日、ポルトガル代表とスペイン代表の初めての試合が行われてから100周年を迎えたことを記念したレジェンドマッチが行われた。 通常よりも小さい屋内のコートで行われた試合には、両国のレジェンド選手たちが大集結。ポルトガルのスターティングイレブンには、GKビトール・バイーア、DFリカルド・カルバーリョ、MFマニシェ、MFルイ・コスタが名を連ね、MFルイス・フィーゴがキャプテンマークを巻いた。 さらに、ベンチにはDFリカルド、DFジョゼ・ボシングワ、FWエルデル・ポスティガ、FWペドロ・パウレタ、MFシモン、MFチアゴ・メンデスが控えた。 一方のスペインもDFカルロス・マルチェナ、MFガイスカ・メンディエタ、MFコケ、FWフェルナンド・モリエンテス、そしてキャプテンのFWダビド・ビジャが先発。ベンチにはDFジョアン・カプデビラ、DFフアニート、FWアルベルト・ルケ、FWアルフォンソ・ペレス、FWルイス・ガルシアが並んだ。 現役時代と比較して体型が変わった選手や、白髪が目立つようになった選手もいたが、そのテクニックは衰えておらず。試合は序盤から点の取り合いとなると、ビジャ、ルイス・ガルシア、メンディエタがそれぞれ2ゴールを挙げたスペインが7-4で勝利。集まった3千人の観客はレジェンドたちのプレーに惜しみない拍手を送っていた。 <span class="paragraph-title">【動画】ポルトガルレジェンドとスペインレジェンドたちの衰え知らずのテクニック</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI4ckkzWGVZNiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.12.20 21:30 Mon

CL史上2人目の偉業! アヤックスFWアラー、GS6試合連続ゴールで得点ランクトップ

アヤックスのコートジボワール代表FWセバスティアン・アラーが、偉大な記録を作った。 今シーズンのチャンピオンズリーグ(CL)に出場しているアヤックス。グループステージでは、ドルトムント、スポルティング・リスボン、ベシクタシュと同居した中で、6連勝を飾った。 そのアヤックスを牽引しているのがアラー。今年1月にウェストハムから完全移籍。今シーズンはエールディビジで14試合に出場し、9ゴール4アシストを記録している。 そのアラーだが、CLでは更なるスタッツを残しており、6試合で10ゴールを記録し、得点ランキングでトップに立っている。 アラーはグループステージで6試合連続ゴールを記録。これは2017-18シーズンにレアル・マドリーのポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドが記録して以来、CL史上2人目の記録となった。 また、初戦のスポルティング戦で1試合4ゴールという驚異の結果を残し、これはマルコ・ファン・バステン以来の1試合4ゴールとなった。 なお、得点ランキング2位につけているバイエルンのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキは9ゴール。5試合連続ゴール中で、8日に最終節でバルセロナと対戦することとなり、6試合連続ゴールとなれば得点ランキングが変わる可能性もある。 ちなみに、CLの各シーズン得点王の中で最も多いのは2013-14シーズンにクリスティアーノ・ロナウドが記録した17ゴール。昨シーズンはドルトムントのノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが記録した10ゴールが得点王だった。 ◆チャンピオンズリーグ歴代得点王 1992-93:5ゴール/フランク・ソゼー(マルセイユ) 1993-94:5ゴール/フリストフ・ストイチコフ(バルセロナ) 1994-95:7ゴール/ジョージ・ウェア(パリ・サンジェルマン) 1995-96:9ゴール/ヤリ・リトマネン(アヤックス) 1996-97:5ゴール/ミリンコ・パナティッチ(アトレティコ・マドリー) 1997-98:10ゴール/アレッサンドロ・デル・ピエロ(ユベントス) 1998-99:8ゴール/アンドリー・シェフチェンコ(ディナモ・キエフ)、ドワイト・ヨーク(マンチェスター・ユナイテッド) 1999-00:10ゴール/マリオ・ジャルデウ(ポルト)、リバウド(バルセロナ)、ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー) 2000-01:7ゴール/ラウール・ゴンサレス(レアル・マドリー) 2001-02:10ゴール/ルート・ファン・ニステルローイ(マンチェスター・ユナイテッド) 2002-03:12ゴール/ルート・ファン・ニステルローイ(マンチェスター・ユナイテッド) 2003-04:9ゴール/フェルナンド・モリエンテス(モナコ) 2004-05:8ゴール/ルート・ファン・ニステルローイ(マンチェスター・ユナイテッド) 2005-06:9ゴール/アンドリー・シェフチェンコ(ミラン) 2006-07:10ゴール/カカ(ミラン) 2007-08:8ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(マンチェスター・ユナイテッド) 2008-09:9ゴール/リオネル・メッシ(バルセロナ) 2009-10:8ゴール/リオネル・メッシ(バルセロナ) 2010-11:12ゴール/リオネル・メッシ(バルセロナ) 2011-12:14ゴール/リオネル・メッシ(バルセロナ) 2012-13:12ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 2013-14:17ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 2014-15:10ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー)、リオネル・メッシ(バルセロナ)、ネイマール(バルセロナ) 2015-16:16ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 2016-17:12ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 2017-18:15ゴール/クリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリー) 2018-19:12ゴール/リオネル・メッシ(バルセロナ) 2019-20:15ゴール/ロベルト・レヴァンドフスキ(バイエルン) 2020-21:10ゴール/アーリング・ハーランド(ドルトムント) <span class="paragraph-title">【動画】得点ランキングトップのアラー、スポルティング戦の圧巻4ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="oHhR1Hiobq4";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiIybVc5enoxVyIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2021.12.08 21:49 Wed

銀河系軍団を追われたモリエンテスが、豪快ヘッドで決めたリーグ・アン初ゴール【ファースト・ゴールズ】

どれだけゴールを重ねている名選手でも、初めてのゴールは印象深いはず。今回の企画『FIRST GOALS』では、選手たちが各クラブで初めて決めたゴールを紹介していく。 今回は元スペイン代表FWフェルナンド・モリエンテス氏が決めたモナコ初ゴールだ。 <div id="cws_ad">◆モリエンテスの豪快なリーグ・アン第1号<br/><div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiJnMTExMzV4dSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> </div> レアル・サラゴサで頭角を現したモリエンテス氏は、1997年夏にレアル・マドリーに加入した。FWラウール・ゴンサレス氏と強力な2トップを形成し、マドリーのチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献。しかし、2003年夏にインテルからFWロナウド氏を獲得するために、モナコに放出されていた。 モナコでは在籍した1シーズンで、22ゴールを決めてチームをCL準優勝に導くなど、活躍を見せたモリエンテス氏だが、その記念すべきリーグ・アン初ゴールは、2003年10月26日に行われたリーグ・アン第11節のソショー戦で決めたゴールだった。 0-0で迎えた21分、FKの流れから左サイドでボールを持ったMFルーカス・ベルナルディがふわりとしたクロスをボックス内に上げると、このボールにモリエンテスがヘディングを合わせる。高い打点で、相手より頭一つ抜け出すと、豪快なヘディングをゴール左上に決め、見事な先制ゴールを挙げた。 先制に成功したモナコだったが、この後追いつかれ、試合は1-1のドローに終わっている。 <span data-sg-movie-id="720" data-sg-movie-title="【豪快なヘディング】銀河系軍団を追われたモリエンテスのリーグ・アン初ゴール"></span> 2021.02.03 16:00 Wed

スカッとゴール!エル・クラシコで火を噴いた“悪魔の左足”

ストレスフルなこの社会。観るだけでスカッとするようなゴールで気分を晴らすのもアリなのでは。今回の企画では、朝の通勤時間などにオススメの爽快なゴールを映像付きでご紹介していきます。 2020年10月23日にご紹介するのは、元ブラジル代表DFロベルト・カルロス氏がレアル・マドリー時代に決めたゴールです。 <div id="cws_ad">◆“悪魔の左足”の無慈悲なまでの破壊力<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiI0VHdSN2phUSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> ◆ここがスカッと! ロベルト・カルロス氏の“悪魔の左足”がバルセロナとの“エル・クラシコ”の舞台で火を噴きました。無慈悲なまでの破壊力と弾丸シュートは圧巻です。 ◆ロベルト・カルロスの十八番が炸裂 アスリートとしては小柄な170センチに満たない体から繰り出される破壊力満点のキックで“悪魔の左足”の異名を取ったロベルト・カルロス氏。 レアル・マドリー史上最高の左サイドバックとしても名高いですが、2000年2月26日に行われたラ・リーガ第26節のバルセロナ戦では、ライバル相手に“悪魔の左足”が牙を剥きます。 試合開始早々の5分、マドリーは敵陣中央の位置でFKを獲得する。ゴールまでは30m以上距離があったものの、キッカーのロベルト・カルロスは小刻みな助走から直接ゴールを狙います。 “悪魔の左足”から放たれた弾丸シュートは物凄い速さでゴール左に突き刺さり、バルセロナのGKフランセスク・アルナウもお手上げといった状態で呆然とその場に立ち尽くしていました。 ロベルト・カルロスのゴールで幸先よく先制に成功したマドリーはFWニコラ・アネルカとFWフェルナンド・モリエンテスのゴールもあり、3-0でバルセロナに完勝しました。 24日には今シーズン最初の“エル・クラシコ”が行われます。昨シーズン王者のレアル・マドリーとロナルド・クーマン監督率いる新生バルセロナがどのような勝負を繰り広げるのか、注目が集まります。 2020.10.23 07:00 Fri

モリエンテス氏、古巣マドリーに漂う新FW待望論に反論

元スペイン代表FWのフェルナンド・モリエンテス氏が、古巣レアル・マドリーの周囲に漂っている新ストライカーの待望論に反論した。スペイン『マルカ』が伝えている。 今シーズンのラ・リーガで首位・バルセロナ(勝ち点39)を勝ち点「2」差で追う2位のマドリー(勝ち点37)。だが、得点力不足にも悩まされ、勝ちきれない試合も多い。その背景もあり、同クラブを率いるジネディーヌ・ジダン監督こそ否定しているものの、新たなフォワードの獲得を求める声が多数、浮上している。 そんななか、マドリーのOBであるモリエンテス氏も補強の必要性がないと主張している。 「私はレアル・マドリーが新たなフォワードを獲得する必要がないと思っている」 「シーズン最初の頃のようにアザールがフィットするのを待つべきだ。今はケガをして、出れていないけどね」 「レヴァンドフスキ、ムバッペ、ネイマールは非常に優れている。だが、ベンゼマにヨビッチ、それにまだ試合に出場していないマリアーノ(・ディアス)もいる。誰にもサインをする必要なんてないよ」 2019.12.30 22:00 Mon

レアル・マドリーOBモリエンテス「ヴィニシウスは間違いなくワールドクラスの選手に…」

元スペイン代表FWのフェルナンド・モリエンテス氏が古巣レアル・マドリーに所属するブラジル代表FWヴィニシウス・ジュニオールの将来性に太鼓判を押した。イギリス『FourFourTwo』が報じた。 ヴィニシウスはシーズン途中にサンティアゴ・ソラーリ監督就任後、卓越したドリブルスキルでアピール。公式戦26試合7得点11アシストの成績を収め、もはや不可欠な存在になりつつある。モリエンテス氏は18歳のブラジル人アタッカーについて次のように言及。将来を展望した。 「我々全員、ヴィニシウスのプレーや彼の成長過程が気になっている。彼は一対一や走りが得意で、非常に印象的な選手だよ」 「彼はまだ若く、時間が必要だ。ただ、今のようなプレーを続けることができれば、間違いなくワールドクラスの選手になれる」 「だから、我々も彼に時間を与えるべきさ。それと、レアル・マドリーというクラブで過度な負担をかけることは避けたいね」 2019.02.09 08:05 Sat

今日の誕生日は誰だ! 4月5日はリーガアンバサダー務めるラウールの相棒!

◆フェルナンド・モリエンテス 【Profile】 国籍:スペイン 誕生日:1976/4/5 現職:リーガ・エスパニョーラ・アンバサダー クラブ:レアル・マドリー、リバプール、バレンシアなど ポジション:FW 身長:186㎝ ▽『今日の誕生日は誰だ!』本日、4月5日は元スペイン代表でレアル・マドリーOBのフェルナンド・モリエンテス氏だ。 ▽柔らかいボールタッチと確かな技術を持ったモリエンテス氏は、サラゴサで頭角を現わして1997年にマドリーに移籍。初年度からチーム内得点王に輝くと、その後もラウール・ゴンザレス氏と最前線でコンビを組み好相性を披露した。1997-18シーズンにチャンピオンズリーグ(CL)優勝に貢献すると、1999-20シーズンにはCL決勝バレンシア戦で決勝点を記録。3シーズンで2度のビッグタイトル獲得を経験した。 ▽しかし、2003年にマドリーの銀河系政策の割りを食う形でモナコへとレンタル移籍。不遇な扱いを受けたが、CL準々決勝でマドリーと対戦した際にはホーム&アウェイともにネットを揺らし、“恩返し”を果たした。その後、リバプール、バレンシア、マルセイユを渡り歩いたモリエンテス氏は、それまでの5つ全てのクラブでCLに出場。これは、当時史上初となった記録であり、現在でも上回るのは異なる6クラブでCLに出場したズラタン・イブラヒモビッチ(現・LAギャラクシー)のみだ。 ▽モリエンテス氏は、2010年7月に一度現役引退を発表。2012年からはマドリーの下部組織で指導者としてのキャリアをスタートさせたが、2015年1月に自身の息子が所属するスペイン6部のサンタ・アナで現役復帰を果たした。2016年に再びシャツを脱いだ後、現在は解説者やリーガのアンバサダーとして世界中を飛び回っている。 ▽モリエンテス氏は、マドリーの選手の時代に来日した際、仲の良いラウール氏とともに日本のバラエティ番組に出演。和やかに番組が進む中、お笑いコンビ『ペナルティ』のワッキーが持ちネタの“芝刈り機”を披露したところ、スター選手だった2人は大爆笑。ワッキーに対して200円~300円でのマドリー移籍を提案していた。 ※誕生日が同じ主な著名人 シモーネ・インザーギ(サッカー監督/ラツィオ) ティモ・ヒルデブラント(元サッカー選手) ボルハ・マジョラル(サッカー選手/レアル・マドリー) 川勝良一(サッカー解説者) 山野孝義(サッカー解説者) 小笠原満男(サッカー選手/鹿島アントラーズ) 矢野貴章(サッカー選手/アルビレックス新潟) 車屋紳太郎(サッカー選手/川崎フロンターレ) 室屋成(サッカー選手/FC東京) フランツ・エッケルト(音楽家) アグネッタ・フォルツコグ(歌手/ABBA) ファレル・ウィリアムス(歌手) 鳥山明(漫画家) 吉田拓郎(歌手) 板東英二(タレント) 鼠先輩(歌手) 2018.04.05 07:00 Thu

元銀河系戦士モリエンテス氏「乾は今の好調を続け、柴崎はヘタフェの中心になってほしい」、リーガ新時代の希望を語る

昨シーズン、レアル・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げたリーガ・エスパニョーラ。そして17-18シーズンが、いよいよ8月19日(土)に開幕する。R・マドリードの連覇か、永遠のライバル・バルセロナの王座奪還か、はたまたジャイアントキリングか。エイバルの中心選手として飛躍を続ける乾貴士や、1部昇格を果たしたヘタフェに入団し10番を背負う柴崎岳にも注目が集まる。 そこで今回、現役時代はジダンらと共に銀河系軍団のメンバーとして活躍し、現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務める元R・マドリードの伝説的FWフェルナンド・モリエンテス氏に、WOWOW「リーガダイジェスト!」の番組MCを務めるペナルティのヒデが今季のR・マドリードとバルセロナ、活躍が期待される日本人プレーヤーの展望を聞いた。 <span style="font-weight:700;font-size:18px;">◆柴崎が1部で活躍できる可能性は高い</span> <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:実は初めてではないのですが、覚えていますか?昔、某テレビ番組で僕のパートナーが芝刈り機というものまねで。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:よく覚えています(笑)。すごく面白かったですし、楽しい思い出ですよ。日本人には、常にそのことを言われます(笑)。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:うわー嬉しい。訪日は何度目になりますか?日本の好きなところがあったら教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:今回が5度目です。日本は大好きな国で、東京という町も好きですし、文化が好きです。毎回来る度に暖かい歓迎があるのも嬉しいですね。あとは食べ物が好きです。しゃぶしゃぶ、寿司、刺身…。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:昨年ペレス会長とお話しさせていただいて、ぜひ日本に来たらしゃぶしゃぶを食べようとお話ししたんですけど、一向に連絡が来ないと伝えておいてください(笑)。まずは、リーガ・エスパニョーラでプレーする日本人選手についてお聞かせください。昨シーズンの最終節バルセロナ戦で2ゴールを決めたエイバルの乾貴士選手ですが、どのような印象をお持ちですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:乾選手はリーガ・エスパニョーラにおいて日本を代表する存在です。彼のプレーを見ると、パスが上手くてバランスのとれた選手だと感じます。エイバルで充実したシーズンを過ごしていますし、それがバルセロナ戦で決めた2ゴールで証明されたと思います。今の好調をこのまま続けてほしいですね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:今シーズンからヘタフェに加入した柴崎岳選手はご存知でしょうか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:もちろん、知っています。昨シーズン途中に1部昇格を争うテネリフェに加入し、とても良いプレーをしていました。今シーズンはヘタフェの中心選手として活躍することを期待しています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:柴崎選手は2部での活躍が評価されて、今回の移籍が実現しました。1部で活躍するために求められることは何ですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:ヘタフェは、環境が整ったマドリードに本拠地を置くチームです。彼がこれまでいたテネリフェとは異なった生活になるので、まず新しい環境に慣れて、プレーに集中することが大事だと思います。1部と2部でレベルの差があるのは確かですが、彼は昨シーズンすでに2部で活躍しているので、スペインの文化や言葉、そしてスペイン人がどれだけサッカーを愛しているのか熟知しているはずです。アドバンテージがある分、1部で活躍できる可能性は高いと思っています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:日本のサッカーが世界と互角以上に渡り合うために必要なことは何だと思いますか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:よくスペインと他の国の違いを聞かれますが、サッカーは若い年代からの育成期間が大事なので、育成がしっかりしている国は強いと思います。8歳から18歳の時にどれだけサッカーを好きになって、プロになることを意識できるかが重要です。 <span style="font-weight:700;font-size:18px;">◆監督としてのジダンは新しい発掘</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/700/image/wow20170818_1_tw.jpg" style="max-width: 100%;"></div> <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:ここからはレアル・マドリードとバルセロナのお話しを中心にお伺いしたいと思います。昨シーズンはR・マドリードが5シーズン振りの優勝を成し遂げました。今シーズンのR・マドリードに期待していることを教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:今シーズンのR・マドリードに期待するのは、チーム内の競争力を上げることと、主要な大会で常に上位につけることです。リーグ戦だけではなく、チャンピオンズリーグ(CL)やコパ・デル・レイ(スペイン国王杯)でも良い結果を出し続けてほしいと思っています。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:モリエンテスさんが現役時代、チームメイトだったジネディーヌ・ジダンさんがR・マドリードの監督をされています。どのように評価されていますか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:監督としてのジダンは新しい発掘でしたし、それを実現させたR・マドリードは素晴らしいと思います。皆さんがご存じの通り、彼は世界中のサッカーファンを沸かせてきたプレーヤーの印象が強いですが、今は監督として輝かしい功績を残しています。まさに、スペインサッカー界になくてはならない存在です。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:たくさんのスター選手が在籍しているR・マドリードですが、先発11人を束ねることはとても大変なことですよね? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:そうですね。戦術面はこれまでと変わらず、攻撃的に戦って守備でリスクをとるスタイルなので、毎試合スタメン11人を束ねることが彼の中で一番大変な仕事だと思います。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:一方、昨シーズン惜しくも2位に終わったバルセロナは今シーズンからエルネスト・バルベルデ監督が就任しました。どんな印象をお持ちですか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:バルベルデ監督は、今まで率いてきたチームで良い成績を残していますし、バルセロナのことを熟知しているので、とても合うと思います。監督が変わればシステム変更も予想されますが、バルセロナはメッシ、ルイス・スアレスらを中心とした4-3-3を継続するでしょうね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:R・マドリードとバルセロナ以外で注目しているチームを教えてください。 <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:R・マドリードとバルセロナが注目されがちですが、他にも素晴らしいチームはたくさんあります。アトレティコ・マドリードはリーグ戦で毎年上位にいますし、CLでも結果を残しています。近年、バレンシアがCLに出場できる順位にいませんが、力のあるチームだと思っているので、今後に期待しています。あとは、昨年上位につけていたセビージャとビジャレアルも良いチームなので注目したいですね。 <span style="color:#cc3300;font-weight:700;">ヒデ</span>:では最後にWOWOWの視聴者の方にリーガ・エスパニョーラの魅力を教えていただけますでしょうか? <span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:リーガ・エスパニョーラの魅力は世界最高峰のチーム、選手が在籍していることだと思います。R・マドリード、バルセロナのような世界を代表するクラブはもちろん、A・マドリードやセビージャといった強豪クラブによるレベルの高い試合がたくさん繰り広げられるので、たくさんの方に注目してほしいです。 リーガ・エスパニョーラのアンバサダーとして、2大クラブだけではなく、リーグ全体の魅力と期待を語ってくれたモリエンテス氏。これまで日本人が活躍できないと言われ続けてきたリーガにも、乾貴士選手や柴崎岳選手のように実力を発揮して、チーム内で確固たる地位を築き貢献する選手が出てきた。長らく続いたバルセロナの天下から、R・マドリードが真の世界最強クラブに生まれ変わりつつある今、様々な選手が輝きを放ち、すべての試合に見どころが散りばめられた“リーガ新時代”から目が離せない。 =============================== プロフィール フェルナンド・<span style="color:#5c00c3;font-weight:700;">モリエンテス</span>:9年間に渡りスペイン代表で活躍し、歴代4位の27得点を記録。2010年の現役引退(※2015年の一時的な現役復帰は除く)から、指導者を経て現在はリーガ・エスパニョーラのアンバサダーを務めている。 =============================== ◆◆◆ WOWOW番組情報 ◆◆◆ ★『スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ』 世界最高峰のサッカーリーグ「スペインサッカー リーガ・エスパニョーラ」、8月19日(土)開幕!WOWOWでは毎節最大5試合を生中継! ※第1節は5試合無料放送 ・「ジローナvsアトレティコ・マドリード」 8月19日(土)深夜3:00~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「アスレティック・ビルバオvsヘタフェ」 8月20日(日)深夜1:00~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「バルセロナvsベティス」 8月20日(日)深夜3:12~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「デポルティーボvsレアル・マドリード」 8月21日(月)午前5:12~ [WOWOWライブ]※生中継 ・「マラガvsエイバル」 8月22日(火)午前4:45~ [WOWOWライブ]※生中継 ★『リーガダイジェスト!』 週末に開催されたリーガの全試合全ゴールをお届けしてきた「リーガダイジェスト!」。10周年を迎える今シーズンは、放送時間を10分間拡大し、リーガの魅力によりディープに迫る。 【放送日】8月21日(月)~毎週月曜夜8:00放送 ★『リーガダイジェストNEXT』 柴崎岳の最新情報を中心に毎週ネット配信する新番組! 【放送日】8月24日(木)~毎週木曜夜8:00配信 <div id="cws_ad">■詳しくはこちらから <a href="https://goo.gl/7L4skP" target="_blank">http://www.wowow.co.jp/sports/liga/</a></div> 2017.08.18 12:30 Fri

モリエンテス氏、鹿島対セビージャの展望を語る「ラ・リーガとして重要な試合と位置づけている」

22日、明治安田生命Jリーグワールドチャレンジ2017で鹿島アントラーズとセビージャが対戦する。スペインのラ・リーガ(リーガ・エスパニョーラ)アンバサダーとして来日している元スペイン代表FWのフェルナンド・モリエンテス氏が、この試合の展望を語った。<br><br>鹿島対セビージャの広報活動の一環として来日しているモリエンテス氏は、Jリーグへの表敬訪問を行い、20日にJFAハウスで村井満チェアマンや原博実副理事長とともに会見に出席。今回の試合について「セビージャにとって少し問題があるのは、まだプレシーズンという事ですので、やはりなかなか選手が、100%の力を出すのは難しいのかなと思います」と指摘しながら、次のように続けている。<br><br>「やはり試合はその場の状況、状態を見る事になりますので、どうしても鹿島の選手もセビージャの選手も、実際にその試合のパフォーマンスが今後すべてのシーズン通じてのパフォーマンスかどうかというのは判断が難しいでしょう」<br><br>セビージャが準備期間にあることを強調したモリエンテス氏だが、そういった期間だからこそ、できることもある。今季からエドゥアルド・ベリッソ監督に指揮を託すセビージャには、鹿島戦に真剣に臨む理由がある。<br><br>「セビージャとしては、新しい監督になりましたので、今回のこの貴重な機会にその監督が色々試したり、そういった試験的な場になるかとは思います」<br><br>「ですが、こちらの試合はラ・リーガとしても、とても重要な試合と位置付けしておりまして、私たちにとっては本当にフェスティバルのような重要な試合だと思っています。ですので、アンバサダーとしてこちらの試合を拝見したいと思います」<br><br><br>提供:goal.com 2017.07.21 04:00 Fri
もっと見る>