アブデラク・ヌーリ Abdelhak Nouri

ポジション MF
国籍 オランダ
生年月日 1997年04月02日(27歳)
利き足
身長 170cm
体重
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補償金は10億円超え、アヤックスが2017年にピッチで倒れ脳に障害が残ったアブデラク・ヌーリへの補償で家族と合意…34番は永久欠番に

アヤックスは21日、心臓発作により試合中に倒れ、引退に追い込まれていたMFアブデラク・ヌーリ(24)に対して、補償金を支払うことで合意したことを発表した。 問題が起きたのは2017年7月8日。4年半前のことだった。ヌーリはアヤックスの選手として、オーストリアで行われたブレーメンとのプレシーズンマッチに出場していた。 しかし、試合中に突如不整脈を起こしピッチに倒れることに。意識は戻らず、重体のままドクターヘリで救急搬送。その後、手術により一命は取り留めたものの、脳に重度の障害が残り、昏睡状態に陥ってしまっていた。 その後回復したものの、プレーは不可能に。引退を余儀なくされた中、アヤックスは2020年3月に契約を解除。ただ、ヌーリの家族に財政支援を続けることを話し合っていた。 調査の結果、アヤックスは、ピッチ上での治療が不十分であったとのこと。気道の確保が遅れたこと、除細動器の使用が遅すぎたことが発覚し、アヤックスもこれを認めて雇用主としての責任を取ることとなった。 KNVB(オランダサッカー協会)の仲裁委員会にヌーリの家族から保証を求めて訴えられていたが、今回の合意により取り下げられたとのことだ。 今回し払うこととなった金額は、785万ユーロ(約10億2100万円)とのことだ。さらに、アヤックスはこれまでのヌーリの介護や看護に要した費用はすでに支払っており、今後も継続して保証するとのことだ。 アヤックスのエドウィン・ファン・デル・サールCEO(最高経営責任者)はこの合意についてコメント。今後もサポートを続けていくと語った。 「合意に至ったことは非常に良いことであり、これで一区切りつくこととなる。我々は、これがアブデラクと彼の愛する人々の苦しみが終わったことを意味するものではないことを理解している。とても悲しい状況に変わりはなく、我々アヤックスもそう思っている」 「ご家族が昼夜を問わず、愛情を注いでアブデラクをケアしている姿にとても感謝している。私が彼を尋ねると、いつも家族が快く迎えてくれる、これは、他のアヤックスの仲間にも言えることで、とても感謝している」 「アヤックスとヌーリ家の絆は、これからもずっと続いていくことだろう。それだけでなく、アブデラク・ヌーリ・トロフィーは、毎年我々のトレーニングの中で、最も優れた才能に贈られるものだ」 「また、背番号34のシャツはヌーリ家に贈ることにした。ヌーリ家とアヤックスが例外を認めない限り、アヤックスの選手が34番のシャツでプレーすることはもうないだろう」 「アブデラクのドレッシングルームのロッカーは、アレーナ正面玄関横のアヤックス・ファンショップにも置かれる予定だ。近年はスタジアムで大切に保管してきたが、これからは誰もが利用しやすい、良い場所を与えたいと思う」 ヌーリはアヤックスで将来が期待されていた有望株。世代別のオランダ代表も経験しており、ファーストチームでは15試合に出場し1ゴール3アシスト。エールディビジやヨーロッパリーグなどでプレーしていた。 <span class="paragraph-title">【動画】輝かしい未来が期待されていたヌーリのベストプレー集</span> <span data-other-div="movie"></span> <div class="dugout-video dugout-embed-eyJrZXkiOiI5NXRVbXpoTiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0="></div><script type="text/javascript" src="https://embed.dugout.com/v3.1/ultrasoccer.js"></script> 2022.02.22 18:40 Tue

アヤックス、2017年に心臓発作で倒れたアブデラク・ヌーリとの契約を解除 財政支援は続ける意向

アヤックスが、オランダ人MFアブデラク・ヌーリ(22)と契約解除に至ったようだ。オランダ『テレグラフ』が報じている。 2017年7月、アブデラク・ヌーリはブレーメンとのプレシーズンマッチ中に突如不整脈を起こしピッチに倒れた。意識不明の重体のままドクターヘリで救急搬送され、手術により一命は取り留めたものの、脳に重度の障害が残り、昏睡状態に陥ってしまっていた。 それでも、2018年初め辺りから回復の兆しを見せると、先日には弟のアブデラヒムからの近況報告で、より快方に向かっていることが分かった。起き上がったりは出来ず、依然として家族の助けは必要なものの、「アッピーは眠ったり、くしゃみをするし、食事を取ってゲップなんかもしているよ」と、少しずつ日常を取り戻しているようだ。 そんな中、現地時間30日付の記事で、アヤックスがアブデラク・ヌーリと契約解除に至ったことが判明。契約上、今年の7月に自動更新となる予定だったが、6月30日を以って契約を解消することになった。 だが、アヤックスは今後も同選手の家族に財政支援を続ける為、弁護士を介して話し合いを進めているようだ。 2020.03.31 18:36 Tue

悲劇の事故から2年9カ月…元アヤックスMFヌーリが少しずつ快方へ向かう

2017年に不整脈による発作から脳に重大な損傷を負った元アヤックスのオランダ人MFアブデラク・ヌーリ(22)は少しずつ快方に向かっている。オランダ『AD』が伝えている。 “アッピー”の愛称で知られ、今後アヤックスとオランダ代表の次代を担う逸材攻撃的MFとして活躍が期待されていたヌーリ。 <div style="margin:0 auto; min-width:300px; "><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJmb3hXcXhnRiIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> だが、2017年7月に行われたブレーメンとのプレシーズンマッチの際に不整脈を起こして突如ピッチに倒れ、意識不明の重体のままドクターヘリで救急搬送された。さらに、アヤックス側の初期対応のまずさもあり、その後に脳に重大な損傷を負ったことが判明。この影響でヌーリは志半ばでフットボーラーとしてのキャリアに突然終止符が打たれることになった。 その後、昏睡状態から覚めて家族の呼びかけに反応できるまで回復していたヌーリに関して、その家族はオランダのテレビ番組『De Wereld Draait Door』で現在の状態について語っている。 兄弟のアブデラヒムは自宅療養が続くヌーリが、昏睡状態から覚めて調子が良いときには眉などの表情を使ってコミュニケーションを取っていること。また、リビングルームで一緒にフットボールをテレビ観戦していることを明かした。その一方で、依然として寝たきりの状態であり、多くの場面で家族のサポートが必要であることも認めている。 「今は自宅にいるのだから、病院にいた頃よりも間違いなく快方に向かっているよ。彼は自分が何処にいるのかを認識しているし、昏睡状態ではなく完全に覚醒状態にある」 「アッピーは眠ったり、くしゃみをするし、食事を取ってゲップなんかもしているよ。ただ、ベッドから起き上がったりはできない。だから、依然として家族の助けが必要な状態だ」 「家族は彼に病気であると思わせたくないから、いつでも話しかけているんだ。時には一緒にリビングでフットボールを観戦することもあるよ」 「そして、試合を一緒に見ているとき、アッピーがいかにフットボールを愛しているかを気付かさせられるんだ。彼は度々、自分の感情を表現している。時には感情的にもなるけど、いつもは笑顔でいるよ」 「家族にとっては嬉しいことなんだ。どんな辛いことがあってもアッピーの笑顔にみんなが救われているよ」 また、『De Wereld Draait Door』ではアヤックスとオランダの世代別で親交があったバルセロナMFフレンキー・デ・ヨング、アヤックスMFドニー・ファン・デ・ベークとのエピソードも紹介されている。 昨夏にバルセロナ移籍を決断したデ・ヨングは、そのことを親友に伝えた際のエピソードを紹介。 「昨年の夏にアッピーに話しかけたんだ。彼の横に座っていたとき、彼のお母さんがちょうど来てアッピーにこう尋ねたんだ。『アッピー、フレンキーは何処に行くべきなの? バルセロナ?』すると、アッピーはすぐに(同委の意味で)眉を上げたんだ。僕たちにとって特別な瞬間だったよ」 また、長らく一番近くでヌーリのプレーを見続けてきたファン・デ・ベークは、「アッピーは常に僕の一歩先を歩んでいた。いつもピッチに出るのが楽しみだったよ。彼とのプレーはいつでも僕にとって喜びだったからね」と、親友との充実した日々を振り返っている。 悲劇の事故から2年9カ月を経て少しずつ快方に向かっていることがわかったヌーリだが、日常生活に復帰するまでには未だ多くの時間が必要な模様だ。 2020.03.27 14:05 Fri

シティデビュー飾った新鋭DFサンドレル 背番号34は親友アッピーに捧ぐ

マンチェスター・シティは6日、FAカップ3回戦でチャンピオンシップ(イングランド2部)のロザラム・ユナイテッドと対戦し、7-0で圧勝した。同試合でシティデビューを飾ったオランダ人DFフィリップ・サンドレル(21)が自身のデビュー戦を振り返った。オランダ『AD』が伝えている。 昨年1月に母国オランダのPECズウォレから完全移籍でシティに加入したサンドレルは、加入からちょうど1年後となる6日のロザラム・ユナイテッドで67分にMFケビン・デ・ブライネに代わって途中出場し、待望のシティデビューを飾った。 待望のシティデビューを飾ったサンドレルだが、自身がロザラム戦で起用されるかどうかわからなかったと語っている。 「先週の金曜日の練習で背中を痛めてしまい、最後のトレーニングセッションもこなすことができなかったんだ。だから、あまり当てにはしていなかったよ」 「だから、スタンドで観戦していたのは兄だけだった。両親はすでに飛行機で帰っていたんだ」 また、本職がセンターバックながら守備的MFでのデビューとなったことについては自身にとっても驚きだったようだ。 「僕は常にセンターバックでプレーしてきた。正直、一度も中盤でプレーしたことがなかったんだ」 また、背番号34を背負ってのデビューに関してはアヤックスのアカデミー時代に共にプレーし、2017年7月に不整脈を起こして意識不明となり脳に重大な損傷を負った結果、志半ばでフットボーラーとしてのキャリアが断たれたMFアブデラク・ヌーリの想いを受け継ぎたい気持ちがあったからだと説明した。 「(背番号34を選んだ理由は)長い間、一緒にプレーしてきたアッピー・ヌーリへのオマージュだよ。彼はいつもその番号を着けていたからね」 「実はここに来たとき、クラブに34を付けられるかどうかすぐに頼んでいたんだ。彼への想いをこういった形で示せることは嬉しいことだよ」 「(アヤックス出身でかつてシティに在籍した)ナイジェル・デ・ヨングも同じ番号を着けていたけど、それは偶然だよ。純粋にアッピーへの想いからだ」 2019.01.07 14:17 Mon

試合中に倒れ脳に障害が残ったアヤックスMFヌーリが快方へ…コミュニケーションを取れるまでに

▽永久的な脳損傷と診断されたアヤックスのU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリだが、1年が経過し状態は快方に向かっているようだ。『ESPN』などが報じた。 ▽ヌーリは、2017年7月6日に行われたブレーメンとのトレーニングマッチ中に突如倒れ、そのまま病院へ搬送。心臓に問題はなかったものの、脳に重度の障害が残ってしまっていた。 ▽昏睡状態になっていたヌーリだが、今年の初めから徐々に状態が回復。現在では、口や眉毛を自身で動かし、家族とのコミュニケーションを取ることができるまでに回復している。 ▽ヌーリ自身も「過去と比べれば、現時点では上手く行っている。はるかに良いよ」と回復していることを実感。しかし、身体機能は低下しており、再びピッチに立つことは難しい状況だ。 ▽アヤックス下部組織出身のヌーリは、2016年9月にトップチームデビュー。2016-17シーズンは公式戦で15試合に出場し1ゴールを記録しており、将来が嘱望されていた選手の1人。親友であり、今夏ローマに移籍したFWユースティン・クライファートは、ヌーリの背番号であった「34」を選択しプレーしている。 2018.08.22 22:15 Wed

クライファートJr.のローマでの背番号が決定! 悲劇に見舞われたアヤックス時代の親友ヌーリの34番を選択

▽今夏、アヤックスからローマに加入したオランダ代表FWユースティン・クライファートが6日に自身の『インスタグラム』でローマでの背番号が「34」に決定したことを明かした。 ▽かつてアヤックスやバルセロナで活躍した元オランダ代表FWパトリック・クライファート氏を父に持つクライファートは、今夏に多くのビッグクラブの関心を集めた中でローマへの加入を決めた。 ▽契約発表時には背番号の発表はなかったものの、ローマのプレシーズントレーニングに合流したクライファートは新天地での新たな背番号を明かした。アヤックス時代に着用した「45」など幾つかの選択肢があった中、同選手が選んだのは「34」。 ▽そして、クライファートはこの番号を選んだ理由に関して自身の『インスタグラム』でアヤックス時代の親友であるU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリの想いを受け継ぎたい気持ちがあったからだと説明した。 「なぜ34を選んだかって? それはアッピー(ヌーリの愛称)の番号だからだよ」 「僕の祈りとユニフォームの番号を君のために捧げる。僕に多くのことを教えてくれた友人である兄弟に…」 ▽アヤックスとオランダの年代別代表でクライファートと共に苦楽を共にしてきたヌーリは、クライファートに勝るとも劣らぬ才能を持っていた逸材攻撃的MF。だが、昨年7月に行われたブレーメンとのプレシーズンマッチの際に不整脈を起こして突如ピッチに倒れ、意識不明の重体のままドクターヘリで救急搬送された。 ▽さらに、アヤックス側の初期対応のまずさもあり、その後に脳に重大な損傷を負ったことが判明。この影響でヌーリは現役続行はおろか、二度と普通の生活には戻れず、介護と治療に頼ることになった。 ▽そして、志半ばでフットボーラーとしてのキャリアが断たれた親友の無念を誰よりも知るクライファートは、親友の夢を背負う決意から新天地ローマでかつてヌーリが背負っていた「34」を着用する決断をした。 2018.07.07 15:35 Sat

試合中に突如倒れたアヤックスMFヌーリ、心臓は異常なしも脳に永久的な損傷が見つかる

▽アヤックスは13日、練習中に突如倒れたU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリ(20)について、永久的な脳損傷があることを発表した。 ▽ヌーリは8日に行われたブレーメンとの親善試合に先発。しかし、20分に突如ピッチに倒れ込み、ドクターによって心肺蘇生法(CPR)を受け、ヘリコプターで病院へ搬送されていた。10日には、心臟には問題がなかったことを発表。しかし、睡眠状態にあり、完全回復は明言できない旨の声明を出していた。 ▽そして今回、ヌーリの容態について情報をアップデート。集中治療室での検査の結果、脳の多くの機能が働いていないことを明かした。 「インスブルック病院の集中治療室において、ヌーリの脳の検査を行った。診断では、脳の多くの機能が働いておらず、完全な回復の可能性はゼロであることがわかった」 「おそらく、試合中に倒れた際に脳への酸素供給が不足したことが原因とみらえている。ヌーリはさらなるケアのため、アムステルダムの病院に運ばれることとなる」 ▽心臓には問題がなかったヌーリだが、脳に影響が出てしまい、永久的な障害を負う事となってしまった。アヤックのCEOを務めるエドウィン・ファン・デル・サール氏は「最悪のメッセージ」とし、今回の件についてコメントしている。 「これは最悪のメッセージだ。ひどいものだ。我々は、彼の両親、兄弟や親戚の心中を察する。この苦しみは説明できるものではない」 「我々はこのような事態を考えなくてはいけないことを分かっていたが、このショックはとても難しいものだ」 ▽ヌーリは、アヤックスのアカデミー出身で、2016年9月にトップチームデビュー。2016-17シーズンは公式戦で15試合に出場し1ゴールを記録していた。 2017.07.14 00:08 Fri

試合中に突如倒れたヌーリ…心臟には問題なしとアヤックスが声明を発表

▽アヤックスは10日、練習中に突如倒れたU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリ(20)について、心臟には問題がなかったことを発表した。 ▽アヤックスはヌーリについて「検査の結果、アブデラク・ヌーリの心臟は正常に機能しており、損傷はみられない」と声明を発表。「しかし、彼はまだ眠っている状態であり、脳の機能の検査ができていない。完全な回復については、まだ何も言えない」とし、全快の報告はできないと発表した。 ▽ヌーリは8日に行われたブレーメンとの親善試合に先発。しかし、20分に突如ピッチに倒れ込み、ドクターによって心肺蘇生法(CPR)を受け、ヘリコプターで病院へ搬送されていた。 2017.07.11 19:14 Tue

不整脈で倒れたアヤックスMFヌーリ、ヘリで搬送され一命を取りとめる

▽アヤックスのU-21オランダ代表MFアブデラク・ヌーリ(20)が8日、オーストリアで行われていたブレーメンとの親善試合中に突如倒れるアクシデントが起こった。 ▽ブレーメンとの親善試合で先発していたヌーリは20分に突如ピッチに倒れ込んでしまった。その後、ドクターによって心肺蘇生法(CPR)を受け、ヘリコプターで病院へ搬送されたヌーリは、適切な治療を受けたこともあって一命を取りとめたとのことだ。 ▽倒れたヌーリについてアヤックスは不整脈を持っていたことを明かし、現在は病院で眠っていると発表している。 ▽170cmと小柄なヌーリは攻撃的MFを本職とし、U-15からオランダ代表としてプレーする将来を嘱望される選手として知られる。 2017.07.09 03:35 Sun
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