ロバート・グリーン Robert GREEN

ポジション GK
国籍 イングランド
生年月日 1980年01月19日(44歳)
利き足
身長 191cm
体重 91kg
ニュース
ニュース一覧

愚行エンドンベレをサットン氏らが批判 「彼にスパーズでの未来があると考えるのは難しい」

かつてブラックバーンやセルティックで活躍したクリス・サットン氏が、トッテナムのフランス代表MFタンギ・エンドンベレを批判した。イギリス『BBC』が伝えている。 エンドンベレは2019年7月に、リヨンからクラブレコードとなる移籍金6000万ユーロ(現レートで約78億円)でトッテナムへ加入。大きな期待が寄せられていたが、負傷や不安定なプレーによってここまで主軸の座をつかむことができていない。 こうした状況の中、9日に迎えたFAカップ3回戦のモアカム戦でエンドンベレは先発出場。しかし、思うようなパフォーマンスを発揮できず69分に交代を命ぜられると、チームが負けている状況にもかかわらずゆっくり歩きながらピッチを去り、ベンチにも座らずロッカールームへと直行した。 この態度についてはファンやメディアからも激しい批判が浴びせられており、『BBC 5 Live』に出演したサットン氏も苦言。選手の今後に間違いなく悪影響を与えたと批判している。 「彼のああいう振る舞いのせいで、すごくモヤモヤしたね。あれは彼のためにならないよ。あの状況で、チームが負けている時にゆっくりピッチを去るなんて、言い訳できない。それはクラブが何であるか、サポーターが何を望んでいるかを理解していないことになる」 「彼のチームはFAカップで負けていて、屈辱を味わっているところだった。これはエンドンベレにとって不利に働くだろう。このようなことが起こった以上、彼にスパーズでの未来があると考えるのは難しい」 エンドンベレについては、同番組に出演していた元イングランド代表GKのロバート・グリーン氏も批判。規律に厳格なアントニオ・コンテ監督が、同選手を起用することは今後ないだろうと予想した。 「交代の際、あのようにとぼとぼと歩くのは大きな間違いだ。とても見苦しい。これを受けて、コンテが下す決断は一つしかないだろう。つまり、彼はもうトッテナムでプレーすることはないはずだ」 2022.01.11 11:42 Tue

これがプロ生活21年の代償か、元イングランド代表GKグリーンの小指は外側に変形

長年ゴールマウスを守り続けてきた代償は大きいようだ。 2018-19シーズンを最後に引退を表明したGKロバート・グリーン氏(41)。ノリッジでプロキャリアを始めた元イングランド代表はウェストハムやQPR、リーズやハダースフィールドなどで活躍した。 現役最後のシーズンはチェルシーに移籍した。試合に出ることはなかったが、ベテランGKはチームを陰からサポート。ヨーロッパリーグ(EL)決勝戦で優勝し、キャリア初のタイトルを獲得した。 プロキャリア21年、幼少期を含めればそれ以上の期間にわたってチームを最後方から支え続けたグリーン氏。名誉の負傷と言って良いのだろうか、現在彼の右手の小指は、第二関節あたりが外側に曲がってしまっている。 2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)初戦のアメリカ代表戦では手痛いミスを犯してしまったグリーン氏だが、プレミアでは267試合に出場。チャンピオンシップや代表戦等を含めれば、述べ600試合以上でゴールマウスを守ってきたことになる。やや痛々しくも見えるものの、これが歴史を積み上げてきた証と言えるだろう。 <span class="paragraph-title">【写真】プロGK生活21年の歴史か、想像以上に外側に曲がった小指</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="instagram-media" data-instgrm-captioned data-instgrm-permalink="https://www.instagram.com/p/CUROYXYrai8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" data-instgrm-version="13" style=" background:#FFF; border:0; border-radius:3px; box-shadow:0 0 1px 0 rgba(0,0,0,0.5),0 1px 10px 0 rgba(0,0,0,0.15); margin: 1px; max-width:540px; min-width:326px; padding:0; width:99.375%; width:-webkit-calc(100% - 2px); width:calc(100% - 2px);"><div style="padding:16px;"> <a href="https://www.instagram.com/p/CUROYXYrai8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" background:#FFFFFF; line-height:0; padding:0 0; text-align:center; text-decoration:none; width:100%;" target="_blank"> <div style=" display: flex; flex-direction: row; align-items: center;"> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 40px; margin-right: 14px; width: 40px;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 100px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 60px;"></div></div></div><div style="padding: 19% 0;"></div> <div style="display:block; height:50px; margin:0 auto 12px; width:50px;"><svg width="50px" height="50px" viewBox="0 0 60 60" version="1.1" xmlns="https://www.w3.org/2000/svg" xmlns:xlink="https://www.w3.org/1999/xlink"><g stroke="none" stroke-width="1" fill="none" fill-rule="evenodd"><g transform="translate(-511.000000, -20.000000)" fill="#000000"><g><path d="M556.869,30.41 C554.814,30.41 553.148,32.076 553.148,34.131 C553.148,36.186 554.814,37.852 556.869,37.852 C558.924,37.852 560.59,36.186 560.59,34.131 C560.59,32.076 558.924,30.41 556.869,30.41 M541,60.657 C535.114,60.657 530.342,55.887 530.342,50 C530.342,44.114 535.114,39.342 541,39.342 C546.887,39.342 551.658,44.114 551.658,50 C551.658,55.887 546.887,60.657 541,60.657 M541,33.886 C532.1,33.886 524.886,41.1 524.886,50 C524.886,58.899 532.1,66.113 541,66.113 C549.9,66.113 557.115,58.899 557.115,50 C557.115,41.1 549.9,33.886 541,33.886 M565.378,62.101 C565.244,65.022 564.756,66.606 564.346,67.663 C563.803,69.06 563.154,70.057 562.106,71.106 C561.058,72.155 560.06,72.803 558.662,73.347 C557.607,73.757 556.021,74.244 553.102,74.378 C549.944,74.521 548.997,74.552 541,74.552 C533.003,74.552 532.056,74.521 528.898,74.378 C525.979,74.244 524.393,73.757 523.338,73.347 C521.94,72.803 520.942,72.155 519.894,71.106 C518.846,70.057 518.197,69.06 517.654,67.663 C517.244,66.606 516.755,65.022 516.623,62.101 C516.479,58.943 516.448,57.996 516.448,50 C516.448,42.003 516.479,41.056 516.623,37.899 C516.755,34.978 517.244,33.391 517.654,32.338 C518.197,30.938 518.846,29.942 519.894,28.894 C520.942,27.846 521.94,27.196 523.338,26.654 C524.393,26.244 525.979,25.756 528.898,25.623 C532.057,25.479 533.004,25.448 541,25.448 C548.997,25.448 549.943,25.479 553.102,25.623 C556.021,25.756 557.607,26.244 558.662,26.654 C560.06,27.196 561.058,27.846 562.106,28.894 C563.154,29.942 563.803,30.938 564.346,32.338 C564.756,33.391 565.244,34.978 565.378,37.899 C565.522,41.056 565.552,42.003 565.552,50 C565.552,57.996 565.522,58.943 565.378,62.101 M570.82,37.631 C570.674,34.438 570.167,32.258 569.425,30.349 C568.659,28.377 567.633,26.702 565.965,25.035 C564.297,23.368 562.623,22.342 560.652,21.575 C558.743,20.834 556.562,20.326 553.369,20.18 C550.169,20.033 549.148,20 541,20 C532.853,20 531.831,20.033 528.631,20.18 C525.438,20.326 523.257,20.834 521.349,21.575 C519.376,22.342 517.703,23.368 516.035,25.035 C514.368,26.702 513.342,28.377 512.574,30.349 C511.834,32.258 511.326,34.438 511.181,37.631 C511.035,40.831 511,41.851 511,50 C511,58.147 511.035,59.17 511.181,62.369 C511.326,65.562 511.834,67.743 512.574,69.651 C513.342,71.625 514.368,73.296 516.035,74.965 C517.703,76.634 519.376,77.658 521.349,78.425 C523.257,79.167 525.438,79.673 528.631,79.82 C531.831,79.965 532.853,80.001 541,80.001 C549.148,80.001 550.169,79.965 553.369,79.82 C556.562,79.673 558.743,79.167 560.652,78.425 C562.623,77.658 564.297,76.634 565.965,74.965 C567.633,73.296 568.659,71.625 569.425,69.651 C570.167,67.743 570.674,65.562 570.82,62.369 C570.966,59.17 571,58.147 571,50 C571,41.851 570.966,40.831 570.82,37.631"></path></g></g></g></svg></div><div style="padding-top: 8px;"> <div style=" color:#3897f0; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;"> この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; transform: translateX(16px) translateY(-4px) rotate(30deg)"></div></div><div style="margin-left: auto;"> <div style=" width: 0px; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-right: 8px solid transparent; transform: translateY(16px);"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; flex-grow: 0; height: 12px; width: 16px; transform: translateY(-4px);"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 8px solid #F4F4F4; border-left: 8px solid transparent; transform: translateY(-4px) translateX(8px);"></div></div></div> <div style="display: flex; flex-direction: column; flex-grow: 1; justify-content: center; margin-bottom: 24px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; margin-bottom: 6px; width: 224px;"></div> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 4px; flex-grow: 0; height: 14px; width: 144px;"></div></div></a><p style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; line-height:17px; margin-bottom:0; margin-top:8px; overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/p/CUROYXYrai8/?utm_source=ig_embed&amp;utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">FTBL \\:(@ftbl)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2021.09.28 06:35 Tue

守護神がW杯初戦でミス…カペッロ氏は次戦の守護神を選手に委ねていた「ハートかジェームズか」

ファビオ・カペッロ氏が、自身がイングランド代表を率いて迎えた2010年の南アフリカ・ワールドカップ(W杯)について振り返った。イギリス『ガーディアン』が報じている。 カペッロ監督率いるイングランド代表は、DFジョン・テリー(現アストン・ビラコーチ)やMFフランク・ランパード(現チェルシー監督)、さらにMFスティーブン・ジェラード(現レンジャーズ監督)やFWウェイン・ルーニー(現ダービー・カウンティ選手兼コーチ)といったスター選手が揃っていたが、GKにはやや難を抱えていた。 デイビッド・ジェームズ(当時ポーツマス)、ロバート・グリーン(当時ウェストハム)、ジョー・ハート(当時マンチェスター・シティ)の3人を本大会メンバーに選出していたものの、誰かがポジションを掴んでいたわけではなく、誰が起用されるか直前まで分からないような状況であった。 カペッロ氏は、初戦となったアメリカ戦でグリーンをGKに抜擢。試合はジェラードのゴールで先制したが、前半40分にアメリカのFWクリント・デンプシーが放った難しくないシュートをグリーンが後方へ逸らして追いつかれてしまい、1-1の引き分けに終わった。 カペッロ氏は2戦目以降のGK起用に関し、選手たちの意見を求めたことを明かした。 「誰もがミスをする。グリーンはミスを犯したので交代させた。私はカラミティ(ジェームズのあだ名:信じられないようなミスを犯すことを揶揄)を代わりに入れた。グリーンとハートはまだ若かった。選手たちに『ハートか?カラミティか?』と聞いたんだ」 「選手たちから信頼を得ていたので、カラミティを選んだ。テリーとディフェンダーたちはジェームズに信頼を寄せていた。ハートは一度しかプレーしていなかった」 結局、2戦目以降はジェームズをGKに起用。グループリーグは何とか2位で通過したものの、決勝トーナメント1回戦のドイツ戦に1-4で敗れ、敗退している。 2020.04.07 10:15 Tue

チェルシー、ケイヒルやイグアインら5選手の退団を発表

チェルシーは7月1日、DFギャリー・ケイヒル、FWゴンサロ・イグアイン、GKロバート・グリーン、GKエドゥアルド、MFカイル・スコットの退団を発表した。 2012年1月にボルトンから加入したケイヒルは公式戦291試合の出場で25ゴールを記録。2012年のチャンピオンズリーグ優勝や2度のプレミアリーグ優勝など、クラブに多くのトロフィーをもたらした。また、2016-17シーズンからはジョン・テリーに代わってキャプテンを務めるなど、7年半の在籍期間で多大な功績を残した。 今年1月にレンタルで加入したイグアインは公式戦18試合で5ゴールを挙げた。恩師マウリツィオ・サッリ監督もいなくなったことで、契約延長オプションを行使せず、所属元のユベントスに戻ることになった。 昨夏に加入したグリーンは2018-19シーズンが現役最後の年になった。チェルシーでの出場機会はなかったものの、ラストシーズンにヨーロッパリーグを制覇し、現役唯一のトロフィーを獲得した。 エドゥアルドは2016年夏にディナモ・ザグレブから加入し、GKティボー・クルトワ(現レアル・マドリー)と、GKアスミル・ベゴビッチ(現ボーンマス)のサポート役に。チェルシーでのプレー機会はなかった。 サウサンプトンの下部組織からチェルシーに移籍してきたカイル・スコット。2014-15シーズンにFAユースカップとUEFAユースリーグの2冠に貢献し、翌シーズンにもその2つのタイトルの防衛に尽力した。2018年2月のFAカップ、ハル・シティ戦が唯一のトップチームでの出場となった。 2019.07.01 18:00 Mon

元イングランド代表GKロバート・グリーンが現役引退を発表 キャリアの最後はチェルシーで

チェルシーに所属する元イングランド代表GKロバート・グリーン(39)が自身のツイッターで引退を表明した。 グリーンは引退コメントをこう綴っている。 「バクでの信じられない夜の後、23年間のキャリアで今が引退の正しいタイミングだと判断した」 「このチームで特別な仲間たちとヨーロッパリーグ優勝を祝うことができたことは、この素晴らしい旅の終わりに相応しいと思う」 「私にとってあらゆる時間が愛おしいものだった。このキャリアを楽しめたことは特権だと思っている。世界中のいろんなベストプレイヤーたちと共に戦ったり、敵として戦えた経験。それはプロだからこそ味わえる貴重なものだ」 「ファンタスティックなクラブでプレーすることができた。彼らは私を助け、今の私を形作ってくれた。ノリッジ、ウェストハム、QPR、リーズ、ハダースフィールド、そしてチェルシー、そのすべての関係者とファンに感謝している」 「自分の国を代表することは、常に私の最も偉大な業績のひとつであり、イングランドのために戦えたことを誇りに思う。共に働いたすべての監督やコーチ、スタッフに感謝したい。そして、チームメイト達にも。我々は素晴らしい時間を共有できたし、その思い出と共に私は引退する。いつまでも私の財産になるだろう」 「母、父、そして家族には本当に感謝している、彼らは揺るぎないサポートをしてくれた。私が調子のいい時も落ち込んでいる時も、彼らはほとんどすべての試合を見て、私の背中を押してくれた」 「最後に妻と子供たちにも。私を心配してくれて勇気づけてくれてありがとう。優勝したあの夜を共にできたことはとても特別なことだった」 「将来を見据えて、いつか私が何か提供できるものがあると思うとわくわくするよ。だけど今は23年ぶりの初めての夏季休暇を楽しむことにするよ! 思い出をありがとう」 ノリッジでプロキャリアを始めたグリーンはウェストハムやQPR、リーズやハダースフィールドなど23年に渡ってイングランドで活躍。キャリア最後となることになった2018-19シーズンはチェルシーに移籍。試合に出ることはなかったが、プレミア267試合の出場を誇るベテランGKはチームを陰からサポートした。そして、29日にバクで行われたヨーロッパリーグ決勝戦で優勝し、キャリア初のタイトルを獲得した。 また、2005年のコロンビア代表戦でデビューしたイングランド代表では、2010年の南アフリカワールドカップ初戦のアメリカ代表戦に出場するなど、通算12試合に出場した。 2019.05.31 22:15 Fri

元イングランド代表GKグリーンが“第3GK”を語る! チェルシーでの悲喜こもごも

チェルシーに所属する元イングランド代表GKロバート・グリーン(39)がイギリス『BBC』のインタビューで“第3GK”の悲喜こもごもについて語った。 ノリッジでプロキャリアをスタートしたグリーンは、ウェストハム、QPR、リーズ・ユナイテッド、ハダースフィールドを渡り歩き、2018年7月からチェルシーに完全移籍で加入した。 キャリアを通じてほとんどのクラブで正GKを勝ち取り、公式戦600試合以上プレーし、イングランド代表でも2010年の南アフリカ・ワールドカップ本大会でプレーするなど、通算12キャップを誇るイングランド屈指のベテランGKは、その輝かしいキャリアと一線を画す、ブルーズでの“第3GK”としての地味な日々について語っている。 現在、スペイン代表GKケパ・アリサバラガ、アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロに次ぐ3番手の立場であるグリーンは、加入以降一度も公式戦でプレーしていない。だが、“第3GK”としての役割を誇りを持って務めているようだ。 「キャリアをスタートさせたとき、『第3GKをやってみたい』とは少しも思っていなかった。だけど、キャリアが進むにつれて状況は変わっていくものなんだ」 「もちろん、自分が思っているほど、試合に絡めているわけではない。でも、それは加入する前から明らかにされていたことだった。もし、みんな(他のGK)がフィットしていれば、自分の役割がこういうものになることはわかっていたよ」 「(クラブにとって)物事がうまく進んでいる時に不平不満は言えないよ」 また、グリーンは正GKとしてのオファーもあった中で、チェルシーでの“第3GK”としてのオファーを受けた理由について、金銭面が影響したことはないと断言している。 「チェルシーからシーズン初めにチェルシーと契約を結ぶ気持ちはあるかと連絡を受けたとき、僕は『サラリーはいくらもらえる?』とは尋ねなかったよ」 「もちろん、自分の仕事をこなしてサラリーを受け取るのは多くの人にとって普通のことで、それは家族を養う助けとなる。だけど、それだけがモチベーションとなるわけではないよ」 「プレミアリーグのトップレベルでの経験をしたかったんだ。僕は今シーズン、とても多くのことを学んでいる。これまでのシーズンで(勝ち点)40ポイント以上獲得する経験はほとんどなかったんだ。ありがたいことに今季それを経験できた。同時に多くのトッププレーヤーの動きを近くで観察することもできた」 さらに、39歳のベテランGKは週末の試合に向けた“第3GK”としての特殊な役割についても言及している。そこでは練習のサポートと共にスカウティング部隊の一員としての役割もあるという。 「(試合前の)木曜日と金曜日はより戦術的な仕事が多くなるんだ。だから、僕はチェルシーのGKとしてよりも対戦相手のGKとしてトレーニングに臨む機会が多い」 「それは大きな違いだよ。土曜日の試合に向けたモチベーションはそこにはないよ。究極的にはゲームのような外的要因よりも、自分自身のモチベーション」 また、試合当日には“チームの一員”としての多くの仕事があると語っている。 「僕はチームのすべてのミーティングに出席し、プレマッチの段階でやるべきことやウォーミングアップにも参加する。そこではボールを集めたり、シュート練習、クロスボールを練習する仲間をサポートしている」 「そこから試合に出るプレーヤーはピッチ入場に向けて準備をするけど、僕のやることは違うんだ。ホームとアウェイに関わらず、お茶を見つけてきてスタンドの自分の席に向かうんだ」 「(スタンドからは)ベンチやピッチ上の人たちが見ることができないものが見えるんだ。僕自身、長いキャリアを通じて多くの知識や経験を持っている。そういう自分の意見を持っていて、それを口に出さないのはもったいないことだと思うし、僕はここにいる限りそういった意見を伝えるようにしているんだ」 最後にグリーンは1人の父親として6、7歳の息子がチェルシーのようなビッグクラブを日常の一部として感じられることが大きな経験になるはずだと考えているようだ。 「ここまでを振り返ってみると、僕自身にとっても息子にとってもここで素晴らしい経験をすることができている」 「6、7歳の息子がフットボールを理解し始めてきて、そのときに父親がチェルシーのようなクラブの一員であることは素晴らしいことだと思う」 「個人的な観点では、チェルシーのようなクラブのプレーを見せるために息子をウェンブリーやスタンフォード・ブリッジに連れていけたことを特別な瞬間だと振り返ることになると思う」 「もちろん、キャリアの一部と考えたときにフラストレーションと共に振り返る可能性もあるが、僕はそうならないと思っている。それは将来に向けたチャンスを僕自身に与え、ほかの人たちにも喜びを与えたと思っている」 華やかなフットボール界においてあまりスポットライトが当たらない“第3GK”に関してありのままの想いを語ってくれたグリーンによる興味深いインタビューだった。 2019.03.29 15:43 Fri

「GREEN BECOMES A BLUE」元イングランド代表GKロバート・グリーンがチェルシーに加入!

▽チェルシーは26日、元イングランド代表GKロバート・グリーン(38)をフリーで獲得したことを発表した。契約は1年間。 ▽キャリア晩年に差し掛かったこのタイミングでのキャリア最大のビッグクラブへの移籍に、グリーンは興奮を隠せない様子だ。 「疾風怒濤の24時間だった。自分のキャリアについて自分が今どこに居たいのか考えていた時に電話が鳴ったんだ。会話はすぐに終わったよ」 「本当にドラマティックだった。スタートが待ち切れないね。ここに来られて非常に嬉しい。スリルもあるけど誇り高いよ」 ▽ロバート・グリーンはこれまでにノーウィッチやウェストハム、QPRで活躍。2017年夏にはリーズからハダースフィールドに移籍したが、昨シーズン終了後に契約満了を迎えていた。また、イングランド代表としては通算12試合に出場し、2010年のワールドカップでは、初戦のアメリカ代表戦でゴールマウスを守った。 ▽チェルシーには第3GKとしてポルトガル代表GKエドゥアルドやイングランド人GKジャマル・ブラックマンが在籍しているが、両者はそれぞれ今夏にフィテッセとリーズへのレンタル移籍が決まっているため、ロバート・グリーン獲得に動いたようだ。 ▽チェルシーはグリーン獲得発表をこのような見出しにしている。 「GREEN BECOMES A BLUE(グリーンが青に染まる)」 2018.07.26 16:31 Thu

チェルシー、元イングランド代表GKロバート・グリーン獲得へ

▽チェルシーが、元イングランド代表GKロバート・グリーン(38)の獲得に迫っているようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 ▽チェルシーは現所属のベルギー代表GKティボー・クルトワと、アルゼンチン代表GKウィリー・カバジェロに続く第3GKとしてロバート・グリーンを1年契約で確保。すでにメディカルチェックを受けている状態のようだ。 ▽チェルシーには第3GKとしてポルトガル代表GKエドゥアルドやイングランド人GKジャマル・ブラックマンが在籍しているが、両者はそれぞれ今夏にフィテッセとリーズへのレンタル移籍が決まっているため、ロバート・グリーン獲得に動いたようだ。 ▽ロバート・グリーンはこれまでにノーウィッチやウェストハム、QPRで活躍。2017年夏にはリーズからハダースフィールドに移籍したが、昨シーズン終了後に契約満了を迎えていた。また、イングランド代表としては通算12試合に出場し、2010年のワールドカップでは、初戦のアメリカ代表戦でゴールマウスを守った。 2018.07.25 22:05 Wed

好調の昇格組ハダースフィールドが元イングランド代表GKグリーンを獲得

▽ハダースフィールドは27日、リーズの元イングランド代表GKロバート・グリーン(37)を獲得したことを発表した。フリートランスファーでの獲得となり、契約期間は1年間。1年間の延長オプションも付いている。 ▽グリーンはノリッジの下部組織出身で、1998年からトップチームでプレー。2006年8月にウェストハムへ移籍すると、2012年7月にQPRへと移籍。2016年7月からリーズでプレーしていた。 ▽ノリッジやウェエストハムでは正守護神としてプレミアリーグでもプレー。通算267試合に出場していた。また、2005年からイングランド代表としてもプレーし、12キャップを記録している。 ▽ハダースフィールドは、今シーズンからクラブ史上初となるプレミアリーグに挑戦。3試合を終えて2勝1分けで勝ち点7と3位につけている。 2017.08.28 12:12 Mon
もっと見る>