オズワルド・オリヴェイラ Oswaldo De Oliveira Filho OSWALDO OLIVEIRA

ポジション 監督
国籍 ブラジル
生年月日 1950年12月05日(73歳)
利き足
身長 183cm
体重 80kg
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まるで別人!若返り手術をした元Jリーグ指揮官の現在の姿に海外衝撃「誰か分からない」

ブラジル人指揮官のオズワルド・オリヴェイラ氏の変貌ぶりが現地で話題だ。 ブラジル複数クラブでの指導経験を持ち、2007年に就任した鹿島アントラーズでは、史上初となるJリーグ3連覇を達成したオリヴェイラ監督。2011年に退任して以降は、母国クラブやカタールでの指揮を経て、2018年4月に浦和レッズの監督に就任した。 浦和では天皇杯優勝を成し遂げたものの、2019年5月に解任。その後はフルミネンセに3度目の復帰を果たしたものの1カ月強で解任されると、それ以降はどのクラブも指揮していない。 現在73歳のオリヴェイラ氏は、14日に母国ブラジルのスポーツ番組に出演。以前より顔がふっくらした印象で、メガネを外した顔は別人のようだった。 ブラジル『CORREIO BRAILIENSE』によると、オリヴェイラ氏は1月に顔の若返り手術を実施したことで注目を浴びていたという。そして、今回の番組出演時にもまた別人のように顔が変わっていたことで、「誰か分からない」とSNS上で大きな話題になっているようだ。 <span class="paragraph-title">【比較写真】まるで別人になったオリヴェイラ氏(右が現在)</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="pt" dir="ltr">VEJA: Treinador de futebol Oswaldo de Oliveira faz procedimento de rejuvenescimento facial e resultado viraliza nas redes sociais. <a href="https://t.co/lZWTPfEqlb">pic.twitter.com/lZWTPfEqlb</a></p>&mdash; DIRETO DO MIOLO (@diretodomiolo) <a href="https://twitter.com/diretodomiolo/status/1735352687716163696?ref_src=twsrc%5Etfw">December 14, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.12.15 12:05 Fri

鹿島が功労賞3名を発表! 本山雅志氏、岩政大樹監督、青木剛氏が認定され合計24名に…9月のC大阪戦で記念盾授与式

鹿島アントラーズは15日、本山雅志アカデミースカウト、岩政大樹監督、青木剛氏の3名にアントラーズ功労賞に認定された。認定者は合計24人目となった。 本山氏は東福岡高校から1998年に鹿島に入団。2015年までプレーすると、その後ギラヴァンツ北九州、マレーシアのクランタン・ユナイテッドでプレーし、2022年に現役を引退した。 鹿島ではJ1通算365試合38得点、リーグカップ57試合9得点、天皇杯で53試合12得点。 岩政監督は東京学芸大学から2004年に入団。2013年までプレーし、2014年にタイのテロ・サーサナ(現:ポリス・テロFC)へ移籍。2015年からはファジアーノ岡山、2017年からは東京ユナイテッドFCでプレーし、2018年に現役を引退した。2022年からトップチームのコーチに就任。シーズン途中から監督に就任していた。 鹿島ではJ1通算290試合35得点、リーグカップで49試合4得点、天皇杯で27試合4得点を記録していた。 ちなみに、岩政監督は2022年の功労選手賞が発表された際に「なぜいただけないのか」と投稿していたが、見事に受賞となった。 青木氏は前橋育英高校から2001年に鹿島に入団。2016年途中まで鹿島でプレーし、2016年途中にサガン鳥栖へ移籍。その後ロアッソ熊本、南葛SCでプレー。現在はフットゴルフ選手として活躍している。 鹿島ではJ1通算376試合に出場し8得点、リーグカップで73試合、天皇杯44試合3得点を記録していた。 アントラーズ功労賞は、クラブの発展に寄与した人物をたたえるため2008年に制定されたもの。認定者の記念品は、カシマサッカーミュージアム内のメインスペースに展示される。 なお、3名に関しては、9月16日のセレッソ大阪戦で記念盾授与式&スペシャルトークショーが実施される。 ◆アントラーズ功労賞認定者(五十音順) 青木剛 秋田豊 新井場徹 アルシンド 岩政大樹 内田篤人 小笠原満男 オズワルド・オリヴェイラ 黒崎久志 ジーコ ジョルジーニョ 相馬直樹 曽ヶ端準 ダニー石尾 トニーニョ・セレーゾ 中田浩二 名良橋晃 野沢拓也 長谷川祥之 ビスマルク 本田泰人 宮本征勝 本山雅志 柳沢敦 2023.08.15 16:45 Tue

フルミネンセが元浦和のオリヴェイラ監督を解任…就任から1カ月強で

フルミネンセが27日、オズワルド・オリヴェイラ監督(68)の解任を発表した。 オリヴェイラ氏は2018年4月、浦和レッズの監督としてJリーグに復帰。途中就任ながら天皇杯を制してAFCチャンピオンズリーグ(ACL)出場権をチームにもたらしたが、今シーズンは序盤から成績が芳しくなく、5月末に浦和を退団した。 その後、8月21日にフルミネンセの監督にキャリア3度目の復職を果たしたオリヴェイラ氏だが、苦戦。ブラジル全国選手権5勝4分け12敗の全20チーム中16位に沈み、26日にホームで行われた第21節のサントス戦も1-1のドローに終わっていた。 なお、オリヴェイラ氏の招へいから1カ月が過ぎたタイミングで監督交代に踏み切ったフルミネンセは当面、アシスタントコーチのマルカオ氏とU-20チームのテクニカルコーディネーターを務めるアイルトン・フェラス氏が指揮を執るという。 2019.09.28 10:30 Sat

今季浦和指揮官を途中解任のオリヴェイラ氏が低迷フルミネンセの新監督に就任

フルミネンセは20日、新指揮官にブラジル人のオズワルド・オリヴェイラ監督(68)を招へいしたことを発表した。 ブラジル複数クラブでの指導経験を持ち、2007年に就任した鹿島アントラーズでは、史上初となるJリーグ3連覇を達成したオリヴェイラ監督。2011年に退任して以降は、母国クラブやカタールでの指揮を経て、2018年4月に浦和レッズの監督に就任した。 就任1年目こそ低迷していたチームを復調させ、天皇杯優勝を成し遂げたものの、今シーズンは波に乗れず、成績不振により5月に解任されていた。 ブラジルの名門フルミネンセは、今シーズンのブラジル・セリエAでここまで3勝3分け9敗と降格圏内の18位に低迷。今回で通算3度目の指揮官就任となるオリヴェイラ監督に再建を託すこととなった。 2019.08.21 10:00 Wed

補強、サポートを「生かし切れているとは言えない」浦和がオリヴェイラ監督解任理由を発表

浦和レッズは28日、オズワルド・オリヴェイラ監督(68)との契約解除を発表した。なお、後任には大槻毅氏(48)が就任することも発表された。 浦和は、昨シーズンの天皇杯を制していたものの、今シーズンはリーグ戦で調子が上がらず、5月は1度も勝利することなく4連敗。AFCチャンピオンズリーグではグループステージを突破したものの、このタイミングでオリヴェイラ監督の解任に踏み切った。 「ファン・サポーターのみなさまへ」と題し、浦和レッズ代表の立花洋一氏が、監督解任の経緯説明と大槻新監督へのサポートを明かした。 「日ごろより浦和レッドダイヤモンズをサポートいただき、ありがとうございます」 「オズワルド・オリヴェイラ監督には、就任以来、勝利へのこだわり、メンタリティーなどを選手に植え付けていただき、本当に感謝しています。また、彼の力があったからこそ、天皇杯を最高の形で優勝することができました。本当にありがたかったです。特にこの優勝で、浦和レッズに関わる人たちが一つになったときの強さをあらためて体現してくれました」 「今年は、ACLとリーグの2冠を目標に掲げスタートしていますが、リーグでは、思い通りの結果が出ておりません。特にホームゲームでの試合内容が悪く、トレーニングでも改善されず、非常に苦しい状況が続いています」 「これまでチームに対しては、ACLとリーグを戦い抜けるだけの戦力補強を行いました。また、オリヴェイラ監督の要望を受け、コンディション回復機器の導入や、食事の提供などのサポートを実施してきました。しかしながら、それらを生かし切れているとは言えない現状があり、このままでは、優勝はもとより上位進出もままならないと判断し、監督、ヘッドコーチの経験がある大槻 毅氏に監督に就任していただくこととしました」 「大槻氏は、チームを外から見ていて足りない部分も把握しており、その戦術的な部分を植え付けることで、チームを躍動させてくれると確信しています。何より、クラブとして掲げている、浦和のために最後まで走り、闘い、貫くことを体現させ、特にホーム埼玉スタジアムでの強い浦和レッズを復活させてくれると期待しています。クラブとしても、その構築に向けて全力でサポートしていきます」 「みなさまにはご心配をおかけし、大変申し訳ありませんが、引き続きのサポートをよろしくお願いいたします」 2019.05.28 20:30 Tue

リーグ戦4連敗の浦和が昨季天皇杯Vのオリヴェイラ監督を解任! 後任には大槻毅氏が復帰

浦和レッズは28日、オズワルド・オリヴェイラ監督(68)との契約解除を発表した。なお、後任には大槻毅氏(48)が就任することも発表された。 オリヴェイラ監督は、2018年4月に堀孝史監督の解任に伴い監督に就任。リーグ戦ではチームを復調させると、天皇杯では決勝でベガルタ仙台を下して優勝していた。 今シーズンはさらなる飛躍が求められたが、リーグ戦では開幕から波に乗れず、5月3日に行われた第10節のジュビロ磐田戦で敗れると、名古屋グランパス(0-2)、湘南ベルマーレ(2-3)、サンフレッチェ広島(0-4)と4連敗。AFCチャンピオンズリーグではグループステージを突破したものの、リーグ戦での不振が解任につながった。 後任として監督に就任する大槻氏は、2018年4月に解任された堀監督の後任として暫定監督に就任。オリヴェイラ監督就任後は、トップチームコーチを務めていた。今シーズンは現場を離れ、海外クラブとのネットワーク構築推進プロジェクト責任者を務めていた。 2019.05.28 20:15 Tue

【ACLプレビュー】今季ホーム2勝目なるか!? 韓国王者を浦和が迎え撃つ《浦和レッズvs全北現代モータース》

9日、AFCチャンピオンズリーグ(ACL)2019のグループステージ第3節が開催。浦和レッズはホームで全北現代モータース(韓国)と対戦する。 <span style="font-weight:700;color:#d91414;font-size:1.1em;">◆グループ最強の敵との連戦</span> 2017シーズンのACL王者である浦和だが、今シーズンは波に乗れていない。ACLこそ1勝1分けのスタートを切り、グループで首位に立っているものの、Jリーグでは2勝2分け2敗。さらに、ホームでは1度も勝ててない状況だ。 課題は攻撃の精度の低さ。失点数が多く得点数が少ないという状況だが、その根源は攻撃にあると考えられる。前節の横浜F・マリノス戦は0-3で敗れたが、攻撃が上手くいかず、守備が後手になることで失点を重ねた。 ボールの取られ方が悪いこと、そして攻撃が機能しないことで、後方でのボール回しも上手くいかず、結果として連携ミスからの失点も散見されている。 この2連戦の相手である全北現代は、ACLでの経験も豊富。抜け目ない攻撃で襲いかかってくることは想像に難くなく、浦和が守備から入ることは間違いないだろう。しかし、攻撃面を機能させないことには、一撃でやられる可能性もあるだけに、攻守のバランスをしっかり取れるかが勝機を見出すポイントとなるだろう。 <span style="font-weight:700;color:#21b312;font-size:1.1em;">◆侮れない韓国王者</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190409_6_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div>対する全北現代は、初戦の北京国安(中国)戦で3-1と快勝スタートを切るも、第2節のブリーラム・ユナイテッド戦はアウェイで1-0と敗戦。試合を支配しながらも得点を奪えずに敗れていた。 Kリーグ1では現在3位につけており、直近の仁川ユナイテッド戦は2-0で快勝。3戦負けなしと徐々にエンジンがかかってきている印象だ。リーグ戦ではFWキム・シンウクが5戦3発と好調、ACLでは大ベテランのFWイ・ドングクが好調を維持しているだけに、2人の活躍がチームの結果を左右することとなる。 また、ブラジル人FWのチアゴ・アウベス、リカルド・ロペスらも控えており、攻撃のバリエーションは豊富。2度アジア王者になっているチーム同士の対戦は、意地を懸けた戦いでもある。 <span style="font-weight:700;color:#d91414;font-size:1.1em;">◆浦和レッズ予想スタメン</span> <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190409_6_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div> GK:西川周作 DF:橋岡大樹、岩波拓也、槙野智章、宇賀神友弥 MF:長澤和輝、青木拓矢、柏木陽介、エヴェルトン FW:武藤雄樹、興梠慎三 監督:オズワルド・オリヴェイラ 0-3と完敗を喫した横浜FM戦からは若干の変更があると予想。最終ラインは、森脇良太、マウリシオに代わって、橋岡大樹、岩波拓也が起用されると予想。また、左サイドバックも山中亮輔から宇賀神友弥に変更されると見る。 今シーズンのホームでは、ゼロックス・スーパーカップを含めてもACLのブリーラム・ユナイテッド戦しか勝利がない状況なだけに、必勝体制で臨むだろう。 <span style="font-weight:700;color:#d91414;font-size:1.1em;">◆注目選手</span> GK西川周作(32) <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20190409_6_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 浦和の注目選手は、守護神のGK西川周作だ。今シーズンはここまでJ1、ACLと全試合にフル出場。しかし、チームとして結果が残せていない状況だ。 全ての失点が西川に原因があるわけではないものの、ディフェンスラインとの連携を含めて不安定であることは間違いなく、4バック、3バックと守り方が変わっていることにも要因はあるだろう。それでも、最後の砦としての責任は少なからずあるはずだ。 また、攻撃の起点としても期待されている西川だが、全体的な機能不全に陥っていることもあり、攻撃面でも大きく貢献できていない。チームとして、守備の整備、そしてカウンターの整備を行い、西川が攻守両面で活躍することが、浦和が軌道に乗るキッカケとなるだろう。 2019.04.09 12:15 Tue

負けを認めるも浦和・オリヴェイラ監督「必ず良い姿を見せられる」《FUJI XEROX SUPER CUP 2019》

FUJI XEROX SUPER CUP2019が16日に埼玉スタジアム2002で行われ、川崎フロンターレが浦和レッズを1-0で退け、優勝した。 準優勝に終わった浦和のオズワルド・オリヴェイラ監督がが試合後、会見に出席。チームとして上手くやれなかったと語りながらも、シーズン中はもっと向上すると自信をのぞかせた。 ◆オズワルド・オリヴェイラ監督(浦和レッズ) 「少し厳しい言葉かもしれないが、今日は良いゲームにすることができなかった。そして、逆にフロンターレは良いゲームをし、勝利に値した。我々の仕事のリスタートだが、今シーズンの中で、今日よりも必ず良い姿を見せられると思っている」 ──エヴェルトン、杉本健勇の評価、ポジティブな印象を与えた選手はいたか 「通常の試合であればハーフタイムでは交代はしないが、今日は5人交代できたので、新加入の2人を交代させた。彼らも公式戦をこなすにつれ、チームにフィットしていくと思う」 「彼らが悪かったから代えた訳ではない。アンドリュー(・ナバウト)を入れることとでスピードをスペースで活かすことにした。背後のスペースを使うことを支持した。また、中盤を安定させるために阿部を起用した」 ──良いゲームができなかった要因は 「JリーグNo.1のチームであるフロンターレを相手に良い試合ができなかった。去年は2勝したが、その試合を再現できなかった」 「そして、去年からの継続を考えると、武藤(雄樹)と青木(拓矢)の不在も響いた。彼らはチームの中で、はっきりとしたタスクがある。彼らがいない状況では違う形でプレーしなければいけない。フィットにはまだ時間がかかるかもしれない」 ──柏木陽介のところで川崎Fがボールを奪おうとしていたが、柏木へのサポートを含めて今日の内容は 「その通りです。我々が中村憲剛をマークしたように、彼らも柏木をマークした。それは新しいことではなく、どのチームとプレーしても、柏木は厳しくマークされる。我々はフロンターレと対戦するたびに、中村憲剛を厳しくマークする」 「ただ、我々がプレスをかける中で、彼らの方がそのプレスからうまく抜け出たと思う」 ──全体的に運動量が少なかった部分に関しては、どのような要因があったのか 「今日はスタート地点であり、この試合までに全てを整えるということは難しい状況だ。心配し過ぎるということはない」 「我々にもゲームプランがあったが、完全に実行することができなかった。相手はそれができたということだ」 「ただ、心配していない訳ではない。チームのことは常に気にかけ、良くしようとしている。でも、私は浦和の選手のことをよく知っているので、必ず今日よりも良い試合ができると確信している」 ──今日の試合の結果を受けて、印象が変わった部分はあるか 「フロンターレの印象は変わっていない。去年の方がまとまってプレーできていた。青木と武藤がチームを整えていた」 「今日の試合は新しい選手が入ったが、彼らも入ってすぐにできる訳ではない。車は部品を変えてもすぐに動くが、選手にはそれぞれ特徴があるので、フィットするには時間が必要となる。ただ、必ずこのチームはよくなるし、良いゲームを見せられる」 2019.02.16 21:15 Sat

浦和・オリヴェイラ監督、“6冠”を口にしながらも「Jリーグ」を最大の目標に掲げる

Jリーグが14日、2019Jリーグキックオフカンファレンスを開催した。 浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督が出席。多くの新戦力については「良い形でチームにフィットして来ている」と一定の手応えを感じているとコメント。目標に「6冠」を掲げながらも、「Jリーグ制覇」を最大の目標に掲げた。 ◆オズワルド・オリヴェイラ監督(浦和レッズ) ──リーグ開幕の前にはゼロックス・スーパカップがありますが、チームの状態は 「今年は非常にインテンシティの高いシーズンになると思っているので、しっかり準備を進めている。それに適した準備を行おうと進めている」 ──今シーズンはACLの戦いもあります 「ACLは特別な大会だ。とても質の高い相手と戦う、質の高い大会だと思う。Jリーグを戦いながら並行して、難しい試合を戦わなければいけないので、両方で戦える様にしなくてはいけない」 ──新戦力も多くいますが、フィット具合やパフォーマンスの手応えはありますか 「今は順応している途中だが、良い形でチームにフィットして来ていると思う。昨シーズンからチェックしていた選手で、彼らを獲得した。彼らも成功しようという姿勢を見せてくれているので、獲得したことには満足している」 ──昨シーズンはチームの調子を上げました。そこで見えた課題など、今シーズンはどう改善していきたいか 「サッカーというのは、常に進化し続けるものだと思う。相手がいるので、完璧と言える状態は存在しないと思う。それを常に求め続けなければいけない。そのためには選手のモチベーションが常に高くなければいけない。それらの要素を考えて進めていきたい」 ──試合数が増える中で、4冠を目指すことになると思うが 「獲れるタイトルは6つだ。まずはゼロックス、そしてJリーグ、天皇杯、ルヴァンカップ、ACLだ。ACLで勝てば、クラブ・ワールドカップもある」 ──それでは6冠を目指すということか 「もちろん、6つタイトルを獲るということは難しい。全ての大会で、1つ1つ獲りに行くつもりだ」 「その中でどれを目指すかと聞かれれば、最初はJリーグだ。だからと言って、天皇杯を連覇したくないのかと聞かれれば、そんなことはない。天皇杯も勝ちに行く」 2019.02.14 21:06 Thu

タイトル請負人・オズの“魔法”は選手、そして浦和サポーターへ/編集部コラム

▽自身にとっては3度目の天皇杯優勝。日本では無冠に終わったことがない。“オズの魔法使い”と呼ばれる名将は、やはり魔法使いだった。 ▽「昨夜はあまり眠れなかったことを告白しておく」。試合後の優勝会見で浦和レッズのオズワルド・オリヴェイラ監督が明かした。準決勝から中4日。初優勝を目指すベガルタ仙台を下し、12年ぶりに天皇杯を制したものん、それは簡単な道のりではなかった。 <span style="font-weight:700;">◆アジア王者、最悪のシーズンスタート</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw8.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽堀孝史監督がチームを率い、アジア王者としてスタートした今シーズン。しかし、開幕から5試合で2分け3敗と未勝利が続き、第5節でジュビロ磐田に敗れた翌日に堀監督が解任された。その後、ユースで監督を務めていた大槻毅氏がチームを率いると、公式戦6戦無敗。第9節からオリヴェイラ監督が指揮を執った。 ▽2007年から2011年まで鹿島アントラーズを率いていたオリヴェイラ監督。日本での5シーズンで獲得したタイトルはリーグ優勝3回、リーグカップ1回、天皇杯2回の6つ。鹿島を率いた全てのシーズンでタイトルを獲り、リーグ3連覇を成し遂げるなど常勝軍団を作り上げていた。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw6.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽タイトル請負人としてチームの立て直しを託されたオリヴェイラ監督だったが、ロシア・ワールドカップ開催による過密日程の影響もあり、簡単にはいかなかった。「モチベーションを上げるということが重要だった」と明かしたオリヴェイラ監督。そして、チームのウィークポイントもすぐに把握した。 「試合では後半にパフォーマンスが低下し、追いつかれたり逆転できないということがあった」 ▽オリヴェイラ監督就任後の浦和は、初戦の北海道コンサドーレ札幌戦をゴールレスドロー、続く柏レイソル戦は終盤に失点し敗戦。湘南ベルマーレ戦は前半に先制されると追いつくことなく敗れた。その後も川崎フロンターレ戦に勝利するも、鹿島アントラーズには敗戦。サガン鳥栖、ガンバ大阪と無得点で引き分け、中断期間に入った。オリヴェイラ監督が感じた不安要素が、結果にも表れてしまった。 <span style="font-weight:700;">◆中断期間に“魔法”をかける</span> ▽「静岡での夏合宿が始まってからは時間ができたので、フィジカル的な部分だけでなく戦術的な部分も浸透させた」とオリヴェイラ監督は語っている。DF槙野智章が日本代表に招集されたものの、ほとんどの選手が残り、オリヴェイライズムの浸透が図られた。しかし、リーグ戦で調子を取り戻すことは簡単ではなく、中断明けの19試合は10勝4分け5敗。攻守が噛み合う試合とそうでない試合が顕著に分かれてしまった。 ▽時期を同じくして連覇を達成した川崎Fは順調に勝ち点を重ね、浦和のリーグ優勝は叶わないものとなる。ルヴァンカップも6月のプレーオフステージでJ2のヴァンフォーレ甲府に敗れ敗退。タイトルの望みは天皇杯に絞られた。 ▽天皇杯の2回戦ではJ3のY.S.C.C.横浜を相手に勝利。3回戦では後にJ2を制する松本山雅FC、4回戦では東京ヴェルディ、準々決勝ではサガン鳥栖を下してベスト4に駒を進めた。 ▽決勝進出をかけた相手は、アジア王者に輝き、オリヴェイラ監督の古巣でもある鹿島。DFマウリシオがセットプレーからゴールを奪うと、その1点を守り切り勝利。3大会ぶりの決勝進出を決めた。しかし、その代償は大きかった。 「通常の状況では試合に関わらなかったであろう選手が6人いた。そのうちの1人であるマウリシオがゲームに関わることができなかった」 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw4.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽これが、オリヴェイラ監督が決勝前夜に眠れなかった理由だ。マウリシオ、青木拓矢、武藤雄樹、興梠慎三が鹿島戦で負傷。武藤、興梠、青木は先発したが、青木に至ってはヒジを脱臼し、プロテクターをつけて決勝の仙台戦にフル出場した。 ▽ケガを抱えながらも先発した興梠は「あの人に付いていけば間違いない」とオリヴェイラ監督への信頼を口にした。スーパーゴールで決勝点を記録した宇賀神友弥は「前日練習でも練習しましたし、オリヴェイラ監督からもこぼれ球のところは信頼をもらって、あのポジションに居させてもらっている」とコメント。監督の指示通り、トレーニングを積み重ねた結果が、タイトルへ繋がるゴールを生んだ。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw5.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div><span style="font-weight:700;">◆“魔法”をかけられたのは選手だけではない</span> ▽そして、オズの“魔法”は、選手たち以外にもかかったのだろう。浦和が誇るサポーターたちも、チームを立て直したオズの“魔法”に魅せられ、その結果、選手たちに今まで以上のパワーを選手たちへと与えた。 ▽準決勝の鹿島戦では、ゴール裏のサポーターがアウェイながらコレオグラフィーで後押し。決勝戦では、キックオフ前に巨大なエンブレムがゴール裏に掲げられ、度肝を抜いた。前日練習にも大勢のサポーターが集まり、横断幕を掲載した。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw7.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽大声援を受け、しっかりとタイトルを獲得した浦和。阿部勇樹は「サポーターの方と浦和レッズが一緒になれば、抑え切れないぐらい大きなチームになると思っている」と語り、オリヴェイラ監督も「今日はサポーターの応援が決定的だったと思う。彼らの応援する意欲が、選手たちの力になったと思う」とコメント。選手バスがスタジアムに到着するときには、発煙筒をたき、大声援で選手を迎えたサポーターのパワーは、選手たちにとってオズをも超える“魔法”になったのかもしれない。 <span style="font-weight:700;">◆自信を取り戻し、再び頂点へ</span><div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw3.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽天皇杯は決勝を含め、4試合連続無失点。6試合でわずかに1失点だった。守備を立て直し、勝負強さを植え付けられた結果が、3年連続のタイトル獲得に繋がった。「選手たちに自信をつけること」が大事だと語ったオリヴェイラ監督。オズは選手たちの心に、しっかりと“魔法”をかけていた。 ▽天皇杯の優勝により、来シーズンは再びアジアの舞台に立つことができる。2017年アジア王者の目標は、王座奪還、そしてオズにとっての初アジア制覇だろう。 <div style="text-align:center;"><img src="http://image.ultra-soccer.jp/800/image/cws20181211oz_tw2.jpg" style="max-width: 100%;" class="yui-img"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">(C)CWS Brains,LTD<hr></div>▽オリヴェイラ監督も「ACLで戦えないということは避けなければいけなかった」と語り、槙野は「アジアチャンピオンというのにもう一度返り咲くためにも、チャレンジャーとしてやりたい」と意気込む。興梠も「来年はACLがあるので、楽しみが1つ増えた」とアジアへ挑戦することに期待を寄せている。 ▽オズの“魔法”により、3シーズン連続のタイトル獲得、2年ぶりのACL出場を掴んだ浦和。その“魔法”で、来シーズンは全てのタイトル獲得に挑み、“魔法”でパワーアップしたサポーターの声援は選手たちに届くことだろう。 《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》 2018.12.11 23:35 Tue
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