ボグダン・ロボント Bogdan LOBONT

ポジション GK
国籍 ルーマニア
生年月日 1978年01月18日(46歳)
利き足
身長 183cm
体重 78kg
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ルーマニア史上最高のGK、“雄猫” ロボントがディフレクションシュートを驚愕のアクロバティックセーブ【アンビリーバブル・セーブス】

たった1つのミスが失点に直結するゴールキーパー(GK)というポジション。当然ながらGKがゴールを決めることはほとんどなく、ストライカーやドリブラーに比べて目立ちにくい部分もある。 しかし、裏を返せばセーブひとつでチームを救うこともできる、勝敗のカギを握るポジションとも言える。今回の企画『Unbelievable Saves』(信じられないセーブ)では、各クラブの守護神たちが見せた驚きのセーブを紹介していく。 <div id="cws_ad">◆“雄猫” ロボントが見せたアクロバティックなセーブ<br/><div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " ><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJLbk9RRHhmaSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div></div> 今回は、元ルーマニア代表GKボグダン・ロボント氏がアヤックス時代に見せたスーパーセーブだ。 故郷ルーマニアの強豪ラピド・ブカレストでブレイクすると、2000年にオランダの名門アヤックスに加入したロボント。ケガに苦しみながらも一時は正守護神を務めるなど、ルーマニア史上最高のGKと言われた名手だ。 185cmとGKの中では比較的低い身長ながら、機敏でアクロバティックなセービングから、“雄猫”の異名をとったロボントだが、2003年4月23日に行われた、チャンピオンズリーグ(CL)準々決勝2ndレグのミラン戦では、まさに“雄猫”というようなアクロバティックなセーブを見せている。 1stレグはホームで0-0とスコアレスドローに終わっていたアヤックス。2ndレグでも拮抗した試合の入りとなる中、23分、ミランに決定機が訪れる。 アヤックス陣内のボックス右外でFKを獲得したミランは、MFマヌエル・ルイ・コスタがクロスを上げる。ミラン攻撃陣のシュートをアヤックスDFが数回に渡りブロックし、混戦となると、MFマッシモ・アンブロジーニがボックス手前でフリーになっていたMFクリスティアン・ブロッキへと落とすと、そのままブロッキがミドルシュートを放つ。 低く抑えられたボールは、ボックス内でアヤックスDFに当たりディフレクト。ロボントが反応した反対へと方向を変える。 アヤックスにとっては不運な得点になるかと思いきや、ロボントが素早く体勢を整えると、ボールが飛んでいくゴール右隅へ飛ぶと、アクロバティックなセーブ。ディフレクションをものともしないスーパーセーブを見せた。 ロボント渾身のセーブでスコアを0-0に保ったアヤックスだったが、この後は打ち合いとなり、2-2で迎えた試合終了間際の90分に勝ち越しを許し、3-2で惜しくも敗れている。 2020.07.31 13:00 Fri

ローマの元ルーマニア代表GKロボントが40歳で現役引退…「7つの異なるクラブの家族の一員となれたのは特権」

▽ローマは2日、元ルーマニア代表GKボグダン・ロボント(40)が今シーズン限りで現役を引退することを発表した。 ▽ロボントは9年間を過ごしたローマの公式サイトを通じて別れのメッセージを送っている。 「僕を常にサポートしてくれたファンのみんな、これまで多くのことを教えてくれた監督たち、常に傍に居てくれたチームメートに感謝を示したい」 「数十年に渡る僕のプレーヤーキャリアの中で多くの助けや困難に打ち勝つ力を与えてくれたことに感謝したい。だけど、キャリアにおける新たな章を開始する時が来たと思っているんだ」 「これまで7つの異なるフットボールクラブの家族の一員となる特権を持っていたんだ。僕はプレーヤー、監督、クラブの幹部の人たちと常に新しいことを学ぶことができた」 「これまで出会ったすべての人たちのおかげで僕の人生には大きなプレゼントをもらうことができた」 「今日、自分の人生においてプロとしても個人的にも新たな章に進むことになる。それは強い感情とエネルギー、情熱にあふれたものだよ。僕たちは新たな冒険に臨む。ちゃんとシートベルトを締めないとね」 ▽1995年に母国ルーマニアのコルヴィヌル・フネドアラでプロキャリアをスタートしたロボントは、以降ラピド・ブカレストやアヤックス、フィオレンティーナ、ディナモ・ブカレストと国内外のクラブを渡り歩き、2009年にローマへ加入。同クラブでは長らく第2GKと第3GKを担うも、2013年5月のコッパ・イタリア決勝のラツィオ戦を最後に公式戦の出場からは遠ざかっていた。 ▽なお、ラピド・ブカレスト、ディナモ・ブカレスト、アヤックスではそれぞれ国内リーグのタイトルを獲得している。 ▽また、1998年にデビューしたルーマニア代表では通算85試合に出場。ユーロ2008では自身最初で最後の大舞台を経験していた。 2018.06.02 22:16 Sat
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