新井純平 Jumpei ARAI

ポジション MF
国籍 日本
生年月日 1989年07月22日(34歳)
利き足
身長 171cm
体重 65kg
ニュース
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プロサッカー選手が児童養護施設の子供たちの未来を支援…『F-connect』が新たな試みをスタート

「フッドボールで繋げる、フッドボールが繋げる」をコンセプトに、子供たちを支援する活動に取り組む、Jリーガーたちが新たな試みをスタートさせている。 Jリーグが通称“シャレン!(社会連携活動)”という、Jリーグを中心にスポーツだけでなく、様々な地域の課題を、社会という視点・物差しから連携し、豊かなまちづくりに貢献するための活動に取り組んでいるなか、プロサッカー選手の有志による、児童養護施設の子供たちを支援する活動が行われている。 2015年に小池純輝(クリアソン新宿)、梶川諒太(藤枝MYFC)の2選手を中心に設立された一般社団法人『F-connect』は、野村直輝(大分トリニータ)、三鬼海(FC町田ゼルビア)、山崎浩介(サガン鳥栖)、松澤香輝(ベガルタ仙台)、神田夢実(標準流浪/香港)、佐藤凌我(アビスパ福岡)という男子の現役選手。小林海青(SSDナポリ/イタリア)、村松智子(日テレ・東京ヴェルディベレーザ)、西村清花(ディオッサ出雲FC)の女子現役選手、現役時代に横浜FC、FC琉球でプレーした新井純平が在籍。 “会いに行く”、“試合に招待する”、“また会いに行く”をコンセプトに、サッカー、フットボールを通じた児童養護施設の子供たちへの支援活動に取り組んでいる。 児童養護施設は全国に約600か所あり、保護者のいない児童や虐待されている児童、その他環境上養護を要する、主に1歳から18歳までの児童を養育し、自立のための援助を行うことを目的とする施設だ。 <div style="text-align:left;font-size:large;">■サッカーを通じた夢を持てるようなきっかけ作り</div> 2015年に公私ともに親交がある梶川とともにF-connectの活動をスタートした小池は、「18歳で施設から自立しなければならないことも知らなかった」と語った児童養護施設への支援活動のきっかけを語った。 小池は浦和レッズでプロキャリアをスタートし、これまでザスパ草津(現ザスパクサツ群馬)、水戸ホーリーホック、東京ヴェルディ、ジェフユナイテッド千葉、愛媛FCで活躍。今シーズンからJFLのクリアソン新宿に活躍の場を移した。 そういったなか、2014年から2015年まで在籍した横浜FC時代の経験がF-connectの活動を決意させるものになったという。 「2014年ですね。横浜FCのスタッフの方から、ちょっとプライベートでお願いがあるという形で、その方が交流のあった鎌倉の施設でしたが、そこにちょっと顔を出してもらえないか、という依頼を受けました。プライベートだったので、当時梶川が湘南(ベルマーレ)にいて、よく会ったりもしていたので、カジを誘って初めて施設を訪問させていただきました」 「そのときはサッカー選手の“あるある”、だと思うんですけど、ちょっと地元の少年団に顔出してよとか、それぐらいの感覚での訪問でした。でも、自分たちが想像していた以上に歓迎していただいて、それも嬉しかったですし、一緒にやったサッカーも楽しかったです」 「その後に(横浜FCが本拠地とする)三ツ沢にも応援に来てくれました。僕はサイドのポジションをやっていて、試合内容とか関係なく90分間、『小池選手、頑張れ』っていう声がすぐそばでずっと聞こえていて、それがすごく嬉しかったです。やっぱりサッカーっぽくない応援はちょっと目立ちますし、違う感じでの応援がすごく心に残りました」 「そのシーズンオフに今度は僕ら発信で遊びに行かせてくださいという形で、12月だったのでサンタクロースみたいな格好をして、お菓子を自分たちで詰め合わせて持っていきましたが、小学2年生以下の子供たちだったので、正直忘れられちゃっているのかなという思いもありましたが、ちゃんと覚えてくれていて歓迎してくれて本当に嬉しかったです」 「そして、自分たちはサッカー選手なので、サッカーを通じて、子供たちが笑顔になれるきっかけとか、何か目標とか夢を持てるようなきっかけ作りができたらいいな、っていうふうにカジと話すようになって、翌年の15年にフットボールで繋げるとか、フットボールが繋げるっていうのをコンセプトにやろうっていうので、フットボール・コネクトの略で、エフコネクトと名前を付けて始めたっていうのが経緯です」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">フットボールを通じた子供たちとのふれあい</div> <div style="text-align:left;font-size:large;">■アスリート、スポーツの価値とは</div> そのF-connectの活動においてはさまざまな支援の形があるなか、設立当初から現在に至るまで、直接的なふれあいや“経験”という部分を重視しているという。 「神奈川の別の施設に初めて行ったときに、外に出て一緒にボールを蹴ろうって声をかけましたが、最初にボールを蹴ってくれる子はサッカーが好きで、なおかつ積極的な2、3人だけで、他の子たちはその横で様子を見ているだけでした。ただ、やっていくなかで1人、2人とその数が増えていって、帰るころにはみんなが1個のボールを追いかけるみたいな感じで、それも嬉しかったです。また、帰りに職員の方に挨拶したときに、普段だったら絶対にサッカーをやってない子が一緒になってボールを追いかけて驚きました、ということを言ってもらえました」 「僕がサッカー選手だったから一緒に蹴ってくれたのか、それとも単に楽しそうだったから一緒に入ってくれたのかは分からなかったですが、何かそういう瞬間にアスリートの価値とか、スポーツの価値みたいなものを感じることができました」 「最初に活動を始めたときに支援の方法というか、いろいろ考えていたなかで、最初はボールを各施設に送ることを考えていました。ただ、もしかしたら、僕たちの気持ちだけで自己満で終わってしまうのではないかという部分もあったので、少し職員の方にこういう活動をしたくて、どういう関わり方が、子供たちにとっていいですか、というふうなご相談をさせていただきました」 「そのときに職員の方は、18歳で施設を出て自立しなければならない環境のなかで、なかなか夢とか目標を持ちづらい環境ですと、そのなかで小池さん、梶川さんは、サッカー選手という自身の夢を叶えられた人たちなので、そういう人と関わって、何か化学反応じゃないですけど、何か気持ちが変わってくれたりとか、何か夢とか目標を持ってもらえるようなきっかけになってくれたら嬉しいので、触れ合ってほしいっていうことをお聞きして、それで直接会うことを大切にしています」 「それこそ僕たちが行くことの価値と言いますか、僕らもアスリートの価値とか、スポーツの価値を気づかされる機会にもなりますし、もしかしたら子供たちに何か目標を持つきっかけになってもらえるっていう気持ちもあって、そういったふれあいが大切ではないかというふうに考えています」 <div style="text-align:left;font-size:large;">■“円”の外に出ていく</div> その後、F-connectは神奈川県を中心に、各選手の所属クラブのホームタウンなど、各地で施設訪問、試合招待といった支援活動をスタート。 その活動において特徴的なのは、「人」としての人生を“歩みながら”「競技者」としての人生を歩むための『デュアルキャリア』という考えだ。 以前からアスリートのセカンドキャリアの問題が取り沙汰されるなか、F-connectでは児童養護施設の支援活動を通して、選手自ら訪問先へのアポイントメントやチケット手配、パートナー企業開拓のための営業など、選手自身のキャリアアップや現役引退後のキャリアにつながる活動を行っている。 サッカークラブにおいては選手が“円”の中心にいるなか、以前から新しい気づきや学びが少ないと感じていた小池は、F-connectの活動を「アスリートとビジネスマンの中間」と位置づけて捉えているという。 「最初はカジと2人で立ち上げて、最初にTシャツを作って、それを300枚作って販売しました。自分で梱包して発送しましたが、そういう作業とかも、ひと通り自分たちでやるっていうところを大事にしました」 「サッカークラブで言うと、チームを“円”にすると選手ってやっぱ中心にいて、コーチングスタッフやフロントスタッフ、サポーターの方もみんな選手の方を見てくださるので、極端な話、サッカーさえしていれば成り立ってしまう環境がそこにはあります。自分から“円”の外に出ていかないと、新しい気づきとか学びが少ないなっていうのは、感覚としてありました」 「この活動のなかで、自分が運営側に回ってTシャツを作るのもそうですし、イベントをやるのも自分たちで企画して、何が必要だとかを考えるようになった部分は、アスリートとビジネスマンの中間というか、選手だけではなかなか経験しないようなことを、一足先にそこで経験するところが自然とできているのかなっていうふうに思っています」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">眠っているサッカーシューズを子供たちに届ける活動</div> <div style="text-align:left;font-size:large;">■コロナ禍での農業体験という新たな試み</div> 2015年の設立後、順調に活動を続けてきたが、2020年の新型コロナウイルスのパンデミック発生後は、施設訪問、試合招待というメインの活動が困難な状況に。この間にオンラインでの交流などを続けていたものの、初めて停滞期を迎えることになった。 そういったなか、2021年には『プロサッカー選手がつくる畑で児童養護施設の子ども達と泥んこになりたい』をテーマに、長野県飯綱町にて農業体験を目的とした『エフコネファーム』をスタートすることになった。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">畑作りからスタート</div> 以前から農業に関心があり、愛媛FC時代には畑を借りて農業体験を経験していた小池は、命を育てることの重みや地域とのつながりを含めて新たなチャレンジの意義を語る。 「元々、ちょっと農業に興味があって愛媛FCのときには、知り合いの方の畑をお借りして野菜作りをしていました。基本的にはそこの方々に管理をお願いして要所で一緒に作業させていただく形でしたが、収穫までの過程を経験しながら大根とかほうれん草とかを収穫できました。スーパーで売っているようなまっすぐな大根ではなくて、何か足が何本もあるような、ちょっといびつな形のものが取れましたが、自分にとってスーパーで売られている大根とは全然違う価値が出て、その過程に関わっていたりとか、成長していく様子を見ていたというだけで、次元が違うものになるという経験ができました」 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">農業を通じて命の重み、食への理解を深める</div> 「あと畑に行くたびに管理してくださっている方の隣の家の方とバーベキューをしたりとか、地域の方との交流があって、それもすごく楽しくて、何かエフコネクトでもそういう場作りと言うか、何か子供たちが経験したり体験したりするような場を作れないかな、というふうに思うようになりました」 「そういったときに長野の方でサポートいただける方がいて、僕自身も父親が長野県出身で、毎年のように遊びに行っていたので、その空気感とか景色とかっていうものに馴染みがありました。最終的に現地に行かせていただいて、ゆかりのある長野の地でそういう活動ができたらな、という形でした」 「なかなかコロナのときとかは間が空いてしまったりとか、オンラインでの交流をした施設もありましたが、よりオフラインで会うことの価値みたいなものがすごく高まった感じもしていましたし、これまでそんなに頻繁に会えたわけではないですけど、交流してきたなかで少しずつ子供たちとの信頼関係も築けているというのは感じてもいました。そういったなかで子供たちが実際に長野に遊びに来てくれました」 「一昨年は新井純平が1泊2日の農業体験を一緒にできましたが、昨年はスケジュール的に選手がちょっと行けなさそうな状況でしたが、僕らがいなくても大丈夫です、という感じで、選手がいないなら行かないじゃなくて、農業体験自体を楽しみにしてくれている子供たちがいるっていうところは嬉しい部分でした」 「子供たちの反応とかは職員の方からも伺ったりしていて、普段食べているトウモロコシとかはカットされて茹でられているものですが、自分たちで畑から収穫してその場で食べるとていう経験をしたことがある子は、おそらくいなかったと思います。そして、収穫から食べるところとか、バーベキューをしている姿を写真で見ると、本当に嬉しそうに感じましたし、楽しんでくれていたっていう話も聞いたので良かったです」 <div style="text-align:left;font-size:large;">■新たな挑戦、新たな拠点</div> そのエフコネファーム創設から3年を経て、2024年春には「プロサッカー選手がつくる農業体験宿泊施設に児童養護施設の子ども達を招待したい!」をテーマに、エフコネファームのある飯綱町に子供たちが泊まれる宿泊施設「エフコネベース」をオープンさせることが決定した。 小池と梶川とともに理事を務め運営面を担う沼澤つとむさんの長野への移住によって、これまでは夏休みや2カ月に1度といったようにスポット的に子供たちと農業体験を実施してきた。そして、その活動をより定期的に継続的に実施していくなか、エフコネベースは拠点としての役割を担う。 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2023/get20240206_101_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:center;font-size:small;">昨年行われた子供たちの農業体験</div> さらに、地元コミュニティとの交流の活発化、児童養護施設以外の子供たちや企業の福利厚生といった部分での農業体験、研修といった新たな試み、将来的には施設出身者が管理者や運営者として活動に携わっていくことも視野に入れている。 パートナー企業のサポートによって古民家を購入・リフォームし、物件準備が進む一方、宿泊施設として機能させるために家具・家電・布団などの室内設備を揃える必要があり、2024年1月5日(金)~同2月11日(金)の期間を通じてクラウドファンディングが実施されている。 「昨年、一昨年でいうと宿泊費とかも、やはり人数分かかってしまいますし、なかなか『またすぐおいでよ』、っていうふうに言えなかった部分が、エフコネベースを作ることで、かなり気軽に子供たちが来られる状況を作れると思います。そういう意味では他の施設に新たに連絡をさせていただいたりとか、体験機会を増やせるのではないかと考えています」 「もちろん僕らが行ったときに泊まれたりとか、ベースを起点にいろいろなことができるのではないか、というところですね。あとは地元の方との交流もできると思いますし、地元でのイベントだったりとか、農業体験、研修とか、そんなものもできると思いますので、かなり幅は広がるのではないかなという期待をしています」 2021年にエフコネファームのプロジェクトをスタートした際にも実施したクラウドファンディングに関しては、当然のことながら資金調達がメインではある。ただ、そのクラウドファンディングを通じて新たに自分たちの活動を知った人たちの支援の輪の広がり、常日頃から賛助会員として活動を支援している既存の協力者の人たちに、より一層その支援の意義を再認識する契機にしたいとの考えもあるという。 「2021年にエフコネファームを作ったときにもクラウドファンディングをやらせていただきましたが、ご支援いただいた方たちにはご自身が支援したものが、子供たちの活動につながっているんだというふうに思ってもらいたいですし、そういう方がたくさん増えてくると、また違った関わり方ができると考えています」 最後に、小池はまもなく10年目を迎えるF-connectの今後について語った。 「やっぱりスポーツの価値に気づかされたっていうのはすごく大きくて、活動を始めたころは、自分たちが何かをしたい。でも何をしてあげられるかわからないというところからスタートしましたが、やっていくなかで何か自分たちが子供たちに影響を与えられるかもしれないという気持ちに変わっていったり、いろんなことに気づかされたり、学ばせてもらっているな、という部分があります。劇的なものというよりは、そういうものが少しずつ積み上がってきて、もうまもなく10年目を迎えられますが、活動を続けてこられたのかなと思います」 「やっぱり、子供たちは18歳ぐらいで自立を求められるなか、自立するところのサポートという意味ではエフコネクトの中で運営側に回ってもらうというところも考えています。ただ、それは受け入れるための体制が整っていないとできないことなので、そこには大きな課題はあると感じています」 「また、より多くの施設と交流や支援ができるのが一番ですが、今は関わっている子供たちのために何かできないか、という段階です。あとは遅かれ早かれ僕も選手を辞めますし、現役の選手がいることに価値があると思っているので、そういう意味では若い選手たちの中で一緒に活動したいと思ってくれる子を増やしていくことも、今後の目標のひとつでもありますね」 「ただ、プロサッカー選手としてまずはその選手たちがしっかりと成長していくことが大事ですし、僕自身もまだまだ頑張ろうと思っているので、ぜひそこも応援していただきつつ、新たな拠点もできたので、いろんな方々と交流の場を作れればと思っています」 インタビュー・文・岸上敏宏/超ワールドサッカー編集部 写真提供:F-connect <span class="paragraph-title">エフコネベース プロジェクト概要</span> <span data-other-div="movie"></span> <div id="cws_ad"><blockquote class="twitter-tweet"><p lang="ja" dir="ltr">24年1/5(金)クラファン開始のお知らせ<br><br>前回の <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%AF%E3%83%A9%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%B3?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#クラファン</a> から2年間農業体験プロジェクトを推進。2024年は <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%83%95%E3%82%A1%E3%83%BC%E3%83%A0?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エフコネファーム</a> に続く、第2弾 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A8%E3%83%95%E3%82%B3%E3%83%8D%E3%83%99%E3%83%BC%E3%82%B9?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#エフコネベース</a> が始動<br>子ども達がいつでも泊まりに来れる農業体験宿泊施設の設備投資にご支援をお願いします‼️<br><br>詳しくは<a href="https://t.co/n5DuJZ5xtG">https://t.co/n5DuJZ5xtG</a> <a href="https://t.co/Oy7CrrVIs2">pic.twitter.com/Oy7CrrVIs2</a></p>&mdash; F-connect (@F_connect_) <a href="https://twitter.com/F_connect_/status/1741408850824311000?ref_src=twsrc%5Etfw">December 31, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script></div> 2024.02.07 19:00 Wed

【Jリーグ移籍情報/1月9日】J参入の今治がスペイン人指揮官を招へい! 現役ノルウェー代表の10番が湘南に加入

Jリーグ移籍情報まとめ。1月9日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆横浜F・マリノス [OUT] 《期限付き移籍》 FWブラウンノア賢信(18)→カマタマーレ讃岐 《育成型期限付き移籍》 MF松田詠太郎(18)→SC相模原 ◆湘南ベルマーレ [IN] 《完全移籍》 FWタリク(31)←AIKソルナ(スウェーデン) [OUT] 《完全移籍》 FW端戸仁(29)→東京ヴェルディ 《期限付き移籍延長》 GKキム・ミンジュン(20)→福島ユナイテッドFC ◆清水エスパルス 《契約更新》 FW中村慶太(26) ◆名古屋グランパス 《契約更新》 GK渋谷飛翔(24) [IN] 《復帰》 DF金井貢史(29)←サガン鳥栖 FW松岡ジョナタン(19)←SC相模原 [OUT] 《期限付き移籍》 FW松岡ジョナタン(19)→ラインメール青森(JFL) ◆セレッソ大阪 《契約更新》 DF片山瑛一(28) DF瀬古歩夢(19) MFレアンドロ・デサバト(29) FW澤上竜二(26) FWウェリング・ピアス(21) FW中島元彦(20) [IN] 《期限付き移籍延長》 FWタワン(19)←BGパトゥン・ユナイテッドFC(タイ) [OUT] 《期限付き移籍満了》 MFポンラヴィチュ(19)→BGパトゥン・ユナイテッドFC(タイ) ◆サガン鳥栖 《契約更新》 FW趙東建(33) FW金崎夢生(30) FW石井快征(19) [OUT] 《完全移籍》 MF島屋八徳(30)→徳島ヴォルティス MF河野広貴(29)→東京ヴェルディ 《期限付き移籍満了》 DF金井貢史(29)→名古屋グランパス ◆大分トリニータ 《契約更新》 DF刀根亮輔(28) DF星雄次(27) MF小手川宏基(30) MF前田凌佑(25) FW伊佐耕平(28) 【J2】 ◆ザスパクサツ群馬 [IN] 《完全移籍》 MF内田達也(27)←東京ヴェルディ ◆東京ヴェルディ 《契約更新》 MF山本理仁(18) [IN] 《完全移籍》 DF福村貴幸(28)←ガイナーレ鳥取 《完全移籍》 MF河野広貴(29)←サガン鳥栖 FW端戸仁(29)←湘南ベルマーレ 《昇格》 MF阿野真拓(16)←東京ヴェルディユース [OUT] 《期限付き移籍》 DF安在達弥(23)→アスルクラロ沼津 ◆FC町田ゼルビア [IN] 《完全移籍》 FWアレン・マソビッチ(25)←FKヴォジュドヴァツ(セルビア) ◆ヴァンフォーレ甲府 [IN] 《完全移籍》 FWラファエル(36)←フィゲイレンセFC(ブラジル) ◆ツエーゲン金沢 [OUT] 《完全移籍》 FW谷口遼弥(20)→アルビレックス新潟シンガポール(シンガポール) 《育成型期限付き移籍満了》 GK新井栄聡(24)→清水エスパルス ◆徳島ヴォルティス [IN] 《完全移籍》 MF島屋八徳(30)←サガン鳥栖 ◆アビスパ福岡 [IN] 《完全移籍》 DFカルロス・グティエレス(28)←ヌマンシア(スペイン) ◆V・ファーレン長崎 《契約更新》 MF新里涼(24) ◆FC琉球 [IN] 《内定》 MFイ・チソン(22)←東元大学(韓国) [OUT] 《引退》 DF新井純平(25) 【J3】 ◆いわてグルージャ盛岡 《契約更新》 DFファン・シンポン(18) [IN] 《完全移籍》 FWミカエル・モライス(26)←リンコピングシティー(スウェーデン) ◆福島ユナイテッドFC [IN] 《期限付き移籍延長》 GKキム・ミンジュン(20)←湘南ベルマーレ ◆SC相模原 [IN] 《育成型期限付き移籍》 MF松田詠太郎(18)←横浜F・マリノス [OUT] 《期限付き移籍満了》 FW松岡ジョナタン(19)→名古屋グランパス ◆アスルクラロ沼津 [IN] 《期限付き移籍》 DF安在達弥(23)←東京ヴェルディ ◆ガイナーレ鳥取 [OUT] 《完全移籍》 DF福村貴幸(28)→東京ヴェルディ MF林誠道(23)→FC今治 ◆カマタマーレ讃岐 《契約更新》 GK服部一輝(24) DF竹内彬(36) MF高木和正(35) MF永田亮太(34) MF池谷友喜(24) [IN] 《期限付き移籍》 FWブラウンノア賢信(18)←横浜F・マリノス ◆FC今治 [IN] 《就任》 リュイス・プラナグマ・ラモス氏(39) 《完全移籍》 MF越智亮介(29)←FC琉球 MF林誠道(23)←FC今治 2020.01.10 06:30 Fri

FC琉球のDF新井純平が現役引退を決断…3シーズンのプロ生活に「全ては自分の責任」

FC琉球は9日、DF新井純平(25)が昨シーズンをもって現役を引退することを発表した。 新井は2017年に早稲田大学から横浜FCに入団してプロキャリアをスタートした。1年目から明治安田生命J2リーグで16試合に出場したが、翌年は激減。2019年にはFC琉球に完全移籍するも、昨シーズンはJ2リーグ1試合の出場に留まった。 3シーズンで第一線を退く決断をした新井は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「この度、現役引退を決断しました。プロサッカー選手になり3年間、自分が思い描くようなサッカー選手の像にすることはできませんでした。全ては自分の責任です」 「引退を考えるタイミングは人それぞれで、僕はこのタイミングでサッカー選手とは別の世界に飛び込みチャレンジしたいという気持ちになりました」 「サッカー選手という特別な世界は様々なものを自分の力で得ることができます」 「ピッチ内では技術はもちろん緊張感やプレッシャー、判断力などピッチ外では出会える人やサッカー以外の思考力、行動力などあげたらきりがないほど多くのものを学べ、得ることができます。刺激だらけの世界で人間的成長をできる種もたくさんあります。それをわかっていながらも違う環境で挑戦したい想いが勝ちました」 「横浜FC、FC琉球と在籍し、人との出会いがたくさんあり、どんな状況でも応援してくれる人が多くいました。すごく支えられましたし感謝でいっぱいです」 「またサッカーを通じて出会えた児童養護施設の子供達。更なる成長、希望に向かって突き進む姿をまた見せてください。常に元気をもらっていました。ありがとう。また遊びに行きます」 「サッカーを始めて19年間。関わったチーム、人すべてに感謝です。次の世界でも自分らしく、熱く、目標に向かって情熱を注いでいきたいと思います。またどこかでお会いできる日を楽しみにしています!! ありがとうございました」 2020.01.09 18:15 Thu

大ケガを乗り越え今季プロ初ゴールの長野MF新井純平が30歳で現役引退…北九州でもプレー

AC長野パルセイロは3日、MF新井純平(30)が今シーズン限りで現役引退することを発表した。 新井は、茨城県出身で、つくば開成高校から日本体育大学を経て、2013年にギラヴァンツ北九州へと入団。北九州では4シーズンを過ごし、J2リーグで53試合、天皇杯で5試合に出場していた。2017年に長野へと加入すると、1年目はJ3で30試合、天皇杯で1試合に出場していた。 しかし、2年目の2018年は4月に左ヒザ前十字じん帯損傷の重傷を負いシーズンを棒に振ることに。3年目の今シーズンはJ3で19試合に出場しプロ初ゴールを含む2得点を記録していた。新井はクラブを通じてコメントしている。 「今シーズン限りで引退することを決断いたしました」 「まずは小学生から始めたサッカーでここまで成長させていただいた下結城小学校、八千代SS、アズーFC(現FC古河)、つくば開成高校、日本体育大学、ギラヴァンツ北九州、AC長野パルセイロのすべての指導者の方や先生方、選手たち、クラブスタッフや関係者の皆様、応援してくださったファン・サポーターの皆様に心から感謝を申し上げたいと思います」 「僕のサッカー人生は、一度サッカーから完全に離れた時間もありました。4度のヒザの手術で辛い経験もしました。特に昨シーズンの怪我では復帰まで1年半の時間がかかり、本当にしんどかった。それでも、またピッチに戻って来れたのは本当にたくさんの方の力で支えられてきたからこそです。短いサッカー人生でしたが、これまで出会った方々に支えられて来なかったら、ここまで必死にがんばって来れなかったと思います。本当にありがとうございました」 「そしてなにより、プロになるという夢を叶えさせてくれた両親、どんな時もそばで支えてくれた妻には“ありがとう”と“お疲れ様”という感謝の気持ちでいっぱいです」 「これまでたくさんのご声援をいただき、本当にありがとうございました。ラスト1試合、最後まで皆様と共に戦いたいと思います。これからもAC長野パルセイロの熱い応援をよろしくお願いします」 なお、8日に行われるホーム最終戦を含め、本人の希望により「引退セレモニー」「記者会見」は実施されないことも発表されている。 2019.12.03 13:18 Tue

【Jリーグ移籍情報/11月27日】J2残留の町田、相馬監督が退任 京都は40歳DF増川が退団

Jリーグ移籍情報まとめ。11月27日付けのJリーグ各クラブにおける移籍動向を一挙にお届け。 【J1】 ◆川崎フロンターレ 《内定》 DF神谷凱士(22)←東海学園大学 【J2】 ◆栃木SC 《契約満了》 GKユ・ヒョン(35) DF福田健介(35) MF寺田紳一(34) MF枝村匠馬(33) MF古波津辰希(26) FWイ・レジュン(22) 《期限付き満了》 FWキム・ヒョン(26)→済州ユナイテッドFC(韓国) ◆FC町田ゼルビア 《退任》 相馬直樹監督(48) ◆ヴァンフォーレ甲府 《契約満了》 DF松橋優(34) ◆京都サンガF.C. 《契約満了》 DF増川隆洋(40) ◆ファジアーノ岡山 《契約満了》 MF松本健太郎(23) ◆V・ファーレン長崎 《契約更新》 GK富澤雅也(26) DF江川湧清(19) MF名倉巧(21) ◆FC琉球 《契約満了》 DF西河翔吾(36) DF新井純平(25) MF越智亮介(29) 【J3】 ◆ヴァンラーレ八戸 《契約満了》 DF成田諒介(33) MF宮崎泰右(27) MF佐保昂兵衛(25) ◆アスルクラロ沼津 《退任》 吉田謙監督(49) ◆ロアッソ熊本 《引退》 DF片山奨典(36) 2019.11.28 06:30 Thu

琉球、MF越智亮介ら3選手の契約満了を発表

FC琉球は27日、DF新井純平(25)、MF越智亮介(29)、DF西河翔吾(36)との契約満了を発表した。 2017年に横浜FCへ加わった新井は2019年に琉球へ加入。今シーズンは明治安田生命J2リーグで1試合の出場となっていた。 2009年に愛媛FCでプロキャリアをスタートさせた越智は、ツエーゲン金沢、藤枝MYFCを経て、2019年に琉球入り。今シーズンはリーグ戦22試合で2ゴールを記録していた。 また、2004年にサンフレッチェ広島に入団した西河は、徳島ヴォルティス、モンテディオ山形、横浜FC、栃木SCを渡り歩き、今シーズンから琉球でプレー。リーグ戦6試合に出場していた。 1年間で琉球を退団することとなった3選手はクラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆新井純平 「1年間という短い時間でしたが、ありがとうございました。沖縄に来て新たな出会いや発見ができたことにとても感謝しています」 「いろいろな面で支えられました。今シーズン、自分の出場を期待して応援し続けてくれたサポーターに対して応えることができず、申し訳ないです。次のステージで情熱を注ぎ続けたいと思います。応援ありがとうございました」 ◆越智亮介 「この度、FC琉球を退団する事になりました。1年間という短い間でしたが、J2の舞台でまたプレーしたいという思いを叶えさせてくれた事、そしてJ2初年度のチームの一員として戦えた事は本当に嬉しく思いますし、感謝しています」 「チームを去る事はすごく残念ではありますが、まだサッカーをしたい思いはありますので、またピッチの上で対戦出来る事を心待ちにしています。ファン、サポーター、チームに関わる全ての皆様に感謝を伝えたいと思います。一年間、本当にありがとうございました」 ◆西河翔吾 「FC琉球の一員としてプレーさせてもらえたこと、J2初年度のこのクラブで戦えたこと、誇りに思いますし幸せな1年間でした。しかしチームの力になれず不甲斐なく感じております。それでも色々な方と出会えて、そして応援してもらえて感謝の気持ちでいっぱいです」 「FC琉球がもっと沖縄に根付いて日本一のクラブになることを楽しみにしています。今シーズン最後まで熱いご声援ご支援して頂いた皆さま、本当にありがとうございました」 2019.11.27 13:45 Wed

琉球DF新井純平が入籍「人で力を合わせて人生の苦難を乗り越えて」

FC琉球は18日、DF新井純平(24)が一般女性と結婚・入籍したことを発表した。 新井は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 「私事ですが、かねてよりお付き合いしていた女性と9月12日に入籍いたしました。どんな時もそばで支えてくれ、自分の意思を1番に尊重してくれる彼女に魅力を感じ、この決断にいたりました。人との繋がりを大切に笑顔絶えない明るい家庭を築いていくと共に、2人で力を合わせて人生の苦難を乗り越えていこうと思います。チームとしても個人としても最後まで全力で戦いますので、変わらない応援よろしくお願いします」 新井は2019年に横浜FCから琉球に完全移籍。今シーズンはここまで明治安田生命J2リーグに1試合出場している。 2019.09.18 09:15 Wed

FC琉球、横浜FCからDF新井純平&DF西河翔吾を完全移籍で獲得!

▽FC琉球は26日、横浜FCに所属するDF新井純平(24)とDF西河翔吾(35)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ▽新井は2017年に早稲田大学から横浜FCに入団。今シーズンは明治安田生命J2リーグに4試合出場した。西河は2016年にモンテディオ山形から横浜FCに入団。今シーズンは栃木SCに期限付き移籍で加入し、J2リーグで17試合1得点を記録した。 ▽琉球への完全移籍が決定した両選手は、クラブ公式サイトで以下のようにコメントしている。 ◆新井純平 【FC琉球】 「来シーズンからFC琉球に加入することになりました新井純平です。いろいろな想いや強い決意のもと、来シーズンに挑みます。J3を独走優勝しJ2昇格を決めたチームの波に共に乗り、そしてより強め、チームの目標達成の力になれるよう琉球に全てを捧げ、戦います。僕を応援してくださる全ての方々への感謝をピッチ内外で示していきます。琉球の皆さん、共に戦いましょう」 【横浜FC】 「FC琉球に完全移籍することになりました。横浜FCの選手として、過ごせたのは2年間でしたが、自分の人生においてとても大切な時間だったと思います。これを次に活かせる場をいただけたということはとても幸せです。強い覚悟と決意を持って琉球に行きたいと思います。伝えたいことは山ほどありますが、僕を最後まで信じて応援してくださっていた関係者、サポーターの皆さん本当に支えでした。変わらず、ブレずに、感謝を忘れず、愛されるサッカー選手になれるよう頑張ります。これからも応援していただけたら嬉しいです。ありがとうございました」 ◆西河翔吾 【FC琉球】 「この度、FC琉球に加入させていただくことになりました西河翔吾です。このような機会を与えて下さったことに心より感謝しています。FC琉球の一員として、チームのために全力で戦います。どうぞよろしくお願いいたします」 【横浜FC】 「横浜FCで過ごした2年間は、僕にとってとても貴重な経験になりました。応援してくださった皆さん、本当にありがとうございました」 2018.12.26 16:40 Wed

横浜FCがDF新井純平、MF石井圭太、DF西河翔吾の契約満了を発表

▽横浜FCは5日、DF新井純平(24)、MF石井圭太(23)、DF西河翔吾(35)の契約満了を発表した。 ▽新井は2017年に早稲田大学から横浜FCに入団。今シーズンは明治安田生命J2リーグに4試合出場した。 ▽横浜FC下部組織出身の石井は、2014年にトップチーム昇格。今シーズンはJ2リーグに13試合出場した。 ▽西川は2016年にモンテディオ山形から横浜FCに加入。今シーズンは栃木SCに期限付き移籍を果たし、明治安田生命J2リーグに17試合1得点を記録した。 2018.12.05 16:30 Wed

長野MF新井純平が左ヒザ前十字じん帯損傷で全治8カ月

▽AC長野パルセイロは19日、MF新井純平の負傷について報告した。 ▽発表によると、新井はシーズン前に行われた上富田キャンプで負傷。この度、左ヒザ前十字じん帯損傷と診断され、全治には8カ月ほどかかる見込みのようだ。 ▽新井は2017シーズンからギラヴァンツ北九州から長野に加入。昨季は明治安田生命J3リーグ30試合に出場したものの、今季は負傷の影響により出場機会は得られていない。 2018.04.19 16:07 Thu
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