ニュース一覧
ケルンは11日、マルクス・ギズドル監督(51)の解任を発表した。なお、後任は決定次第発表されるとのことだ。
ギズドル監督はドイツの下部リーグで監督キャリアを積むと2013年4月にホッフェンハイムの監督に就任してブンデスリーガで初指揮。その後ハンブルガーSVを経て、2019年11月にケルンの監督に就任した。
最悪のスタートを切っていた2019-20シーズンだったが、ギズドル監督就任後に白星を重ねてチームは14位でフィニッシュ。残留を掴んでいた。
しかし今シーズンもチームは苦しいシーズンとなり、28試合を終えて5勝8分け15敗の勝ち点23で自動降格圏の17位に位置。11日に行われた第28節のマインツ戦でも2-1とリードしながら後半アディショナルタイムに逆転ゴールを許し敗戦。そのまま解任となった。
ケルンは残り6試合でレバークーゼン、RBライプツィヒ、アウグスブルク、フライブルク、ヘルタ・ベルリン、シャルケとの対戦が残っており、ラスト2試合は残留争いのライバル。残留に向けて決断を下したこととなる。
ギズドル監督は解任についてコメント。チームの残留を願った。
「チーム、コーチングスタッフ、そして私は良いパフォーマンスで良い結果を残すために最後まで全てを捧げてきた。ダービーの後、我々は上手くいかなかった」
「良いフェーズがありながらも試合で報われなかったので、意図的にそう言っている。開幕から続く厳しい状況の中、チームは常に全力を尽くしてきた」
「シーズンのラストスパートに向け、選手たちの活躍を祈るとともに、彼らとケルンがブンデスリーガに残留できることを祈っている」
また、マネージング・ディレクターのホルスト・ヘルト氏は解任に至った理由を説明。結果が必要だと語った。
「今日もパフォーマンスは良かったが、勝ち点を取れなかった。それは苦い敗戦だった。シーズンの終わりまで6試合残っており、我々はリーグ残留という目標を達成したいと思う」
「これを行うには、結果を残す必要がある。この点で、我々は数週間停滞している。監督の交代によって、我々はチームに新しい刺激を与えたいと思っている」
2021.04.12 13:37 Mon
ケルンは18日、新指揮官にマルクス・ギズドル氏(50)が就任したことを発表した。契約期間は2021年6月30日までとなっている。
昨季のブンデスリーガ2部を優勝し1年での1部昇格を果たしたケルンは、今夏にアヒム・バイエルロルツァー監督(51)を招へい。しかし、今季は開幕から連敗を喫すると、これまで2勝1分け8敗の勝ち点7で降格圏の17位と低迷。15日には、バイエルロルツァー監督との契約解消を発表していた。
その後任に指名されたのは、2016年9月から2018年1月までハンブルガーSV(HSV)を率いていたギズドル氏。国内下部リーグの数クラブで監督を歴任してきた同氏は、2013年にホッフェンハイムの監督へと就任。2年半に渡って指揮を執ると、2016年9月からはHSVの監督に就任。HSVでは日本代表DF酒井高徳を指導した。
また、ケルンは同日に新たなマネージングディレクターにホルスト・ヘルト氏(49)を招へいしたことを併せて発表している。
2019.11.19 04:00 Tue