マイケル・キーン Michael KEANE

ポジション DF
国籍 イングランド
生年月日 1993年01月11日(31歳)
利き足
身長 191cm
体重
ニュース クラブ
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ステッリーニ、同胞率いるブライトンに敬意と警戒も「自分たちのやり方で脅威を与える」

トッテナムを率いるクリスティアン・ステッリーニ監督が、ブライトンとの重要な一戦に向けて意気込みを語った。イギリス『フットボール・ロンドン』が伝えている。 インターナショナルマッチウィーク期間にアントニオ・コンテ監督との契約を解除し、ステッリーニ暫定体制でシーズン残りを戦う決断を下したトッテナム。 しかし、新体制初陣となった前節のエバートン戦は相手の退場に加え、FWハリー・ケインのPKによるゴールで先制しながらも、腰の引けた戦いで守勢に回る。すると、途中出場のFWルーカス・モウラの一発退場で数的同数に持ち込まれた直後にDFマイケル・キーンに強烈なミドルシュートを叩き込まれ、その前のサウサンプトン戦に続き降格圏の相手に土壇場で追いつかれてのドローとなった。 この痛恨の勝ち点逸に加え、ミッドウィークに行われた延期試合でニューカッスル、マンチェスター・ユナイテッドが共に勝利したことで、5位に転落となった。 逆転でのトップ4フィニッシュに向けて他力本願の形となる苦境のチームは、2試合未消化ながら4ポイント差に迫る6位のブライトンとの重要なホームゲームに臨む。 8日に行われるブライトン戦に向けた公式会見に出席したステッリーニ監督は、初めに最新のチームニュースに言及。FWリシャルリソンの復帰が近づいているものの、もうしばらく時間がかかるとの見解を示した。 「次のゲームに戻ってくるプレーヤーについての良いニュースはない。リシャルリソンは復帰に近づきつつある。彼はピッチでトレーニングしたが、個人トレーニングの段階だ。ベン・デイビスは順調に進んでいるが、少し待たなければならない」 また、一部では新指揮官候補にも挙がる同胞のロベルト・デ・ゼルビ監督率いるシーガルズへの強い警戒感を口にしている。 「今回の試合は、2戦連続ドローの後に行われるため、我々にとって非常に重要だ。勝つことができた試合だったと思うし、クリスマス以来のこの瞬間にタフなチームであるブライトンと素晴らしい試合をすることは非常に重要だ」 「彼らはオープンプレー、パスの試み、枠内シュートから生まれたチャンスで、リーグ首位だ。非常に優れたボール保持のチームであり、素晴らしい監督が来てから、すぐに素晴らしい仕事をしている」 「ブライトンは相手がプレッシャーをかけ始めたとき、プレッシャーを克服する方法を見つけようとする。彼らは適切な位置を取って、正しい方法で試合を計画し、多くの解決策を持っている。また、デ・ゼルビは彼のスタイルでプレーするための良い解決策を見つけたと思う」 「彼はイタリア人で、我々は以前から彼のことをよく知っている。彼とブライトンをリスペクトしているが、我々はトッテナムであり、自分たちのスタジアムでプレーするのであれば、より強くプレーし、自分たちのやり方、方法で相手に脅威を与えなければならない。そのやり方をよく分かっているし、試合に向けて準備は万全だ」 コンテ監督の退任によってシステム変更や選手起用に変化が生まれることが期待されたものの、エバートン戦ではいずれも大きな変更は行われず。とりわけ、今冬に獲得しながらもほとんどチャンスを与えられずにいるFWアルノー・ダンジュマの起用を求める声は強い。 しかし、イタリア人指揮官は現時点でいずれについても積極的ではないようだ。 「確かに、我々には多くのプレーヤーがおらず、ダンジュマはおそらく早い段階でプレーするに値する。だが、我々にはスカッドと何人かのリーダーがおり、彼らをチームから追い出すと、得点する能力を失う可能性がある」 「我々には非常に優れたストライカーが3人いて、彼らを変えるのは簡単ではない。適切な方法と適切なタイミングを見つける必要があるが、現在、戦術的にも多くの解決策がなく、十分なプレーヤーがいない」 「現時点では、多くの負傷者がいるために十分なプレーヤーが揃わず、特別なことは何もない。戦術的に何かを変えることはできない」 「先月からシステムの準備をしてきたが、負傷者の状況でそれを使用することができない」 「プレーヤーたちはすべてを理解している。過去18カ月間彼らと協力してきており、今は強くて一貫性を保つ必要がある。運や良いプレーができれば、試合に勝つことができるが、そのためにはより多くのゴールを決めなければならない」 また、エバートン戦後にはMFアブドゥライェ・ドゥクレを退場に追い込んだケインの振る舞いに対して、数人の識者が「大げさだった」、「ずる賢い」などと批判的なコメントを残していた。 その点について見解を求められたステッリーニ監督は、エースを全面的に擁護すると共に、一部の識者に対する憤りを示した。 「彼らは元プレーヤーであり、このような状況をスローモーションで見ることと、この経験をリアルタイムで生きることの違いを理解しているため、彼らがハリーについて私が間違っていると思うことを言ったのは奇妙だと思うし、それは間違った見解だ」 「エバートンの(ショーン・ダイチ)監督は、明らかなレッドカードだと言っていたし、これについての議論の余地はない。彼らはハリーに同意しないのではなく、トッテナムに同意しないと思っている。彼らはハリーをリスペクトしていると思うが、おそらくトッテナムを十分にリスペクトしていないのだろう」 「ハリーが何かを誇張しているところを見たことはない。強いタックルの後に彼がすぐさま立ち上がるのを見てきたし、多くの例があるはずだ」 「彼はあらゆる面で素晴らしいプレーヤーであり、その振る舞いやリスペクトの念においても同様だ。彼はゲームをとても尊重している。これを言うことは重要であり、誰もがこの側面でハリーに挑戦できないことを理解する必要がある」 2023.04.07 07:30 Fri

残留争うエバートンに温かい物語、重病乗り越えた少年がヒーローとピッチイン「とても楽しかった!」

プレミアリーグで残留を争うエバートンだが、劇的ドローのトッテナム戦の裏では心温まる出来事があった。 エバートンは3日にプレミアリーグ第29節でトッテナムとホームで対戦。3戦無敗で来ている中、ホームで上位相手に勝利したいところだった。 ショーン・ダイチ監督就任後、勝ち点を重ねているエバートン。熾烈な残留争い中の中、試合は粘りを見せるも後半にPKで失点を喫する。 なんとか勝ち点を獲得したいなか、90分にマイケル・キーンが劇的な同点ゴール。勝ち点1に終わったが、再び残留圏に浮上する貴重なドローとなった。 この試合では、エバートンを支える1人の少年が夢を叶えている。それは8歳のハリーくん。イングランド代表GKジョーダン・ピックフォードとの心温まるエピソードがある。 ハリーくんは5歳の時に重病を患い、肺炎と敗血症と診断。その後の検査で、8cmの脳腫瘍が発見されていた。 医師は腫瘍の90%を取り除いたものの、残りは中枢神経の深くにある状況のまま。9カ月後には再び活発となり、ハリーくんは放射線療法を受けることとなった。 それでも順調に回復していくなか、治療が終わりに近づいているところでハリーくんの父親が突然死する悲劇に見舞われていた。 そんな中、ハリーくんの母が息子のことを思い、ピックフォードへ手紙を送ることに。エバトニアンであることを伝えていた。その結果、エバートンvsトッテナムの試合に招待。ピックフォードと共にピッチに入場した。 劇的なドローゲームを目の当たりにしたハリーくんは「とても良い1日でした。とても楽しかったです!」と感想を語った。 ピックフォードは「人々は人生で困難な時期を経験するが、それはコミュニティが人々を幸せにすることであり、僕たちはそれを実現したいと願っている」と語った。 また、「それは、人々に笑顔をもたらすために僕たちができることを示しているだけだ」とした。 ハリーくんの母であるローラさんは「ここ数年が彼にとってどれほど辛いものだったか、言葉では言い尽くせない。これが最大の楽しみでした。絶対的に驚くべきであり、驚くことでした」と感想を語った。 <span class="paragraph-title">【動画】ハリーくん、ヒーローのピックフォードと悲願のピッチイン</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">A wonderful moment <a href="https://twitter.com/Everton?ref_src=twsrc%5Etfw">@Everton</a> fan Harry walks out side by side with his idol, <a href="https://twitter.com/JPickford1?ref_src=twsrc%5Etfw">@JPickford1</a> <br><br>Enjoy <a href="https://twitter.com/hashtag/EVETOT?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#EVETOT</a> live on Sky Sports or with your local <a href="https://twitter.com/hashtag/PL?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#PL</a> broadcaster <a href="https://t.co/z8dYzVaAkc">pic.twitter.com/z8dYzVaAkc</a></p>&mdash; Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1642967238658469888?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.04 21:30 Tue

ケインの倒れ方が大袈裟だった?エバートンMFが手を出し退場したシーンのオーバーリアクションに解説者が苦言「恥ずかしいものだった」

3日、プレミアリーグ第29節のエバートンvsトッテナムが開催。1-1の引き分けに終わった。 アントニオ・コンテ監督を解任したトッテナムにとってクリスティアン・ステッリーニ暫定監督の初陣となった試合は後半に大きく動く。 58分、エバートンのMFでマライ・グレイを倒した後もプレーを続けようとしたトッテナムのFWハリー・ケインと、エバートンのMFアブドゥライェ・ドゥクレが口論となると、ケインの顔をはたいて暴力行為で一発退場に。ピッチに長い間倒れこんだケインには、エバートンのDFシェイマス・コールマンが怒りの形相で文句を言っていた。 この場面について、解説者を務める元イングランド代表FWクリス・サットン氏は「ハリー・ケインがあのように倒れているのは恥ずかしいことだ」と苦言を呈している。 また、イギリス『デイリー・レコード』によると、ファンからも「腕を振ったドゥクレがバカなのはわかるが、ケインの過剰反応は本当に恥ずかしい」、「レッドカードは当然だが、もしこれがハリー・ケイン以外の選手だったら、どれだけ接触したかを説明することになるだろう」とケインのアクションがオーバーだったと指摘する声が上がっているようだ。 試合は、その後ケインがPKを決めたトッテナムが先制したものの、途中出場のFWルーカス・モウラが一発退場となり数的同数になると、試合終盤の90分にエバートンのDFマイケル・キーンが同点ゴール。1-1のドローに終わっている。 <span class="paragraph-title">【写真】ケインが大袈裟だった?ドゥクレの左手が接触した瞬間</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Not the smartest decision from Abdoulaye Doucoure <a href="https://t.co/WOesGmSoKy">pic.twitter.com/WOesGmSoKy</a></p>&mdash; Football on BT Sport (@btsportfootball) <a href="https://twitter.com/btsportfootball/status/1642986396167069701?ref_src=twsrc%5Etfw">April 3, 2023</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2023.04.04 17:45 Tue

エバートンがショーン・ダイチ招へいへ! ビエルサよりも現実路線を選択

エバートンが、ショーン・ダイチ氏(51)の新監督招へいを決断したようだ。イギリス『スカイ・スポーツ』が報じている。 今シーズンここまで3勝6分け11敗の19位に低迷するエバートン。とりわけ、昨年10月22日のクリスタル・パレス戦以降、リーグ戦では8試合勝利から遠ざかり、直近では残留争いのライバルであるサウサンプトン、ウェストハムに敗れるなど3連敗中だった。 これを受け、クラブは23日にフランク・ランパード監督(44)の解任を発表した。 後任指揮官決定まで、ポール・テイト氏とレイトン・ベインズ氏に暫定指揮官に据えた中、できるだけ早期の新指揮官招へいを目指すトフィーズは、26日に有力な候補である前リーズ指揮官のマルセロ・ビエルサ氏(67)とダイチ氏の両氏とそれぞれ面談を実施。その話し合いの中でダイチ氏の招へいを決断したようだ。 『スカイ・スポーツ』によると、ビエルサ氏はオーナーであるファルハド・モシリ氏のトップターゲットだったが、チームを形にするまで時間を要する点、同氏を含むコーチングスタッフの高額なサラリーがネックとなったという。 一方、ダイチ氏に関してはエバートンの現スカッドにバーンリー時代の教え子であるDFジェームズ・タルコウスキ、DFマイケル・キーン、MFドワイト・マクニールらが在籍することから、より立て直しが容易と判断されたようだ。 ダイチ氏は、2012年10月にバーンリーの監督に就任。その後、昨年4月に解任されるまで、9年半にわたってチームを指揮し、チャンピオンシップ(イングランド2部)からの2度のプレミアリーグ昇格。51年ぶりのヨーロッパの舞台での戦いも経験させていた。 [4-4-2]、[4-2-3-1]を基本布陣にコンパクトな守備ブロック、ロングボールを主体とした堅守速攻スタイルは、得点力向上の部分でやや疑問符は残るものの、現スカッドとの相性は悪くないはずだ。 2023.01.28 00:19 Sat

エバートンサポが試合中に尻を叩く! 残留決定試合でデレ・アリ小突いたパレスDFの尻へお叱りの一撃!

軽度ではあるが、あまり好ましくない行為と言えそうだ。 エバートンは19日、プレミアリーグ第33節延期分でクリスタル・パレスをホームに迎えた。 残留争いに身を置くチームは前半にまさかの2失点。是が非でも勝利が欲しい状況下で苦境に立たされるも、後半に巻き返しを図り、マイケル・キーン、リシャルリソン、ドミニク・キャルバート=ルーウィンのゴールで逆転勝利を収めた。 劇的なプレミアリーグ残留決定の裏側ではサポーターも戦っていたようだ。 ボールがタッチを割り、クリスタル・パレスボールとなった際、少しでも相手のプレーを遅らせようとしたデレ・アリをヨアキム・アンデルセンが小突いた。すると、それを目の前で見ていたエバートンサポーターは激高。ある女性ファンはアンデルセンの尻に対して報復行為を行った。 動画閲覧者からは笑い声が上がっているが、「互いの性別が逆だったら大騒ぎだったな」、「いや、出禁でしょ」、「男性。女性、子供らみんな反感を抱いている…なんて恐ろしい人達だ」など、行為を咎めるものも多いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】エバートンの女性サポーターが相手選手の尻をたたく</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">An Everton fan spanks Joachim Andersen in frustration <a href="https://t.co/hRvZTNkF01">pic.twitter.com/hRvZTNkF01</a></p>&mdash; Project Football (@ProjectFootball) <a href="https://twitter.com/ProjectFootball/status/1527552400051130369?ref_src=twsrc%5Etfw">May 20, 2022</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2022.05.21 21:42 Sat

ランパード就任後も1勝4敗、低迷続くエバートン…キャラガー氏が警告「生まれて初めて降格するかも」

リバプールのレジェンドであるジェイミー・キャラガー氏が、エバートン降格の可能性を否定しなかった。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えている。 エバートンはラファエル・ベニテス監督の下で今シーズンをスタートさせ、シーズン序盤こそ好成績を残したが、徐々にチームのパフォーマンスが乱れると順位は15位まで低下。1月のプレミアリーグで最下位ノリッジ・シティに完敗したことで、ベニテス監督の解任が決定した。 後任としてかつてダービー・カウンティやチェルシーで指揮を執ったフランク・ランパード監督を招へいしたものの、現在まで状況は好転していない。 7日に行われたプレミアリーグ第28節ではトッテナム相手に0-5の大敗を喫しており、これでランパード監督就任以降のリーグ戦5試合で1勝4敗となるなど、浮上のきっかけをつかめずにいる。 宿敵リバプールに所属しながらも、幼少期はエバートンファンだったことで知られるキャラガー氏は、トッテナム戦後に『スカイ・スポーツ』に出演した際、チームを酷評。選手は十分な強度を備えていないと批判した。 「アウェイでリーグ最低の成績を残すチームを見ていると、最初に思い浮かぶのは、弱さ、軟弱さだ。エバートンがそうであって良いはずがないんだがね。彼らが十分な力を発揮できないのはクオリティの問題であり、それ以外にもある。あの4バックは2部レベルだ」 「フィジカルに、アグレッシブに、タフに戦えていない。彼らはベストな状態でないときでも、常にそんなことはなかったのにね。根本的にこの選手、クラブは今とても弱い」 「チームの運動量の少なさは恐ろしいほどだ。中盤を見ればアランも、(ドニー・)ファン・デ・ベークも、4バックも誰も走れない。ハリー・ケインがマイケル・キーンを追い越してゴールを決めたこともあった。彼らはフィジカル的に弱く、巻き返す上でも大きな問題だ」 また、キャラガー氏はこの調子が続くようなら、降格の可能性も十分にあると強調。残留のためには、ホームスタジアムに集うファンの力が必要だと語った。 「ウォルバーハンプトンとニューカッスル相手に、エバートンは勝ち点4を目指しているはずだ。でも、もしこの2試合で勝ち点1程度しかとれなければ、生まれて初めてエバートンが降格すると思うだろう。90年代前半の最悪の時でさえ、降格すると思ったことはなかった。次のホームゲーム2試合がうまくいかなければ、大きな問題を抱えるだろうね」 「エバートンのサポーターであれば、降格がクラブにどれだけの影響を及ぼすか理解している。さまざまな背景もあり、最悪な時期の1つだ。シーズン最後の5試合は本当に恐ろしいね。チェルシーや、リバプールとの対戦がある」 「このチームを支えてくれるのは、グディソン・パークだけだ。フランク・ランパードがサポーターの支持を得ており、指揮を望まれていたのも彼が選ばれた理由の1つだろう。良いスタートではなかったが、グディソンにはエネルギーがある。残りのシーズンで、彼らはホームでの試合が8試合も残っているんだ」 2022.03.08 11:49 Tue

「ここに要塞を築きたい」 好調のエバートン指揮官がチームに自信

エバートンのラファエル・ベニテス監督がホームでの勝利を喜んだ。クラブ公式サイトが伝えている。 プレミアリーグ開幕からの3試合で2勝1分けと好調なスタートを切ったエバートンは13日に行われた第4節において、バーンリーとホームで対戦。膠着した試合展開が続くなか、53分に先制点を許したものの、60分にDFマイケル・キーンの得点で同点とすると、そこからMFアンドロス・タウンゼントのゴールなどで一気に2点を追加し、3-1で勝利した。 この結果、プレミアリーグ連勝を飾ったエバートンは首位マンチェスター・ユナイテッドと勝ち点で並ぶ4位となっている。試合後のインタビューに応じたベニテス監督はチームのパフォーマンスを称賛しており、選手たちが常にベストを尽くそうとする姿を喜んだ。 「チームとファンのつながりをとても嬉しく思っている。我々はここに要塞を築いていきたいね」 「デマライ・グレイもアンドロスもクオリティが高く、優れたプロフェッショナルだ。彼らは、30歳のアンドロスでさえ学ぶことに熱心な姿勢を見せている」 「ファンが求めているのはすべてを捧げるチームだと思う。そして、彼らはそれを毎日、見られるだろう。去年の選手たちはもしかすると、そのレベルに達していなかったかもしれない。でも、今はすべてを捧げており、ファンもそれを評価している。それがチームを前に進ませる方法なのだ」 「ドレッシングルームで選手たちには、『我々はまだ何もしていない』と話した。我々はまだ始まったばかりであり、多くを改善する必要がある。でも全員がベストを尽くそうとしている姿には本当に嬉しく思っているよ」 また、ベニテス監督は今夏に加入して以降、公式戦5試合の出場で2ゴール2アシストの活躍を見せるタウンゼントに言及。ベテランの獲得は正しかったことを強調している。 「誰もがこのチームにはウイングが必要だと言っていた。今日はリシャルリソンがセンターフォワードとして素晴らしい仕事をしたが、2人のウイングがストライカーの仕事を助けていたと思う」 「アンドロスは我々にとって重要な選手になると私は確信していた。彼はプロフェッショナルで学ぶことに熱心な人間だ。そして、我々には他にも向上したいと思っている選手が揃っている」 2021.09.14 10:34 Tue

「ここに居ることが奇跡」頭蓋骨骨折から奇跡の復帰を遂げたヒメネスが回想、同様の事故に遭ったレジェンドの支えも明かす

頭蓋骨骨折から復帰したウォルバーハンプトンのメキシコ代表FWラウール・ヒメネスが、当時を振り返った。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 メキシコ代表のエースとしてプレーし、ウォルバーハンプトンでもストライカーとして活躍していたヒメネス。しかし、2020年11月に悲劇が襲う。 アーセナルとの一戦に出場していたヒメネスだったが、空中戦の競り合いでアーセナルの元ブラジル代表DFダビド・ルイスと激突。頭部同士の衝突となったなか、ヒメネスは頭蓋骨を骨折する重傷。外傷性脳損傷とも診断され、当初は引退も囁かれたが、2021年2月にトレーニングに復帰。今シーズンの開幕戦であるレスター・シティ戦にも先発フル出場を果たしていた。 奇跡的な復帰を遂げたヒメネスはメディアに向けて当時のことを振り返った。 「最初の瞬間から、外科医とドクターは僕に何が起きたのか、そしてリスクを教えてくれた」 「ところどころ聞きたいものではなかったけど、それが彼らの仕事だ。彼らは僕がここに居ることが奇跡だと言っていた」 「骨が折れ、脳内に少し出血があった。そのため、手術を迅速に行う必要があり、ドクターの仕事は本当に素晴らしかった」 「最初から彼らは僕を親身にサポートしてくれた。頭蓋骨骨折は、僕たち全員が治癒すると予想していたよりも長くかかった。僕がここに居るのは本当に奇跡なんだ」 2月にトレーニングに戻ったヒメネスは、2020-21シーズンはその後の出場はなし。プレシーズンが始まった7月に完全にトレーニングに合流し、親善試合でゴールも記録した。 そのヒメネスだが、試合のために特別に作られたヘッドギアを着用している。このヘッドギアはキャリアを終えるまでつけ続けることになるもの。 「足首のケガやヒザのケガのようなものだといつも思っていた。回復した後、好きなことをやり直すつもりだよ」 「自分のキャリアを終えたり、選手を辞めたりすることを考えたことはなかった。その可能性はあったけど、僕はいつだって戻ってくると確信していたんだ」 プレミアリーグではヒメネスと同様に頭蓋骨を骨折した選手がいる。最も記憶にあるものはチェルシーの元チェコ代表GKペトル・チェフだろうか。2006年にボールを滑りながらキャッチに行ったところ、相手のヒザが側頭部に入り、頭蓋骨を陥没骨折。緊急の手術を行い見事に復帰。その後はトレードマークともなったが、ヘッドギアを引退まで着用し続けた。 昨シーズンはジョゼ・モウリーニョ監督の解任後にトッテナムで暫定監督を務めていたライアン・メイソンも頭蓋骨を骨折している。2017年1月、ハル・シティ在籍時にチェルシー戦で頭蓋骨を骨折。その後復帰はしたものの、プレーすることなく2018年2月に引退している。 また、最近では2018年8月にマイケル・キーンが頭蓋骨を骨折している。激しいプレーを提供してくれる一方で、危険とは隣り合わせだ。 ヒメネスはチェフと連絡を取り合っていると明かし、同じケガを負った者同士、わかり合うことが多いという。 「僕はペトルと連絡を取り合っている。彼は僕が必要な時にメッセージを送ってくれる」 「かつてチームがロンドンに行った時、彼はドクターと一緒にホテルに来て、ヘルメットの1つを持ってきたんだ。僕たちが同じようなことができるかを確認しにきてくれた。彼らは僕を知らなくても助けてくれる」 ヘッドギアに関しても改良を加えているヒメネス。しかし、やはり着けないでプレーしたいという考えはあるようだ。 「もし僕が使えるかを選べたら、使わないね。普通にプレーをする」 「でも、ドクターは僕にとってより危険になる可能性を防ぐため、保護のためだと僕に言った」 「ヘッドギアなしでプレーするのは良い気分だけど、僕はドクターらの許可がなければならないことを知っている。彼らは僕が使用することが最善であると言う」 ウォルバーハンプトンは、22日に行われるプレミアリーグ第2節をホームのモリニュー・スタジアムで戦う。スタンドにファンが戻って始まっているリーグ。久々に声援を聞いてプレーすることが可能だ。 さらに、相手はトッテナム。昨シーズンまでチームを率いた、ヌーノ・エスピリト・サント監督が率い、退任後初めて戻ってくるとあり、大きな盛り上がりを見せることだろう。 ヒメネスはプレーを楽しみたいとし、ファンの前で良いパフォーマンスを見せたいと意気込んだ。 「僕は本当に気分が良いよ。9カ月近くいなかったから、改めて選手になったような気がする」 「今、僕はチームと一緒にトレーニングをし、プレシーズン全体を過ごしてきた。復帰して、シーズンを再開するのはふさわしい瞬間だった」 「ファンが僕の名前を呼ぶ瞬間を待ちわびている。ケガをする前は、僕は良いプレーをしていた。チームは本当に良いプレーをして、ピッチ上で良いパフォーマンスだった」 「僕たちは家族のような者だよ。チームに相応しい場所に戻ることが目標だ」 <span class="paragraph-title">【動画】一時は本当に危険だったヒメネス激突の試合(0:30~)</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="kEYqLpByx5w";</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2021.08.18 21:45 Wed

イングランド代表のCB選考に疑問のファーディナンド氏「ダイアーとコーディには疑問がある」

マンチェスター・ユナイテッドのレジェンドである元イングランド代表DFのリオ・ファーディナンド氏が母国のメンバー選考に疑問を呈した。イギリス『ミラー』が伝えている。 イングランド代表は18日、2022年カタール・ワールドカップ(W杯)欧州予選に向けた同国代表メンバーを発表。センターバックにはDFコナー・コーディ(ウォルバーハンプトン)、DFエリック・ダイアー(トッテナム)、DFハリー・マグワイア(マンチェスター・ユナイテッド)、DFタイロン・ミングス(アストン・ビラ)、DFジョン・ストーンズ(マンチェスター・シティ)が選出された。 しかし、ガレス・サウスゲイト監督によるこのメンバー選考に対して、イギリス『BTスポーツ』に出演したファーディナンド氏は異論を唱えている。現役時代にイングランド代表で81試合に出場した同氏は特にダイアーとコーディの選出に首をかしげており、エバートンのDFベン・ゴッドフリーとDFマイケル・キーンが選ばれるべきだと語った。 「ディフェンダーの選択には少し困惑した。(エリック・)ダイアーを見てみて欲しい。チームのレギュラーというわけでもない彼が、なぜ代表に選ばれているのか疑問だ。そして、(コナー・)コーディも最高のシーズンを送っているわけではない」 「(ベン・)ゴッドフリーはエバートン加入後すぐに活躍しており、ディフェンスラインの複数のポジションをこなして非常に素晴らしい働きを見せた。若い選手は経験を積むため大会に出たいと思うものであり、実際に私もそうして驚異的な経験を得ることができた」 「彼だけでなく、マイケル・キーンも今年のリーグで最も優れたセンターバックの1人だ。そして、アストン・ビラでは(エズリ・)コンサが最高のセンターバックになっているが、イングランド代表ではどうしてか、彼ではなく、タイロン・ミングスが選ばれている」 また、イングランド代表のメンバー選考についてはファーディナンド氏と同じく『BTスポーツ』に出演していた元イングランド代表DFジョレオン・レスコット氏も疑問があるとコメントしている。 「プロセスには多くの矛盾があると思う。たとえば、トレント(・アレクサンダー=アーノルド)が選ばれなかった理由を聞いても、選考過程を分析すれば腑に落ちないところがある」 「ゴッドフリーにとって唯一の支障になったのは彼が様々なポジションでプレーしたことだったかもしれない。彼が今シーズンの大半をセンターバックでプレーしていたら、代表監督も彼の持つクオリティを見られただろう」 2021.03.22 17:50 Mon

2度追いついたダービーを振り返るアンチェロッティ監督「自信を失うこともなかった」

エバートンのカルロ・アンチェロッティ監督が、リバプールとの“マージーサイド・ダービー”を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 エバートンは17日、プレミアリーグ第5節でリバプールと対戦。好調なシーズンスタートとなっていただけに、王者に対して良い入りをしたかった。 しかし開始3分にサディオ・マネにゴールを許し先制されるも、19分にはハメス・ロドリゲスのCKからマイケル・キーンがヘッドで決めて同点に。後半もモハメド・サラーに勝ち越しを許すが、好調を維持するドミニク・キャルバート=ルーウィンが5試合連続ゴールを記録し、2-2の引き分けに終わった。 引き分けに終わったダービーについてアンチェロッティ監督がコメント。チームとしてしっかりと戦えたとコメント。ドローに終わったが、パフォーマンスは悪くなかったとした。 「気分は良い。しっかりと勝負したかったし、我々はそれができた」 「この試合で必要だったのは、良いパフォーマンスであり、良いスピリットだった」 「キャラクターを示せたと思う。2度追いつくことができ、自信を失うこともなかった」 「我々は少し上手く行かなかったが、最後まで戦い続けた。こういった種類の試合が必要だ」 「私は選手に言った。こういったプレーをして試合に負けて悲しかったことがあるかもしれないが、今シーズン、そしてこの瞬間の我々の信念には影響を与えることはなかっただろう」 「もしパフォーマンスが良くなければ、影響は受けていただろうがね」 2020.10.18 17:15 Sun
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移籍履歴
移籍日 移籍元 移籍先 種類
2017年7月3日 バーンリー エバートン 完全移籍
2015年1月12日 マンU U21 バーンリー 完全移籍
2015年1月11日 バーンリー マンU U21 レンタル移籍終了
2014年9月1日 マンU U21 バーンリー レンタル移籍
2014年5月5日 ブラックバーン マンU U21 レンタル移籍終了
2014年3月7日 マンU U21 ブラックバーン レンタル移籍
2014年1月29日 ダービー マンU U21 レンタル移籍終了
2013年11月28日 マンU U21 ダービー レンタル移籍
2013年5月14日 レスター・シティ マンU U21 レンタル移籍終了
2012年11月6日 Man Utd Res. レスター・シティ レンタル移籍
2011年7月1日 Man Utd Res. 完全移籍
今季の成績
プレミアリーグ 9 438’ 1 2 0
合計 9 438’ 1 2 0
出場試合
プレミアリーグ
第1節 2023年8月12日 vs フルアム 90′ 0
0 - 1
第2節 2023年8月20日 vs アストン・ビラ 90′ 0 49′
4 - 0
第3節 2023年8月26日 vs ウォルバーハンプトン 1′ 0
0 - 1
第4節 2023年9月2日 vs シェフィールド・ユナイテッド メンバー外
2 - 2
第5節 2023年9月17日 vs アーセナル ベンチ入り
0 - 1
第6節 2023年9月23日 vs ブレントフォード ベンチ入り
1 - 3
第7節 2023年9月30日 vs ルートン・タウン ベンチ入り
1 - 2
第8節 2023年10月7日 vs ボーンマス ベンチ入り
3 - 0
第9節 2023年10月21日 vs リバプール 45′ 0
2 - 0
第10節 2023年10月29日 vs ウェストハム ベンチ入り
0 - 1
第11節 2023年11月4日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ベンチ入り
1 - 1
第12節 2023年11月11日 vs クリスタル・パレス ベンチ入り
2 - 3
第13節 2023年11月26日 vs マンチェスター・ユナイテッド ベンチ入り
0 - 3
第14節 2023年12月2日 vs ノッティンガム・フォレスト ベンチ入り
0 - 1
第15節 2023年12月7日 vs ニューカッスル ベンチ入り
3 - 0
第16節 2023年12月10日 vs チェルシー メンバー外
2 - 0
第17節 2023年12月16日 vs バーンリー 90′ 1
0 - 2
第18節 2023年12月23日 vs トッテナム ベンチ入り
2 - 1
第19節 2023年12月27日 vs マンチェスター・シティ 25′ 0
1 - 3
第20節 2023年12月30日 vs ウォルバーハンプトン 63′ 0
3 - 0
第21節 2024年1月14日 vs アストン・ビラ ベンチ入り
0 - 0
第22節 2024年1月30日 vs フルアム ベンチ入り
0 - 0
第23節 2024年2月3日 vs トッテナム ベンチ入り
2 - 2
第24節 2024年2月10日 vs マンチェスター・シティ ベンチ入り
2 - 0
第25節 2024年2月19日 vs クリスタル・パレス ベンチ入り
1 - 1
第26節 2024年2月24日 vs ブライトン&ホーヴ・アルビオン ベンチ入り
1 - 1
第27節 2024年3月2日 vs ウェストハム ベンチ入り
1 - 3
第28節 2024年3月9日 vs マンチェスター・ユナイテッド ベンチ入り
2 - 0
第30節 2024年3月30日 vs ボーンマス ベンチ入り
2 - 1
第31節 2024年4月2日 vs ニューカッスル ベンチ入り
1 - 1
第32節 2024年4月6日 vs バーンリー ベンチ入り
1 - 0
第33節 2024年4月15日 vs チェルシー 33′ 0 66′
6 - 0
第34節 2024年4月21日 vs ノッティンガム・フォレスト ベンチ入り
2 - 0
第29節 2024年4月24日 vs リバプール ベンチ入り
2 - 0
第35節 2024年4月27日 vs ブレントフォード 1′ 0
1 - 0
第36節 2024年5月3日 vs ルートン・タウン ベンチ入り
1 - 1