フレドリック・ユングベリ Fredrik LJUNGBERG

ポジション 監督
国籍 スウェーデン
生年月日 1977年04月16日(47歳)
利き足
身長 175cm
体重 75kg
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プレミアリーグでPK3つ、微妙な判定連発でまたも騒動…ウルブス指揮官が苦言「VARのせいで我々は犠牲になった」

ウォルバーハンプトンのギャリー・オニール監督が、VARの判定に怒りを示している。イギリス『スカイ・スポーツ』が伝えた。 27日、プレミアリーグ第13節でフルアムvsウォルバーハンプトンが行われた。試合は3-2でフルアムが勝利したが、5つのゴールのうち3つがPK。さらに、1つのPKは取り消されることとなっていた。 最初のPKは1-1で迎えた55分に、ネウソン・セメドがトム・ケアニーを倒したとしてPK。このシーンは非常に微妙な判定となったが、長いVARチェックの結果、PKが認められ、ウィリアンが決めてフルアムが勝ち越した。 2つ目はファン・ヒチャンが73分に倒されると、これを自ら決めて2-2の同点に。3つ目は90分にボックス内でハリー・ウィルソンとジョアン・ゴメスが接触。主審のマイケル・ソールズベリー氏はプレーオンとしたが、VARが介入。オンフィールド・レビューを指示すると、PKに判定が変更され、ウィリアンが決めて3-2でフルアムが勝利していた。 オニール監督は、VARの判定について言及。これまで導入を支持していたが、この試合での度重なる判定には批判せざるを得ないとした。 「もしかしたら、今夜はついにVARに反対するようになってしまったかもしれない」 「私の評判やクラブ、そして人々の生活に与える影響はとても大きい。我々はジャッジではなく、試合について話し合うべきだが、残念ながらそれはできない」 「これは本当に複雑な問題だと思う。私はずっとVARを支持してきたが、現時点ではそれが問題を引き起こしていると思う。VARのせいで我々は犠牲になった」 PK以外のシーンでは、88分にフルアムのカルロス・ヴィニシウスがマキシミリアン・キルマンに頭突き。しかし、これはイエローカードになる不可解な判定もあった。また、ファン・ヒチャンにボールに関係なくチャージしたティム・リームは2枚目のイエローで退場になるべきと主張した。 「我々は多くのジャッジについて話し合った。マックスに頭突きをしたヴィニシウスは退場にするべきだった」 「リームはPKに関する2度目の違反行為で退場になるべきだった。それが私の意見だ」 また、最初のPKはオンフィールド・レビューになるべきだったとも指摘。いずれの判定もウォルバーハンプトンにとっては不可解なものとなり、苦言を呈している。 「ネウソン(・セメド)はボールをプレーしケアニーには触れなかった。主審はそれが間違っていると感じた。ただ、モニターに行くべきだと言われた。それは私にとって、助けにはならない」 「つまり、あの1件は間違いだったとほぼ認められたことになる。ウィルソンの件については我々は同意できない。それが甘かったように感じる」 「4つのジャッジ全てが我々に不利になるのは難しいことであり、我々はそれに値しないと思っている」 なお、これあのジャッジに対し元イングランド代表DFジェイミー・キャラガー氏は「セメドはケアニーのスパイクの上部に当たった。ただ、とても厳しい」とコメント。「VARは明白な間違いを見つけなければならないが、これは人によって意見が異なる」とし、「明白な間違い」という判断が曖昧になるとした。 また、元スウェーデン代表MFフレドリック・ユングベリ氏は「PKはないと思う。彼はボールに触れている」とコメント。最初のPKに関しては、厳しい判定という見方が強いようだ。 <span class="paragraph-title">【動画】プレミアリーグでまたも不可解なVAR判定連発…PK2つが微妙なジャッジに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="cmm7f7j8ygE";var video_start = 375;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2023.11.28 11:35 Tue

「ここがどん底」OBのユングベリ氏がアーセナルに言及「悪化しているパターンを変えるべき」

現役時代はアーセナルで黄金期を支え、指導者としてもクラブに在籍したフレドリック・ユングベリ氏が、古巣について語った。イギリス『BBC』が伝えた。 アーセナルは6日、EL準決勝2ndレグでビジャレアルと対戦。アウェイでの1stレグで1-2と敗れていたアーセナルは、ホームで1-0で勝利すれば決勝へ進めるという状況だった。 そのアーセナルは序盤から攻め込むシーンが見られたものの、ビジャレアルの牙城を崩せず。後半にはエミール・スミス・ロウやピエール=エメリク・オーバメヤンがあわやゴールというシーンを作るが、ポストに嫌われゴールならず。最終的にネットを揺らせないまま試合は終了。2戦合計1-2で敗退となった。 この試合を受け、アーセナルは25年ぶりにヨーロッパの大会に出場しないことが限りなく高まることとなり、多くの批判も寄せられている。 そんな中、ミケル・アルテタ監督の下でアシスタントコーチを務め、ウナイ・エメリ監督解任後に暫定指揮も執ったユングベリ氏は、アルテタ監督がチームに残るべきだとイギリス『BT Sport』に語った。 「監督は留まるべきか、出ていくべきかと言われる。彼は若い監督であり、彼が留まることを願いたい」 「ここがどん底であり、ここから変わっていくことを願っている」 「でも、本当に痛いことだが、クラブへの投資方法を変えて、毎年悪化していくパターンを変える必要があると思う」 2021.05.07 13:30 Fri

「ライブで観ることは二度とない」ラメラがダービーで決めた“ラボーナ”に称賛集まる、アーセナルOBも「最高のゴール」

ノース・ロンドン・ダービーで生まれたスーパーゴールに称賛の声が集まっている。 14日、プレミアリーグ第28節でアーセナルとトッテナムが対戦。白熱のダービーとなった。 試合はアーセナルが2ゴールを奪い逆転で勝利を収めたが、この試合の先制ゴールが世界を驚かせた。 ソン・フンミンの負傷交代により途中出場を果たしたエリック・ラメラ。すると33分、右サイドでボールを受けたガレス・ベイルが絶妙なサイドチェンジを送ると、これをボックス左のセルヒオ・レギロンがダイレクトで折り返す。 中央で足元に収めたルーカス・モウラが丁寧に落とすと、ここでラメラがトーマスの股間を抜く左足のラボーナでゴール右下隅の完璧なコースへシュートを流し込んだ。 このゴールには、多くのファンから称賛の声が集まる中、識者たちも驚きを隠さなかった。 かつてクリスタル・パレスでプレーし、イギリス『BBC』の『Radio 5 Live』でコメンテーターを務めたクリントン・モリソン氏は「今、目にしたものは信じられない。シーズンベストゴールの1つだ」とコメントした。 また、同じ『Radio 5 Live』のジョン・マレー氏も「見事な最高のクオリティの仕上がりだ。ワールドクラスだ」、「このゴールをライブで観ることは二度とないだろう」とコメント。衝撃の大きさを口にしている。 さらにアーセナルOBで『スカイ・スポーツ』で解説したフレドリック・ユングベリ氏は「本当に素晴らしいゴールだ。今まで見た中で最高のゴールだと思う。テクニック、パワー、そして抑えること。少しだけ巻いてゴールに入れている」と解説。その技術の高さを褒め称えた。 そうした中、元イングランド代表のギャリー・リネカー氏は少し違った反応を見せる。 多くの称賛の声が集まる中で、リネカー氏は自身のツイッターで「ラメラのゴールについては、彼が決めた最高のラボーナではない」と否定的なコメント。しかし、これはけなしているわけではない。 ラメラは、2014年のヨーロッパリーグのアステラス・トリポリス戦でもラボーナでゴール。この時はボックス手間中央の約18m離れた位置からラボーナで狙い、浮き球でゴール右に決めていた。 リネカー氏はそのゴールを引き合いに出し、もっとすごいラボーナゴールがあることを伝えたかったのだろう。 何れにしても、スーパーゴールを決めたラメラ。試合には敗れたが、その後退場するなど、ダービーで最も印象を残した選手となった。 2021.03.15 13:30 Mon

ユングベリがアシスタントコーチを辞任しアーセナル退団

アーセナルは22日、フレドリック・ユングベリ氏(43)がアシスタントコーチを辞任し、クラブを離れることを発表した。今後は監督業を志すとのことだ。 ユングベリ氏は現役引退後、2016年7月にアーセナルのU-15チームの監督に就任。その後、2017年2月にヴォルフスブルクのアシスタントコーチに就任し、2018年6月にアーセナルのU-23チームの監督に就任していた。 そして2019年6月、ウナイ・エメリ監督の右腕としてトップチームのアシスタントコーチに就任すると、同11月にエメリ監督の解任を受けてアーセナルの暫定監督を務めた。その後、12月にミケル・アルテタ監督の就任を受けて、ユングベリ氏はアシスタントコーチに戻っていた。 ユングベリ氏は今回の決断について「監督業の経験を積みたいと思い、アシスタントコーチを辞任することにした。1998年からアーセナルに関わり、彼らが私に与えてくれた全てのチャンスに感謝している。今後、ミケルとチームが成功することを願っている。また、ファンの絶え間ないサポートに対し、感謝を伝えたい。またすぐに会えることを願っている」とコメント。 また、アーセナルのミケル・アルテタ監督はユングベリについて「フレディは私が監督に就任して以降、とても重要な役割を担ってくれた。ウナイが去った後、彼は素晴らしい仕事をしてくれた。今後も彼とは連絡を取り合うだろう」と労った。 2020.08.23 01:30 Sun

改めて偉業だったアーセナルのプレミア無敗優勝、“インビンシブルズ”の強みとは

圧倒的な強さを誇りプレミアリーグで首位を独走するリバプール。しかし、2月29日の第28節でワトフォードに3-0と完敗。無敗記録は「44」でストップした。 当然のことながら、ここまでの記録は賞賛されるべきもの。2019年1月3日のマンチェスター・シティ戦で敗れて以降、無敗を継続。ついに、初のプレミアリーグタイトル獲得にも迫っている。 そんなリバプールをもってしても達成できなかった無敗優勝を成し遂げているアーセナルの偉業は、16年の時を経て、再び脚光を浴びるべき事案だろう。 <span class="paragraph-title">◆ユナイテッドとアーセナルの2強時代</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> ここ数年、特にチェルシーやシティが圧倒的な資金力を武器にチームを強化し、プレミアリーグの覇権争いに加わった頃からプレミアリーグを観るようになった人にとっては、アーセナルの無敗優勝など遥か昔のことに思えるのかもしれない。 また、ここ数年のアーセナルしか知らない方にとっては不思議なことであり、いつまで過去の栄光にしがみついているのだと思う方もいるかもしれない。 しかし、2003-04シーズンのアーセナルが達成した無敗優勝は、当時115年ぶりの快挙。そして、今回リバプールが達成できなかったことで、いかに難しいことなのかがクローズアップされるだろう。 当時のプレミアリーグは、サー・アレックス・ファーガソン監督率いるマンチェスター・ユナイテッドとアーセン・ヴェンゲル監督率いるアーセナルの2強時代だった。 <span class="paragraph-title">◆ヴェンゲルが作り上げた“インビンシブルズ”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> アーセナルの成績は26勝12分け。今のリバプールほど圧倒的な勝利数は残していない。勝ち点にして90。昨シーズンであれば3位、ここ3シーズンでも優勝はできていない数字だ。 システムは[4-4-2]。このシーズンに獲得したGKイェンス・レーマンが守護神となり、ソル・キャンベルとコロ・トゥーレのセンターバックコンビ、右サイドバックにローレン、左サイドバックにアシュリー・コールが並ぶ。中盤はボランチにパトリック・ヴィエラとジウべウト・シウバ。右サイドに現在はアシスタントコーチのフレドリック・ユングベリ、左サイドはアカデミーで指揮を執るロベール・ピレス。2トップはティエリ・アンリ、デニス・ベルカンプというのが基本布陣だ。 特徴はアンリとピレスのコンビによる左サイドからの攻撃。ピレスがカットインすればアンリがサイドに流れてチャンスメイクをするという、流動性もチームの魅力であり、特徴の1つだった。 <div style="margin:0 auto; max-width:100%; min-width:300px; " id="cws_ad"><div style="position: relative; padding-bottom:56.25%; height: 0; overflow: hidden; "><iframe src="https://embed.dugout.com/v2/?p=eyJrZXkiOiJrUFR1dUxlbSIsInAiOiJ1bHRyYXNvY2NlciIsInBsIjoiIn0=" style="width: 300px; min-width: 100%; position: absolute; top:0; left: 0; height: 100%; overflow: hidden; " width="100%" frameborder="0" allowfullscreen scrolling="no"></iframe></div></div> 左サイドが圧倒的な破壊力を持つ一方で、油断した相手には右のユングベリとローレンが一気に攻め上がる。ユングベリはオフ・ザ・ボールの動きに長け、飛び出す能力は抜群。ベルカンプはアンリを含めた攻撃陣をサポート。巧みなポストプレーや繊細なボールタッチでのチャンスメイクはチームを支えた。 ヴィエラとジウべウト・シウバのコンビは中盤を安定させ、攻守にわたって抜群のバランス感覚を見せた。センターバックの2人も常にソリッドな守備を見せ、サイドバックも隙なし。レーマンの予想外のプレーは不安を覚えさせたが、どのポジションを見ても、非常に質の高い選手が揃っていた。 加えて、クオリティの高いパス回しと、当時のプレミアリーグでは革新的だったアタッキングフットボールは多くの者を魅了。流れるような攻撃を常に見せ、いつでもゴールを奪える雰囲気すらあった。 <span class="paragraph-title">◆死闘“バトル・オブ・オールド・トラフォード”</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> このシーズン、アーセナルが最も窮地に立たされたのは、宿敵マンチェスター・ユナイテッドとの試合だった。 2003年9月21日。シーズン序盤のゲームは、波乱に満ちた試合だった。ライバル関係にあった両チームは、試合前からヒートアップ。熱のこもった試合展開となると、ゴールレスで迎えた80分に中盤の要であるヴィエラが退場処分に。アーセナルは数的不利となる。 このままゴールレスドローに終わるかと思われた後半アディショナルタイムには、先発出場していたマーティン・キーオンが後にセレッソ大阪でもプレーするディエゴ・フォルランを押し倒しPKを与えてしまう。 絶体絶命のピンチに陥ったアーセナルだったが、キッカーのルート・ファン・ニステルローイのシュートはクロスバーを直撃。PKを与えた張本人のキーオンはファン・ニステルローイに近寄って歓喜に沸くと、そのまま乱闘騒ぎに。結局0-0の引き分けに終わったが、両者の関係を色濃く表した伝説の一戦となった。 この試合の引き分けがなければ、アーセナルの無敗優勝は達成されておらず、シーズン序盤ながらも大きなターニングポイントとなった試合だった。 <span class="paragraph-title">◆強みは攻守のバランスと多様性</span> <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/image/get20200302_48_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> このシーズン、アーセナルが無敗優勝を達成できたのは、攻守のバランスが取れていたことが大きい。 前述の通り、各ポジションのメンバーの能力が高い上に、ほとんどが8割以上の試合に出場している。バランスのとれたメンバーが、バランスよく試合に出場していることは強みだ。 また、攻撃パターンの多様性も強みの1つだった。エースのアンリは30ゴールを記録して得点王に輝いたが、次に得点を記録したのはピレスで14ゴール。その次はベルカンプとユングベリの4ゴールだ。いかに2人の得点、特にアンリへの依存度は高かった。 しかし、キャリア絶頂期に突入しつつあったアンリはどのチームも止められない。30ゴールを挙げた上に9アシストを記録。一方で、ピレスは11アシスト、ユングベリは6アシスト、ベルカンプも8アシストを記録と、フィニッシュはアンリに依存していたものの、お膳立てのパターンは多彩だった。 今シーズンのリバプールは、トレント・アレクサンダー=アーノルド、アンドリュー・ロバートソンという超強力な両サイドバックが大きな武器。前線のロベルト・フィルミノ、モハメド・サラー、サディオ・マネはバランスよく得点を奪っているが、攻撃のパターンは多くはない。 また、中盤も要のジョーダン・ヘンダーソンがケガで離脱していたという不運もあるが、要が抜けたときの脆さはある。最終ラインもジョー・ゴメスではなく、デヤン・ロブレンが昨年12月7日以来、約3カ月ぶりの先発となったことで、トロイ・ディーニーに狙い撃ちされてしまった。 そして、ブレイク明けのリーグ戦3試合では、いずれもその得意の両サイドバックが前半は機能不全に。後半盛り返してなんとか勝利を収めてきたが、ワトフォード戦は後半も機能させられなかった。多様性という点で、当時のアーセナルとの差はあったと言えるだろう。 もちろん、当時よりはその他のチーム力も上がっており、無敗優勝がより難しいものになったことは否定できない。その中で、ここまで無敗を続け、しかも白星を積み上げたことは称賛以外の何物でもない。 ただ、改めてその難しさがわかった無敗優勝。アーセナルは率直にリバプールの敗戦に胸を撫で下ろし、アーセナルファンも再び“インビンシブルズ”を誇らしく思える日々がまだ続く。あとは、ヴェンゲルの教えを受けたミケル・アルテタ監督が、当時の様な強さと美しさを取り戻させてくれることを願うばかりではないだろうか。 <div id="cws_ad">《超ワールドサッカー編集部・菅野剛史》</div> 2020.03.02 22:45 Mon

ユングベリがアシスタントコーチでアーセナル残留! アルテタ新体制が発表

アーセナルの新指揮官に就任したミケル・アルテタ監督が、コーチングスタッフを発表した。クラブ公式サイトが伝えた。 成績不振によりウナイ・エメリ監督を解任したアーセナルは、アシスタントコーチを務めていたフレドリック・ユングベリ氏を暫定監督に据えていた。そんな中、後任としてクラブOBであるミケル・アルテタ氏を招へい。26日のボーンマス戦が初陣となる。 そんなアルテタ監督だが、この度コーチングスタッフの陣容が決定した。 暫定監督を務めており、クラブから離れるとの報道もあったユングベリ氏はそのままアシスタントコーチに復帰。また、アルベルト・スタイフェンベルフ氏(49/写真右)が加わることとなった。 スタイフェンベルフ氏は、フェイエノールトの下部組織や世代別のオランダ代表で監督を務め、2014年7月から2016年5月までは、ルイス・ファン・ハール監督の下、マンチェスター・ユナイテッドでアシスタント・マネージャーを務めていた。 2016年12月から2017年12月までの1年間はベルギーのヘンクで監督を務め、2018年5月からはライアン・ギグス監督の下、ウェールズ代表のアシスタント・マネージャーを務めている。なお、来年のユーロ2020終了までは兼任する形となる。 また、スティーブ・ラウンド氏(49)もスタッフ入り。ダービー・カウンティやミドルズブラ、イングランド代表、ニューカッスル、エバートン、マンチェスター・ユナイテッド、アストン・ビラなどでテクニカルコーチやアシスタント・マネージャーを歴任してきた人物だ。 その他、スペイン人のイニャキ・カナ・パボン氏がGKコーチに入り、サル・ビボと共にGKを見ることとなる。 アルテタ監督は「この才能あるコーチンググループが私と共にいることを嬉しく思う。彼らは経験と新鮮な考え方の素晴らしいミックスをもたらす」とコメント。「我々はクラブにいる才能ある人々と共に、勝利へと導く重要な人物となるだろう」と語り、コーチングスタッフへの期待を口にした。 2019.12.25 06:06 Wed

交代時に悪態→メンバー外のエジルについてユングベリ暫定監督が断固たる態度をとる

アーセナルのフレドリック・ユングベリ暫定監督が、エバートン戦でメンバー外となった元ドイツ代表MFメスト・エジルについて語った。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルは21日、プレミアリーグ第18節でエバートンと対戦。試合は見所ないまま0-0のゴールレスドローに終わった。 この試合、エジルはメンバー外となっており、前節のマンチェスター・シティ戦での交代時の態度が原因とみられていた。 そんな中、ユングベリ暫定監督はエジルについてコメント。ケガの影響があったとしながらも、交代時の行動を問題視していることを明言した。 「彼は、ピッチを出て、自分のグローブを蹴った。ファンは不満を持ったはずだ」 「その件について聞かれ、「アーセナルでは、そういったものは我々の行動ではない」と言った。そのことを支持する」 「メストは結局負傷したが、アーセナルの選手たちからは受け入れられないというスタンスを作りたかったので、彼をチームに入れることはしなかっただろう。それが私の決断だ」 「再び何かを決定することはないが、それが私の考えだ」 2019.12.22 11:35 Sun

アルテタが古巣アーセナル指揮官就任! 3年半契約締結

アーセナルは20日、ミケル・アルテタ氏(37)の招へいを発表した。契約期間は2023年6月までの3年半となっている。 アーセナルでは11月29日にウナイ・エメリ監督を解任。フレドリック・ユングベリ氏が暫定指揮官となったものの、リーグ戦4試合を戦って1勝1分け2敗と結果が出ず、現在10位に低迷している。 2016年夏からマンチェスター・シティでジョゼップ・グアルディオラ監督のアシスタントコーチを担当していたアルテタ氏は現役時代、アーセナルで公式戦150試合に出場、2度のFAカップ優勝に貢献していた。 なお、監督初挑戦となるアルテタ氏の初陣は26日のプレミアリーグ第19節ボーンマス戦以降となる見込み。そのため、21日の第18節エバートン戦は引き続きフレドリック・ユングベリ暫定監督の下での戦いとなる。 2019.12.20 23:20 Fri

アーセナルの逸材マルティネッリがデビュー戦で驚異的な勝負強さを発揮!

アーセナルのブラジル人FWガブリエウ・マルティネッリがデビュー戦における驚異的な勝負強さを発揮している。イギリス『squawka』が18歳逸材FWの興味深いデータを伝えた。 アーセナルは9日、プレミアリーグ第16節のウェストハム戦を3-1で勝利した。同試合でクラブに公式戦10戦ぶりの白星をもたらす原動力となったのが、マルティネッリだった。 この試合、左ウイングで先発したマルティネッリは60分、左サイドを抜け出したDFセアド・コラシナツがボックス左から入れた折り返しを、ダイレクトシュートでゴール右隅へ流し込み、反撃の口火を切る同点ゴールを挙げた。 なお、このウェストハム戦はマルティネッリにとってプレミアリーグのスタメンデビュー戦となっており、今回のゴールは自身のプレミアリーグ初ゴールだった。 また、今夏アーセナルに加入したマルティネッリは、今年9月24日に行われたEFLカップデビュー戦のノッティンガム・フォレスト戦でもデビュー戦ゴールを記録。さらに、今年10月3日に行われたヨーロッパリーグ(EL)のスタンダール・リエージュ戦でもゴールを決めていた。 途中出場でのプレミアデビューとなった開幕節のニューカッスル戦でのゴールこそならなかったが、今回のスタメンデビュー戦で再び驚異的な勝負強さを発揮した。 その逸材マルティネッリに関してアーセナルの暫定指揮官を務めるフレドリック・ユングベリ氏は、ウェストハム戦後の公式会見の場で以下のような称賛のコメントを残している。 「ガビは素晴らしいプレーヤーだ。彼はまだ非常に若いがエネルギーに満ち溢れているし、恐れを知らないね。彼がピッチ上で躍動する姿を見るのは我々にとって大きな喜びだよ」 2019.12.10 17:10 Tue

リーグ戦2カ月ぶり勝利のアーセナル、ティアニーとベジェリンの両翼が負傷…

長いトンネルからようやく抜け出したアーセナルだったが、不運は続くものだ。 スペイン代表DFエクトル・ベジェリンとスコットランド代表DFキーラン・ティアニーの両サイドがウェストハム戦で負傷した。クラブ公式サイトが伝えた。 アーセナルは9日にアウェイでウェストハムと対戦。先制されるも後半の3ゴールで逆転勝利を収め、10月6日のボーンマス戦以来2カ月ぶりのリーグ戦勝利を収めた。 この試合、ベジェリンはスターティングメンバーに名を連ねていたものの、ウォーミングアップ中に負傷。代わりにエインズリー・メイトランド=ナイルズが起用された。また、ティアニーは先発出場したものの、74分にセアド・コラシナツと交代している。 フレドリック・ユングベリ暫定監督は2人の負傷について試合後にコメントした。 「ティアニーは、肩に何かがあったと思うが、正確にはわからない」とコメント。「ただ、明らかに交代させる必要があった。病院で状態を確認すると思う」と語り、現時点で負傷状況ははっきりしていないと明かした。 また、ベジェリンについては「エクトルは、ウォーミングアップ中にハムストリングに少し違和感を覚えていたようだ。だから、我々は決断を下した」と違和感を察知して起用を避けたとコメント。「100%だと感じなければ、誰もプレーはさせないつもりだ」と語り、コンディションに問題が少しでもあれば起用は避ける方針のようだ。 「だから、彼を外し、エインズリーと変更した。エインズリーは温まっていない状況でスタートした。上手くやったと思う。彼を誇りに思うし、満足している」と急遽出場となったメイトランド=ナイルズのパフォーマンスを称賛している。 2019.12.10 13:23 Tue
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