新顔続々登場もユベントスvsローマは手堅いゴールレス…ビアンコネッリの開幕3連勝ならず【セリエA】

2024.09.02 05:52 Mon
手堅いドロー決着に
Getty Images
手堅いドロー決着に
セリエA第3節のユベントスvsローマが1日にユベントス・スタジアムで行われ、0-0のドローに終わった。
PR
チアゴ・モッタ新体制でコモ、ヴェローナをいずれも3-0で下し、開幕唯一の連勝チームとなった新生ユベントス。今夏の移籍市場最終盤にはウイングを中心に積極補強も敢行し、最高の状態で今季最初のビッグマッチを迎えた。前節からのメンバー変更はなくブレーメルやロカテッリ、ユルドゥズ、ヴラホビッチがセンターラインに並んだ。一方、デ・ロッシ体制本格始動で今夏は積極的なスカッド刷新を敢行したローマ。しかし、カリアリとの開幕戦をドローで終えると、ホーム開幕戦となったエンポリ戦はまさかの1-2の敗戦。開幕2戦未勝利と苦境の中、クラブ内部での軋轢が報じられるなど厳しい状況で難敵相手に今季初勝利を目指した。エンポリ戦からは先発2人を変更。パレデスとディバラに代えてセリエA初スタメンとなった生え抜きMFピジッリ、ミランから新加入のサーレマーケルスが抜擢された。
互いに後方から能動的にボールを動かす姿勢を見せたが、相手の中盤での圧力を受けてボールが落ち着かない状況が続く。

前半半ばを過ぎても中盤で潰し合うクローズな展開は変わらずも、ボールの循環でよりスムーズなローマがより深い位置まで侵攻。幾つかフィニッシュのシーンも作り出す。
その後、前半終盤には立ち位置の変化やコンビプレーでアクセントを付け始めたユベントスが押し込む形を作ると、42分には左サイドを突破したユルドゥズの折り返しをゴール前に飛び込んだヴラホビッチがワンタッチで合わせて枠に飛ばすが、ここはGKスヴィラルの好守に阻まれた。

互いに見せ場が少ない堅い前半の攻防を経て試合はゴールレスで後半に突入。ハーフタイムで先に動いたのはユベントス。カバルとバングーラの左サイドの若手を下げてコンセイソン、コープマイネルスと注目の新戦力を早速デビューさせた。これに伴い、カンビアーゾが左サイドバックにポジションを変えて、2列目は右からコンセイソン、コープマイネルス、ユルドゥズの並びに。

この交代もあって立ち上がりこそユベントスが優勢に進めたものの、時間の経過共に前半同様のイーブンな状況に。そんななかローマは62分、スーレとサーレマーケルスの両ワイドを下げて切り札のディバラとザレフスキを同時投入。対するユベントスもファジョーリ、ロカテッリに代えてドウグラス・ルイス、マッケニーと異なる特徴を持つ中盤2選手をピッチに送り込む。

一連の交代によってホームチームが完全に押し込む形となったが、最後の局面で粘るローマの守備を崩し切れず。試合は完全に1点勝負の様相を呈して最終盤に突入。

ユベントスはニコラス・ゴンサレス、ローマはマヌ・コネとさらに新戦力がデビューを飾った後半最終盤の攻防はアウェイチームがやや優勢に運んだが、最後までスコアは動かず。

ユベントスは3試合連続クリーンシート継続も今季初の無得点で開幕3連勝を逃した。一方のローマも難所で最低限のドローに持ち込んだが、今季初勝利はお預けとなった。

ユベントス 0-0 ローマ

PR

チアゴ・モッタの関連記事

ユベントスは11日、負傷離脱していたフランス代表MFケフラン・テュラムとアメリカ代表MFティモシー・ウェアがトレーニングに復帰したと発表した。 今夏にニースから完全移籍したテュラムと2シーズン目を迎えたウェアは、どちらも8月19日に行われたセリエA開幕節のコモ戦に先発。チームの3-0の勝利に貢献したが、テュラムは 2024.09.12 10:10 Thu
ユベントスは引き続き元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)へのオファーを募っているようだ。 2020年夏に加入したユベントスでは、出場機会に恵まれていないアルトゥール。2022-23シーズンにレンタルで加わったリバプールでも負傷によってまったく出番がないままイタリア帰還となり、キャリアが危ぶまれていた。 2024.09.10 13:10 Tue
ユベントスは9日、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)がフェネルバフチェへレンタル移籍したことを発表した。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、今回の契約に買い取りオプションは付随していないとのことだ。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコステ 2024.09.10 07:00 Tue
ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が、フェネルバフチェへ買い取りオプション付きレンタルで移籍することが合意したようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 買い取る際の移籍金は500万(約7億9000万円)から600万ユーロ(約9億5000万円)とのこと。 2022年8月にフ 2024.09.09 00:30 Mon
ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)にガラタサライ移籍の可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、フィオレンティ 2024.09.05 15:05 Thu

ユベントスの関連記事

ユベントスは14日、セリエA第4節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 代表ウィーク前の前節ローマ戦では渋いゴールレスドローに終わって2勝1分けスタートとなったユベントスは、コープマイネルス、ニコラス・ゴンサレス、ドウグラス・ルイス、カルルが移籍後初先発となった。 1勝2分けスタートのエンポ 2024.09.15 02:53 Sun
ユベントスは11日、負傷離脱していたフランス代表MFケフラン・テュラムとアメリカ代表MFティモシー・ウェアがトレーニングに復帰したと発表した。 今夏にニースから完全移籍したテュラムと2シーズン目を迎えたウェアは、どちらも8月19日に行われたセリエA開幕節のコモ戦に先発。チームの3-0の勝利に貢献したが、テュラムは 2024.09.12 10:10 Thu
ユベントスは引き続き元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)へのオファーを募っているようだ。 2020年夏に加入したユベントスでは、出場機会に恵まれていないアルトゥール。2022-23シーズンにレンタルで加わったリバプールでも負傷によってまったく出番がないままイタリア帰還となり、キャリアが危ぶまれていた。 2024.09.10 13:10 Tue
ユベントスは9日、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)がフェネルバフチェへレンタル移籍したことを発表した。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、今回の契約に買い取りオプションは付随していないとのことだ。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコステ 2024.09.10 07:00 Tue
かつてJリーグのジュビロ磐田でも活躍した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏(59)が、重篤な状態で入院していることが判明した。イタリア『ANSA通信』など複数国内メディアが報じている。 報道によると、数年前からガンの治療を受け、過去に2度の手術も経験していたスキラッチ氏は、今週末に病状が悪化してパレルモ 2024.09.09 05:30 Mon

セリエAの関連記事

ミランは14日、セリエA第4節でヴェネツィアをホームに迎え、4-0で完勝した。 代表ウィーク前の前節ラツィオ戦では2-2のドローに終わって2分け1敗スタートとなったミランは、新戦力のエイブラハムを最前線に配す[4-2-3-1]で臨んだ。 1分け2敗スタートのヴェネツィアに対し、開始2分にミランが先制する。レ 2024.09.15 05:43 Sun
ユベントスは14日、セリエA第4節でエンポリとのアウェイ戦に臨み、0-0で引き分けた。 代表ウィーク前の前節ローマ戦では渋いゴールレスドローに終わって2勝1分けスタートとなったユベントスは、コープマイネルス、ニコラス・ゴンサレス、ドウグラス・ルイス、カルルが移籍後初先発となった。 1勝2分けスタートのエンポ 2024.09.15 02:53 Sun
代表ウィーク前の前節、唯一の連勝スタートを切ったユベントスと未勝利スタートのローマによるビッグマッチはゴールレスドローに終わり、3節終了時点で早くも連勝チームがなくなった。迎える第4節、チャンピオンズリーグ(CL)初戦を控える強豪勢は格下と対戦する。 まずは前節アタランタ相手に圧巻の4発圧勝としたインテルは、モン 2024.09.14 07:30 Sat
イタリアサッカー連盟(FIGC)は11日、UEFA Aライセンスの取得者を発表した。 取得者は6月から7月にかけて192時間の指導プログラムをFIGCのテクニカルセンターで受講し、数日にわたった最終試験にも合格。ヨーロッパで上から2番目となるライセンスを保持することとなり、イタリアではセリエC(イタリア3部)まで 2024.09.13 17:45 Fri
ダビデ・フラッテージはインテルで途中出場要員脱却、定位置確保なるか。イタリア代表での活躍により注目が集まっている。 24歳フラッテージは22-23シーズンまで所属したサッスオーロで脚光を浴び、昨夏複数クラブの争奪戦を経て、インテル入り。 間違いなくセリエA有数のセントラルハーフだが、インテルではシモーネ・イ 2024.09.13 13:35 Fri

記事をさがす

チアゴ・モッタの人気記事ランキング

1

ユベントスはアルトゥールの売却希望も…CLリストに登録された選手はポジション奪取に意欲

ユベントスは引き続き元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)へのオファーを募っているようだ。 2020年夏に加入したユベントスでは、出場機会に恵まれていないアルトゥール。2022-23シーズンにレンタルで加わったリバプールでも負傷によってまったく出番がないままイタリア帰還となり、キャリアが危ぶまれていた。 それでも、昨シーズンにフィオレンティーナへレンタル移籍したアルトゥールは、公式戦48試合2得点4アシストの成績を残すなど復活。自信を取り戻した状態でユベントスへ戻ることとなったが、クラブは引き続き売却候補としているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユベントスはまだ移籍市場が開いているトルコからのオファーを期待している模様。フェネルバフチェへレンタル移籍したセルビア代表MFフィリップ・コスティッチと同じような取引実現を期待しているという。 ただし、アルトゥールはユベントスが提出したチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストに含まれており、仮に残留となった場合は出場機会が得られる可能性もあるとのこと。そのうえで、来年1月に開かれる移籍市場で再びオファーを募る選択肢も検討するという。 選手本人は、ユベントスでベストを尽くしてポジション争いすることに乗り気な様子。ここからの半年間で、クラブやチアゴ・モッタ監督からの評価を変えられるかが注目される。 2024.09.10 13:10 Tue
2

ユベントス、フェネルバフチェへコスティッチをレンタルしたことを正式発表!買い取りオプションは付随せず

ユベントスは9日、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)がフェネルバフチェへレンタル移籍したことを発表した。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、今回の契約に買い取りオプションは付随していないとのことだ。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、ヨーロッパリーグを制したフランクフルト時代のような輝きは見せられず、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、今夏にフィオレンティーナやサウサンプトン移籍の可能性が浮上。 結局交渉は実らず、欧州トップリーグの移籍市場が閉幕。将来が宙に浮くなか、13日まで移籍市場が開いているトルコのフェネルバフチェがコスティッチの年俸を全額負担することで獲得にこぎ着けた。 また、同紙によれば、コスティッチの移籍でユベントスの今夏の放出リストに残っているのは、昨季フィオレンティーナでプレーした元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)だけとなったようだ。 2024.09.10 07:00 Tue
3

ユーベで構想外のコスティッチ、フェネルバフチェへの買取OP付きレンタルで合意

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が、フェネルバフチェへ買い取りオプション付きレンタルで移籍することが合意したようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 買い取る際の移籍金は500万(約7億9000万円)から600万ユーロ(約9億5000万円)とのこと。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、ヨーロッパリーグを制したフランクフルト時代のような輝きは見せられず、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、フィオレンティーナやサウサンプトン移籍の可能性が出ていた。 結局交渉は実らず、欧州トップリーグの移籍市場が閉幕。将来が宙に浮くなか、13日まで移籍市場が開いているトルコのガラタサライが直近では獲得に興味を示していた。 そんななか、ガラタサライのライバルクラブであるジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェがコスティッチの年俸を全額負担することで獲得にこぎ着けたようだ。 9日にも正式発表が行われるとのことだ。 2024.09.09 00:30 Mon
4

過密日程始まるユベントスに朗報、負傷離脱していたテュラム&ウェアがトレーニングに復帰

ユベントスは11日、負傷離脱していたフランス代表MFケフラン・テュラムとアメリカ代表MFティモシー・ウェアがトレーニングに復帰したと発表した。 今夏にニースから完全移籍したテュラムと2シーズン目を迎えたウェアは、どちらも8月19日に行われたセリエA開幕節のコモ戦に先発。チームの3-0の勝利に貢献したが、テュラムは左太もものハムストリング、ウェアは右太もものハムストリングを痛めて途中交代となっていた。 それ以降のリーグ戦2試合を欠場となった両選手だが、インターナショナルマッチウィークを経て11日にトレーニングへ復帰。ユベントスはクラブ公式で「テュラムとウェアはグループに戻った」と報告している。 チアゴ・モッタ新監督の下でリーグ3試合2勝1分けと好スタートを切ったユベントスは、今週末のセリエA第4節でエンポリと対戦予定。ここからチャンピオンズリーグ(CL)も開幕して過密日程に突入することもあり、テュラムとウェアの復帰は大きな追い風となりそうだ。 <span class="paragraph-title">【動画】テュラムとウェアがトレーニングに復帰!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="it" dir="ltr">Tanti ritorni oggi al JTC <a href="https://t.co/wXEF1Qz6iX">pic.twitter.com/wXEF1Qz6iX</a></p>&mdash; JuventusFC (@juventusfc) <a href="https://twitter.com/juventusfc/status/1833846652563550270?ref_src=twsrc%5Etfw">September 11, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.09.12 10:10 Thu
5

オシムヘン加入のガラタサライ、ユーベで構想外のコスティッチにも迫る

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)にガラタサライ移籍の可能性があるようだ。イタリア『カルチョメルカート』が報じた。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、フィオレンティーナやサウサンプトン移籍の可能性が出ていた。 結局交渉は実らず、欧州トップリーグの移籍市場が閉幕。将来が宙に浮くなか、ナポリからナイジェリア代表FWビクター・オシムヘンをレンタルしたガラタサライが獲得に動いているようだ。 トルコのクラブは左利きのサイドプレーヤーを求めているとのこと。今夏ラツィオに加入したポルトガル人DFヌーノ・タヴァレス(24)への問い合わせが不発に終わり、コスティッチに急接近したという。 移籍市場の終わり際にはファーストコンタクトを取っていたようで、現在は代理人にさらなる昇給を提示。これまでは条件を飲めず破談に終わっていたコスティッチだが、先発の可能性も高いことから受け入れる可能性があるという。 なお、ガラタサライに完全移籍で獲得する余裕はなく、オシムヘンと同様のレンタル移籍に。給与のみ支払う形で、買い取りオプションの付帯もありえるようだ。 フランクフルトでは日本代表MF鎌田大地とともにヨーロッパリーグ(EL)制覇も味わったコスティッチ。ユベントス移籍後は、通算87試合で3ゴール15アシストを記録している。 2024.09.05 15:05 Thu

ユベントスの人気記事ランキング

1

デシャン監督が無所属のラビオに言及「恥ずべき状況にある」

フランス代表を率いるディディエ・デシャン監督が、無所属の状態が続くフランス代表MFアドリアン・ラビオについて言及した。 昨シーズン限りでユベントスを退団したラビオには今夏、リバプールやマンチェスター・ユナイテッド、ニューカッスル、ミラン、ナポリら複数のクラブが関心を示されたが、移籍は実現せず。現在まで新たな所属クラブは決まっておらず無所属の状態が続いている。 イタリア代表戦に向けた前日会見に臨んだデシャン監督は、無所属のため今回招集を見送ったラビオについて以下のように言及した。 「アドリアンは恥ずべき状況にある。なぜなら、ユベントスとの契約を満了した時点で彼には多くの選択しがあったからだ。彼のもとにはいくつかのチームからオファーが来ているようだが、今はチームに所属しておらず、グループでのトレーニングもしていない。私は、彼が早くクラブを選び、我々の元に復帰してくれることを願っている」 なお、イタリア『コリエレ・デッロ・スポルト』によれば、現在ラビオにはポルトガル代表FWクリスティアーノ・ロナウドらが所属するサウジアラビアのアル・ナスルが接近。年俸2000万ユーロ(約32億1000万円)のオファーを用意していると報じている。 2024.09.06 07:30 Fri
2

磐田でも活躍した元伊代表FWスキラッチ氏が重篤な状態で緊急入院…家族はSNSで「トトは安定した状態」と報告

かつてJリーグのジュビロ磐田でも活躍した元イタリア代表FWサルバトーレ・スキラッチ氏(59)が、重篤な状態で入院していることが判明した。イタリア『ANSA通信』など複数国内メディアが報じている。 報道によると、数年前からガンの治療を受け、過去に2度の手術も経験していたスキラッチ氏は、今週末に病状が悪化してパレルモのマッダレーナ病院の呼吸器科に緊急入院したという。 重篤な状態と報じられているが、同氏の家族はSNSを通じて「トトは安定した状態にあり、医師チームによって昼夜問わず状態を監視されています。フォルツァ、トト」と現時点で状態が安定していることを報告している。 現役時代に“トト”の愛称で知られたスキラッチ氏は、メッシーナ、ユベントス、インテルと国内クラブで活躍。1990年イタリア・ワールドカップ(W杯)では得点王に輝き、母国開催の大会で3位に導いた。 その後、1994年に磐田へ完全移籍で加入しJリーグに参戦。加入2年目の1995シーズンには得点ランキング2位の31ゴールを挙げる活躍を見せるなど、日本の地でもその得点力を遺憾なく発揮。1997シーズン途中に腰痛の悪化を理由にクラブを退団し、最終的に1999年に現役引退を発表した。 現役引退後は故郷パレルモで自身のサッカースクールを運営する傍ら、タレントや解説者の仕事をこなし、イタリアへの難民で構成されたアサンテ・カルチョを指揮する慈善活動にも携わっていた。 2024.09.09 05:30 Mon
3

ユベントスはアルトゥールの売却希望も…CLリストに登録された選手はポジション奪取に意欲

ユベントスは引き続き元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(28)へのオファーを募っているようだ。 2020年夏に加入したユベントスでは、出場機会に恵まれていないアルトゥール。2022-23シーズンにレンタルで加わったリバプールでも負傷によってまったく出番がないままイタリア帰還となり、キャリアが危ぶまれていた。 それでも、昨シーズンにフィオレンティーナへレンタル移籍したアルトゥールは、公式戦48試合2得点4アシストの成績を残すなど復活。自信を取り戻した状態でユベントスへ戻ることとなったが、クラブは引き続き売却候補としているようだ。 移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、ユベントスはまだ移籍市場が開いているトルコからのオファーを期待している模様。フェネルバフチェへレンタル移籍したセルビア代表MFフィリップ・コスティッチと同じような取引実現を期待しているという。 ただし、アルトゥールはユベントスが提出したチャンピオンズリーグ(CL)の登録リストに含まれており、仮に残留となった場合は出場機会が得られる可能性もあるとのこと。そのうえで、来年1月に開かれる移籍市場で再びオファーを募る選択肢も検討するという。 選手本人は、ユベントスでベストを尽くしてポジション争いすることに乗り気な様子。ここからの半年間で、クラブやチアゴ・モッタ監督からの評価を変えられるかが注目される。 2024.09.10 13:10 Tue
4

ユベントス、フェネルバフチェへコスティッチをレンタルしたことを正式発表!買い取りオプションは付随せず

ユベントスは9日、セルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)がフェネルバフチェへレンタル移籍したことを発表した。 なお、『フットボール・イタリア』によれば、今回の契約に買い取りオプションは付随していないとのことだ。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、ヨーロッパリーグを制したフランクフルト時代のような輝きは見せられず、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、今夏にフィオレンティーナやサウサンプトン移籍の可能性が浮上。 結局交渉は実らず、欧州トップリーグの移籍市場が閉幕。将来が宙に浮くなか、13日まで移籍市場が開いているトルコのフェネルバフチェがコスティッチの年俸を全額負担することで獲得にこぎ着けた。 また、同紙によれば、コスティッチの移籍でユベントスの今夏の放出リストに残っているのは、昨季フィオレンティーナでプレーした元ブラジル代表MFアルトゥール・メロ(27)だけとなったようだ。 2024.09.10 07:00 Tue
5

ユーベで構想外のコスティッチ、フェネルバフチェへの買取OP付きレンタルで合意

ユベントスのセルビア代表MFフィリップ・コスティッチ(31)が、フェネルバフチェへ買い取りオプション付きレンタルで移籍することが合意したようだ。イタリア『トゥットスポルト』が報じている。 買い取る際の移籍金は500万(約7億9000万円)から600万ユーロ(約9億5000万円)とのこと。 2022年8月にフランクフルトからユベントスへ移籍し、2年間主力としてプレーしたコスティッチ。しかし、ヨーロッパリーグを制したフランクフルト時代のような輝きは見せられず、新たに就任したチアゴ・モッタ監督のもとでは構想外となり、フィオレンティーナやサウサンプトン移籍の可能性が出ていた。 結局交渉は実らず、欧州トップリーグの移籍市場が閉幕。将来が宙に浮くなか、13日まで移籍市場が開いているトルコのガラタサライが直近では獲得に興味を示していた。 そんななか、ガラタサライのライバルクラブであるジョゼ・モウリーニョ監督率いるフェネルバフチェがコスティッチの年俸を全額負担することで獲得にこぎ着けたようだ。 9日にも正式発表が行われるとのことだ。 2024.09.09 00:30 Mon

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly