新天地が注目されるフンメルス、ボローニャとの交渉は破談に

2024.08.06 15:20 Tue
マッツ・フンメルスのボローニャ行きは破談に…
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マッツ・フンメルスのボローニャ行きは破談に…
ドルトムントを退団しフリーとなっているドイツ代表DFマッツ・フンメルス(35)だが、噂されたボローニャ行きの可能性はなくなったようだ。

昨シーズンをもって、合計13シーズンを過ごしたドルトムントから退団したフンメルス。それでも、昨シーズン公式戦40試合に出場するなど依然として高いパフォーマンスを披露する選手に現役引退の意向はなく、新天地が注目されていた。
これまでマジョルカやレバークーゼンの関心も報じられていたフンメルスだが、直近ではボローニャが獲得に接近。アーセナルに移籍したイタリア代表DFリッカルド・カラフィオーリ(22)の後釜として、クラブは獲得を望んでいた。

しかし、移籍市場に精通するジャーナリストのジャンルカ・ディ・マルツィオ氏によると、フンメルスのボローニャ行きは破談に終わった模様。数週間にわたる交渉の末に、選手側からクラブに断りの連絡が入れられたという。

欧州トップレベルでの現役続行を希望しているフンメルスだが、現時点で交渉が進んでいるクラブはなし。ベテランセンターバックの新天地がどこになるか、依然として注目が集まっている。

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【2023-24セリエAベストイレブン】インテルから最多6選手を選出

2023-24シーズンのセリエAが2日に終了しました。本稿では今季のセリエAベストイレブンを超ワールドサッカー編集部が独自に選定してみました。 GKヤン・ゾマー(35歳/インテル) 出場試合数:34(先発回数:34)/失点数:19/出場時間:3060分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw1.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> オナナの抜けた穴を埋める以上の活躍で選出。足元に関しても問題なくビルドアップでも貢献できている。ショットストップ能力に関しては言わずもがな。安定感抜群だった。 DFフェデリコ・ガッティ(25歳/ユベントス) 出場試合数:32(先発回数:30)/得点数:4/出場時間:2640分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw9.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍2季目にして大ブレイク。3バックの右でレギュラーを獲得し、ソリッドな守備で堅守ユベントスを支えた。攻撃面においても4ゴールと攻守に活躍したシーズンとなった。 DFグレイソン・ブレーメル(27歳/ユベントス) 出場試合数:36(先発回数:36)/得点数:3/出場時間:3234分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw10.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 現ユベントスの堅守の象徴。伸び盛りのガッティ、同胞のダニーロと共に強固な3バックを形成。圧倒的な対人能力を武器に最終ラインで存在感を示した。 DFテオ・エルナンデス(26歳/ミラン) 出場試合数:32(先発回数:31)/得点数:5/出場時間:2795分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw8.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 相次ぐ負傷離脱によりセンターバックもこなした。能力の高さで何の問題もなくプレーしたことが彼のポテンシャルを現している。左サイドバック時には相変わらずの攻撃センスでFWレオンと共に打開役を担っていた。 DFフェデリコ・ディマルコ(26歳/インテル) 出場試合数:30(先発回数:29)/得点数:5/出場時間:2104分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今やセリエA屈指の左足の精度を誇るキック職人として認知されるようになった。アシスト数は6。インテルの左サイドがディマルコによってストロングポイントとなった。 MFヘンリク・ムヒタリアン(35歳/インテル) 出場試合数:36(先発回数:35)/得点数:2/出場時間:2804分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw4.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 35歳と円熟の時を迎え、インテリジェンス溢れるプレーでチャルハノールと共に攻撃を組み立てた。インテルが安定した試合運びを実現できているのはチャルハノールと共にムヒタリアンが居るからこそ。ゴールにもよく絡み6アシストを記録。 MFハカン・チャルハノール(30歳/インテル) 出場試合数:32(先発回数:32)/得点数:13/出場時間:2576分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季からブロゾビッチ不在時にはアンカーを務めていたが、今季も継続して安定したパフォーマンスを披露。インテルの新たな心臓として欠かせない存在となっている。 MFトゥン・コープマイネルス(26歳/アタランタ) 出場試合数:34(先発回数:29)/得点数:12/出場時間:2631分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw11.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> これまではプレーメーカーのイメージが強かったコープマイネルスだが、今季はよりゴール前に近いポジションで起用され、見事ガスペリーニ監督の期待に応えた。昨季の10ゴール4アシストを越える12ゴール5アシストと申し分ないスタッツを残し、チームをCL出場、EL優勝に導いた。 FWマルクス・テュラム(26歳/インテル) 出場試合数:35(先発回数:34)/得点数:13/出場時間:2707分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 移籍初年度であっさりチームにフィット。生まれ育ったイタリアで一皮剥けた。13ゴール13アシストと決定力、チャンスメークともに十分な働き。 FWラウタロ・マルティネス(26歳/インテル) 出場試合数:33(先発回数:31)/得点数:24/出場時間:2667分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 今季より正式就任の主将としてチームも牽引。一流のストライカーとして完成されつつある。後半戦はペースが落ち9試合ゴールのない期間があったが、それでも24ゴールと十分なスタッツ。自身初の得点王を獲得した。 FWジョシュア・ザークツィー(23歳/ボローニャ) 出場試合数:34(先発回数:32)/得点数:11/出場時間:2774分 <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/800/img/2024/get20240523_16_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 躍進のボローニャを攻撃面で大きく支えた。大柄ながら卓越した技術を駆使してのキープ力で味方の押し上げを促した。後半戦は4ゴールと少々ペースは落ちたが、ゴール数以上の存在感でチームのCL出場権獲得に貢献した。 2024.06.05 18:05 Wed
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ボローニャが期待のアルゼンチン人アタッカー、FWドミンゲスを完全移籍で獲得

ボローニャは28日、アルゼンチンのヒムナシア・ラ・プラタからアルゼンチン人FWベンハミン・ドミンゲス(20)を完全移籍で獲得したことを発表した。 ヒムナシアの下部組織育ちのドミンゲスは、左ウイングを主戦場とするアタッカー。中央や右ウイングでもプレーが可能な20歳で、新たな才能として注目を集めていた。 ヒムナシアでは公式戦87試合で10ゴール5アシスト。プリメーラ・ディビシオン(アルゼンチン1部)で43試合に出場し5ゴール2アシストを記録。コパ・スダメリカーナでも2試合に出場していた。 ボローニャにとっては史上16人目のアルゼンチン人選手となり、テクニックに溢れ、自身の仕掛けで局面を打開し、走力も持ち合わせ、イマジネーションにも富んだアタッカーだ。 2024.08.29 10:40 Thu
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イバニェス退団間近のローマ、マティッチにも移籍の可能性… 売却益で前線補強は加速か

ローマは2人の選手に退団の可能性がある一方、2人の新戦力を迎え入れることもありえるようだ。イタリア『ガゼッタ・デッロ・スポルト』が報じている。 ジョゼ・モウリーニョ監督体制1年目はヨーロッパ・カンファレンスリーグ(ECL)で優勝、2年目の昨シーズンはヨーロッパリーグ(EL)準優勝と好成績を残している近年のローマ。引き続きELに参戦する今シーズンに向け、移籍市場ではアルジェリア代表MFフセム・アワールやコートジボワール代表DFエヴァン・エンディカといった新戦力を獲得している。 そんな中、最終ラインを支えてきたブラジル代表DFロジェール・イバニェス(24)にアル・アハリ移籍の可能性が浮上。すでに個人間では合意に達しているとも報じられた。 イバニェスは1シーズンに約800万ユーロ(約12億5000万円)を稼ぐことになるようで、アル・アハリ行きはすでに目前とのこと。ローマは2500万ユーロ(約39億円)+ボーナス1000万ユーロ(約15億6000万円)の移籍金を得るとみられている。 また、元セルビア代表MFネマニャ・マティッチ(35)にはスタッド・レンヌ移籍の噂があり、ローマとの契約が来年6月までという中、レンヌとは2年契約を結ぶチャンスがあるようだ。ローマは移籍金600万(約9億4000万円)〜700万ユーロ(約11億円)以下では譲らないという姿勢であるものの、今週中にパリ・サンジェルマン(PSG)のポルトガル代表MFレナト・サンチェス(25)をレンタルで獲得する可能性があるという。 イバニェスの売却によって攻撃陣の補強が加速することも考えられるようで、現在ローマはサントスFCのU-20ブラジル代表FWマルコス・レオナルド(20)とボローニャのオーストリア代表FWマルコ・アルナウトビッチ(34)を新戦力として検討中。レオナルド獲得に向けたローマからサントスへのオファーは、4年払いの約1000万ユーロ(約15億6000万円)+ボーナス500万ユーロ(約7億8000万円)とみられているが、今夏すでにサントスがU-20ブラジル代表FWアンジェロ・ガブリエウ(18)をチェルシーへ売却していることから、ストライカーをもう1人手放すことはないのではないかという雰囲気も漂っているようだ。 一方、アルナウトビッチはローマへの移籍を希望している模様。しかし、ボローニャは300万(約4億7000万円)~400万ユーロ(約6億2000万円)程度の移籍金で売却するつもりがないという。以前から噂のあるアトレティコ・マドリーのスペイン代表FWアルバロ・モラタ(30)を獲得する可能性もまだ残っているようだが、今夏のローマはどのようなスカッドでシーズンを戦うことになるのだろうか。 2023.08.07 20:58 Mon
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ラツィオDFカザーレ、ボローニャへレンタル

ボローニャは30日、ラツィオのイタリア人DFニコロ・カザーレ(26)をレンタルで獲得したことを発表した。ボローニャが今季、欧州カップ戦出場権を獲得した場合、買い取りオプションが義務に変わる契約になっているとのこと。 ヴェローナの下部組織で育ったセンターバックのカザーレは、これまでヴェネツィアやエンポリにレンタルで移籍。2022年7月にラツィオに加入し、昨季は公式戦24試合に出場。今季は開幕からセリエA2試合に先発出場していた。 DFリッカルド・カラフィオーリがアーセナルに引き抜かれたボローニャではDFマルティン・エルリッチをサッスオーロから獲得していたが、実力者のカザーレを迎え、カラフィオーリの抜けた穴を最小限に留めたい意図が窺える補強となった。 2024.08.31 02:15 Sat

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