エバートンと『フリードキン・グループ』による買収交渉が破談…

2024.07.19 19:50 Fri
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エバートンと『フリードキン・グループ』による買収交渉が破談に終わった。

エバートンは19日、先月21日から過半数株式取得に向けた協議に関して、独占期間を与えていた『フリードキン・グループ』との交渉が合意に至らなかったことを明かした。
「独占期間を経て、ブルー・ヘブン・ホールディングスとフリードキン・グループの間でエバートンの過半数株式の売却の可能性をめぐる協議は終了し、フリードキン・グループはクラブの買収を進めません」

「ブルー・ヘブン・ホールディングスとフリードキン・グループは、売却が合意できるかどうかについて誠意を持って協議に入りました。協議は終了しました。両当事者は、エバートンが代替案を模索することが双方の利益になることに同意しています」

「フリードキン・グループはクラブへの融資を継続し、エバートンとリバプール市の両方にとって明るい未来を保証するのに役立つ新しいスタジアムの建設を可能にする上で重要な役割を果たしたことを誇りに思います」
「ブルー・ヘブン・ホールディングスはフリードキン・グループと良好な関係を維持しており、このプロセスに費やした時間と努力に感謝したいと思います」

ファルハド・モシリ氏がオーナーを務めるエバートンだが、近年の財政難により、クラブ売却の動きが活発化。セビージャなどの少数株主である『777パートナーズ』が買収に動いたが、期限までに書類が揃わず、最終的に破談した。

そういった中、新たに買収に向けた動きを見せたのは、イタリアのASローマと、フランスのASカンヌを保有し、アメリカにおける『トヨタ自動車』のメジャーディーラーの1つ、『Gulf States Toyota Distributors』を経営するコンソーシアムの『フリードキン・グループ』。

純資産が48億ポンド(約9579億8000万円)と言われる同グループは、モシリ氏から株式94%を買い取る交渉を進めていたが、最終的に交渉は破談に終わった。

これにより、トフィーズの売却を巡る動きは再び振り出しに戻る形となった。

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エバートン、昨季リーグ・アンでブレイクの大型CBオブライエン獲得! 待望のプレミアデビューへ

エバートンは30日、リヨンからアイルランド代表DFジェイク・オブライエン(23)を完全移籍で獲得したことを発表した。契約期間は2028年6月30日までの4年となる。 リヨンの発表によると、移籍金は1950万ユーロ(約32億3000万円)となり、リセール時の10%の移籍金を受け取る契約条項も盛り込まれているという。 フランスでの充実した1年間のプレーを経て、新シーズンのプレミアリーグデビューが期待される大型DFは、新天地での意気込みを語った。 「エバートンと契約できて興奮しているし、とても嬉しいよ。プレミアリーグにおいて歴史あるクラブでこのような移籍を夢見ていたんだ。僕にとってとてもエキサイティングな移籍だ」 「エバートンは素晴らしい歴史を持つ大きなクラブで、将来性も大きい。移籍期間が始まったとき、他にも獲得を希望するクラブがあったけど、僕が行きたいクラブはただ一つ、エバートンだけだった。彼らは信頼を示してくれたから、今度は僕がピッチでその理由を示す番だ」 また、移籍に際してはトフィーズとアイルランド代表のレジェンドであるDFシェイマス・コールマンの存在が大きかったようで、「シェイマスがエバートンと契約するように僕に言い寄ってきたんだ! 彼は最高のプレーヤーで、素晴らしいキャプテンだし、ここでもアイルランドでも彼と一緒にプレーできるのは光栄だ」と、クラブでの共闘を心待ちにしている。 母国アイルランドのコーク・シティから2021年にクリスタル・パレスへ加入したオブライエン。ただ、ファーストチームデビューは果たせず、スウィンドン・タウン、パレスの系列クラブであるRWDモレンベークへのレンタル移籍を経て、昨夏同じく系列クラブのリヨンへ完全移籍した。 その新天地ではリーグ・アン27試合に出場し、4ゴール2アシストを記録。チームが深刻な不振に陥っていたなか、個人としてはディフェンスラインの要としてハイパフォーマンスを披露。その活躍が評価されて6月にはアイルランド代表デビューも果たしている。 197cmの恵まれた体躯を活かした対人戦の強さが最大の特長だが、フィジカルだけに依存しないプレーリード、ポジショニングセンスも併せ持っており、守備者としての能力は非常に高い。また、マイボール時も高精度の右足からの配球で攻撃の基準点を担える。 2024.07.31 06:45 Wed

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