トッテナムがミランのエメルソン・ロイヤル獲得オファーを拒否…交渉再開は未定か

2024.07.17 18:10 Wed
トッテナムで去就が不透明になっているDFエメルソン・ロイヤル
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トッテナムで去就が不透明になっているDFエメルソン・ロイヤル
トッテナムはブラジル代表DFエメルソン・ロイヤル(25)に対するミランからのオファーを拒否したようだ。

昨シーズン、トッテナムへ加入して3シーズン目となったエメルソンだが、アンジェ・ポステコグルー監督の下では出番が激減。本職である右サイドバックのほか、センターバック、左サイドバックでもプレーしたが、公式戦の先発数は13試合にとどまる結果となった。
こうした待遇もあり、エメルソンは出場機会を求めて今夏の移籍を希望。トッテナムも1680万ポンド(約34億円)前後のオファーがあれば、売却に応じる姿勢を見せていた。

しかし、イギリス『イブニング・スタンダード』によると、トッテナムはミランから届いたオファーを拒否。オファー内容は840万ポンド(約17億円)であり、希望額と大きく離れているのが理由のようだ。

このオファーが拒否されてから、トッテナムとミランの間で交渉はなし。話し合いが再開されるかは未定であり、ミラン移籍を希望するエメルソンの去就も不透明な状態だ。
エメルソンに対してはビジャレアルも関心を示すと報じられている中で、今夏にどのような決断が下されるか注目されている。

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みんな気づいていた? プレミアリーグが中継時に使用する20クラブのゴールアニメーションを制作、各クラブを象徴したものに

新シーズンが開幕したプレミアリーグ。開幕節では、サウサンプトンの日本代表DF菅原由勢、クリスタル・パレスの日本代表MF鎌田大地が共にデビューを果たし、通算15名の日本人がプレーしたこととなった。 加えて、ブライトン&ホーヴ・アルビオンの日本代表MF三笘薫が見事な開幕ゴールを記録。チームの勝利に貢献し、プレミアリーグの週間ベストイレブンにも選出されるなど、話題に事欠かなかった。 また、5連覇を目指すマンチェスター・シティや2年連続2位のアーセナル、リバプールやマンチェスター・ユナイテッドなどは順調に勝利した一方で、チェルシーはシティに敗戦。トッテナムは昇格組のレスター・シティ相手にドローとなるなど、開幕節から盛り上がりを見せた。 そのプレミアリーグだが、今シーズンから新たな取り組みを行っている事を知っているだろうか。すでに話題にもあがり、気がついている人も多数いるが、試合中継時に工夫がされている。 それは、ゴールが決まった際のアニメーション。試合中継の画面左上には、両クラブのスコアが並んでいることはご存じだろうが、得点が決まればスコアが変わり、試合の時間や交代選手の情報、退場者がいる場合にはレッドカードがつくなど、試合情報がまとまっている。 プレミアリーグは、今シーズン全20クラブ用にゴール時のアニメーションを作成。得点が入った際に、そのクラブのエンブレムをモチーフにしたアニメーションが流れている。 例えば、開幕戦でいきなりゴールを決めた三笘。三笘がゴールを決めた際にも使用されたが、ブライトンはエンブレムにいるカモメが飛んできてゴールを祝うこととなる。 鎌田が所属するクリスタル・パレスであれば、エンブレムにいる鷲がボールを運びながら、「GOAL」の「O」にボールを置いていくというアニメーションだ。 冨安健洋が所属するアーセナルであればエンブレムの大砲が放たれ、「GOAL」の文字が登場。遠藤航が所属するリバプールは、「ライバー・バード」が門のように開く仕様に。菅原のサウサンプトンは「GOAL」の文字に天使の羽と輪がついて飛んでいくというものだ。 各クラブのエンブレムに合わせたアニメーション。ゴールが決まった際には、スコアのところを一度注目して見ても楽しめるはずだ。 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】全20クラブをチェック! プレミアリーグが20クラブのゴールアニメーションを作成!</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr"><br><br>Got a favourite? <a href="https://t.co/3ZbuZBtWzS">pic.twitter.com/3ZbuZBtWzS</a></p>&mdash; Premier League (@premierleague) <a href="https://twitter.com/premierleague/status/1826303350876336488?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.08.22 12:33 Thu
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スパーズの新エースFW候補が早くも離脱…指揮官がエバートン戦欠場を明かす

トッテナムの新エースストライカー候補が早くも戦列を離れることになった。 2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節で昇格組レスター・シティ相手に1-1のドロースタートとなったトッテナム。24日に行われるホーム開幕戦ではエバートン相手に初白星を目指す。 アンジェ・ポステコグルー監督はその第2節を前にした公式会見に出席し、最新のチームニュースを提供。レスター戦で新天地デビューを飾ったFWドミニク・ソランケが足首のケガで欠場となることを明かした。クラブ公式サイトが指揮官のコメントを伝えている。 「ドミニクは前回の試合で打撲を負い、試合は乗り切ったが、翌日に悪化し、明日は欠場する」 なお、昨シーズンのボーンマスではリーグ戦全試合に出場していたソランケだが、軽傷ではあるものの新天地ではいきなりの欠場となった。 また、オーストラリア人指揮官は同じくレスター戦にて脳震とう疑いで負傷交代したMFロドリゴ・ベンタンクールの欠場も明言している。 「脳震とうのプロトコルに関係なく、私の観点からは、頭部のケガに対しては常により慎重にならなければいけない。彼は非常に順調に回復し、すべての検査を受け、体調も良好だが、ロドリゴを再び出場させる前に、完全に100%の状態であることを確認するために時間をかけて対応するつもりだ」 これで2選手を欠くことが決定した一方、同じくレスター戦の終盤で足を痛めた様子を見せていたDFペドロ・ポロに加え、笑気ガスの一件でクラブ独自の出場停止処分を科されたMFイヴ・ビスマ、バーンリーからの新加入で登録が完了したFWウィルソン・オドベールの3選手が起用可能であると明かした。 「ビスは出場可能だが、他に選択肢がる。ペドロは大丈夫だ。彼は今週トレーニングをしており、他に懸念事項はない」 なお、ソランケ不在の1トップに関してはFWリシャルリソン、FWソン・フンミンを代役に据えるか、プレシーズンでも採用していたMFデヤン・クルゼフスキの偽CF起用で乗り切る構えだ。 2024.08.23 23:02 Fri
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「レスター史上最高の選手」「少しも太っていない」37歳になっても衰えぬヴァーディ、開幕戦ゴールの活躍に絶賛の声「スペシャルなフットボーラー」

衰えぬ活躍を見せたレスター・シティの元イングランド代表FWジェイミー・ヴァーディには、辛口評論家たちからも絶賛の声が寄せられている。 ノンリーグ出身の叩き上げ選手であり、2012年からはレスター一筋のキャリアを送るヴァーディ。昨シーズンもチャンピオンシップ(イングランド2部)降格となったクラブにとどまると、変わらぬ決定力の高さでリーグ戦18ゴールを記録し、1年でのプレミアリーグ復帰に貢献した。 37歳ながら、19日に行われたプレミアリーグ開幕節のトッテナム戦でも先発したヴァーディ。試合は前半に先制点を奪われボールを支配される厳しい展開ながら、後半12分にヴァーディがヘディングシュートを決めて同点に。流れを一変させると、いくつかのチャンスを作るもその後はスコア動かず1-1のドローに終わった。 大仕事を果たしたヴァーディについて、イギリス『スカイ・スポーツ』に出演していたギャリー・ネビル氏は絶賛。年齢を重ねてもコンディションを維持し、活躍する選手に驚きを隠せないと語っている。 「彼が初めてプレミアリーグでプレーする姿を見たとき、私は彼が大好きになった。ノンリーグの選手が持つメンタリティを思い出させてくれるからだ。ただ、同時に私は彼が完全にスピード頼りであり、カウンターで活きる選手とも思っていた」 「だから、スピードが落ちていけば他の多くの選手と同じように、自分のプレーに適応するのが難しくなるとも思っていたんだ。だが、彼は37歳になってもまだ活躍している。彼にはまだあの頃の爆発力がある。とても健康そうだし、少しも太っていない」 「通常、年をとれば骨が少し軋み始め、トレーニングをこなすのがより難しくなり、体重を維持するのも難しくなるものだ。彼は凄いよ。そして、彼にチャンスを与えた(監督の)スティーブ・クーパーもよくやったと思う」 この意見に対して、何かとネビル氏には反論するジェイミー・キャラガー氏も完全に同調。ヴァーディをレスターのクラブ史上最高の選手であるとの見方を示している。 「彼はレスター史上最高の選手だろう。彼が成し遂げたこと、そして彼がどこからやって来たかを考えれば、そこに非常に近い立場とはなるはずだ。本当にスペシャルなフットボーラーさ」 <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> <span class="paragraph-title">【動画】37歳になっても変わらぬ活躍を示したヴァーディーのゴール!</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="0Oh9DUZ-9wI";var video_start = 75;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> <div style="text-align:center;" id="cws_ad"><hr /><a href="https://www.video.unext.jp/lp/football_pack?adid=XXX&utm_medium=a_n&utm_campaign=a_n&cid=D34327&utm_source=seesawgame_ultrasoccer&utm_term=ultrasoccer&rid=SG00003" target="_blank">プレミアリーグを見るなら<br />「U-NEXTサッカーパック」がお得!!</a><hr /></div> 2024.08.20 11:50 Tue
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今季初勝利へ…トッテナムが先発3枚変更でクルゼフスキら起用か

引き分け発進のトッテナム。第2節・エバートン戦(H)は先発3枚が入れ替わる見通しだ。 スパーズは19日、プレミアリーグ第1節で昇格組レスター・シティと1-1ドロー。試合の大部分を支配し、29分にDFペドロ・ポロが先制点も、名手ジェイミー・ヴァーディの1発にやられ、勝ち点3を掴めなかった。 『フットボール・ロンドン』によると、アンジェ・ポステコグルー監督は24日のエバートン戦で先発3枚を入れ替える見通し。 レスター戦で開幕ゴールも足首を捻って交代したポロは、現段階で出場可否が不透明。プレシーズン好調のDFジェド・スペンスが代役起用せれると見てもよさそうだ。 脳震盪交代のMFロドリゴ・ベンタンクールはエバートン戦回避へ。代役はひと騒動起こしたMFイヴ・ビスマではなく、プレミアリーグ初先発となる新戦力MFアーチー・グレイが濃厚だ。 また、右ワイドはFWブレナン・ジョンソンからMFデヤン・クルゼフスキへ。レスター戦でインパクトに欠けたブレナンではなく、クルゼフスキが順当に使われる模様だ。 <span class="paragraph-title">【動画】エバートン戦へ準備を進めるトッテナム...今季初勝利なるか</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Getting set for <a href="https://twitter.com/hashtag/TOTEVE?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#TOTEVE</a> <a href="https://t.co/PgLShoZFtr">pic.twitter.com/PgLShoZFtr</a></p>&mdash; Tottenham Hotspur (@SpursOfficial) <a href="https://twitter.com/SpursOfficial/status/1826687145005785269?ref_src=twsrc%5Etfw">August 22, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 13:15 Fri
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前半圧倒も後半失速のスパーズが昨季2部王者レスターとドロー…千両役者ヴァーディ同点弾で流れ一変【プレミアリーグ】

2024-25シーズンのプレミアリーグ開幕節、レスター・シティvsトッテナムが19日にキング・パワー・スタジアムで行われ、1-1のドローに終わった。 チェルシーへ引き抜かれたマレスカ前監督の下、チャンピオンシップ優勝と共に1年でのプレミア復帰を果たしたレスター。スティーブ・クーパー新監督を迎えた新生フォクシーズは2年ぶりの1部での戦いに向けエースのヴァーディやエンディディら長年チームを支える主力にブオナノッテら新戦力を融合させた布陣で臨んだ。 一方、昨季5位のトッテナムはポステコグルー体制2年目でさらなる躍進を狙う。昇格組相手の開幕戦では古巣初対戦のマディソンやソン・フンミン、ロメロ、守護神ヴィカーリオら昨季主力に最前線には昨季までのボーンマスの主砲ソランケをスタメンデビューさせた。 地力で勝るトッテナムが立ち上がりからボールを握る形で押し込むと、セットプレーから立て続けに決定機を創出。6分、マディソンの左CKからニアに飛び込んだベンタンクールのヘディングでのフリックシュートが枠の右に向かうが、これはエンディディの見事なゴールカバーに遭う。さらに、直後にもブレナン・ジョンソンのボレーシュート、ソランケのヘディングシュートでGKヘルマンセンにセーブを強いる。 以降も相手陣内でハーフコートゲームを継続し、再三のポケット侵入からのクロスなど自分たちの形を貫くアウェイチーム。ゴールまであと一押しという状況が続くなか、キング・パワー・スタジアム初帰還の背番号10が先制点を演出する。 29分、左サイドに張るソン・フンミンに預けてボックス手前左でリターンを受け直したマディソンが右足インスウィングの絶妙なクロスをゴール前に供給。これに右サイドバックから斜めのランニングで走り込んできたペドロ・ポロがゴール右隅へヘディングシュートを流し込んだ。 自分たちの流れで先制点を奪い切ったアウェイチームはその後も完璧にゲームをコントロール。安定したポゼッションにボールを奪われても即時奪回の形でレスターに攻撃の機会を与えず。そして、マディソンのFKからブレナン・ジョンソンの際どい折り返しなど2点目に迫る場面を作ったが、前半のうちに追加点を奪うことはできなかった。 互いに選手交代なしで臨んだ後半も試合展開に大きな変化はなし。引き続き押し込んで2点目を狙うアウェイチームは立ち上がりに右サイドでの細かい崩しからソランケ、ベンタンクールとボックス内で強烈なシュートを続けて枠に飛ばすが、いずれもGK正面を突く。 一方、防戦一方の前半を経て後半は勝ち点を奪うために前からの圧力を強めたレスター。すると、百戦錬磨のベテランストライカーがファーストチャンスをものの見事に同点ゴールに結びつける。 57分、左サイドで深い位置を取ったクリスティアンセンの高速クロスをファーで回収したファタウが冷静に折り返すと、DFの間にポジションを取って完全にフリーとなったヴァーディがゴール左隅へヘディングシュートを流し込んだ。 ホームチームのエースの見事な決定力によって1-1の振り出しに戻った試合はここから流れが一変。動揺の見えるアウェイチームに対して、攻守両面で躍動感を見せるレスターが前がかりな守備からのカウンターで次々にフィニッシュのシーンを作り出す。70分には鮮やかな連携からボックス左に抜け出したヴァーディに逆転ゴールのチャンスが訪れるが、ここはGKヴィカーリオの好守に遭う。 その後、セットプレーの際に顔面に強い打撲を受けて一時意識を失ったベンタンクールの治療によって数分間の中断を強いられる。幸いにも意識を取り戻したウルグアイ代表MFは担架に乗せられてピッチを後に。このタイミングでポステコグルー監督は4枚替えを敢行。中盤と2列目を入れ替えてベリヴァル、グレイの18歳MFコンビをデビューさせると共にクルゼフスキ、ヴェルナーを送り込んだ。 この交代で再び押し込む展開としたトッテナムだが、集中した相手の守備を前に押し切れないまま後半最終盤を迎える。9分が加えられた後半アディショナルタイムでは守護神ヴィカーリオの好守でエンディディの決定機を凌いだなか、ラストプレーではベリヴァルのFKからリシャルリソンがヘディングシュートを放ったが、これは枠を捉え切れず。 この結果、前後半で主導権が入れ替わった一戦は昇格組レスターの健闘で1-1のドロー決着となり、トッテナムはマンチェスター・シティに敗れたチェルシーと共に上位陣で唯一の取りこぼしとなった。 レスター・シティ 1-1 トッテナム 【レスター・シティ】 ジェイミー・ヴァーディ(後12) 【トッテナム】 ペドロ・ポロ(前29) 2024.08.20 06:09 Tue

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