前大会のリベンジに燃えるケイン「優勝は僕らにとってすべて」

2024.07.14 07:30 Sun
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イングランド代表FWハリー・ケインが決勝へ向けた意気込みを語った。『UEFA.com』が伝えている。
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準決勝でオランダ代表を下し、2大会連続の決勝へ駒を進めたイングランド。決勝に向けた前日会見に出席した主将のケインは、前回大会での敗戦がチームを強くしたと語った。
「ユーロ2020の結果を受けて、僕らの多くは失意のどん底にいた。今の状態に戻るには、とても長い道のりだった。そして、再びヨーロッパの決勝に戻ってこられたこと、それこそがこのグループのメンタリティのすべてを物語っている」

「優勝は僕らにとってすべてを意味する。腹の中には燃えたぎる炎とハングリー精神がある。決勝で負けることは、記憶から消し去るのが難しい。あの瞬間(ユーロ2020決勝での敗退)は辛かったが、それはもう3年前のことだ。ここまで来るのは大変な道のりだったが、今はゲームプランを実行することが重要だ。今こそ乗り越える時だ」

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クロースが2024年ドイツ男子年間最優秀サッカー選手賞を受賞! ラストイヤーに2018年以来2度目の戴冠

先日のユーロ2024を最後に現役を引退した元ドイツ代表MFトニ・クロースが、2024年ドイツ男子年間最優秀サッカー選手賞を受賞した。 1960年に創設された同賞はドイツスポーツジャーナリスト協会(VDS)に所属する会員の投票によって受賞者が決まるドイツの年間表彰。 そして、今回栄えある年間最優秀に輝いたのは、2023-24シーズンのレアル・マドリーでラ・リーガ、チャンピオンズリーグのシーズン2冠に貢献し、母国開催となったユーロでは代表チームをベスト8進出に導いた34歳MFだった。 ドイツ『キッカー』によると、クロースは751人の投票の内の285票を獲得し、2018年以来2度目の受賞を果たしたという。 そのクロースより約40票少ない246票で2位に入ったのは、レバークーゼンのブンデスリーガ初優勝を含むシーズン2冠に貢献したドイツ代表MFフロリアン・ヴィルツ。 3位は外国人選手として最多得票となったレバークーゼンのスイス代表MFグラニト・ジャカの66票。以下、バイエルンのドイツ代表MFジャマル・ムシアラ、イングランド代表FWハリー・ケイン、シュツットガルトのギニア代表FWセール・ギラシー(現ドルトムント)と続く。 また、ドイツ男子年間最優秀監督賞は、就任2年目でレバークーゼンをブンデスリーガ無敗優勝に導いたスペイン人指揮官のシャビ・アロンソ監督が文句なしの選出となった。 なお、今回発表された2024年ドイツ男子年間最優秀サッカー選手賞の得票数上位は以下の通り。 ◆2024年ドイツ男子年間最優秀サッカー選手賞 1.トニ・クロース(レアル・マドリー) 285票 2.フロリアン・ヴィルツ(レバークーゼン) 246票 3.グラニト・ジャカ(レバークーゼン) 66票 4.ジャマル・ムシアラ(バイエルン) 28票 5.ハリー・ケイン(バイエルン) 24票 6.セール・ギラシー(シュツットガルト) 19票 7.ニクラス・フュルクルク(ドルトムント) 11票 8.マッツ・フンメルス(ドルトムント) 6票 -.トーマス・ミュラー(バイエルン) 6票 -.ダニ・オルモ(RBライプツィヒ) 6票 -.デニス・ウンダブ(シュツットガルト) 6票 2024.08.04 22:22 Sun
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ボーンマスの主砲ソランケ獲得をトッテナムも検討か…約124億円の契約解除条項も噂に

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サウスゲイト辞任のイングランド、9月はカーズリー暫定体制での戦いに

イングランドサッカー協会(FA)は9日、U-21イングランド代表を率いるリー・カーズリー監督(50)が、A代表の暫定指揮官として9月のUEFAネーションズリーグ2024-25を指揮すると発表した。 先のユーロ2024で2大会連続の準優勝に終わると、その2日後にガレス・サウスゲイト監督が辞任を発表したスリーライオンズ。FAは当然のことながら後任指揮官の招へいに動いているが、9月のインターナショナルマッチウィークまでに適切な人材と契約するのが難しいと判断したか、ひとまずU-21イングランド代表を率いる元アイルランド代表MFに暫定的な指揮を託すことを決めた。 これに伴い、同期間のU-21イングランド代表はU-20イングランド代表を率いるベン・フッチャー監督が担当することになる。 FAのマーク・ブリンガムCEO(最高経営責任者)は今回の決定を以下のように説明している。 「リーは素晴らしい指導者で、国際レベルやクラブレベルでほとんどのプレーヤーと仕事をしてきたため、現在のシニアチームの大半によく知られている。彼は非常に強力な暫定的な解決策を提供し、今後のUEFAネーションズリーグの試合で彼が良いパフォーマンスを発揮すると確信している。採用プロセスを続ける間、チームを率いてくれるリーに感謝している」 一方、暫定ながらスリーライオンズを指揮することになったカーズリー監督は「暫定的にイングランド代表チームを率いることができて光栄だ。個人的に現在のプレーヤーや代表戦のサイクルに精通していると考えており、FAが新監督の採用プロセスを続ける間、私がチームを率いることは理にかなっていると思う。最優先事項は継続性を確保することであり、我々の目標はUEFAネーションズリーグでの昇格を確保することだ」と、気負うことなく職務にあたる考えだ。 現役時代にダービー・カウンティやブラックバーン、エバートン、バーミンガム、コヴェントリーといったクラブを渡り歩いたカーズリー監督は、40キャップを刻んだアイルランド代表で2002年日韓ワールドカップにも出場した。 現役引退後は古巣コヴェントリーとバーミンガムに加え、シェフィールド・ユナイテッド、ブレントフォードなどのファーストチームのアシスタントマネージャーやユース年代の指揮官を歴任。直近ではU-20イングランド代表、2021年7月からは現職のU-21イングランド代表を指揮。2023年にはU-21欧州選手権制覇に導く手腕を発揮した。 また、ユーロ2020、2022年カタール・ワールドカップ、ユーロ2024ではスリーライオンズのテクニカルチーム全体をサポートし、現在の主力選手と一緒に仕事をしている。 なお、UEFAネーションズリーグBグループ2に属するイングランドは、フィンランド代表、ギリシャ代表、アイルランド代表と同居している。 2024.08.09 23:12 Fri
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グリーリッシュの浮き沈みあるキャリアに訪れたユーロ落選…「完全にハートブレイク」

マンチェスター・シティMFジャック・グリーリッシュがイングランド代表のユーロ2024メンバーから落選を振り返った。イギリス『BBC』が報じている。 本大会を迎えるにあたり、候補メンバーに入ったグリーリッシュだが、最終選考で落選。シティ3年目の昨季、新入りジェレミー・ドクとのポジション争いで劣勢だったのが影響してか、本大会行きが叶わなかった。 2大会連続の準優勝に終わったイングランドを外から眺めるにとどまった28歳MFは「休暇中は携帯電話やテレビをつけるたびに目に入ってくるから、見ないようにするのが難しかった」と当時の心境を吐露した。 「正直、フットボールの側面において、キャリアのなかで最も困難な瞬間だった。完全にハートブレイクだ」 ただ、シティ加入時に移籍金1億ポンド(約195億8000万円)を記録した10番はこの悔しさを糧に「これから先、今季に向けて、それ自分のモチベーションにしていくしかない」とし、こう付け足している。 「僕はチームに入るべきだったと感じている。ほかの選手とは違う何かをもたらせるとね。でも、これが現実さ」 「さっきも言ったけど、フットボーラーとしての僕にとって、最もつらい瞬間だった。僕のキャリアは浮き沈みがたくさんある」 2024.07.31 14:30 Wed

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