ラ・リーガのテバス会長、バルサのニコ獲得は可能と主張「十分可能であると考えざるを得ない」

2024.07.13 15:53 Sat
バルサ関心のニコ・ウィリアムズ
Getty Images
バルサ関心のニコ・ウィリアムズ
ラ・リーガのハビエル・テバス会長は、バルセロナのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(21)獲得が財政上可能であるとの見通しを示した。

慢性的な財政難に悩まされ、新戦力補強や選手登録にさまざまな障害を抱えるバルセロナ。しかし、先日にジョアン・ラポルタ会長は『カタルーニャ・ラジオ』のインタビューで財政面の改善と共に、アスレティック・ビルバオが5800万ユーロ(約101億1000万円)に設定しているニコの契約解除条項の支払いが可能であると主張していた。
とはいえ、バルセロナはラ・リーガが課した年間支出限度額を依然として超えているため、現時点で新規契約は登録できない。それでも、テバス会長はスペイン『スポルト』のインタビューでカタルーニャのクラブの財政状況改善への努力を認め、ニコの契約解除条項支払いが可能であると説明している。

「バルサが1:1支出限度額(移籍金や給与の貯蓄に充てられる資金をすべて投資することが許可されている)に戻れば、つまり上限額を超えなければ、そうすることができるだろう」

「バルセロナが2億ユーロ以上の給与削減に努め、クラブ内ですでに実施されている、資産売却という財務手段とは無関係のその他の措置を考慮すると、ニコ・ウィリアムズのようなプレーヤーを獲得することは十分可能であると考えざるを得ない」
「彼には5800万ユーロの条項があると思う。5800万ユーロでプレーヤーと契約する場合、償却額は契約年数で割られる。3年契約の場合、年間2000万ユーロ未満となり、それにプレーヤーへ支払う金額が加算される」

「バルサは、1:1ルールに戻れば、その程度の金額で契約できるだろう。これは完全に受け入れられる」

「彼らは売上高が10億ユーロに近いクラブであり、その種の契約であればその範囲内で契約できるだろう」

「しかし、まずは1:1のシナリオが実現されなければならないことを忘れてはならない。まだそこまでには至っていないが、これまでで一番近い。そこまで到達すれば、ニコ・ウィリアムズか、そのような特徴を持つ他のプレーヤーと契約できる」

なお、ユーロ2024後に自身の去就に関して何らかの決断を下すとみられるニコだが、先日に代理人とバルセロナの接触が伝えられており、現時点でブラウグラナ移籍の可能性は十分にあるとみられる。

ニコ・ウィリアムズの関連記事

バルセロナは24日、ラ・リーガ第2節でアスレティック・ビルバオとホームで対戦し2-1で勝利した。 開幕節のバレンシア戦をレヴァンドフスキの2発で勝利したバルセロナは、その試合のスタメンからカサドをペドリに変更した以外は同じスタメンを採用。3トップに右からヤマル、レヴァンドフスキ、フェラン・トーレスを並べた[4-3 2024.08.25 04:10 Sun
先週末に幕を開けた2024-25シーズンのラ・リーガ。今夏はユーロ、コパ・アメリカの開催に伴い、各チームの主力のコンディションが上がり切っておらず。開幕節ではレアル・マドリー戦を含め10カード中6カードがドロー決着となった。 9月のインターナショナルマッチウィーク突入までいきなりの3連戦となるなか、その初陣となる 2024.08.23 19:00 Fri
バルセロナがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に本腰を入れているようだ。 アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得が非現実的となり、左ウイング補強へ他のターゲットに目を向け始めたバルセロナ。リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)や、ミラ 2024.08.23 16:00 Fri
バルセロナの新たなトップターゲットは、ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)のようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 今夏は獲得に成功したスペイン代表MFダニ・オルモと共に、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)に狙いを定めていたバルセロナ。しかし、22歳ウ 2024.08.20 16:41 Tue
今夏の移籍市場ではRBライプツィヒからスペイン代表MFダニ・オルモを獲得したバルセロナ。一方で、確実に補強したかった選手も逃す形となっている。 アスレティック・ビルバオに所属するスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)。なんとかして獲得を目論んでいたが、最終的にはアスレティックがイケル・ムニアインが背負っていた 2024.08.15 23:45 Thu

バルセロナの関連記事

元スペイン代表DFマルコス・アロンソ(33)の新天地はセルタとなるようだ。スペイン『アス』が報じた。 レアル・マドリーの下部組織出身で、フィオレンティーナやチェルシーでプレーしてきたマルコス・アロンソ。2022年9月からバルセロナに加わったが、昨シーズン限りで退団した。 アルゼンチン代表DFマルコス・アクー 2024.08.27 14:25 Tue
バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモはついに選手登録が叶うようだ。スペイン『アス』が報じた。 今夏RBライプツィヒから6000万ユーロ(約97億円)で加入したダニ・オルモ。カンテラ時代以来の復帰となったが、ラ・リーガのサラリーキャップの問題でラ・リーガ第2節を終えても選手登録ができていなかった。 元ドイ 2024.08.27 14:00 Tue
チリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(41)が現役引退を発表した。 昨シーズン限りでレアル・ベティスを退団してフリーの状況が続いたブラーボは26日、自身の公式SNSを通じて「みなさん、こんにちは。この動画を通じて、プロフットボーラーを辞めることを伝えたいと思う」と、現役引退を明かした。 また、今まで在籍したク 2024.08.27 13:53 Tue
バルセロナがレバークーゼンのドイツ代表DFヨナタン・ター(28)獲得を狙っているようだ。 レバークーゼンの主力センターバックとして、昨シーズンはクラブ史上初となるブンデスリーガ制覇にも多大な貢献を果たしたター。本人は今夏の移籍市場で環境を変えることを希望しており、かねてよりバイエルンが交渉を続けていた。 し 2024.08.27 12:10 Tue
レアル・ベティスは26日、バルセロナからU-20ブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(19)を買取オプション付きのレンタルで獲得合意と発表した。 今年1月に母国クラブのアトレチコ・パラナエンセからバルセロナの門を叩いたロッキ。半シーズンで公式戦16試合で2ゴールをマークしたが、353分間のプレータイムにとどまり、代 2024.08.26 18:59 Mon

ラ・リーガの関連記事

デポルティボ・ラ・コルーニャは27日、アーセナルに所属するU-21イングランド代表MFチャーリー・パティーノ(20)の完全移籍加入を発表した。 契約期間は2028年6月まで。イギリス『BBC』によると、移籍金は100万ポンド(約2億円)で、リセール時は移籍金の数十%を受け取ることになるようだ。 2015年に 2024.08.27 15:00 Tue
元スペイン代表DFマルコス・アロンソ(33)の新天地はセルタとなるようだ。スペイン『アス』が報じた。 レアル・マドリーの下部組織出身で、フィオレンティーナやチェルシーでプレーしてきたマルコス・アロンソ。2022年9月からバルセロナに加わったが、昨シーズン限りで退団した。 アルゼンチン代表DFマルコス・アクー 2024.08.27 14:25 Tue
バルセロナのスペイン代表MFダニ・オルモはついに選手登録が叶うようだ。スペイン『アス』が報じた。 今夏RBライプツィヒから6000万ユーロ(約97億円)で加入したダニ・オルモ。カンテラ時代以来の復帰となったが、ラ・リーガのサラリーキャップの問題でラ・リーガ第2節を終えても選手登録ができていなかった。 元ドイ 2024.08.27 14:00 Tue
チリ代表GKクラウディオ・ブラーボ(41)が現役引退を発表した。 昨シーズン限りでレアル・ベティスを退団してフリーの状況が続いたブラーボは26日、自身の公式SNSを通じて「みなさん、こんにちは。この動画を通じて、プロフットボーラーを辞めることを伝えたいと思う」と、現役引退を明かした。 また、今まで在籍したク 2024.08.27 13:53 Tue
今夏大型補強を続けるアトレティコ・マドリーが、マンチェスター・シティのポルトガル代表MFマテウス・ヌネス(26)獲得も検討しているようだ。 今夏の移籍市場では、すでに総額約1億9000万ユーロ(約305億6000万円)を投じて、ロビン・ル・ノルマン、アレクサンダー・セルロート、フリアン・アルバレス、コナー・ギャラ 2024.08.27 12:50 Tue

記事をさがす

ニコ・ウィリアムズの人気記事ランキング

1

ニコ・ウィリアムズに代わる本命はレオン? バルセロナはトップクラスのウイング補強を諦めずか

バルセロナの新たなトップターゲットは、ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)のようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』が報じた。 今夏は獲得に成功したスペイン代表MFダニ・オルモと共に、アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)に狙いを定めていたバルセロナ。しかし、22歳ウインガーはクラブレジェンドの元スペインMF代表イケル・ムニアインから背番号「10」を継承し、残留が決定的となった。 ハイドゥク・スプリトを退団したクロアチア代表MFイバン・ペリシッチ(35)も代役候補に浮上したバルセロナだが、依然としてトップクラスの契約を諦めていないとのこと。コロンビア代表FWルイス・ディアス(27)も高く評価しているが、リバプールに放出の意思はなく、ミランのエース、レオンが新たなトップターゲットだという。 現行契約を2028年6月まで残すレオンに関しても困難な取引になると予想され、市場価値は9000万〜1億ユーロ(約146億7000万〜163億円)。少なくともニコ・ウィリアムズの獲得と同程度の予算が必要と考えられているが、レオン自身がさらなるビッグクラブへの移籍を望んでいる可能性があり、バルセロナとの関係が深いジョルジュ・メンデス氏が代理人を務めることも有利に働く。 バルセロナは元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(33)や元フランス代表DFクレマン・ラングレ(29)の放出によるチームの総年俸削減を視野に。ブラジル代表FWヴィトール・ロッキ(19)、セネガル代表DFミカイル・フェイ(20)の売却による資金捻出も望んでいる。 一方、ミランがバルセロナの選手に興味を示す可能性もあるとのこと。ブラジル代表FWハフィーニャ(27)やデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(28)、スペイン代表DFイニゴ・マルティネス(33)、スペイン代表FWフェラン・トーレス(24)、レオンと同様にメンデス氏を代理人に持つスペイン代表DFアレハンドロ・バルデ(20)らに関しては、オファー次第で放出も辞さない構えだという。 レオンは2019年夏、移籍金4950万ユーロ(約80億6000万円)でリールからミランに加入。圧倒的な身体能力を活かしたドリブルを武器に、チームの中心選手にまで成長し、昨シーズンは公式戦47試合で15ゴール14アシストを記録した。 なお、レオンより安価な選択肢はペリシッチ以外にも存在。それぞれのクラブが売却を検討するバイエルンのフランス代表FWキングスレー・コマン(28)やユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の名前が挙がっている。 2024.08.20 16:41 Tue
2

バルセロナがキエーザ獲得に向け代理人と交渉中! 約24億円要求のユベントスとの合意も目指す

バルセロナがユベントスのイタリア代表FWフェデリコ・キエーザ(26)の獲得に本腰を入れているようだ。 アスレティック・ビルバオのスペイン代表FWニコ・ウィリアムズ(22)の獲得が非現実的となり、左ウイング補強へ他のターゲットに目を向け始めたバルセロナ。リバプールのコロンビア代表FWルイス・ディアス(27)や、ミランのポルトガル代表FWラファエル・レオン(25)への関心も噂されたが、やはり実現は難しい取引となる。 そんななか、契約が残り1年を切りながら契約延長にも至らず、ユベントスで構想外扱いのキエーザがより有力な選択肢に。スペイン『スポルト』が両者の繋がりを報じると、イタリア『スカイ・スポーツ』も事実だと認めており、代理人との話し合いが行われているようだ。 イタリアの移籍市場に精通するジャーナリストのニコロ・スキラ氏によれば、ラ・リーガのサラリーキャップ制限に悩まされるバルセロナは、年俸400万ユーロ(約6億5000万円)+ボーナス200万ユーロ(約3億2000万円)で交渉中。多少の減俸が見込まれている。 また、クラブ間合意も目指すバルセロナは、移籍金1000万ユーロ(約16億2000万円)+ボーナス300万ユーロ(約4億9000万円)を準備。一方のユベントスは1500万ユーロ(約24億3000万円)を求めている。 2020年10月にフィオレンティーナからユベントスへ加わり、長期離脱もありながら主力として活躍してきたキエーザ。アルゼンチン代表FWパウロ・ディバラ(30)の移籍が取り沙汰されたローマなどからの関心もあったが、スペイン挑戦となるのだろうか。 2024.08.23 16:00 Fri
3

【ラ・リーガ第2節プレビュー】ドロー発進のマドリード勢は今季初勝利狙う! バルサvsアスレティックの好カードも

先週末に幕を開けた2024-25シーズンのラ・リーガ。今夏はユーロ、コパ・アメリカの開催に伴い、各チームの主力のコンディションが上がり切っておらず。開幕節ではレアル・マドリー戦を含め10カード中6カードがドロー決着となった。 9月のインターナショナルマッチウィーク突入までいきなりの3連戦となるなか、その初陣となる今節は今シーズン初勝利を狙うマドリードの2強の戦いに注目。 UEFAスーパーカップでアタランタを撃破し、今季初タイトルと共に幸先よくシーズン開幕を迎えた王者マドリー。ただ、開幕節ではマジョルカ相手に1-1のドロースタートと煮え切らないリーグ戦スタートとなった。 前半にFWロドリゴのオープニングゴールが決まってスタートは悪くなかったが、以降は連携面の問題によって左サイド偏重の攻撃は相手の粘り強い守備に遭い、マジョルカ得意のセットプレー、カウンターに苦戦を強いられた結果、試合終了間際にはDFメンディが一発退場となるアクシデントも発生した。その開幕節のバタつきを払しょくしたいサンティアゴ・ベルナベウでの今季初戦はプリメーラ復帰戦を1-0の勝利で飾った昇格組バジャドリーが相手。ノッキングを起こした攻撃面の立ち位置を整理しながら、きっちり今季リーグ初白星を挙げたい。 今夏の積極補強で力強いスタートが期待されたなか、難敵ビジャレアルとのアウェイゲームを2-2のドローで終えたアトレティコ・マドリーは、同じくドロースタートのジローナ相手にホーム開幕戦での初白星を狙う。ビジャレアル戦ではDFル・ノルマン、FWセルロートの2選手がスタメンデビューを飾り、FWアルバレスも途中出場。ただ、連携面構築にはやや時間を要する見込みで守備面に関してもやや緩さが見受けられた印象だ。今回の一戦に向けてはMFギャラガーが新たに加わり、そのプレーにも注目が集まるが、まずはチームとして得意のホームで結果を残したい。 対するジローナはベティスとの初戦を1-1のドロー。今夏の相次ぐ主力流出によってアトレティコ以上に戦力の見極め、チームとして最大値を出すための時間が必要となるが、昨季同様に上位争いに食い込むためには勝ち点3がほしいところ。開幕節は19歳FWミセホウイが早速結果を出したが、この試合ではFWアベル・ルイス、FWブライアン・ヒルといった前線の主軸としての活躍が期待される選手たちの躍動を期待したい。 バルセロナvsアスレティック・ビルバオはアトレティコvsジローナと並んで今節屈指の好カード。バルセロナは前節、バレンシアとのアウェイ開催の開幕節をFWレヴァンドフスキのドブレーテの活躍で2-1の逆転勝利。ハンジ・フリック新体制の初陣を飾った。ただ、攻撃ではボールの前進、崩しのアイデア、守備では切り替えの遅れなど課題も多く見受けられた。また、今週に入って昨季の絶対的な主力であるMFギュンドアンの電撃退団の可能性、サラリーキャップによる選手登録の問題も報じられ、ホーム開幕戦を前にネガティブな話題もチラホラ。それを封じ込めるためには勝利という結果が求められる。 一方、ヘタフェとの開幕戦を1-1のドローで終えたアスレティックは守護神ウナイ・シモンの長期離脱によって後ろの不安はあるが、今季の上位争い候補の一角だ。今回の一戦ではチームパフォーマンスにもちろんのこと、今夏の移籍市場でバルセロナ行き濃厚とみられたなか、残留を決断したFWニコ・ウィリアムズのプレーに注目。前節は途中出場となったが、今節はスタメン復帰の可能性が高く、ユーロ制覇を共に成し遂げたFWラミン・ヤマルとの熱い“競演”に期待だ。 MF久保建英を擁するレアル・ソシエダは昇格組エスパニョールとのアウェイゲームで今季初白星を狙う。ホーム開幕戦となったラージョ戦は試合終了間際のMFスビメンディのゴールで一矢報いるも、1-2の敗戦。ボールの主導権こそ握ったが、攻撃面で停滞感を拭えず。スタメン出場の久保は幾度か突破で見せ場を作ったが、やや消化不良のパフォーマンスで後半半ばに交代となった。同じく初戦を落とした相手とのアウェイゲームでは久保個人、チームとしても攻撃面での鋭さ、精度を見せたい。 王者相手に上々のラ・リーガデビューを飾ったFW浅野拓磨のマジョルカは、オサスナとのアウェイゲームで初白星を狙う。なお、今季からチームを率いるアラサテ監督にとっては古巣初帰還の感慨深い試合となる。浅野はマドリー戦で攻撃面で大きな見せ場こそ作れなかったが、攻守両面で安定したパフォーマンスをみせ、現地メディアからの評価も上々。より攻撃面で特長を出しやすい試合展開のなか、ゴールやアシストと目に見える結果を残したいところだ。 その他ではヘタフェvsラージョのオトラ・マドリード・ダービー、共に2-2のドロースタートとなったセビージャvsビジャレアルの名門対決にも注目したい。 《ラ・リーガ第2節》 ▽8/23(金) 《26:00》 セルタ vs バレンシア 《28:30》 セビージャ vs ビジャレアル ▽8/24(土) 《24:00》 オサスナ vs マジョルカ 《26:00》 バルセロナ vs アスレティック・ビルバオ 《28:30》 ヘタフェ vs ラージョ エスパニョール vs レアル・ソシエダ ▽8/25(日) 《24:00》 レアル・マドリー vs バジャドリー 《26:00》 レガネス vs ラス・パルマス 《26:15》 アラベス vs ベティス 《28:30》 アトレティコ・マドリー vs ジローナ 2024.08.23 19:00 Fri
4

レヴァンドフスキの2戦連発弾などでバルセロナが開幕2連勝!【ラ・リーガ】

バルセロナは24日、ラ・リーガ第2節でアスレティック・ビルバオとホームで対戦し2-1で勝利した。 開幕節のバレンシア戦をレヴァンドフスキの2発で勝利したバルセロナは、その試合のスタメンからカサドをペドリに変更した以外は同じスタメンを採用。3トップに右からヤマル、レヴァンドフスキ、フェラン・トーレスを並べた[4-3-3]の布陣で試合に臨んだ。 今季初勝利を目指すアスレティックに対し、バルセロナは20分にチャンス。ペドリのループパスでゴール前に抜け出したハフィーニャがアクロバティックなシュートでゴールを狙うが、これは的確に立ち位置を取ったGKパディージャにキャッチされた。 さらにバルセロナは24分、敵陣で獲得したFKからペドリがクロスを供給すると、相手GKがパンチングしたこぼれ球をボックス右手前で拾ったヤマルがペナルティアーク手前まで切り込みシュート。頭でのブロックを試みたDFジェライにディフレクトしたボールはそのままゴール左に吸い込まれた。 先制したバルセロナは、クーリングブレイク明けの37分にも決定機を迎える。自陣でのパスカットからこぼれ球を拾ったヤマルがドリブルでカウンター。ハフィーニャを経由してボックス左深くでパスを受けたレヴァンドフスキが放ったシュートは、右ポストに弾かれた。 試合の流れを掴んだかに思われたバルセロナだったが、直後にピンチを迎える。39分、サンセトの縦パスでゴールエリア右横に抜け出したニコ・ウィリアムズにヒールパスで折り返されると、ゴール前のベレンゲルとタックルに行ったクバルシは交錯。一度プレーは流されたが、オンフィールド・レビューの結果、クバルシのファウルが認められPKを献上。このPKをサンセトがゴール右に決めた。 1-1で迎えた後半、先にチャンスを作ったのはバルセロナ。57分、ボックス左横で獲得したFKからハフィーニャがクロスを供給すると、レヴァンドフスキがヘディングシュート。しかし、叩きつけたボールは右ポストに嫌われた。 さらに64分にも、左サイドを抜け出したハフィーニャのダイレクトクロスをゴール前に走り込んだレヴァンドフスキがが右足で合わせる。ショートバウンドのやや難しいボールをうまく抑えたが、シュートはGKパディージャのファインセーブに阻まれた。 その後も攻勢を続けるバルセロナは、クーリングブレイク前に勝ち越しに成功する。75分、ハフィーニャのパスでボックス左深くまで抜け出した8がクロスを供給すると、GKパディージャの弾いたボールをレヴァンドフスキが左足のハーフボレーでゴールに流し込んだ。 その後は互いに選手を入れ替えながらゴールを目指したが、最後までスコアは動かず。レヴァンドフスキの2戦連発弾で勝利したバルセロナが開幕連勝を飾った。 バルセロナ 2-1 アスレティック・ビルバオ 【バルセロナ】 ラミン・ヤマル(前24) ロベルト・レヴァンドフスキ(後30) 【アスレティック】 オイハン・サンセト(前42[PK]) 2024.08.25 04:10 Sun
5

【ラ・リーガ シーズンプレビュー】ムバッペ加入の王者マドリーが大本命…久保建英に加え、浅野拓磨が初参戦

2024-25シーズンのラ・リーガが8月15日(木)に開幕を迎える。2023-24シーズンはジローナというダークホースが上位争いをかき回したが、最終的に2位以下に10ポイント以上の大差を付けたレアル・マドリーが2シーズンぶりの覇権奪還に成功した。迎える新シーズンは連覇を狙うレアル・マドリーを大本命に、新生バルセロナ、積極補強のアトレティコ・マドリーが王者の牙城崩しを狙う構図となりそうだ。(選手のIN&OUTは2024年8月14日時点) ◆昨季王者に超スーパースターが加入~レアル・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw2.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨シーズンはディフェンスラインを中心に多くのケガ人に悩まされながらも、イタリア人指揮官による傑出したチームマネジメントと新エースとなったMFベリンガムらの勝負強い活躍によって2シーズンぶり36度目のプリメーラ制覇を成し遂げたエル・ブランコ。加えて、チャンピオンズリーグ(CL)も制覇した絶対王者は今シーズンもタイトルレースの大本命だ。 今夏の移籍市場ではパリ・サンジェルマン(PSG)とフランス代表の絶対的エースであるFWキリアン・ムバッペが加入。昨季のベリンガム以上のスーパースターの一挙手一投足に注目が集まるところだ。さらに、国際移籍が可能となる18歳を迎えたブラジルの新たな至宝であるFWエンドリッキも正式加入となり、FWヴィニシウス、FWロドリゴ、FWブラヒム・ディアスが並ぶ前線のユニットはFWホセルの退団で高さを失ったものの、世界屈指の陣容となった。 一方で、中盤とディフェンスラインではMFクロースの現役引退にカピタンのDFナチョが退団。開幕時点では明確な穴埋め補強は行われず、強烈な個性が並ぶ前線の組み合わせの難しさと共に若干の不安要素だ。とはいえ、負傷によって長期離脱を強いられた守護神クルトワ、DFミリトンがプレシーズンから稼働し、DFアラバも前半戦途中に復帰が見込まれ、レンタルバックのDFバジェホがバックアッパーとして計算できる働きを見せれば、何の問題もない。中盤に関しては世界屈指のオーガナイザーの不在に加え、開幕直前にヒザを痛めたMFカマヴィンガの状態はやや気がかりだが、MFチュアメニ、MFバルベルデを軸に、百戦錬磨のMFモドリッチやより中盤的な振る舞いが想定されるベリンガムらがしっかりとその穴を埋めるはずだ。 ユーロ、コパ・アメリカの影響で主力の合流が遅れ、昨季以上に序盤戦はシステム含め試行錯誤の戦いが予想されるが、最終的にはアンチェロッティ監督が現有戦力の最大値を引き出す最適解を見いだすはずだ。また、ムバッペの加入によって流れに関係なく“個”で試合を決められる選手が増えたことで、昨季以上に相手にとっては理不尽な形での勝ち方も目立つことになりそうだ。 ◆フリック新体制で覇権奪還狙う~バルセロナ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw3.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 王者との実力差は否めないが、混迷の昨季を2位でフィニッシュした一昨季王者をマドリーの対抗とする。 連覇を狙った昨季はMFギュンドアン、DFカンセロ、FWフェリックスら実力者を積極補強も、戦術の要だったMFガビの長期離脱や主砲レヴァンドフスキの不振、守備力の大幅な低下によって苦戦。クラブと衝突したチャビ前監督の去就問題もあってスーペル・コパ・デ・エスパーニャ出場権確保が精いっぱいの低調な1年を過ごした。 捲土重来を期す新シーズンに向けては新監督探しが難航した末、前バイエルン、ドイツ代表指揮官のハンジ・フリック新監督を招へい。クラブ伝統のポゼッションスタイルから、より縦に速いモデルチェンジを図る。 移籍市場ではカンセロとフェリックスのレンタルバックに加え、カピタンのDFセルジ・ロベルト、DFマルコス・アロンソ、MFロメウといったバックアッパークラスのベテランが退団。代わってカンテラーノの昇格やDFエリック・ガルシアのレンタルバックと共にRBライプツィヒから元カンテラーノで、ユーロ得点王であるMFダニ・オルモが加入。現状では左ウイング起用がメインも、攻撃的ポジションすべてをカバーする多才なアタッカーの加入は大きい。 一方で、サイドバックや守備的MF、突破力のあるウイングとその他の補強ポジションは意中のアスレティック・ビルバオFWニコ・ウィリアムズの獲得が絶望的な状況もあり、大きな不安要素だ。とりわけ、序盤戦ではDFアラウホ、MFガビ、MFペドリ、MFフレンキー・デ・ヨングらをケガで欠く形となり、エースのFWラミン・ヤマル、DFクバルシ、MFフェルミン・ロペスと共にMFカサド、MFベルナル、DFバジェといったカンテラーノのブレイクが必須。ここからの補強を含め、序盤戦の戦いが新生ブラウグラナのカギを握る。 ◆アルバレスらセンターラインに実力者を補強~アトレティコ・マドリー~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw7.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 昨季は4位フィニッシュも、大躍進で主力大量流出となった3位のジローナではなくアトレティコがマドリー、バルセロナの有力な対抗馬となる。 昨季は比較的地味目な補強にとどめ、継続路線を歩んだなかで課題の攻撃面に大きな改善が見受けられた一方、真骨頂である守備面の緩さやアウェイゲームでの深刻な勝負弱さによって上位に大きく水をあけられる形となった。 その反省を踏まえて新たな気持ちで臨む新シーズンに向けては前線を中心に積極補強を敢行中だ。終盤戦の失速とクラブとの関係悪化によってミランに旅立ったFWモラタ、FWデパイとベテランストライカーが去った前線には大枚を叩いてマンチェスター・シティからFWフリアン・アルバレス、ビジャレアルで昨季得点ランキング2位の23ゴールを挙げたFWセルロートを補強。 さらに、DFサビッチ、DFエルモソが去ったディフェンスラインにはレアル・ソシエダとスペイン代表で主軸を担うDFル・ノルマンを補強。MFサウールをセビージャに放出した中盤ではここに来て雲行きが怪しくなったチェルシーMFギャラガーか、バレンシアのMFハビ・ゲラの噂が出ており、少なくとも実力者1枚を獲得することになりそうだ。 新戦力が早々にフィットし、やや手薄なディフェンスラインに離脱者が出なければ、不安要素が大きいバルセロナを上回って王者の有力な対抗馬となる可能性は十二分にある。 ◆リーグの顔の一人となった久保に、浅野が初挑戦~ソシエダ、マジョルカ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw5.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 新シーズンのラ・リーガは3シーズンぶりに複数の日本人選手のプレーが見られることになりそうだ。レアル・ソシエダ3年目のMF久保建英に加え、ボーフムからフリートランスファーでマジョルカに加入したFW浅野拓磨がプリメーラ初挑戦となる。 ラ・レアル加入2年目となった昨季は自身初のCLの舞台でも存在感を放った一方、ラ・リーガでは1年目の35試合9ゴール7アシストを下回る、30試合7ゴール4アシストの数字にとどまった久保。とりわけ、後半戦はアジアカップ参戦やコンディション問題で本来のパフォーマンスを見せられなかった。 今夏の移籍市場では一時リバプール行きの可能性が取り沙汰されたが、ここに来て沈静化。現状では引き続きラ・レアルのエースとしてプレーする可能性が高い。トップ4返り咲きを狙う新シーズンに向けてチームでは前述のル・ノルマンに加えてMFメリーノの流出が濃厚。また、得点力不足解消へ必須のストライカー補強も進んでおらず、久保にはFWオヤルサバル、MFブライス・メンデスらと共に昨季以上に数字面での貢献が求められるところだ。また、MFスチッチやDFセルヒオ・ゴメスら新戦力との連携も早い段階で深めていきたい。 FW原大智以来となるプリメーラ初参戦の日本人選手となる浅野は、アギーレ監督から前オサスナのアラサテ新監督に監督交代した昨季15位のマジョルカに加入。前体制では[5-3-2(5-4-1)]の堅守速攻スタイルで戦っていたが、新指揮官はより攻撃的な[4-3-3]をメインシステムとしており、浅野は右ウイングでの起用が見込まれる。 プレシーズン2戦目で裏抜けからゴールを挙げており、持ち味のスピードはラ・リーガでも十分に通用するはずだ。また、チームにはFWムリキ、FWラリン、FWアブドンと屈強なセンターフォワードタイプが揃っており、昨季のボーフムでは1アシストにとどまったチャンスメイクで、アーリークロスや右サイドを深くえぐってのプルバックといった部分に磨きをかけたい。 ◆昨季のジローナのような台頭期待~オトラ・リーガ~ <div style="text-align:center;"><img src="https://image.ultra-soccer.jp/1200/img/2024/get20240814_100_tw6.jpg" style="max-width: 100%;"></div><div style="text-align:right;font-size:x-small;">Getty Images<hr></div> 前述の3強、日本人所属クラブを除くオトラ・リーガは、いずれも移籍市場で苦戦を強いられているものの、昨季のミラクル・ジローナのような台頭を期待したい。 安定した戦いが期待できそうなのは、昨季5位のアスレティック・ビルバオと8位のビジャレアル。 昨季のコパ・デル・レイ王者であるアスレティックは、ユーロでの圧巻のパフォーマンスによってFWニコ・ウィリアムズにビッグクラブ行きが取り沙汰されるが、現状では残留を決断した模様。兄イニャキ、昨季ブレイクしたFWグルセタ、MFサンセトや新戦力FWジャロと攻撃陣にはタレントが揃う。ユーロ後に手術を行った守護神ウナイ・シモンの序盤戦不在は懸念材料も、ヨーロッパの争いに絡んでくることは間違いない。 昨季途中就任のマルセリーノ監督の下で8位フィニッシュのビジャレアルでは守護神ヨルゲンセン、主砲セルロートに加え、DFクエンカやMFトリゲロスらが退団。代わってFWアジョセ・ペレス、DFカンブワラ、FWニコラ・ペペ、DFセルジ・カルドナらを補強。大幅なスカッド刷新に踏み切った。ただ、ユーロ&パリ五輪制覇に貢献したMFバエナやエースFWジェラール・モレノ、MFパレホらは健在で、長期離脱明けのFWピノが問題なく試合に絡めれば、アスレティック同様に上位争いに絡むはずだ。 昨季は堂々の優勝争いの主役を演じ、クラブ史上初のCL出場権獲得に成功したジローナだが、今季はCLとの二足の草鞋を履くなかで難しい戦いが予想される。今夏の移籍市場ではピチーチ賞獲得のFWドフビク、司令塔のMFアレイシ・ガルシアに加え、DFヤン・コウト、エリック・ガルシア、FWサヴィオのレンタル組が退団し、絶対的な主力5人が流出した。もちろん、その代役としてパリ五輪金メダルに貢献したFWアベル・ルイス、元主力MFロメウ、FWブライアン・ヒル、DFクレイチ、MFファン・デ・ベークらを補強。ただ、スケールダウンは否めず、フィットへの時間や過密日程のなかで昨季同等のパフォーマンスは望めない。ある意味でミチェル監督には昨季以上の手腕が求められるところだ。 昨季7位のベティス、14位のセビージャのアンダルシア両雄に、9位のバレンシアという名門3クラブは今季もどっちに転ぶかわからない不透明な状況だ。 ペジェグリーニ監督の下で継続路線を歩むベティスだが、慢性的な財政問題によって今夏もアジョセ・ペレス、DFペッセージャ、FWウィリアン・ジョゼ、MFギド・ロドリゲス、DFミランダといった主力が相次いで流出。DFディエゴ・ジョレンテ、DFリカルド・ロドリゲスら経験豊富な選手の獲得は大きいが、開幕時点で得点源となるセンターフォワードが不在となっており、MFイスコら能力が高い2列目を活かしつつ決定力のある長身ストライカーの確保は急務だ。 一方、セビージャは前ラス・パルマスのピミエンタ新監督の下で捲土重来のシーズンに臨む。今夏の移籍市場ではDFセルヒオ・ラモスの退団、主砲エン=ネシリの移籍を含め大幅なスカッド刷新が進行中。そのなかでFWイヘアナチョ、サウール、MFサンビ・ロコンガ、FWエジュケらが加入。サウールはある程度戦力として計算できるが、イヘアナチョ、サンビ・ロコンガのプレミアリーグ組が苦戦を強いられれば、昨季同様に難しいシーズンとなるかもしれない。 ルベン・バラハ監督の下で戦力面を考えれば、まずまずの9位フィニッシュとなったバレンシアはここまで比較的静かな夏を過ごす。主力クラスに流出はなく、前線にFWラファ・ミル、FWダニ・ゴメスを獲得。ただ、守護神ママルダシュヴィリ、ハビ・ゲラを移籍市場閉幕までに死守できるかで、今季の戦いが大きく変わる。 降格したカディス、アルメリア、グラナダに代わって昇格したのはレガネス、バジャドリー、エスパニョールの3クラブ。いずれもしっかりとしたプレーモデルを持って昨季のセグンダ・ディビシオンのタフな戦いを制した好チームだが、プリメーラの戦いに向けてはあくまで身の丈の補強にとどまっており、ボトムハーフのライバル次第ではあるものの、残留争いを主戦場とする可能性が高い。 2024.08.14 19:00 Wed

バルセロナの人気記事ランキング

1

17歳3人先発の“ベイビー・バルサ”をけん引…35歳レヴァンドフスキはやはりバルセロナの生命線か

バルセロナのポーランド代表FWロベルト・レヴァンドフスキ(35)に賛辞が集まる。スペイン『Relevo』が伝えた。 バルセロナは17日、ラ・リーガ第1節でバレンシアとのアウェイゲームに逆転勝利。 熱量に圧倒されかねないメスタージャ戦で前半終盤に先制されるも、ハーフタイム直前のレヴァンドフスキ弾で追いつき、エースは後半頭にもPK成功。バルサは2-1と競り勝った。 ここ1〜2年、カンテラで育てる若手の台頭が目覚ましく、今夏もマルク・カサド20歳 & マルク・ベルナル17歳が急成長したバルサ。 ハンジ・フリック新監督は、この2枚をバレンシア戦のWボランチで並べただけでなく、ラミン・ヤマルとパウ・クバルシも先発起用。 レヴァンドフスキ、イニゴ、テア・シュテーゲンと30代が3人先発したにも関わらず、スタメン11人の平均年齢は24.2歳となり、ヤマル、クバルシ、ベルナルと17歳が3人も先発。『Relevo』は「ベイビー・バルサ」と呼ぶ。 そんなベイビー・バルサだからこそ、もうすぐ36歳となる点取り屋の健在ぶりが重要か。 ドイツ時代に関係を構築していたフリック新監督を就任当初から絶賛したなか、開幕戦のチームを勝利に、ボスの初陣を勝利に導く2得点。チームに若い選手が多く、バレンシア戦の出来も今ひとつだったからこそ、今季はレヴァンドフスキの存在が重要になりそうだ。 ここにきて33歳イルカイ・ギュンドアンの退団も浮上してきたバルセロナだ。 <span class="paragraph-title">【写真】“バルセロナでしか起こらないこと”</span><span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Things that only happen here <a href="https://twitter.com/hashtag/MadeinLaMasia?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#MadeinLaMasia</a> <a href="https://t.co/MPdoAoZifb">pic.twitter.com/MPdoAoZifb</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1825155686977716652?ref_src=twsrc%5Etfw">August 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.19 21:50 Mon
2

ギュンドアンに続いて? 選手登録に悩み続けるバルセロナはクリステンセンも放出候補か

バルセロナがデンマーク代表DFアンドレアス・クリステンセン(28)を放出する可能性が排除できないようだ。スペイン『ムンド・デポルティボ』などが伝えている。 急浮上したドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(33)の1年での退団、マンチェスター・シティ復帰がトントン拍子で進んでいる模様のバルセロナ。選手登録云々で悩み続けるクラブの現実がそこに凝縮されている。 ギュンドアンについては、すでに渡英し、マンチェスターにも到着。同じような道を辿る可能性がゼロとは言い切れないのが、守備職人クリステンセンだという。 クリステンセンは昨季終盤にピポーテ起用があり、この流れを汲む形でハンジ・フリック新監督もWボランチにてテスト。ただ、マルク・カサド&マルク・ベルナルの急台頭に押され、本職のセンターバックに留まることに。 バレンシアとの開幕戦は途中出場も、決して序列を落とした訳ではなさそう。ただし、28歳という中堅世代にして、絶対的存在でもないクリステンセンは、もはやそれだけで今のバルセロナにとって放出対象となってしまうのか。 具体的な動きは確認されていないものの、クリステンセンに対してはニューカッスルが潜在的な求婚者とされており、ここから8月31日のマーケット閉幕までに荷物をまとめる可能性が排除できないとのことだ。 あくまで可能性の話ではあるが、目玉補強のダニ・オルモをいまだに選手登録できないバルセロナの現実を示すトピックス。オルモ獲得に動いた時点で、現況は想定できなかったのか。 クリステンセン本人も移籍を排除していないとされる。 <span class="paragraph-title">【動画】8月21日...レヴァンドフスキ36歳誕生日当日のバルサのチーム練習</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Teammates wish Lewy a HAPPY BIRTHDAY! <a href="https://t.co/mdZz1x5P6h">pic.twitter.com/mdZz1x5P6h</a></p>&mdash; FC Barcelona (@FCBarcelona) <a href="https://twitter.com/FCBarcelona/status/1826371582115127540?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.22 19:55 Thu
3

ドイツ代表が14年ぶりに正守護神交代へ 124試合出場ノイアーの後継者は…

ドイツ代表が14年ぶりに正守護神交代だ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 21日、バイエルン所属のGKマヌエル・ノイアー(38)がドイツ代表から引退すると公表。通算124キャップでクリーンシート(無失点)51回、2014年ブラジルW杯優勝という功績を残し、次代にバトンを繋いだ。 ノイアーは2009年6月のUAE代表戦で初キャップ後、南アフリカW杯開幕前の“最後の強化期間”、2010年5月に正守護神としての座を確立。以来、負傷離脱していた場合を除き、14年間その座を守ってきた。 その間、バルセロナでCL優勝も経験した欧州屈指のシュートストッパーでありながら、苦い思いをし続けてきたのが、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)。 テア・シュテーゲンは通算40キャップも、W杯&ユーロに限ると出場ゼロ。40試合中25試合が国際親善試合で、主要大会のプレーとしては、コンフェデ杯2017のみとなっている。 そんなテア・シュテーゲンが、ノイアー引退に伴い、とうとうドイツ代表の正守護神となる。 <span class="paragraph-title">【動画】対戦国にとって高き壁だったマヌエル・ノイアー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Neuer’s saves were nothing short of extraordinary! <a href="https://twitter.com/hashtag/FIFAWorldCup?src=hash&amp;ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFAWorldCup</a> | <a href="https://twitter.com/Manuel_Neuer?ref_src=twsrc%5Etfw">@Manuel_Neuer</a> <a href="https://t.co/mMDlmcwTCn">pic.twitter.com/mMDlmcwTCn</a></p>&mdash; FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1826268508620984794?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 12:25 Fri
4

バルサは学べないのか? 97億円で獲得したダニ・オルモは未だ選手登録できず…3年連続同じ問題を繰り返す

なぜバルセロナは学ぶことができないのだろうか。今夏6000万ユーロ(約97億円)でRBライプツィヒから加入したスペイン代表MFダニ・オルモ(26)だが、未だに選手登録ができずプレーが許可されていない。 バルセロナのカンテラ育ちのダニ・オルモはディナモ・ザグレブ、ライプツィヒでプレー。今夏バルセロナへと復帰し、多くの歓迎を受けた。 スペイン代表としても活躍するオルモは、ユーロ2024でも優勝に貢献。バルセロナとしても大きな戦力であり、カンテラーノの帰還は今夏の大きな目玉だった。 しかし、第2節を前に未だに選手登録はされておらず、このままでは2試合続けてメンバー外という状況に。まだリミットまで時間はあるようだが、簡単に行かない話でもある。 この事象は今に始まった事ではない。過去2年間も夏には同じ状況に追い込まれ、獲得した選手が登録できずに試合を迎えていた。その理由は財政難。長らく続く問題は、一向に解消されない。 ハンジ・フリック監督も、24日のアスレティック・ビルバオ戦に向けては「願っている」とダニ・オルモを起用したい意向を示したが、期待に沿える可能性は低いと見られている。 ラ・リーガでは、各クラブの収入から選手の給与上限を設定。バルセロナは、広く知られた財政難により、選手登録に制限があり、2023-24シーズンも収支がマイナス1億ユーロ(約161億8000万円)となったために解決が困難な状況だ。 過去2年も同じ問題を抱えており、選手の売却やサラリーのカットなどで無理矢理乗り切ることに成功。ただ、それによってバルサを離れなければいけない選手も出た。 そして、全く同じことを今夏も繰り返している。選手の売却計画はあるものの、交渉が全くと言って良いほど纏まらず、一方で選手は獲得してしまうという状況。当然登録ができない。 今夏はFWマルク・ギウ、DFフリアン・アラウホ、MFオリオル・ロメウ、DFセルジーニョ・デスト、DFセルジ・ロベルトがチームを去り、23日にはドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアンが1年でマンチェスター・シティに復帰。その理由も財政難を助けるためであり、ギュンドアンのサラリーがなくなることがチームを助けることに。「僕の移籍で財政を助けられるならよかった」と選手に言わせるほどだ。 残りの期間でまだまだ選手を売りに出していく計画があるバルセロナだが、ダニ・オルモの登録には足りていない状況だ。 果たしてダニ・オルモがバルセロナの選手としてデビューするのはいつになるのか。そして、いつまでこの状況を続けるのか、注目される。 2024.08.24 23:01 Sat
5

ギュンドアンのマンチェスター・シティ復帰が決定…「再びシティのユニフォームを着るのが待ち切れない」

元ドイツ代表MFイルカイ・ギュンドアン(33)のマンチェスター・シティへの電撃復帰が正式に発表された。 マンチェスター・シティは23日、バルセロナからギュンドアンがフリートランスファーで加入したことを発表した。背番号は「19」に決定。契約期間は2025年6月30日までの1年となる。なお、今回の契約には1年の延長オプションも付帯している模様だ。 わずか1年での古巣帰還となったシティズンズの元キャプテンはクラブ公式サイトを通じて今回の決断について以下のように語った。 「マンチェスター・シティでの7年間は、ピッチ内外で純粋に満足のいく時間だった」 「ここに戻ってくる機会を得られたことは、とても大きな意味がある」 「私がペップ(・グアルディオラ監督)を尊敬していることは誰もが知っている。彼は世界最高の監督であり、毎日彼と一緒に仕事をすることで、より良いプレーヤーになれる。常に挑戦しているという感覚になるけど、それはどんなプロにとってもまさに望んでいることなんだ。彼と再び仕事をするのが待ち切れないよ」 「シティのチームメイトについて何と言えばいいだろうか…。彼らはワールドクラスのフットボーラーだ。彼らと一緒にトレーニングし、プレーする機会を得られたことを心から嬉しく思うよ」 「正直に言って、再びシティのユニフォームを着るのが待ち切れないよ」 2023年夏にマンチェスター・シティからバルセロナに加入したギュンドアン。ラ・リーガで36試合に出場し5ゴール9アシストを記録するなど、チームの中心として存在感を発揮してきた。 その33歳MFはドイツ代表でも共闘したハンジ・フリック監督の下で中心選手を担うかに思われたが、中盤の人材過多と高額なサラリーによる財政面の圧迫という事情によりクラブ主導での売却の可能性が報じられた。 クラブとしてはサウジアラビアのアル・ナスルなどまとまった移籍金を得られる中東やトルコへの売却も念頭に置いていたようだが、古巣であるシティからの関心が届いたことで、マンチェスター行きを希望した選手の意向をくむ形でフリーでの放出を受け入れたようだ。 2016年夏にドルトムントから加入し、昨夏に退団するまで公式戦304試合60ゴール38アシストの数字に、14個の主要タイトル獲得に貢献したギュンドアン。2度目の在籍期間ではプレミアリーグ5連覇、2シーズンぶりのチャンピオンズリーグ制覇など尊敬するスペイン人指揮官と共にさらなる成功を目指す。 <span class="paragraph-title">【動画】ギュンドアン帰還をエモーショナルに発表</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">What you&#39;ve all been waiting for... <br> <br>Welcome back to City, <a href="https://twitter.com/IlkayGuendogan?ref_src=twsrc%5Etfw">@IlkayGuendogan</a> <a href="https://t.co/8VutEkQNRU">pic.twitter.com/8VutEkQNRU</a></p>&mdash; Manchester City (@ManCity) <a href="https://twitter.com/ManCity/status/1826922417731633562?ref_src=twsrc%5Etfw">August 23, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 19:25 Fri

NEWS RANKING
Daily
Weekly
Monthly