グロスの華麗ボレー弾でドイツが終盤に逆転勝利、ユーロに弾み【国際親善試合】
2024.06.08 05:53 Sat
ドイツ代表は7日、国際親善試合でギリシャ代表をホームに迎え、2-1で逆転勝利した。
ムシアラの横パスをカットされてショートカウンターを受けた流れからツォリスにゴール至近距離から決定的なシュートを許すも2度に渡ってGKノイアーがビッグセーブで凌いだ。
その後はドイツがボールを持つ展開で推移したものの、好機を作れずにいると33分に失点。ツォリスのミドルシュートをGKノイアーは守備範囲だったが、ファンブル。ルーズボールをマスラスに押し込まれた。
しかしその後は引き続き攻めあぐねる状況が続いたため、68分にフュルクルクを投入。
終盤の83分、ショートコーナーの流れからヘンリクスの強烈なミドルがバーに直撃し、このまま引き分けるかと思われたが、89分に逆転弾。
クロスのルーズボールをペナルティアーク中央のグロスがダイレクトボレー。見事なシュートがゴールに吸い込まれた。
これが決勝点となってドイツが逆転勝利。ユーロ本大会前最後の試合を勝利で飾り、14日に行われる初戦のスコットランド代表戦に弾みを付けている。
PR
4日前のウクライナ代表戦をゴールレスドローで終えたドイツは、チャンピオンズリーグ決勝に出場したクロースとリュディガーが先発となった。GKヴラホディモスやツォリス、マヴロパノスらが先発したギリシャに対し、ハヴァーツを最前線に、2列目にギュンドアン、ムシアラ、ヴィルツと並べたドイツは6分に大ピンチ。その後はドイツがボールを持つ展開で推移したものの、好機を作れずにいると33分に失点。ツォリスのミドルシュートをGKノイアーは守備範囲だったが、ファンブル。ルーズボールをマスラスに押し込まれた。
低調な前半を終えて迎えた後半、ドイツはヴィルツに代えてサネを投入。すると56分に同点とする。サネのパスを受けたハヴァーツがボックス中央から反転シュートを流し込んだ。
しかしその後は引き続き攻めあぐねる状況が続いたため、68分にフュルクルクを投入。
終盤の83分、ショートコーナーの流れからヘンリクスの強烈なミドルがバーに直撃し、このまま引き分けるかと思われたが、89分に逆転弾。
クロスのルーズボールをペナルティアーク中央のグロスがダイレクトボレー。見事なシュートがゴールに吸い込まれた。
これが決勝点となってドイツが逆転勝利。ユーロ本大会前最後の試合を勝利で飾り、14日に行われる初戦のスコットランド代表戦に弾みを付けている。
PR
ドイツ代表の関連記事
国際親善試合の関連記事
|
ドイツ代表の人気記事ランキング
1
大会後2カ月、ユーロ2024での誤審が発覚…スペインvsドイツの準々決勝でハンド見逃しとUEFAが見解「PKを与えるべきだった」
欧州サッカー連盟(UEFA)の審判委員会は、今夏行われていたユーロ2024の準々決勝で、誤審があったことを認めた。 スペイン代表の優勝で幕を下ろしたユーロ2024。イングランド代表との決勝を2-1でスペインが制していた。 白熱の戦いが続いていたユーロ2024だったが、UEFAの審判委員会はプレーの検証を行った結果、誤審を認めることに。ハンドによるPKの見逃しがあったことを伝えた。 スペイン『Relevo』によれば、問題判定があったのは準々決勝のスペイン代表vsドイツ代表の一戦。1-1で迎えた延長後半、ジャマル・ムシアラのシュートをマルク・ククレジャが左手で止めたようにみえ、PKが与えられるかと思われたが、これはPKの判定とはならなかった。 当然ドイツの選手たちはPKを要求するも、イングランド人主審のアンソニー・テイラー氏はPKを認めず。ビデオ・アシスタント・レフェリー(VAR)もPKの可能性を伝えなかった。 ドイツでは大きな論争を巻き起こしたこのプレー。最終的にドイツは延長戦まで持つれた中で2-1で敗れており、悔しい敗退となってしまっていた。 UEFAは「判定が誤りであり、PKが与えられるべきであった」と、大会から2カ月が経過した中で、国際審判員に送られるレポートで言及。「最新のUEFAガイドラインによって、ゴール前のシュートを止めたハンドでの接触はより厳しく罰せられるべきであり、DFの腕が体に近かったり、体上にある場合を除いて、ほとんどはPKが与えられるべきだ」と、誤審を認めた。 また「今回の場合、DFは腕でシュートを止めたが、腕は体に密着しておらず、広げてシュートを止めているため、PKを与えるべきだった」と、不自然な状態で広がっていたとした。なお、警告や懲戒処分にする必要はないとまとめている。 一瞬の判断をしなければいけない主審たち。一方で、VARが導入されており、映像でチェックできても、審判員の認識違いや、解釈のミス、さらには人為的なミスもまだまだ散見される状況。これがPKであればドイツが勝っていた可能性もあり、結果的にスペインが優勝していることを考えると、なんとも言えない気持ちといったところだろう。 <span class="paragraph-title">【動画】UEFAが誤審を認めたククレジャのハンド…明暗分かれることに</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="Tsz2oEL8fLc";var video_start = 109;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.24 23:40 Tue2
“ノイアーとの共存を嫌ってレンタル生活” 27歳GKニューベルに転機か ドイツ世論がA代表守護神に推す?
シュツットガルトのドイツ代表GKアレクサンダー・ニューベル(27)に転機か。 転換期を迎えたドイツ代表。 2010年から14年間にわたって正守護神を担ったGKマヌエル・ノイアーが代表キャリアを終え、後継者のGKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンもここに来てバルセロナでの負傷で今季絶望に。ドイツ代表の正守護神に誰が据えられるのか…国内で関心が高まっている。 ドイツ『ビルト』がウェブ上で「テア・シュテーゲンの代役に相応しいのは?」とアンケートを取ったところ、すでに22万5000人以上の回答があり、最も名前が上がったのは、“得票率”38%のニューベルだったという。 ニューベルは若手時代にシャルケで台頭後、バイエルンへ完全移籍したGKという、ノイアーと同じ歩み。しかし、待てど暮らせどノイアーが衰えず、モナコへのレンタル放出中(22年)には「ノイアーがいる限りバイエルンには戻らない」とキッパリ宣言したことで波紋を広げた。 現在もバイエルンからのレンタル移籍でシュツットガルトに所属するなか、モナコでもそうだったが、レンタル先では一貫して正守護神。やはり実力は高く、シュツットガルトのチャンピオンズリーグ(CL)進出に大きく貢献している。 そんなこんなで、やや遠回りとはなったが、今年6月にドイツ代表初選出。9月の代表ウィークにも帯同し、テア・シュテーゲンを正守護神に、GKオリバー・バウマン(ホッフェンハイム)と2番手を競うという状況にまで辿り着いた。 『ビルト』の世論調査に話を戻すと、バウマンはテア・シュテーゲンより年上の34歳とあってか、中期的な代役としてはほぼ支持を得られず。ノイアーの再登板を望む意見(23%)もあるわけだが、現実的にはニューベルにチャンスを与えるべきとの意見が最も多い状況だ。 なお、ニューベルは10月の代表ウィークで1分間でも起用されれば、それが27歳にして待望の初キャップとなる。 2024.09.25 16:11 Wed3
テア・シュテーゲンの長期離脱にナーゲルスマン監督は「大きなショック」、ドイツ代表にも衝撃走る「復帰のためのサポートをしていきたい」
バルセロナのドイツ代表GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲンの長期離脱は、ドイツ代表にとっても大きな痛手となっている。 バルセロナの守護神であり、ドイツでも代表引退となったGKマヌエル・ノイアーの後継者だったテア・シュテーゲン。しかし、先週末に行われたラ・リーガ第6節のビジャレアル戦において、前半終了間際に負傷交代となっていた。 その後に行われた検査の結果、テア・シュテーゲンは右ヒザ膝蓋腱の完全断裂と診断。23日にバルセロナ病院のジョアン・カルレス・モンラウ医師による手術を受け、無事成功したとのことだ。 全治については明らかにされていないものの、スペイン『ムンド・デポルティボ』によると7~8カ月程度の離脱が予想されており、今シーズン中の復帰は絶望的な状態に。バルセロナは急遽GKの確保に向け動き始めている。 ドイツ『スカイ・スポーツ』によると、このテア・シュテーゲンの長期離脱はバルセロナだけでなくドイツ代表にも衝撃が走った模様。ユリアン・ナーゲルスマン監督は「マルクの負傷のニュースは我々にとって大きなショックだ。ピッチ内外問わず、チームから彼がいなくなるのはとても寂しい」と嘆きつつ、「復帰のため、常にサポートしていきたい」と語っている。 また、ドイツサッカー連盟(DFB)のスポーツ・ディレクターであるルディ・フェラー氏もコメントを発表。「できるだけ早い回復を願っている。マルクはこれまでのキャリアでも、すでに多くの挫折に対処してきた。今回もさらに強くなり戻ってくると確信している」と述べ、選手の復活を信じている姿勢を示した。 2024.09.24 10:30 Tue4
ドイツ代表が14年ぶりに正守護神交代へ 124試合出場ノイアーの後継者は…
ドイツ代表が14年ぶりに正守護神交代だ。ドイツ『ビルト』が伝えている。 21日、バイエルン所属のGKマヌエル・ノイアー(38)がドイツ代表から引退すると公表。通算124キャップでクリーンシート(無失点)51回、2014年ブラジルW杯優勝という功績を残し、次代にバトンを繋いだ。 ノイアーは2009年6月のUAE代表戦で初キャップ後、南アフリカW杯開幕前の“最後の強化期間”、2010年5月に正守護神としての座を確立。以来、負傷離脱していた場合を除き、14年間その座を守ってきた。 その間、バルセロナでCL優勝も経験した欧州屈指のシュートストッパーでありながら、苦い思いをし続けてきたのが、GKマルク=アンドレ・テア・シュテーゲン(32)。 テア・シュテーゲンは通算40キャップも、W杯&ユーロに限ると出場ゼロ。40試合中25試合が国際親善試合で、主要大会のプレーとしては、コンフェデ杯2017のみとなっている。 そんなテア・シュテーゲンが、ノイアー引退に伴い、とうとうドイツ代表の正守護神となる。 <span class="paragraph-title">【動画】対戦国にとって高き壁だったマヌエル・ノイアー</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet"><p lang="en" dir="ltr">Neuer’s saves were nothing short of extraordinary! <a href="https://twitter.com/hashtag/FIFAWorldCup?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#FIFAWorldCup</a> | <a href="https://twitter.com/Manuel_Neuer?ref_src=twsrc%5Etfw">@Manuel_Neuer</a> <a href="https://t.co/mMDlmcwTCn">pic.twitter.com/mMDlmcwTCn</a></p>— FIFA World Cup (@FIFAWorldCup) <a href="https://twitter.com/FIFAWorldCup/status/1826268508620984794?ref_src=twsrc%5Etfw">August 21, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.08.23 12:25 Fri5