【プレミアリーグ第21節プレビュー】今週末に2つのビッグマッチ! 2週に渡る分散開催
2024.01.12 19:30 Fri
年末年始に開催された後半戦初戦となった第20節では、首位のリバプールを筆頭にアストン・ビラ、マンチェスター・シティ、トッテナムといった上位陣が順当に勝ち点3を奪取。一方で、今季初連敗のアーセナルは4位に転落した。
8位のマンチェスター・ユナイテッドは前節、ノッティンガム・フォレスト相手に敵地で1-2の敗戦。2023年の戦いを厳しい敗北という形で終えた。2024年初戦となったFAカップでは3部のウィガン相手に決定力不足を露呈しながらも、2-0で快勝し白星スタートを飾った。ただ、11月の3連勝以降は連勝がなく快勝した次の試合の戦いに問題を抱えるテン・ハグのチームは、前回対戦で0-2の敗戦を喫した相手に苦戦必至だ。代表チームとの協議の結果、守護神オナナの出場の確約に加え、DFマグワイア、ショー、MFエリクセンの3選手に復帰の目途が立ったことは朗報だが、サー・ジム・ラトクリフ氏の現地観戦も伝えらえる新年最初の対ビッグ6戦で結果を残せるか。
対する5位のトッテナムは前節、満身創痍の状況のなかでリーグ7戦無敗の難敵ボーンマスに3-1の勝利を収め、前々節のブライトン戦の敗戦からのバウンスバックに成功し、2023年の戦いを終えた。さらに、直近FAカップではFWソン・フンミン、MFサールら代表戦参戦組が離脱したなか、バーンリー相手にDFペドロ・ポロの鮮烈な一撃で1-0の勝利。新年を幸先よくスタートした。また、例年動きの遅さが顕著な移籍市場の動きでは補強急務のセンターバックにドラグシン、手薄な前線にヴェルナーと早くも2人の新戦力を補強。この試合では負傷明けのDFファン・デ・フェン、ロメロらと共に早速出番が与えられるかもしれない。主力を欠く中盤の構成力、エース不在の決定力にやや不安を抱える状況だが、上位戦線に踏みとどまる上で赤い悪魔相手の勝利は必須だ。
一方、クラブ・ワールドカップ優勝後はリーグ連勝と本来の調子を取り戻した3位のマンチェスター・シティ。前節は最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に2-0と危なげなく勝ち切った。さらに、直近のFAカップでは2部のハダースフィールド相手に5-0の完勝。戦列復帰を果たしたMFデ・ブライネ、FWドクが早速決定的な仕事を果たしたほか、目下絶好調のMFフォーデン、FWアルバレスの活躍が光った。難敵相手のアウェイゲームでリーグ3連勝を狙う一戦では体調不良明けのMFベルナルド・シウバらの復帰に加え、FWハーランドに関してもわずかながら復帰の可能性が出てきており、有事の展開にも十二分に対応できる状況だ。
2023年最終戦となったバーンリー戦をMFドウグラス・ルイスの土壇場のPKによるゴールで3-2と勝ち切り、2位に浮上したアストン・ビラ。直近のFAカップでもミドルズブラに後半終盤のゴールで勝ち切ったエメリのチームは、直近の公式戦1分け4敗の5戦未勝利と急失速する17位のエバートン相手のアウェイゲームで連勝を狙う。現状の両者のパフォーマンスを鑑みれば勝ち点3の可能性は高いが、難所グディソン・パークで苦手とするアウェイゲームのパフォーマンス改善といきたい。
10位のチェルシーは直近の公式戦でアーセナル、リバプール相手に善戦した曲者フルアムとのロンドン・ダービーに臨む。2023年最終戦となった前節のルートン・タウン戦は3点リードから1点差に迫られる拙い試合運びも、3-2で競り勝って連勝締め。新年初戦のFAカップのプレストン戦でも格下相手に4-0の快勝を収めた。ただ、直近のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグでは2部のミドルズブラ相手に敵地で0-1の敗戦を喫した。決定力不足を除けば試合内容にそこまで悲観すべき点はなかったが、前節でアーセナルに説得力のある勝利を収めたフルアム相手に隙を見せれば同じ轍を踏む可能性は十分にある。ボロ戦では偽CF起用の影響などもあり、珍しくアタッキングサードで冷静さを欠いたMFパーマーの奮起に期待したいところだ。
新戦力補強、負傷者の状況によって今後大きな変化も見込まれるが、来週末に開催される5試合ではボーンマスvsリバプール、アーセナルvsクリスタル・パレスの2カードに注目。
年末年始にかけて公式戦4連勝と絶好調の首位リバプールは、リーグ戦8試合ぶりの敗戦からのバウンスバックを図る12位のボーンマスと対戦。前節、FWサラーの2ゴールの活躍などでニューカッスルに4-2の快勝を収めたクロップのチームは、以降のFAカップではアーセナルに2-0、EFLカップ準決勝1stレグではフルアムに2-1と好調を維持。サラーに加えてMF遠藤航を欠くなか、前線と中盤では試行錯誤の選手起用が続くが、コンディションを上げるFWジョタらの活躍によって大きな問題は生じていない。小休止を経て臨むチェリーズとの一戦では勤続疲労の主力、負傷明け組のコンディションをうまくコントロールしながら勝ち切りたい。
ウェストハム、フルアムとのロンドン・ダービーで今季初のリーグ戦連敗を喫して4位転落となったアーセナルは、さらに前述のFAカップでのリバプール戦の敗戦によって公式戦3連敗。泥沼の状況で小休止に入った。その調整期間で心身ともにリフレッシュを図るなか、14位のクリスタル・パレスとの三度のロンドン・ダービーで連敗ストップを狙う。一部でストライカー補強の可能性も取りざたされるが、FFPの問題を考えれば後半戦も現有戦力での戦いが濃厚だ。そういったなか、来週のイーグルス戦では前線の配置や戦術面のマイナーチェンジを含め指揮官アルテタの采配に注目したい。なお、DFジンチェンコ、FWガブリエウ・ジェズスの2選手に関しては復帰の目途が立っているようだ。
その他ではMF三笘薫が引き続き不在となる7位のブライトンは、曲者のウォルバーハンプトンと、上位浮上を狙う6位のウェストハムは最下位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦。いずれも対戦相手を考えれば勝ち点3を獲得したい。また、いずれも降格圏に沈むバーンリーvsルートン・タウンは残留争いの行方に影響を与える重要な一戦となる。
◆プレミアリーグ第21節
▽1/12(金)
《21:30》
バーンリー vs ルートン・タウン
▽1/13(土)
《21:30》
チェルシー vs フルアム
《26:30》
ニューカッスル vs マンチェスター・シティ
▽1/14(日)
《23:00》
エバートン vs アストン・ビラ
《25:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
▽1/20(土)
《21:30》
アーセナル vs クリスタル・パレス
《26:30》
ブレントフォード vs ノッティンガム・フォレスト
▽1/21(日)
《23:00》
シェフィールド・ユナイテッド vs ウェストハム
《25:30》
ボーンマス vs リバプール
▽1/22(月)
《28:45》
ブライトン vs ウォルバーハンプトン
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FAカップ初戦を挟んでの開催となる第21節は2週に渡る分散開催に加え、今冬の移籍市場開幕による新戦力、アジアカップ、アフリカ・ネーションズカップによる一部主力の不在と幾つかの要素によってより注目が集まる一節となる。今週末開催試合ではマンチェスター・ユナイテッドvsトッテナム、ニューカッスルvsマンチェスター・シティの2つのビッグマッチに注目が集まるところだ。対する5位のトッテナムは前節、満身創痍の状況のなかでリーグ7戦無敗の難敵ボーンマスに3-1の勝利を収め、前々節のブライトン戦の敗戦からのバウンスバックに成功し、2023年の戦いを終えた。さらに、直近FAカップではFWソン・フンミン、MFサールら代表戦参戦組が離脱したなか、バーンリー相手にDFペドロ・ポロの鮮烈な一撃で1-0の勝利。新年を幸先よくスタートした。また、例年動きの遅さが顕著な移籍市場の動きでは補強急務のセンターバックにドラグシン、手薄な前線にヴェルナーと早くも2人の新戦力を補強。この試合では負傷明けのDFファン・デ・フェン、ロメロらと共に早速出番が与えられるかもしれない。主力を欠く中盤の構成力、エース不在の決定力にやや不安を抱える状況だが、上位戦線に踏みとどまる上で赤い悪魔相手の勝利は必須だ。
9位のニューカッスルは年末年始にかけて公式戦4連敗と厳しい戦いが続いたが、直近のFAカップでは8年ぶりに実現したサンダーランドとのタイン・ウェア・ダービーに3-0で完勝。2部のブラックキャッツとの実力差は歴然ではあったが、この新年初勝利を後半戦の巻き返しに繋げたいところ。完全に復調しつつある3連覇中の王者相手に厳しい戦いが想定されるが、熱狂のセント・ジェームズ・パークのホームアドバンテージを活かして勝ち点を獲得したい。
一方、クラブ・ワールドカップ優勝後はリーグ連勝と本来の調子を取り戻した3位のマンチェスター・シティ。前節は最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に2-0と危なげなく勝ち切った。さらに、直近のFAカップでは2部のハダースフィールド相手に5-0の完勝。戦列復帰を果たしたMFデ・ブライネ、FWドクが早速決定的な仕事を果たしたほか、目下絶好調のMFフォーデン、FWアルバレスの活躍が光った。難敵相手のアウェイゲームでリーグ3連勝を狙う一戦では体調不良明けのMFベルナルド・シウバらの復帰に加え、FWハーランドに関してもわずかながら復帰の可能性が出てきており、有事の展開にも十二分に対応できる状況だ。
2023年最終戦となったバーンリー戦をMFドウグラス・ルイスの土壇場のPKによるゴールで3-2と勝ち切り、2位に浮上したアストン・ビラ。直近のFAカップでもミドルズブラに後半終盤のゴールで勝ち切ったエメリのチームは、直近の公式戦1分け4敗の5戦未勝利と急失速する17位のエバートン相手のアウェイゲームで連勝を狙う。現状の両者のパフォーマンスを鑑みれば勝ち点3の可能性は高いが、難所グディソン・パークで苦手とするアウェイゲームのパフォーマンス改善といきたい。
10位のチェルシーは直近の公式戦でアーセナル、リバプール相手に善戦した曲者フルアムとのロンドン・ダービーに臨む。2023年最終戦となった前節のルートン・タウン戦は3点リードから1点差に迫られる拙い試合運びも、3-2で競り勝って連勝締め。新年初戦のFAカップのプレストン戦でも格下相手に4-0の快勝を収めた。ただ、直近のEFLカップ(カラバオカップ)準決勝1stレグでは2部のミドルズブラ相手に敵地で0-1の敗戦を喫した。決定力不足を除けば試合内容にそこまで悲観すべき点はなかったが、前節でアーセナルに説得力のある勝利を収めたフルアム相手に隙を見せれば同じ轍を踏む可能性は十分にある。ボロ戦では偽CF起用の影響などもあり、珍しくアタッキングサードで冷静さを欠いたMFパーマーの奮起に期待したいところだ。
新戦力補強、負傷者の状況によって今後大きな変化も見込まれるが、来週末に開催される5試合ではボーンマスvsリバプール、アーセナルvsクリスタル・パレスの2カードに注目。
年末年始にかけて公式戦4連勝と絶好調の首位リバプールは、リーグ戦8試合ぶりの敗戦からのバウンスバックを図る12位のボーンマスと対戦。前節、FWサラーの2ゴールの活躍などでニューカッスルに4-2の快勝を収めたクロップのチームは、以降のFAカップではアーセナルに2-0、EFLカップ準決勝1stレグではフルアムに2-1と好調を維持。サラーに加えてMF遠藤航を欠くなか、前線と中盤では試行錯誤の選手起用が続くが、コンディションを上げるFWジョタらの活躍によって大きな問題は生じていない。小休止を経て臨むチェリーズとの一戦では勤続疲労の主力、負傷明け組のコンディションをうまくコントロールしながら勝ち切りたい。
ウェストハム、フルアムとのロンドン・ダービーで今季初のリーグ戦連敗を喫して4位転落となったアーセナルは、さらに前述のFAカップでのリバプール戦の敗戦によって公式戦3連敗。泥沼の状況で小休止に入った。その調整期間で心身ともにリフレッシュを図るなか、14位のクリスタル・パレスとの三度のロンドン・ダービーで連敗ストップを狙う。一部でストライカー補強の可能性も取りざたされるが、FFPの問題を考えれば後半戦も現有戦力での戦いが濃厚だ。そういったなか、来週のイーグルス戦では前線の配置や戦術面のマイナーチェンジを含め指揮官アルテタの采配に注目したい。なお、DFジンチェンコ、FWガブリエウ・ジェズスの2選手に関しては復帰の目途が立っているようだ。
その他ではMF三笘薫が引き続き不在となる7位のブライトンは、曲者のウォルバーハンプトンと、上位浮上を狙う6位のウェストハムは最下位のシェフィールド・ユナイテッドと対戦。いずれも対戦相手を考えれば勝ち点3を獲得したい。また、いずれも降格圏に沈むバーンリーvsルートン・タウンは残留争いの行方に影響を与える重要な一戦となる。
◆プレミアリーグ第21節
▽1/12(金)
《21:30》
バーンリー vs ルートン・タウン
▽1/13(土)
《21:30》
チェルシー vs フルアム
《26:30》
ニューカッスル vs マンチェスター・シティ
▽1/14(日)
《23:00》
エバートン vs アストン・ビラ
《25:30》
マンチェスター・ユナイテッド vs トッテナム
▽1/20(土)
《21:30》
アーセナル vs クリスタル・パレス
《26:30》
ブレントフォード vs ノッティンガム・フォレスト
▽1/21(日)
《23:00》
シェフィールド・ユナイテッド vs ウェストハム
《25:30》
ボーンマス vs リバプール
▽1/22(月)
《28:45》
ブライトン vs ウォルバーハンプトン
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DCw_2k9plRG/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Sky Sports(@skysports)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.26 10:35 Tue2
「彼らは新しいことにもオープン」初陣控えるユナイテッドのアモリム新監督、3回の練習で手応え「1週間で自分たちのスタイルを変えた」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が初陣前の会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 エリク・テン・ハグ監督が退任し、新たにユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。24日に行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン戦が最初の指揮となる。 インターナショナルマッチウィーク中に練習を行ったアモリム監督は、イプスウィッチ戦前の会見でコメント。2012-13シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっているチームだが、復権に自信をのぞかせている。 「私は少し夢想家で、自分のことを信じている。そしてクラブのことも信じている。我々は同じアイデアを持ち、考え方も同じだと思うから、それが助けになるだろう」 「だが、選手たちのことも心から信じている。皆さんがここの選手たちをあまり信じていないことは知っているが、私は大いに信じているし、改善の余地があると思っている」 「新しいことに挑戦したい。皆さんはそれが不可能だと考えるかもしれないが、私は可能だと思っている。どうなるかは見ていればわかるだろう」 また、具体的な改善点にも言及。戦術理解やフィジカルの向上を望んでいるようだ。 「チームとして成長する余地がある。多くの面やゲーム理解の面を改善しなければならない。プレーの仕方が異なり、シーズンの途中で変化していることはわかっている」 「チームのフィジカル面を改善しなければならないと思う。改善したいのはそこだ。それだけだ。どれくらい時間が必要かはわからない」 「マンチェスター・ユナイテッドにいる以上、試合に勝たなければならないことはわかっているし、多くの時間が必要だとは言わない。素晴らしいリーグ、世界最強のリーグで戦うため、優勝を狙うには多くの改善が必要だし、当然多くの時間はかかる。私が言えるのは、試合に勝ち、いずれタイトルを獲得しなければならないということだ」 さらに、実際にユナイテッドの選手たちを指導しての感想も伝えたアモリム監督。前向きな姿勢から手応えを得ているようだ。 「私は選手たちを信頼している。今週から始まったが、1週間、たった3回のトレーニングで彼らは自分たちのスタイルを変えたし、誰もが興奮している」 「彼らは新しいことにもオープンだ。私が求めるのはハードワークと新しいアイデアを信じることだけだ。私はそう感じているし、彼らが私の考えが間違っていると証明するまではそうだ。選手たちのことを信頼している」 <span class="paragraph-title">【動画】アモリムユナイテッドの初練習</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JtW_5wmyoNA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.23 15:04 Sat3
アモリム率いる新生ユナイテッドはドロー発進…守護神オナナ躍動で勝ち点1拾うも前途多難か【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、イプスウィッチ・タウンvsマンチェスター・ユナイテッドが24日にポートマン・ロードで行われ、1-1のドローに終わった。 スポルティングCPからシーズン途中の引き抜きとなったルベン・アモリム監督の初陣。前節、レスター・シティに3-0の完勝を収め、ファン・ニステルローイ暫定体制を公式戦3勝1分けの4戦無敗の13位で終え、新指揮官にバトンが渡されたユナイテッド。 インターナショナルマッチウィークの短い準備期間を経たポルトガル人指揮官は、前節トッテナム相手に待望の初勝利を挙げた昇格組相手に白星スタートを狙った。前節からは先発3人を変更し、マルティネスとウガルテ、ホイルンドに代えてエバンス、エリクセン、ガルナチョを起用。システムを[4-2-3-1]から新指揮官の代名詞である[3-4-2-1]に変更。最前線のラッシュフォードの下にブルーノ・フェルナンデスとガルナチョが並んだ。 新生ユナイテッドの出方に注目が集まったなか、開始直後にいきなりゴールをこじ開ける。開始2分、後方からのビルドアップで右サイドへボールを展開すると、ブルーノとのパス交換で前を向いたウイングバックのアマドが快足を飛ばしてDFを振り切って深い位置まで運んでクロスを供給。ゴール前に走り込んだラッシュフォードがGKの寸前でワンタッチで合わせた。 考え得る限りで最高のスタートを切った赤い悪魔は直後にも相手を揺さぶってエリクセンが際どいミドルシュートを放つ。しかし、時間の経過とともにハッチンソンとバーンズの右サイドの仕掛けに手を焼き始めると、11分にはバーンズのグラウンダークロスをペナルティアーク付近のシュモディクスに右足ダイレクトで枠の左隅へ飛ばされるが、ここはGKオナナの好守で事なきを得た。 以降は保持率こそ五分となったが、後方からのビルドアップに苦戦するユナイテッドに対して、イプスウィッチがより効果的にボールを動かしながらアタッキングサードまで前進。決定機まであと一歩という場面を作り出していく。29分にはデラップの仕掛けで得た好位置のFKをハッチンソンが左足で直接狙うが、GKオナナの正面を突く。 前半半ばから終盤にかけては完全にイプスウィッチペースに。前から制限をかけられず、曖昧なミドルブロックで構えるユナイテッドの守備に対して、より多彩な形で揺さぶりを見せる。40分、左サイドで裏へ抜けたデイビスの完璧な折り返しからゴール前で放ったデラップの渾身のシュートはGKオナナの右手を使った驚異的なセーブに阻まれたが、直後に同点に追いついた。 43分、押し込んだ流れからペナルティアーク付近で右のバーンズから横パスを受けたハッチンソンが鋭いターンから左足を振り抜くと、ゴール前のDFマズラウィが頭で触ってコースが変わったシュートがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。 スコアは1-1のイーブンもホームチーム優勢の前半45分を経て試合は後半に突入。前半同様に開始直後にはユナイテッドに決定機。ブルーノのスルーパスで左のポケットを取ったガルナチョがシュートを放つが、これはGKのセーブとDFのゴールカバーに阻まれる。 一方、このピンチを凌いだイプスウィッチも直後の51分にはデラップが馬力のある仕掛けで中央を突破し、右サイド深くでバーンズがGKとディフェンスラインの間に入れた高速クロスに反応。巧みなヒールシュートで合わすが、ここでも守護神オナナが立ちはだかった。 後半は一進一退の攻防が続くなか、アモリム監督は56分に2枚替えを敢行。エバンスとカゼミロを下げて長期離脱明けで今季初出場のショーと愛弟子ウガルテをピッチに送り込むが、この交代も即効果発揮には至らない。 試合が完全に膠着状態に陥ると、65分を過ぎて両ベンチが動く。イプスウィッチはカユステとシュモディクスに代えてテイラー、ジャック・クラークを投入。対するユナイテッドはエリクセンとラッシュフォードを下げてホイルンド、ザークツィーのストライカーを投入。ブルーノを1列下げてより攻撃的な形に変化した。 交代選手の躍動には至らずも、疲労の影響で後半終盤はよりオープンな展開に。その流れでユナイテッドはブルーノの直接FK、イプスウィッチはゴール前で折り返しに反応したチョップリンのシュートでゴールへ迫っていく。 だが、互いに負けたくない意識もあってか、後半最終盤の攻防でもリスクを冒し切れず。試合はこのまま1-1でタイムアップを迎えた。 大きな期待を背負ったアモリム・ユナイテッドの初陣は多くの課題を窺わせる微妙なドロースタートとなった。 イプスウィッチ・タウン 1-1 マンチェスター・ユナイテッド 【イプスウィッチ】 オマリ・ハッチンソン(前43) 【マンチェスター・ユナイテッド】 マーカス・ラッシュフォード(前2) <span class="paragraph-title">【動画】ラッシュフォードが新体制で初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">開始2分<br>アモリム新体制の<br>ファーストゴールは背番号<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/znPZbFxmL8">pic.twitter.com/znPZbFxmL8</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860727672713957434?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.25 03:35 Mon4
【プレミアリーグ第12節プレビュー】新生ユナイテッド初陣に、不調のシティがスパーズ戦
インターナショナルマッチウィーク前に行われた第11節では首位のリバプールが上位陣で唯一勝ち点3を取り切った一方、マンチェスター・シティが、ノッティンガム・フォレストが敗戦。チェルシーとアーセナルの上位対決がドローに終わり、首位チームが独り勝ちという形で中断期間に入った。 今年最後のインターナショナルマッチウィークが終了し、ここから年末年始の超過密日程に突入するなか、今節ではマンチェスターの両雄に大きな注目が集まるところだ。 13位のマンチェスター・ユナイテッドはファン・ニステルローイ暫定体制のラストマッチとなった前節のレスター・シティ戦に3-0で完勝し、公式戦3勝1分けの4戦無敗でルベン・アモリム新監督へバトンを渡す形となった。そして、新指揮官の初陣では、前節トッテナムを破って待望のリーグ初勝利を挙げた17位のイプスウィッチ・タウンとのアウェイゲームに臨む。 今シーズンのスポルティングCPでは開幕から公式戦17勝1分けと圧倒的な戦績を残したポルトガル人指揮官の手腕に注目集まる今回の一戦では、近年ユナイテッドが重用する[4-2-3-1]の継続か、自身が志向する[3-4-2-1]への変更か。システムや選手起用を中心に大きな期待感とともに、指揮官の一挙手一投足や新たなモチベーションを得たチームの躍動を見守りたいところだ。 その赤い悪魔の宿敵でプレミア4連覇中の王者マンチェスター・シティは、グアルディオラ体制初の公式戦4連敗という苦境のなか、次節にはリバプールとの大一番を控える状況で10位のトッテナムという難敵相手にバウンスバックの白星を目指す。 前節のブライトン戦は1点リードで折り返した後半に圧倒されると、らしくない連続失点でホームチームに逆転勝利を許して1-2の逆転負けとなった。多くの離脱者、勤続疲労に加え、少し自信を失っているように見える点も気がかりだ。ただ、今週に入ってグアルディオラ監督の2年の契約延長という朗報が舞い込み、度重なる財務違反に関するピッチ外の雑音は別として空気が変わった印象もあり、連敗のきっかけを作った因縁の相手を叩いて再浮上といきたい。 対するトッテナムはイプスウィッチ相手の逆転負けによって公式戦連敗中。前々節のアストン・ビラ戦での会心の逆転勝利で流れを掴みたいなか、格下相手の痛い取りこぼしとなった。度重なる負傷者に加え、先日には人種差別発言でMFベンタンクールに7試合の出場停止処分が科され、過密日程において大きなダメージを受けた。上位戦線に踏みとどまる上で勝ち点必須となる苦手のアウェイゲームでは総力戦で臨みたい。 絶好調のリバプールは週明けにチャンピオンズリーグ(CL)のレアル・マドリー戦、次節にシティ戦とビッグマッチ連戦を控えるなか、最下位のサウサンプトンと対戦する。前節はアストン・ビラとの強豪対決を、FWヌニェス、FWサラーの高速カウンター2発で制し、改めてその強さを証明した。守護神アリソンやFWジョタに加え、DFアレクサンダー=アーノルドが不在となるが、現状のセインツ相手に後れを取る可能性は低い。後方から繋いでくる相手を得意のカウンターで仕留めたい。 対するセインツでは日本代表でゴールを挙げたDF菅原由勢の活躍に期待。直近は2試合連続ベンチスタートとなり、代表戦の疲労を考慮すればベンチスタートの可能性もあるが、右サイドでFWルイス・ディアスやFWガクポといった強力な選手に対応しつつ、持ち味の攻撃センスでチャンスを演出したい。 4位のアーセナルは同勝ち点で並ぶ5位のノッティンガム・フォレストとの上位対決でリーグ5戦ぶりの白星を目指す。チェルシーとのロンドン・ダービーではFWマルティネッリのゴールで先制したが、緩い守備からすぐさま同点に追いつかれての1-1のドローとなった。MFウーデゴールの復帰は朗報だが、4試合3ゴールと得点力不足が顕著な攻撃の改善が急務だ。フォレストは直近のニューカッスル戦で1-3の敗戦を喫したが、リーグ2位の堅守と相手の長所を消すことに長けた曲者だけにチームとしての真価が試される。 3位のチェルシーは指揮官マレスカの古巣である15位のレスター・シティ相手に3試合ぶりの白星を狙う。ユナイテッド、アーセナルとの連戦では自分たちらしさを見せたものの、MFパーマーとFWジャクソンの両エースがうまく封じ込められたことで、アタッキングサードでのプレーに課題も見受けられた。ただ、対戦相手のレスターは直近のユナイテッド戦を含め守備面に大きな問題を抱えており、早い時間帯に1点を取れれば、大量得点での快勝という展開も十分に考えられる。 MF三笘薫の所属する6位のブライトン&ホーヴ・アルビオンは、王者撃破の勢いにのって12位のボーンマス相手に連勝を狙う。シティ戦では途中出場で流れを変えたFWジョアン・ペドロらとともに攻撃の核として傑出したパフォーマンスを見せた左ウイングは、日本代表で2試合に出場したもののプレータイムはコントロールされており、コンディションに問題がなければスタメン起用の可能性は高い。球際にタイトに来る相手に対して、持ち味の打開力で攻撃の突破口となりたい。 18位のクリスタル・パレスは9位のアストン・ビラ相手にリーグ3戦ぶりの白星を狙う。度重なる負傷者に加え、前節フルアム戦で退場したMF鎌田大地が3試合出場停止の1試合目で不在となり、厳しい戦いが想定されるが、2-1で勝利したEFLカップの再現を狙いたいところだ。 《プレミアリーグ第12節》 ▽11/23(土) 《21:30》 レスター・シティ vs チェルシー 《24:00》 ボーンマス vs ブライトン アーセナル vs ノッティンガム・フォレスト アストン・ビラ vs クリスタル・パレス エバートン vs ブレントフォード フルアム vs ウォルバーハンプトン 《26:30》 マンチェスター・シティ vs トッテナム ▽11/24(日) 《23:00》 サウサンプトン vs リバプール 《25:30》 イプスウィッチ vs マンチェスター・ユナイテッド ▽11/25(月) 《29:00》 ニューカッスル vs ウェストハム 2024.11.23 12:36 Sat5