【プレミアリーグ第20節プレビュー】元日に首位リバプールvsニューカッスル! 息つく暇なく後半戦スタート
2023.12.30 13:23 Sat
ボクシング・デーを含むミッドウィーク開催となった前半戦ラストゲームでは、リバプールとマンチェスター・シティが順当に勝ち点3を重ねた一方、アーセナルとトッテナムのノースロンドン勢にアストン・ビラが敗れて上位戦線に若干の変化が起きた。そういったなか、リバプールがアーセナルを抜いて首位ターンを決めた。
リバプールは前節、降格圏に沈むバーンリー相手に2-0の勝利。FWヌニェスのリーグ9戦ぶりのゴールで前半序盤にリードを手にし、以降は2度の“幻のゴール”もあって勝負を決められずにいたが、後半最終盤に復帰戦となったFWジョタのゴールでトドメを差し、2-0の快勝となった。これで3戦ぶりの勝利を収めたクロップのチームは、アーセナルの取りこぼしによって首位で2023年の戦いを終えた。
そして、2019–20シーズン以来のリーグ制覇へ力強いスタートを切りたい初陣では、公式戦3連敗を含めて絶不調のマグパイズをホームで迎え撃つ。難所セント・ジェームズ・パークで行われた前回対戦では1点ビハインドに加え、DFファン・ダイクの退場という二重苦に晒されたなか、途中出場ヌニェスの圧巻の2ゴールで2-1の劇的な逆転勝利を収めた。そして、この勝利によって良い流れを掴んだ印象もあり、その因縁の相手にシーズンダブルを食らわせてさらなる勢いを付けたい。公式戦7試合連続スタメンとフル稼働が続くMF遠藤航だが、アジアカップ参戦前最後のリーグ戦にしてプレミア屈指のタフな中盤を擁するニューカッスル戦で当然のことながらスタメンとしてプレーする可能性は高いはずだ。
アーセナルは前節、圧倒的な戦績を誇るエミレーツ・スタジアムでウェストハムとのロンドン・ダービーに臨んだ。対モイーズ相手のホームゲームでは無敗を誇っており、実力自体は拮抗しているものの、勝ち点3奪取の可能性は高いと思われた。しかし、試合序盤にゴールラインを割ったか否かの判定が非常に難しいFWボーウェンの折り返しからMFソウチェクに先制点を奪われると、後半序盤にはDFマヴロパノスに痛恨の恩返し弾を喫した。リーグ戦では古巣初対戦のMFライスが献上したPKはGKラヤのビッグセーブで凌いだが、EFLカップに続いてハマーズに敗れる結果となった。相手を大きく上回るシュート30本を浴びせかけたが、守護神アレオラや急造センターバックコンビにうまく守られて決定力不足を露呈。さらに、DFジンチェンコを中心に勤続疲労を抱える一部選手のミスも目立った。
この敗戦によって改めて悲願達成への課題を露呈したアルテタのチームは、13位のフルアムとのロンドン・ダービーでは結果だけでなく内容が伴ったものを見せたい。なお、対戦相手のフルアムは一時4試合連続3得点以上と攻撃が爆発していたが、直近3試合では無得点且つ複数失点での3連敗とフォームを落としており、アーセナルとしては是が非でも勝ち切りたいところだ。
5位のトッテナムは前節、敵地でブライトンに2-4の敗戦。リーグ連勝が「3」でストップすると共にトップ4陥落となった。ブライトン戦では軽率な形で与えた2つのPK、防ぎようがないDFエストゥピニャンの決勝点と失点シーンは完璧に崩されたものではなかったが、守護神ヴィカーリオの再三のビッグセーブがなければ、より多くの失点を喫していた可能性もあった。4人のサイドバックが並ぶディフェンスラインに加え、中盤の構成力の低下、FWソン・フンミンらの勤続疲労によってパフォーマンスの低下は顕著。さらに、今節ではMFクルゼフスキをサスペンションで欠く厳しい状況だ。
一方、対戦相手の12位ボーンマスは直近6勝1分けの7戦無敗と最も調子がいい難敵。3-0で快勝したフルアム戦からは中4日と日程面のアドバンテージもあり、満身創痍のスパーズにとって非常に難しい相手だ。ブライトン戦で露呈した守備面、ビルドアップの修正に加え、プレミア初ゴールを挙げたFWベリスやDFフィリップスや、DFドリントン、FWドンリーといった若手逸材の台頭は必須か。
クラブ・ワールドカップ初制覇のマンチェスター・シティは前節、難敵エバートンに3-1の勝利を収めてリーグ2試合ぶりの白星と共に4位に浮上。CWS制覇後、初凱旋となるエティハド・スタジアムでの年内最終戦では最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に連勝を狙う。前節はサウジアラビア帰りの疲労の影響もあってか相手の堅守攻略に苦戦したが、MFフォーデンの鮮烈なミドルシュートでの同点ゴールで一気に流れを変えて鮮やかな逆転勝利を飾った。前線では引き続きFWハーランドら一部主力を欠くが、粘り強いブレイズの堅守を揺さぶりながらセットプレーや個の力で攻略したい。
2戦未勝利で足踏みが続く3位のアストン・ビラは19位のバーンリー相手に3試合ぶりの白星を狙う。前節は今季のチームの真骨頂であるセットプレーから2ゴールを挙げる余裕の展開となったが、後半に息を吹き返したマンチェスター・ユナイテッドに3ゴールを叩き込まれてダメージが残る逆転負けとなった。負傷者の影響によるターンオーバー、一部主力の勤続疲労によるパフォーマンス低下が見受けられるが、前々節のブレイズ戦のドローで連勝記録がストップしたビラ・パークで勝ち切りたい。
そのアストン・ビラに劇的勝利を収めた7位のマンチェスター・ユナイテッドは、ニューカッスル相手に会心のヌーノ新体制初勝利を挙げた16位のノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のアストン・ビラ戦ではFWガルナチョの2ゴールで追いつき、悩めるFWホイルンドのプレミアリーグ初ゴールで試合を引っくり返す会心の勝利となった。ただ、同じく会心の勝利を収めたチェルシー戦後のボーンマス戦では不甲斐ない惨敗を喫した過去もあり、今回こそは後半戦の巻き返しに繋がる試合を見せたいところだ。
前節、クリスタル・パレスに競り勝って辛くもトップハーフでシーズンを折り返す形となった10位のチェルシー。後半戦初戦では18位のルートン・タウン相手に連勝を狙う。パレス戦では目立ったパフォーマンスの改善は見られなかったが、FWムドリクの決定力向上に試合終盤のFWマドゥエケのPKで競り勝つ勝負強さなど後半戦に向けてポジティブな部分もあった。ただ、ルートンは今季初勝利を挙げた相手だが、3-0で快勝した前回対戦時に比べてパフォーマンスを上げており、決して侮れない相手だ。
MF三笘薫が在籍する8位のブライトンは、年明け初戦でアーセナルを破った6位のウェストハムという難敵とのトップハーフ対決に挑む。前述のトッテナム戦では三笘とFWアディングラの両ウイングを欠いたなか、左ウイング起用のMFミルナーや前線で縦関係を築いたFWウェルベック、FWジョアン・ペドロらが奮闘。2つのPKはあったものの、久々に大量得点を奪った。その一方で、4-0の余裕の状況から2失点を喫した上に最終盤は防戦一方を強いられるなど、開幕から続く連続失点記録をストップできず。対戦相手のハマーズは前回対戦で大敗を喫し、少ないチャンスを確実にゴールに結びつけられるタフな相手だけにスパーズ戦同様に決定力を発揮しつつ、守備ではより一層の集中力を求めたい。
◆プレミアリーグ第20節
▽12/30(土)
《21:30》
ルートン・タウン vs チェルシー
《24:00》
アストン・ビラ vs バーンリー
クリスタル・パレス vs ブレントフォード
マンチェスター・シティ vs シェフィールド・ユナイテッド
ウォルバーハンプトン vs エバートン
《26:30》
ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・ユナイテッド
▽12/31(日)
《23:00》
フルアム vs アーセナル
トッテナム vs ボーンマス
▽1/1(月)
《29:00》
リバプール vs ニューカッスル
▽1/2(火)
《28:30》
ウェストハム vs ブライトン
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後半戦初戦にして年またぎでの開催となる今節は、FAカップを除く年末年始の超過密日程を締めくくる重要な一節に。さらに、アフリカ・ネーションズカップ、アジアカップ開幕を控えるなかで各クラブの一部主力がチームを離れる前の最後の試合となる。その第20節の最注目カードは、2024年初戦となる首位のリバプールと9位のニューカッスルによる強豪対決だ。そして、2019–20シーズン以来のリーグ制覇へ力強いスタートを切りたい初陣では、公式戦3連敗を含めて絶不調のマグパイズをホームで迎え撃つ。難所セント・ジェームズ・パークで行われた前回対戦では1点ビハインドに加え、DFファン・ダイクの退場という二重苦に晒されたなか、途中出場ヌニェスの圧巻の2ゴールで2-1の劇的な逆転勝利を収めた。そして、この勝利によって良い流れを掴んだ印象もあり、その因縁の相手にシーズンダブルを食らわせてさらなる勢いを付けたい。公式戦7試合連続スタメンとフル稼働が続くMF遠藤航だが、アジアカップ参戦前最後のリーグ戦にしてプレミア屈指のタフな中盤を擁するニューカッスル戦で当然のことながらスタメンとしてプレーする可能性は高いはずだ。
2023年大晦日に最終戦を控えるノースロンドン勢は、いずれも前節に悔しい敗戦を喫しており、バウンスバックの勝利ですっきりと新年を迎えたいところ。
アーセナルは前節、圧倒的な戦績を誇るエミレーツ・スタジアムでウェストハムとのロンドン・ダービーに臨んだ。対モイーズ相手のホームゲームでは無敗を誇っており、実力自体は拮抗しているものの、勝ち点3奪取の可能性は高いと思われた。しかし、試合序盤にゴールラインを割ったか否かの判定が非常に難しいFWボーウェンの折り返しからMFソウチェクに先制点を奪われると、後半序盤にはDFマヴロパノスに痛恨の恩返し弾を喫した。リーグ戦では古巣初対戦のMFライスが献上したPKはGKラヤのビッグセーブで凌いだが、EFLカップに続いてハマーズに敗れる結果となった。相手を大きく上回るシュート30本を浴びせかけたが、守護神アレオラや急造センターバックコンビにうまく守られて決定力不足を露呈。さらに、DFジンチェンコを中心に勤続疲労を抱える一部選手のミスも目立った。
この敗戦によって改めて悲願達成への課題を露呈したアルテタのチームは、13位のフルアムとのロンドン・ダービーでは結果だけでなく内容が伴ったものを見せたい。なお、対戦相手のフルアムは一時4試合連続3得点以上と攻撃が爆発していたが、直近3試合では無得点且つ複数失点での3連敗とフォームを落としており、アーセナルとしては是が非でも勝ち切りたいところだ。
5位のトッテナムは前節、敵地でブライトンに2-4の敗戦。リーグ連勝が「3」でストップすると共にトップ4陥落となった。ブライトン戦では軽率な形で与えた2つのPK、防ぎようがないDFエストゥピニャンの決勝点と失点シーンは完璧に崩されたものではなかったが、守護神ヴィカーリオの再三のビッグセーブがなければ、より多くの失点を喫していた可能性もあった。4人のサイドバックが並ぶディフェンスラインに加え、中盤の構成力の低下、FWソン・フンミンらの勤続疲労によってパフォーマンスの低下は顕著。さらに、今節ではMFクルゼフスキをサスペンションで欠く厳しい状況だ。
一方、対戦相手の12位ボーンマスは直近6勝1分けの7戦無敗と最も調子がいい難敵。3-0で快勝したフルアム戦からは中4日と日程面のアドバンテージもあり、満身創痍のスパーズにとって非常に難しい相手だ。ブライトン戦で露呈した守備面、ビルドアップの修正に加え、プレミア初ゴールを挙げたFWベリスやDFフィリップスや、DFドリントン、FWドンリーといった若手逸材の台頭は必須か。
クラブ・ワールドカップ初制覇のマンチェスター・シティは前節、難敵エバートンに3-1の勝利を収めてリーグ2試合ぶりの白星と共に4位に浮上。CWS制覇後、初凱旋となるエティハド・スタジアムでの年内最終戦では最下位のシェフィールド・ユナイテッド相手に連勝を狙う。前節はサウジアラビア帰りの疲労の影響もあってか相手の堅守攻略に苦戦したが、MFフォーデンの鮮烈なミドルシュートでの同点ゴールで一気に流れを変えて鮮やかな逆転勝利を飾った。前線では引き続きFWハーランドら一部主力を欠くが、粘り強いブレイズの堅守を揺さぶりながらセットプレーや個の力で攻略したい。
2戦未勝利で足踏みが続く3位のアストン・ビラは19位のバーンリー相手に3試合ぶりの白星を狙う。前節は今季のチームの真骨頂であるセットプレーから2ゴールを挙げる余裕の展開となったが、後半に息を吹き返したマンチェスター・ユナイテッドに3ゴールを叩き込まれてダメージが残る逆転負けとなった。負傷者の影響によるターンオーバー、一部主力の勤続疲労によるパフォーマンス低下が見受けられるが、前々節のブレイズ戦のドローで連勝記録がストップしたビラ・パークで勝ち切りたい。
そのアストン・ビラに劇的勝利を収めた7位のマンチェスター・ユナイテッドは、ニューカッスル相手に会心のヌーノ新体制初勝利を挙げた16位のノッティンガム・フォレストとのアウェイゲームに臨む。前述のアストン・ビラ戦ではFWガルナチョの2ゴールで追いつき、悩めるFWホイルンドのプレミアリーグ初ゴールで試合を引っくり返す会心の勝利となった。ただ、同じく会心の勝利を収めたチェルシー戦後のボーンマス戦では不甲斐ない惨敗を喫した過去もあり、今回こそは後半戦の巻き返しに繋がる試合を見せたいところだ。
前節、クリスタル・パレスに競り勝って辛くもトップハーフでシーズンを折り返す形となった10位のチェルシー。後半戦初戦では18位のルートン・タウン相手に連勝を狙う。パレス戦では目立ったパフォーマンスの改善は見られなかったが、FWムドリクの決定力向上に試合終盤のFWマドゥエケのPKで競り勝つ勝負強さなど後半戦に向けてポジティブな部分もあった。ただ、ルートンは今季初勝利を挙げた相手だが、3-0で快勝した前回対戦時に比べてパフォーマンスを上げており、決して侮れない相手だ。
MF三笘薫が在籍する8位のブライトンは、年明け初戦でアーセナルを破った6位のウェストハムという難敵とのトップハーフ対決に挑む。前述のトッテナム戦では三笘とFWアディングラの両ウイングを欠いたなか、左ウイング起用のMFミルナーや前線で縦関係を築いたFWウェルベック、FWジョアン・ペドロらが奮闘。2つのPKはあったものの、久々に大量得点を奪った。その一方で、4-0の余裕の状況から2失点を喫した上に最終盤は防戦一方を強いられるなど、開幕から続く連続失点記録をストップできず。対戦相手のハマーズは前回対戦で大敗を喫し、少ないチャンスを確実にゴールに結びつけられるタフな相手だけにスパーズ戦同様に決定力を発揮しつつ、守備ではより一層の集中力を求めたい。
◆プレミアリーグ第20節
▽12/30(土)
《21:30》
ルートン・タウン vs チェルシー
《24:00》
アストン・ビラ vs バーンリー
クリスタル・パレス vs ブレントフォード
マンチェスター・シティ vs シェフィールド・ユナイテッド
ウォルバーハンプトン vs エバートン
《26:30》
ノッティンガム・フォレスト vs マンチェスター・ユナイテッド
▽12/31(日)
《23:00》
フルアム vs アーセナル
トッテナム vs ボーンマス
▽1/1(月)
《29:00》
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▽1/2(火)
《28:30》
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font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:550; line-height:18px;">この投稿をInstagramで見る</div></div><div style="padding: 12.5% 0;"></div> <div style="display: flex; flex-direction: row; margin-bottom: 14px; align-items: center;"><div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(0px) translateY(7px);"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; height: 12.5px; transform: rotate(-45deg) translateX(3px) translateY(1px); width: 12.5px; flex-grow: 0; margin-right: 14px; margin-left: 2px;"></div> <div style="background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; height: 12.5px; width: 12.5px; transform: translateX(9px) translateY(-18px);"></div></div><div style="margin-left: 8px;"> <div style=" background-color: #F4F4F4; border-radius: 50%; flex-grow: 0; height: 20px; width: 20px;"></div> <div style=" width: 0; height: 0; border-top: 2px solid transparent; border-left: 6px solid #f4f4f4; border-bottom: 2px solid transparent; 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overflow:hidden; padding:8px 0 7px; text-align:center; text-overflow:ellipsis; white-space:nowrap;"><a href="https://www.instagram.com/reel/DCw_2k9plRG/?utm_source=ig_embed&utm_campaign=loading" style=" color:#c9c8cd; font-family:Arial,sans-serif; font-size:14px; font-style:normal; font-weight:normal; line-height:17px; text-decoration:none;" target="_blank">Sky Sports(@skysports)がシェアした投稿</a></p></div></blockquote> <script async src="//www.instagram.com/embed.js"></script> 2024.11.26 10:35 Tue2
アモリム・ユナイテッドが初練習! 負傷離脱続いたメイヌーが復帰、16歳の有望CBも参加
ルベン・アモリム監督がマンチェスター・ユナイテッドで初練習を行った。クラブ公式サイトが伝えた。 スポルティングCPを離れ、ユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。代表戦によりリーグ戦が中断しているなか、18日にはクラブに残った選手たちと初の練習を行った。 ファーストチームの選手は10名が参加。離脱が続いていたイングランド代表MFコビー・メイヌーやケガにより代表戦を回避したコートジボワール代表FWアマド・ディアロもグループ練習をこなしている。 戦線復帰を目指し、コンディション調整が続くイングランド代表DFルーク・ショー、オランダ代表DFタイレル・マラシア、U-23フランス代表DFレニー・ヨロも新指揮官のもとで練習。また、人数を補うためアカデミーの選手も数名参加した。 なかでも、イギリス『マンチェスター・イブニング・ニュース』が注目したのは、16歳のイングランド人DFゴッドウィル・クコンキ。左利きのセンターバックで、マンチェスター・シティのクロアチア代表DFヨシュコ・グヴァルディオルとの比較が早くもなされる有望株だ。 そんなユナイテッドは24日、プレミアリーグの第12節でイプスウィッチ・タウンとアウェイで対戦。アモリム監督の初陣に向け、急ピッチで仕上げていく。 <span class="paragraph-title">【動画】アモリム監督が指導!復帰へ向かう選手も多数参加</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="en" dir="ltr">High intensity <br>Maximum effort <a href="https://twitter.com/hashtag/MUFC?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#MUFC</a> <a href="https://t.co/jrCwRD17Pl">pic.twitter.com/jrCwRD17Pl</a></p>— Manchester United (@ManUtd) <a href="https://twitter.com/ManUtd/status/1858616169823171033?ref_src=twsrc%5Etfw">November 18, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.19 16:56 Tue3
「彼らは新しいことにもオープン」初陣控えるユナイテッドのアモリム新監督、3回の練習で手応え「1週間で自分たちのスタイルを変えた」
マンチェスター・ユナイテッドのルベン・アモリム監督が初陣前の会見に臨んだ。クラブ公式サイトが伝えた。 エリク・テン・ハグ監督が退任し、新たにユナイテッドの指揮官に就任したアモリム監督。24日に行われるプレミアリーグ第12節のイプスウィッチ・タウン戦が最初の指揮となる。 インターナショナルマッチウィーク中に練習を行ったアモリム監督は、イプスウィッチ戦前の会見でコメント。2012-13シーズン以来リーグ優勝から遠ざかっているチームだが、復権に自信をのぞかせている。 「私は少し夢想家で、自分のことを信じている。そしてクラブのことも信じている。我々は同じアイデアを持ち、考え方も同じだと思うから、それが助けになるだろう」 「だが、選手たちのことも心から信じている。皆さんがここの選手たちをあまり信じていないことは知っているが、私は大いに信じているし、改善の余地があると思っている」 「新しいことに挑戦したい。皆さんはそれが不可能だと考えるかもしれないが、私は可能だと思っている。どうなるかは見ていればわかるだろう」 また、具体的な改善点にも言及。戦術理解やフィジカルの向上を望んでいるようだ。 「チームとして成長する余地がある。多くの面やゲーム理解の面を改善しなければならない。プレーの仕方が異なり、シーズンの途中で変化していることはわかっている」 「チームのフィジカル面を改善しなければならないと思う。改善したいのはそこだ。それだけだ。どれくらい時間が必要かはわからない」 「マンチェスター・ユナイテッドにいる以上、試合に勝たなければならないことはわかっているし、多くの時間が必要だとは言わない。素晴らしいリーグ、世界最強のリーグで戦うため、優勝を狙うには多くの改善が必要だし、当然多くの時間はかかる。私が言えるのは、試合に勝ち、いずれタイトルを獲得しなければならないということだ」 さらに、実際にユナイテッドの選手たちを指導しての感想も伝えたアモリム監督。前向きな姿勢から手応えを得ているようだ。 「私は選手たちを信頼している。今週から始まったが、1週間、たった3回のトレーニングで彼らは自分たちのスタイルを変えたし、誰もが興奮している」 「彼らは新しいことにもオープンだ。私が求めるのはハードワークと新しいアイデアを信じることだけだ。私はそう感じているし、彼らが私の考えが間違っていると証明するまではそうだ。選手たちのことを信頼している」 <span class="paragraph-title">【動画】アモリムユナイテッドの初練習</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="JtW_5wmyoNA";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.11.23 15:04 Sat4
アモリム率いる新生ユナイテッドはドロー発進…守護神オナナ躍動で勝ち点1拾うも前途多難か【プレミアリーグ】
プレミアリーグ第12節、イプスウィッチ・タウンvsマンチェスター・ユナイテッドが24日にポートマン・ロードで行われ、1-1のドローに終わった。 スポルティングCPからシーズン途中の引き抜きとなったルベン・アモリム監督の初陣。前節、レスター・シティに3-0の完勝を収め、ファン・ニステルローイ暫定体制を公式戦3勝1分けの4戦無敗の13位で終え、新指揮官にバトンが渡されたユナイテッド。 インターナショナルマッチウィークの短い準備期間を経たポルトガル人指揮官は、前節トッテナム相手に待望の初勝利を挙げた昇格組相手に白星スタートを狙った。前節からは先発3人を変更し、マルティネスとウガルテ、ホイルンドに代えてエバンス、エリクセン、ガルナチョを起用。システムを[4-2-3-1]から新指揮官の代名詞である[3-4-2-1]に変更。最前線のラッシュフォードの下にブルーノ・フェルナンデスとガルナチョが並んだ。 新生ユナイテッドの出方に注目が集まったなか、開始直後にいきなりゴールをこじ開ける。開始2分、後方からのビルドアップで右サイドへボールを展開すると、ブルーノとのパス交換で前を向いたウイングバックのアマドが快足を飛ばしてDFを振り切って深い位置まで運んでクロスを供給。ゴール前に走り込んだラッシュフォードがGKの寸前でワンタッチで合わせた。 考え得る限りで最高のスタートを切った赤い悪魔は直後にも相手を揺さぶってエリクセンが際どいミドルシュートを放つ。しかし、時間の経過とともにハッチンソンとバーンズの右サイドの仕掛けに手を焼き始めると、11分にはバーンズのグラウンダークロスをペナルティアーク付近のシュモディクスに右足ダイレクトで枠の左隅へ飛ばされるが、ここはGKオナナの好守で事なきを得た。 以降は保持率こそ五分となったが、後方からのビルドアップに苦戦するユナイテッドに対して、イプスウィッチがより効果的にボールを動かしながらアタッキングサードまで前進。決定機まであと一歩という場面を作り出していく。29分にはデラップの仕掛けで得た好位置のFKをハッチンソンが左足で直接狙うが、GKオナナの正面を突く。 前半半ばから終盤にかけては完全にイプスウィッチペースに。前から制限をかけられず、曖昧なミドルブロックで構えるユナイテッドの守備に対して、より多彩な形で揺さぶりを見せる。40分、左サイドで裏へ抜けたデイビスの完璧な折り返しからゴール前で放ったデラップの渾身のシュートはGKオナナの右手を使った驚異的なセーブに阻まれたが、直後に同点に追いついた。 43分、押し込んだ流れからペナルティアーク付近で右のバーンズから横パスを受けたハッチンソンが鋭いターンから左足を振り抜くと、ゴール前のDFマズラウィが頭で触ってコースが変わったシュートがゴール左上隅の完璧なコースに決まった。 スコアは1-1のイーブンもホームチーム優勢の前半45分を経て試合は後半に突入。前半同様に開始直後にはユナイテッドに決定機。ブルーノのスルーパスで左のポケットを取ったガルナチョがシュートを放つが、これはGKのセーブとDFのゴールカバーに阻まれる。 一方、このピンチを凌いだイプスウィッチも直後の51分にはデラップが馬力のある仕掛けで中央を突破し、右サイド深くでバーンズがGKとディフェンスラインの間に入れた高速クロスに反応。巧みなヒールシュートで合わすが、ここでも守護神オナナが立ちはだかった。 後半は一進一退の攻防が続くなか、アモリム監督は56分に2枚替えを敢行。エバンスとカゼミロを下げて長期離脱明けで今季初出場のショーと愛弟子ウガルテをピッチに送り込むが、この交代も即効果発揮には至らない。 試合が完全に膠着状態に陥ると、65分を過ぎて両ベンチが動く。イプスウィッチはカユステとシュモディクスに代えてテイラー、ジャック・クラークを投入。対するユナイテッドはエリクセンとラッシュフォードを下げてホイルンド、ザークツィーのストライカーを投入。ブルーノを1列下げてより攻撃的な形に変化した。 交代選手の躍動には至らずも、疲労の影響で後半終盤はよりオープンな展開に。その流れでユナイテッドはブルーノの直接FK、イプスウィッチはゴール前で折り返しに反応したチョップリンのシュートでゴールへ迫っていく。 だが、互いに負けたくない意識もあってか、後半最終盤の攻防でもリスクを冒し切れず。試合はこのまま1-1でタイムアップを迎えた。 大きな期待を背負ったアモリム・ユナイテッドの初陣は多くの課題を窺わせる微妙なドロースタートとなった。 イプスウィッチ・タウン 1-1 マンチェスター・ユナイテッド 【イプスウィッチ】 オマリ・ハッチンソン(前43) 【マンチェスター・ユナイテッド】 マーカス・ラッシュフォード(前2) <span class="paragraph-title">【動画】ラッシュフォードが新体制で初ゴール</span> <span data-other-div="movie"></span> <blockquote class="twitter-tweet" data-media-max-width="560"><p lang="ja" dir="ltr">開始2分<br>アモリム新体制の<br>ファーストゴールは背番号<br><br>プレミアリーグ 第12節 <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%82%A4%E3%83%97%E3%82%B9%E3%82%A6%E3%82%A3%E3%83%83%E3%83%81?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#イプスウィッチ</a> v <a href="https://twitter.com/hashtag/%E3%83%9E%E3%83%B3%E3%83%81%E3%82%A7%E3%82%B9%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%83%BBU?src=hash&ref_src=twsrc%5Etfw">#マンチェスター・U</a><br><br><a href="https://t.co/IQcfgHPywb">https://t.co/IQcfgHPywb</a> <a href="https://t.co/znPZbFxmL8">pic.twitter.com/znPZbFxmL8</a></p>— U-NEXTフットボール (@UNEXT_football) <a href="https://twitter.com/UNEXT_football/status/1860727672713957434?ref_src=twsrc%5Etfw">November 24, 2024</a></blockquote> <script async src="https://platform.twitter.com/widgets.js" charset="utf-8"></script> 2024.11.25 03:35 Mon5