ユナイテッドが好調ボーンマスに3失点惨敗…前節快勝の流れ継続できずに週明けには2つのビッグマッチ【プレミアリーグ】
2023.12.10 02:06 Sun
プレミアリーグ第16節、マンチェスター・ユナイテッドvsボーンマスが9日にオールド・トラッフォードで行われ、アウェイのボーンマスが0-3で快勝した。
しかし、先にゴールをこじ開けたのはアウェイのボーンマス。5分、ユナイテッドの自陣左サイドからの繋ぎの局面でマクトミネイへのパスを狙っていたルイス・クックが前向きな状態でインターセプト。そのまま右サイド深くからグラウンダーで折り返すと、ニアに走り込んだソランケが右足ワンタッチで合わせたシュートがDFマグワイアにもディフレクトしてゴール左隅に決まった。
相手のファーストチャンスをモノにされていきなりのビハインドとなったユナイテッドは、すぐさま攻撃のギアを上げて人数をかけた攻めで早い時間帯の同点ゴールを目指す。8分にはセットプレーの二次攻撃からボックス内で競り勝ったマグワイアがコースを狙ったヘディングシュートを枠に飛ばすが、これはGKネトの好守に遭う。
一方、ボーンマスは先制以降は自陣で耐える時間が続くものの、奪ったボールを比較的うまく前線の味方に繋げてセメンヨやクライファートのスピードを活かしたカウンターでフィニッシュやセットプレー獲得に繋げていく。
24分には波状攻撃からセメンヨのヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、これは直前の味方のオフサイドでゴールは認められず。さらに、39分にはマクトミネイのバックパスを右サイドで引っかけてボックス右に走り込むソランケにラストパスが繋がるも、右足の対角シュートは惜しくも左ポストを叩いた。
前半終盤にかけてはターンオーバーの応酬が続く。その流れで両チームともに鋭いカウンターから決定機に迫るが、最後の局面での連携ミスや相手の好守に阻まれ、効果的にフィニッシュまで持ち込めなかった。
前半同様に後半もややオープンな展開が続く。早い時間帯に同点ゴールを奪えなかったホームチームは56分、マルシャルを下げてホイルンドを投入した。
ここから攻勢を強めて幾度かサイドを起点に際どいシーンを作り出したユナイテッドだが、最後のところで粘るボーンマスの守備を前半同様に崩し切れない。
一方、後半はなかなか相手を引っくり返せないボーンマスだったが、後半も相手のミスを突いてゴールをこじ開ける。68分、ショーのパスを引っかけたカウンターから左サイドへスムーズに展開。ボックス左角からタヴァーニアが正確なクロスを上げると、大外から勢いを持ってゴール前に入ってきた途中出場のビリングがストロングヘッドで叩き込んだ。
さらに、この2失点目で気落ちするホームチームの隙を見逃さないイラオラのチームは、直後の73分にはタヴァーニアの正確な右CKをファーでうまく浮いたセネシが再びヘディングシュートを突き刺した。
これで厳しくなったユナイテッドは79分、ショーとアントニー、ガルナチョを下げてエバンス、ペリストリ、ラッシュフォードを投入する3枚替えを敢行。ここからリスクを冒して前に出るが、余裕を持って守る相手にうまく防がれる。さらに、フラストレーションを募らせるブルーノ・フェルナンデスがイエローカードをもらってしまい、累積警告で次節リバプール戦を欠場するという泣きっ面に蜂という状況に。
その後、後半アディショナルタイムにはアムラバト、マグワイアのミス絡みからワタラにゴールネットを揺らされるが、これはVARのレビューの結果、ワタラのハンドでゴールが取り消されて恥の上塗りの4失点目は回避。しかし、最後まで一矢報いるゴールを挙げることはできなかった。
この結果、好調ボーンマスにホームで惨敗のユナイテッドはチェルシー戦勝利の良い流れを繋げられず。週明けには逆転突破を期すバイエルンとのチャンピオンズリーグ、リーグ次節リバプールとのビッグマッチに大きな不安を残した。
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前節、チェルシー相手に会心の勝利を収めた6位のユナイテッドは、直近3勝1分けの4戦無敗と復調気配漂う15位のボーンマス相手に連勝を狙った。攻守両面で相手を上回りマクトミネイの2ゴールでブルーズに2-1で勝利したテン・ハグ率いるチームは、中2日の一戦で先発2人を変更。負傷のリンデロフに代えてレギロン、ホイルンドに代えてマルシャルを最前線に配した。ホームサポーターの情熱的な後押しを受け、押し込む入りを見せたユナイテッド。開始3分には両サイドバックがボックス内に侵入する厚みのある攻めから続けて際どいシーンを作り出す。相手のファーストチャンスをモノにされていきなりのビハインドとなったユナイテッドは、すぐさま攻撃のギアを上げて人数をかけた攻めで早い時間帯の同点ゴールを目指す。8分にはセットプレーの二次攻撃からボックス内で競り勝ったマグワイアがコースを狙ったヘディングシュートを枠に飛ばすが、これはGKネトの好守に遭う。
その後はボールを握って押し込むユナイテッド、ロングカウンターで引っくり返すボーンマスという構図の下で一進一退の攻防が続く。ホームチームは好調のガルナチョとレギロンの左サイドを再三えぐって際どいボールをボックス内に送り込むが、適切な立ち位置と判断を見せるアウェイチームの守備を崩し切れず。
一方、ボーンマスは先制以降は自陣で耐える時間が続くものの、奪ったボールを比較的うまく前線の味方に繋げてセメンヨやクライファートのスピードを活かしたカウンターでフィニッシュやセットプレー獲得に繋げていく。
24分には波状攻撃からセメンヨのヘディングシュートでゴールネットを揺らすが、これは直前の味方のオフサイドでゴールは認められず。さらに、39分にはマクトミネイのバックパスを右サイドで引っかけてボックス右に走り込むソランケにラストパスが繋がるも、右足の対角シュートは惜しくも左ポストを叩いた。
前半終盤にかけてはターンオーバーの応酬が続く。その流れで両チームともに鋭いカウンターから決定機に迫るが、最後の局面での連携ミスや相手の好守に阻まれ、効果的にフィニッシュまで持ち込めなかった。
前半同様に後半もややオープンな展開が続く。早い時間帯に同点ゴールを奪えなかったホームチームは56分、マルシャルを下げてホイルンドを投入した。
ここから攻勢を強めて幾度かサイドを起点に際どいシーンを作り出したユナイテッドだが、最後のところで粘るボーンマスの守備を前半同様に崩し切れない。
一方、後半はなかなか相手を引っくり返せないボーンマスだったが、後半も相手のミスを突いてゴールをこじ開ける。68分、ショーのパスを引っかけたカウンターから左サイドへスムーズに展開。ボックス左角からタヴァーニアが正確なクロスを上げると、大外から勢いを持ってゴール前に入ってきた途中出場のビリングがストロングヘッドで叩き込んだ。
さらに、この2失点目で気落ちするホームチームの隙を見逃さないイラオラのチームは、直後の73分にはタヴァーニアの正確な右CKをファーでうまく浮いたセネシが再びヘディングシュートを突き刺した。
これで厳しくなったユナイテッドは79分、ショーとアントニー、ガルナチョを下げてエバンス、ペリストリ、ラッシュフォードを投入する3枚替えを敢行。ここからリスクを冒して前に出るが、余裕を持って守る相手にうまく防がれる。さらに、フラストレーションを募らせるブルーノ・フェルナンデスがイエローカードをもらってしまい、累積警告で次節リバプール戦を欠場するという泣きっ面に蜂という状況に。
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この結果、好調ボーンマスにホームで惨敗のユナイテッドはチェルシー戦勝利の良い流れを繋げられず。週明けには逆転突破を期すバイエルンとのチャンピオンズリーグ、リーグ次節リバプールとのビッグマッチに大きな不安を残した。
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