2戦連続退場者もチェルシーが競り勝つ! 三笘薫途中出場のブライトンは久々の連勝ならず【プレミアリーグ】

2023.12.04 01:18 Mon
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プレミアリーグ第14節、チェルシーvsブライトンが3日にスタンフォード・ブリッジで行われ、ホームのチェルシーが3-2で勝利した。なお、ブライトンのMF三笘薫は57分からプレーした。

10位のチェルシーは強豪5連戦の3戦目となった前節のニューカッスル戦で1-4の惨敗。その敗戦からのリバウンドメンタリティ試されるホームゲームでは手負いのシーガルズ相手に勝利を狙った。ポチェッティーノ監督はこの試合に向けて前節から先発4人を変更。サスペンションのリース・ジェームズとククレジャに代えてディザジ、コルウィルを起用したほか、ウゴチュク、パーマーに代えてカイセド、ムドリクを起用した。
一方、前節のノッティンガム・フォレスト戦を3-2で競り勝ってリーグ7試合ぶりの白星を収めた8位のブライトン。さらに、直近のヨーロッパリーグ(EL)では三笘らが戦列に復帰したなか、AEKアテネをアウェイで1-0と破り、最終節を前に2位以内を確定させた。公式戦連勝の勢いを持って敵地へ乗り込んだ一戦ではELから先発5人を変更。GKをスティールに変更したほか、サスペンションのダンクに代えてファン・ヘッケ、三笘とグロス、ジョアン・ペドロの主力に代えてバレバ、ブオナノッテ、ララナを起用した。

互いに後方からリスクを負ってビルドアップを試みるなか、立ち上がりはハイプレスを仕掛け合ってショートカウンターからの一撃を狙う場面が目立つ。

その展開でより効果的に相手陣内深くに侵攻していたホームチームは、流れの中では決定機に至らぬも、セットプレーで続けてゴールネットを揺らす。
まずは17分、右CKの流れからファーサイドでキープしたバディアシルがオーバーヘッド気味に強引に折り返すと、ゴール前で反応したエンソ・フェルナンデスが頭で合わせ、加入2年目で待望のプレミアリーグ初ゴールを決めた。

さらに、直後の21分には再び右CKからファーサイドで競り勝ったジャクソンが頭で折り返すと、ゴール前のコルウィルがヘディングシュート。これはギルモアにゴールライン上でかき出されたかに見えたが、ゴールライン・テクノロジー(GLT)でゴールインを確認。コルウィルは古巣相手にプレミアリーグ初ゴールを記録することになった。

いずれも同じような形の失点で一気に2点ビハインドを背負ったブライトン。ボール保持率で上回るものの、最前線のファーガソンに効果的に縦パスが入る場面は皆無。アディングラやブオナノッテの両ウイングの仕掛けもことごとく止められる。

以降もチェルシーがうまく試合を膠着させて時計を進めていたが、前半終盤に大きく流れが変わる。43分、バイタルエリア中央でボールを収めたララナからパスを受けたブオナノッテが右からのカットインで左足を振り抜くと、対峙したDF2枚の間を抜けたシュートがゴール左隅に突き刺さる。

これで1点差に詰め寄ったブライトンは直後に中盤で縦に仕掛けたギルモアがギャラガーに後方からのチャージで倒されると、このファウルでギャラガーに2枚目のイエローカードが掲示され、チェルシーは2試合連続でゲームキャプテンが退場となった。

数的不利のホームチームが1点リードで折り返した試合は、互いにハーフタイムの交代なしでスタート。

数的優位のブライトンが立ち上がりから押し込んで左のアディングラの個人技を軸に、チェルシーの守備ブロック攻略を図る展開が続く。56分にはセットプレーの流れからララナが意表を突く反転シュートで際どい場面を創出した。

この直後の57分にデ・ゼルビ監督は4枚替えを敢行。三笘、グロス、ジョアン・ペドロ、ミルナーと温存していた主力を一気に投入して勝負に出る。だが、結果的にこの交代は裏目に出てしまった。

61分、チェルシーがロングカウンターから快足を飛ばしたムドリクがボックス内に抜け出すと、これに後ろから対応する形となったミルナーが倒してしまうと、オンフィールド・レビューの結果、ホームチームにPKが与えられる。これをキッカーのエンソ・フェルナンデスが冷静に決め切ってリードを2点に戻した。

数的優位は変わらず残り時間を考えれば、少なくとも同点には持ち込めるブライトンは、ここから左サイドの三笘にボールを集めながらサイドを起点にゴールを目指す。これに対してチェルシーはスターリングやジャクソン、ムドリクと前線の選手を下げてパーマー、マートセン、ブロヤとフレッシュな選手をピッチに送り込んでテコ入れを図る。

三笘の再三に渡る仕掛けからのクロスもあと一歩でゴールが遠いブライトンだが、重心が重い相手にミドルシュートやセットプレーで際どい場面を作っていく。すると、10分が加えられた後半アディショナルタイムに1点を返す。

92分、左CKの場面でグロスからの正確なクロスをニアに飛び込んだジョアン・ペドロが巧みなフリックヘッドでゴール右上隅へ流し込む。これで一気に試合が分からなくなると、アウェイチームは残り時間で猛攻を仕掛けていく。

チェルシーがボックス内で決死の守備で逃げ切りを図るなか、最終盤にはアディングラのクロスがボックス内のDFコルウィルの顔面付近に上げていた手を掠めるような際どい場面も。このプレーに対してオンフィールド・レビューが入ったが、ボールは手に触れずに顔面に当たったとの判定で土壇場のPKとはならず。

そして、窮地を凌いだチェルシーが何とかこのまま3-2で逃げ切り、白熱の強豪対決を制した。一方、敗れたブライトンは上位浮上のチャンスで厳しい勝ち点逸となった。

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「今日のプレーぶりなら…」 鎌田大地先発のパレスとドロー決着のチェルシー、指揮官は悔やむ 「勝つに値した」

チェルシーのエンツォ・マレスカ監督が試合を振り返った。クラブ公式サイトが伝えた。 1日、プレミアリーグ第3節でクリスタル・パレスをホームに迎えたチェルシー。日本代表MF鎌田大地も先発したチーム相手のロンドン・ダービーで連勝を狙った。 序盤からチャンスを作ったチェルシーは、カウンターから25分に先制。右サイドをイングランド代表FWノニ・マドゥエケが持ち上がると、イングランド代表MFコール・パーマーの折り返しをセネガル代表FWニコラス・ジャクソンが押し込んだ。 1点リードで折り返すも、54分には見事なコントロールショットを決められて同点に。再びの勝ち越しはならず、1-1のドロー決着となった。 試合後、マレスカ監督は勝てた内容だったと悔しさをあらわに。特に前半の出来を評価している。 「試合を終えた時、選手たちのフラストレーションが見て取れたから、選手たちにとっては残念な結果だったと思う。今日のようなプレーぶりなら勝てるはずだ」 「我々は完全に試合に勝つに値した。チャンスを作り、試合をコントロールした。チャンスを許さなかったし、前半の相手の枠内シュートはアダム・ウォートンの1本だけだったと思う。その後、後半に素晴らしいゴールを決められてしまったが」 「全体的には試合に勝つに値したが、残念ながらそうはならなかった。しかし、オン・ザ・ボールでもオフ・ザ・ボールでもパフォーマンスは非常に良かった」 また、マレスカ監督は追いつかれてからの試合展開にも言及。一時は主導権を渡したが、立ち直ることができたと回想した。 「失点後、我々は試合をコントロールする術を失い、少しアップダウンやトランジションが激しくなり始めた。これは我々のサッカーではないし、相手は特にトランジションが得意だ」 「それでもその後、プラン通りのやり方に戻り、最終的には試合に勝つためのチャンスが2、3回あった。だが、試合に勝てなかったし、これが現実だ」 さらに、パレスのイングランド人MFウィル・ヒューズに2枚目のイエローカードを提示しなかった審判の判定を批難したマレスカ監督。一方、後半途中に負傷交代したフランス代表DFマロ・グストについては、「筋肉の問題のようで、様子を見る」と語っている。 <span class="paragraph-title">【動画】ジャクソンのゴールで先制も…チェルシーvsパレス ハイライト</span> <span data-other-div="movie"></span> <script>var video_id ="8SaG0UCGzh8";var video_start = 0;</script><div style="text-align:center;"><div id="player"></div></div><script src="https://web.ultra-soccer.jp/js/youtube_autoplay.js"></script> 2024.09.02 14:12 Mon
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昨季のチーム得点王MFパーマーがチェルシーのECLメンバー外に! ラヴィアやフォファナらと共に登録されず…理由は負荷軽減

チェルシーは5日、UEFAカンファレンスリーグ(ECL)に臨む登録メンバーを発表。イングランド代表MFコール・パーマーがリストから外された。 今シーズンからエンツォ・マレスカ監督が率いるチェルシー。今シーズンはECLに参加することが決定している。 主軸が順当に選出される中、昨シーズンのチーム得点王でもあるパーマーの名前はリストになし。さらに、DFベン・チルウェル、MFロメオ・ラヴィア、DFヴェスリー・フォファナの4名の名前がなかった。 イギリス『BBC』によれば、チルウェルはチームの構想外となっている上で、パーマー、ラヴィア、フォファナの3名は負荷を管理するために意図的に登録を外れたとのこと。今シーズンはプレミアリーグ、ECL、FAカップ、EFLカップ、そして生まれ変わったクラブ・ワールドカップが控えており、年間80試合ほどプレーする可能性がある状況だ。 ラヴィアとフォファナに関しては、長期離脱した後ということもあり、ヨーロッパでも3つ目のリーグになるECLは回避。パーマーも、プライオリティの関係から今回の決断至ったという。なお、ノックアウトステージの際にリストは変更可能であり、勝ち上がれば登録される可能性はありそうだ。 なお、今夏加入したFWジェイドン・サンチョやFWジョアン・フェリックス、FWペドロ・ネトらはメンバーに含まれている。 チェルシーのECL登録メンバーは以下の通り。 ◆リストA GK ロベルト・サンチェス フィリップ・ヨルゲンセン ルーカス・バーグストロム DF アクセル・ディサジ マルク・ククレジャ トシン・アダラビオヨ ブノワ・バディアシル リース・ジェームズ マロ・グスト レナト・ヴェイガ MF エンソ・フェルナンデス ノニ・マドゥエケ カーニー・チュクエメカ キーナン・デューズバリー=ホール モイセス・カイセド チェーザレ・カサデイ FW ペドロ・ネト ミハイロ・ムドリク ジョアン・フェリックス ニコラス・ジャクソン クリストファー・エンクンク ジェイドン・サンチョ マルク・ギウ ◆リストB GK マックス・メリック DF レヴィ・コルウィル ジョシュ・アチャンポン MF キアノ・ダイアー ハリソン・マクマホン FW ティリク・ジョージ 2024.09.06 10:45 Fri
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チェルシーが期待の若手FWアンジェロをわずか1年で売却、アル・ナスルへの完全移籍が発表

アル・ナスルは2日、チェルシーからブラジル人FWアンジェロ・ガブリエウ(19)が完全移籍で加入すると発表した。契約期間は2029年夏までとなる。 アンジェロは10歳の頃にサントスのユースチームへ入団すると、2020年10月にファーストチームへ昇格。同月にプロデビューを果たして話題になると、昨夏の移籍市場において移籍金1500万ユーロ(約24億4000万円)でチェルシーに完全移籍となった。 その後、すぐにストラスブールへのレンタル移籍が発表。昨シーズンは主に右ウィングを主戦場としてリーグ・アンで21試合に出場して4アシスト。主力の一人としてプレーしたが、シーズン後半は鼠径部の負傷で大半を欠場していた。 なお、移籍金については明らかにされていないが、移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると2300万ユーロ(約37億4000万円)であり、セルオン条項も付随しているとのこと。チェルシーとしては利益の出る取引となったようだ。 2024.09.03 10:35 Tue

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